JP2002330088A - Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機 - Google Patents

Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機

Info

Publication number
JP2002330088A
JP2002330088A JP2002060465A JP2002060465A JP2002330088A JP 2002330088 A JP2002330088 A JP 2002330088A JP 2002060465 A JP2002060465 A JP 2002060465A JP 2002060465 A JP2002060465 A JP 2002060465A JP 2002330088 A JP2002330088 A JP 2002330088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matrix
equation
equalization method
vector
codes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002060465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4451045B2 (ja
Inventor
Damien Castelain
ダミアン・キャステラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Publication of JP2002330088A publication Critical patent/JP2002330088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4451045B2 publication Critical patent/JP4451045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals
    • H04L5/026Multiplexing of multicarrier modulation signals using code division
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/0335Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
    • H04L2025/03375Passband transmission
    • H04L2025/03414Multicarrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数のキャリア周波数上でMC−CDMAシン
ボルを伝送する電気通信システムのダウンリンクチャネ
ルのための等化方法。 【解決手段】複数の符号化された信号を伝送するため
に、送信機と複数の受信機との間に複数のリンクが確立
され、各リンクは、N個の取り得る符号の中で個別の接
続符号を使用し、その方法は、少なくとも1つの受信機
のために、種々のキャリア周波数上で受信機によって受
信される信号の成分を表すベクトル(Y)が、観測可能
なベクトル(Z、Z’)を供給するために適合するフィ
ルタリングステップにかけられ、その観測可能なベクト
ルは、平均二乗誤差最小化判定基準にしたがって、伝送
されるシンボルの推定を行うために用いられることを実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はMC−CDMAタ
イプの電気通信システムのダウンリンクチャネルのため
の等化方法および装置に関する。より詳細には、この発
明は、GMMSEタイプの等化方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリア符号分割多元接続(MC
−CDMA)は、OFDM(Orthogonal Frequency Div
ision Multiplex:直交周波数分割多重)変調と、CD
MA多元接続技術とを組み合わせたものである。この多
元接続技術は、PIMRC’93の会報に発表された論
文「Multicarrier CDMA in indoor wireless radio net
works」(Vol.1、109〜113ページ、199
3年)においてN.Yee他によって初めて提案され
た。この技術の開発は、IEEE Communica
tion Magazine(126〜133ページ、
1997年12月)に発表された論文「Overview of Mu
lticarriier CDMA」においてHara他によって再検討
された。
【0003】その周波数スペクトルを拡散するために、
各ユーザの信号が時間領域において多重化されるDS−
CDMA(Direct Sequence Code Division Multiple A
ccess:直接拡散符号分割多元接続)方式とは異なり、
この方式では、シグネチャが周波数領域において信号を
多重化し、そのシグネチャの各要素が異なるサブキャリ
アの信号と乗算される。
【0004】より正確には、図1は、所与のユーザkの
ためのMC−CDMA送信機の構成を示す。d(i)
を、ユーザkから送信されることになるi番目のシンボ
ルとする。ただしd(i)は変調アルファベットに属
する。シンボルd(i)は初めに、110において、
(t)で示され、N「チップ」からなる、拡散系列
またはユーザのシグネチャによって乗算される。ただし
各チップはTのチップ長を有し、拡散系列の全長はシ
ンボル周期Tに相当する。シンボルd(i)と種々の
「チップ」との乗算の結果は、シリアル/パラレル変換
器120によって、Lシンボルのブロックに変換され
る。ただしLは一般にNの倍数である。式を簡略化する
ために、L=Nと見なされるであろう。その後、Lシン
ボルのブロックは、モジュール130において、逆高速
フーリエ変換(IFFT)にかけられ、その後、パラレ
ル/シリアル変換器140に送られる。シンボル間干渉
を防ぐために、伝送チャネルのパルスタイプの応答の時
間より長い時間長を有するガード区間が、MC−CDM
Aシンボルに付加される。この区間は、そのシンボルの
開始と同一になるように選択された接尾部を付加する
(図示せず)ことにより得られる。こうして得られたシ
ンボルは、150において、ユーザチャネル上で送信す
るために増幅される。したがって、MC−CDMA方式
は、スペクトル領域において拡散され(IFFT前
に)、その後OFDM変調されるものと分析することが
できることは明らかである。
