JP2002329060A - 業務形態 - Google Patents

業務形態

Info

Publication number
JP2002329060A
JP2002329060A JP2001135803A JP2001135803A JP2002329060A JP 2002329060 A JP2002329060 A JP 2002329060A JP 2001135803 A JP2001135803 A JP 2001135803A JP 2001135803 A JP2001135803 A JP 2001135803A JP 2002329060 A JP2002329060 A JP 2002329060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
section
sections
business
organization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001135803A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takimoto
淳 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001135803A priority Critical patent/JP2002329060A/ja
Publication of JP2002329060A publication Critical patent/JP2002329060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組織体内の人材の持てる専門知識を有効且つ
高能率で利用した業務形態を提供すること。 【解決手段】 複数の応答セクション3の各専門分野を
記録したデータベースを物品製造業1などの組織体にお
いて作成し、上記の物品製造業1の事業所3のような依
頼セクションからの依頼業務に就いては、依頼業務の内
容に基づいて上記データベースにより選定された応答セ
クション3により対応処方が確立され、コンピュータネ
ットワーク4を介して上記依頼セクションに通知され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務形態に関し、
詳しくは複数のセクションが互いにコンピュータ上で情
報を交換して業務を遂行する業務形態に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来における一企業内での業務は、部署
間での文書や電話による通知により遂行されて来た。こ
れが近時では、コンピュータのハードとソフトの両面に
おける発展並びに普及により上記の通知にコンピュータ
ネットワーク(以下、ネットワーク)を利用する傾向が
漸次増加する趨勢下にあり、また最近では各方面からネ
ットワークを用いたビジネスモデルの提案もなされるま
でに至っている。
【0003】例えば特開平5−73630号公報では、
複数の設計者がネットワークにより相互に接続された端
末装置を用いて、互いに平行して設計を行なう環境のな
かで、各自の設計の進捗状況を他の設計者の端末装置に
表示する方法が提案されている。特開平10−9757
4号公報では、複数の生産管理システム間でのデータ構
造や処理ロジック上の相違を吸収するための専用プログ
ラムを設けることにより他の生産管理システムにおいて
管理されているデータを利用可能とした技術が提案され
ている。特開平8−161393号公報では、特定の業
務に含まれる複数の作業を組織体内の複数のユーザが分
担して実行するために、業務管理用コンピュータを利用
する業務システムが開示されている。特開平9−166
80号公報では、ネットワークの整っている業務環境と
そうでない業務環境とを区別して、それぞれの業務環境
に相応しい業務管理方法を取る提案がなされている。ま
た特開2000−123093号公報では、インターネ
ットを利用した業務管理システムが、また特開2000
−137504号公報では、他の生産管理システムで管
理されているデータを利用した分散生産管理システムが
提案されている。
【0004】上記したように、コンピュータを用いた従
来の提案は、遂行すべき業務の範囲が明確な部署間や企
業間での業務遂行上での連携を円滑にする目的でネット
ワークが利用される内容が主流となっている。
【0005】ところで、企業内の一事業所で発生した工
業技術的トラブルは、これを適切に且つ可及的速やかに
解決する必要があるにも拘らず、上記トラブルの内容は
一般的に技術分野の観点から見て極めて多岐にわたるこ
とがしばしばである。例えばリチウム電池の製造を例に
取ると、リチウム電池は、発電素子とそれを収容する金
属ケースとからなり、上記発電素子は正負の各電極を形
成する種々の無機材料、有機材料、金属材料などを含
