JP2002330088A - Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機 - Google Patents
Gmmseタイプの等化方法および装置ならびに受信機Info
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Abstract
ボルを伝送する電気通信システムのダウンリンクチャネ
ルのための等化方法。 【解決手段】複数の符号化された信号を伝送するため
に、送信機と複数の受信機との間に複数のリンクが確立
され、各リンクは、N個の取り得る符号の中で個別の接
続符号を使用し、その方法は、少なくとも1つの受信機
のために、種々のキャリア周波数上で受信機によって受
信される信号の成分を表すベクトル(Y)が、観測可能
なベクトル(Z、Z’)を供給するために適合するフィ
ルタリングステップにかけられ、その観測可能なベクト
ルは、平均二乗誤差最小化判定基準にしたがって、伝送
されるシンボルの推定を行うために用いられることを実
現する。
Description
イプの電気通信システムのダウンリンクチャネルのため
の等化方法および装置に関する。より詳細には、この発
明は、GMMSEタイプの等化方法および装置に関す
る。
−CDMA)は、OFDM(Orthogonal Frequency Div
ision Multiplex:直交周波数分割多重)変調と、CD
MA多元接続技術とを組み合わせたものである。この多
元接続技術は、PIMRC’93の会報に発表された論
文「Multicarrier CDMA in indoor wireless radio net
works」(Vol.1、109〜113ページ、199
3年)においてN.Yee他によって初めて提案され
た。この技術の開発は、IEEE Communica
tion Magazine(126〜133ページ、
1997年12月)に発表された論文「Overview of Mu
lticarriier CDMA」においてHara他によって再検討
された。
各ユーザの信号が時間領域において多重化されるDS−
CDMA(Direct Sequence Code Division Multiple A
ccess:直接拡散符号分割多元接続)方式とは異なり、
この方式では、シグネチャが周波数領域において信号を
多重化し、そのシグネチャの各要素が異なるサブキャリ
アの信号と乗算される。
ためのMC−CDMA送信機の構成を示す。dk(i)
を、ユーザkから送信されることになるi番目のシンボ
ルとする。ただしdk(i)は変調アルファベットに属
する。シンボルdk(i)は初めに、110において、
ck(t)で示され、N「チップ」からなる、拡散系列
またはユーザのシグネチャによって乗算される。ただし
各チップはTcのチップ長を有し、拡散系列の全長はシ
ンボル周期Tに相当する。シンボルdk(i)と種々の
「チップ」との乗算の結果は、シリアル/パラレル変換
器120によって、Lシンボルのブロックに変換され
る。ただしLは一般にNの倍数である。式を簡略化する
ために、L=Nと見なされるであろう。その後、Lシン
ボルのブロックは、モジュール130において、逆高速
フーリエ変換(IFFT)にかけられ、その後、パラレ
ル/シリアル変換器140に送られる。シンボル間干渉
を防ぐために、伝送チャネルのパルスタイプの応答の時
間より長い時間長を有するガード区間が、MC−CDM
Aシンボルに付加される。この区間は、そのシンボルの
開始と同一になるように選択された接尾部を付加する
(図示せず)ことにより得られる。こうして得られたシ
ンボルは、150において、ユーザチャネル上で送信す
るために増幅される。したがって、MC−CDMA方式
は、スペクトル領域において拡散され(IFFT前
に)、その後OFDM変調されるものと分析することが
できることは明らかである。
ムの形で、ユーザkのためのデータを送信し、各シンボ
ルdk(i)は、
実際のシグネチャck(t)によって拡散される。その
際、MC−CDMAシンボル間のガード区間を省略する
ものとすると、時間
ができる。
ーザkによって送信される信号の振幅である。
信機が、図2に概略的に示される。
でサンプリングされ、ガード区間に属するサンプルは除
去される(除去については図示されない)。得られた信
号は以下のように書き表すことができる。