【0005】実際には、基地局は、Iシンボルのフレー
ムの形で、ユーザkのためのデータを送信し、各シンボ
ルd(i)は、
【数14】 の場合に
【数15】 になるように、シンボル周期Tに等しい時間長を有する
実際のシグネチャc(t)によって拡散される。その
際、MC−CDMAシンボル間のガード区間を省略する
ものとすると、時間
【数16】 において変調される信号は、以下のように書き表すこと
ができる。
【数17】 ただし、vは、送信ユニットのための定数である、ユ
ーザkによって送信される信号の振幅である。
【0006】所与のユーザkのためのMC−CDMA受
信機が、図2に概略的に示される。
【0007】変調された受信信号は、「チップ」周波数
でサンプリングされ、ガード区間に属するサンプルは除
去される(除去については図示されない)。得られた信
号は以下のように書き表すことができる。
【数18】 ただし、Kはユーザの数であり、
【数19】 であり、また、
【数20】 は、時間i.Tにおいて送信されるMC−CDMAシン
ボルのサブキャリア
【数21】 の周波数に対するユーザkのチャネルの応答を表してお
り、b(t)は受信された雑音である。
【0008】ダウンリンクチャネルについて考えてみる
と、伝送チャネルは同一の特性を有し、
【数22】 と書き表すことができる。これ以降、本検討はダウンリ
ンクチャネルに限定されるであろう。
【0009】「チップ」周波数でサンプリングすること
により得られるサンプルは、シリアル/パラレル変換器
210にパラレルに入力され、その後、モジュール22
0においてFFTが行われる。220から出力される、
周波数領域のサンプルは等化され、ユーザkのシグネチ
ャによって逆拡散される。これを果たすために、周波数
領域のサンプルは、乗算器230、...、230
L−1内の係数
【数23】 によって乗算され、その後、シンボル
【数24】 を出力として供給するために、ステップ240において
加算される。
【0010】現在、当分野において種々の等化の実現可
能性が想定されている。MRC(Maximum Ratio Combin
ing:最大比合成)は、係数
【数25】 の使用によって規定される。ただし*は共役複素数を示
す。EGC(Equal Gain Combining:等利得合成)は、
係数
【数26】 の使用によって規定される。ただし
【数27】 である。ZF(Zero forcing:ゼロフォーシング)で
は、
【数28】 であり、閾値(Th)を有し、
【数29】 の場合には、
【数30】 であり、そうでない場合には
【数31】 (または
【数32】 )である。
【0011】最小平均二乗誤差(MMSE)アルゴリズ
ムは、各キャリア上の平均二乗誤差
【数33】 を最小にする。ただし、σは、キャリア上の雑音の分
散である。
【0012】MC−CDMAでは、ガード区間の存在に
よって、シンボル間干渉を無視できるようになる。した
がって、等化は、複素係数によって単に乗算することに
より、キャリア毎に行うことができる。
【0013】図2に示される受信機は、他のユーザに起
因する干渉を考慮に入れることなく、ユーザkのデータ
を復号化する。このため、それはシングルユーザまたは
SUと呼ばれる。この理由により、それはシングルユー
ザまたはSUと呼ばれる。
【0014】特にCDMA電気通信システムでは、マル
チユーザ検出技術が知られている。それらの技術は、他
のユーザによって生成される干渉を考慮することに関す
る共通の特徴を有する。
【0015】MC−CDMAのためのマルチユーザ検出
またはMUD技術は、Electronic Lett
ersに発表された、J-Y. Beaudais、J.F. Helardおよ
びJ.Citerneによる論文「A novel linear MMSE detecti
on technique for MC-CDMA」(Vol.36、No7、
665〜666ページ、2000年3月30日)におい
て提示された。提案された等化方式は、もはやキャリア
毎ではなく、全てのキャリアを考慮に入れて、MC−C
DMAシンボル毎に動作する。このため、それは、GM
MSE(グローバル最小平均二乗誤差)等化、または同
じくM−MMSE(行列最小平均二乗誤差)等化とも呼
ばれる。その目的は、推定されたシンボル
【数34】 と送信されたシンボルd(i)との間の平均二乗誤差
を最小にすることである。
【0016】ユーザkのためのGMMSE等化(この場
合には、ユーザ毎のMMSEとも呼ばれる)を用いるM
C−CDMA受信機が図3に示されている。その受信機
は、等化が、種々のキャリアの信号の行列Qとの乗算3
31によって達成される点で図2の受信機とは異なる。
332、...332L−1においてユーザkのシグ
ネチャで乗算により逆拡散し、340において加算した
後に、推定されたシンボル
【数35】 を供給するために、得られた信号は、360において、
ユーザkに関連する伝送レベルvによって乗算される
(時間の添え字iは、簡略化するために省略されるであ
ろう)。
【0017】種々のユーザに伝送されるシンボルd
推定する、GMMSE等化を有するMC−CDMA受信
機が図4に示されている。モジュール410、420お
よび431は、モジュール310、320および331
と同じである。逆拡散は、432において、行列C
よる乗算を用いて行われる。ただし、CはN個の取り得
る符号の行列である(
【数36】 は共役転置行列である)。より正確には、行列Cは、そ
の列がN個の取り得る符号c(k=0,...,N−
1)からなる行列であり、各符号は、その成分が系列c
lkを形成するベクトルである。432の出力ベクトル
は、433において、行列Vによる乗算にかけられ
る。ただし、
【数37】 は、基地局によってN人の取り得るユーザに送信される
信号の振幅vを表す直交行列である。基地局がN人の
ユーザより少ないユーザにサービスを提供するとき、言
い換えると、そのシステムが最大負荷で動作していない
とき、未使用の符号に対応する伝送レベルは0である。
【0018】FFTステップ420から出力されるMC
−CDMA信号は、その成分が種々のキャリアに対応す
る、大きさNのベクトルYの形で書き表すことができ
る。上記の表記法を用いると、Yは、種々のユーザに伝
送されるシンボルdのベクトルDの関数として表すこ
とができる。
【数38】 ただし、
【数39】 であり、bは雑音成分のベクトルである。
【0019】直交行列Hは、種々のサブキャリアに対す
るそのチャネルの周波数応答を表しており、すなわち
【数40】 である。
【0020】ウィーナーフィルタリングによってベクト
ルDを推定することができるベクトルYを観測すること
ができる。
【数41】 が、ウィーナー・ホッフ方程式による、種々のユーザの
ための推定されたシンボルのベクトルである場合には、
