JP2002319270A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002319270A
JP2002319270A JP2001120803A JP2001120803A JP2002319270A JP 2002319270 A JP2002319270 A JP 2002319270A JP 2001120803 A JP2001120803 A JP 2001120803A JP 2001120803 A JP2001120803 A JP 2001120803A JP 2002319270 A JP2002319270 A JP 2002319270A
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JP
Japan
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content
recording
portable device
song
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JP2001120803A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Morita
利広 森田
Takayuki Kuwaori
隆之 桑折
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集された付加情報の流通を防止するように
する。 【解決手段】 曲ファイル格納部68−1は、転送用の
(オリジナルの)PC用付加情報70、および、PC用付加
情報70がコピーされて作成された、編集用のPC編集用
付加情報71を格納する。GUI部61は、PC編集用付加
情報71をディスプレイに表示させる。これにより、使
用者は、付加情報の編集を行うことができる。ムーブア
ウト時、転送処理部63は、曲ファイル69とともに、
PC用付加情報70をポータブルデバイス5−1に転送
し、編集されたPC編集用付加情報71を破棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、編
集された付加情報の流通を防止することができるように
した情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタル技術の普及に伴い、音楽
データ、画像データなどの各種のデータがデジタル的に
記録媒体に記録または再生されるようになってきた。
【0003】著作権保護のため、データに対応する権利
情報に基づいて、そのデータの再生の回数、または利用
できる期間などが制限される場合がある。
【0004】さらに、使用者は、音楽データ、画像デー
タなどの各種のデータを販売店の店頭に設けられた端末
装置などで購入し、自分のパーソナルコンピュータに記
録させて利用することができる。販売店などで購入され
たデータについて、対応する権利情報により、回数の制
限無く移動が許可されるか、または1回に限り移動が許
可され、移動の後、チェックアウトまたはチェックイン
のみが許可される。
【0005】ところで、購入したデータ(以下、コンテ
ンツと称する)には様々な付加情報が添付されている。
付加情報には、例えば、タイトルやアーティスト名など
の文字列、ジャケットの画像、歌詞、ビデオクリップな
どが含まれている。
【0006】使用者は、コンテンツに添付されている付
加情報をパーソナルコンピュータのディスプレイなどに
表示させ、容易に、付加情報を編集することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータに格納されているコンテンツをポータ
ブルデバイスに転送させる場合、使用者によって編集さ
れた付加情報が流通される恐れがあり、コンテンツを提
供するメーカは、安心してコンテンツを提供することが
できない課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、編集された付加情報の流通を防止すること
ができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、コンテンツを記録する第1の記録手段と、コンテン
ツに関する転送用の第1の付加情報、および、コンテン
ツに関する編集用の第2の付加情報を記録する第2の記
録手段と、第2の記録手段に記録されている第2の付加
情報の表示を制御する表示制御手段と、表示制御手段に
より表示が制御されている第2の付加情報を編集する編
集手段と、使用者の操作によりコンテンツの移動が指示
された場合、第1の記録手段に記録されているコンテン
ツとともに、第2の記録手段に記録されている第1の付
加情報の他の情報処理装置への転送を制御する転送制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第1の付加情報をコピーして第2の付加情
報を生成する生成手段をさらに設けるようにすることが
できる。
【0011】第1の付加情報は、編集不可能なオリジナ
ルの付加情報であるものとすることができる。
【0012】転送制御手段には、コンテンツおよび第1
の付加情報の転送を制御するとき、第2の記録手段に記
録されている、編集手段により編集された第2の付加情
報を破棄させることができる。
【0013】本発明の情報処理方法は、コンテンツの記
録を制御する第1の記録制御処理ステップと、コンテン
ツに関する転送用の第1の付加情報、および、コンテン
