JP2002324520A - 無電極放電ランプ - Google Patents

無電極放電ランプ

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JP2002324520A
JP2002324520A JP2001128867A JP2001128867A JP2002324520A JP 2002324520 A JP2002324520 A JP 2002324520A JP 2001128867 A JP2001128867 A JP 2001128867A JP 2001128867 A JP2001128867 A JP 2001128867A JP 2002324520 A JP2002324520 A JP 2002324520A
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Kiyoshi Hashimotoya
磨志 橋本谷
剛 ▲あら▼川
Takeshi Arakawa
Mitsuharu Kawasaki
充晴 川▲さき▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプにおける点灯の上下方向によって発生
するランプ発光効率の変動を抑制できる無電極放電ラン
プを提供する。 【解決手段】 ランプ容器1内壁に、誘導コイル2の巻
回軸から等距離の閉曲線上に配置した対流を抑制する対
流抑制手段9を設けることで、ランプ容器1内部の放電
ガスの対流を抑制し、ランプの点灯方向によるランプの
発光効率の変動を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランプ内部に電極を
用いずに、高周波を用いて放電を発生、維持させる形式
の放電ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源化、省エネルギー化への関
心が高くなっており、それにともなって照明用光源に対
しても、長寿命、高効率の要請が強くなっている。こう
した要請に応えうる有効な手段として、ランプの動作空
間内部に電極を用いない、無電極の放電ランプが有望視
されている。
【0003】無電極放電ランプの、ランプ内の動作空間
への電力供給方式として最も一般的なものは、誘導コイ
ルに高周波電流を供給することによって生じる誘導電磁
場によって動作空間内の可電離気体を電離し、安定した
プラズマを持続させるものである。誘導コイルの内部に
フェライト等の透磁性材料のコアを配置することで、誘
導電磁場を強化することも可能である。
【0004】この方式を蛍光ランプに応用する場合、可
電離気体として水銀と希ガスを封入した概略球形または
回転楕円体形の、旧来の白熱電球に近似したランプ容器
を使用し、その内部に誘導コイル及びフェライト等の磁
性体のコアを配置する形態がしばしば用いられる。
【0005】従来のこうした形式の放電ランプとして
は、例えば米国特許第5,751,110号に記載され
たものが知られている。以下、このような誘導コイルを
用いた無電極の電球型放電ランプを例にとって、従来の
技術について説明する。
【0006】図7に、従来の無電極放電ランプの構造を
示す。ソーダライムガラスなどの光透過性の材質で気密
に封止成形されたランプ容器1の内部に水銀とクリプト
ン等の希ガス(図示しない)が封入され、また内壁には
蛍光体層が塗布されている。誘導コイル2はフェライト
のコア3に巻回され、ランプ容器1に設けられた円筒状
の凹部に収容されている。導線4aと導線4bとは、合
成樹脂で成形されたランプハウジング5に納められた高
周波電源6からの電力を、誘導コイル2に供給する。排
気管8はランプ容器1を真空排気し、しかるのちに希ガ
スを所望の圧力封入するためのものである。高周波電源
6はランプハウジング5の内部でランプ口金7に接続
(接続の状況は図示しない)され、ランプ口金7を点灯
器具の白熱電球用ソケット(図示しない)に挿入するこ
とで、商用電源から供給される電力を数10kHz〜数
10MHzの高周波に変換して誘導コイル2へと供給す
る。
【0007】このような構成によってなる放電ランプ
は、そのまま白熱電球用のソケットに接続して点灯する
ことが可能である。また外形も概略白熱電球に近似した
形状を呈することから、従来白熱電球が使用されていた
点灯器具をそのまま使用することが出来る。これによっ