み、上記金属ケースにはリチウム電池の爆発を防止する
ための巧妙な安全対策がなされている。したがってリチ
ウム電池の製造上では、それらの要素技術毎にトラブル
が発生する可能性があり、各トラブルを適切に且つ可及
的速やかに解決するには、要素技術毎の専門技術者のア
ドバイスが求められることは言うまでもない。例えば発
生したトラブルが、正極活物質に関する場合には無機化
学が専門の化学技術者のアドバイスが、トラブルが電極
間の短絡問題に関する場合には電気絶縁問題が専門の電
気技術者のアドバイスが、またトラブルが上記の安全対
策上のものである場合には材料力学が専門の機械工学技
術者のアドバイスが、それぞれ必要となる。
【0006】企業内の一事業所は、通常は複数の製品を
製造しており、各製品毎に上記リチウム電池の場合と同
様に種々の、しかもリチウム電池の場合とは全く性質の
異なるトラブルが生じる可能性があり、それだけにアド
バイスが求められる専門分野の範囲が広くなる。
【0007】また企業内の一事業所あるいは複数の事業
所は、上記した製造物品毎の技術的トラブル対策だけで
なく、各製造物品の性能向上やコストダウンのための加
工技術や加工条件の改善などの技術問題に就いて専門技
術者のアドバイスを求めることがある。またさらに、或
る分野の専門技術者の集団で構成された技術開発部署
は、開発途上で発生する専門外の特異な技術的問題を克
服するために、他の部署の専門技術者のアドバイスを求
める必要が生じることがある。例えば、機械工学系の技
術者集団で構成された技術開発部署による特定の自動車
部品におけるゴムリングの化学劣化問題の解決には、ゴ
ム材料の化学劣化問題に詳しい有機高分子系技術者のア
ドバイスが有用となる。
【0008】しかしながら複数の製品を製造している企
業内の一事業所や特定の技術開発部署は、起こり得るべ
き種々の技術問題を予め想定して種々の技術分野の専門
技術者を常時擁することは経済的に実現不可能であり、
またいかに多数の専門技術者を擁したとしても技術問題
の多様性の故に常に不十分となる問題がある。
【0009】ところで一企業内の或る一人の技術者、例
えば生産管理部に所属する機械工学系の技術者に着目す
ると、彼は過去の勉学や業務を通じて得た知識や経験か
ら複数の技術分野に精通しているものである。その精通
技術分野は、機械工学中の一分野例えば機構学全般であ
ったり、あるいは機構学中の極く限られた分野、例えば
歯車機構であったりする。また別の工業化学系の技術者
の得意分野は、レオロジー、就中、熱可塑性有機高分子
のレオロジーと、カーボンブラックの構造と電気伝導度
との関係、であったりする。にも拘らず上記の機械工学
系技術者や工業化学系技術者は、現在、彼らの上記した
得意分野を活かした業務に従事しているとは限らず、ま
たさらに彼らの得意分野が余人に周知されていない場合
すらある。しかして一企業内の全技術者を対象に個々の
技術者の専門分野をつぶさに調査集計すると、上記企業
は極めて多岐にわたる技術分野において専門技術者を擁
していることが多くの場合に判明する。かかる現実は、
ひとり工業技術分野に限られるものでなく、種々の組織
体における種々の分野においても一般的に見られる現象
である。
【0010】しかして一組織体は、この組織体が本来有
する人材を一層高度に活用することにより、増員するこ
となく従来以上の成果を上げることが可能であり、しか
も個々の技術者の更なる涵養、育成にも繋がる利点があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来におけ
る叙上の問題並びに現実に鑑みて、組織体内の人材の持
てる専門知識を有効且つ高能率で利用した業務形態を提
供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、業務形態は
(1)業務を依頼する依頼セクション、依頼セクション
からの依頼業務に就いての対応処方を確立する複数の応
答セクション、上記複数の応答セクションの各専門分野
を記録したデータベース、および上記依頼セクションと
上記複数の応答セクションの各コンピュータを接続する
ネットワークを備え、上記依頼セクションからの上記依
頼業務を上記複数の応答セクションのうちから上記ネッ
トワーク上で上記データベースに基づいて選定された特
定の応答セクションに通知し、上記特定の応答セクショ
ンにより確立された上記対応処方を上記ネットワークを
介して上記依頼セクションに通知するものである。 (2)上記(1)において、上記複数の応答セクション
の各応答セクションは、上記各応答セクションの専門分
野の一以上の専門家により構成されたものである。 (3)上記(1)において、上記依頼セクションは、組
織体に属する一以上のセクションである。 (4)上記(2)または(3)において、上記専門家
は、上記依頼セクションが属する組織体内または上記組
織体外の一専門家により、あるいは上記組織体内および
/または上記組織体外の二以上の専門家により構成され
