JP2002325356A - 電源ユニット - Google Patents

電源ユニット

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JP2002325356A
JP2002325356A JP2001125402A JP2001125402A JP2002325356A JP 2002325356 A JP2002325356 A JP 2002325356A JP 2001125402 A JP2001125402 A JP 2001125402A JP 2001125402 A JP2001125402 A JP 2001125402A JP 2002325356 A JP2002325356 A JP 2002325356A
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power supply
general
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power
unit
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Katsutoshi Miyazaki
勝俊 宮崎
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PFU Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、汎用電源が使用される装置の電源
ユニットにおいて、容易に汎用電源の追加ができ、か
つ、装置全体の待機時の電力効率を上げることを目的と
する電源ユニットを提供する。 【解決手段】 本発明の電源ユニットは、内部のACラ
インにつながり一つ又は複数の汎用電源を接続できるコ
ネクタと、コネクタへのAC出力を外部信号により切換
える切換え手段と、交流から直流への電源変換方式がス
イッチング方式の交流・直流電源変換部とを備えるよう
に構成し、ACラインにつながり一つ又は複数の汎用電
源を接続できるコネクタに汎用電源を接続し、装置が待
機状態移行時に、外部信号により切換え手段に指示して
コネクタへのAC出力を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用電源が使用さ
れる装置の電源ユニットにおいて、容易に汎用電源の追
加ができ、かつ、装置全体の待機時の電力効率を上げる
ことを目的とする電源ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここで、この発明にかかる以下に示す用
語のここで適用する定義を述べて、その内包する概念を
明確にする。
【0003】電力効率とは入力電力(W)に対する出力
電力(W)の割合(%)を言う。
【0004】待機時とは、例えば、キーボードからの入
力が一定時間途絶えた時にディスプレイを消灯したり、
ハードディスクのアクセスが一定時間無い時にハードデ
ィスクの電源を切断したりして、省電力を図っている時
を言う。
【0005】さて、新規の電源開発において、新規にカ
スタム電源を設計せずに開発費用がかからず、評価工数
が少なくて済むというメリットがある汎用(標準)電源
を組み合わせての電源形態を選択した方が、トータルコ
スト的に良い場合がある。
【0006】ここで、従来技術の一例として、汎用電源
を使用した装置81を図7に示す。
【0007】この装置は中継基板83、二つの汎用電源
86、待機時に電源切断可能な負荷のDSP96、HD
97、待機時制御部98から構成される。
【0008】中継基板83は 交流
電源であるAC電源82からの交流入力を二つの汎用電
源86に伝達を行う。
【0009】ヒューズ84は回路上を過大な電流が流れ
た場合に、発生する熱で溶けて回路を切断し、回路を保
護する。
【0010】コネクタ85、コネクタ87は電線の接続
を行い、コネクタ85とコネクタ87とを接続すること
で、中継基板83に入力の交流入力を汎用電源86に伝
達する。
【0011】汎用電源86は交流入力を元に、既定電圧
値の直流電流への変換を行い、DSP96、HD97、
待機時制御部98に電源供給を行う。なお、この汎用電
