JP2002329416A - 人体センサーを有する電子機器 - Google Patents

人体センサーを有する電子機器

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JP2002329416A
JP2002329416A JP2001132457A JP2001132457A JP2002329416A JP 2002329416 A JP2002329416 A JP 2002329416A JP 2001132457 A JP2001132457 A JP 2001132457A JP 2001132457 A JP2001132457 A JP 2001132457A JP 2002329416 A JP2002329416 A JP 2002329416A
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case
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sensor
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JP2001132457A
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Katsunori Sato
克徳 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の構造を簡単にして、簡単かつ容易に、
しかも低コストに多量生産する。光源と人体センサーを
最適な方向に向けて固定する。 【解決手段】 人体センサーを有する電子機器は、人体
センサー2とケース1と光源3とを備える。人体センサ
ー2は、ケーシング6の周囲を球面状とし、対向する側
面に一対の支持凸部9を突出して設けている。ケース1
は、本体ケース1Aと蓋ケース1Bとを備え、ケース1
の内面に、人体センサー2の球面に沿う摺動支持縁29
Aを有する摺動ガイドリブ29を内側に突出させて互い
に隣接して設けると共に、これらの摺動ガイドリブ29
の間に支持凸部9を案内するガイド溝30を設けてい
る。電子機器は、支持凸部9をガイド溝30に沿って移
動させると共に、支持凸部9を回転軸としてケーシング
6を回動させて、人体センサー2を立体的に回動できる
ようにケース1に連結している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体の接近を検出し
て光源を点灯する人体センサーを有する電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人体の接近を検出して光源を点灯する電
子機器は開発されている(特開平11−45610
号)。この公報に記載される電子機器は、図1に示すよ
うに、回転できる中空筒42に、光源と人体センサー2
と乾電池を内蔵させている。この電子機器は、中空筒4
2を回転して人体センサー2と光源の照射方向を調整で
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す電子機器
は、光源と人体センサーを一緒に中空筒に収納している
ので、人体センサーの方向と光源の方向が同じ方向とな
る。このため、人体センサーと光源を独立して最適な方
向に調整できない。人体センサーと光源の最適な向きは
必ずしも一致しない。それは、人体センサーの最適方向
は人体の接近を速く確実に検出できる方向であり、光源
の最適方向は人体が作業をする方向である。したがっ
て、人体センサーは接近する人体の通路に向けられ、光
源は通路を通過した人が作業する方向に向けられるのを
理想とする。人体が接近する方向は、電子機器の取り付
け位置によって一定でない。このため、人体センサーと
光源が同じ方向を向く電子機器は、種々の場所で最適な
状態では使用できない。
【0004】さらに、図1の電子機器は、光源と人体セ
ンサーと乾電池が中空筒に収納されるので中空筒が重く
なる。重い中空筒は、しっかりと固定しながら、スムー
ズに回転させるのが難しい。スムーズに回転できるよう
にすると、しっかりと固定できずに移動しやすくなるか
らである。
【0005】ところで、人体センサーと光源を独立して
