JP2002323926A - 自律走行車 - Google Patents

自律走行車

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JP2002323926A
JP2002323926A JP2001126135A JP2001126135A JP2002323926A JP 2002323926 A JP2002323926 A JP 2002323926A JP 2001126135 A JP2001126135 A JP 2001126135A JP 2001126135 A JP2001126135 A JP 2001126135A JP 2002323926 A JP2002323926 A JP 2002323926A
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wheels
rotate
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JP2001126135A
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English (en)
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Masahito Sano
雅仁 佐野
Hitoshi Iizaka
仁志 飯坂
Kazunori Murakami
和則 村上
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自律走行車が壁際を走行中に床面の段差を検
出したときに単純な動作で段差を回避するための方向転
換を行うようにする。 【解決手段】 制御部32は、床面センサ3が床面の段
差を検出し、段差判断情報記憶部312に記憶した凸段
差及び凹段差を判断するための基準となる距離情報によ
り回避すべき段差と判断したときに、後退回転情報記憶
部313に記憶しているロボットックリーナを進行方向
と反対側に所定距離後退させるのに必要な回転数だけ走
行モータ8a,8bを逆回転させ、続いて走行モータを
正、逆回転させてロボットクリーナを90°回転させて
方向転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段差検出を行う自
律走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】段差検出を行う自律走行車としては、例
えば、特開平9−62354号公報に記載されたものが
知られている。これは、車体の前部底面に床面までの距
離を測定する距離センサを取り付け、走行中にこの距離
センサによる検知距離が所定値以上大きくなったとき段
差があると判断して車体を停止させ、転倒や転落を防止
するというものである。
【0003】このような自律走行車を、自律走行して床
面を掃除するロボットクリーナに適用した場合、床面に
溝や段等を検出すると進行方向を切換えて掃除を継続す
ることになる。特に、ロボットクリーナが壁の隅を掃除
するために壁面に沿って走行しているときに前方に溝や
段等を検出したときには壁に当たらないようにして方向
を転換する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロボッ
トクリーナの形状が床面に対して矩形状に形成されてい
る場合は壁に当たらないようにして方向転換するには切
り返しによる方向転換が必要となる。すなわち、ロボッ
トクリーナが壁面に沿って走行しているときに前方に溝
や段等を検出すると、前部が壁に当たらないようにして
壁から斜め後方に離れるように後進し、必要なスペース
を確保したところで方向転換することになる。この場
合、前部が壁に接触しないような角度を設定して後進す
るという複雑な制御が要求されることになる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
されたもので、その目的は、前方に段差があり、側面に
壁面があるような状況で方向転換を図る場合に、単純な
動作によって段差を回避するための方向転換ができる自
律走行車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
走行面に対して略円形状に形成された本体と、この本体
の底部に設けられた、少なくとも一対の駆動輪と、この
各駆動輪をそれぞれ独立して正、逆回転駆動する駆動手
段と、本体底部の各駆動輪よりもこの本体の進行方向側
に設けられ、走行面の段差を検出する段差検出センサ
と、この段差検出センサが段差を検出すると駆動手段を
制御して各駆動輪を所定量逆回転し、その後各駆動輪を
正、逆回転して本体を回転させる走行制御手段とを設け
たものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