源86の構成は、交流から直流への主な変換方式の一つ
であるスイッチング方式の構成である。
【0012】汎用電源86はコネクタ87、ヒューズ8
4、交流−直流電源変換部88からなる。
【0013】交流−直流電源変換部88は交流から既定
電圧値の直流電流への変換を行い、スイッチング方式の
構成であり、フィルタ部89、整流器平滑部90、スイ
ッチ素子91、1次巻線92、2次巻線93、整流器平
滑部94、FB制御部95からなる。
【0014】フィルタ部89は交流入力のACラインか
ら伝達されるノイズを除去する。
【0015】整流器平滑部90、整流器平滑部94は交
流から直流電流への変換と、変換後の直流電流を平らで
滑らかな直流電流に整形する。
【0016】1次巻線92と2次巻線93とで変圧器が
構成され、整流器平滑部90から伝達される電圧値を既
定の電圧値に変更する。
【0017】スイッチ素子91は回路を流れる電流を通
したり、遮断したりする。
【0018】FB制御部95のFB制御部は出力電圧フィー
ドバック制御部を略した名称であり、FB制御部95は整
流器平滑部94の出力電圧値を監視して、スイッチ素子
91を制御することで、整流器平滑部94の出力電圧が
変動の少ない既定電圧値になるようにする。
【0019】DSP96はメッセージ表示を行うディス
プレイである。待機時に切断可能な負荷である。
【0020】HD97はデータの記憶を行うハードディ
スクである。待機時に切断可能な負荷である。
【0021】待機時制御部98は、DSP96、HD9
7につながり電力を供給する汎用電源86に電源投入指
示を行ったり、装置81の待機状態移行時にDSP9
6、HD97につながる汎用電源86に電源切断指示を
行ったり等を行う。
【0022】ついで、汎用電源86の電力供給動作を図
7下側の汎用電源86を例に説明すると以下のようにな
る。
【0023】AC電源82からの交流入力は中継基板8
3、コネクタ85を介して、汎用電源86のコネクタ8
7経由で交流−直流電源変換部88に入力する。
【0024】交流−直流電源変換部88で交流入力は、
まず、フィルタ部89でACラインを通じて汎用電源8
6に伝達されたノイズが除去され、ついで、整流器平滑
部90で交流から直流電流に変換されるとともに、平ら
で滑らかな直流電流に整形されて1次巻線92に供給さ
れる。
【0025】しかるのち、1次巻線92と2次巻線93
からなる変圧器にて待機時制御部98で必要とされる直
流の既定電圧値に変えられた後、整流器平滑部94で平
らで滑らかな直流電流に整形される。この整流器平滑部
94の出力端子の一方はFB制御部95に入力され、FB
制御部95で、整流器平滑部94の出力電圧が変動の少
ない既定電圧値となるようにスイッチ素子91が制御さ
れる。このようにして、交流入力が直流電流の変動の少
ない既定の電圧値に変換されて待機時制御部98に供給
される。
【0026】ここで、装置81の電源を汎用電源86を
組み合わせて構成した場合に、省電力機能を備え、HD
97のアクセスや図示しないキーボードの操作が一定時
間途絶えて、DSP96とHD97とにつながる汎用電
源86を切断し、待機状態に移行した場合に、装置81
全体の電力効率が低下する。なぜなら、DSP96とH
D97との負荷を無負荷、すなわち0アンペアに制限し
ても、汎用電源86のフィルタ部89、FB制御部95
で小容量の電力が消費されるからである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0028】装置の電源を汎用電源だけで構成した場合
に、装置の待機時でも、汎用電源内部で小容量ながら電
力が消費されるため、装置全体の電力効率が悪くなって
しまうという問題があった。
【0029】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、容易に汎用電源を追加でき、かつ、装置全体
の待機時の電力効率を上げることができる電源ユニット
の提供を目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電源ユニットは、内部のACラインにつなが
り一つまたは複数の汎用電源を追加できるコネクタと、
コネクタへのAC出力を外部信号に従って切換える切換
