JP2002333910A - 自動板取り装置及び自動板取り方法 - Google Patents

自動板取り装置及び自動板取り方法

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JP2002333910A
JP2002333910A JP2001140761A JP2001140761A JP2002333910A JP 2002333910 A JP2002333910 A JP 2002333910A JP 2001140761 A JP2001140761 A JP 2001140761A JP 2001140761 A JP2001140761 A JP 2001140761A JP 2002333910 A JP2002333910 A JP 2002333910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材から複数の部品を切断する処理におい
て、スクラップ切断線の切断処理を安定した動作で効率
よく実施できるようにする。 【解決手段】 板材に切断加工される部品を配置する自
動板取り装置において、板材に部品が配置される領域
を、所定のすき間を空けてほぼ等分に区分けする区分け
手段と、この区分け手段により各区分けされた領域内に
入る大きさの部品については、各区分けされた領域内に
各部品の配置を定める部品配置手段と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機、
ウォータージェット、プラズマ切断機などの板材加工機
における加工プログラムの、自動プログラミング装置な
どに適用する自動板取り装置及び自動板取り方法に関す
るものであり、特に、市販のパソコン上で操作できるC
AD上に実現する自動板取り処理、または、板材加工機
における加工データつまりNCデータ生成に関し、専用
機及び市販のパソコン上で操作できるCAD/CAM装
置、自動プログラミング装置、およびソフトウェアとし
て実現するものである。
【0002】
【従来の技術】板材から部品を切り出す際に、部品を歩
留まり良く板材から切り出すための板取り処理について
は、これまでにも特開平8−297503号公報などに
開示されたものがあり、図9に示されるような一般的な
図形配置が行われる。また、部品を切断後に残枠と称さ
れる枠状のスクラップを破棄しやすい大きさに細断する
処理においては、特開平5−127721号公報や特開
平6−312286号公報などに開示されたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】部品切断後の残枠を破
棄しやすい大きさに細断する処理においては、先に部品
を切断後に切断処理を一旦止めて部品を取り出し、その
後改めて残された残枠状のスクラップを細断する方法
と、特開平6−312286号公報に示されている様に
切断処理を止めずに部品切断後に続けて残枠部を細断す
る方法とがあり、いずれにおいても加工ヘッドが製品の
除去されたスクラップの部分と干渉しないように細断プ
ログラムを注意して作成する必要がある。これは、例え
ば特許公報第2650166号公報などにも課題として
示されているが、切断し終えた部品が加工機のテーブル
から完全に落ちきらずに引っかかったまま傾いて止まっ
てしまい、その傾いて板材より上に飛び出ている部分に
加工ヘッドが衝突するおそれがあるためである。また、
特開平6−312286号公報などに示されている様な
処理で干渉を避ける切断動作を行う場合でも、板材上の
部品の切断をまったく行っていない位置でスクラップ細
断化切断処理を行う方法に比べれば、やはり部品へのヘ
ッドの干渉や切断不良などが発生する割り合いは高くな
る。
【0004】特に、特開平7−040066号公報など
にも示されているようなストッカ付きのレーザ加工シス
テムなどの場合、深夜の時間などを利用して効率良く大
量に切断動作を自動で行う場合が多く、もし前記の様な
スクラップの細断プログラム無しでそれらの製品切断動
作だけを行った場合、翌朝オペレータが出勤すると多段
のストッカに数多く積み込まれた切断済みの板材を1枚
1枚手動または自動で取り出しては、加工ヘッドが干渉
しない様に注意しながら、NCプログラムを使用するの
