JP2002320325A - 送配電装置 - Google Patents

送配電装置

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JP2002320325A
JP2002320325A JP2001120037A JP2001120037A JP2002320325A JP 2002320325 A JP2002320325 A JP 2002320325A JP 2001120037 A JP2001120037 A JP 2001120037A JP 2001120037 A JP2001120037 A JP 2001120037A JP 2002320325 A JP2002320325 A JP 2002320325A
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Koichi Ito
伊藤  公一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波漏れ電流の回り込みによる影響を低減
させることができる送配電装置を提供する。 【解決手段】 高低圧変圧器Tr1、Tr2が設けられ
た送配電電路の、低圧側電路の接地点N、TEと接地極
Eb(例えばB種接地)との間に、低圧側電路が設定値
以上の時に接地点N、TEと接地極Ebを接続する対地
電位抑制装置1A、1Bを設ける。接地点TEと低圧側
電路に設けられた漏電検出器AL2、AL3との間に、
低圧側電路が地絡したことを検出した時にスイッチ3を
オンして接地用コンデンサC1〜C3を介して低圧側電
路と接地極Edを接続する漏電検出器制御装置4を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電流等によ
る影響を低減することができる送配電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力を供給する送配電装置には、
3相3線式高低圧変圧器や、単相3線式高低圧変圧器な
どが使用されている。前記高低圧変圧器の低圧側電路に
は、接地工事が施されることがある。図7は、単相3線
式高低圧変圧器Tr1の低圧側電路の接地点Nと、3相
3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側電路の接地点TEと
が、接地極Eb(例えばB種接地)に接続されているこ
とを示した概略図である。これにより、例えば、単相3
線式高低圧変圧器Tr1の低圧側巻線と高圧側巻線とが
絶縁破壊等により混触して、高圧側の高電圧が低圧側に
直接印加された場合、同変圧器Tr1の低圧側巻線及び
低圧側電路の対地電位の上昇が防止される。3相3線式
高低圧変圧器Tr2の低圧側電路についても同様であ
る。また、3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側電路
には漏電検出器AL2が設けられていて、漏電検出器A
L2より負荷側の電路41には、負荷5が接続される。
負荷5の接地用端子は接地極Ed(例えばD種接地)に
接続されている。また、3相3線式高低圧変圧器Tr2
の低圧側電路は分岐している。分岐した低圧側電路には
漏電検出器AL3が設けられていて、漏電検出器AL3
より負荷側の電路43には、負荷6が接続される。漏電
検出器AL2は、例えば、漏電検出器AL2より負荷側
電路41のケーブルが地絡した場合、3相電圧の平衡が
くずれることによって発生する零相電流を検出する。そ
して、例えば警報音を出力し、漏電検出器AL2の負荷
側の電路41で地絡が発生したことを報知する。漏電検
出器AL3についても同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような接地方式に
よれば、以下のような問題点がある。 単相3線式高
低圧変圧器Tr1や3相3線式高低圧変圧器Tr2の低
圧側電路のケーブルは、近年、長くなっている。また、
コンデンサを構成素子とするラインフィルタ等を内蔵し
た電子機器が負荷として接続されることが多い。そのた
め、一般に、図5に示されているように低圧側電路の対
地静電容量(浮遊容量)10が大きくなっている。この
ような送配電設備において、負荷5として、インバータ
等が接続された場合、図5に示すように、その高周波漏
れ電流12が、負荷5の接地線30、対地静電容量(浮
遊容量)10、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側
電路、接地線31、3相3線式高低圧変圧器Tr2の低
圧側電路で形成される閉回路に流れる(回り込み)。こ
のため、高周波漏れ電流12によって、単相3線式高低
圧変圧器Tr1の低圧側電路に接続された電子機器が誤
動作する可能性がある。また、周辺に設置された機器
が、高周波漏れ電流12による電磁波によって影響を受
ける可能性がある。 このような接地方式では、零相
インピーダンスが小さいので、地絡電流が大きくなり、
負荷の電気機器に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0004】このように、従来の送配電装置では、高低
圧変圧器が設けられた複数の送配電電路の低圧側電路が
接地極Ebに常時接続されているため、高周波電流の回
り込み等が発生し、前述のような問題が発生する。そこ
で、本発明は、高周波漏れ電流の回り込み等による影響
を低減することができる送配電設備を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明は、高低圧変圧器及び漏電検出器が設けられた
少なくとも一つの送配電電路と、高低圧変圧器の低圧側
電路の接地点と第1の接地極との間に設けられた対地電
位抑制装置と、接地点より漏電検出器側の低圧側電路と
第2の接地極との間に設けられたインピーダンス回路及
び開閉手段と、開閉手段を制御する制御手段とを備え、
対地電位抑制装置は、高低圧変圧器の低圧側電路の電圧
が設定値以上の時に接地点を第1の接地極と接続し、制
御手段は、高低圧変圧器の低圧側電路が地絡したことを
検出した時に開閉手段を制御してインピーダンス回路を
低圧側電路と第2の接地極との間に接続する送配電装置
である。請求項1に記載の送配電装置によれば、高周波
漏れ電流の回り込み等による影響を低減することができ
るとともに、漏電検出器を確実に動作させることができ
る。これにより、安全性が向上する。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、高低圧変
圧器及び漏電検出器が設けられた少なくとも一つの送配
電電路と、第1の接地極に接続された高低圧変圧器の混
触防止板と、高低圧変圧器と漏電検出器の間の低圧側電
路と、第2の接地極との間に設けられたインピーダンス
回路及び開閉手段と、開閉手段を制御する制御手段とを
備え、制御手段は、高低圧変圧器の低圧側電路が地絡し
たことを検出した時に開閉手段を制御してインピーダン
ス回路を低圧側電路と第2の接地極との間に接続する送
配電装置である。請求項2に記載の送配電装置によれ
ば、高周波漏れ電流の回り込み等による影響を低減する
ことができるとともに、漏電検出器を確実に動作させる
ことができる。これにより、安全性が向上する。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、高低圧変
圧器が設けられた少なくとも一つの送配電電路と、1次
側電路が高低圧変圧器に接続された変圧器と、変圧器の
2次側電路に設けられた漏電検出器と、変圧器と漏電検
出器との間の2次側電路と第2の接地極との間に設けら
れたインピーダンス回路及び開閉手段と、開閉手段を制
御する制御手段とを備え、変圧器の1次側電路の接地点
は、第1の接地極と接続され、制御手段は、変圧器の2
次側電路が地絡したことを検出した時に開閉手段を制御
してインピーダンス回路を変圧器の2次側電路と第2の
接地極との間に接続する送配電装置である。請求項3に
記載の送配電装置によれば、高周波漏れ電流の回り込み
等による影響を低減することができるとともに、漏電検
出器を確実に動作させることができる。これにより、安
全性が向上する。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の送配電装置であって、インピー
ダンス回路は、コンデンサ、抵抗又はリアクトルの少な
くとも1つにより構成され、開閉手段は、インピーダン
ス回路と第2の接地極との間に接続されていることを特
徴とする送配電装置である。請求項5に記載の送配電装
置によれば、インピーダンス回路の構成が簡単になる。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の送配電装置であって、インピー
ダンス回路は、変圧器を有し、開閉手段は、変圧器の2
次側巻線と第2の接地極との間に設けられていることを
特徴とする送配電装置である。請求項5に記載の送配電
装置によれば、インピーダンス回路の構成が簡単にな
る。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜5のいずれかに記載の送配電装置であって、第1の接
地極と第2の接地極が同一の接地極であることを特徴と
する送配電装置である。請求項6に記載の送配電装置に
よれば、接地作業が容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1は、本発明の送配電装置
を低圧配電接地装置に適用した第一の実施の形態の概略
図である。図1に示す低圧配電接地装置では、例えばビ
ル内の自家用電気設備用の単相3線式高低圧変圧器Tr
1及び3相3線式高低圧変圧器Tr2が設置されてい
る。単相3線式高低圧変圧器Tr1は、例えば、高圧側
が6.6kv、低圧側が200v−100vの高低圧変
圧器である。また、3相3線式高低圧変圧器Tr2は、
例えば、高圧側が6.6kv、低圧側が200vの高低
圧変圧器である。3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧
側電路には漏電検出器AL2が設けられて、漏電検出器
AL2の負荷側電路41には、負荷5が接続されてい
る。負荷5の接地用端子は接地極Ed(例えばD種接
地)に接続されている。また、3相3線式高低圧変圧器
Tr2の低圧側電路は分岐していて、分岐した低圧側電
路には漏電検出器AL3が設けられていて、漏電検出器
AL3の負荷側電路43には、負荷6が接続されてい
る。また、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側の接
地点N及び3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側の接
地点TEは、接地極Eb(例えばB種接地)との間に
は、それぞれ対地電位抑制装置1A、1Bが設けられて
いる。漏電検出器AL2、AL3より電源側で3相3線
式高低圧変圧器Tr2との間の低圧側電路には、それぞ
れ接地用コンデンサC1〜C3の一方の端子が接続され
ている。また、接地用コンデンサC1〜C3の他方の端
子は共通接続され、共通接続点と接地極Ed(例えばD
種接地)との間には、電路開閉手段であるスイッチ3が
設けられている。スイッチ3は、漏電検出器制御装置4
によりオンオフ制御される。また、低圧側電路の所定の
位置に過電流遮断器を設けても良い。本実施の形態で
は、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側電路に過電
流遮断器MCCB1が、単相3線式高低圧変圧器Tr1
の低圧側電路において漏電検出器AL2の電源側電路4
0に過電流遮断器MCCB2が、漏電検出器AL3の電
源側電路42に漏電検出器MCCB3が設けられてい
る。漏電検出器AL2、AL3は、例えば、地絡故障時
に流れる零相電流によって動作し、例えば、警報器を作
動させて地絡故障を報知する。過電流遮断器MCCB1
〜MCCB3は、過電流が流れたことを検出して、電路
を遮断して負荷を保護する。
【0012】対地電位抑制装置1A、1Bは、例えば、
アレスタZnと、トライアックTと、バリスタZnt
と、コンデンサCoにより構成されている。アレスタZ
nは、過電圧が印加されると短絡現象を示し、過電圧が
消滅したときには絶縁を回復できる特性を持つ部品であ
る。トライアックTは、双方向サイリスタであり、ゲー
ト制御によって、双方向のオンまたはオフの安定状態を
保持することが可能な交流スイッチング素子である。単
相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側の接地点N、ある
いは3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側の接地点T
Eと接地極Ebとの間には、アレスタZnとコンデンサ
Coとが直列に接続されている。アレスタZnとコンデ
ンサCoとの直列回路には、トライアックTが並列に接
続されている。トライアックTのゲート端子と、コンデ
ンサCoとの間にはバリスタZntが接続されている。
【0013】次に、対地電位抑制装置1A,1Bの作用
を説明する。まず、対地電位抑制装置1Bの作用につい
て説明する。通常状態では、アレスタZnは、点(ア)
の対地電位がアレスタZnの動作電圧より低いためオフ
状態である。このため、トライアックTのゲート電圧は
トリガー電圧より低く、トライアックTもオフ状態であ
る。したがって、通常状態では、対地電位抑制装置1B
が動作しないため、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低
圧側の接地点Nと接地極Ebとの間は遮断されたままで
ある。
【0014】単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側電
路で地絡事故が発生した場合も、点(ア)の対地電位
は、アレスタZnを動作させる電位を超えることがな
い。このため、アレスタZnはオフ状態のままであり、
トライアックTもオフ状態である。したがって、単相3
線式高低圧変圧器Tr1の低圧側の接地点Nと接地極E
bとの間は遮断されたままである。
【0015】以上のように、通常状態及び単相3線式高
低圧変圧器Tr1の低圧側電路の地絡時には、単相3線
式高低圧変圧器Tr1の低圧側の接地点Nと接地極Eb
との間は遮断状態(非導通状態)である。また、3相3
線式高低圧変圧器Tr2の低圧側の接地点TEと接地極
Ebとの間に接続された対地電位抑制装置1Aも上記同
様に、通常状態及び3相3線式高低圧変圧器Tr2の低
圧側電路の地絡時には、3相3線式高低圧変圧器Tr2
の低圧側の接地点TEと接地極Ebとの間は遮断状態で
ある。このため、3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧
側電路に接続されたインバータ等の負荷5からの高周波
漏れ電流(図5)が単相3線式高低圧変圧器Tr1の低
圧側電路を介して回り込むことがなく、単相3線式高低
圧変圧器Tr1の低圧側電路に接続された図示していな
い電子機器の誤動作等を防止することができる。また、
高周波漏れ電流による電磁波によって周辺に設置されて
いる機器が影響を受けることがない。また、3相3線式
高低圧変圧器Tr2の低圧側電路で地絡が発生した時の
地絡電流による悪影響を受けることもない。
【0016】次に、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低
圧側巻線Tr1Sと高圧側巻線Tr1Mとが絶縁破壊等
により混触して、高圧側の高電圧が低圧側に直接印加さ
れた場合の対地電位抑制装置1Bの作用について説明す
る。単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側巻線Tr1
Sと高圧側巻線Tr1Mとが絶縁破壊等により混触して
高圧側の高電圧が低圧側に印加されると、点(ア)の対
地電位が上昇する。これにより、アレスタZnに印加さ
れる電圧が動作電圧を超えて、アレスタZnがオン状態
になるため、コンデンサCoに充電電流が流れて、点
(イ)の電位が上昇する。点(イ)の電位がバリスタZ
ntを動作させる電位まで上昇すると、バリスタZnt
がオンする。これにより、コンデンサCoの放電電流が
トライアックTのゲートに流れるため、トライアックT
がオンする。したがって、単相3線式高低圧変圧器Tr
1の低圧側の接地点Nが接地極Ebと接続され、同変圧
器Tr1の低圧側に印加された高電圧が接地極Ebに接
地されるため、同変圧器Tr1の低圧側巻線及び低圧側
電路の対地電位の上昇が防止される。
【0017】3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側の
接地点TEと接地極Ebとの間に接続された対地電位抑
制装置1Aによる対地電位抑制作用も、基本的な作用は
対地電位抑制装置1Bと同じである。即ち、通常状態及
び3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側電路の地絡時
には、対地電位抑制装置1Aは動作しない。また、3相
3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側巻線Tr2Sと高圧
側巻線Tr2Mとが絶縁破壊等により混触して高電圧が
低圧側に印加された場合には、対地電位抑制装置1Aが
動作し、3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側巻線の
接地点TEが接地極Ebに接続される。これにより、同
変圧器Tr2の低圧側に印加された高電圧が接地極Eb
に接地されるため、同変圧器Tr2の低圧側巻線及び低
圧側電路の対地電位が上昇することはない。
【0018】以上のように、対地電位抑制装置1A,1
Bは、高低圧変圧器Tr1,Tr2が通常状態の場合と
低圧側電路が地絡した場合には、高低圧変圧器Tr1,
Tr2の低圧側の接地点と接地極Ebとの間を遮断して
いるため、インバータ等からの高周波漏れ電流や地絡電
流等が一方の変圧器の低圧側電路から他方の変圧器の低
圧側電路に回り込むのを阻止することができる。これに
より、正常側の低圧側電路に接続された電子機器が誤動
作したり、高周波漏れ電流の電磁波により周辺に設置さ
れている機器が影響を受けるという問題を防止すること
ができる。そして、各変圧器Tr1、Tr2の低圧側巻
線と高圧側巻線とが絶縁破壊等により混触して高電圧が
低圧側に印加された場合には、低圧側電路の接地点Nあ
るいはTEが接地極Ebと接続されるため、低圧側電路
の対地電位が異常上昇するのを防止することができる。
【0019】ところで、対地電位抑制装置1A、1Bを
設けた場合、正常動作時は、接地点N、TEが非接地状
態となる。この場合には、例えば漏電検出器AL2より
負荷側の電路41の1線が地絡した時に漏電検出器AL
2を動作させる電流を流すことができない。このため、
例えば、図6に示すように、漏電検出器AL2より電源
側の電路40を、漏電検出器AL2の動作電流を補償す
るための接地用コンデンサC1〜C3を介して接地極E
dに接続する必要がある。この場合には、以下のような
問題が生ずる。例えば、漏電検出器AL2より負荷側の
負荷側電路41に、インバータ等の負荷5が接続された
場合、その高周波漏れ電流17が、接地線30、接地用
コンデンサC1〜C3を介して、電源側の電路40へ流
れる。このため、負荷5と並列に接続された電子機器6
や周辺に設置された機器が、ノイズ障害を起こす可能性
がある。
【0020】そこで、本実施の形態においては、図1に
示すように接地用コンデンサC1〜C3と接地極Edと
の間に電路開閉手段であるスイッチ3を設け、また、ス
イッチ3のオンオフを制御する漏電検出器制御装置4を
設けている。すなわち、電源側の電路40の各相電線
R,S,Tには、接地用コンデンサC1,C2,C3の
一方の端子が接続されている。接地用コンデンサC1,
C2,C3の他方の端子は、共通に接続されていて、共
通接続部はスイッチ3の一方の端子(ウ)に接続されて
いる。また、スイッチ3の他方の端子(エ)は、接地線
50を介して接地極Edに接続されている。漏電検出器
制御装置4は、負荷側電路41の1線が地絡した時、ス
イッチ3をオンさせて、接地用コンデンサC1〜C3と
接地極Edとを接続する。
【0021】漏電検出器制御装置4は、スイッチ制御回
路7と零相電圧検出回路8とにより構成されている。零
相電圧検出回路8は、スイッチ3のオフ時に、同スイッ
チ3の端子間に発生する零相電圧を検出した場合、スイ
ッチ制御回路7に対してスイッチ3をオンさせる制御信
号を出力する。零相電圧は、1線が絶縁破壊したことに
より3相電圧の平衡がくずれることによって発生する電
圧である。零相電圧検出回路8は、スイッチ3の端子間
に零相電圧が発生したことを検出すると、スイッチ制御
回路7に対してスイッチ3をオンさせる制御信号を出力
する。
【0022】次に、漏電検出器制御装置4の作用につい
て説明する。非接地の負荷側電路41の電線R,S,T
に地絡事故が発生していない場合には、スイッチ3の端
子間に零相電圧が発生しないため、スイッチ3はオフで
ある。スイッチ3がオフである場合、接地用コンデンサ
C1〜C3は接地極Edと遮断されている。接地用コン
デンサC1〜C3と接地極Edとが遮断されている場合
には、負荷側電路41に接続されたインバータ等の負荷
5から発生する高周波漏れ電流17(図6)は、電源側
電路40に流れることはない。このように、非接地の負
荷側電路41の各相電線R,S,Tに地絡事故が発生し
ていない場合には、高周波漏れ電流17が電源側電路4
0に流れないため、例えば、負荷5と並列に接続された
電子機器6等がノイズ障害を起こすことは少ない。一
方、非接地の負荷側電路41の1線が絶縁破壊し、接地
極Edに接地された電線管に地絡した場合には、3相電
圧の平衡がくずれ、スイッチ3の端子間に零相電圧が発
生する。零相電圧検出回路8は、スイッチ3の端子間に
発生した零相電圧を検出すると、スイッチ制御回路7に
対して制御信号を出力する。スイッチ制御回路7は、制
御信号が入力されると、スイッチ3をオンさせて、接地
用コンデンサC1〜C3の共通接続部を接地極Edに接
続する。すなわち、非接地の電源側電路40の各相の電
線R,S,Tと接地極Edとの間に接地用コンデンサC
1〜C3が投入される。これにより、漏電検出器AL2
を動作させるのに必要な電流が流れ、例えば、警報音を
出力し、例えば、漏電検出器AL2の負荷側電路41で
地絡が発生したことを報知する。図6に示すように、低
圧側電路が分岐している場合、漏電検出器AL3が設け
られている方の低圧側電路についても同様である。この
ように、分岐している低圧側電路毎に漏電検出器(例え
ば、漏電検出器AL2、AL3)を設けることにより、
どこの分岐している低圧側電路が地絡したのかを判別す
ることができる。
【0023】以上説明した第1の実施の形態では、漏電
検出器AL2の動作電流補償回路として、接地用コンデ
ンサC1〜C3により構成されるインピーダンス回路を
用いたが、抵抗やリアクトル等により構成されるインピ
ーダンス回路を用いることもできる。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態を図2に
示す。第2の実施の形態は、第1の実施の形態における
インピーダンス回路を変圧器GPT及び抵抗R2により
構成したものである。図2に示すように、非接地の電源
側電路40の各相の電線R,S,Tには、接地用変圧器
GPTの1次側巻線W1r,W1s,W1tの一方の端
子が接続されている。接地用変圧器GPTの1次側巻線
W1r,W1s,W1tの他方の端子は共通接続されて
はスター結線されており、中性点N1は接地極Edに接
地されている。また、接地用変圧器GPTの2次側巻線
W2r,W2s,W2tは、直列に接続されており、2
次側巻線W2rの開放端子とW2tの開放端子との間に
は抵抗R2とスイッチ9とが直列に接続されている。
【0025】上記スイッチ9は、前記第1の実施の形態
と同様の構成の漏電検出器制御装置4により、オンオフ
制御される。漏電検出器制御装置4内の零相電圧検出回
路は、スイッチ9のオフ時に、スイッチ9の両端子間に
発生する電圧、即ち、非接地の負荷側電路41の電線
R,S,Tのいずれかに地絡事故が発生したときにスイ
ッチ9の両端子間に発生する零相電圧を検出した場合、
スイッチ制御回路7に対してスイッチ9をオンさせる制
御信号を出力する。
【0026】次に、第2の実施の形態における漏電検出
器制御装置4の動作について説明する。負荷側電路41
の電線R,S,Tに地絡事故が発生していない場合は、
スイッチ9はオフである。スイッチ9がオフであると、
接地用変圧器GPTの1次側巻線W1r,W1s,W1
tのインピーダンスがスイッチ9のオン時に比較して高
い。そのため、負荷側電路41に接続されたインバータ
等の負荷5から発生する高周波漏れ電流は、電源側電路
40には流れ難い。そのため、負荷5と並列に接続され
た電子機器等がノイズ障害を起こすことはない。一方、
負荷側電路41の電線Tが絶縁破壊し、接地極Edに接
地されている電線管に地絡した場合、電線T、電線管、
電線管に接続された接地線、接地極Edを介して接地用
変圧器GPTの1次側巻線W1r,W1s,W1tの中
性点N1に地絡電流が流れる。この時は、スイッチ9が
オフであるため、接地変圧器GPTの1次側巻線W1
r,W1s,W1tのインピーダンスが高い状態になっ
ている。したがって、接地変圧器GPTの1次側巻線W
1r,W1s,W1tから電源側電路40に、漏電検出
器AL2を動作させるような電流は流れない。また、電
線Tが絶縁破壊したことにより3相電圧の平衡がくずれ
ることによって、接地変圧器GPTの2次側巻線に接続
されているスイッチ9の両端に、零相電圧が発生する。
【0027】零相電圧検出回路8は、スイッチ9の両端
子間に発生した零相電圧を検出すると、スイッチ制御回
路7に対して制御信号を出力し、スイッチ9をオンさせ
る。スイッチ9がオンすると、接地用変圧器GPTの1
次側巻線W1r,W1s,W1tのインピーダンスが低
下し、接地用変圧器GPTの1次側巻線W1r,W1
s,W1tを介して漏電検出器AL2を動作させる電流
が流れ、、例えば、警報音を出力し、漏電検出器AL2
の負荷側電路41で絶縁破壊が発生し地絡したことを報
知する。尚、接地用抵抗R2の抵抗値は、接地用変圧器
GPTの1次側巻線W1r,W1s,W1tを介して漏
電検出器AL2を確実に動作させることができる電流が
流れる値に設定される。また、接地用抵抗R2の代りに
コンデンサやリアクトル等を用いてもよい。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態を図3に
示す。3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側巻線Tr
2Sと高圧側巻線Tr2Mとが絶縁破壊等により混触し
て、高電圧が低圧側に印加されるのを防止するために、
第3の実施の形態では、低圧側巻線Tr2Sと高圧側巻
線Tr2Mとの間に混触防止板21を設けている。本実
施の形態では、混触防止板21は接地極Ebに接続され
ている。負荷5の接地端子は接地極Edに接続されてい
る。また、単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側巻線
Tr1Sと高圧側巻線Tr1Mとが絶縁破壊等により混
触して、高電圧が低圧側に印加されるのを防止するため
に、第3の実施の形態では、低圧側巻線Tr1Sと高圧
側巻線Tr1Mとの間に混触防止板22を設けている。
本実施の形態では、混触防止板22は接地極Ebに接続
されている。
【0029】このように、混触防止板21を3相3線式
高低圧変圧器Tr2に設けた場合には、第1の実施の形
態と同様に、低圧側電路は非接地状態となる。そこで、
漏電検出器AL2の動作電流を補償するために、漏電検
出器AL2の電源側電路40を接地用コンデンサC1〜
C3を介して接地極Edに接続する必要がある。この場
合も、第1の実施の形態と同様に高周波漏れ電流17の
回り込みによる問題が発生する可能性がある。したがっ
て、本実施の形態においても、図3に示すように接地用
コンデンサC1〜C3と接地極Edとの間に電路開閉手
段であるスイッチ3を設け、また、スイッチ3のオンオ
フを制御する漏電検出器制御装置4を設けている。漏電
検出器制御装置4の構成及び動作は、第1の実施の形態
と同様なので省略する。また、接地用インピーダンス回
路は、図2に示す接地用変圧器GPTでもよい。
【0030】次に、本発明の第4の実施の形態を図4に
示す。第4の実施の形態では、単相3線式高低圧変圧器
Tr1の低圧側の接地点N及び3相3線式高低圧変圧器
Tr2の低圧側の接地点TEは、接地極Eb(例えばB
種接地)と接続されている。3相3線式高低圧変圧器T
r2の低圧側電路には、変圧器Tr3が設けられてい
る。
【0031】単相3線式高低圧変圧器Tr1の低圧側の
接地点N及び3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側の
接地点TEを常時接地していると、前述の高周波漏れ電
流12(図5)の回り込みによる問題が発生する可能性
がある。そこで、この問題を防止するために、第4の実
施の形態では、3相3線式高低圧変圧器Tr2の低圧側
電路に、変圧器Tr3が設けられている。変圧器Tr3
によって、当該電路は絶縁されているので、前記問題を
防止できる。変圧器Tr3を設けた場合には、第1の実
施の形態と同様に、低圧側電路(変圧器Tr3の2次側
電路)は非接地状態となる。そこで、漏電検出器AL2
の動作電流を補償するために、漏電検出器AL2の電源
側電路40を接地用コンデンサC1〜C3を介して接地
極Edに接続する必要がある。この場合も、第1の実施
の形態と同様に高周波漏れ電流17の回り込みによる問
題が発生する可能性がある。したがって、本実施の形態
においても、図4に示すように接地用コンデンサC1〜
C3と接地極Edとの間に電路開閉手段であるスイッチ
3を設け、また、スイッチ3のオンオフを制御する漏電
検出器制御装置4を設けている。漏電検出器制御装置4
の構成及び動作は、第1の実施の形態と同様なので省略
する。また、接地用インピーダンス回路は、図2に示す
接地用変圧器GPTでもよい。
【0032】なお、第1〜第4の実施の形態では、接地
極Ebと接地極Edを別々に設ける単独接地方式を用い
たが、共通の接地極を設ける共用接地方式を用いてもよ
い。共用接地方式を用いれば、仮に建物に落雷があって
も、この雷電流による接地極間の電位差が生じないた
め、雷電流による電子機器の絶縁破壊を防止することも
できる。また、接地極が1つなので接地工事の作業も容
易である。また、本実施の形態では、各低圧側電路に漏
電検出器AL2、漏電検出器AL3を設けたが、漏電検
出器制御装置4に漏電報知機能を設けても良い。また、
過電流遮断器MCCB1〜MCCB3はなくてもよい。
また、過電流遮断器MCCB1〜MCCB3の位置は本
実施の形態に限定されるものではない。
【0033】また、接地方式として、第1及び第2の実
施の形態では、高低圧変圧器の低圧側電路の接地点N及
びTEを対地電位抑制装置1A,1Bを介して接地極E
bに接地する方式、第4の実施の形態では、接地点N及
びTEを接地極Ebに直接接地する方式、第3の実施の
形態では、混触防止板21、22を接地極Ebに接地す
る方式を用いたが、接地方式は種々の接地方式を用いる
ことができる。また、種々の接地方式を組み合わせるこ
とができる。また、本発明は、接地が必要な少なくとも
一つの送配電電路に用いることができる。
【0034】また、第1及び第2の実施の形態では、対
地電位抑制装置1A、1Bを、アレスタZnと、トライ
アックTと、バリスタZntと、コンデンサCoとで構
成したが、これらの構成素子に限定されず種々の構成素
子により構成することができる。また、第1〜第4の実
施の形態では、インピーダンス回路と電路開閉手段を3
相3線式高低圧変圧器Tr2側の電路に設けたが、単相
3線式高低圧変圧器Tr1側の電路に設けてもよく、ま
た、双方に設けてもよい。また、電源側に接続されてい
る高低圧変圧器の高圧側は、7000V以上の特高圧で
もよい。また、低圧配電接地装置について説明したが、
本発明は種々の接地方式の送配電装置に適用することが
できる。
【0035】本発明は、高低圧変圧器の低圧側の構成に
関して、以下のように構成することもできる。例えば、
「“低圧側電路”と“低圧側電路”から分岐された複数
の低圧側分岐電路と、少なくとも一つの低圧側分岐電路
に設けられた漏電検出器と、“低圧側電路”と第2の接
地極との間に設けられたインピーダンス回路及び開閉手
段と、開閉手段を制御する制御手段とを備え、制御手段
は、少なくとも一つの低圧側分岐電路が地絡したことを
検出した時に開閉手段を制御してインピーダンス回路を
“低圧側電路”と第2の接地極との間に接続する送配電
装置」として構成することができる。また、第4の実施
の形態のように、低圧側電路に変圧器を設ける場合に
は、“低圧側電路”を(変圧器の)2次側電路とする。
これらは、高周波漏れ電流の回り込み等による影響を低
減することができる送配電装置を提供することを目的と
する。これにより、高周波漏れ電流の回り込み等による
影響を低減することができるとともに、複数の低圧側分
岐電路に設けられた漏電検出器を確実に動作させること
ができる。また、いずれかの低圧側分岐電路が地絡した
時には、当該低圧側分岐電路に設けられている漏電検出
器が動作するので、どこの低圧側分岐電路が地絡したの
かを判別することができる。これにより、安全性及び利
便性が向上する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜6に記
載の送配電装置を用いれば、高周波漏れ電流の回り込み
等による影響を低減することができるとともに、漏電検
出器を確実に動作させることができるようになった。こ
れにより、安全性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送配電装置の一実施の形態の概略図で
ある。
【図2】本発明の送配電装置の一実施の形態の概略図で
ある。
【図3】本発明の送配電装置の一実施の形態の概略図で
ある。
【図4】本発明の送配電装置の一実施の形態の概略図で
ある。
【図5】問題点を示す説明図である。
【図6】問題点を示す説明図である。
【図7】従来の配線図を示す説明図である。
【符号の説明】
1A、1B 対地電位抑制装置 3 スイッチ 4 漏電検出器制御装置 5 負荷 6 電子機器 Tr1 単相3線式高低圧変圧器 Tr2 3相3線式高低圧変圧器 Tr3 変圧器 AL2、AL3 漏電検出器 MCCB1〜3 過電流遮断器 C1〜C3 接地用コンデンサ Eb 接地極 Ed 接地極 GPT 接地用変圧器 21、22 混触防止板 40 漏電検出器AL2の電源側電路 41 漏電検出器AL2の負荷側電路 42 漏電検出器AL3の電源側電路 43 漏電検出器AL3の負荷側電路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高低圧変圧器及び漏電検出器が設けられ
    た少なくとも一つの送配電電路と、高低圧変圧器の低圧
    側電路の接地点と第1の接地極との間に設けられた対地
    電位抑制装置と、接地点より漏電検出器側の低圧側電路
    と第2の接地極との間に設けられたインピーダンス回路
    及び開閉手段と、開閉手段を制御する制御手段とを備
    え、 対地電位抑制装置は、高低圧変圧器の低圧側電路の電圧
    が設定値以上の時に接地点を第1の接地極と接続し、 制御手段は、高低圧変圧器の低圧側電路が地絡したこと
    を検出した時に開閉手段を制御してインピーダンス回路
    を低圧側電路と第2の接地極との間に接続する、送配電
    装置。
  2. 【請求項2】 高低圧変圧器及び漏電検出器が設けられ
    た少なくとも一つの送配電電路と、第1の接地極に接続
    された高低圧変圧器の混触防止板と、高低圧変圧器と漏
    電検出器の間の低圧側電路と、第2の接地極との間に設
    けられたインピーダンス回路及び開閉手段と、開閉手段
    を制御する制御手段とを備え、 制御手段は、高低圧変圧器の低圧側電路が地絡したこと
    を検出した時に開閉手段を制御してインピーダンス回路
    を低圧側電路と第2の接地極との間に接続する、送配電
    装置。
  3. 【請求項3】 高低圧変圧器が設けられた少なくとも一
    つの送配電電路と、1次側電路が高低圧変圧器に接続さ
    れた変圧器と、変圧器の2次側電路に設けられた漏電検
    出器と、変圧器と漏電検出器との間の2次側電路と第2
    の接地極との間に設けられたインピーダンス回路及び開
    閉手段と、開閉手段を制御する制御手段とを備え、 変圧器の1次側電路の接地点は、第1の接地極と接続さ
    れ、 制御手段は、変圧器の2次側電路が地絡したことを検出
    した時に開閉手段を制御してインピーダンス回路を変圧
    器の2次側電路と第2の接地極との間に接続する、送配
    電装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の送配電
    装置であって、インピーダンス回路は、コンデンサ、抵
    抗またはリアクトルの少なくとも1つにより構成され、
    開閉手段は、インピーダンス回路と第2の接地極との間
    に接続されている送配電装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の送配電
    装置であって、インピーダンス回路は、変圧器を有し、
    開閉手段は、変圧器の2次側巻線と第2の接地極との間
    に設けられている送配電装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の送配電
    装置であって、第1の接地極と第2の接地極が同一の接
    地極である送配電装置。
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