JP2002326956A - 抗血栓剤 - Google Patents

抗血栓剤

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JP2002326956A
JP2002326956A JP2001134741A JP2001134741A JP2002326956A JP 2002326956 A JP2002326956 A JP 2002326956A JP 2001134741 A JP2001134741 A JP 2001134741A JP 2001134741 A JP2001134741 A JP 2001134741A JP 2002326956 A JP2002326956 A JP 2002326956A
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ldl receptor
oxidized ldl
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Tatsuya Sawamura
達也 沢村
Tomoo Mazaki
知生 眞崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な抗血栓剤を提供する。 【解決手段】 酸化LDL受容体に結合して、該酸化L
DL受容体の生体内における血小板凝集作用を阻害する
物質(例、酸化LDL受容体の抗体)を有効成分として
含む抗血栓剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な抗血栓剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】レクチン様の酸化低密度リポ蛋白質受容
体である酸化LDL受容体は、本発明者によって初め
て、哺乳動物の血管内皮細胞から取り出され、その化学
構造が決定された物質であり、既に、ネイチャー、38
6、73−77、及び特開平9−98787号公報など
に、その化学構造及び諸特性が開示されている。
【0003】上記の酸化LDL受容体の生体内における
役割については、その後も、本発明者等によって研究が
続けられ、その結果、酸化LDL受容体の生体内におけ
る様々な機能が判明してきている。例えば、特開平20
00−109435には、酸化LDL受容体への血小板
もしくは活性化血小板の結合、または該酸化LDL受容
体を発現する細胞による血小板もしくは活性化血小板の
取り込み作用に注目して、生体内でのそれらの酸化LD
L受容体の作用を阻害する物質(例、抗体)を利用す
る、血小板減少を伴う疾患の治療剤、腎臓疾患治療剤、
白血球組織浸潤阻害剤(例、動脈硬化治療剤、心筋虚血
再潅流障害治療剤、あるいは経皮的冠動脈血栓溶解手術
の術後もしくは経皮的冠血管形成手術の術後の炎症反応
の治療剤)などへの利用可能性が明らかにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の酸化
LDL受容体の新規な用途を提供するものであり、特に
新規な抗血栓剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記酸化L
DL受容体の生体内における存在および役割の研究をさ
らに進める過程に於いて、該酸化LDL受容体が血小板
に発現することを初めて発見し、さらに血小板の該酸化
LDL受容体に基づいて血小板の凝集を強く引き起こす
ことを見出した。
【0006】従って、本発明は、酸化LDL受容体に結
合して、該酸化LDL受容体の生体内における血小板凝
集作用を阻害する物質を有効成分として含む抗血栓剤
を、その要旨とするものである。
【0007】上記の血小板凝集作用阻害物質の例として
は、該酸化LDL受容体の抗体あるいは拮抗物質(アン
タゴニスト)を挙げることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】本発明の血小板凝集作用阻害物質の投与方
法は、経口投与でも非経口投与でもよい。経口投与剤の
剤型としては、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤および
シロップ剤が挙げられる。非経口投与の方法としては、
粘膜投与、体表投与、血管投与および組織内投与があ