たものである。 (5)上記(2)において、上記データベースは、上記
依頼セクションが属する組織体に属する複数の専門家の
各専門分野を基に形成されたものである。 (6)上記(2)〜(5)のいずれか一項において、上
記組織体は、企業である。 (7)上記(1)において、上記依頼業務は、企業にお
ける工業技術に関する問題である。 (8)上記(7)において、上記問題は、工業技術的ト
ラブルの解決であり、上記工業技術的トラブルの対応処
方は、蓄積され、且つフィードバックされるものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、本
発明の業務形態についての実施の形態1の説明図であっ
て、図1は実施の形態1の業務形態における上記組織体
の一例としての物品製造業1内における組織の概略図、
図2は複数の応答セクションの各専門分野を記録したデ
ータベースの一例の概略説明図、図3は物品製造業1内
の各事業所における生産管理システム図である。
【0014】図1において、2は応答セクション、3は
事業所、4はネットワークである。物品製造業1におけ
る事業所3は、事業所31〜事業所3nからなり、通
常、依頼セクションとなることが多い。応答セクション
2は、物品製造業1内に設けられた応答セクション21
〜応答セクション2(n−1)と外部機関である応答セ
クション2nとから構成されている。物品製造業1は、
応答セクション2nが上記組織に参加することに就いて
上記外部機関と業務契約している。また物品製造業1内
の事業所1〜事業所3nと応答セクション21〜応答セ
クション2(n−1)の各端末装置は、物品製造業1内
のLANに組み込まれており、応答セクション2nの端
末装置は公衆回線を通じて上記LANに接続されてい
る。よってネットワーク4は、上記LANおよび公衆回
線を包含する。この結果、事業所1〜事業所3nの間、
応答セクション1〜応答セクション2nの間、並びに事
業所1〜事業所3nと応答セクション1〜応答セクショ
ン2nの間は、各端末装置によりネットワーク4を介し
て常に双方向の通信が可能となっている。
【0015】図2のデータベースでは、技術分野を機
械、電気、化学・金属、情報処理、およびその他の5分
野に大分類し、各大分類は後記する方法で複数の細分類
技術項目に細分類され、且つ各細分類項目毎にコード番
号と応答セクションが示されている。また各応答セクシ
ョン毎に、構成員名と各構成員の所属が示されている。
なお図2においては、一部の各細分類項目について、構
成員名と各構成員の所属の例を概略的に示す。しかして
上記の各コード番号は、各細分類項目とそれに対応する
応答セクションに固有のものである。
【0016】つぎに、大分類の上記した細分類化の方法
および応答セクションの設置方法について説明する。上
記専門家の一例としての企業内の個々の技術者は、前記
した通り、過去に培った学識や企業内での過去および現
在の業務を通じて、一般的に一つの、あるいは人によっ
ては複数の専門技術分野に精通しているのが普通であ
る。よって実施の形態1においては、技術系従業員の全
員を対象に、各自が得意とする、あるいは精通する一以
上の専門技術分野を調査する。この調査において、例え
ば本社生産技術部のm1氏の専門技術分野が機構学と熱
力学であることはm1氏の自己申告によって、あるいは
複数の第三者による申告とその申告についての上記m1
氏の承認などによって知ることができる。
【0017】図2における細分類項目は、上記の専門技
術分野の調査結果に基づいて原則として決定される。な
お上記調査では、多くの場合において、ある技術分野に
多数の技術者が集中し、別の技術分野では専門技術者な
し、あるいはただ一人である、と言った現象が見られ
る。多数の技術者が集中する技術分野については、必要
に応じて再調査して上記技術分野を細々分類化する作業
を行い、その細々分類化された技術分野毎にコード番号
の付与と一つの応答セクションを用意するとよい。例え
ば、有機高分子の加工技術に多数の技術者が集中した場
合、その加工技術分野は、例えば連続押出加工、プレス
成形加工、射出成形加工などに細々分類化する。なお応
答セクションの形成区分に関しては、依頼セクションた
る上記事業所31〜事業所3nにおける製造物品の種
類、過去における依頼業務の内容などを考慮して、技術
分野の範囲に大きな疎密があってもよい。また、一つの
応答セクションを構成する専門技術者の人数については
特に制限はないが、一般的には1〜5名程度が適当であ
る。
【0018】なお一つの応答セクションにエントリーさ
れた個々の技術者の所在地や所属は、互いに同一であっ
ても区々であってもよい。区々の場合、一応答セクショ
ンとしての後記する対応業務は、上記のLANあるいは
公衆回線を利用した端末装置上での議論により遂行され
る。専門技術者がただ一人の技術分野では、その技術分
野名とその一人の技術者からなる一つの応答セクション
が形成される。専門技術者なしの技術分野についての応