ボルのサブキャリア
り、b(t)は受信された雑音である。
と、伝送チャネルは同一の特性を有し、
ンクチャネルに限定されるであろう。
により得られるサンプルは、シリアル/パラレル変換器
210にパラレルに入力され、その後、モジュール22
0においてFFTが行われる。220から出力される、
周波数領域のサンプルは等化され、ユーザkのシグネチ
ャによって逆拡散される。これを果たすために、周波数
領域のサンプルは、乗算器2300、...、230
L−1内の係数
加算される。
能性が想定されている。MRC(Maximum Ratio Combin
ing:最大比合成)は、係数
す。EGC(Equal Gain Combining:等利得合成)は、
係数
は、
ムは、各キャリア上の平均二乗誤差
散である。
よって、シンボル間干渉を無視できるようになる。した
がって、等化は、複素係数によって単に乗算することに
より、キャリア毎に行うことができる。
因する干渉を考慮に入れることなく、ユーザkのデータ
を復号化する。このため、それはシングルユーザまたは
SUと呼ばれる。この理由により、それはシングルユー
ザまたはSUと呼ばれる。
チユーザ検出技術が知られている。それらの技術は、他
のユーザによって生成される干渉を考慮することに関す
る共通の特徴を有する。
またはMUD技術は、Electronic Lett
ersに発表された、J-Y. Beaudais、J.F. Helardおよ
びJ.Citerneによる論文「A novel linear MMSE detecti
on technique for MC-CDMA」(Vol.36、No7、
665〜666ページ、2000年3月30日)におい
て提示された。提案された等化方式は、もはやキャリア
毎ではなく、全てのキャリアを考慮に入れて、MC−C
DMAシンボル毎に動作する。このため、それは、GM
MSE(グローバル最小平均二乗誤差)等化、または同
じくM−MMSE(行列最小平均二乗誤差)等化とも呼
ばれる。その目的は、推定されたシンボル
を最小にすることである。
合には、ユーザ毎のMMSEとも呼ばれる)を用いるM
C−CDMA受信機が図3に示されている。その受信機
は、等化が、種々のキャリアの信号の行列Qとの乗算3
31によって達成される点で図2の受信機とは異なる。
3320、...332L−1においてユーザkのシグ
ネチャで乗算により逆拡散し、340において加算した
後に、推定されたシンボル
ユーザkに関連する伝送レベルvkによって乗算される
(時間の添え字iは、簡略化するために省略されるであ
ろう)。
推定する、GMMSE等化を有するMC−CDMA受信
機が図4に示されている。モジュール410、420お
よび431は、モジュール310、320および331
と同じである。逆拡散は、432において、行列CHに
よる乗算を用いて行われる。ただし、CはN個の取り得
る符号の行列である(
の列がN個の取り得る符号ck(k=0,...,N−
1)からなる行列であり、各符号は、その成分が系列c
lkを形成するベクトルである。432の出力ベクトル
は、433において、行列VHによる乗算にかけられ
る。ただし、
信号の振幅vkを表す直交行列である。基地局がN人の
ユーザより少ないユーザにサービスを提供するとき、言
い換えると、そのシステムが最大負荷で動作していない
とき、未使用の符号に対応する伝送レベルは0である。
−CDMA信号は、その成分が種々のキャリアに対応す
る、大きさNのベクトルYの形で書き表すことができ
る。上記の表記法を用いると、Yは、種々のユーザに伝
送されるシンボルdkのベクトルDの関数として表すこ
とができる。
るそのチャネルの周波数応答を表しており、すなわち
ルDを推定することができるベクトルYを観測すること
ができる。
ための推定されたシンボルのベクトルである場合には、
Dの共分散行列、Yの自己分散行列、Dの自己分散行列
である。伝送されたシンボルdkの相関が元に戻される
ものと仮定される場合には、これは、RDD=INを与
え、したがって、
ことができるものと推定される。
演算は、行列AAHと、行列
テムの解)に依存する。これらの計算は、移動端末のリ
ソースを消費し、それらが頻繁に実行されなければなら
ない場合には、特に伝送チャネル上で急速に変動が生じ
る場合にはなおさら消費が激しくなる。しかしながら、
端末のリソースは、移動体電気通信システムのまさに決