ツに関する編集用の第2の付加情報の記録を制御する第
2の記録制御処理ステップと、第2の記録制御処理ステ
ップの処理により記録が制御されている第2の付加情報
の表示を制御する表示制御処理ステップと、表示制御処
理ステップの処理により表示が制御されている第2の付
加情報を編集する編集処理ステップと、使用者の操作に
よりコンテンツの移動が指示された場合、第1の記録制
御処理ステップの処理により記録が制御されているコン
テンツとともに、第2の記録制御処理ステップの処理に
より記録が制御されている第1の付加情報の他の情報処
理装置への転送を制御する転送制御処理ステップとを含
むことを特徴とする。
【0014】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、コンテンツの記録を制御する第1の記録制御処
理ステップと、コンテンツに関する転送用の第1の付加
情報、および、コンテンツに関する編集用の第2の付加
情報の記録を制御する第2の記録制御処理ステップと、
第2の記録制御処理ステップの処理により記録が制御さ
れている第2の付加情報の表示を制御する表示制御処理
ステップと、表示制御処理ステップの処理により表示が
制御されている第2の付加情報を編集する編集処理ステ
ップと、使用者の操作によりコンテンツの移動が指示さ
れた場合、第1の記録制御処理ステップの処理により記
録が制御されているコンテンツとともに、第2の記録制
御処理ステップの処理により記録が制御されている第1
の付加情報の他の情報処理装置への転送を制御する転送
制御処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明のプログラムは、コンテンツの記録
を制御する第1の記録制御処理ステップと、コンテンツ
に関する転送用の第1の付加情報、および、コンテンツ
に関する編集用の第2の付加情報の記録を制御する第2
の記録制御処理ステップと、第2の記録制御処理ステッ
プの処理により記録が制御されている第2の付加情報の
表示を制御する表示制御処理ステップと、表示制御処理
ステップの処理により表示が制御されている第2の付加
情報を編集する編集処理ステップと、使用者の操作によ
りコンテンツの移動が指示された場合、第1の記録制御
処理ステップの処理により記録が制御されているコンテ
ンツとともに、第2の記録制御処理ステップの処理によ
り記録が制御されている第1の付加情報の他の情報処理
装置への転送を制御する転送制御処理ステップとをコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、コンテンツが記録され、コンテ
ンツに関する転送用の第1の付加情報、および、コンテ
ンツに関する編集用の第2の付加情報が記録され、記録
されている第2の付加情報の表示が制御され、表示が制
御されている第2の付加情報が編集され、使用者の操作
によりコンテンツの移動が指示された場合、記録されて
いるコンテンツとともに第1の付加情報の他の情報処理
装置への転送が制御される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明に係るコンテンツデータ管
理システムの一実施の形態を示す図である。パーソナル
コンピュータ1は、ローカルエリアネットワークまたは
インターネットなどから構成されるネットワーク2に接
続されている。パーソナルコンピュータ1は、EMD(Ele
ctronic Music Distribution)サーバ3から受信した、
またはCD(Compact Disc)から読み取った楽音のデータ
(以下、コンテンツと称する)を、そのまま記録する
か、もしくは所定の符号化の方式(例えば、ATRAC3(Ad
vanced Transform Acoustic Coding)(商標))に変換
するとともにDES(Data Encryption Standard)などの
暗号化方式で暗号化して記録する。
【0019】パーソナルコンピュータ1は、平文のま
ま、または暗号化して記録しているコンテンツに対応し
て、コンテンツの利用条件を示す権利情報のデータを記
録する。
【0020】権利情報のデータは、例えば、その権利情
報のデータに対応するコンテンツを同時に利用すること
ができるポータブルデバイス(Portable Device(PDと
も称する))の台数(いわゆるチェックアウトできるPD
の台数)を示す。権利情報のデータに示される数だけコ
ンテンツをチェックアウトしたときでも、パーソナルコ
ンピュータ1は、そのコンテンツを再生できる。
【0021】ここで、チェックアウトとは、例えば、パ
ーソナルコンピュータ1に記録されている、コンテン
ツ、そのコンテンツに関連するデータ、および、そのコ
ンテンツの権利情報のデータのうち、コンテンツおよび
コンテンツに関連するデータをポータブルデバイス5に
コピーすることを意味し、チェックインとは、ポータブ
ルデバイス5に記録されている、パーソナルコンピュー
タ1からチェックアウトされたコンテンツをパーソナル
コンピュータ1に戻すことを意味し、チェックインが行
われると、ポータブルデバイス5に記録されていたコン
テンツおよびコンテンツに関連するデータは消去され
る。
【0022】または、権利情報のデータは、コンテンツ
をコピーすることができることを示す。コンテンツをポ
ータブルデバイス5−1乃至5−3にコピーしたとき、
パーソナルコンピュータ1は記録しているコンテンツを
再生できる。コンテンツの、ポータブルデバイス5−1