律走行車において、走行制御手段を、各駆動輪を正、逆
回転して本体を回転させるときに、各駆動輪が描く回転
円の中心が本体の中心と略等しいか、本体の中心よりも
進行方向の反対側に位置するように各駆動輪を本体に設
けたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の自
律走行車において、段差検出センサを、本体底部の各駆
動輪より進行方向側にその駆動輪に近接して設けた第1
の段差検出センサと、本体底部の進行方向最前部又はそ
の近傍に設けた第2の段差検出センサとからなり、走行
制御手段は、第2の段差検出センサが走行面の段差を検
出すると、駆動手段を制御して各駆動輪を減速駆動し、
第1の段差検出センサが走行面の段差を検出すると、駆
動手段を制御して各駆動輪を所定量逆回転し、その後各
駆動輪を正、逆回転して本体を回転させるものである。
【0009】請求項4記載の発明は、走行面に対して略
円形状に形成された本体と、この本体の底部に設けられ
た、少なくとも一対の駆動輪と、この各駆動輪をそれぞ
れ独立して正、逆回転駆動する駆動手段と、この駆動手
段を制御し、各駆動輪が描く回転円よりも外側で前記本
体底部の進行方向側に設けられ、走行面の段差を検出す
る段差検出センサと、この段差検出センサが段差を検出
すると、駆動手段を制御して各駆動輪を正、逆回転して
本体を回転させる走行制御手段とを設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、各実施の形態は、本
発明をロボットクリーナに適用した場合について述べ
る。 (第1の実施の形態)図1及び図2はロボットクリーナ
の構成を示す図である。1は筐体で、この筐体1は下部
が略円形状で上部が略半球状になっている。前記筐体1
には、前面から側面に跨った下部に走行用センサとして
の複数の障害物センサ2を配置し、前面底面の後述する
左右の駆動車輪近傍でその左右の駆動車輪より進行方向
側には床面の段差を検出するための段差検出センサとし
て床面との距離を測定する床面センサ3を配置してい
る。前記床面検出センサ3は、測定した床面との距離
を、凸段差を判断するための基準距離と凹段差を検出す
るための基準距離とそれぞれ比較する。そして、前記測
定した距離が、凸段差を判断するための基準距離より短
い場合には、凸段差と認識する。また、前記測定した距
離が、凹段差を判断するための基準距離よりも長い場合
には、凹段差と認識する。
【0011】前記障害物センサ2は、例えば、前面から
見える位置に所定の間隔をあけて3個配置し、左右の側
面に所定の間隔をあけて2個ずつ配置している。また、
前記障害物センサ2及び前記床面センサ3は、例えば、
超音波の発信部とその受信部とで構成される超音波セン
サが用いられる。なお、前記床面センサ3には光学式セ
ンサを用いても良い。
【0012】前記筐体1の内部にはクリーナモータ4と
このクリーナモータ4で回転するファン5とこのファン
5の回転により底部に設けた吸込口6から塵を吸込んで
集める集塵室7が収納されている。また、前記筐体1の
底部中央の左右にそれぞれ左駆動車輪7a、右駆動車輪
7bを取り付け、この各駆動車輪7a,7bをそれぞれ
左走行モータ8a、右走行モータ8bで個々に正転、逆
転駆動するようにしている。そして、前記各駆動車輪7
a,7bの回転量及び方向をそれぞれ左エンコーダ9
a、右エンコーダ9bで検出するようにしている。
【0013】また、前記各駆動車輪7a,7bを正、逆
回転してロボットクリーナを回転させるときにその駆動
車輪が描く回転円の中心が、ロボットクリーナの回転の
中心と略等しくなるように前記各駆動車輪7a,7bを
配置している。
【0014】前記筐体1の底部後端中央には回転自在で
方向が自由に変化する車輪10が取り付けられている。
また、前記筐体1内にはCPU、ROM、RAM等の制
御回路部品を組み込んだ回路基板11及び各部に電源を
供給するバッテリ12が収納されている。
【0015】図3は、制御部の構成を示すブロック図
で、21は制御部本体を構成するCPU、22はこのC
PU21が各部を制御するプログラムが格納されたRO
M、23は各種のデータを格納するメモリを設けたRA
Mである。24は前記障害物センサ2、床面センサ3、
クリーナモータ4を回転制御するモータ制御部25、左
右の走行モータ8a,8bを回転制御するモータ制御部
26及び左右のエンコーダ9a,9bに対して信号の入
出力を行うI/Oポートである。前記CPU21とRO
M22、RAM23、I/Oポート24とはバスライン
27を介して電気的に接続されている。
【0016】図4は、制御部の構成を機能的に示す機能
ブロック図で、このロボットクリーナは、機能的には、
前記RAM23からなり、前記バッテリ12によって電
源のバックアップを受けている記憶部31と、前記CP