定的な部分を構成することがわかっている。
リソースを使用しない、MC−CDMA電気通信システ
ムのダウンリンクチャネルのためのGMMSE等化方法
を提案することである。
C−CDMAシンボルを伝送する電気通信システムのダ
ウンリンクチャネルのための等化方法として特徴付けら
れるこの発明によって解決され、その方法では、複数の
符号化された信号を伝送するために、送信機と複数の受
信機との間に複数のリンクが確立され、各リンクは、N
個の取り得る符号の中で個別の接続符号を使用し、その
方法では、少なくとも1つの受信機のために、種々のキ
ャリア周波数上で受信機によって受信される信号の成分
を表すベクトル(Y)が、観測可能なベクトル(Z、
Z’)を供給するために適合するフィルタリングステッ
プにかけられ、その観測可能なベクトルは、平均二乗誤
差最小化判定基準にしたがって、伝送されるシンボルの
推定を行うために用いられる。
チャネルの特性を与える行列あり、Cは、取り得る符号
の行列であり、Vは、N個の取り得る符号を用いて符号
化された信号の伝送レベルを与える直交行列であり、
ある。その推定は、線形方程式
ただし、
ルである。
り、Hは、種々のキャリア周波数における伝送チャネル
の特性を与える行列である。
信号の実際の、または推定された伝送レベルから、N個
の取り得る符号の中の符号の1つのサブセットを選択す
ることができる。この場合に、行列Bは、選択された符
号に対応するP行およびP列のみを保持することによ
り、大きさP×Pの行列B’まで短縮され、取り得る符
号の行列Cは、選択された符号に対応するP列のみを保
持することにより、大きさN×Pの行列C’まで短縮さ
れ得ることが有利である。その際、その行列は、
ャリア周波数の伝送チャネルの特性を与える行列であ
る。
は、行列
は、この時点で、選択された符号に関連するレベルのみ
を含む、大きさP×Pの行列V’まで短縮することがで
き、その推定は、行列
Pの単位行列である。この場合に、その推定は、線形方
程式
ただし、Z’は、選択された符号に対応するP個の成分
まで、観測可能なベクトルZを短縮したものであり、
るシンボルのベクトルである。
化方法を実施するための手段を含む、MC−CDMAタ
イプの電気通信システム受信機のための等化装置によっ
ても特徴付けられる。最後に、この発明は、そのような
等化装置を含むMC−CDMAタイプの電気通信システ
ムのための受信機に関する。
は、添付の図面に関連して与えられる以下に記載される
説明を読むことにより、さらに明らかになるであろう。
の概念は、そのシステムが全般的に最大負荷で動作しな
いという事実を利用することである。実際に存在するユ
ーザの数Pが、取り得る符号の数Nより小さいとき、行
列Vから未使用の符号に関連する要素を削除することに
より得られる、大きさP×Pの行列V’が構成される。
一般性を失うことなく、これらの符号が添え字
0,...,P−1を有し、したがって
用いられる符号に対応する列のみを含む大きさN×Pの
行列C’まで短縮することができる。その際、行列H、
CおよびVの積である行列Aも、大きさN×Pの行列
A’(ここで
に対応する成分まで短縮されたベクトルDである。
できる。
A’は短縮された大きさN×Pからなるが、依然として
大きさN×Nからなる、行列A’A’Hを含むため、そ
の計算が実質的な簡略化をもたらさないことである。し
たがって、逆行列の大きさ(または同様に、解を求めら
れる線形方程式のシステムのランク)は依然として、取
り得る符号の数Nの関数であり、すなわち、そのシステ
ムが収容することができるユーザの最大数の関数であ
る。
を用いるものと仮定した。より一般的には、1つの送信
機と1人のユーザとの間に複数のリンクが確立され、各
リンクが個別の符号を用いるものと仮定されるであろ
う。この定義によれば、1つの送信機と1人のユーザと
の間の伝送チャネルはいくつかのリンクを収容すること
ができる。したがって、Nは、そのシステムによって許
可されることができるリンクの最大数になり、Pは実際
に確立されるリンクの数である。
ンク(用いられる符号)の数Pが最大数Nより小さいと
きに、簡略化することができる等化動作の式を求めるこ
とである。
考えてみると、
ルである)が成り立っていることがわかっている。
Zは、Yの網羅的な要約であることが知られている。ベ
クトルYの代わりにベクトルZを観測可能なものとして