答セクションは、それを設けなくてもよく、あるいは必
要と判断される場合は適当な外部機関、例えば、アウト
ソーシングを専門に行なうサービス業、大学、専門研究
所を利用してもよい。図1の応答セクション2nは、か
かる事例である。
【0019】図3において5、6、7、・・・は、いず
れも物品製造業1の事業所31内における生産管理シス
テムであって、生産管理システム5、6、7、・・・
は、それぞれネットワーク4に接続された端末装置5
1、61・・・を有し、データベース(以下、DB)5
6、66、・・・には前記図2に示すDBの他に、エラ
ーコード別対応DB、機種別不具合記録DB、機種別メ
ーカ連絡先DB、不具合別対応DB、工程DB、生産記
録DB、加工外注先DB、あるいはその他のDBが含ま
れている。生産管理システム6、装置69の管理を含
み、装置69のうちの生産装置692には、マシニング
センタ、NC旋盤、メッキ装置、パンチングプレス、な
どが含まれ、またセンサ693には運転センサ、主軸セ
ンサ、温度センサ、クーラントセンサ、ワークセンサ、
工具センサ、シーケンサ内蔵センサ、などが含まれてい
る。事業所32〜事業所3nも、図3と略同様の複数の
生産管理システムを有する。
【0020】事業所31〜事業所3nのうちの、例えば
事業所31において依頼業務が発生すると、事業所31
はDB56に含まれた図2のDBに基づいて、上記依頼
業務の技術的内容からそれの対応に適切な応答セクショ
ンのコード番号と共に上記技術的な詳細内容を自己の端
末装置51から発信する。受信した上記コード番号に該
当する応答セクションは、上記技術的内容を検討して対
応処方を確立し、それをネットワーク4を介して事業所
31に通知する。上記依頼業務が、例えば、一定期間に
おける生産量のアップであるとすると、事業所31は生
産量アップの対象となる物品に関する製造関係の現況情
報を通知する。この通知を受けた上記応答セクション
は、加工条件、加工用データ、加工手順などの対応処方
を事業所31に通知する。
【0021】なお依頼業務を適切に対応し得る応答セク
ションが不明であったり、上記依頼業務の依頼先が複数
の応答セクションに跨がると思われる場合には、依頼元
はその旨を明記の上で適切と思われる複数の応答セクシ
ョンに向けて業務依頼をすればよい。その場合は、受信
した複数の応答セクション間で協議の上、複数の応答セ
クション間で協力して、あるいは上記協議により決定さ
れた特定の応答セクションにより対応処方が確立され返
信される。
【0022】実施の形態1において、事業所31〜事業
所3nと応答セクション21〜2nの各端末装置が図1
に示す通りに接続されており、上記の各事業所が図3に
示す生産管理システムにより生産管理されていると、応
答セクション21〜2nはネットワーク4を介して、随
時、各事業所における自己が関係する専門分野の現況を
覗き知ることができ、解決を要すべき問題点の有無並び
に問題点が存在する場合にはその内容を把握し、自発的
に上記問題点に対する対応処方を確立して各事業所に通
知することができる。しかして本発明における依頼セク
ションからの依頼業務なる概念には、応答セクションに
よる上記した自発的な問題点の把握も包含される。
【0023】本発明において、複数の応答セクションの
各専門分野を記録したDBとしては、前記図2に示すよ
うな科学技術の全般に及ぶものに限らず、依頼セクショ
ン側の事情に応じて極めて特殊な技術分野のみに限定し
て、その限定分野内で必要な細分類を行い、各細分類分
野毎に応答セクションを設けるようにしてもよい。後記
する実施の形態2は、かかる特殊技術分野のみに限定し
たDBを用いた実施の形態例である。
【0024】実施の形態2.図4は、本発明の業務形態
についての実施の形態2を説明するフローチャートであ
り、図5は実施の形態2における複数の応答セクション
の各専門分野を記録したDBの概略説明図である。実施
の形態2では、複数のマシニングセンタ、NC旋盤、あ
るいはその他の機械の円滑な運転が極めて重要となる事
業所3nにおける業務形態の例が取り上げられ、このた
めに上記のDBとしては、各機械毎に性能や癖などを熟
知した専門技術者を記録したものが用いられている。な
お図5ではマシニングセンタのみについて詳細な内容を
示す。
【0025】図4において、事業所3nにおける例えば
マシニングセンタ、機種No.1の運転中にトラブルが
発生して、生産が停止した時、先ず事業所3nの生産管
理システムの機種別不具合記録DBに上記のトラブルの
内容が記録されると共に、不具合別対応DBにより上記
トラブルに対する対応策が表示され、事業所3n内で上
記対応策にしたがって対応の可否が検討され、対応可能
であれば事業所3n内で対応処理する。一方、事業所3
n内で対応が不可能と判断されると、図5における上記
機種No.1(コード番号MC01)に就いての応答セ
クション(構成員:本社生産技術部x1氏)にトラブル