ではなくて手動操作で、レーザ光や切断用ガスなどを出
しながらスクラップを細断する操作を行わなければなら
ず、ストッカ内に蓄えられた枚数によっては、その作業
だけで半日程度もかかってしまうなどの場合があった。
もちろんこの作業は、ただ単にスクラップを捨てるだけ
のための操作であり、利益を生まない作業であるため、
できるだけこの作業は不要となるのが望ましい。
【0005】また、前記のストッカ付きシステムで、ス
クラップの細断動作指令も付けてあるNCプログラムを
使った場合でも、深夜などに加工機を止めずに連続して
切断動作させるためには切断処理を止めずに部品切断後
に続けて残枠部を細断する特開平6−312286号公
報に示されている様な方法などを用いる必要があり、こ
の場合、図形データに加工ヘッドが干渉しない様な工夫
がされているとはいえ、既に切断してある位置を再び通
過しながら切断動作するため、切断済み形状の傾きや起
き上がりなどにより加工ヘッドと干渉してしまう可能性
は残る。仮にもし干渉した場合には、加工機ヘッドの故
障防止のためその位置で加工が止まってしまい、場合に
よってはほぼ一晩中止まったままとなるので時間が無駄
になってしまう。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、スクラップ切断線の切断処理を安定
した動作で効率よく実施できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動板取り
装置は、板材に切断加工される部品を配置する自動板取
り装置において、板材に部品が配置される領域を、所定
のすき間を空けてほぼ等分に区分けする区分け手段と、
この区分け手段により各区分けされた領域内に入る大き
さの部品については、各区分けされた領域内に各部品の
配置を定める部品配置手段と、を備えたものである。
【0008】また、部品配置手段は、部品の配置の歩留
まりを考慮して配置するものである。
【0009】さらに、部品配置手段は、予め登録された
板材の長さと分割数に基づく等分位置を基準として、上
記等分位置より所定の範囲ずらした位置に仮想の分割線
を設定することにより部品の配置の歩留まりを計算する
ものである。
【0010】また、所定のすき間を切断するスクラップ
切断手段を備えたものである。
【0011】さらに、前記区分けされた領域内の部品を
先に切断し、区分けされた領域の間のすき間を最後に切
断する切断順を設定するものである。
【0012】また、本発明に係る自動板取り方法は、板
材より切断加工される部品データを登録する工程と、板
材に部品が配置される領域を、所定のすき間を空けてほ
ぼ等分に区分けする工程と、各区分けされた領域内に入
る大きさの部品については、各区分けされた領域内に各
部品の配置を定める工程と、決定された配置に従い、板
材より部品を切断する工程と、切断工程後に、部品が切
断された後の上記板材を、所定のすき間上でスクラップ
処理する工程と、を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
形態を図1と共に説明する。図1は、本実施の形態の概
略動作を示す動作フローである。板材上に部品を板取り
配置する処理において、まず、どの部品を何個ずつ、ど
のサイズや材質の板材に配置するかなどの指示内容や数
値などは、オペレータがあらかじめ本機能を搭載するコ
ンピュータに入力して記憶、もしくは、上位のコンピュ
ータなどから加工指示情報などとしてこれらの情報をネ
ットワークを経由したりフレキシブルディスクなどの補
助記憶媒体を介して、本機能を搭載するコンピュータに
渡される。そして、板材情報設定部1にて、使用する板
材の情報の中の必要なものを設定する。ここで入力され
る情報としては、板材の大きさ、材質、板厚、そして特
開平11−65630号公報などにも示されているワー
クホルダ位置情報などがある。
【0014】さらに図3に示される図形配置結果を用い
て、図1における分割パラメータ設定部2と配置計算部
3を説明する。図2のAやAやAはすき間間隔を示
し、後に示すようにこのすき間間隔内にはできる限り部
品を配置しないようにして、板材全体に図形の配置処理
が行われている。その理由は、既に切断を終えている部
品の上もしくは近傍を加工ヘッドが通過すると、干渉し