取得し、ウィーナーフィルタリングを用いて、この観測
可能なものからベクトルDを推定することができる。そ
の際、推定されたベクトル
き、行列Aを行列A’まで短縮することができ、式
(9)を短縮された形に書き直すことができる。
な大きさN×Nの行列の代わりに、大きさP×Pの行列
の逆行列(または同様に、P個の未知数を有するP個の
方程式の線形システムの解)のみを必要とすることに留
意されたい。それによりシンボルの推定は著しく簡略化
され、システムの負荷が、より小さい場合には一層簡略
化される。
ば、式(10)に現れる行列A’HA’の計算は、符号
Cの行列がある一定の特性を有するときにさらに簡略化
できることがわかるであろう。実際には、まず初めに、
行列AHAについて考える。これは、以下のように表す
こともできる。
ダマール(WH)符号であるものと仮定する。WH符号
は、再帰によって得られる行列C2pの列のように生成
することができることを思い出されるであろう。
逆行列に等しい。さらに、その系列は直交する。
よびjの2値式のスカラー積であり、
は、
積は依然としてWH符号である。
る。符号の行列は対称である。
す。
符号の組み合わせた積が依然としてフーリエ符号にな
る。
reless2000会報(Dresden、Germ
any)において発表されたA.Bury等による論文
「Diversity comparison of spreading transforms for
multi-carrier spread spectrum transmission method
s」において提示されるような、以前の符号の「回転」
によって得られる符号のファミリ(このため、回転符号
と呼ばれる)に拡張することができる。回転符号の行列
は、以下の式によって定義される。
めに意図されたN個のシンボルを符号化することは、角
度
の符号の行列を適用することと等価であることに留意す
ることが重要である。換言すると、初期の符号の回転さ
れた符号は結局、各ユーザのためのコンスタレーション
の回転を犠牲にした初期の符号になる。
する場合には、回転されたフーリエ符号に対して、以下
の式が成り立つ。
て、以下の式が成り立つ。
れるであろう。
が一定またはjが一定の場合に0〜N−1を示す添え字
であり、λijは、一般に添え字iおよびjに依存する
複素数である。
行、すなわち係数b0jが計算され、その後、他の行
は、置換および乗算によってそこから導出される。
に、その行のうちの1つだけしか計算する必要がない。
一例として、式(20)は、WH符号の場合には、
リエ符号または回転フーリエ符号が用いられる場合に
は、行列Bの最初の行は、ベクトル
のアダマール変換、
のフーリエ変換、
よって行われることが有利であろう。
る場合には、Bの最初の行の係数は、複素係数による簡
単な乗算を用いて、(21)および(22)から導出さ
れる。
満足する場合、特にアダマール、回転アダマール、フー
リエまたは回転フーリエ符号の場合には、行列Bの1つ
の行(またはそれがエルミート行列であるため、列)が
計算され、他の行(またはそれぞれ他の列)は、置換、
および必要なら乗算演算を用いてそこから導出されるで
あろう。
HA’について考えてみる。行列A’は、
HCをその最初のP個の列まで短縮したものである。
A’HA’の第1の表現は、そこから推定される。
た方法を用いて、行列
は、そこから導出される。
され、その後、行列
るA’HA’の計算が選択されるであろう。この計算結
果は、近似的に
場合には、変換Cを適用するための高速アルゴリズムが
存在する限り、式(23)による計算が選択されるであ
ろう。大部分の場合に、行列Cの符号が特性(18)を
満足するため、この計算は一層簡単になる。たとえば、
WH符号が用いられる場合には、行列Bの第1の行は、
Nlog2(N)の演算を必要とする、ベクトル
な計算は、{Nlog2(N)+2P2}の演算を必要
とする。したがって、この演算は、log2(N)がP
2より小さくなる場合には、より有効になるであろう。
この結論は、用いられる符号がフーリエ符号である場合
にも当てはまる。
るA’HA’の計算から、(24)による計算に、およ
びその逆に動的に移行することができる。
に関連する成分に限定されることからなるものと仮定さ
れた。実際には、以下の判定基準のうちの1つに基づい
て、さらに拡張された短縮を得ることができる。 (I)最も高いレベルvmに関連するckとは異なる、