【数42】 ただし、RDY、RYY、RDDはそれぞれ、Yおよび
Dの共分散行列、Yの自己分散行列、Dの自己分散行列
である。伝送されたシンボルdの相関が元に戻される
ものと仮定される場合には、これは、RDD=Iを与
え、したがって、
【数43】
【0021】
【数44】 であるため、(5)から、等化行列Qを以下の形にする
ことができるものと推定される。
【数45】
【0022】(6)によって示されるように、その等化
演算は、行列AAと、行列
【数46】 の逆行列との計算(または同じく、ランクNの線形シス
テムの解)に依存する。これらの計算は、移動端末のリ
ソースを消費し、それらが頻繁に実行されなければなら
ない場合には、特に伝送チャネル上で急速に変動が生じ
る場合にはなおさら消費が激しくなる。しかしながら、
端末のリソースは、移動体電気通信システムのまさに決
定的な部分を構成することがわかっている。
【0023】この発明の根底をなす課題は、著しい計算
リソースを使用しない、MC−CDMA電気通信システ
ムのダウンリンクチャネルのためのGMMSE等化方法
を提案することである。
【0024】この課題は、複数のキャリア周波数上でM
C−CDMAシンボルを伝送する電気通信システムのダ
ウンリンクチャネルのための等化方法として特徴付けら
れるこの発明によって解決され、その方法では、複数の
符号化された信号を伝送するために、送信機と複数の受
信機との間に複数のリンクが確立され、各リンクは、N
個の取り得る符号の中で個別の接続符号を使用し、その
方法では、少なくとも1つの受信機のために、種々のキ
ャリア周波数上で受信機によって受信される信号の成分
を表すベクトル(Y)が、観測可能なベクトル(Z、
Z’)を供給するために適合するフィルタリングステッ
プにかけられ、その観測可能なベクトルは、平均二乗誤
差最小化判定基準にしたがって、伝送されるシンボルの
推定を行うために用いられる。
【0025】その推定は、行列
【数47】 の計算を含むことが有利である。ただし、
【数48】 であり、Hは、種々のサブキャリア周波数における伝送
チャネルの特性を与える行列あり、Cは、取り得る符号
の行列であり、Vは、N個の取り得る符号を用いて符号
化された信号の伝送レベルを与える直交行列であり、
【数49】 は雑音の分散であり、Iは大きさN×Nの単位行列で
ある。その推定は、線形方程式
【数50】 のシステムの解を求めるステップを含むことができる。
ただし、
【数51】 であり、Zは観測可能なベクトルであり、
【数52】 は、種々のリンクのために推定されるシンボルのベクト
ルである。
【0026】実施の形態1によれば、行列
【数53】 が計算される。ただし、Cは取り得る符号の行列であ
り、Hは、種々のキャリア周波数における伝送チャネル
の特性を与える行列である。
【0027】N個の取り得る符号を用いて符号化される
信号の実際の、または推定された伝送レベルから、N個
の取り得る符号の中の符号の1つのサブセットを選択す
ることができる。この場合に、行列Bは、選択された符
号に対応するP行およびP列のみを保持することによ
り、大きさP×Pの行列B’まで短縮され、取り得る符
号の行列Cは、選択された符号に対応するP列のみを保
持することにより、大きさN×Pの行列C’まで短縮さ
れ得ることが有利である。その際、その行列は、
【数54】 の形で計算されることができる。ただし、Hは種々のキ
ャリア周波数の伝送チャネルの特性を与える行列であ
る。
【0028】N個の中のP個の符号が選択される場合に
は、行列
【数55】 (ただしv値は実際の、または推定された値である)
は、この時点で、選択された符号に関連するレベルのみ
を含む、大きさP×Pの行列V’まで短縮することがで
き、その推定は、行列
【数56】 を計算するステップを含み、
【数57】 は各キャリア上の雑音の分散であり、Iは大きさP×
Pの単位行列である。この場合に、その推定は、線形方
程式
【数58】 のシステムの解を求めるステップを含むことができる。
ただし、Z’は、選択された符号に対応するP個の成分
まで、観測可能なベクトルZを短縮したものであり、
【数59】 は、選択された符号を用いて種々のリンク上で推定され
るシンボルのベクトルである。
【0029】またこの発明は、先に開示されたような等
化方法を実施するための手段を含む、MC−CDMAタ
イプの電気通信システム受信機のための等化装置によっ
ても特徴付けられる。最後に、この発明は、そのような
等化装置を含むMC−CDMAタイプの電気通信システ
ムのための受信機に関する。
【0030】上記のこの発明の特徴、および他の特徴
は、添付の図面に関連して与えられる以下に記載される
説明を読むことにより、さらに明らかになるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】等化動作を簡略化するための第1
の概念は、そのシステムが全般的に最大負荷で動作しな
いという事実を利用することである。実際に存在するユ
ーザの数Pが、取り得る符号の数Nより小さいとき、行
列Vから未使用の符号に関連する要素を削除することに
より得られる、大きさP×Pの行列V’が構成される。
一般性を失うことなく、これらの符号が添え字
0,...,P−1を有し、したがって
【数60】 であるものと仮定することができる。また、行列Cも、
用いられる符号に対応する列のみを含む大きさN×Pの
行列C’まで短縮することができる。その際、行列H、
CおよびVの積である行列Aも、大きさN×Pの行列
A’(ここで
【数61】 )まで短縮され、ベクトルYは、
【数62】 と書き表される。ただしD’は、存在するP人のユーザ
に対応する成分まで短縮されたベクトルDである。
【0032】その際、式(5)は以下に形にすることが
できる。
【数63】
【0033】しかしながら、問題なのは、式(7)は、
A’は短縮された大きさN×Pからなるが、依然として
大きさN×Nからなる、行列A’A’を含むため、そ
の計算が実質的な簡略化をもたらさないことである。し
たがって、逆行列の大きさ(または同様に、解を求めら
れる線形方程式のシステムのランク)は依然として、取
り得る符号の数Nの関数であり、すなわち、そのシステ
ムが収容することができるユーザの最大数の関数であ
る。
【0034】ここまで、1人のユーザが1つの符号のみ
を用いるものと仮定した。より一般的には、1つの送信
機と1人のユーザとの間に複数のリンクが確立され、各
リンクが個別の符号を用いるものと仮定されるであろ
う。この定義によれば、1つの送信機と1人のユーザと
の間の伝送チャネルはいくつかのリンクを収容すること
ができる。したがって、Nは、そのシステムによって許
可されることができるリンクの最大数になり、Pは実際
に確立されるリンクの数である。
【0035】この発明の根底をなす一般的な概念は、リ