え手段と、交流から直流への電源変換方式がスイッチン
グ方式の交流−直流電源変換部とを備えるように構成す
る。なお、切換え手段としては外部信号によりオンオフ
する電磁開閉器リレーを使用する。
【0031】このように構成される本発明の電源ユニッ
トによれば、ACラインにつながり一つまたは複数の汎用
電源を接続できるコネクタに汎用電源を接続し、装置が
待機状態移行時に外部信号により切換え手段に指示して
コネクタへのAC出力を停止する。
【0032】これにより、待機時において電源ユニット
のコネクタにつながる一つまたは複数の汎用電源を完全
に切断させることにより、装置全体の待機時の電力効率
を向上させる。
【0033】また、前記電源ユニットの切換え手段には
外部信号によりオンオフする半導体スイッチを使用す
る。これにより、オンオフの切換えに伴う機械的磨耗が
無く、切換えの信頼性を高めて、装置全体の待機時の電
力効率を向上させられる。
【0034】また、本発明の電源ユニットは、内部のAC
ラインにつながり一つまたは複数の汎用電源を接続でき
るコネクタと、コネクタへのAC出力を外部信号に従っ
て切換える切換え手段と、交流から直流への電源変換方
式がドロッパ方式の交流−直流電源変換部とを備えるよ
うに構成する。なお、切換え手段には電磁開閉器リレー
または半導体スイッチを使用する。
【0035】このように構成される本発明の電源ユニッ
トによれば、ACラインにつながり一つまたは複数の汎用
電源を接続できるコネクタに汎用電源を接続し、装置が
待機状態移行時に外部信号により切換え手段に指示して
コネクタへのAC出力を停止する。
【0036】これにより、待機時において電源ユニット
のコネクタにつながる汎用電源を完全に切断させること
により、装置全体の待機時の電力効率を向上させる。
【0037】また、本発明の電源ユニットは、内部のAC
ラインにつながり一つまたは複数の汎用電源を接続でき
るコネクタと、コネクタへのAC出力を外部信号に従っ
て切換える切換え手段とを複数組備え、かつ、交流から
直流への電源変換方式がスイッチング方式またはドロッ
パ方式の交流・直流電源変換部とを備えるように構成す
る。
【0038】このように構成される本発明の電源ユニッ
トによれば、ACラインにつながり一つまたは複数の汎用
電源を接続できる複数のコネクタそれぞれに汎用電源を
接続し、装置が待機状態移行時に、外部信号により切換
え手段別に指示してコネクタへのAC出力を停止する。
【0039】これにより、電源ユニットのコネクタにつ
ながる汎用電源を完全に切断させて、装置全体の待機時
の電力効率を向上させるとともに、コネクタ別にAC出
力の停止を指定できて、例えば、待機時切断可能負荷の
待機状態移行時のメモリデータの退避など終了処理に要
する時間がほぼ同じものをグループとして、グループ毎
にその汎用電源を接続するコネクタを分けた場合に、終
了処理の終えたグループから、順次当該のコネクタへの
AC出力を停止でき、装置全体の待機時の電力効率を更
に高めることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明は、次に示す実施の形態を
取った。
【0041】図1は本発明の原理構成図である。
【0042】この装置1は、二つの汎用電源4、二つの
待機時切断可能負荷部5、電源ユニット7、待機時制御
部10から構成される。なお、汎用電源4と待機時切断
可能負荷部5の数は二つに限定されるものではなく、三
つ以上でも良いが、ここでは、二つで説明している。
【0043】二つの汎用電源4はそれぞれにつながる待
機時切断可能負荷部5に必要な既定電力の供給を行う。
【0044】待機時切断可能負荷部5は装置1の待機時
に電源切断可能な負荷を言う。例えばディスプレイやハ
ードディスク等の負荷である。
【0045】電源ユニット7は二つのコネクタ6、二つ
の切換え手段8、交流−直流電源変換部9から構成され
る。
【0046】コネクタ6は汎用電源4のコネクタ3と接
続することで、電線の接続を行う。なお、コネクタ6に
は一つまたは複数のコネクタ3の接続ができる。
【0047】切換え手段8は待機時制御部10から伝達
されるオンオフ信号によりコネクタ6へのAC出力を切
換える。