P−1(Pは、P<Nであるような所与の整数)個の符
号cmが選択される。これは、高い伝送レベルの信号
が、他の符号より妨害する可能性が高いためである。 (II)レベルvm>Th(ただしThは、所定の閾値
である)に関連するckとは異なる符号cmが選択され
る。閾値Thは適応的であり、当該ユーザのための伝送
レベルに依存することが有利であろう。その際、符号c
mは、たとえば、0<μ<1の場合に、
え字
局との間でいくつかのリンクを確立している場合には
(その際、あるユーザのチャネルはいくつかのリンクか
らなる)、最も低いレベル
することもできる。さらに、伝送レベルからの選択に加
えて、この判定基準にしたがって採用される符号の中
で、当該符号に対して最も内因性の高い妨害する符号の
み(すなわち、伝送レベルを全く考慮することなく)を
選択することができる。これは、たとえば、VTC’F
all2000(2000年9月)において発表され、
参照によって本明細書に援用される、D.Mottie
rおよびD.Castelainによる論文「Aspreadi
ng sequence allocation procedure for MC-CDMA trans
mission systems」から、チャネルの係数hkが、所与
のユーザ符号に対して相関がある場合には、ある符号
(同じ伝送レベルの場合)が他の符号よりも妨害を生じ
ることが知られているためである。より正確には、2つ
の符号ciとcjとの間の干渉は、
る。この選択判定基準は、これ以降、内因性妨害判定基
準と呼ばれるであろう。
MMSE等化器を示す。モジュール510、520は、
図4のモジュール410および420と同じである。当
該ユーザkの受信機によって受信または推定される、伝
送レベルのベクトル
もに、(I)または(II)による選択判定基準を用い
て、選択モジュールに送出される。選択モジュール57
0は、選択されることなる符号添え字の組
571に送信する。マルチプレクサ571は、短縮され
た大きさv’のベクトルを供給するために、Fkの添え
字に関連するvの成分を選択する。同様に、マルチプレ
クサ551および561はそれぞれ、短縮された大きさ
B’およびCの行列を供給する。モジュール550は、
現「適合したフィルタリング」は、その選択が用いられ
る符号の全ての添え字を含む場合にのみ適していること
に留意されたい。それは、弱く干渉する符号が選択され
ない場合に拡張されるであろう。その際、行列計算モジ
ュール590は、行列
推定モジュール580は、P個の未知数
MMSE等化器を示す。モジュール610、620、6
50、651、661、670、671、680、69
0はそれぞれ、図5のモジュール510、520、55
0、551、561、570、571、580、590
と同じである。
トルYにおいて適合したフィルタリングを行い、ベクト
ル
算するための2つの取り得るブランチを含む。
算は、モジュール660および661を含む上側ブラン
チにおいて行われる。チャネル推定器から送出されるベ
クトル
の用いられる符号に対応する変換(アダマールまたはフ
ーリエ)にかけられる。その際、添え字
は、(20)を用いて行列Bの他の行を生成する。次
に、マルチプレクサ661は、行列Bを、選択モジュー
ル670によって供給される、選択されることになる添
え字の組Fkにしたがって、大きさP×Pの行列B’ま
で短縮する。
その計算は下側のブランチにおいて行われる。モジュー
ル662は、モジュール651から、短縮された行列
C’を受信し、
ール690は、マルチプレクサ671から短縮された大
きさv’のベクトルを受信し、状況に応じて、上側ブラ
ンチまたは下側ブランチの行列B’を受信する。行列計
算モジュール690は、行列
その際、モジュール680は、P個の未知数
DMA受信装置が、機能モジュールの形で示されてきた
が、この装置の全てまたは一部が、記載される全機能を
満たすための専用の、またはプログラムされた1つのプ
ロセッサを用いて、またはその機能のうちのいくつかを
それぞれ満たすための専用の、またはプログラムされた
複数のプロセッサの形で実装することができることは言
うまでもない。
CDMA送信機の構造を示す概略図である。
ルユーザMC−CDMA受信機の構造を示す概略図であ
る。
ザ毎にMMSE等化を用いるMC−CDMA受信機の構
造の概略図である。
MSE等化を用いるMC−CDMA受信機の構造の概略