ンク(用いられる符号)の数Pが最大数Nより小さいと
きに、簡略化することができる等化動作の式を求めるこ
とである。
【0036】FFTから出力されるベクトルYについて
考えてみると、
【数64】 (ただし、Dは推定されることになるシンボルのベクト
ルである)が成り立っていることがわかっている。
【数65】 を、Yのマッチドフィルタリングの結果であるとする。
Zは、Yの網羅的な要約であることが知られている。ベ
クトルYの代わりにベクトルZを観測可能なものとして
取得し、ウィーナーフィルタリングを用いて、この観測
可能なものからベクトルDを推定することができる。そ
の際、推定されたベクトル
【数66】 は以下のように書き表される。
【数67】
【0037】しかしながら、
【数68】 であり、同様に
【数69】 であり、その式から、
【数70】 である。
【0038】システムが最大負荷で動作していないと
き、行列Aを行列A’まで短縮することができ、式
(9)を短縮された形に書き直すことができる。
【数71】 ただし、Iは大きさP×Pの単位行列である。
【0039】ここで、この新しい推定式は、上記のよう
な大きさN×Nの行列の代わりに、大きさP×Pの行列
の逆行列(または同様に、P個の未知数を有するP個の
方程式の線形システムの解)のみを必要とすることに留
意されたい。それによりシンボルの推定は著しく簡略化
され、システムの負荷が、より小さい場合には一層簡略
化される。
【0040】ここで、この発明の実施の形態1によれ
ば、式(10)に現れる行列A’A’の計算は、符号
Cの行列がある一定の特性を有するときにさらに簡略化
できることがわかるであろう。実際には、まず初めに、
行列AAについて考える。これは、以下のように表す
こともできる。
【数72】 ただし、
【数73】 である。
【0041】初めに、用いられる符号がウォルシュ−ア
ダマール(WH)符号であるものと仮定する。WH符号
は、再帰によって得られる行列C2pの列のように生成
することができることを思い出されるであろう。
【数74】
【0042】その行列は、実数で、対称で、かつ自らの
逆行列に等しい。さらに、その系列は直交する。
【0043】Cの要素は、
【数75】 の形で表すことができる。ただし、<i,j>は、iお
よびjの2値式のスカラー積であり、
【数76】 である。
【0044】そこから以下の特性が導出される。
【数77】 ただし
【数78】 は整数iおよびjのビット単位の加算を表す。この理由
は、
【数79】 であり、したがって
【数80】 である。(13)の結果として、2つのWH符号の共役
積は依然としてWH符号である。
【0045】ここで、用いられる符号が、
【数81】 によって定義されるフーリエ符号であるものと仮定す
る。符号の行列は対称である。
【数82】 ただし、「j−i」は、ここでは減算モジュロNを示
す。
【0046】またここでの結果として、2つのフーリエ
符号の組み合わせた積が依然としてフーリエ符号にな
る。
【0047】この特性は、Electronic Wi
reless2000会報(Dresden、Germ
any)において発表されたA.Bury等による論文
「Diversity comparison of spreading transforms for
multi-carrier spread spectrum transmission method
s」において提示されるような、以前の符号の「回転」
によって得られる符号のファミリ(このため、回転符号
と呼ばれる)に拡張することができる。回転符号の行列
は、以下の式によって定義される。
【数83】 ただし、Dは、ベクトル
【数84】 によって定義される直交行列、すなわち
【数85】 である。ただし、
【数86】 である。
【0048】回転符号の行列を用いてN人のユーザのた
めに意図されたN個のシンボルを符号化することは、角
【数87】 を介してこれらの各シンボルの回転を行い、その後初期
の符号の行列を適用することと等価であることに留意す
ることが重要である。換言すると、初期の符号の回転さ
れた符号は結局、各ユーザのためのコンスタレーション
の回転を犠牲にした初期の符号になる。
【0049】初期の符号の行列Cがフーリエ符号に関連
する場合には、回転されたフーリエ符号に対して、以下
の式が成り立つ。
【数88】 ただし、
【数89】 である。
【0050】同様に、回転されたアダマール符号に対し
て、以下の式が成り立つ。
【数90】 ただし、
【数91】 である。
【0051】次に、以下の特性を満足する符号が考慮さ
れるであろう。
【数92】 ただし、f(i,j)は一般にiおよびjに依存し、i
が一定またはjが一定の場合に0〜N−1を示す添え字
であり、λijは、一般に添え字iおよびjに依存する
複素数である。
【0052】この場合に、行列
【数93】 の係数bijは、以下のように表すことができる。
【数94】
【0053】たとえば、まず初めに、行列Bの最初の
行、すなわち係数b0jが計算され、その後、他の行
は、置換および乗算によってそこから導出される。
【数95】
【0054】
【数96】 のテーブル、かつ適用可能な場合に
【数97】 のテーブルが利用可能な場合には、行列Bを計算するの
に、その行のうちの1つだけしか計算する必要がない。
一例として、式(20)は、WH符号の場合には、
【数98】 と書き表される。
【0055】たとえば、WH符号、回転WH符号、フー
リエ符号または回転フーリエ符号が用いられる場合に
は、行列Bの最初の行は、ベクトル
【数99】 の簡単な変換により得られることが有利であろう。
【0056】これは、WH符号の場合に、最初の行がρ
のアダマール変換、
【数100】 によって得られ、フーリエ符号の場合に、最初の行がρ
のフーリエ変換、
【数101】 によって得られるためである。フーリエ変換はFFTに
よって行われることが有利であろう。
【0057】これらの符号の回転バージョンが用いられ
る場合には、Bの最初の行の係数は、複素係数による簡
単な乗算を用いて、(21)および(22)から導出さ
れる。
【0058】一般に、用いられる符号が特性(18)を
満足する場合、特にアダマール、回転アダマール、フー
リエまたは回転フーリエ符号の場合には、行列Bの1つ
の行(またはそれがエルミート行列であるため、列)が
計算され、他の行(またはそれぞれ他の列)は、置換、
および必要なら乗算演算を用いてそこから導出されるで
あろう。
【0059】ここで、式(10)に現れる行列A’
A’について考えてみる。行列A’は、
【数102】 と書き表すこともできる。ただし、(HC)’は、行列
HCをその最初のP個の列まで短縮したものである。
A’A’の第1の表現は、そこから推定される。
【数103】 この変形形態によれば、まず初めに、上述の簡略化され