に関する諸情報(トラブルの状況、程度、当該マシニン
グセンタのメーカ、過去のトラブル歴、など)を通知し
て対応処方の検討を依頼する。それ以降は実施の形態1
と同じく、依頼を受けた上記応答セクションから対応処
方が通知されるが、新た生じた上記のトラブル内容は、
事業所3nにおいて上記の機種別不具合記録DBに蓄積
され、また各対応処方は上記の機種別不具合記録DBに
フィードバックされて不具合別対応方法が修正される。
【0026】本発明は、以上説明した工業技術系の組織
体における依頼業務、並びに前記実施の形態1〜2に限
定されることはなく、他の種々の組織体、例えば、農
業、水産業などの自然を相手にする組織体、商業、サー
ビス業、管理業などの非工業技術系の組織体などにおけ
る依頼業務についても適用可能である。なお前記実施の
形態1〜2における各応答セクションを構成する専門技
術者は、常時は各自の本来の業務に従事していてよく、
またさらに各応答セクションの専門技術者は、各自の本
来の業務に従事する間に発生する諸問題への対応のため
に、依頼セクション側となることもある。また本発明に
おいては、応答セクションからの対応処方が依頼セクシ
ョン側に通知された後に、必要に応じて応答セクション
と依頼セクションとの間で会議をもって議論することに
より、一層効果的な対応処方が確立されることもある。
【0027】
【発明の効果】本発明の業務形態は、以上説明した通
り、業務を依頼する依頼セクション、依頼セクションか
らの依頼業務に就いての対応処方を確立する複数の応答
セクション、上記複数の応答セクションの各専門分野を
記録したデータベース、および上記依頼セクションと上
記複数の応答セクションの各コンピュータを接続するネ
ットワークを備え、上記依頼セクションからの上記依頼
業務を上記複数の応答セクションのうちから上記ネット
ワーク上で上記データベースに基づいて選定された特定
の応答セクションに通知し、上記特定の応答セクション
により確立された上記対応処方を上記ネットワークを介
して上記依頼セクションに通知するものであり、(2)
上記(1)において、上記複数の応答セクションの各応
答セクションは、上記各応答セクションの専門分野の一
以上の専門家により構成されたものであり、また(3)
上記(1)において、上記依頼セクションは、組織体に
属する一以上のセクションであるので、以下に示す
(イ)〜(ニ)の諸効果がある。即ち上記依頼業務は、
(イ)その依頼の内容の如何を問わず、全て組織体内の
その道の専門家あるいは外部の専門家により検討されて
対応処方が確立されること、(ロ)しかも上記依頼セク
ションは、かかる専門家を常時擁する必要がないので人
件費を節約することができること、(ハ)依頼業務につ
いての依頼セクションと応答セクション間の通知はすべ
てネットワーク上でなされるのでスピーディであり、且
つ通知ミスが少ないこと、および(ニ)組織体内の応答
セクションの構成員は、各自の専門分野に関する諸問題
に対応することにより一層その専門分野の理解を深める
ことができるので、専門家としての能力を向上させるこ
とができる。
【0028】また、(4)上記(2)または(3)にお
いて、上記専門家は、上記依頼セクションが属する組織
体内または上記組織体外の一専門家により、あるいは上
記組織体内および/または上記組織体外の二以上の専門
家により構成されたものであり、また(5)上記(2)
において、上記データベースは、上記依頼セクションが
属する組織体に属する複数の専門家の各専門分野を基に
形成されたものであるので、上記組織体は、組織体内の
人材の持てる専門知識を有効且つ高能率で利用すること
ができる。
【0029】また(6)上記(2)〜(5)のいずれか
一項において、上記組織体は、企業であり、(7)上記
(1)において、上記依頼業務は、企業における工業技
術に関する問題であると、上記企業における工業技術に
関する問題の解決において、前記(1)で述べた効果が
得られる。
【0030】またさらに、(8)上記(7)において、
上記問題は、工業技術的トラブルの解決であり、上記工
業技術的トラブルの対応処方は、蓄積され、且つフィー
ドバックされると、前記実施の形態2において述べた不
具合別対応DBにより表示される対応策が漸次実用性の
高い内容に改善される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の業務形態の実施の形態1における組
織の概略図。
【図2】 実施の形態1における複数の応答セクション
の各専門分野を記録したデータベース例の概略説明図。
【図3】 実施の形態1における事業所の生産管理シス
テム図。
【図4】 本発明の業務形態の実施の形態2を説明する
フローチャート。
【図5】 実施の形態2における複数の応答セクション
の各専門分野を記録したデータベース例の概略説明図。
【符号の説明】
1 物品製造業、2 応答セクション、3 事業所(依
頼セクション)、4 ネットワーク、5 生産管理シス