て白熱電球を、遙かに寿命の長い無電極放電ランプへと
容易に代替することが可能である。
【0008】図7に示すような無電極放電ランプにおい
ては、動作時には高周波電源6から供給される電流によ
って、誘導コイル2が高周波磁場を発生し、それによっ
てランプ容器1内に誘導される誘導高周波電磁場が封入
された希ガス及び水銀を電離することでプラズマを形成
する。プラズマ中では水銀の原子が電子によって共鳴準
位に励起され、その励起された水銀原子が基底状態に脱
励起する際に主に紫外線を放射する。この紫外線のう
ち、主に波長253.7nmの共鳴線がランプ容器1の
内壁に塗布された蛍光体層9によって可視光に変換され
ることで、無電極の蛍光ランプとして発光する。プラズ
マが発生し、維持される位置は、ランプ容器1の内部の
放電空間での、Poynting vectorとして
表現される誘導高周波電磁場が運ぶエネルギーの流れの
分布によって決定され、図7に示したように概ね誘導コ
イル2の全長の中心付近の誘導コイル2近傍に形成され
る。
【0009】プラズマ中で励起された水銀原子が、望ま
しい波長253.7nmの共鳴線を効率よく放射するに
は、最適な水銀蒸気圧の条件があることが知られてい
る。この条件は、主にランプ容器1の器壁の温度によっ
て支配され、ランプ容器1外部の温度環境以外にも、プ
ラズマとランプ容器1の器壁との熱収支とその分布によ
って大きく左右される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな形態の無電極放電ランプでは、放電空間が球形に近
いため、プラズマと放電管壁との平均距離が遠くなり、
放電空間内での気体の温度が著しく不均一となる。具体
的には熱源であるプラズマと誘導コイル2が存在する、
ランプ容器1の中心のプラズマ近傍の空間の温度は非常
に高く、逆に外気に直接さらされるランプ容器1の外壁
の温度は低い。また、ランプ容器1のランプ口金7と反
対側の頂部は常に外気によって冷却されるのに対して、
ランプハウジング5の内部に納められた高周波電源6
は、動作中は熱源として働くため、ランプ容器1のラン
プハウジング5に近い側の温度は、反対側の頂部に比べ
て高い。この結果、ランプ容器1の内部には強い対流が
生じる。これ以外にもプラズマには対流と同じ方向に浮
力が働く。気体はランプ容器壁で冷却されるため、対流
は上向き点灯、すなわちランプ容器1が上、ランプ口金
7が下になるような点灯方向の場合、図7に示す方向と
なり、常にプラズマの位置を鉛直上方、すなわちランプ
容器1の頂部の方向へと持ち上げる効果をもたらす。下
向き点灯、すなわちランプ容器1が下、ランプ口金7が
上になるような点灯方向の場合には逆となり、ランプハ
ウジング6の方向へプラズマを押しやる効果が発生す
る。この結果、上向き点灯の場合にはプラズマの熱がラ
ンプ容器1の、温度が低い側に強く伝わることになり、
ランプ容器1の器壁を均熱化し、また平均の温度を上げ
ることになる。一方下向き点灯の場合にはプラズマはラ
ンプ頂部から離れるため頂部の温度は低下することにな
る。
【0011】水銀の蒸気圧は、ランプ容器1の器壁の最
冷点の温度によって支配されるため、従来の無電極放電
ランプでは点灯方向によってランプ容器1内の水銀の蒸
気圧が大きく変化し、所望の波長253.7nmの紫外
線の放射効率、ひいては可視光の発光効率が大きく変動
するという問題を有していた。
【0012】これまでに述べたように、従来の白熱電球
代替用の無電極放電ランプでは、ランプの点灯方向によ
って発光効率が大きく変わるという問題点があった。白
熱電球代替を目的とした場合、白熱電球が使用される様
々な点灯器具に対して適合性があることが求められる。
天井取り付け型のダウンライトとして使用される場合は
下向き点灯となることが多いが、シャンデリアや電気ス
タンドに取り付けられる場合には上向き点灯で使用され
ることも多い。また日本国内では下向き点灯での使用が
多いのに対し、欧米では上向き点灯でも多く使用され
る。従って、白熱電球代替を考慮する場合、点灯方向に
よってランプの発光効率が変動しないことが重要とな
る。
【0013】本発明は、このような要請に対し、点灯方
向の上向き、下向きにかかわらずランプの発光効率の変
動を最小限に抑えた無電極放電ランプを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明における解決手段は、金属蒸気