図である。
いるMC−CDMA受信機の構造の概略図である。
いるMC−CDMA受信機の構造の概略図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のキャリア周波数上でMC−CDM
Aシンボルを伝送する電気通信システムのダウンリンク
チャネルのためのGMMSEタイプの等化方法であっ
て、複数の符号化された信号を伝送するために、送信機
と複数の受信機との間に複数のリンクが確立され、各リ
ンクは、N個の取り得る符号の中で個別の接続符号を使
用し、少なくとも1つの受信機のために、種々のキャリ
ア周波数において前記受信機によって受信される信号の
成分を表すベクトル(Y)が、観測可能なベクトル
(Z、Z’)を供給するために適合するフィルタリング
ステップにかけられ、前記観測可能なベクトルは、平均
二乗誤差最小化判定基準にしたがって、前記伝送される
シンボルの推定を行うために用いられることを特徴とす
る等化方法。 - 【請求項2】 前記推定は、行列 【数1】 の計算を含み、ただし 【数2】 であり、Hは、種々のキャリア周波数における伝送チャ
ネルの特性を与える行列あり、Cは取り得る符号の行列
であり、Vは前記N個の取り得る符号を用いて符号化さ
れた信号の伝送レベルを与える直交行列であり、 【数3】 は雑音の分散であり、INは大きさN×Nの単位行列で
あることを特徴とする請求項1に記載の等化方法。 - 【請求項3】 前記推定は、線形方程式 【数4】 のシステムの解を求めるステップを含むことができ、た
だし 【数5】 であり、Zは前記観測可能なベクトルであり、 【数6】 は、種々のリンクのために推定されるシンボルのベクト
ルであることを特徴とする請求項2に記載の等化方法。 - 【請求項4】 行列 【数7】 が計算され、ただしCは取り得る符号の行列であり、H
は、種々のキャリア周波数における伝送チャネルの特性
を与える行列であることを特徴とする請求項1に記載の
等化方法。 - 【請求項5】 前記N個の取り得る符号を用いて符号化
される信号の実際の、または推定された伝送レベルか
ら、前記N個の取り得る符号の中の符号の1つのサブセ
ットが選択されることを特徴とする請求項1に記載の等
化方法。 - 【請求項6】 前記行列Bは、選択された符号に対応す
るP行およびP列のみを保持することにより、大きさP
×Pの行列B’まで短縮されることを特徴とする請求項
4または請求項5に記載の等化方法。 - 【請求項7】 前記取り得る符号の行列Cは、前記選択
された符号に対応するP列のみを保持することにより、
大きさN×Pの行列C’まで短縮されることを特徴とす
る請求項5に記載の等化方法。 - 【請求項8】 行列 【数8】 が計算され、ただし、Hは種々のキャリア周波数におけ
るチャネル周波数の特性を与える行列であることを特徴
とする請求項7に記載の等化方法。 - 【請求項9】 N個の中のP個の符号が選択される場合
には、行列 【数9】 (ただしvi値は実際の、または推定された値である)
は、この時点で、前記選択された符号に関連するレベル
のみを含む、大きさP×Pの行列V’まで短縮され、前
記推定は、行列 【数10】 を計算するステップを含み、ただし 【数11】 は各キャリア上の雑音の分散であり、IPは大きさP×
Pの単位行列であることを特徴とする請求項6または請
求項8に記載の等化方法。 - 【請求項10】 前記推定は、線形方程式 【数12】 のシステムの解を求めるステップを含み、ただしZ’
は、選択された符号に対応するP個の成分まで、前記観
測可能なベクトルZを短縮したものであり、 【数13】 は、前記選択された符号を用いて種々のリンク上で推定
されるシンボルのベクトルであることを特徴とする請求
項9に記載の等化方法。 - 【請求項11】 MC−CDMAタイプの電気通信シス
テムの受信機のためのGMMSEタイプの等化装置であ
って、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記
載の等化方法を実施するための手段を備えることを特徴
とする等化装置。 - 【請求項12】 MC−CDMAタイプの電気通信シス
テムのための受信機であって、請求項11に記載の等化
装置を備えることを特徴とする受信機。
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