テム、6 生産管理システム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務を依頼する依頼セクション、依頼セ
    クションからの依頼業務に就いての対応処方を確立する
    複数の応答セクション、上記複数の応答セクションの各
    専門分野を記録したデータベース、および上記依頼セク
    ションと上記複数の応答セクションの各コンピュータを
    接続するネットワークを備え、上記依頼セクションから
    の上記依頼業務を上記複数の応答セクションのうちから
    上記ネットワーク上で上記データベースに基づいて選定
    された特定の応答セクションに通知し、上記特定の応答
    セクションにより確立された上記対応処方を上記ネット
    ワークを介して上記依頼セクションに通知することを特
    徴とする業務形態。
  2. 【請求項2】 上記複数の応答セクションの各応答セク
    ションは、上記各応答セクションの専門分野の一以上の
    専門家により構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の業務形態。
  3. 【請求項3】 上記依頼セクションは、組織体に属する
    一以上のセクションであることを特徴とする請求項1記
    載の業務形態。
  4. 【請求項4】 上記専門家は、上記依頼セクションが属
    する組織体内または上記組織体外の一専門家により、あ
    るいは上記組織体内および/または上記組織体外の二以
    上の専門家により構成されたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載の業務形態。
  5. 【請求項5】 上記データベースは、上記依頼セクショ
    ンが属する組織体に属する複数の専門家の各専門分野を
    基に形成されたものであることを特徴とする請求項2記
    載の業務形態。
  6. 【請求項6】 上記組織体は、企業であることを特徴と
    する請求項2〜請求項5のいずれか一項記載の業務形
    態。
  7. 【請求項7】 上記依頼業務は、企業における工業技術
    に関する問題であることを特徴とする請求項1記載の業
    務形態。
  8. 【請求項8】 上記問題は、工業技術的トラブルの解決
    であり、上記工業技術的トラブルの対応処方は、蓄積さ
    れ、且つフィードバックされることを特徴とする請求項
    7記載の業務形態。
JP2001135803A 2001-05-07 2001-05-07 業務形態 Pending JP2002329060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001135803A JP2002329060A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 業務形態

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001135803A JP2002329060A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 業務形態

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002329060A true JP2002329060A (ja) 2002-11-15

Family

ID=18983203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001135803A Pending JP2002329060A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 業務形態

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002329060A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1125174A (ja) * 1997-07-02 1999-01-29 Nec Corp ヘルプデスクシステムにおける回答自動送付方式、回答 自動送付方法および回答自動送付プログラムを記録した 記録媒体
JP2000511672A (ja) * 1996-07-24 2000-09-05 ウォーカー ディジタル コーポレイション エキスパートに基づく商業を促進しサポートする、暗号で補助された商業ネットワーク・システム用の方法および装置
WO2000057326A1 (en) * 1999-03-22 2000-09-28 Keen. Com Assistance method and apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000511672A (ja) * 1996-07-24 2000-09-05 ウォーカー ディジタル コーポレイション エキスパートに基づく商業を促進しサポートする、暗号で補助された商業ネットワーク・システム用の方法および装置