る。粘膜投与の場合は、点眼剤、吸入剤、噴霧剤あるい
は座剤として使用する。体表投与の場合は、軟膏剤とし
て使用する。血管投与および組織内投与の場合は、注射
剤として使用する。
【0010】上記経口投与剤の製造は、通常の賦形剤、
崩壊剤、結合剤、滑沢剤、色素や希釈剤を用いて行なう
ことができる。賦形剤としては、ブドウ糖や乳糖が一般
に使用される。崩壊剤の例には、澱粉およびカルボキシ
メチルセルロースカルシウムが含まれる。滑沢剤として
は、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクが挙げられ
る。結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、
ゼラチンおよびポリビニルアルコールが用いられる。非
経口投与製剤も通常の方法で製造できる。例えば、注射
剤の場合、通常の注射用蒸留水、生理食塩水あるいはリ
ンゲル液を用いればよい。
【0011】本発明の抗血栓剤の投与量は、血小板凝集
作用阻害物質換算の投与量として、通常成人において、
注射剤で一日0.01乃至500mg、経口投与で一日
1乃至1000mgである。もちろん、投与量は、該阻
害物質の種類、さらに年齢、人種、症状などに応じて増
減する。
【0012】
【実施例】[実施例1]ヒト血小板上での酸化LDL受
容体の発現 従来LOX−1(酸化LDL受容体)が内皮細胞あるい
はマクロファージに発現することは知られていたが、L
OX−1は血小板にも発現することが、下記の実験より
判明した。すなわち、ヒト血小板mRNAの下記RT−
PCR分析により、LOX−1mRNAの存在が明らか
となった。同様な条件下でヒト循環血の単球、白血球、
好中球にはLOX−1mRNAは検出されず、血小板の
LOX−1シグナルは確実であることが証明される。ま
た、血小板産生細胞として知られる巨核球細胞、HE
L、MEG−01及びMEG−01sにおいてもLOX
−1の発現が同定された(第1図:mRNA)。HEL
細胞では、巨核球細胞の分化を誘起するDMSOにより
LOX−1の発現は増大した。ウエスタンブロット分析
により、血小板及び巨核球細胞系におけるLOX−1m
RNAのたんぱく質への翻訳が確認された。ヒト血小板
及び巨核球におけるLOX−1たんぱく質は約45Kd
aたんぱく質として検出され(第1図PROTEI
N)、トランスフェクション細胞及び動脈内皮細胞の場
合と一致している。
【0013】(1)ヒト血小板の調製 健常者から得た静脈血に、1/10の比率にて3.8%
(w/v)のクエン酸ナトリウムを加え、室温にて10
分間、200Gにて遠心分離して、多血小板血漿(FR
P)を得た。有核細胞のコンタミネーションを除くた
め、FRPの上層1/3を別のチューブに移した。次い
で、PRPを10%ACD緩衝液(0.8%クエン酸、
2.2%クエン酸ナトリウム、及び2.4%デキストロ
ース)の存在下、15分間、1000Gで遠心分離し、
血小板ペレットを得た。このペレットを、Ca2+を含ま
ないタイロード緩衝液(NaCl:134ミリモル/
L、KCl:2.7ミリモル/L、MgCl2:1.0
モリモル/L、NaHCO3:11.9ミロモル/L、
NaH2PO4:0.35ミリモル/L、D−グルコー
ス:5.5ミリモル/L、BSA:3.5mg/mL、
HEPES:5.0ミリモル/L、pH7.4)で二回
洗浄し、最後に各実験に適した緩衝液中に再懸濁させ
た。活性化に際しては、血小板を1ミリモル/LのCa
Cl2含有タイロード緩衝液中でトロンビンと室温にて
15分間インキュベートした。
【0014】(2)細胞培養 ヒト巨核球細胞、HEL、MEG−0、そしてMEG−
1sを10%FCSを補充したRPMI1640培養液
(GIBCO)中で培養した。HEL細胞は、1.25
%(v/v)のジメチルスルホキシドで処理して、巨核
球に分化誘導した。48時間培養した後、細胞を採取し
て、下記の分析を行なった。 (3)RT−PCR分析 上記の細胞から全RNA1μgを分離し、沢村らの文献
に記載の方法に従い、50μLの反応混合物中でcDN
Aに逆転写した。反応の5%を、LA−Tac・DNA
ポリメラーゼ(タカラ製)により、ヒトLOX−1・c
DNAに特異的なプライマー対(センスプライマー:
5’−tgcctgggattagtagtgacc−