た方法を用いて、行列
【数104】 が計算され、その後、大きさの短縮が実行される。
【0060】別法では、行列A’A’は、
【数105】 から直接得ることができる。A’A’の第2の表現
は、そこから導出される。
【数106】 この変形形態によれば、まず初めに符号Cの行列が短縮
され、その後、行列
【数107】 が計算される。
【0061】符号の数Pが小さいとき、式(24)によ
るA’A’の計算が選択されるであろう。この計算結
果は、近似的に
【数108】 の演算になる。
【0062】一方、符号の数の短縮があまり大きくない
場合には、変換Cを適用するための高速アルゴリズムが
存在する限り、式(23)による計算が選択されるであ
ろう。大部分の場合に、行列Cの符号が特性(18)を
満足するため、この計算は一層簡単になる。たとえば、
WH符号が用いられる場合には、行列Bの第1の行は、
Nlog(N)の演算を必要とする、ベクトル
【数109】 のアダマール変換によって得られる。A’A’の完全
な計算は、{Nlog(N)+2P}の演算を必要
とする。したがって、この演算は、log(N)がP
より小さくなる場合には、より有効になるであろう。
この結論は、用いられる符号がフーリエ符号である場合
にも当てはまる。
【0063】有利には、Pの値に応じて、(23)によ
るA’A’の計算から、(24)による計算に、およ
びその逆に動的に移行することができる。
【0064】これまで、行列の短縮が、用いられる符号
に関連する成分に限定されることからなるものと仮定さ
れた。実際には、以下の判定基準のうちの1つに基づい
て、さらに拡張された短縮を得ることができる。 (I)最も高いレベルvに関連するcとは異なる、
P−1(Pは、P<Nであるような所与の整数)個の符
号cが選択される。これは、高い伝送レベルの信号
が、他の符号より妨害する可能性が高いためである。 (II)レベルv>Th(ただしThは、所定の閾値
である)に関連するcとは異なる符号cが選択され
る。閾値Thは適応的であり、当該ユーザのための伝送
レベルに依存することが有利であろう。その際、符号c
は、たとえば、0<μ<1の場合に、
【数110】 のように選択されるであろう。ユーザkの受信機が、添
え字
【数111】 のいくつかの符号を用いる場合、すなわちユーザが基地
局との間でいくつかのリンクを確立している場合には
(その際、あるユーザのチャネルはいくつかのリンクか
らなる)、最も低いレベル
【数112】 に関連する添え字
【数113】 の符号が考慮され、符号cは、
【数114】 のように選択されるであろう。
【0065】当然、上記の判定基準の組み合わせを想定
することもできる。さらに、伝送レベルからの選択に加
えて、この判定基準にしたがって採用される符号の中
で、当該符号に対して最も内因性の高い妨害する符号の
み(すなわち、伝送レベルを全く考慮することなく)を
選択することができる。これは、たとえば、VTC’F
all2000(2000年9月)において発表され、
参照によって本明細書に援用される、D.Mottie
rおよびD.Castelainによる論文「Aspreadi
ng sequence allocation procedure for MC-CDMA trans
mission systems」から、チャネルの係数hが、所与
のユーザ符号に対して相関がある場合には、ある符号
(同じ伝送レベルの場合)が他の符号よりも妨害を生じ
ることが知られているためである。より正確には、2つ
の符号cとcとの間の干渉は、
【数115】 によって定義される、「積」系列wijの特性に関連す
る。この選択判定基準は、これ以降、内因性妨害判定基
準と呼ばれるであろう。
【0066】図5は、この発明の実施の形態1によるG
MMSE等化器を示す。モジュール510、520は、
図4のモジュール410および420と同じである。当
該ユーザkの受信機によって受信または推定される、伝
送レベルのベクトル
【数116】 は、570において、おそらく内因性妨害判定基準とと
もに、(I)または(II)による選択判定基準を用い
て、選択モジュールに送出される。選択モジュール57
0は、選択されることなる符号添え字の組
【数117】 を決定し、それをマルチプレクサ551、561および
571に送信する。マルチプレクサ571は、短縮され
た大きさv’のベクトルを供給するために、Fの添え
字に関連するvの成分を選択する。同様に、マルチプレ
クサ551および561はそれぞれ、短縮された大きさ
B’およびCの行列を供給する。モジュール550は、
【数118】 を供給する適合したフィルタである。厳密に言うと、表
現「適合したフィルタリング」は、その選択が用いられ
る符号の全ての添え字を含む場合にのみ適していること
に留意されたい。それは、弱く干渉する符号が選択され
ない場合に拡張されるであろう。その際、行列計算モジ
ュール590は、行列
【数119】 を計算し、それを、推定モジュール580に送信する。
推定モジュール580は、P個の未知数
【数120】 を有するP個の方程式の線形システムの解を求める。
【0067】図6は、この発明の実施の形態2によるG
MMSE等化器を示す。モジュール610、620、6
50、651、661、670、671、680、69
0はそれぞれ、図5のモジュール510、520、55
0、551、561、570、571、580、590
と同じである。
【0068】上記のように、モジュール650は、ベク
トルYにおいて適合したフィルタリングを行い、ベクト
【数121】 を供給する。ここで等化器は、Pの値によってB’を計
算するための2つの取り得るブランチを含む。
【0069】P>logNである場合には、その計
算は、モジュール660および661を含む上側ブラン
チにおいて行われる。チャネル推定器から送出されるベ
クトル
【数122】 は、660において、行列Bの第1の行を供給するため
の用いられる符号に対応する変換(アダマールまたはフ
ーリエ)にかけられる。その際、添え字
【数123】 の置換を与えるテーブルを用いて、モジュール660
は、(20)を用いて行列Bの他の行を生成する。次
に、マルチプレクサ661は、行列Bを、選択モジュー
ル670によって供給される、選択されることになる添
え字の組Fにしたがって、大きさP×Pの行列B’ま
で短縮する。
【0070】一方、P≦logNである場合には、
その計算は下側のブランチにおいて行われる。モジュー
ル662は、モジュール651から、短縮された行列
C’を受信し、
【数124】 にしたがって行列B’を直接計算する。行列計算モジュ
ール690は、マルチプレクサ671から短縮された大
きさv’のベクトルを受信し、状況に応じて、上側ブラ
ンチまたは下側ブランチの行列B’を受信する。行列計
算モジュール690は、行列