【0048】なお、切換え手段8には外部信号により機
械接点をオンオフする電磁開閉器リレーが使用できる。
【0049】また、切換え手段8には、電磁開閉器リレ
ーに比べて磨耗接点の消耗が少ない半導体スイッチを使
用してもよい。
【0050】なお、コネクタ6と切換え手段8とを複数
組備え、待機時制御部10から切換え手段8別にオンオ
フ信号を伝達される場合は、コネクタ6別に電源切断タ
イミングを指定できる。
【0051】交流−直流電源変換部9は交流入力を基
に、既定電圧値の直流電流への変換を行い、待機時制御
部10に電力供給を行う。
【0052】なお、交流−直流電源変換部9の構成は、
交流から直流への主な変換方式の一つであるスイッチン
グ方式の構成を使用する。このスイッチング方式を使用
した場合は電源ユニットをコンパクトにできる。
【0053】なお、このスイッチング方式の構成を使用
した電源ユニット7の形態には、ACアダプタも含まれ
る。
【0054】また、交流−直流電源変換部9の構成は交
流から直流への主な変換方式の一つであるドロッパ方式
の構成であってもよい。ドロッパ方式は従来から電源で
広く使用されている変換方式である。
【0055】待機時制御部10は、汎用電源4の電源投
入時に、切換え手段8にオン信号を送って、コネクタ6
へのAC出力を行うとともに、汎用電源4に電源投入を
指示したり、また、装置1の待機状態移行時に、汎用電
源4に電源切断指示を行うとともに、切換え手段8にオ
フ信号を送って、コネクタ6へのAC出力を停止させた
り等を行う。
【0056】ついで、図1の構成図を基に待機時に汎用
電源を完全に切断できるようにして、装置全体の待機時
の電力効率を高めた本発明の電源ユニットの動作を、汎
用電源が一つ接続される場合で説明すると以下のように
なる。
【0057】電源ユニット7の一つのコネクタ6には予
め汎用電源4のコネクタ3を一つ接続し、待機時制御部
10からの指示でそのコネクタ3とコネクタ6とにつな
がる当該の切換え手段8をオンとして、その汎用電源4
にはAC出力を行い、汎用電源4を電源投入しておく。
ついで、装置1が待機状態に移行すると待機時制御部1
0はその汎用電源4に電源切断指示を行うとともに、当
該の切換え手段8にオフ信号を送り、そのコネクタ6へ
のAC出力を停止させ、コネクタ6につながる汎用電源
4を完全に切断する。
【0058】これにより、待機時において電源ユニット
7のコネクタ6につながる汎用電源4を完全に切断する
ことにより、装置1全体の待機時の電力効率を向上させ
る。
【0059】なお、ここではコネクタ6に汎用電源4が
一つ接続される場合で説明したが、汎用電源4を複数接
続した場合は、コネクタ6へのAC出力を停止すること
で、複数の汎用電源4をともに完全に切断することがで
きる。
【0060】ついで、図1の構成図を基に待機時に汎用
電源を完全に切断できるようにするとともに、コネクタ
別に電源切断するタイミングを指定できるようにして装
置1全体の待機時の電力効率を更に高めた本発明の電源
ユニットの動作を説明すると以下のようになる。
【0061】電源ユニット7の二つのコネクタ6には予
めそれぞれに汎用電源4のコネクタ3を接続し、待機時
制御部10は二つの切換え手段8に、ともにオン信号を
送って、二つのコネクタ6へのAC出力を行うととも
に、二つの汎用電源4ともに電源投入を指示して、電源
を入れておく。ついで、待機時制御部10は装置1の待
機状態移行に従い、二つの切換え手段8別にオフ信号を
送ってコネクタ6へのAC出力を停止させ、汎用電源4
を完全に切断する。
【0062】これにより、待機時において電源ユニット
7のコネクタ6につながる汎用電源4を完全に切断させ
ることにより、装置1全体の待機時の電力効率を向上さ
せるとともに、コネクタ6別にAC出力停止を指定で
き、例えば、待機時切断可能負荷部5の待機状態移行時
のメモリデータの退避など終了処理に要する時間がほぼ
同じものをグループとして、グループ毎にその汎用電源
4を接続するコネクタ6を分けた場合に、終了処理の終
えたグループから、順次当該のコネクタ6へのAC出力
を停止でき、装置1全体の待機時の電力効率を更に高め
ることができる。
【0063】
【実施例】この発明による代表的な実施例を以下に説明
する。なお、以下において、同じ箇所は同一の符号を付
してあり、詳細な説明を省略することがある。
【0064】図2は本発明の一実施例の構成図である。
【0065】この装置21は汎用電源4、DSP33、
HD34、電源ユニット22、待機時制御部35から構
成される。
【0066】汎用電源4は交流入力を基に、既定電圧値
の直流電流への変換を行い、DSP33とHD34に電
力供給を行う。
【0067】DSP33はディスプレイであり、メッセ
ージ表示が行える。これは、待機時に電源切断可能な負
荷である。
【0068】HD34はハードディスクでありデータの
記憶を行う。これは、待機時に電源切断可能な負荷であ
る。
【0069】電源ユニット22はコネクタ6、ヒューズ
23、電磁開閉器リレー24、交流−直流電源変換部2
5で構成される。
【0070】コネクタ6はコネクタ3と接続することで
電線の接続を行う。
【0071】ヒューズ23は回路上を過大な電流が流れ
た場合に、発生する熱で溶けて回路を切断し、回路を保
護する。
【0072】電磁開閉器リレー24は、電磁石と機械接
点とで構成されており、待機時制御部35からのオンオ
フ信号により、電磁石(コイル)への通電をオンオフす
ることにより、機械接点がオンオフし、コネクタ6への
AC出力を切換える。
【0073】交流−直流電源変換部25は交流から既定
電圧値の直流電流への変換を行い、スイッチング方式の
構成である。フィルタ部26、整流器平滑部27、スイ
ッチ素子28、1次巻線29、2次巻線30、整流器平
滑部31、FB制御部32からなる。
【0074】フィルタ部26は交流入力のACラインか
ら伝達されるノイズを除去する。
【0075】整流器平滑部27、整流器平滑部31は交
流から直流電流への変換と、生成された直流電流を平ら
で滑らかな直流電流に整形する。
【0076】1次巻線29と2次巻線30とで変圧器が
構成され、整流器平滑部27から伝達される電圧値を既
定の電圧値に変更する。
【0077】スイッチ素子28は回路を流れる電流を通
したり、遮断したりする。
【0078】FB制御部32のFB制御部とは出力電圧フィ
ードバック制御部を略した名称であり、FB制御部32は
整流器平滑部31の出力電圧値を監視して、スイッチ素
子28を制御することで、整流器平滑部31の出力電圧
が変動の少ない既定電圧値になるようにする。
【0079】なお、スイッチング方式の交流−直流電源
変換部25は図7の交流−直流電源変換部88とは符号
を変えただけで構成は同一で、交流入力から既定電圧値
の直流電流生成の動作は同一のため、ここでは動作説明
を省略する。
【0080】待機時制御部35は、汎用電源4の電源投
入時に、電磁開閉器リレー24にオン信号を送って、コ
ネクタ6へのAC出力を行うとともに、汎用電源4に電
源投入を指示したり、また、装置21の待機状態移行時
に、汎用電源4に電源切断指示を行うとともに、電磁開
閉器リレー24へオフ信号を送って、コネクタ6へのA
C出力を停止させたり等を行う。
【0081】ついで、装置21の待機状態移行時に汎用
電源4を完全に電源切断して、装置21全体の待機時の
電力効率を高めた処理を、切換え手段に電磁開閉器リレ
ーを使用し、交流−直流電源変換部にスイッチング方式
を使用した場合で図2を基に説明すると以下のようにな
る。
【0082】電源ユニット22のコネクタ6には予めD
SP33とHD34とがつながる汎用電源4のコネクタ
3を接続し、待機時制御部35は電磁開閉器リレー24
にオン信号を送って、コネクタ6にAC出力を行うとと
もに、汎用電源4に電源投入指示を送って電源投入して
おく。ついで、装置21が待機状態に移行すると、待機
時制御部35は汎用電源4に電源切断指示を行うととも
に、電磁開閉器リレー24へオフ信号を送って、コネク
タ6へのAC出力を停止させ、コネクタ6につながる汎
用電源4を完全に切断する。
【0083】図3は本発明のその他の一実施例の構成図
である。
【0084】この装置41は汎用電源4、DSP33、
HD34、電源ユニット42、待機時制御部44から構
成される。
【0085】電源ユニット42はコネクタ6、ヒューズ
23、半導体スイッチ43、交流−直流電源変換部25
で構成される。