と希ガスとを少なくとも含む封入物を封入したランプ容
器と、高周波電源に接続されて前記ランプ容器の内部に
誘導高周波電磁場を誘起する誘導コイルとを備え、放電
中に生じる前記封入物の対流を妨げる対流抑制手段をラ
ンプ容器内に設けた無電極放電ランプである。ランプ容
器内の放電空間に生じる対流を妨げる対流抑制手段を設
けることで、対流によるプラズマの位置の変動を抑制で
きる。プラズマの位置変動を抑制することによって、点
灯方向の変化によるランプの放電空間の熱条件の変化を
抑制することができ、発光効率の変化を最小限にとどめ
る効果を得ることが出来る。
【0015】請求項2に係る発明における解決手段は、
請求項1に係る発明における対流抑制手段が、ランプ容
器の器壁の放電空間に面した表面上、かつ、誘導コイル
の巻回軸及びその延長線上の任意の点から等距離にある
閉曲線上に配設された無電極放電ランプである。
【0016】請求項3に係る発明における解決手段は、
請求項1に係る発明における対流抑制手段が、電気絶縁
性部材よりなる無電極放電ランプである。たとえば、対
流抑制手段をランプ容器と同一の材質とすることで、製
造を容易とすることができる。
【0017】請求項4に係る発明における解決手段は、
請求項2に係る発明における対流抑制手段が、閉曲線の
全長に渡って形成された構造体である。ランプ容器の放
電空間に面する表面上で誘導コイルの巻回軸から等距離
の閉曲線の全面に渡って対流抑制手段を配置した構造と
することによって放電空間全体で一様な効果を得ること
が出来る。
【0018】請求項5に係る発明における解決手段は、
請求項4に係る発明における構造体の放電空間に露出し
た縁部に電気的導体部を配置し、電気的導体部の全長の
少なくとも一部分に間隙部を設けた無電極放電ランプで
ある。電気的導体部の少なくとも一部分に間隙部を設け
ることで、間隙間に火花放電が発生し、ランプの始動を
容易にすることができる。
【0019】請求項6に係る発明における解決手段は、
請求項1から請求項5までに係る発明において、封入物
が水銀と少なくとも一種類以上の希ガスよりなり、ラン
プ容器の器壁の放電空間に接する面及び対流抑制手段の
表面の少なくとも一部分に蛍光体層と光反射膜層のいず
れかまたは両方を塗布したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図6を用いて説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は本発明にかかる
無電極放電ランプの第1の実施の形態を、上向き点灯の
場合について示す。図1においてソーダライムガラスや
ホウ珪酸ガラスなどで成形した気密なランプ容器1の内
部には水銀と、アルゴン、クリプトン、キセノンなど一
種類または複数種類の希ガスを封入している。誘導コイ
ル2はリッツ線を、フェライトコア3の周囲に巻回する
ことで形成され、導線4aと導線4bによって高周波電
源6に接続され、高周波電源6から供給される高周波電
流によって誘導高周波電磁場をランプ容器1内に励起す
る。高周波電源6は合成樹脂で成形されたランプハウジ
ング5に収容されている。口金7は従来の白熱電球の口
金と互換があり、点灯器具(図示しない)のソケットに
挿入することで商用電源電力を高周波電源6に供給し、
また無電極放電ランプ全体を点灯器具に固定する。排気
管8はランプ容器1を真空に排気し、しかるのちに所望
の圧力の希ガスを封入するためのものである。対流抑制
手段9は、ランプ容器1と同じ材質よりなる誘導コイル
2の巻回軸から等距離の閉曲線上に配設されている。
【0022】以上のように構成された無電極放電ランプ
について、以下その動作を述べる。点灯中は、誘導コイ
ル2によって誘起される誘導高周波電磁場によって、ラ
ンプ容器1内部にプラズマ10が形成、維持される。プ
ラズマ10が形成、維持される位置は、誘導高周波電磁
場のPoynting Vectorの分布によって定
まり、図1に示すように概略励起コイル2の全長の中心
付近の誘導コイル2近傍に形成される。
【0023】点灯中に生じる対流は、対流抑制手段9に
よってその流路を遮られる。このため図1に矢印で示す
ように、対流抑制手段9付近で対流の速度は急激に減少
し、また対流抑制手段9を避けるために渦を生じるた
め、ランプ容器1内の対流は著しく減殺される。このた