てしまうおそれがあるため、図2(a)や(b)のA、
、Aに示す通り、最後にスクラップ切断動作を安
定して行うために加工ヘッドが通過切断する部分を、部
品との干渉を避ける分だけの余裕幅を空けたまま部品を
配置する。このすき間間隔Aとして必要な幅は、加工ヘ
ッドの大きさや形状、加工の性能や特性などで異なるた
め、たとえばヘッド先端形状が比較的複雑で大きなレー
ザ加工機用ヘッドなどで、特に大きめのものを使うよう
な場合には50ミリや60ミリ程度にするとか、レーザ
工を集光するレンズが長焦点のものを使いヘッド先端部
が比較的スリムなタイプを使う場合は30ミリから40
ミリ程度にするなど、オペレータが適宜設定する。
【0015】この処理においては、分割パラメータ設定
部2にて、板材を分割する縦横の方向、等分に分割する
分割数、分割領域間のすき間間隔A、さらに後で詳細を
示す等分割範囲Bの各パラメータをオペレータが設定
し、上記の各情報や設定を基に配置計算部3で、適切な
図形の配置を行う。なお、この図形の配置を行う処理に
ついては後述する。また、図2(a)は等分数が2で横
方向に分割した例、図2(b)は等分数が3で縦方向に
分割した例を示す。ここで図2と図9とを比較すれば分
かる通り、すき間間隔Aを設定せずに部品を配置した従
来方式の図9の方が、本発明によるすき間間隔を指定し
た場合の配置よりも、すき間間隔部分に配置しないとい
う制限が無いため板材全体に対して配置される部品すべ
ての面積の合計値はわずかに大きく、つまり配置の歩留
まり率は高くなるが、それでもストッカ付きレーザ加工
システムなどの場合での作業効率の向上を考慮すると、
わずかに図形配置効率が低くなっても、安定したスクラ
ップ切断が行える本発明の実施の形態の方が有効とな
る。実際には、レーザ加工機などで切断する板材は縦幅
1.5メートル×横幅3メートルや、2メートル×4メ
ートルなどの大きさのものを使い、それを例えば3分割
する場合においてもすき間間隔50ミリのものを縦方向
に2本入れるだけであるため、図形配置効率が低くなる
のはわずかな程度である。
【0016】次に、等分割範囲Bについて説明する。図
2(b)において、板材の横幅Xを3等分に分割した際
の正確な等分位置はDであるにもかかわらず、すき間
間隔Aが設定されている位置を詳細に確認すると、区
分け設定された領域のすき間間隔Aの中間位置C
本来の正確な3等分の位置Dよりもわずかにずれてい
る例が示されている。これは、スクラップ切断処理にお
いては必ずしも板材を正確に等分割する必要は無く、例
えば全幅3メートルの板材から発生したスクラップを荷
幅1.2メートルのトラックに積み込み運搬するために
は、正確に1メートルずつ三等分しなくても、1.1+
0.8+1.1メートルずつなどの様に分けてもかまわ
ないからである。つまり、ほぼ等分であり廃棄作業に支
障が無いとオペレータが決めた範囲内であれば、部品配
置歩留まり率がより高くなる配置結果を選択した方が材
料の無駄が減りより良いため、等分割のすき間間隔A
の中間位置Cを、正確な等分割の位置からあらかじめ
設定した等分割範囲Bの範囲内で適宜移動させて、部
品配置歩留まり率が最も良くなる位置を自動選択するよ
うにしてあるためである。なお、この歩留まり率が最も
よくなる位置を自動選択する処理の例については後述す
る。
【0017】限られた領域内に図形を歩留まり良く適切
に配置する処理については、特開昭63−102823
号公報に示されている方法など、従来からもさまざまな
方法で行われており、その際配置の歩留まり率の算出も
コンピュータ処理上で自動的に行われている。図9に示
す従来の図形配置例も、それら従来からある図形配置方
法で長方形の板材内に配置を行っており、図2に示す本
発明の実施例においても、図2(a)なら2箇所の長方
形エリア内に、図2(b)なら3箇所の長方形エリア内
に対して、前述の図形配置手段によって配置を行い、歩
留まり率の計算も行っている。
【0018】本発明の特徴としては、図形を配置する領
域を、等分割範囲Bの範囲内で拡大縮小させて、区分け
された全ての領域の中に配置された図形の配置歩留まり
率、つまり板材全体の中に配置された図形の配置歩留ま
り率として最も良い位置を自動選択することに特徴があ
る。この処理の例を、図3のフローチャートと図2を用