【数125】 を計算し、それを、推定モジュール680に送信する。
その際、モジュール680は、P個の未知数
【数126】 を有するP個の方程式の線形システムの解を求める。
【0071】この発明による等化方法を用いるMC−C
DMA受信装置が、機能モジュールの形で示されてきた
が、この装置の全てまたは一部が、記載される全機能を
満たすための専用の、またはプログラムされた1つのプ
ロセッサを用いて、またはその機能のうちのいくつかを
それぞれ満たすための専用の、またはプログラムされた
複数のプロセッサの形で実装することができることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現時点で当分野において知られているMC−
CDMA送信機の構造を示す概略図である。
【図2】 現時点で当分野において知られているシング
ルユーザMC−CDMA受信機の構造を示す概略図であ
る。
【図3】 現時点で当分野において知られている、ユー
ザ毎にMMSE等化を用いるMC−CDMA受信機の構
造の概略図である。
【図4】 現時点で当分野において知られている、GM
MSE等化を用いるMC−CDMA受信機の構造の概略
図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による等化方法を用
いるMC−CDMA受信機の構造の概略図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による等化方法を用
いるMC−CDMA受信機の構造の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダミアン・キャステラン フランス国、35700 レンヌ、アヴニュ ー・デ・ビュット・ド・コエスム 80 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD23 DD33 DD34 EE02 EE22 EE32 5K046 AA05 EE47 EE56

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャリア周波数上でMC−CDM
    Aシンボルを伝送する電気通信システムのダウンリンク
    チャネルのためのGMMSEタイプの等化方法であっ
    て、複数の符号化された信号を伝送するために、送信機
    と複数の受信機との間に複数のリンクが確立され、各リ
    ンクは、N個の取り得る符号の中で個別の接続符号を使
    用し、少なくとも1つの受信機のために、種々のキャリ
    ア周波数において前記受信機によって受信される信号の
    成分を表すベクトル(Y)が、観測可能なベクトル
    (Z、Z’)を供給するために適合するフィルタリング
    ステップにかけられ、前記観測可能なベクトルは、平均
    二乗誤差最小化判定基準にしたがって、前記伝送される
    シンボルの推定を行うために用いられることを特徴とす
    る等化方法。
  2. 【請求項2】 前記推定は、行列 【数1】 の計算を含み、ただし 【数2】 であり、Hは、種々のキャリア周波数における伝送チャ
    ネルの特性を与える行列あり、Cは取り得る符号の行列
    であり、Vは前記N個の取り得る符号を用いて符号化さ
    れた信号の伝送レベルを与える直交行列であり、 【数3】 は雑音の分散であり、Iは大きさN×Nの単位行列で
    あることを特徴とする請求項1に記載の等化方法。
  3. 【請求項3】 前記推定は、線形方程式 【数4】 のシステムの解を求めるステップを含むことができ、た
    だし 【数5】 であり、Zは前記観測可能なベクトルであり、 【数6】 は、種々のリンクのために推定されるシンボルのベクト
    ルであることを特徴とする請求項2に記載の等化方法。
  4. 【請求項4】 行列 【数7】 が計算され、ただしCは取り得る符号の行列であり、H
    は、種々のキャリア周波数における伝送チャネルの特性
    を与える行列であることを特徴とする請求項1に記載の
    等化方法。
  5. 【請求項5】 前記N個の取り得る符号を用いて符号化
    される信号の実際の、または推定された伝送レベルか
    ら、前記N個の取り得る符号の中の符号の1つのサブセ
    ットが選択されることを特徴とする請求項1に記載の等
    化方法。
  6. 【請求項6】 前記行列Bは、選択された符号に対応す
    るP行およびP列のみを保持することにより、大きさP
    ×Pの行列B’まで短縮されることを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載の等化方法。
  7. 【請求項7】 前記取り得る符号の行列Cは、前記選択
    された符号に対応するP列のみを保持することにより、
    大きさN×Pの行列C’まで短縮されることを特徴とす
    る請求項5に記載の等化方法。
  8. 【請求項8】 行列 【数8】 が計算され、ただし、Hは種々のキャリア周波数におけ
    るチャネル周波数の特性を与える行列であることを特徴
    とする請求項7に記載の等化方法。
  9. 【請求項9】 N個の中のP個の符号が選択される場合
    には、行列 【数9】 (ただしv値は実際の、または推定された値である)
    は、この時点で、前記選択された符号に関連するレベル
    のみを含む、大きさP×Pの行列V’まで短縮され、前
    記推定は、行列 【数10】 を計算するステップを含み、ただし 【数11】 は各キャリア上の雑音の分散であり、Iは大きさP×
    Pの単位行列であることを特徴とする請求項6または請
    求項8に記載の等化方法。
  10. 【請求項10】 前記推定は、線形方程式 【数12】 のシステムの解を求めるステップを含み、ただしZ’
    は、選択された符号に対応するP個の成分まで、前記観
    測可能なベクトルZを短縮したものであり、 【数13】 は、前記選択された符号を用いて種々のリンク上で推定
    されるシンボルのベクトルであることを特徴とする請求
    項9に記載の等化方法。
  11. 【請求項11】 MC−CDMAタイプの電気通信シス
    テムの受信機のためのGMMSEタイプの等化装置であ
    って、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記
    載の等化方法を実施するための手段を備えることを特徴
    とする等化装置。
  12. 【請求項12】 MC−CDMAタイプの電気通信シス
    テムのための受信機であって、請求項11に記載の等化
    装置を備えることを特徴とする受信機。