3’;アンチセンスプライマー:5’−ccagtta
aatgagcccgagg−3’)を用いて増幅し
た。PCRプロファイルは、94℃、40秒;56℃、
1分;68℃、1分を1サイクルとして、35サイクル
にセットした。
【0015】[実施例2]酸化LDL受容体による血栓
形成促進作用の確認 (1)ヒト血小板の調製 実施例1の(1)と同様にしてヒト血小板を調製した。
【0016】(2)血小板結合アッセイ 血小板を1μMカルセイン−アセトキシメチルエステル
(モレキュラー・プローブ・インコーポレイテッド製)
と共に、37℃にて30分間インキュベートして、蛍光
標識した血小板試料を得た。次に、過剰のカルセイン−
アセトキシメチルエステルを除くため、蛍光標識血小板
試料を0.3%BSA(シグマ社製)含有ヘペス(He
pes)−タイロード緩衝液で二回洗浄した。次いで、
血小板試料の密度を10%新生ウシ血清(NBCS)
(ギブコ社製)含有ヘペス−タイロード緩衝液で調整し
て、1×108血小板/mLとした。
【0017】HLOX−1−CHO及びCH0−K1を
培養液で二回洗浄し、血小板と一緒にして37℃で60
分間培養した。非結合血小板は細胞をPBSで三回洗浄
して除去した。次いで、細胞を採取し、フローサイトメ
トリー(FACSCalibur、ベクトン−ディッキ
ンソン社製)により分析した。血小板の細胞への結合は
10,000細胞当りの蛍光強度の合計の増加として表
わした(FL−1−H:励起:488nm、発光:51
5−545nm)。
【0018】得られた結果を第2図に示す。第2図にお
いて、「Resting」は、非活性血小板を表わし、
「Activated」は、活性化血小板を表わし、そ
して「Fluorescence of bound
Dil−OxLDL(Unit)」は、結合した希釈酸
化LDLの蛍光量(単位)を表わす。
【0019】第2図に示した結果から、活性化血小板に
おいて、IgGの添加系では、不添加系(コントロー
ル)に対して有意な血小板凝集阻害作用を示さないが、
抗LOX−1(抗酸化LDL受容体)添加系では、顕著
な血小板凝集阻害作用を示すことが分る。なお、このよ
うな抗LOX−1(抗酸化LDL受容体)添加による顕
著な血小板凝集阻害作用は、非活性な血小板については
観察されない。
【0020】(3)出血時間の測定 ラットをウレタン(1.3g/kg)腹腔内注射で麻酔
し、37℃にて保温した。30分後、ラットの尾を末端
から5mmの位置で剃刀で切断した。そして、出血の継
続を、血液を15秒間毎にろ紙に吸収させて確認するこ
とによりモニターした。これをコントロール(対照)と
した。
【0021】同様にラットに麻酔処理し、その尾の切断
60分前に、酸化LDL受容体抗体を尾静脈から投与し
た(10mg/kg)。実験後、腹部動脈から血漿を採
取した。そして、血漿中のPT(プロトロンビン時間)
及びAPTT(活性化部分トロンボプラスチノン時間)
を自動凝固計(STScompact、ロシュ社(スイ
ス)製)を用いて測定した。
【0022】これらの結果を、第3図の(a)、
(b)、(c)に示す。第3図の(a)から、酸化LD
L受容体抗体(anti−LOX)の投与により、出血
時間が延長され、従って、血栓の発生の抑制が実現して
いることが分る。また、第3図の(b)と(c)から、
血漿中のPT(プロトロンビン時間)及びAPTT(活
性化部分トロンボプラスチノン時間)は、酸化LDL受
容体抗体の投与による影響を受けないことが分る。これ
は、内因性及び外因性凝集カスケードは、該抗体による
影響を殆ど受けていないことを示唆している。従って、
出血時間延長効果については、血小板と酸化LDL受容
体との相互作用の影響が、血小板の凝集作用の影響より
大きいと理解される。
【0023】(4)光化学誘発血栓(PIT)モデル 体重350gの雄性Lewisラット(チャールスリバ
ー)に、チオバルビタール(和光純薬株式会社製)を腹
腔投与して(100mg/kg)、麻酔を行なってPI
Tモデルを得た。このラットを仰臥固定し、左大腿動脈
を露出させ、血流モニターのため、鼠径部靭帯の末端部
に、パルス−ドップラーフロープローブ(Model
PDV−20、クリスタル・ビオテック・アメリカン社
製)を装着した。次いで、血圧と心拍数をモニターし、
また抗体を注入するため、反対側の大腿動脈および静脈
にそれぞれポリエチレンチューブを挿入した。フロープ
ローブに近い方の右大腿動脈に、キセノンランプ(mo
del L−4887、浜松フォトニクス株式会社製)
を用いて、緑色光(540nm)を照射した。次いで、
ローズベンガル溶液を左大腿動脈から注入した(20m
g/kg)。10分後に、緑色光の照射を止め、血流モ
ニタリングを90分間行なった。
【0024】上記の操作を、コントロール(対照)とし
て、IgGを投与した系(投与は光照射60分前に、投
与量10mg/kgにて実施)、と酸化LDL受容体抗
体(anti−LOX)を投与した系(投与は同じく、
光照射60分前に、投与量10mg/kgにて実施)に
て実施した。その結果を第4図と第5図に示す。第4図
の結果は、動脈損傷後の閉塞までの時間が抗酸化LDL
受容体抗体の投与により延長されることが示唆している
(但し、これらのデータの統計処理結果からは有意な差
と結論することはできなかった)。一方、第5図の結果
は、7匹の対照のラット(n=7)については、その多
くが、動脈損傷後に速やかに血管が閉塞するのに対し
て、5匹(n=5)の酸化LDL受容体抗体投与のラッ
トでは、一時的に閉塞することがあるにしても、酸化L
DL受容体抗体による血栓形成抑制作用のため、すぐに
閉塞が解け、血流の循環が継続することを意味してい
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の、酸化LDL受容体に結合し
て、該酸化LDL受容体の生体内における血小板凝集作
用を阻害する物質(例、酸化LDL受容体の抗体)を投
与することにより、生体内の血栓の形成が顕著に抑制さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化LDL受容体(LOX−1)が血小板にも
発現すること示す電気泳動図である。
【図2】実施例2で確認された、活性化血小板について
は、IgGの添加系では、不添加系(コントロール)に
対して有意な血小板凝集阻害作用を示さないが、抗LO
X−1(抗酸化LDL受容体)添加系では、顕著な血小
板凝集阻害作用を示すことを示すデータである。
【図3】実施例2において確認された、抗酸化LDL受
容体抗体による血栓の発生の抑制による出血時間の延長
効果を示すデータである。
【図4】実施例2において、ラットの動脈損傷後の閉塞
までの時間への抗酸化LDL受容体抗体の投与による影
響を調べた結果を示すデータである。
【図5】実施例2において、ラットの動脈損傷後の閉塞
までの時間への抗酸化LDL受容体抗体の投与による影
響を調べた結果をラット個体別に示すデータである。
フロントページの続き (72)発明者 眞崎 知生 京都府京都市左京区岩倉花園町541−32 Fターム(参考) 4C084 AA17 NA14 ZA542 ZC022 4C085 AA13 BB11 EE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化LDL受容体に結合して、該酸化L
    DL受容体の生体内における血小板凝集作用を阻害する
    物質を有効成分として含む抗血栓剤。
  2. 【請求項2】 該血小板凝集作用阻害物質が酸化LDL
    受容体の抗体である請求項1に記載の抗血栓剤。
JP2001134741A 2001-05-01 2001-05-01 抗血栓剤 Withdrawn JP2002326956A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098901A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 独立行政法人国立循環器病研究センター 抗血液凝固剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098901A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 独立行政法人国立循環器病研究センター 抗血液凝固剤
JP2015127309A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 国立研究開発法人国立循環器病研究センター 抗血液凝固剤

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