め、プラズマに働く鉛直上方への力は小さくなり、対流
抑制手段9を持たない場合に比べてプラズマの位置は、
Poynting Vectorによって定まる本来の
位置に近づくことになる。
【0024】次に図2は下向き点灯の場合を示したもの
である。図中の指示番号の示す内容は、図1と同一であ
る。この場合の対流は図示したとおりとなり、図1に示
した上向き点灯の場合と同様の効果が得られることが判
る。
【0025】この効果によって、ランプの点灯方向によ
らず点灯中のプラズマの位置は安定し、従ってランプ容
器1の表面の温度分布が一定となるため、ランプの発光
効率の変動を防ぐことが可能となる。
【0026】(第2の実施形態)図3は、本発明にかか
る無電極放電ランプの、ランプ容器1内に設けた対流抑
制手段9の第2の実施形態である。図3において対流抑
制手段9は、誘導コイル2の巻回軸に対して軸対称な形
状のランプ容器1と同じ、ソーダライムガラスよりなる
円筒であり、誘導コイル2と同心円をなすようにしてラ
ンプ容器1の器壁に融着されている。このように構成す
ることで、均一な対流抑制効果を得ることが出来、製造
も容易となる。
【0027】(第3の実施形態)図4は、本発明にかか
る無電極放電ランプの、ランプ容器1内に設けた対流抑
制手段のの第3の実施形態である。図4において、対流
抑制手段9a〜9f(9fは誘導コイル2の後ろに位置
するため図示しない)は、誘導コイル2の巻回軸から等
距離の閉曲線上に、お互いに同じ間隔をおいて配置され
た、ランプ容器1と同じソーダライムガラスで形成した
板状部材よりなる。各々の板状部材の高さおよび幅は同
一とし、その大きさと間隔によって、対流抑制の効果の
大きさを調節することが可能である。なお、図4では対
流抑制手段9a〜9fとして6枚の板状部材を配置する
場合を図示したが、各々の板状部材が誘導コイル2の巻
回軸を中心とする正n角形の頂点に位置する任意のn
枚、または誘導コイル2の巻回軸に対して対称に配置さ
れた2枚でも可能である。
【0028】(第4の実施形態)図5は、本発明にかか
る無電極放電ランプの、ランプ容器1内に設けた対流抑
制手段の第4の実施形態である。図5において、対流抑
制手段9は誘導コイルの巻回長の、ランプベース(図示
しない)側の端の部分のランプ容器1の器壁に設けた、
ランプ容器1と同じソーダライムガラスよりなる円板で
ある。ランプ容器1内部での対流は、誘導コイル2に沿
った鉛直方向の流れが最も速度が大きくなるため、図5
の形に対流抑制手段9を設けることで、より大きな対流
抑制効果を得ることが出来る。また、対流抑制手段9の
位置を、誘導コイル2の巻回長の、ランプベース(図示
しない)側の端としたことで、対流抑制手段が点灯中の
プラズマに与える影響を最小に抑えることが可能であ
る。
【0029】(第5の実施形態)図6は、本発明にかか
る無電極放電ランプの、ランプ容器1内に設けた対流抑
制手段の第5の実施形態である。図6において、対流抑
制手段9はランプ容器1と同じソーダライムガラスによ
って形成された円筒状部材であり、そのプラズマに近い
側の上縁部に、間隙部9gをもつタングステンなどの導
電性部材よりなる電気的導体部9hを設けている。間隙
部9gの間隔は、ランプ始動時に誘導コイル2によって
ランプ容器1内に誘導される誘導電場の、電気的導体部
9hの位置における最大値によって決定され、間隙部9
gの両端間に誘導電場によって火花放電が発生可能な最
大間隔となるように決定する。
【0030】ランプ始動時にはランプ容器1内部はプラ
ズマが存在せず、絶縁体となっているためインピーダン
スが非常に大きい状態である。この状態では非常に大き
な電流が誘導コイル2に流れ、それによってランプ容器
1内に誘導される誘導高周波電磁場は最大となる。この
時電気的導体部9hには渦電流が流れようとし、間隙部
9g間には高電圧が発生する。ここで火花放電を生ぜし
めることで、ランプの始動を容易にすることが出来る。
点灯後はランプ容器1内のインピーダンスが小さくな
り、間隙部9g間には火花放電は発生しなくなり、渦電
流も小さくなるため、電気的導体部9hのジュール損失
は低減できる。
【0031】なお、以上の変形例で説明した対流抑制手
段9を構成する各部材の表面に蛍光体層を塗布し、ある
いは可視光や紫外線を反射する光反射膜層を塗布するこ
とで、対流抑制の効果を損なうことなく、光出力を増大
させることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランプ容
器内の放電空間に生じる対流を妨げる対流抑制手段を設
けることで、対流によるプラズマの位置の変動を抑制で
きる。プラズマの位置変動を抑制することによって、点
灯方向の変化によるランプの放電空間の熱条件の変化を
抑制することができ、発光効率の変化を最小限にとどめ
る効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における無電極放電
ランプの上向き点灯時を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態における無電極放電
ランプの下向き点灯時を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態における対流抑制手
段を示す斜視図
【図4】本発明の第3の実施の形態における対流抑制手
段を示す斜視図
【図5】本発明の第4の実施の形態における対流抑制手
段を示す斜視図
【図6】本発明の第5の実施の形態における対流抑制手
段を示す斜視図
【図7】従来の無電極放電ランプを示す図
【符号の説明】
1 ランプ容器 2 誘導コイル 3 フェライトコア 4a,4b 導線 5 ランプハウジング 6 高周波電源 7 口金 8 排気管 9 対流抑制手段 10 プラズマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川▲さき▼ 充晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C039 NN02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属蒸気と希ガスとを少なくとも含む封
    入物を封入したランプ容器と、 高周波電源に接続されて前記ランプ容器の内部に誘導高
    周波電磁場を誘起する誘導コイルとを備え、 放電中に生じる前記封入物の対流を妨げる対流抑制手段
    をランプ容器内に設けた無電極放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記対流抑制手段が、前記ランプ容器の
    器壁の前記放電空間に面した表面上、かつ、前記誘導コ
    イルの巻回軸及びその延長線上の任意の点から等距離に
    ある閉曲線上に配設された、請求項1に記載の無電極放
    電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記対流抑制手段が電気絶縁性部材より
    なる、請求項1に記載の無電極放電ランプ
  4. 【請求項4】 前記対流抑制手段が前記閉曲線の全長に
    渡って形成された構造体である、請求項2記載の無電極
    放電ランプ
  5. 【請求項5】 前記構造体の、前記放電空間に露出した
    縁部に電気的導体部を配置し、前記電気的導体部の全長
    の少なくとも一部分に間隙部を設けた、請求項4記載の
    無電極放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記封入物が水銀と少なくとも一種類以
    上の希ガスよりなり、前記ランプ容器の器壁の前記放電
    空間に接する面及び前記対流抑制手段の表面の少なくと
    も一部分に蛍光体層と光反射膜層のいずれかまたは両方
    を塗布した、請求項1から請求項5までのいずれかに記
    載の無電極放電ランプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342044A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2006269211A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電ランプ及びそれを備えた照明器具
KR100785061B1 (ko) * 2007-01-04 2007-12-12 금호전기주식회사 무전극 형광램프
JP2019145518A (ja) * 2014-03-27 2019-08-29 ケーエルエー コーポレイション 光維持プラズマを形成するための開放プラズマランプ

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