JP2002060465A 2001-03-22 2002-03-06 Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機 Expired - Fee Related JP4451045B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0104050 2001-03-22
FR0104050A FR2822568B1 (fr) 2001-03-22 2001-03-22 Methode et dispositif d'egalisation de type gmmse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002330088A true JP2002330088A (ja) 2002-11-15
JP4451045B2 JP4451045B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=8861543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002060465A Expired - Fee Related JP4451045B2 (ja) 2001-03-22 2002-03-06 Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7058115B2 (ja)
EP (1) EP1244244B1 (ja)
JP (1) JP4451045B2 (ja)
AT (1) ATE312443T1 (ja)
DE (1) DE60207773T2 (ja)
FR (1) FR2822568B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005045809A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd 多重搬送変調信号受信システムでのインパルスノイズ抑制回路及び方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2822567B1 (fr) * 2001-03-22 2003-05-02 Mitsubishi Electric Inf Tech Methode et dispositif d'egalisation de type gmmse
EP1274176B1 (en) 2001-07-05 2004-11-24 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. Multi-user detection in an MC-CDMA telecommunication system
ATE343270T1 (de) * 2001-07-13 2006-11-15 Mitsubishi Electric Inf Tech Mehrbenutzerdetektion in einem mc-cdma nachrichtensystem
EP1300977A1 (en) * 2001-10-04 2003-04-09 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. Parallel interference cancellation in an MC-CDMA telecommunication system
FR2861232B1 (fr) * 2003-10-16 2005-12-30 Sagem Procede de reception d'un signal de telecommunication
US8670493B2 (en) 2005-06-22 2014-03-11 Eices Research, Inc. Systems and/or methods of increased privacy wireless communications
US20080031369A1 (en) * 2006-06-07 2008-02-07 Li Ye Geoffrey Apparatus and methods for multi-carrier wireless access with energy spreading
US8737451B2 (en) * 2007-03-09 2014-05-27 Qualcomm Incorporated MMSE MUD in 1x mobiles
US11418030B2 (en) * 2019-05-03 2022-08-16 Battelle Memorial Institute Fast simultaneous feasibility testing and applications for electrical power grids

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201799B1 (en) * 1997-05-01 2001-03-13 Lucent Technologies, Inc Partial decorrelation for a coherent multicode code division multiple access receiver
US6075792A (en) * 1997-06-16 2000-06-13 Interdigital Technology Corporation CDMA communication system which selectively allocates bandwidth upon demand
SG77607A1 (en) * 1997-08-26 2001-01-16 Univ Singapore A multi-user code division multiple access receiver
US6175588B1 (en) * 1997-12-30 2001-01-16 Motorola, Inc. Communication device and method for interference suppression using adaptive equalization in a spread spectrum communication system
US6301293B1 (en) * 1998-08-04 2001-10-09 Agere Systems Guardian Corp. Detectors for CDMA systems
JP2000082982A (ja) * 1998-09-03 2000-03-21 Nec Corp アレーアンテナ受信装置
WO2000036765A1 (en) * 1998-12-15 2000-06-22 Nokia Networks Oy A receiver