【0086】半導体スイッチ43は待機時制御部44か
らのオンオフ信号により、コネクタ6へのAC出力を切
換える。半導体スイッチは入力信号が印加されている状
態のオン信号の間はオンとなり、入力信号がなくなった
状態のオフ信号でオフになる無接点リレー素子である。
基本的には電磁開閉器リレーと全く同じ機能を持つが、
半導体デバイスであるため、メカニカルリレーのような
機構部の摩耗接点の消耗による特性の劣化が小なく、信
頼性が高いことを特徴とする。代表的な半導体スイッチ
にはSSR(Solid State Relay)や
サイリスタがある。
【0087】待機時制御部44は、汎用電源4の電源投
入時に、半導体スイッチ43にオン信号を送って、コネ
クタ6へのAC出力を行うとともに、汎用電源4に電源
投入を指示したり、また、装置41の待機状態移行時
に、汎用電源4に電源切断指示を行うとともに、半導体
スイッチ43へオフ信号を送って、コネクタ6へのAC
出力を停止させたり等を行う。
【0088】ついで、装置41の待機状態移行時に汎用
電源4を完全に電源切断して、装置41全体の待機時の
電力効率を高めた処理を、切換え手段に半導体スイッチ
を使用し、交流−直流電源変換部にスイッチング方式を
使用した場合で図3を基に説明すると以下のようにな
る。
【0089】電源ユニット42のコネクタ6には予めD
SP33とHD34とがつながる汎用電源4のコネクタ
3を接続し、待機時制御部44は半導体スイッチ43に
オン信号を送って、コネクタ6にAC出力を行うととも
に、汎用電源4に電源投入指示を送って電源投入してお
く。ついで、装置41が待機状態に移行すると、待機時
制御部44は汎用電源4に電源切断指示を行うととも
に、半導体スイッチ43へオフ信号を送って、コネクタ
6へのAC出力を停止させ、コネクタ6につながる汎用
電源4を完全に切断する。
【0090】図4は本発明のその他の一実施例の構成図
である。
【0091】この装置51は汎用電源4、DSP33、
HD34、電源ユニット52、待機時制御部59から構
成される。
【0092】電源ユニット52はコネクタ6、ヒューズ
23、電磁開閉器リレー24、交流−直流電源変換部5
3で構成される。
【0093】交流−直流電源変換部53は交流から既定
電圧値の直流電流への変換を行い、ドロッパ方式の構成
である。フィルタ部54、1次巻線55、2次巻線5
6、整流器平滑部57、DOR(Drop Out R
egulator)58からなる。
【0094】フィルタ部54は交流入力のACラインか
ら伝達されるノイズを除去する。
【0095】1次巻線55と2次巻線56とで変圧器が
構成され、フィルタ部54から伝達される電圧値を既定
の電圧値に変更する。
【0096】整流器平滑部57は交流から直流電流への
変換と、生成された直流電流を平らで滑らかな直流電流
に整形する。
【0097】DOR58は、整流器平滑部57の出力電
圧が変動の少ない既定電圧値になるように制御する。
【0098】ここで、ドロッパ方式なる交流−直流電源
変換部53での交流入力から既定電圧値の直流電流への
変換動作を説明すると以下のようになる。
【0099】まず、フィルタ部54でACラインを通じ
て電源ユニット52に伝達されたノイズが除去され1次
巻線55に供給される。
【0100】しかるのち、1次巻線55と2次巻線56
からなる変圧器で既定の交流電圧値に変えられた後、整
流器平滑部57で交流から直流電流に変換されるととも
に、平らで滑らかな直流電流に整形される。この整流器
平滑部57の出力端子に接続されたDOR58により、
整流器平滑部57の出力電圧は変動の少ない既定電圧値
となるように制御される。
【0101】待機時制御部59は、汎用電源4の電源投
入時に、電磁開閉器リレー24にオン信号を送って、コ
ネクタ6へのAC出力を行うとともに、汎用電源4に電
源投入を指示したり、また、装置51の待機状態移行時
に、汎用電源4に電源切断指示を行うとともに、電磁開
閉器リレー24へオフ信号を送って、コネクタ6へのA
C出力を停止させたり等を行う。
【0102】ついで、装置51の待機状態移行時に汎用
電源4を完全に電源切断して、装置51全体の待機時の
電力効率を高めた処理を、切換え手段に電磁開閉器リレ
ーを使用し、交流−直流電源変換部にドロッパ方式を使
用した場合で図4を基に説明すると以下のようになる。
【0103】電源ユニット52のコネクタ6には予めD
SP33とHD34とがつながる汎用電源4のコネクタ
3を接続し、待機時制御部59は電磁開閉器リレー24
にオン信号を送って、コネクタ6にAC出力を行うとと
もに、汎用電源4に電源投入指示を送って電源投入して
おく。ついで、装置51が待機状態に移行すると、待機
時制御部59は汎用電源4に電源切断指示を行うととも
に、電磁開閉器リレー24へオフ信号を送って、コネク
タ6へのAC出力を停止させ、コネクタ6につながる汎
用電源4を完全に切断する。
【0104】図5は本発明のその他の一実施例の構成図
である。
【0105】この装置61は汎用電源4、DSP33、
HD34、電源ユニット62、待機時制御部63から構
成される。
【0106】電源ユニット62はコネクタ6、ヒューズ
23、半導体スイッチ43、交流−直流電源変換部53
で構成される。
【0107】待機時制御部63は、汎用電源4の電源投
入時に、半導体スイッチ43にオン信号を送って、コネ
クタ6へのAC出力を行うとともに、汎用電源4に電源
投入を指示したり、また、装置61の待機状態移行時
に、汎用電源4に電源切断指示を行うとともに、半導体
スイッチ43へオフ信号を送って、コネクタ6へのAC
出力を停止させたり等を行う。
【0108】ついで、装置61の待機状態移行時に汎用
電源4を完全に電源切断して、装置61全体の待機時の
電力効率を高めた処理を、切換え手段に半導体スイッチ
を使用し、交流−直流電源変換部にドロッパ方式を使用
した場合で図5を基に説明すると以下のようになる。
【0109】電源ユニット62のコネクタ6には予めD
SP33とHD34とがつながる汎用電源4のコネクタ
3を接続し、待機時制御部63は半導体スイッチ43に
オン信号を送って、コネクタ6にAC出力を行うととも
に、汎用電源4に電源投入指示を送って電源投入してお
く。ついで、装置61が待機状態に移行すると、待機時
制御部63は汎用電源4に電源切断指示を行うととも
に、半導体スイッチ43へオフ信号を送って、コネクタ
6へのAC出力を停止させ、コネクタ6につながる汎用
電源4を完全に切断する。
【0110】図6は本発明のその他の一実施例の構成図
である。
【0111】この装置71は二つの汎用電源4、DSP
33、HD34、電源ユニット72、待機時制御部73
から構成される。
【0112】二つの汎用電源4は交流入力を基に、既定
電圧値の直流電流への変換を行い、それぞれDSP3
3、HD34に電力供給を行う。
【0113】電源ユニット72は二つのコネクタ6、ヒ
ューズ23、二つの電磁開閉器リレー24、交流−直流
電源変換部25で構成される。
【0114】待機時制御部73は、二つの汎用電源4の
電源投入時に、それぞれの電磁開閉器リレー24にオン
信号を送って、コネクタ6へのAC出力を行うととも
に、汎用電源4に電源投入を指示したり、また、装置7
1の待機状態移行時に、汎用電源4に電源切断指示を行
うとともに、電磁開閉器リレー24別にオフ信号を送っ
て、コネクタ6へのAC出力を停止させたり等を行う。
【0115】ついで、装置71の待機状態移行時に汎用
電源4を完全に電源切断するとともに、電源ユニット7
2のコネクタ6別に電源切断タイミングを指定できるよ
うにして、装置71全体の待機時の電力効率を更に高め
た処理を、切換え手段に電磁開閉器リレーを使用し、交
流−直流電源変換部にスイッチング方式を使用した場合
で図6を基に説明すると以下のようになる。
【0116】電源ユニット72の二つのコネクタ6には
予めDSP33、HD34がつながる汎用電源4のコネ
クタ3をそれぞれに接続し、待機時制御部73は二つの
電磁開閉器リレー24にそれぞれオン信号を送って、コ
ネクタ6にAC出力を行うとともに、二つの汎用電源4
に電源投入指示を送って電源投入しておく。ついで、装
置71が待機状態に移行すると、待機時制御部73は、
終了処理を終えた待機時切断可能負荷につながる汎用電
源4に電源切断指示を行うとともに、当該の電磁開閉器
リレー24にオフ信号を送り、コネクタ6へのAC出力
を停止させ、接続されるコネクタ6別に、汎用電源4を
順次、完全に切断する。
【0117】本発明は、複数の汎用電源が使用される装
置の電源ユニットにおいて、容易に汎用電源の追加がで
き、かつ、装置全体の待機時の電力効率を上げることを
目的とする電源ユニットに適用できる。
【0118】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0119】本発明による電源ユニットは、安価で入手
性も良い汎用的電源(標準品)を必要に応じて容易に追
加できるだけでなく、装置全体の待機時の電力効率を上
げられて、省電力対策も柔軟に行うことができる為、出
荷数量が極端に少ない上位機種装置や少量出荷でかつ待
機時の省電力設計が必要な装置に対しては最も効果的で
ある。
【0120】また、本発明の電源ユニットは、内部のAC
ラインにつながり一つまたは複数の汎用電源を接続でき
るコネクタと、コネクタへのAC出力を外部信号に従っ
て行ったり、停止したりできる切換え手段とを複数組備
えた場合、コネクタ別に電源切断タイミングを指定で
き、例えば、待機時切断可能負荷の待機状態移行時のメ
モリデータの退避など終了処理に要する時間がほぼ同じ
ものをグループとして、グループ毎にその汎用電源を接
続するコネクタを分けた場合に、終了処理の終えたグル
ープから、順次当該のコネクタへのAC出力を停止で
き、装置全体の待機時の電力効率を更に高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図4】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図5】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図6】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図7】従来技術の一例の構成図である。
【符号の説明】
1:装置 2:AC電源 3、6:コネクタ 4:汎用電源 5:待機時切断可能負荷部 7:電源ユニット 8:切換え手段 9:交流−直流電源変換部 10:待機時制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汎用電源が使用される装置の電源ユニット
    において、 内部のACラインにつながり一つまたは複数の汎用電源
    (4)を接続できるコネクタ(6)と、 コネクタ(6)へのAC出力を外部信号に従って切換え
    る切換え手段(8)と、 交流から直流への電源変換方式がスイッチング方式の交
    流−直流電源変換部(9)とを備えた、 ことを特徴とする電源ユニット。
  2. 【請求項2】汎用電源が使用される装置の電源ユニット
    において、 内部のACラインにつながり一つまたは複数の汎用電源
    を接続できるコネクタ(6)と、 コネクタ(6)へのAC出力を外部信号に従って切換え
    る切換え手段(8)と、 交流から直流への電源変換方式がドロッパ方式の交流−
    直流電源変換部(9)とを備えた、 ことを特徴とする電源ユニット。
  3. 【請求項3】前記切換え手段(8)は、外部信号により
    オンオフする電磁開閉器リレーを使用する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】前記切換え手段(8)は、外部信号により
    オンオフする半導体スイッチを使用する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】前記コネクタ(6)と切換え手段(8)と
    を複数組備え、個々の切換え手段(8)別に外部信号に
    より切換えするタイミングを指定できる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項
    に記載の電源ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113467292A (zh) * 2021-06-16 2021-10-01 金华卓远实业有限公司 一种通用型仪表控制电路、控制方法及装置

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