いて説明する。例えば図2(b)の図形において、すき
間間隔Aの中間座標CのX座標が、たとえば正確な
均等分割位置DのX座標と同一な場合から判断処理を
始めて、図3のステップS1で双方のX座標値を一致さ
せ、ステップS2でその位置での図形配置の処理を行う
と共にその結果での配置歩留まり率の計算も行う。ここ
でnとは、すき間間隔Aの中間座標Cの均等分割位
置Dからのずらし量を示す。次に、すき間間隔Aの中
間座標C(分割線)を1ミリずつ徐々にずらしながら配
置歩留まり率を順次求める処理に入るため、まずステッ
プS3でその時点でのずらし量が限界値である均等分割
範囲Bの半分の値を超えていないかチェックしてから、
超えていなければステップS4に進んでずらし量nを1
ミリ増やし、ステップS5ですき間間隔Aの中間座標
のX座標XC1が均等分割位置DのX座標値X
D1より1ミリマイナス側に設定される。そしてステッ
プS6でその位置での図形配置の計算処理を行うと共に
その結果での配置歩留まり率を算出する。さらにステッ
プS7ですき間間隔Aの中間座標CのX座標XC1
が均等分割位置DのX座標値XD1より1ミリプラス
側に設定され、ステップS8でその位置での図形配置計
算処理を行うと共にその結果での配置歩留まり率を算出
し、ステップS3の処理に戻る。例えばこの様にしてす
き間間隔をずらし量のプラス/マイナス値の限界位置ま
でずらしながらそれぞれの位置での歩留まり率を求めて
いき、一番良い歩留まり率になる位置を求めてその位置
に設定する。すき間間隔Aの位置がこの様に設定され
たら、次のすき間間隔Aの位置も同様の処理により求
めていく。
【0019】横方向に3分割で指定した場合でのこの処
理における、一番左の区分けエリア内の最も歩留まり率
が良い位置を求めた結果の例を図4に示すと、(a)
(b)(c)(d)(e)に示す様になる。部品と部品
との最小間隔を一定に設定して、正確な均等分割位置の
場合が図4(a)、図2における中間座標CのX座標
C1が均等分割位置DのX座標値XD1より1ミリ
マイナス側に設定した場合の配置が図4(b)、1ミリ
プラス側が図4(c)、2ミリマイナス側が図4
(d)、2ミリプラス側が図4(e)となる。結果を詳
細に確認すると、図4(a)よりも配置範囲を1ミリ狭
めた図4(b)においては、配置される部品は図4
(a)とまったく同じ物が同じ個数配置されているの
で、図4(a)より図4(b)の方が歩留まり率が高い
ことになる。次に、図4(b)よりさらに1ミリ幅が狭
くなった図4(d)では配置できる部品が2個減ってお
り、このエリア内での歩留まり率を求めると図4(b)
の方が図4(d)より高い。また、図4(a)よりも1
ミリ広げた図4(c)ではわずかに1個の部品が多く配
置されたが、配置面積も広くなっているため歩留まり率
を比較すると図4(c)より図4(a)の方が高い。図
4(c)よりさらに1ミリ広げた図4(e)では、図4
(c)とまったく同じ物が同じ個数しか配置されていな
いので、図4(e)より図4(c)の方が歩留まり率が
高い。この結果、最も歩留まりの良い図4(b)が一番
左の区分けエリアの配置として選択設定されることにな
る。
【0020】なお、この例に限らず、右側のすき間間隔
位置から順に求めていくとか、ずらし量も1ミリずつで
はなくて5ミリずつとか0.2ミリずつにするとか、も
しくはピッチ量を指定せずコンピュータの処理による可
能な範囲での細かさでずらし量を変更していきながら最
適位置を求めるなど、コンピュータの処理能力、図形配
置計算処理の能力に応じて処理方法を適宜変更してもよ
い。また、左側の区分けエリアから順次右側に向かっ
て、最高の歩留まり率になるすき間間隔位置を求める方
法を示してあるが、一番最後に自動的に幅が決定される
一番右側の区分けエリアでの歩留まり率を求めた後で、
その時点での一番右側のすき間間隔位置をリセットして
再度一番右側の区分けエリアの歩留まり率が最高になる
すき間間隔位置を改めて求め直し、その場合での一番右
から2番目の区分けエリアの歩留まり率を求め直し、一
番右から2番目の区分けエリアの歩留まり率を最高にし
た場合と一番右の区分けエリアの歩留まり率を最高にし
た場合とのどちらかで、トータルでの歩留まり率がより
良くなる方を選択するなど、改めて右側からすき間間隔
位置を左側にフィードバックして順次求め直すなどの処
理を追加してもよく、結果的に、図形を配置する領域
が、等分割範囲Bの範囲内で配置歩留まり率が最も良い
位置を自動選択する処理が行われるものである。
【0021】また図5(a)に示す様に、設定した分割
領域に入らない大きさの部品61がある場合にはすき間
間隔の領域にはみ出して配置するが、その他の、回転さ
せるなどすれば分割領域内に入るものについては分割領
域内に納めて、できるだけすき間間隔範囲には部品が配
置されないようにする。例えば、図5(b)の62に示
す様な向きで作図され登録されている部品を配置する場
合、そのままの向きで配置しようとすると図5(b)の
62に示す様に例えば3分割に区分けされた領域内のひ
とつに入りきらないが、前述の限られた領域内に図形を
歩留まり良く適切に配置する処理を行えば、図形を適宜
回転させて歩留まりの良い配置位置を自動で求めるた
め、図5(b)の63に示す様に区分け領域内に配置で
きるものについては配置される。この際、図5(a)の
部品61に示す様に区分け領域内に入らない図形がある
場合には、その図形を配置しないまま処理を終えること
はせず、当該図形をまず優先して、区分け領域内だけで
配置するという制限を外して図9に示す様な従来の図形
配置処理として板材全域の配置できる位置に配置し、そ
の後残りの部品においては、板材上に区分け領域を設け
る処理を行い、その区分け領域内に配置処理を行う。こ
の様にして、区分け領域内に入りきらない大きさの部品
がある場合でも、それを配置せずに残してしまうことな
く、板材に入る大きさの部品であればすべて配置処理を
行う。
【0022】この処理におけるフロー図を図6に示す。
ステップS61で、等分割範囲Bの範囲内で一つの区分
け領域として設定できる最大の大きさの領域内に、指定
されているすべての部品において図形配置の計算を実行
し、ステップS62でその領域内に入らない大きさの部
品があるか確認する。一つの区分け領域に入らないほど
の大きな部品が無い場合には、ステップS63で図3に
示す様な区分け領域への配置処理を行うが、一つの区分
け領域に入らないほどの大きな部品がある場合には、ス
テップS64で、入らない大きさの部品だけをまず先に
配置するように指定されたそれぞれの個数分、すき間間
隔を設定せずに区分けしていない板材つまり分割数1の
板材全体の領域に対して従来通りの方法で図形を配置す
る処理を実行する。次に、ステップS65で、一つの区
分け領域内に入りきらない部品の一部が既に配置されて
いる各区分け領域において、それぞれの領域内のまだ図
形が配置されず空いている領域に対して、まだ配置され
ていない残りの部品を追加配置する処理を行う。その
後、残りのすべての部品において、ステップS66で図
3に示す処理にて、まだ図形がまったく配置されていな
い区分け領域への配置処理を行う。なお、この様に一つ
の区分け領域内に入りきらない大きな部品がある配置に
おいては、最後にすき間の部分をスクラップ切断しなが
ら移動する動作において、途中で、その大きな部品が既
に切り抜き切断されている部分を通過することになるた
め、そのままその部分を通常の切断動作するとレーザ加
工ヘッドを衝突させるなどの可能性が生じる。そこで、
この様な場合には、部品が配置されている範囲だけは、
切断動作をしないように加工ヘッドを退避させる処理を
行う。この処理における具体的な方法としては、一般的
なCADであればスクラップ切断線と配置済み部品の外
郭辺との交点などを求める機能は標準的に搭載されてい
るためその機能を使用して、部品とスクラップ切断線と
が重複している範囲だけは切断線を設定しないなどの処
理にて行う。
【0023】次に、区分けされた領域内の部品を先に切
断し、区分けされた領域の間のすき間を最後に切断する
切断順を設定する処理について図7と共に説明する。上
述のようにして切断加工用の図形を配置した後、各部品
とスクラップ切断線を切断する処理において、図7に示
す様に、例えば切断開始位置71からスタートしてまず
最初に部品72を切断し次に部品73を切断し、その後
部品だけを先に順番で切断を継続し、部品74、部品7
5まで切断し終えた後で、最後にすき間間隔を切り離す
スクラップ切断線76、スクラップ切断線77を切断し
て、処理を終えるようにする。
【0024】この処理の例として、図8にフロー図を示
す。ステップS81で、図形が配置されている板材上に
おける切断開始位置を、自動、もしくはオペレータのマ
ウス操作などにより設定し、ステップS82で、まだ切
断する順番が設定されておらず、しかも複数の区分け領
域にまたがって配置されている図形があるかをチェック
する。当該する図形がある場合には、ステップS83
で、その図形の中において切断開始位置71からの距離
が一番近いものに続くように切断する順番が設定され、
つまりレーザ加工ヘッドが移動する線が作図される。こ
こでまだ切断する順番が設定されておらず、しかも複数
の区分け領域にまたがって配置されている図形が残って
いる場合には、ステップS82とステップS83とを繰
り返し、順次近いものから順に切断する順番が設定され
る。ステップS82で当該する図形が無いと判断された
場合には、ステップS84で、まだ他に切断する順番が
設定されていない図形があるかチェックし、無い場合に
は全ての図形に切断する順番が設定されているため、図
形に対する切断する順番の設定処理は終了される。ステ
ップS84で有ると判断された場合には、ステップS8
5で、複数の区分けされている領域の中で両端の区分け
領域のうち切断開始位置に近い方の区分け領域の中にあ
る図形の中で切断開始位置に一番近い図形に続くように
切断する順番が設定される。次に、ステップS86で、
同じ区分け領域内でまだ切断する順番が設定されていな
い図形があるかチェックし、有る場合には、ステップS
87で直前の最後に切断する順番を設定した図形からの
距離が一番近いものに続くように切断する順番が設定さ
れる。このステップS86とステップS87とを繰り返
すことにより、同じ区分け領域内の全ての図形に切断す
る順番が設定される。ステップS86で、当該区分け領
域内に切断する順番が設定されていない図形が無いと判
断された場合には、ステップS88で隣の区分け領域の
切断する順番の設定状況をチェックし、切断する順番が
設定されていない区分け領域がある場合にはステップS
89で隣の区分け領域内の図形に対して切断する順番の
設定動作を行う。このステップS86とステップS8
7、ステップS88とステップS89の処理を繰り返す
ことにより、各区分け領域内毎に順次、図形に対する切
断する順番の設定動作が行われる。これにおいては、も
しこのような処理を行わない場合、同じ区分け領域内で
まだ切断する順番が設定されていない図形が残っている
にもかかわらず、偶然隣の区分け領域にある図形のほう
が近くに配置されているために、隣の区分け領域内の図
形に向かって先に切断する順番が設定されてしまい、結
果的に複数の区分け領域をまたがって何度も行き来する
様な切断する順番が設定されてしまう可能性があるため
である。
【0025】なお、図7の様に例えば3分割されている
状態において、切断開始位置71からスタートして部品
72、部品73の順に切断を行い、その分割エリア内の
部分を切断し終えた時点で不要となったその分割領域を
切り離すためにスクラップ切断線77を切断し、その後
で隣の分割領域内の部品の切断動作を行うなどの順序に
してもかまわない。これにより、一つの区分けエリア内
で切断が行われて熱によるひずみが蓄積されても、一つ
の区分け領域毎に順次切り離されひずみが解消されてい
くという効果もある。
【0026】また、すき間間隔を設定する位置がワーク
ホルダに干渉するかをチェックする機能も設けることに
より、干渉する場合にはその旨ワーニングを表示させて
ワークホルダの位置を変えるか、等分割範囲Bの数値を
大きくするなどの措置を自動で行うかオペレーターに促
すなどの処理を行うこともできる。
【0027】本実施の形態によれば、ストッカ付きのレ
ーザ加工システムなどによる連続運転でも機械が停止し
てしまうなどのおそれが低くなり、また、オペレータの
スクラップ処理作業も大幅に効率が良くなるという効果
がある。さらに、あらかじめ区分けされた領域に図形を
配置することにより発生する図形配置歩留まり率の低減
も、すき間間隔の位置を適宜移動して設定することによ
りかなりその影響を避けることができる。また、区分け
領域内に入りきらない大きさの図形も残すことなく配置
できる。また、スクラップ切断線を安定して切断動作す
る加工プログラムを生成することができるので、切断す
る経路の順番の設定においても区分けされた領域毎に図
形が先にすべて切断されていき、まだ切断する経路が設
定されていない図形が残っている隣の区分けエリアとの
境界にあるすき間間隔位置を切り離し処理しても、まだ
図形が切断されていない板材を切り離してしまうことは
ない。
【0028】
【発明の効果】本発明にかかる自動板取り装置は、スク
ラップ切断線の切断処理で安定した動作を実施できるよ
うに、あらかじめスクラップ切断線設定用のすき間間隔
が空く部品配置を行うことができので、加工ヘッドの干
渉の可能性などがより避けられ、効率よくスクラップ処
理をすることができる。
【0029】また、あらかじめ区分けされた領域に図形
を配置することにより発生する図形配置歩留まり率の低
減も、すき間間隔の位置を適宜移動して設定することに
よりかなりその影響を避けることができる。
【0030】また、スクラップ切断線を安定して切断動
作する加工プログラムを生成することができ、切断する
経路の順番の設定においても区分けされた領域毎に図形
が先にすべて切断されていくので、まだ切断する経路が
設定されていない図形が残っている隣の区分けエリアと
の境界にあるすき間間隔位置を切り離し処理しても、ま
だ図形が切断されていない板材を切り離してしまうこと
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の配置結果例を示す図である。
【図3】本発明の配置結果例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の配置結果例を示す図である。
【図5】本発明の配置結果例を示す図である。
【図6】本発明を示すフローチャートである。
【図7】本発明の配置結果例を示す図である。
【図8】本発明を示すフローチャートである。
【図9】従来の一般的な図形配置の例を示す図である。
【符号の説明】
1 板材情報設定部、2 分割パラメータ設定部、3
配置計算部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材に切断加工される部品を配置する自
    動板取り装置において、 上記板材に部品が配置される領域を、所定のすき間を空
    けてほぼ等分に区分けする区分け手段と、 この区分け手段により各区分けされた領域内に入る大き
    さの部品については、各区分けされた領域内に各部品の
    配置を定める部品配置手段と、を備えたことを特徴とす
    る自動板取り装置。
  2. 【請求項2】 部品配置手段は、部品の配置の歩留まり
    を考慮して配置することを特徴とする請求項1に記載の
    自動板取り装置。
  3. 【請求項3】 部品配置手段は、予め登録された板材の
    長さと分割数に基づく等分位置を基準として、上記等分
    位置より所定の範囲ずらした位置に仮想の分割線を設定
    することにより部品の配置の歩留まりを計算することを
    特徴とする請求項2に記載の自動板取り装置。
  4. 【請求項4】 所定のすき間を切断するスクラップ切断
    手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3に記載の自
    動板取り装置。
  5. 【請求項5】 前記区分けされた領域内の部品を先に切
    断し、区分けされた領域の間のすき間を最後に切断する
    切断順を設定することを特徴する請求項1乃至4何れか
    に記載の自動板取り装置。
  6. 【請求項6】 板材より切断加工される部品データを登
    録する工程と、 上記板材に部品が配置される領域を、所定のすき間を空
    けてほぼ等分に区分けする工程と、 各区分けされた領域内に入る大きさの部品については、
    各区分けされた領域内に各部品の配置を定める工程と、 決定された配置に従い、上記板材より部品を切断する工
    程と、 上記切断工程後に、部品が切断された後の上記板材を、
    上記所定のすき間上でスクラップ処理する工程と、 を備えた自動板取り方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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