最適な方向に調整できる電子機器も開発されている。こ
の構造の電子機器は、人体センサーと光源を別々のケー
スに入れ、各々のケースを、傾動できるアームを介して
固定台に連結している。この構造は、人体センサーと光
源の両方を最適な方向に向けることができる。しかしな
がら、この構造の電子機器は、ケースの構造が複雑にな
って製造コストが高くなる。アームを介して光源と人体
センサーを連結するので、使用するにしたがって、光源
や人体センサーの方向が狂いやすい欠点もある。
【0006】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、全体の構造を簡単にして、簡単かつ容易に、しかも
低コストに多量生産できると共に、光源と人体センサー
を最適な方向に向けて固定できる人体センサーを有する
電子機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の人体センサーを
有する電子機器は、人体が接近したことを検出する人体
センサー2と、この人体センサー2を連結しているケー
ス1と、このケース1に固定されて人体が接近したとき
に点灯される光源3とを備える。人体センサー2は、ケ
ーシング6の周囲を球面状とし、かつ球面の対向する側
面に一対の支持凸部9を突出して設けている。ケース1
は、本体ケース1Aと蓋ケース1Bとを備える。さら
に、ケース1は、内面に、人体センサー2の球面に沿う
摺動支持縁29Aを有する摺動ガイドリブ29を内側に
突出させて互いに隣接して設けている。互いに隣接する
摺動ガイドリブ29の間に、支持凸部9を案内するガイ
ド溝30を設けている。電子機器は、本体ケース1Aと
蓋ケース1Bとの間に人体センサー2を配設しており、
支持凸部9をガイド溝30に沿って移動させると共に、
一対の支持凸部9を回転軸としてケーシング6を回動さ
せることにより、人体センサー2を立体的に回動できる
ようにケース1に連結している。
【0008】蓋ケース1Bは、好ましくは、人体センサ
ー2の先端部を突出させて、人体センサー2を回転でき
るが抜けないように保持する回動支持貫通孔31を有す
る。この電子機器は、蓋ケース1Bを本体ケース1Aに
連結して、人体センサー2をケース1の定位置に回転で
きるように支持できる。
【0009】ケース1は、人体センサー2を収納するセ
ンサー室26と、これと隣接して光源3を収納する本体
室27とを設けて、好ましくは、本体室27を水密構造
とする。さらに、本体室27は、本体ケース1Aと蓋ケ
ース1BをOリング32を介して連結して水密構造とす
ることができる。このOリング32は、弾性変形できる
紐体32Aと、紐体32Aの両端を連結している弾性ジ
ョイント32Bとで構成することができる。このOリン
グ32は、紐体32Aと弾性ジョイント32Bとを本体
室27の隔壁28に沿って配設して本体室27を水密す
ることができる。さらに、人体センサー2は、ケーシン
グ6を防水構造に閉塞することができる。このように、
ケース1の本体室27や人体センサー2を防水構造にす
る電子機器は、風雨に曝される屋外においても、水の浸
入を防止して便利に使用できる。
【0010】本体ケース1Aは、光源3と電子回路を実
装する回路基板33を収納して、この回路基板33と人
体センサー2とを防水チューブ37に入れているリード
線36を介して接続することができる。
【0011】さらに、電子機器は、本体ケース1Aに二
次電池34を内蔵して、この二次電池34にリード線5
を介して接続している太陽電池4を本体ケース1Aと別
のケースに収納して、太陽電池4で二次電池34を充電
することができる。この電子機器は、昼間に太陽電池4
で二次電池34を充電できるので、内蔵する電池を交換
することなく長期間にわたって、夜間に人体の接近を検
出して光源3を点灯できる。さらに、電池の交換が不要
な電子機器は、交換が困難な場所、たとえば高所に設置
して便利に使用できる。さらに、本発明の電子機器は、
ケース1の内面に、複数の摺動ガイドリブ29を、互い
に交差させて設けることができる。この電子機器は、互
いに交差する複数の摺動ガイドリブ29で人体センサー
2をより確実に支持できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための人体センサーを有する電