U21、ROM22、I/Oポート24の複合体からな
る制御部32とによって構成されている。
【0017】前記記憶部31は、作業領域である部屋の
大きさと形状を示す位置座標と各部屋の出入口位置座標
のマップ情報や部屋の掃除のパターン情報等を記憶した
マップ情報記憶部311、前記床面センサ3が凸段差及
び凹段差を判断するための基準となる距離情報を記憶し
た段差判断情報記憶部312及び前記床面センサ3が段
差検出したときに、ロボットックリーナを進行方向と反
対側に所定距離後退させるのに必要な前記走行モータ8
a,8bの回転情報を記憶した後退回転情報記憶部31
3を設けている。
【0018】制御部32は、走行するために前記モータ
制御部25を制御する走行制御部321、掃除するため
に前記モータ制御部25を制御するクリーナ制御部32
2、前記左右のエンコーダ9a,9bの出力から移動量
と移動方向を算出し、この算出した移動量と移動方向及
び前記マップ情報記憶部311に格納してあるマップ情
報から現在位置及び方向を特定する位置・方向特定部3
23を設けている。前記走行制御部321は、前記位置
・方向特定部323によって特定された現在位置と方
向、マップ情報、障害物センサ2で検出した障害物との
距離、前記床面センサ3で検出した段差等の情報を基
に、前記モータ制御部25を制御する。
【0019】次に、ロボットクリーナが壁際を自律走行
しているときに床面にある段差を検出したときの制御に
ついて図5乃至図7を参照して説明する。ロボットクリ
ーナは、障害物センサ2が進行方向右側に壁を検出しな
がら走行する。
【0020】図5は部屋の隅を示す部分図で、41は壁
を示し、42,43は床面を示している。床面43は床
面42に対し低くなっており、床面42と床面43との
境界は凹段差になっている。
【0021】ロボットクリーナは、壁41に沿って床面
42上を走行し、床面センサ3が床面42と床面43と
の境界に差し掛かると段差を検出し停止する。このと
き、各駆動車輪7a,7bの軸を結ぶ直線7cの位置か
ら床面センサ3までの距離をL、左右の駆動車輪7a,
7bをそれぞれ正転、逆転することにより描かれる回転
円の半径をR1とする。なお、この場合の回転円は駆動
車輪7a,7bの幅の中心が描く円としている。
【0022】制御部32が左右の走行モータ8a,8b
を制御して駆動車輪7aを逆転、駆動車輪7bを正転す
ると、ロボットクリーナは床面に対して円形状になって
いるため壁41に当たることはないが、その駆動車輪に
よる回転円の半径R1は距離Lより長いためロボットク
リーナは段差により脱輪し転落することになる。これを
防止するには、ロボットクリーナを回転円の半径R1と
距離Lとの差、つまり、(R1−L)だけ後退させる必
要がある。この(R1−L)に相当する距離だけロボッ
トクリーナを後退させるための走行モータ8a,8bの
回転情報が前記後退回転情報記憶部313に記憶される
ことになる。
【0023】従って、ロボットクリーナは、床面センサ
3が床面42と床面43との境界に差し掛かると段差を
検出し停止する。
【0024】続いて、図6に示すように、制御部32は
前記後退回転情報記憶部313に格納されている回転情
報に基づいて走行モータ8a,8bを制御して駆動車輪
7a,7bを逆回転し距離(R1−L)だけ後進させ
る。
【0025】次に、制御部32は前記障害物センサ2か
らの情報によって壁がロボットクリーナの左右のどちら
なのかを判断し、ロボットクリーナが壁41と反対側を
向くように走行モータ8a,8bを制御して駆動車輪7
aを逆転、駆動車輪7bを正転させる。これにより、ロ
ボットクリーナは、図7に示すように、進行方向を90
度方向左に転換する。そして、制御部32は、走行モー
タ8a,8bにより駆動車輪7a,7bを正転制御しロ
ボットクリーナを再び自律走行させる。
【0026】このように、ロボットクリーナは、壁41
に沿って床面42を走行しているときに、床面センサ3
が段差を検出すると、一旦停止し、その後(R1−L)
の距離だけ後退してから90度回転することで壁際の段
差を回避して自律走行ができる。すなわち、前方に段差
があり、側面に壁面があるような状況において、従来の
ような複雑な切り返し制御を行う必要はなく、後退と回
転という単純な動作によって段差を回避できる。
【0027】なお、この実施の形態では、各駆動車輪7
a,7bを正逆転して回転させたときにその駆動車輪が
描く回転円の中心がロボットクリーナ本体の回転の中心
と略等しくなるように各駆動車輪を配置したが、必ずし
もこれに限定するものではなく、駆動車輪が描く回転円
の中心がロボットクリーナ本体の回転の中心より進行方
向の反対側に位置するように配置してもよい。
【0028】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について述べる。なお、前述した実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。前
記第1の実施の形態と異なるのは、図8に示すように、
床面センサ3を第1の段差検出センサとし、新たに、第
2の段差検出センサとして、進行方向の最前部の本体底
部に床面センサ3cを取り付けた点である。なお、図8
の(a)はロボットクリーナを側面から見た図であり、(b)
はロボットクリーナを上方から見たときの筐体1とセン
サ3,3c、車輪7a,7b,10の位置関係及び車輪
7a,7bが正、逆回転したときの回転軌跡を示してい
る。
【0029】この実施の形態においては、制御部32
は、自律走行中に床面センサ3cが段差を検出すると走
行モータ8a,8bを減速制御し、この状態で床面セン
サ3が段差を検出すると走行モータ8a,8bを一旦停
止制御し、その後、走行モータ8a,8bを逆転制御し
て所定量後退させてから走行モータ8a,8bを正、逆
転制御してロボットクリーナを回転させるようになって
いる。
【0030】従って、ロボットクリーナが高速で移動し
ている場合であっても、床面センサ3cが段差を検出す
ると減速するので、床面センサ3が段差を検出する前に
速度を充分に減速させることができ、従って、床面セン
サ3が段差を検出して直ちに停止させることができる。
これにより、ロボットクリーナが高速で走行していた場
合に起こる可能性のある制動距離不足によるロボットク
リーナの転落を防止することができる。
【0031】また、床面センサ3と床面センサ3cとで
段差を異なるタイミングで検出することにより制御部3
2はそれぞれのセンサの配置にあった制御を行うことが
できる。これにより、ロボットクリーナは床面42上を
段差ぎりぎりまで近づくことができ、隅々まで掃除を行
うことができる。
【0032】なお、この実施の形態では床面センサ3c
を進行方向の最前部に取り付けた場合について述べたが
必ずしもこれに限定するものではなく、最前部近傍であ
っても良い。
【0033】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について述べる。なお、前述した実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。前
記各実施の形態と異なるのは、図9に示すように、床面
センサ3,3cに代えて、各駆動車輪7a,7bが正、
逆回転したときに描く回転円よりも外側で本体底部の進
行方向側に床面センサ3dを設けた点である。なお、図
9の(a)はロボットクリーナを側面から見た図であり、
(b)はロボットクリーナを上方から見たときの筐体1と
センサ3d、車輪7a,7b,10の位置関係及び車輪
7a,7bが正、逆回転したときの回転軌跡を示してい
る。
【0034】この実施の形態においては、制御部32
は、自律走行中に床面センサ3dが段差を検出すると走
行モータ8a,8bを停止制御して各駆動車輪7a,7
bを停止させた後走行モータ8a,8bを正、逆転制御
して駆動車輪7bを正転、駆動車輪7aを逆転してロボ
ットクリーナを回転させるようになっている。
【0035】従って、ロボットクリーナは、壁41に沿
って床面42を走行中に床面センサ3dが段差を検出す
ると一旦停止し、その後後退せずにその場で90度回転
して方向転換ができる。すなわち、床面センサ3dが段
差を検出した位置で回転しても、床面センサ3dと各駆
動車輪7a,7bとの位置関係が、各駆動車輪7a,7
bが正、逆回転したときに描く回転円よりも外側に床面
センサ3dを設けた位置関係になっているので、駆動車
輪が段差から脱輪することはない。従って、段差を回避
するための方向転換がより簡単にできる。
【0036】なお、この実施の形態では段差を回避する
方向転換時にロボットクリーナを後退させる必要が無い
ので、記憶部31の後退回転情報記憶部313は不要と
なる。
【0037】なお、前述した各実施の形態においては床
面センサ3,3c,3dを超音波センサとしたが必ずし
もこれに限定するものではなく、単純に床面の有無を検
出するのみの2値センサであってもよい。2値センサと
しては、プッシュスイッチに取り付けられたワイヤ等の
機械的スイッチや赤外線を用いた単純なホトリフレクタ
等がある。
【0038】なお、前述した各実施の形態は本発明をロ
ボットクリーナに適用した場合について述べたが必ずし
もこれに限定するものではなく、車輪を使用して自律走
行するものであれば適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項記載の発
明によれば、前方に段差があり、側面に壁面があるよう
な状況で方向転換を図る場合に、単純な動作によって段
差を回避するための方向転換を行うことができる。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、自律走行車が高速で走行している場合に、第1の段
差検出センサが段差を検出すると減速させ、第2の段差
検出センサが段差を検出すると停止させるようにしてい
るので、制動距離不足による段差からの転落を防止でき
る。
【0041】また、請求項4記載の発明によれば、さら
に、各駆動輪が描く回転円よりも外側に段差検出センサ
を設けているので、段差を検出した後後退させること各
方向転換ができるので、より単純な動作によって段差を
回避するための方向転換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るロボットクリ
ーナの外部構成を示す正面図。
【図2】同実施の形態に係るロボットクリーナの内部構
成を示す一部切欠した側面図。
【図3】同実施の形態における制御部のハード構成を示
すブロック図。
【図4】同実施の形態における制御部の構成を機能的に
示す機能ブロック図。
【図5】同実施の形態におけるロボットクリーナの動き
を説明するための図。
【図6】同実施の形態におけるロボットクリーナの動き
を説明するための図。
【図7】同実施の形態におけるロボットクリーナの動き
を説明するための図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るロボットクリ
ーナの要部構成を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るロボットクリ
ーナの要部構成を示す図。
【符号の説明】
1…筐体 2…障害物センサ 3…床面センサ 7a,7b…駆動車輪 8a,8b…走行モータ 312…段差判断情報記憶部 313…後退回転情報記憶部 32…制御部 321…走行制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 和則 静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株 式会社三島事業所内 Fターム(参考) 3B116 AA31 AB54 BA35 BB72 CD41 5H301 AA02 AA10 BB11 BB14 CC03 CC06 DD01 GG10 GG12 GG29 HH10 MM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行面に対して略円形状に形成された本
    体と、この本体の底部に設けられた、少なくとも一対の
    駆動輪と、この各駆動輪をそれぞれ独立して正、逆回転
    駆動する駆動手段と、前記本体底部の前記各駆動輪より
    もこの本体の進行方向側に設けられ、走行面の段差を検
    出する段差検出センサと、この段差検出センサが段差を
    検出すると前記駆動手段を制御して前記各駆動輪を所定
    量逆回転し、その後前記各駆動輪を正、逆回転して前記
    本体を回転させる走行制御手段とを設けたことを特徴と
    する自律走行車。
  2. 【請求項2】 走行制御手段が各駆動輪を正、逆回転し
    て本体を回転させるときに、前記各駆動輪が描く回転円
    の中心が前記本体の中心と略等しいか、前記本体の中心
    よりも進行方向の反対側に位置するように前記各駆動輪
    を前記本体に設けたことを特徴とする請求項1記載の自
    律走行車。
  3. 【請求項3】 段差検出センサは、本体底部の各駆動輪
    より進行方向側にその駆動輪に近接して設けた第1の段
    差検出センサと、前記本体底部の進行方向最前部、又は
    その近傍に設けた第2の段差検出センサとからなり、 走行制御手段は、前記第2の段差検出センサが走行面の
    段差を検出すると、駆動手段を制御して前記各駆動輪を
    減速駆動し、前記第1の段差検出センサが走行面の段差
    を検出すると、前記駆動手段を制御して前記各駆動輪を
    所定量逆回転し、その後前記各駆動輪を正、逆回転して
    前記本体を回転させることを特徴とする請求項1記載の
    自律走行車。
  4. 【請求項4】 走行面に対して略円形状に形成された本
    体と、この本体の底部に設けられた、少なくとも一対の
    駆動輪と、この各駆動輪をそれぞれ独立して正、逆回転
    駆動する駆動手段と、この駆動手段を制御し、前記各駆
    動輪が描く回転円よりも外側で前記本体底部の進行方向
    側に設けられ、走行面の段差を検出する段差検出センサ
    と、この段差検出センサが段差を検出すると、前記駆動
    手段を制御して前記各駆動輪を正、逆回転して前記本体
    を回転させる走行制御手段とを設けたことを特徴とする
    自律走行車。
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Cited By (9)

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