JPH1125174A (ja) * 1997-07-02 1999-01-29 Nec Corp ヘルプデスクシステムにおける回答自動送付方式、回答 自動送付方法および回答自動送付プログラムを記録した 記録媒体
WO2000057326A1 (en) * 1999-03-22 2000-09-28 Keen. Com Assistance method and apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170019483A1 (en) Remote industrial monitoring using a cloud infrastructure
Wolf et al. Mining task-based social networks to explore collaboration in software teams
US5765028A (en) Method and apparatus for providing neural intelligence to a mail query agent in an online analytical processing system
US7953842B2 (en) Open network-based data acquisition, aggregation and optimization for use with process control systems
US20140047107A1 (en) Remote industrial monitoring and analytics using a cloud infrastructure
CN104126182A (zh) 远程通信的系统和方法
Kourtis et al. A rule-based approach founded on description logics for Industry 4.0 smart factories
Ullah et al. Highlighting the key factors of an IoT platform
Huang et al. Application of graph theory and hybrid GA-SA for operation sequencing in a dynamic workshop environment
WO2001038995A1 (en) Method and apparatus for proprietary data collection and distribution
El Hamdi et al. Fuzzy approach for locating sensors in industrial internet of things
US20090119331A1 (en) Data conversion system
CN110086894A (zh) 人员关联信息挖掘方法、通讯推荐方法及相关装置
JP2002329060A (ja) 業務形態
CN117041089A (zh) 一种面向异地数据中心的设备监控系统及方法
Purohit et al. With whom to coordinate, why and how in ad-hoc social media communications during crisis response
CN116246765A (zh) 一种医疗设备全生命周期智能维保管理方法及系统
Syafar et al. Current mobile technology roles to support collaborative maintenance
CN112669124A (zh) 基于区域医联体模式的国产创新诊疗设备服务云平台
Ding et al. A heuristic algorithm for agent-based grid resource discovery
Madhikermi et al. Data Exchange Standard for Industrial Internet of Things
MXPA02010928A (es) Administracion de comunicaciones de empresa.
Pohl Intelligent software systems in historical context
US6789079B2 (en) Integrated service platform
CN111082987A (zh) 一种面向泛在电力物联网的配线网络运维系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705