子機器を例示するものであって、本発明は電子機器を以
下のものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0014】図2の斜視図と図3の分解斜視図に示す電
子機器は、人体が接近したことを検出する人体センサー
2と、この人体センサー2を連結しているケース1と、
このケース1に固定されて人体が接近したときに点灯さ
れる光源3とを備える。さらに、図の電子機器は、ケー
ス1に内蔵する二次電池34を充電する太陽電池4をリ
ード線5を介して二次電池34に連結している。図に示
すケース1は、細長い形状で、一端部をセンサー室26
とし、他の部分を本体室27としている。センサー室2
6は、人体センサー2を内蔵している。本体室27は、
光源3と回路基板33と二次電池34とを内蔵してい
る。
【0015】人体センサー2は、ケーシング6と、この
ケーシング6に収納しているセンサー基板組立7と、セ
ンサー基板組立7を挿入しているセンサースペーサー8
と、ふたつのOリング13、17とを備える。
【0016】ケーシング6は、プラスチックで成形して
いる下ケーシング6B及び上ケーシング6Aからなる。
図のケーシング6は、上面と下面を平面状として、その
間の外周面を球面状に成形している。図3のケーシング
6は、上ケーシング6Aの外周面のみを球面状としてい
る。ケーシング6は、図4と図5の断面図に示すよう
に、上ケーシング6Aと下ケーシング6Bの外周面を球
面状とすることもできる。この構造のケーシング6は、
球面状の上下幅を広くできる。このため、ケース1によ
り安定して保持できる。
【0017】ケーシング6の外周囲を球面状とするため
に、上ケーシング6Aのみ、あるいは上ケーシング6A
と下ケーシング6Bの外周面を球面状に成形している。
ケーシング6の外周面を球面状とするのは、人体センサ
ー2をケース1に対して立体的に、いいかえると上下方
向と左右方向とに傾動して、ケース1に安定して保持さ
せるためである。さらに、人体センサー2は、球面の対
向する側面に一対の支持凸部9を突出して設けている。
図のケーシング6は、上ケーシング6Aの下端縁と、こ
れに対向する下ケーシング6Bの上端縁に支持凸部9を
設けている。一対の支持凸部9は、球面の中心を通過す
る線上に位置する。支持凸部9を中心としてケーシング
6をスムーズに回動させるためである。人体センサー2
は、支持凸部9を中心として、図3の矢印Aで示す方向
に回動される。さらに、人体センサー2は、支持凸部9
をケース1のガイド溝に沿って移動させて矢印Bで示す
方向に回動される。矢印AとBで示す方向は互いに直交
する方向であるから、人体センサー2は立体的にあらゆ
る方向に向けることができる。
【0018】上ケーシング6Aと下ケーシング6Bは、
図5に示すように、下ケーシング6Bから上ケーシング
6Aに向かってねじこんでいる止ネジ10で連結され
る。止ネジ10をねじ込むボス11は、上ケーシング6
Aと下ケーシング6Bの内面に突出して設けられる。下
ケーシング6Bは底面から、上ケーシング6Aは上面か
ら内面に突出してボス11を設けている。下ケーシング
6Bのボス11に止ネジ10をねじ込み、この止ネジ1
0の先端を上ケーシング6Aのボス11にねじ込んで、
上ケーシング6Aと下ケーシング6Bは連結される。
【0019】互いに連結される下ケーシング6Bと上ケ
ーシング6Aは、センサー基板組立7を挟着して定位置
に保持する。下ケーシング6Bは、センサー基板組立7
の基板の下面を支持する支持リブ12を一体成形して設
けている。支持リブ12は、下ケーシング6Bの内周
に、4つを等間隔に配置して設けている。上ケーシング
6Aは、Oリング13とセンサースペーサー8を介し
て、センサー基板組立7の基板の上面を押圧する。上ケ
ーシング6Aは、図4と図5に示すように、センサー基
板組立7のセンサーカバー14を表出させる貫通孔15
を開口しており、この貫通孔15の周囲にOリング13
を入れるリング溝16を設けている。リング溝16に入
れたOリング13は、センサースペーサー8とセンサー
カバー14の外側面に押し付けられて貫通孔15を水密
構造に閉塞する。センサーカバー14は、Oリング13
の下面で外形が大きくなる円筒状に成形している。この
構造のセンサーカバー14は、Oリング13に直接押圧
されて、より確実な水密構造となる。また、Oリング1
3でセンサーカバー14を押圧して、センサー基板組立
7を定位置に保持できる。
【0020】上ケーシング6Aと下ケーシング6Bは、
周壁の間にもOリング17を入れて水密構造に連結して
いる。下ケーシング6Bは、Oリング17の内側に位置
する凸条18を周壁の内面に沿って設けている。この構
造は、Oリング17を位置ずれなく定位置に保持して、
下ケーシング6Bと上ケーシング6Aとで挟着できる。
下ケーシング6Bは、センサー基板組立7に連結してい
るリード線36を外部に引き出す取出孔19を貫通して
設けている。
【0021】センサー基板組立7は、基板にセンサーカ
バー14を固定している。センサーカバー14はプラス
チック製で、人体から放射される赤外線等の電磁波を透
過させる。センサーカバー14は、図4と図5に示すよ
うに、人体から放射される赤外線等の電磁波を検出する
センサー素子21を内蔵している。基板はセンサー素子
21を固定しており、さらにセンサー素子21から出力
される微弱な信号を増幅するアンプ(図示せず)も固定
している。センサー素子21は、人体の動きを赤外線で
検出して人体が接近したことを検出する。
【0022】ケース1は、プラスチック製の本体ケース
1A及び蓋ケース1Bを備える。図に示す本体ケース1
Aは下側を覆う箱形形状とし、蓋ケース1Bは上側を覆
う形状としている。さらに、蓋ケース1Bは、一部を透
光カバー22としている。透光カバー22は、ケース1
内の光源3の光を外部に透過させるプラスチックで成形
している。透光カバー22は、内面を帯状の凹凸形状と
して、光源3の光を散乱して照射する。本体ケース1A
と蓋ケース1Bは細長い形状で、周囲に周壁23を一体
成形して設けている。本体ケース1Aと蓋ケース1B
は、本体ケース1Aから蓋ケース1Bに向かってねじ込
まれている止ネジ24で連結される。本体ケース1Aと
蓋ケース1Bは、止ネジ24をねじ込む位置にボス25
を突出して設けている。
【0023】細長いケース1は、一端部をセンサー室2
6として、他の部分を本体室27としている。本体ケー
ス1Aは、センサー室26と本体室27との間に、両端
を周壁23に連結する隔壁28を設けている。センサー
室26は、人体センサー2を内蔵する。ケース1は、セ
ンサー室26の内面に、人体センサー2の球面に沿う摺
動支持縁29Aを有する複数列の摺動ガイドリブ29を
内面に突出して設けている。複数列の摺動ガイドリブ2
9は、図6の平面図に示すように、互いに交差する方
向、図においては直交する方向に突出して設けられる。
図のケース1は、ケース1の長手方向である縦方向に突
出する縦の摺動ガイドリブ29Xと、これに直交する横
方向に突出す横の摺動ガイドリブ29Yを設けている。
縦の摺動ガイドリブ29Xは、2列を平行に並べて配設
している。2列に並べて互いに隣接して配設している縦
の摺動ガイドリブ29Xは、その間を、支持凸部9を案
内するガイド溝30としている。ガイド溝30を形成す
る縦の摺動ガイドリブ29Xは、人体センサー2に設け
ている一対の支持凸部9を案内するために、一対の支持
凸部9を案内する位置に配設している。図のケース1
は、縦の摺動ガイドリブ29Xの間にガイド溝30を設
けているが、横の摺動ガイドリブを2列に並べてガイド
溝を設けることもできる。
【0024】図のケース1は、本体ケース1Aと蓋ケー
ス1Bの両方に縦と横の摺動ガイドリブ29を設けてい
る。本体ケース1Aは、人体センサー2の両側に位置す
るように、縦と横の摺動ガイドリブ29を設けている。
本体ケース1Aの縦の摺動ガイドリブ29Xは、周壁2
3と底に連結され、あるいは隔壁28と底に連結して設
けられる。本体ケース1Aの横の摺動ガイドリブ29Y
は、周壁23と底に連結して設けている。蓋ケース1B
は、人体センサー2の両側に横の摺動ガイドリブ29Y
を設け、人体センサー2の片側に縦の摺動ガイドリブ2
9Xを設けている。さらに、図3と図5から理解できる
ように、透光カバー22にも縦の摺動ガイドリブ29X
を設けている。透光カバー22に設けられる縦の摺動ガ
イドリブ29Xは、蓋ケース1Bに設けられる縦の摺動
ガイドリブ29Xに対向して設けている。本体ケース1
Aと蓋ケース1Bの両方に、縦と横の摺動ガイドリブ2
9を設けているケース1は、人体センサー2を広い範囲
でスムーズに回動できる保持できる。ただ、ケースは、
必ずしも本体ケースと蓋ケースの両方に摺動ガイドリブ
を設ける必要はない。摺動ガイドリブは、本体ケースに
のみ設け、あるいは蓋ケースにのみ設けることができ
る。とくに、本体ケースを深くして蓋ケースを浅くする
ケースは、本体ケースにのみ摺動ガイドリブを設けて、
人体センサーを回動できるように保持できる。また反対
に、本体ケースを浅くして蓋ケースを深くしているケー
スは、蓋ケースにのみ摺動ガイドリブを設けて人体セン
サーを回動できるように保持できる。
【0025】蓋ケース1Bは、人体センサー2の先端部
を突出させる回転支持貫通孔31を開口している。回転
支持貫通孔31は、人体センサー2のケーシング6を回
転できるように外部に突出させる。
【0026】蓋ケース1Bは、Oリング32を介して本
体ケース1Aに連結される。Oリング32は、本体ケー
ス1Aの隔壁28と蓋ケース1Bの透光カバー22の下
面段差部22Aの間に挟着されて、本体室27を防水構
造に連結する。Oリング32は、図3に示すように、弾
性変形できる紐体32Aと、紐体32Aの両端を連結し
てい弾性ジョイント32Bとからなる。弾性ジョイント
32Bは、紐体32Aを挿入する嵌入凹部を設けてい
る。Oリング32は、紐体32Aの両端を弾性ジョイン
ト32Bの嵌入凹部に入れてリング状に連結される。弾
性ジョイント32Bは、蓋ケース1Bの透光カバー22
の裏側に設けられた嵌入部(図示せず)に入れられる。
このOリング32は、紐体32Aと弾性ジョイント32
Bを、本体ケース1Aの隔壁28と透光カバー22の下
面段差部22Aで挟着して、本体室27を水密構造とす
る。図3と図6のケース1は、Oリング32を本体ケー
ス1Aの全周壁に沿わせるのではなく、本体室27の周
囲の隔壁28に沿って固定して、本体室27を水密構造
とする。このOリング32は、回路基板33や二次電池
34を収納している本体室27を水密構造とする。
【0027】図のケース1は、本体ケース1Aの本体室
27に、回路基板33と二次電池34を収納している。
回路基板33はプリント基板で、所定の間隔で光源3を
上面に固定している。光源3は複数の発光ダイオードで
ある。発光ダイオードは極めて寿命が長いので、交換す
る必要がなく、メンテナンスを簡単にできる。また、発
光ダイオードは、消費電力が小さいので、ケース1に内
蔵する二次電池34で長い時間点灯できる。発光ダイオ
ードは白色発光のものが適しているが、青色、緑色、赤
色のものも使用できる。また、光源3は発光ダイオード
に代わって、電球や蛍光灯も使用できる。
【0028】図3の回路基板33は、照度センサー35
も固定している。照度センサー35は、透光カバー22
を透過した外部の光を受光して、周囲の明るさを検出す
る。回路基板33は、リード線36を介して人体センサ
ー2に接続される。図3において、リード線36の中央
部は省略してある。このリード線36は、防水チューブ
37に入れている。防水チューブ37は、図5に示すよ
うに、人体センサー2の下ケーシング6Bに設けている
連結筒20を先端に入れて防水構造で人体センサー2に
連結している。さらに、この防水チューブ37は、本体
室27まで延長されて、本体ケース1Aの下面に設けて
いる連結筒38に他端を挿入している。この防水チュー
ブ37は、リード線36をセンサー室26から本体室2
7まで防水構造で延長する。
【0029】回路基板33の上方には反射板39を配設
している。反射板39は、ステンレスやクロームメッキ
した金属板で、発光ダイオードの光を反射して、光源3
の光を効率よく放射する。反射板39は、光源3を突出
させる貫通孔39Aを開口している。反射板39は、蓋
ケース1Bの透光カバー22に上から押圧されて定位置
に固定される。
【0030】さらに、図のケース1は、本体室27に二
次電池34を内蔵している。二次電池34は、図2に示
す太陽電池4からのリード線5の先端のプラグ5Aを、
図3に示す回路基板33に接続されたジャック5Bに挿
入して、太陽電池4で充電される。この電子機器は、交
流の100Vに接続する必要がなく、また電池を交換す