US6714527B2 (en) * 1999-09-21 2004-03-30 Interdigital Techology Corporation Multiuser detector for variable spreading factors
US6654408B1 (en) * 2000-10-27 2003-11-25 Wisconsin Alumni Research Foundation Method and system for multi-carrier multiple access reception in the presence of imperfections
US6711219B2 (en) * 2000-12-04 2004-03-23 Tensorcomm, Incorporated Interference cancellation in a signal

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005045809A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd 多重搬送変調信号受信システムでのインパルスノイズ抑制回路及び方法
JP4540418B2 (ja) * 2003-07-22 2010-09-08 三星電子株式会社 多重搬送変調信号受信システムでのインパルスノイズ抑制回路及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60207773T2 (de) 2006-06-29
EP1244244B1 (fr) 2005-12-07
DE60207773D1 (de) 2006-01-12
EP1244244A1 (fr) 2002-09-25
FR2822568B1 (fr) 2003-06-06
JP4451045B2 (ja) 2010-04-14
US20020181562A1 (en) 2002-12-05
US7058115B2 (en) 2006-06-06
FR2822568A1 (fr) 2002-09-27
ATE312443T1 (de) 2005-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6990061B2 (en) Method and apparatus for channel estimation
CN100539461C (zh) Mc-cdma下行链路传输方法
EP2011293B1 (en) Frequency domain channel estimation in a single carrier frequency division multiple access system
WO2003081823A1 (en) Cdma system with frequency domain equalization
WO2006132848A2 (en) Frequency domain joint detection for wireless communication systems
Thaj et al. Orthogonal time sequency multiplexing modulation
JP4451045B2 (ja) Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機
EP1237340A1 (en) Receiver window design for multicarrier communication systems
JP2002217867A (ja) シンボル検出方法および装置ならびにmc−cdma移動体通信システムのための受信機
JP4014084B2 (ja) Gmmseタイプの等化方法
JP4451046B2 (ja) Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機
KR100975722B1 (ko) 통신 시스템에서 데이터 송수신 방법 및 시스템
JP4284037B2 (ja) マルチユーザ検出方法および受信機
Tsai et al. An approximately MAI-free multiaccess OFDM system in carrier frequency offset environment
WO2004032347A1 (en) Receiver having a signal reconstructing section for noise reduction, system and method thereof
Horlin et al. Optimal training sequences for low complexity ML multi-channel estimation in multi-user MIMO OFDM-based communications
Sinn et al. Common architectures for TD-CDMA and OFDM based mobile radio systems without the necessity of a cyclic prefix
JP4480847B2 (ja) マルチユーザ伝送のための方法及び装置
Abd El-Hamid et al. FFT/DWT/DCT OFDM channel estimation using EM algorithm in the presence of chaotic interleaving
EP1119146A2 (en) Frequency-domain equalisation
Degen et al. Multi‐user detection in OFDM systems using CDMA and multiple antennas
KR20060098890A (ko) 하향 링크의 다중 사용자 mimo mc-cdma 시스템에서 데이터 수신 방법 및 그 장치
KR100230607B1 (ko) 멀티캐리어 코드분할다중접속(mc-cdma) 신호의 시간 영역 검출 방법
Kotake et al. An improved channel shortening method with application to MC-CDMA systems
Lin Channel estimation for wireless OFDM communications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081104

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees