JP2002325095A - データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法

Info

Publication number
JP2002325095A
JP2002325095A JP2001126592A JP2001126592A JP2002325095A JP 2002325095 A JP2002325095 A JP 2002325095A JP 2001126592 A JP2001126592 A JP 2001126592A JP 2001126592 A JP2001126592 A JP 2001126592A JP 2002325095 A JP2002325095 A JP 2002325095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
reception state
reception
transmission
change notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001126592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Fukuda
和真 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001126592A priority Critical patent/JP2002325095A/ja
Publication of JP2002325095A publication Critical patent/JP2002325095A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有線環境と無線環境が混在する通信システム
において、無線環境における利用可能帯域幅の予測とそ
れに適応した配信制御も行う。 【解決手段】 受信端末2の受信状態監視部23が、パ
ケット受信ごとにジッタの移動平均を算出し、ジッタの
移動平均が所定の閾値を超えるか又は下回った場合に、
「閾値を超えた」又は「閾値を下回った」旨を通知する
レポートを作成し、送信端末1の受信状態受信部14に
対して送信し、送信端末1の帯域監視部15がレポート
の内容に従って利用可能な帯域幅を決定し、配信制御部
11が決定された帯域幅に従ってパケットの送信を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パケット網に接
続される端末および通信システムにおいて経路中に有線
環境だけでなく無線環境が含まれる場合において、送受
信端末間の経路上の通信状態に適応した効率的な配信を
実現するための利用可能な通信帯域幅を予測するデータ
通信技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有線環境上におけるパケット通信では、
通信状態の悪化は多くのパケットが帯域幅の小さいボト
ルネックとなる経路に集中することで輻輳状態となるた
めであり、経路自体の状態の悪化は一般に見られない。
そのため、送受信端末間で通信品質を向上させるため
に、経路上の輻輳状態を検出しそれに適応した配信制御
を行っている。
【0003】一方、無線環境上におけるパケット通信で
の通信状態の悪化は、有線環境における輻輳状態だけで
なく、無線経路部分における通信状態の悪化にも影響す
る。
【0004】一般に、無線環境上における通信は有線環
境上における通信よりも高いビットエラー率を持つ。そ
のため、データリンク層以下において再送や冗長なパケ
ットを送るなどのエラー訂正機構によりビットエラーに
対応していることが多い。また、ユーザ側からは実際の
パケットエラー自体はビットエラー率ほど高くないよう
に見えるが、エラー訂正機構での処理による遅延時間が
大きくなり、結果としてスループットの減少や利用可能
総帯域幅の減少として見える。この結果、利用可能総帯
域幅自体の変動も多く生じることにもなる。これらに対
して配信制御を行わなければ、利用可能な帯域幅以上で
転送し続けた場合、パケットロスは多くなる。
【0005】無線環境において通信状態が悪化する代表
的な例は端末が移動中の場合、その中でも特にハンドオ
ーバの場合である。ハンドオーバにおける通信状態に適
応した配信制御を行う方式として、例えば、“PHS
ベストエフォート型 64kbps ベアラサービスに
おけるライブビデオ・音声のトラフィック制御方式”
(電子情報通信学会研究報告 CQ99−81 (20
00.2))がある。これは、送受信端末間におけるR
TT(Round−Trip−Time)を測定し、そ
の値に基づき配信制御を行うものである。
【0006】他にも、有線環境上での輻輳状態に対応す
る方式をそのまま利用することも考えられている。特
に、パケットロスを検出することで輻輳状態を考慮する
ものが多い。ただし、有線または無線環境それぞれにお
いて考慮したものがほどんどであり、混在した環境に対
して考慮したものは少ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、無線
環境上でのハンドオーバ時などのような非常に通信状態
が悪くなった場合への対処がほとんどであり、また、無
線環境上での通信状態の悪化への適応として有線環境で
の輻輳状態に適応する方式を利用するなど、有線環境と
無線環境が混在した経路において無線環境の特徴を考慮
した制御がほとんど行われていない。
【0008】前述したように、無線経路では通信状態が
悪い場合であってもデータリンク層以下でのエラー訂正
機構によりパケットロスを少なくするように対処される
が、そのための処理遅延が大きくなる。このため、経路
上の輻輳状態だけでなく無線経路の接続状態による帯域
幅の変動、つまり変動する利用可能帯域幅にも適応する
必要がある。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、有線環境と無線環境が混在する
場合には有線環境における配信制御に加えて、無線環境
における利用可能帯域幅の予測とそれに適応した配信制
御も行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
システムは、データを送信するデータ送信装置と、前記
データ送信装置よりデータを受信するデータ受信装置と
を有するデータ通信システムであって、前記データ受信
装置は、前記データ送信装置より送信されたデータを受
信するデータ受信部と、前記データ受信部によるデータ
受信ごとにデータ受信状態を示す値を算出し、少なくと
も一つ以上の段階からなる閾値と比較して算出値の変動
状況を監視し、算出値がいずれかの閾値以上のレベルに
変動した場合及び算出値がいずれかの閾値以下のレベル
に変動した場合のいずれかにおいて、比較の対象となっ
た対象閾値と算出値の変動方向とを通知する受信状態変
動通知を生成する受信状態監視部と、前記受信状態監視
部により生成された受信状態変動通知を前記データ送信
装置に送信する受信状態変動通知送信部とを有し、前記
データ送信装置は、前記データ受信装置より前記受信状
態変動通知を受信する受信状態変動通知受信部と、前記
受信状態変動通知に示された対象閾値と算出値の変動方
向とを用いて、データ送信の送信レートを決定する送信
レート決定部とを有することを特徴とする。
【0011】前記データ送信装置の受信状態変動通知受
信部は、変動後の算出値が示された受信状態変動通知を
受信し、前記データ送信装置の送信レート決定部は、受
信状態変動通知に示された対象閾値と算出値の変動方向
と変動後の算出値とを用いて、データ送信の送信レート
を決定することを特徴とする。
【0012】前記データ送信装置の前記送信レート決定
部は、前記受信状態変動通知受信部により受信状態変動
通知が受信された際のデータ送信の送信レートを用い
て、データ送信の送信レートを決定することを特徴とす
る。
【0013】前記データ送信装置の前記送信レート決定
部は、受信状態変動通知ごとに受信状態変動通知に示さ
れた対象閾値を記録し、前記受信状態変動通知受信部に
より受信状態変動通知が新たに受信された場合に、前回
の受信状態変動通知に示された対象閾値と新たに受信さ
れた受信状態変動通知に示された対象閾値との間の段階
差を検出し、検出された対象閾値の段階差を用いて、デ
ータ送信の送信レートを決定することを特徴とする。
【0014】前記データ送信装置の受信状態変動通知受
信部は、変動後の算出値が示された受信状態変動通知を
受信し、前記データ送信装置の送信レート決定部は、前
記受信状態変動通知受信部により受信状態変動通知が新
たに受信された場合に、検出された対象閾値の段階差と
新たに受信された受信状態変動通知に示された変動後の
算出値とを用いて、データ送信の送信レートを決定する
ことを特徴とする。
【0015】前記データ送信装置の前記送信レート決定
部は、受信状態変動通知ごとに受信状態変動通知に基づ
き決定された送信レートを記録し、前記受信状態変動通
知受信部により受信状態変動通知が新たに受信された場
合に、検出された対象閾値の段階差と前回の受信状態変
動通知に基づき決定された送信レートとを用いて、デー
タ送信の送信レートを決定することを特徴とする。
【0016】本発明に係るデータ通信システムは、デー
タを送信するデータ送信装置と、前記データ送信装置よ
りデータを受信するデータ受信装置とを有するデータ通
信システムであって、前記データ受信装置は、前記デー
タ送信装置より送信されたデータを受信するデータ受信
部と、前記データ受信部によるデータ受信ごとにデータ
受信状態を示す値を算出し、少なくとも一つ以上の段階
からなる閾値と比較して算出値の変動状況を監視し、算
出値がいずれかの閾値以上のレベルに変動した場合及び
算出値がいずれかの閾値以下のレベルに変動した場合の
いずれかにおいて、算出値を通知する受信状態変動通知
を生成する受信状態監視部と、前記受信状態監視部によ
り生成された受信状態変動通知を前記データ送信装置に
送信する受信状態変動通知送信部とを有し、前記データ
送信装置は、前記データ受信装置より前記受信状態変動
通知を受信する受信状態変動通知受信部と、前記受信状
態変動通知に示された算出値に基づき、比較の対象とな
った対象閾値と算出値の変動方向とを特定し、特定され
た対象閾値と算出値の変動方向とを用いて、データ送信
の送信レートを決定する送信レート決定部とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】前記送信レート決定部は、特定された対象
閾値と算出値の変動方向と前記受信状態変動通知に示さ
れた算出値とを用いて、データ送信の送信レートを決定
することを特徴とする。
【0018】前記データ送信装置の前記送信レート決定
部は、前記受信状態変動通知受信部により受信状態変動
通知が受信された際のデータ送信の送信レートを用い
て、データ送信の送信レートを決定することを特徴とす
る。
【0019】前記データ送信装置は、更に、前記送信レ
ート決定部により決定された送信レートに基づき、複数
種の送信エラー訂正方式から特定の送信エラー訂正方式
を選択するエラー訂正方式選択部を有することを特徴と
する。
【0020】本発明に係るデータ通信システムは、前記
データ送信装置は有線通信装置であり、前記データ受信
装置は無線通信装置であることを特徴とする。
【0021】本発明に係るデータ通信システムは、前記
データ送信装置は無線通信装置であり、前記データ受信
装置は有線通信装置であることを特徴とする。
【0022】本発明に係るデータ通信システムは、前記
データ送信装置及び前記データ受信装置の双方が有線通
信装置であり、前記データ送信装置と前記データ受信装
置との間に無線通信路が配置されていることを特徴とす
る。
【0023】本発明に係るデータ通信システムは、前記
データ送信装置及び前記データ受信装置の双方が無線通
信装置であることを特徴とする。
【0024】本発明に係るデータ通信システムは、前記
データ受信装置のデータ受信部は、前記データ送信装置
よりパケットを受信し、前記データ受信装置の受信状態
監視部は、データ受信部によるパケット受信ごとにパケ
ット受信間隔のジッタの移動平均値を算出し、算出した
ジッタの移動平均値の変動状況を監視することを特徴と
する。
【0025】本発明に係るデータ送信装置は、データ受
信装置に対してデータを送信するとともに、データ送信
に対する応答データを前記データ受信装置より受信する
データ送信装置であって、前記データ受信装置に対して
データを送信するとともに、前記データ受信装置より応
答データを受信するデータ通信部と、前記データ通信部
による応答データの受信ごとに応答データの受信状態を
示す値を算出し、少なくとも一つ以上の段階からなる閾
値と比較して算出値の変動状況を監視し、算出値がいず
れかの閾値以上のレベルに変動した場合及び算出値がい
ずれかの閾値以下のレベルに変動した場合のいずれかに
おいて、比較の対象となった対象閾値と算出値の変動方
向とを通知する応答データ受信状態変動通知を生成する
応答データ受信状態監視部と、前記応答データ受信状態
監視部より前記応答データ受信状態変動通知を取得し、
前記応答データ受信状態監視部に示された対象閾値と算
出値の変動方向とを用いて、データ送信の送信レートを
決定する送信レート決定部とを有することを特徴とす
る。
【0026】前記応答データ受信状態監視部は、前記デ
ータ通信部による応答データの受信ごとに応答データの
ラウンドトリップタイムの移動平均値を算出し、算出し
たラウンドトリップタイムの移動平均値の変動状況を監
視することを特徴とする。
【0027】本発明に係るデータ通信方法は、データを
送信するデータ送信方法と、前記データ送信方法により
送信されたデータを受信するデータ受信方法とを含むデ
ータ通信方法であって、前記データ受信方法は、前記デ
ータ送信方法により送信されたデータを受信するデータ
受信ステップと、前記データ受信ステップによるデータ
受信ごとにデータ受信状態を示す値を算出し、少なくと
も一つ以上の段階からなる閾値と比較して算出値の変動
状況を監視し、算出値がいずれかの閾値以上のレベルに
変動した場合及び算出値がいずれかの閾値以下のレベル
に変動した場合のいずれかにおいて、比較の対象となっ
た対象閾値と算出値の変動方向とを通知する受信状態変
動通知を生成する受信状態監視ステップと、前記受信状
態監視ステップにより生成された受信状態変動通知を前
記データ送信方法に送信する受信状態変動通知送信ステ
ップとを有し、前記データ送信方法は、前記データ受信
方法により送信された前記受信状態変動通知を受信する
受信状態変動通知受信ステップと、前記受信状態変動通
知に示された対象閾値と算出値の変動方向とを用いて、
データ送信の送信レートを決定する送信レート決定ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0028】前記データ送信方法の受信状態変動通知受
信ステップは、変動後の算出値が示された受信状態変動
通知を受信し、前記データ送信方法の送信レート決定ス
テップは、受信状態変動通知に示された対象閾値と算出
値の変動方向と変動後の算出値とを用いて、データ送信
の送信レートを決定することを特徴とする。
【0029】前記データ送信方法の前記送信レート決定
ステップは、前記受信状態変動通知受信ステップにより
受信状態変動通知が受信された際のデータ送信の送信レ
ートを用いて、データ送信の送信レートを決定すること
を特徴とする。
【0030】前記データ送信方法の前記送信レート決定
ステップは、受信状態変動通知ごとに受信状態変動通知
に示された対象閾値を記録し、前記受信状態変動通知受
信ステップにより受信状態変動通知が新たに受信された
場合に、前回の受信状態変動通知に示された対象閾値と
新たに受信された受信状態変動通知に示された対象閾値
との間の段階差を検出し、検出された対象閾値の段階差
を用いて、データ送信の送信レートを決定することを特
徴とする。
【0031】前記データ送信方法は、更に、前記送信レ
ート決定ステップにより決定された送信レートに基づ
き、複数種の送信エラー訂正方式から特定の送信エラー
訂正方式を選択するエラー訂正方式選択ステップを有す
ることを特徴とする。
【0032】本発明に係るデータ通信方法は、前記デー
タ受信方法のデータ受信ステップは、前記データ送信方
法により送信されたパケットを受信し、前記データ受信
方法の受信状態監視ステップは、データ受信ステップに
よるパケット受信ごとにパケット受信間隔のジッタの移
動平均値を算出し、算出したジッタの移動平均値の変動
状況を監視することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係るデータ通信システムの構成を示す構
成図である。図において、1は送信端末、2は受信端末
である。図1において、送信端末1は有線端末であり、
有線ネットワークに接続されている。一方、受信端末2
は無線端末であり、基地局3との間で無線通信を行って
いる。次に、送信端末1及び受信端末2の各構成要素に
ついて説明する。11はパケットの送出を制御する配信
制御部である。12はパケットを送信するパケット送信
部である。13は有線ネットワークとのインターフェイ
スである伝送路インターフェイス制御部である。14は
受信端末2から送られるレポート(受信状態変動通知)
を受信する受信状態受信部(受信状態変動通知受信部)
である。15は受信端末から送信されたレポートの内容
に基づき利用可能な帯域幅(送信レート)を求める帯域
監視部(送信レート決定部)である。21は無線通信路
に対するインターフェイスとなる無線インターフェイス
制御部である。22はパケットを受信するパケット受信
部である。23は受信端末においてパケットの受信状態
を監視し受信した各々のパケットにおけるジッタの移動
平均を計算する受信状態監視部である。24はレポート
を送信する受信状態送信部である。
【0034】次に動作について説明する。送信端末1で
は、配信制御部11が、帯域監視部15で求められた利
用可能な帯域幅(送信レート)に基づきパケット送出の
タイミングを決定し、パケット送信部12がパケットを
受信端末2のパケット受信部22へ送信する。受信端末
2の受信状態監視部23はパケット受信部22で受け取
られたそれぞれのパケットについてジッタの移動平均を
計算する。なお、どの無線の通信方式が利用されている
かは、別の手段でわかっているものとする。
【0035】次に、ジッタの移動平均の算出方法につい
て説明する。先に、ジッタの求め方について説明する。
まず、パケット受信部6で受け取った順序に従って、直
前に受け取ったパケットとの送信時間間隔及び受信時間
間隔を求める。更に、求めた送信時間間隔と受信時間間
隔との差を計算する。この差がジッタであり、Dで表わ
す。i−1番目とi番目に受信したパケットのジッタD
iは、以下の式で求められる。 Di=(Ri−Ri-1)−(Si−Si-1) Ri、Ri-1は、それぞれiとi−1のパケットの受信時
刻であり、Si、Si-1は、それぞれiとi−1のパケッ
トの送信時刻である。なお、送信時刻はパケットに付随
する情報として得られる。
【0036】ここで、ジッタの値については、それが
“正の値の場合のみ”を扱うこととする。無線環境上の
通信においてジッタは負の値になることも多いが、特に
無線環境上においてはデータリンク層以下でのエラー訂
正機構による遅延を解消しようとデータリンク層以下で
対応をしている結果であるので、遅延を増加させる影響
だけを調査すればよく、ジッタが負の値のときは移動平
均を求める数値として扱わない。
【0037】受信端末2の受信状態監視部23は、受信
端末へ到着したパケットの順に、正のジッタの値のみを
用いて次の式により移動平均を求める。これはIETF
で標準化されたRTP(Real−time Tran
sport Protocol,RFC1889)の中
で定義されている式である。なお、Diがi番目に受信
したパケットの正のときのジッタの値であり、Jiが求
める移動平均である。なお、Ji-1はi−1番目に受信
したパケットについて同様に計算したものである。
【0038】
【数1】
【0039】なお、事前にジッタの閾値α、β、γをα
<β<γとなるように設定しておく。受信状態監視部2
3は、これらの閾値とジッタの移動平均を比較し、一定
の場合にジッタの移動平均の変動状況を示すレポートを
作成し、送信端末1へレポートを送出する。次に、受信
状態監視部23がレポートを作成し、送出する時期につ
いて図2を参照して説明する。
【0040】受信状態監視部23は、測定されたジッタ
の移動平均とそれぞれの閾値と比較する。1つ前に受信
したパケットのジッタの移動平均が閾値αを超えておら
ず次のパケットで閾値αを超えた場合に、送信端末1へ
そのときのパケット受信時刻とジッタの移動平均値、
「閾値αを超えた」という情報をレポートする。また、
逆に閾値α以上のレベルから閾値α以下のレベルに下が
った場合もパケット受信時刻とジッタの移動平均値、
「閾値αを下回った」という情報をレポートする。さら
に、閾値β、γを超える場合や下がった場合も同様にレ
ポートする。ただし、レポートはジッタの移動平均がそ
れぞれの閾値を超えたり下回ったりしたパケットが発生
したときのみであり、状況として1つ前に受信したパケ
ットの場合と変化がないとき(ジッタの移動平均値は異
なるが、閾値を超えることや下回ることがない場合)に
はレポートを送らない。
【0041】送信端末1では受信端末2からのレポート
を受信状態受信部14で受け取り、帯域監視部15でそ
のレポートに基づき利用可能な帯域幅を計算する。求め
方を図3を参照して説明する。ここで、i番目のレポー
トにおいて、レポートの中にあるジッタの移動平均値を
i、閾値を超えたのか下回ったのかの情報をCiとす
る。ここで、Ciの値は「閾値αを超えた」ときは「+
α」、「閾値αを下回った」ときは「−α」、βやγに
ついても同様に表すことにする。
【0042】送信端末1において、無線環境における通
信方式に応じて図3のような閾値の大きさに対応した利
用可能な帯域幅の表を事前に用意する。なお、図3にお
いてA<B<C<Dである。この表は、事前に転送実験
などを行い得られた値を利用することもできる。受信端
末2よりレポートが送られてきたとき、帯域監視部15
は、そのときに考えられている利用可能な帯域幅を「現
在の帯域幅」として求め、図3の中の「現在の帯域幅」
の範囲と|Ci|の値から利用可能な帯域幅Wiを決定す
る。
【0043】さらに、表から求められた帯域幅Wiにつ
いて、レポートの中のジッタのJiとCiから調整する。
例えば、1つ前のレポート(i−1)に示されたジッタ
の移動平均Ji-1が閾値β以下のレベル(α<Ji-1
β)であり、今回のレポート(i)に示されたジッタの
移動平均Jiが閾値βを超えていたときは、次のように
求める帯域幅の値W'iを調整する。
【0044】
【数2】
【0045】求められた利用可能な帯域幅に従って配信
制御部11ではパケットの送出量や送出間隔を制御する
ことで、無線環境の通信状態に適応させる。
【0046】また、図4に示すテーブルを利用して利用
可能な帯域幅を決定することも可能である。図4のテー
ブルは、図3に示すテーブルとは異なり、閾値に対する
ジッタの移動平均の変動方向ごとに利用可能な帯域幅が
設定されている。図中の閾値(α、β、γ)及び現在の
帯域幅(〜A、A〜B、B〜C、C〜)は図3に示すテ
ーブルと同様である。図中の+及び−は、閾値に対する
ジッタの移動平均の変動方向を示し、+はジッタの移動
平均が閾値以下のレベルから閾値以上のレベルに変動し
た場合を意味し、−はジッタの移動平均が閾値以上のレ
ベルから閾値以下のレベルに変動した場合を意味する。
例えば、現在の帯域幅がA〜Bであり、レポートに「閾
値αを越えた」ことが示されていた場合は、現在の帯域
幅A〜B、閾値α及び変動方向+よりa21に示す値が利
用可能な帯域幅Wiとなる。その後、求められた利用可
能な帯域幅に従って、配信制御部11はパケットの送信
レートを制御する。
【0047】また、上記では、受信端末2は、ジッタの
移動平均Ji、閾値、ジッタの移動平均Jiの変動方向が
含まれたレポートを送信していたが、受信端末2はジッ
タの移動平均Jiのみが示されたレポートを送信するこ
ともできる。この場合には、送信端末1の帯域監視部1
5は、前回レポート(i−1)に示されたジッタの移動
平均Ji-1を記録しておき、また、閾値α、β、γの値
も別途記録しておく。そして、前回のジッタの移動平均
i-1と今回のジッタの移動平均Jiとを比較して、ジッ
タの移動平均Jiがいずれかの閾値を超えたか又は下回
ったかの判断を行う。その後は上記と同様に、帯域監視
部15は、図3又は図4に示したテーブルに基づき利用
可能な帯域幅を決定する。
【0048】以上のように、無線環境上における通信状
態の変動(ジッタの移動平均の変動)に適応した利用可
能な帯域幅を計算し、その帯域幅にしたがってスループ
ットを調節するので、無線環境の特徴を考慮した効率的
な配信を行うことができる。特に、本実施の形態におい
ては、無線端末である受信端末から送信端末に対してジ
ッタの平均移動の変動方向を通知し、送信端末ではジッ
タの移動平均の変動方向に応じて利用可能な帯域幅を決
定するので、無線環境の特徴を考慮した効率的な配信を
行うことができる。
【0049】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
レポートされた値と事前に設定した表を用いることで利
用可能な帯域幅を求めるものであるが事前に多くの項目
を設定する必要があるため、少ない項目の設定とレポー
トされた閾値から計算して求めるようにした実施の形態
を示す。
【0050】まず、前提として、送信端末1の帯域監視
部15は、受信端末から送信されるレポートごとに、レ
ポートに示された閾値と、レポートに基づき決定された
利用可能な帯域幅を記録しておく。そして、送信端末1
において、受信端末2からレポートされた値について閾
値が1つ上がる又は下がるときの変分量Δを定義してお
く。次に、今回レポート(i)された値が前回レポート
(i−1)された値からいくつの閾値分上下したかによ
り以下の式を用いて利用可能な帯域幅Wiを計算する。
なお、上下した閾値の個数をmで表し、閾値の値が増加
する方向では負の値、減少する方向では正の値を取るも
のとする。また、式中のWi-1は、前回のレポート(i
−1)に基づいて決定された利用可能な帯域幅である。
【0051】
【数3】
【0052】さらに、求めた帯域幅Wiについて、実施
の形態1と同様に以下の式により調整した帯域幅の値
W'iを求める。
【0053】
【数4】
【0054】以上のように、閾値の上下に対する変分量
と閾値の上下した個数から無線環境上における通信状態
の悪化に適応した利用可能な帯域幅を計算し、その帯域
幅にしたがってスループットを調節するので、無線環境
の特徴を考慮した効率的な配信を行うことができる。
【0055】実施の形態3.以上の実施の形態1や実施
の形態2では、送信端末1が有線端末、受信端末2側が
移動端末であるようにしたものであるが、送信端末1側
が移動端末で受信端末2が移動端末である場合、送信端
末1が移動端末で、受信端末2が有線端末である場合に
も適用可能である。
【0056】この場合も、実施の形態1又は実施の形態
2に示した方法と同様な方法で無線環境の通信状態にし
たがった利用可能な帯域幅を求めることができる。ま
た、送信端末1や受信端末2が移動端末ではなく、通信
経路の途中で無線通信路を経由する場合であっても実施
の形態1又は実施の形態2に示した方法で同様に求める
ことができる。
【0057】以上のように、移動端末の適用される場所
が受信端末以外であっても、無線環境上における通信状
態の悪化に適応した利用可能な帯域幅を計算し、その帯
域幅にしたがってスループットを調節するので、無線環
境の特徴を考慮した効率的な配信を行うことができる。
【0058】実施の形態4.以上の実施の形態1〜3で
は、無線環境の通信状態が悪い場合に適応するために、
求めた利用可能帯域幅に従って送信レートを調整するも
のであるが、送信レートの制御だけでなくパケットロス
が発生する場合にも対応するため、通信状態の悪化に従
ってより多くのエラーを訂正できるエラー訂正方式に変
更するようにした構成を考えることもできる。
【0059】無線環境の通信状態が悪化すると、データ
リンク層以下のエラー訂正機構により基地局や通信経路
途中(ルータなど)で配送待ちのパケットが増加し、そ
のパケットが多くなりすぎると基地局や通信経路途中で
パケットロスが発生する。そのため、ロスしたパケット
に対するエラー訂正は必要となる。
【0060】本実施の形態では、エラー訂正の方式を変
更するために、レポートされるジッタの移動平均値の増
加割合にしたがって段階的により多くのエラー訂正が可
能である方式に切り替えることでパケットロスに対応す
る。「より多くのエラー訂正」とは、ある時間単位内に
おけるロスしたパケットのうち訂正できる数がより多く
行えるエラー訂正である。
【0061】図5は、本実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの構成を示す図である。図5においては、エラー
訂正方式選択部16が追加された以外は、図1に示すシ
ステム構成図と同様である。エラー訂正方式選択部16
は、帯域監視部15で決定された利用可能な帯域幅に応
じて、複数種類のエラー訂正方式の中から最適なエラー
訂正方式を選択し、選択したエラー訂正方式を配信制御
部11に通知する。
【0062】次に、動作について説明する。まず、帯域
監視部15は、例えば実施の形態1又は実施の形態2で
示した方法により利用可能な帯域幅を求める。次に、帯
域監視部15は、エラー訂正方式選択部16に決定した
帯域幅を通知する。ここで、エラー訂正方式選択部16
は、帯域幅に対して閾値を有している。このため、エラ
ー訂正方式選択部16は、通知された帯域幅と閾値とを
比較し、比較の結果に基づき最適なエラー訂正方式を選
択する。次に、エラー訂正方式選択部16は、選択した
エラー訂正方式を配信制御部11に通知し、配信制御部
11が選択された方式に従ってエラー訂正制御を行う。
具体的には、エラー訂正方式選択部16は、通知された
帯域幅が閾値を超えた場合(通信状態が悪化した場合)
には、より強力なエラー訂正方式を適用し、逆に、無線
環境の通信状態が回復し、帯域幅が閾値を下回った場合
にはエラー訂正方式を元に戻すことで、エラー訂正に伴
う遅延や計算負荷を抑えることができる。
【0063】以上のように、本実施の形態によれば、無
線環境での通信状態の悪化によるパケットロスに適応す
るため、エラー訂正方式を適切に変更することで効率的
な配信を行うことができる。
【0064】実施の形態5.以上の実施の形態1〜4で
は、ジッタの移動平均の変動に基づいて利用可能な帯域
幅を決定していたが、送信端末及び受信端末を図6に示
すような構成にして、ラウンドトリップタイム(RT
T)の移動平均に基づき帯域幅を決定することも可能で
ある。図6は、本実施の形態に係るデータ通信システム
の構成を示す図である。図6のデータ通信システムは、
基本的なシステム構成は図1に示したデータ通信システ
ムと同様である。但し、送信端末1においては、受信状
態受信部14に代えて応答パケット受信部17及び応答
パケット受信状態監視部18が追加され、受信端末2で
は、受信状態監視部23及び受信状態送信部24に代え
て応答パケット生成部25及び応答パケット送信部26
が追加されている。なお、他の構成要素については、図
1と同様である。
【0065】次に、動作について説明する。まず、実施
の形態1と同様に、送信端末1のパケット送信部12
が、伝送路インターフェイス制御部13を介してパケッ
トを送信する。このときに、パケット送信部12は、各
パケットの送信時間を応答パケット受信状態監視部18
に通知しておく。次に、受信端末2では、無線インター
フェイス制御部21を介してパケット受信部22がパケ
ットを受信し、応答パケット生成部25が受信されたパ
ケットごとに応答パケットを生成する。次に、応答パケ
ット送信部26が、応答パケット生成部25で生成され
た応答パケットを無線インターフェイス制御部21を介
して送信端末1に対して送信する。次に、送信端末1で
は、応答パケット受信部17が応答パケットを受信す
る。また、応答パケットの受信ごとに、応答パケット受
信状態監視部18が応答パケットの受信時間と応答パケ
ットに対応するパケットの送信時間とを比較してラウン
ドトリップタイムを計測し、計測したラウンドトリップ
タイムの移動平均を算出する。以降は、実施の形態1に
説明した動作と同様であり、応答パケット受信状態監視
部18は、ラウンドトリップタイムの移動平均と閾値と
を比較し、ラウンドトリップタイムの移動平均が閾値を
超えるか又は下回るかした場合に、帯域監視部15に対
して、例えば「閾値αを超えた」又は「閾値αを下回っ
た」ことを示すレポートを通知する。帯域監視部15で
は、通知されたレポートの内容に従って、図3又は図4
に示したテーブルと同様のテーブルを用いて利用可能な
帯域幅を求める。その後、求められた利用可能な帯域幅
に従って、配信制御部11はパケットの送信レートを制
御する。
【0066】以上のように、本実施の形態においては、
ジッタの移動平均のみならず、ラウンドトリップタイム
の移動平均に基づき利用可能な帯域幅を計算し、その帯
域幅に従ってスループットを調節するので、無線環境の
特徴を考慮した効率的な配信を行うことができる。
【0067】ところで、本発明は、実施の形態1〜5及
び図1〜6を用いて説明した構成、動作に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。例えば、ジッタの移動平均に対する閾値
は3つ設定していたが、閾値の数を多くして細かく判定
を行いハンドオーバの予測時刻の修正を行ってもよい。
また、ジッタでなく受信遅延時間などの移動平均で行っ
てもよい。さらに、有線環境と無線環境が混在している
場合には、有線環境における輻輳制御や配信制御の方式
と組合わせることもできる。
【0068】また、本実施の形態1〜5においては、本
発明に係るデータ通信システム及びデータ送信装置につ
いて説明したが、実施の形態1〜5に示す動作手順によ
り本発明に係るデータ通信方法も実現することができ
る。
【0069】ここで、以上にて述べてきた本発明の特徴
をまとめると以下のようになる。本発明に係るデータ通
信システムは、パケット網に接続される端末および通信
システムにおいて経路中に有線環境だけでなく無線環境
が含まれ、送信端末が有線環境上にあり受信端末が無線
環境上の移動端末である場合、受信端末上でのパケット
受信間隔のジッタの移動平均が事前に設定した複数の閾
値を超えるまたは下回ったとき送信端末へそのジッタの
移動平均と閾値を超えたまたは下回ったという情報を通
知し、送信端末では事前に設定された閾値と帯域幅の関
係にしたがって通知された情報から利用可能な帯域幅を
求めることで無線環境の通信状態に応じた配信を行うこ
とを特徴とする。
【0070】本発明に係るデータ通信システムは、パケ
ット網に接続される端末および通信システムにおいて経
路中に有線環境だけでなく無線環境が含まれ、送信端末
が有線環境上にあり受信端末が無線環境上の移動端末で
ある場合、受信端末上でのパケット受信間隔のジッタの
移動平均が事前に設定した複数の閾値を超えるまたは下
回ったとき送信端末へそのジッタの移動平均と閾値を超
えたまたは下回ったという情報を通知し、送信端末では
超えたまたは下回った閾値の個数にしたがって利用可能
な帯域幅を求めることで無線環境の通信状態に応じた配
信を行うことを特徴とする。
【0071】前記データ通信システムは、送信端末が無
線環境上の移動端末であり受信端末が有線環境上にある
場合に、送信端末で利用可能な帯域幅を求めることで無
線環境の通信状態にしたがった配信を行うことを特徴と
する。
【0072】前記データ通信システムは、送信端末と受
信端末が有線環境上にあり、通信経路途中で移動端末を
経由する場合に、送信端末で利用可能な帯域幅を求める
ことで無線環境の通信状態にしたがった配信を行うこと
を特徴とする。
【0073】前記データ通信システムは、送信端末と受
信端末が無線環境上の移動端末である場合に、送信端末
で利用可能な帯域幅を求めることで無線環境の通信状態
にしたがった配信を行うことを特徴とする。
【0074】本発明によるデータ通信システムは、ラウ
ンドトリップタイムによる移動平均により帯域幅を求め
ることで無線環境の通信状態にしたがった配信を行うこ
とを特徴とする。
【0075】前記データ通信システムは、求められた利
用可能帯域幅にしたがって、その時刻前後で送信端末か
ら送出するパケットの送信レートを制御することを特徴
とする。
【0076】前記データ通信システムは、求められた利
用可能帯域幅にしたがって、エラー訂正方式を動的に変
更することを特徴とする。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無線環
境上における通信状態の変動(ジッタの移動平均の変
動)に適応した利用可能な帯域幅を計算し、その帯域幅
にしたがってスループットを調節するので、無線環境の
特徴を考慮した効率的な配信を行うことができる。特
に、無線端末である受信端末から送信端末に対してジッ
タの平均移動の変動方向を通知し、送信端末ではジッタ
の移動平均の変動方向に応じて利用可能な帯域幅を決定
するので、無線環境の特徴を考慮した効率的な配信を行
うことができる。
【0078】以上のように、本発明によれば、閾値の上
下に対する変分量と閾値の上下した個数から無線環境上
における通信状態の悪化に適応した利用可能な帯域幅を
計算し、その帯域幅にしたがってスループットを調節す
るので、無線環境の特徴を考慮した効率的な配信を行う
ことができる。
【0079】以上のように、本発明によれば、移動端末
の適用される場所が受信端末以外であっても、無線環境
上における通信状態の悪化に適応した利用可能な帯域幅
を計算し、その帯域幅にしたがってスループットを調節
するので、無線環境の特徴を考慮した効率的な配信を行
うことができる。
【0080】以上のように、本発明によれば、無線環境
での通信状態の悪化によるパケットロスに適応するた
め、エラー訂正方式を適切に変更することで効率的な配
信を行うことができる。
【0081】以上のように、本発明によれば、ジッタの
移動平均のみならず、ラウンドトリップタイムの移動平
均に基づき利用可能な帯域幅を計算し、その帯域幅に従
ってスループットを調節するので、無線環境の特徴を考
慮した効率的な配信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るデータ通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 ジッタの移動平均値と閾値の比較を説明する
図である。
【図3】 ジッタの移動平均値と閾値から利用可能な帯
域幅を決定するためのテーブルである。
【図4】 ジッタの移動平均値と閾値から利用可能な帯
域幅を決定するためのテーブルである。
【図5】 実施の形態4に係るデータ通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態5に係るデータ通信システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信端末、2 受信端末、3 無線基地局、11
配信制御部、12 パケット送信部、13 伝送路イン
ターフェイス制御部、14 受信状態受信部、15 帯
域監視部、16 エラー訂正方式選択部、17 応答パ
ケット受信部、18 応答パケット受信状態監視部、2
1 無線インターフェイス制御部、22パケット受信
部、23 受信状態監視部、24 受信状態送信部、2
5 応答パケット生成部、26 応答パケット送信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA01 EA01 EA08 FA14 GA01 HA05 5K030 GA03 GA11 HA08 HB13 HC09 JL01 JT03 JT09 LA01 LC01 LE16 LE17 5K033 AA01 AA07 CB06 DA17 EA07 5K034 AA01 AA06 DD01 EE03 FF13 HH01 HH64 MM08 NN22 5K067 AA13 AA33 BB21 CC08 DD41 EE10 EE12 HH22 HH25

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信するデータ送信装置と、前
    記データ送信装置よりデータを受信するデータ受信装置
    とを有するデータ通信システムであって、 前記データ受信装置は、 前記データ送信装置より送信されたデータを受信するデ
    ータ受信部と、 前記データ受信部によるデータ受信ごとにデータ受信状
    態を示す値を算出し、少なくとも一つ以上の段階からな
    る閾値と比較して算出値の変動状況を監視し、算出値が
    いずれかの閾値以上のレベルに変動した場合及び算出値
    がいずれかの閾値以下のレベルに変動した場合のいずれ
    かにおいて、比較の対象となった対象閾値と算出値の変
    動方向とを通知する受信状態変動通知を生成する受信状
    態監視部と、 前記受信状態監視部により生成された受信状態変動通知
    を前記データ送信装置に送信する受信状態変動通知送信
    部とを有し、 前記データ送信装置は、 前記データ受信装置より前記受信状態変動通知を受信す
    る受信状態変動通知受信部と、 前記受信状態変動通知に示された対象閾値と算出値の変
    動方向とを用いて、データ送信の送信レートを決定する
    送信レート決定部とを有することを特徴とするデータ通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記データ送信装置の受信状態変動通知
    受信部は、変動後の算出値が示された受信状態変動通知
    を受信し、 前記データ送信装置の送信レート決定部は、受信状態変
    動通知に示された対象閾値と算出値の変動方向と変動後
    の算出値とを用いて、データ送信の送信レートを決定す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記データ送信装置の前記送信レート決
    定部は、前記受信状態変動通知受信部により受信状態変
    動通知が受信された際のデータ送信の送信レートを用い
    て、データ送信の送信レートを決定することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記データ送信装置の前記送信レート決
    定部は、受信状態変動通知ごとに受信状態変動通知に示
    された対象閾値を記録し、 前記受信状態変動通知受信部により受信状態変動通知が
    新たに受信された場合に、前回の受信状態変動通知に示
    された対象閾値と新たに受信された受信状態変動通知に
    示された対象閾値との間の段階差を検出し、検出された
    対象閾値の段階差を用いて、データ送信の送信レートを
    決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記データ送信装置の受信状態変動通知
    受信部は、変動後の算出値が示された受信状態変動通知
    を受信し、 前記データ送信装置の送信レート決定部は、前記受信状
    態変動通知受信部により受信状態変動通知が新たに受信
    された場合に、検出された対象閾値の段階差と新たに受
    信された受信状態変動通知に示された変動後の算出値と
    を用いて、データ送信の送信レートを決定することを特
    徴とする請求項4に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記データ送信装置の前記送信レート決
    定部は、受信状態変動通知ごとに受信状態変動通知に基
    づき決定された送信レートを記録し、前記受信状態変動
    通知受信部により受信状態変動通知が新たに受信された
    場合に、検出された対象閾値の段階差と前回の受信状態
    変動通知に基づき決定された送信レートとを用いて、デ
    ータ送信の送信レートを決定することを特徴とする請求
    項4又は5に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 データを送信するデータ送信装置と、前
    記データ送信装置よりデータを受信するデータ受信装置
    とを有するデータ通信システムであって、 前記データ受信装置は、 前記データ送信装置より送信されたデータを受信するデ
    ータ受信部と、 前記データ受信部によるデータ受信ごとにデータ受信状
    態を示す値を算出し、少なくとも一つ以上の段階からな
    る閾値と比較して算出値の変動状況を監視し、算出値が
    いずれかの閾値以上のレベルに変動した場合及び算出値
    がいずれかの閾値以下のレベルに変動した場合のいずれ
    かにおいて、算出値を通知する受信状態変動通知を生成
    する受信状態監視部と、 前記受信状態監視部により生成された受信状態変動通知
    を前記データ送信装置に送信する受信状態変動通知送信
    部とを有し、 前記データ送信装置は、 前記データ受信装置より前記受信状態変動通知を受信す
    る受信状態変動通知受信部と、 前記受信状態変動通知に示された算出値に基づき、比較
    の対象となった対象閾値と算出値の変動方向とを特定
    し、特定された対象閾値と算出値の変動方向とを用い
    て、データ送信の送信レートを決定する送信レート決定
    部とを有することを特徴とするデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記送信レート決定部は、特定された対
    象閾値と算出値の変動方向と前記受信状態変動通知に示
    された算出値とを用いて、データ送信の送信レートを決
    定することを特徴とする請求項7に記載のデータ通信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記データ送信装置の前記送信レート決
    定部は、前記受信状態変動通知受信部により受信状態変
    動通知が受信された際のデータ送信の送信レートを用い
    て、データ送信の送信レートを決定することを特徴とす
    る請求項7又は8に記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記データ送信装置は、更に、前記送
    信レート決定部により決定された送信レートに基づき、
    複数種の送信エラー訂正方式から特定の送信エラー訂正
    方式を選択するエラー訂正方式選択部を有することを特
    徴とする請求項1又は7に記載のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記データ送信装置は有線通信装置で
    あり、前記データ受信装置は無線通信装置であることを
    特徴とする請求項1又は7に記載のデータ通信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記データ送信装置は無線通信装置で
    あり、前記データ受信装置は有線通信装置であることを
    特徴とする請求項1又は7に記載のデータ通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記データ送信装置及び前記データ受
    信装置の双方が有線通信装置であり、前記データ送信装
    置と前記データ受信装置との間に無線通信路が配置され
    ていることを特徴とする請求項1又は7に記載のデータ
    通信システム。
  14. 【請求項14】 前記データ送信装置及び前記データ受
    信装置の双方が無線通信装置であることを特徴とする請
    求項1又は7に記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 前記データ受信装置のデータ受信部
    は、前記データ送信装置よりパケットを受信し、 前記データ受信装置の受信状態監視部は、データ受信部
    によるパケット受信ごとにパケット受信間隔のジッタの
    移動平均値を算出し、算出したジッタの移動平均値の変
    動状況を監視することを特徴とする請求項1又は7に記
    載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 データ受信装置に対してデータを送信
    するとともに、データ送信に対する応答データを前記デ
    ータ受信装置より受信するデータ送信装置であって、 前記データ受信装置に対してデータを送信するととも
    に、前記データ受信装置より応答データを受信するデー
    タ通信部と、 前記データ通信部による応答データの受信ごとに応答デ
    ータの受信状態を示す値を算出し、少なくとも一つ以上
    の段階からなる閾値と比較して算出値の変動状況を監視
    し、算出値がいずれかの閾値以上のレベルに変動した場
    合及び算出値がいずれかの閾値以下のレベルに変動した
    場合のいずれかにおいて、比較の対象となった対象閾値
    と算出値の変動方向とを通知する応答データ受信状態変
    動通知を生成する応答データ受信状態監視部と、 前記応答データ受信状態監視部より前記応答データ受信
    状態変動通知を取得し、前記応答データ受信状態監視部
    に示された対象閾値と算出値の変動方向とを用いて、デ
    ータ送信の送信レートを決定する送信レート決定部とを
    有することを特徴とするデータ送信装置。
  17. 【請求項17】 前記応答データ受信状態監視部は、前
    記データ通信部による応答データの受信ごとに応答デー
    タのラウンドトリップタイムの移動平均値を算出し、算
    出したラウンドトリップタイムの移動平均値の変動状況
    を監視することを特徴とする請求項16に記載のデータ
    送信装置。
  18. 【請求項18】 データを送信するデータ送信方法と、
    前記データ送信方法により送信されたデータを受信する
    データ受信方法とを含むデータ通信方法であって、 前記データ受信方法は、 前記データ送信方法により送信されたデータを受信する
    データ受信ステップと、 前記データ受信ステップによるデータ受信ごとにデータ
    受信状態を示す値を算出し、少なくとも一つ以上の段階
    からなる閾値と比較して算出値の変動状況を監視し、算
    出値がいずれかの閾値以上のレベルに変動した場合及び
    算出値がいずれかの閾値以下のレベルに変動した場合の
    いずれかにおいて、比較の対象となった対象閾値と算出
    値の変動方向とを通知する受信状態変動通知を生成する
    受信状態監視ステップと、 前記受信状態監視ステップにより生成された受信状態変
    動通知を前記データ送信方法に送信する受信状態変動通
    知送信ステップとを有し、 前記データ送信方法は、 前記データ受信方法により送信された前記受信状態変動
    通知を受信する受信状態変動通知受信ステップと、 前記受信状態変動通知に示された対象閾値と算出値の変
    動方向とを用いて、データ送信の送信レートを決定する
    送信レート決定ステップとを有することを特徴とするデ
    ータ通信方法。
  19. 【請求項19】 前記データ送信方法の受信状態変動通
    知受信ステップは、変動後の算出値が示された受信状態
    変動通知を受信し、 前記データ送信方法の送信レート決定ステップは、受信
    状態変動通知に示された対象閾値と算出値の変動方向と
    変動後の算出値とを用いて、データ送信の送信レートを
    決定することを特徴とする請求項18に記載のデータ通
    信方法。
  20. 【請求項20】 前記データ送信方法の前記送信レート
    決定ステップは、前記受信状態変動通知受信ステップに
    より受信状態変動通知が受信された際のデータ送信の送
    信レートを用いて、データ送信の送信レートを決定する
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載のデータ通
    信方法。
  21. 【請求項21】 前記データ送信方法の前記送信レート
    決定ステップは、受信状態変動通知ごとに受信状態変動
    通知に示された対象閾値を記録し、 前記受信状態変動通知受信ステップにより受信状態変動
    通知が新たに受信された場合に、前回の受信状態変動通
    知に示された対象閾値と新たに受信された受信状態変動
    通知に示された対象閾値との間の段階差を検出し、検出
    された対象閾値の段階差を用いて、データ送信の送信レ
    ートを決定することを特徴とする請求項18に記載のデ
    ータ通信方法。
  22. 【請求項22】 前記データ送信方法は、更に、前記送
    信レート決定ステップにより決定された送信レートに基
    づき、複数種の送信エラー訂正方式から特定の送信エラ
    ー訂正方式を選択するエラー訂正方式選択ステップを有
    することを特徴とする請求項18に記載のデータ通信方
    法。
  23. 【請求項23】 前記データ受信方法のデータ受信ステ
    ップは、前記データ送信方法により送信されたパケット
    を受信し、 前記データ受信方法の受信状態監視ステップは、データ
    受信ステップによるパケット受信ごとにパケット受信間
    隔のジッタの移動平均値を算出し、算出したジッタの移
    動平均値の変動状況を監視することを特徴とする請求項
    18に記載のデータ通信方法。
JP2001126592A 2001-04-24 2001-04-24 データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法 Withdrawn JP2002325095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001126592A JP2002325095A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001126592A JP2002325095A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002325095A true JP2002325095A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18975600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001126592A Withdrawn JP2002325095A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002325095A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008053841A1 (fr) * 2006-10-30 2008-05-08 Kyocera Corporation Appareil de communication, procédé de communication, appareil de contrôle de communication, appareil de communication sans fil, procédé de contrôle de communication et procédé de communication sans fil
US7463578B2 (en) 2003-09-10 2008-12-09 Fujitsu Limited Transmission parameter control device
WO2009004694A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Fujitsu Limited パケット中継方法及び装置
JPWO2007015428A1 (ja) * 2005-08-01 2009-02-19 パナソニック株式会社 送信装置および送信方法
JP2009528790A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 順方向誤り符号化の動的割当てのためのシステム及び方法
US7852764B2 (en) 2006-09-20 2010-12-14 Panasonic Corporation Relay transmission device and relay transmission method
JP2011507588A (ja) * 2007-12-21 2011-03-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ワイヤレス送受信mriコイル
US8284671B2 (en) 2007-12-12 2012-10-09 Panasonic Corporation Data transmitting and receiving system, terminal, relay device, and data transmitting method
JP2012531872A (ja) * 2009-07-03 2012-12-10 ゼットティーイー コーポレイション 帯域幅自己適応型ランク付けデータ保護方法及び装置
JP2017028648A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 株式会社日立システムズ 音声品質劣化防止システム及び音声品質劣化防止方法
JP2020162075A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 オムロン株式会社 監視システム、設定装置および監視方法
WO2022145053A1 (ja) * 2021-01-04 2022-07-07 日本電信電話株式会社 通信装置、通信方法、および通信プログラム

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463578B2 (en) 2003-09-10 2008-12-09 Fujitsu Limited Transmission parameter control device
JP4598073B2 (ja) * 2005-08-01 2010-12-15 パナソニック株式会社 送信装置および送信方法
US8098660B2 (en) 2005-08-01 2012-01-17 Panasonic Corporation Transmitting apparatus and transmitting method
JPWO2007015428A1 (ja) * 2005-08-01 2009-02-19 パナソニック株式会社 送信装置および送信方法
JP2009528790A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 順方向誤り符号化の動的割当てのためのシステム及び方法
US7852764B2 (en) 2006-09-20 2010-12-14 Panasonic Corporation Relay transmission device and relay transmission method
WO2008053841A1 (fr) * 2006-10-30 2008-05-08 Kyocera Corporation Appareil de communication, procédé de communication, appareil de contrôle de communication, appareil de communication sans fil, procédé de contrôle de communication et procédé de communication sans fil
JPWO2009004694A1 (ja) * 2007-06-29 2010-08-26 富士通株式会社 パケット中継方法及び装置
US8830896B2 (en) 2007-06-29 2014-09-09 Fujitsu Limited Packet relay method and device
JP4672081B2 (ja) * 2007-06-29 2011-04-20 富士通株式会社 パケット中継方法及び装置
WO2009004694A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Fujitsu Limited パケット中継方法及び装置
US8284671B2 (en) 2007-12-12 2012-10-09 Panasonic Corporation Data transmitting and receiving system, terminal, relay device, and data transmitting method
JP2011507588A (ja) * 2007-12-21 2011-03-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ワイヤレス送受信mriコイル
JP2012531872A (ja) * 2009-07-03 2012-12-10 ゼットティーイー コーポレイション 帯域幅自己適応型ランク付けデータ保護方法及び装置
US8788902B2 (en) 2009-07-03 2014-07-22 Zte Corporation Method and device for bandwidth self-adapting data ranking protection
JP2017028648A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 株式会社日立システムズ 音声品質劣化防止システム及び音声品質劣化防止方法
JP2020162075A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 オムロン株式会社 監視システム、設定装置および監視方法
WO2020195640A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 オムロン株式会社 監視システム、設定装置および監視方法
CN113545010A (zh) * 2019-03-28 2021-10-22 欧姆龙株式会社 监视系统、设定装置及监视方法
JP7176455B2 (ja) 2019-03-28 2022-11-22 オムロン株式会社 監視システム、設定装置および監視方法
US11695660B2 (en) 2019-03-28 2023-07-04 Omron Corporation Monitoring system, setting device, and monitoring method
WO2022145053A1 (ja) * 2021-01-04 2022-07-07 日本電信電話株式会社 通信装置、通信方法、および通信プログラム
JP7552730B2 (ja) 2021-01-04 2024-09-18 日本電信電話株式会社 通信装置、通信方法、および通信プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1166501B1 (en) Base station subsystem and method for handling an increase in traffic volume that overloads a terrestrial link in an internet protocol network
JP4101993B2 (ja) 有線無線混在網データ配信装置及び有線無線混在網データ配信方法
EP1599956B1 (en) Flow control in a packet data communication system
US6845088B2 (en) System and method for fast dynamic link adaptation
US7085268B2 (en) Communication system, communication method, transmitting terminal and receiving terminal
US7190670B2 (en) Method and apparatus for multimedia streaming in a limited bandwidth network with a bottleneck link
EP1528722A1 (en) Fast signalling procedure for streaming services quality of service management in wireless networks
KR20020075246A (ko) 실시간 패킷 전송 상태와 전송로 혼잡 상태를 이용하는통신 품질 제어 구조
CN108401128B (zh) 一种视频通话中的拥塞控制方法
US7760638B2 (en) High-throughput communication system, communication terminal, session relay, and communication protocol
JP2002325095A (ja) データ通信システム、データ送信装置及びデータ通信方法
JP3884012B2 (ja) 通信システム、送信端末及び受信端末
WO2006040875A1 (ja) アクセスポイント、アクセスポイント制御装置および無線lanシステム
JP2011176693A (ja) 移動体無線通信装置、tcpフロー制御装置及びその方法
JP4166602B2 (ja) 携帯端末
JP2002281047A (ja) パケット通信制御装置及び方法、データ通信中継装置及び方法、並びにネットワークシステム
JP2004153610A (ja) 動画像配信方法、無線端末、動画像配信制御装置、及び動画像配信システム
JP2002112304A (ja) ハンドオーバ予測通信システム
JP2008061267A (ja) サーバ
Lee et al. GRCA: A Gateway-based Rate Control Algorithm for the CBR Traffic over the Wireless Link

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040517

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041019

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090316