ることなく長期間にわたって夜間に人体の接近を検出し
て光源3を点灯する。
【0031】図7は、電子機器の回路図を示す。この図
の電子機器は、人体の赤外線を検出するセンサー素子2
1と、センサー素子21の出力信号を増幅して基準電圧
に比較して光源3を点灯するコンパレータ40と、コン
パレータ40が光源3を点灯する時間を設定するタイマ
ー41と、照度を検出する照度センサー35とを備え
る。この回路図の電子機器は、人体の接近をセンサー素
子21とコンパレータ40で検出して、光源3を点灯す
る。ただし、コンパレータ40には照度センサー35の
信号も入力されており、照度が所定の明るさよりも暗い
ときにかぎって、コンパレータ40は光源3を点灯させ
る。光源3が点灯されると、タイマー41がカウントを
開始する。タイマー41がタイムアップすると、コンパ
レータ40は光源3を消灯する。光源3は発光ダイオー
ドである。また、図3と図7に示す切換スイッチ43を
設けて、この切換スイッチ43を切り換えることによ
り、人体を検知して点灯するAUTOモード、OFFモ
ード、常時ONモードにすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の人体センサーを有する電子機器
は、全体の構造を簡単にして、簡単かつ容易に、しかも
低コストに多量生産できると共に、光源と人体センサー
を最適な方向に向けて固定できる特長がある。それは、
本発明の電子機器が、人体センサーのケーシングの周囲
を球面状とし、かつ対向する側面に一対の支持凸部を突
出して設けており、さらに、人体センサーを配設するケ
ースの内面には、人体センサーの球面に沿う摺動支持縁
を有する摺動ガイドリブを内側に突出させて互いに隣接
して設けると共に、これらの摺動ガイドリブの間に、支
持凸部を案内するガイド溝を設けているからである。こ
のようなガイド溝が電子機器のケースに設けられている
だけなので、簡単な構造である。
【0033】この構造の電子機器は、支持凸部をガイド
溝に沿って移動させると共に、一対の支持凸部を回転軸
としてケーシングを回動させることにより、人体センサ
ーを立体的に回動できる。このため、この電子機器は、
光源を人体が作業をする最適な方向に固定して、人体セ
ンサーのみを、人体を感知する最適な方向に自由に設定
できる。このことは、人体センサーに比べて大きくて重
い光源や電池が収納されたケースの向き移動させること
なく所定の方向に固定して、軽くて小さな人体センサー
のみを最適な方向に自由に調整するので、光源と人体セ
ンサーの方向が狂うのを確実に防止できる。このよう
に、本発明の電子機器は、光源と人体センサーの両方
を、極めて理想的に最適な方向に向けて固定できる。さ
らに、極めて簡単な構造にできる電子機器は、低コスト
に多量生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の人体センサーを有する電子機器の斜視図
【図2】本発明の実施例の人体センサーを有する電子機
器の斜視図
【図3】図2に示す電子機器の分解斜視図
【図4】人体センサーとケースの連結構造を示す拡大縦
断面図であって、図6におけるA−A線断面図
【図5】人体センサーとケースの連結構造を示す拡大横
断面図であって、図6におけるB−B線断面図
【図6】蓋ケースを取り外した本体ケースの平面図
【図7】本発明の実施例の人体センサーを有する電子機
器の回路図
【符号の説明】
1…ケース 1A…本体ケース 1B
…蓋ケース 2…人体センサー 3…光源 4…太陽電池 5…リード線 5A…プラグ 5B
…ジャック 6…ケーシング 6A…上ケーシング 6B
…下ケーシング 7…センサー基板組立 8…センサースペーサー 9…支持凸部 10…止ネジ 11…ボス 12…支持リブ 13…Oリング 14…センサーカバー 15…貫通孔 16…リング溝 17…Oリング 18…凸条 19…取出孔 20…連結筒 21…センサー素子 22…透光カバー 22A…下面段差部 23…周壁 23A…嵌入部 24…止ネジ 25…ボス 26…センサー室 27…本体室 28…隔壁 29…摺動ガイドリブ 29A…摺動支持縁 29X…縦の摺動ガイドリブ 29Y…横の摺動ガイドリブ 30…ガイド溝 31…回転支持貫通孔 32…Oリング 32A…紐体 3
2B…弾性ジョイント 33…回路基板 34…二次電池 35…照度センサー 36…リード線 37…防水チューブ 38…連結筒 39…反射板 39A…貫通孔 40…コンパレータ 41…タイマー 42…中空筒 43…切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:02 G01V 9/04 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体が接近したことを検出する人体セン
    サー(2)と、この人体センサー(2)を連結しているケース
    (1)と、このケース(1)に固定されて人体が接近したとき
    に点灯される光源(3)とを備える電子機器において、 人体センサー(2)が、ケーシング(6)の周囲を球面状と
    し、かつ球面の対向する側面に一対の支持凸部(9)を突
    出して設けており、 ケース(1)は、本体ケース(1A)と蓋ケース(1B)とを備え
    ると共に、ケース(1)の内面には、人体センサー(2)の球
    面に沿う摺動支持縁(29A)を有する摺動ガイドリブ(29)
    を内側に突出させて互いに隣接して設けており、互いに
    隣接する摺動ガイドリブ(29)の間に、支持凸部(9)を案
    内するガイド溝(30)を設けており、 本体ケース(1A)と蓋ケース(1B)との間に人体センサー
    (2)が配設され、この人体センサー(2)は支持凸部(9)を
    ガイド溝(30)に沿って移動させると共に、一対の支持凸
    部(9)を回転軸としてケーシング(6)を回動させることに
    より、立体的に回動できるようにケース(1)連結されて
    なることを特徴とする人体センサーを有する電子機器。
  2. 【請求項2】 蓋ケース(1B)が、人体センサー(2)の先
    端部を突出させて、人体センサー(2)を回転できるが抜
    けないように保持する回動支持貫通孔(31)を有し、蓋ケ
    ース(1B)を本体ケース(1A)に連結して、人体センサー
    (2)をケース(1)の定位置に回転できるように支持してい
    る請求項1に記載される人体センサーを有する電子機
    器。
  3. 【請求項3】 ケース(1)が、人体センサー(2)を収納す
    るセンサー室(26)と、これと隣接して光源(3)を収納す
    る本体室(27)とを備え、本体室(27)を水密構造としてい
    る請求項1に記載される人体センサーを有する電子機
    器。
  4. 【請求項4】 本体ケース(1A)と蓋ケース(1B)をOリン
    グ(32)を介して連結して本体室(27)を水密構造としてお
    り、このOリング(32)は、弾性変形できる紐体(32A)
    と、紐体(32A)の両端を連結している弾性ジョイント(32
    B)とからなり、紐体(32A)と弾性ジョイント(32B)とを本
    体室(27)の隔壁(28)沿って配設してなる請求項3に記載
    される人体センサーを有する電子機器。
  5. 【請求項5】 人体センサー(2)のケーシング(6)が防水
    構造に閉塞されてなる請求項1に記載される人体センサ
    ーを有する電子機器。
  6. 【請求項6】 本体ケース(1A)に、光源(3)と電子回路
    を実装する回路基板(33)を収納しており、この回路基板
    (33)と人体センサー(2)とを防水チューブ(37)に入れて
    いるリード線(36)を介して接続している請求項1に記載
    される人体センサーを有する電子機器。
  7. 【請求項7】 本体ケース(1A)に二次電池(34)を内蔵し
    ており、この二次電池(34)にリード線(5)を介して接続
    している太陽電池(4)を本体ケース(1A)と別のケースに
    収納しており、太陽電池(4)で二次電池(34)を充電する
    ようにしてなる請求項1に記載される人体センサーを有
    する電子機器。
  8. 【請求項8】 複数の摺動ガイドリブ(29)が、互いに交
    差する方向に設けられてなる請求項1に記載される人体
    センサーを有する電子機器。
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