乃至5−3に記憶させることができる回数は、制限され
る場合がある。この場合、コピーできる回数は、増える
ことがない。
【0023】または、権利情報のデータは、回数の制限
なく、コンテンツをコピーすることができることを示す
(すなわち、利用条件がないことを示す)。ポータブル
デバイス5−1乃至5−3にコンテンツをコピーしたと
き、パーソナルコンピュータ1は記録しているコンテン
ツを再生できる。
【0024】または、権利情報のデータは、コンテンツ
を他のパーソナルコンピュータに移動(以下、適宜、ム
ーブと称する)することができることを示す。ポータブ
ルデバイス5−1乃至5−3にコンテンツを移動(以
下、適宜、ムーブアウトと称する)させた後、パーソナ
ルコンピュータ1が記録しているコンテンツは使用でき
なくなる(コンテンツが削除されるか、または権利情報
が変更されて使用できなくなる)。
【0025】ここで、ムーブアウトとは、上述したチェ
ックアウトとは異なり、例えば、パーソナルコンピュー
タ1に記録されている、コンテンツ、そのコンテンツに
関連するデータ、および、そのコンテンツの権利情報の
データを全てポータブルデバイス5に移動させることを
意味し、ムーブインとは、ポータブルデバイス5に記録
されている、コンテンツ、そのコンテンツに関連するデ
ータ、および、そのコンテンツの権利情報のデータを全
てパーソナルコンピュータ1に移動させることを意味す
る。
【0026】または、権利情報は、記録媒体からパーソ
ナルコンピュータ1にコンテンツが移動された後、チエ
ックアウトまたはチェックインのみが許可されることを
示す。このように、1回のみの移動が許可されているこ
とをインポートと定義する。メモリカード9−1乃至9
−4からパーソナルコンピュータ1にインポートされた
コンテンツについて、例えば、ポータブルデバイス5−
1乃至5−3にチエックアウトすることは許可される
が、他のパーソナルコンピュータまたはメモリカード9
−1乃至9−4に移動することは許可されない。
【0027】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タ(例えば、曲名、または再生条件など)とともに、US
B(Universal Serial Bus)ケーブルを介して、接続さ
れているポータブルデバイス5−1に記憶させるととも
に、ポータブルデバイス5−1に記憶させたことに対応
して、記憶させたコンテンツに対応する権利情報のデー
タを更新する(以下、チェックアウトと称する)。より
詳細には、チェックアウトしたとき、パーソナルコンピ
ュータ1が記録している、そのコンテンツに対応する権
利情報のデータのチェックアウトできる回数は、1減ら
される。なお、チェックアウトできる回数が0のとき、
対応するコンテンツは、チェックアウトすることができ
ない。
【0028】同様に、パーソナルコンピュータ1は、暗
号化して記録しているコンテンツを、コンテンツに関連
するデータとともに、USBケーブルを介して、接続され
ているポータブルデバイス5−2または5−3に記憶さ
せるとともに、ポータブルデバイス5−2または5−3
に記憶させたことに対応して、記憶させたコンテンツに
対応する権利情報のデータを更新する。
【0029】また、パーソナルコンピュータ1は、USB
ケーブルを介して、接続されているポータブルデバイス
5−1にパーソナルコンピュータ1がチェックアウトし
たコンテンツを、ポータブルデバイス5−1に消去させ
て(または、使用できなくさせて)、消去させたコンテ
ンツに対応する権利情報のデータを更新する(以下、チ
ェックインと称する)。より詳細には、チェックインし
たとき、パーソナルコンピュータ1が記録している、対
応するコンテンツの権利情報に記述される、データがチ
ェックアウトできる回数は、1増やされる。
【0030】同様に、パーソナルコンピュータ1は、US
Bケーブルを介して、接続されているポータブルデバイ
ス5−2または5−3にパーソナルコンピュータ1がチ
ェックアウトしたコンテンツを、ポータブルデバイス5
−2または5−3に消去させて(または、使用できなく
させて)、消去させたコンテンツに対応する権利情報の
データを更新する。
【0031】パーソナルコンピュータ1は、図示せぬ他
のパーソナルコンピュータがポータブルデバイス5−1
にチェックアウトしたコンテンツをチェックインできな
い。同様に、パーソナルコンピュータ1は、他のパーソ
ナルコンピュータがポータブルデバイス5−2または5
−3にチェックアウトしたコンテンツをチェックインで
きない。すなわち、チェックインできる機器は一意に決
められる。
【0032】EMDサーバ3は、パーソナルコンピュータ
1の要求に対応して、ネットワーク2を介して、コンテ
ンツに関連するデータ(例えば、曲名、または再生制限
など)および権利情報とともに、パーソナルコンピュー
タ1にコンテンツを供給する。EMDサーバ3はまた、パ
ーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネットワー
ク2を介して、付加情報のみをパーソナルコンピュータ
1に供給する。
【0033】EMDサーバ3が供給するコンテンツは、所
定の符号化の方式で符号化されているとともに、所定の
暗号化の方式で暗号化されている。EMDサーバ3は、コ
ンテンツを復号するための鍵をパーソナルコンピュータ
1に供給する。
【0034】WWW(World Wide Web)サーバ4は、パー
ソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネットワーク
2を介して、コンテンツを読み取ったCDに対応するデー
タ(例えば、CDのアルバム名、またはCDの販売会社な
ど)、およびCDから読み取ったコンテンツに対応するデ
ータ(例えば、曲名、または作曲者名など)をパーソナ
ルコンピュータ1に供給する。WWWサーバ4はまた、パ
ーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネットワー
ク2を介して、付加情報のみをパーソナルコンピュータ
1に供給する。
【0035】ポータブルデバイス5−1は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツ(すなわち、
チェックアウトされたコンテンツもしくはムーブアウト
されたコンテンツ)を、コンテンツに関連するデータ
(例えば、曲名、または権利情報など)とともに記憶す
る。ポータブルデバイス5−1は、コンテンツに関連す
るデータに基づいて、記憶しているコンテンツを再生
し、図示せぬヘッドフォンなどに出力する。
【0036】例えば、コンテンツに関連するデータとし
て記憶されている、権利情報に記述されている再生回数
を超えて再生しようとしたとき、ポータブルデバイス5
−1は、対応するコンテンツの再生を停止する。また例
えば、コンテンツに関連するデータとして記憶されてい
る権利情報に記述されている、再生期限を過ぎた後に再
生しようとしたとき、ポータブルデバイス5−1は、対
応するコンテンツの再生を停止する。
【0037】使用者は、コンテンツを記憶したポータブ
ルデバイス5−1をパーソナルコンピュータ1から取り
外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再生させ
て、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォンなど
で聴くことができる。
【0038】ポータブルデバイス5−1と同様に、ポー
タブルデバイス5−2または5−3は、パーソナルコン
ピュータ1から供給されたコンテンツを、コンテンツに
関連するデータとともに記憶する。ポータブルデバイス
5−2または5−3は、コンテンツに関連するデータに
基づいて、記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬ
ヘッドフォンなどに出力する。使用者は、コンテンツを
記憶したポータブルデバイス5−2または5−3をパー
ソナルコンピュータ1から取り外して、持ち歩き、記憶
しているコンテンツを再生させて、コンテンツに対応す
る音楽などをヘッドフォンなどで聴くことができる。
【0039】メモリカード9−1は、販売店の店頭など
に設けられた端末装置6に挿入され、使用者が端末装置
6を操作することによって購入したコンテンツを、対応
する権利情報や付加情報などのデータとともに記憶す
る。すなわち、端末装置6は、EMDサーバ3より配信さ
れるコンテンツ、コンテンツに関連する権利情報や付加
情報を含むデータなどを受信し、挿入されているメモリ
カード9−1に記憶させる。メモリカード9−1に記憶
された所定のコンテンツは、権利情報のデータの基に、
インポート(すなわち、1回のみの移動)が許可され
る。
【0040】コンテンツを記憶したメモリカード9−1
は、パーソナルコンピュータ1のスロットに装着され
る。パーソナルコンピュータ1は、装着されたメモリカ
ード9−1に記憶されているコンテンツをインポート
(ムーブイン)する。パーソナルコンピュータ1は、イ
ンポートされたコンテンツに対応する、チェックアウト
またはチェックインのみを許可する権利情報のデータを
生成して、生成した権利情報のデータを記憶する。パー
ソナルコンピュータ1にインポートされたコンテンツ
は、権利情報の基に、ポータブルデバイス5−1乃至5
−3へのチェックアウトが許可されるか、もしくはポー
タブルデバイス5−1乃至5−3からチェックインが許
可される。
【0041】メモリカード9−2は、携帯電話機7に挿
入され、使用者が携帯電話機7を操作することによって
購入したコンテンツ(例えば、携帯電話回線を介して、
ダウンロードされたコンテンツ)を、対応する権利情報
のデータとともに記憶する。メモリカード9−2に記憶
された所定のコンテンツは、権利情報のデータの基に、
インポートが許可される。
【0042】コンテンツを記憶したメモリカード9−2
は、パーソナルコンピュータ1のスロットに装着され
る。パーソナルコンピュータ1は、装着されたメモリカ
ード9−2に記憶されているコンテンツをインポートす
る。パーソナルコンピュータ1は、インポートされたコ
ンテンツに対応する、チェックアウトまたはチェックイ
ンのみを許可する権利情報のデータを生成して、生成し
た権利情報のデータを記憶する。
【0043】メモリカード9−3は、PDA(Personal Di
gital Assistant)8に挿入され、使用者がPDA8を操作
することによって、例えば、EMDサーバ3からネットワ
ーク2を介して購入したコンテンツを、対応する権利情
報のデータとともに記憶する。メモリカード9−3に記
憶された所定のコンテンツは、権利情報のデータの基
に、インポートが許可される。
【0044】コンテンツを記憶したメモリカード9−3
は、パーソナルコンピュータ1のスロットに装着され
る。パーソナルコンピュータ1は、装着されたメモリカ
ード9−3に記憶されているコンテンツをインポートす
る。パーソナルコンピュータ1は、インポートされたコ
ンテンツに対応する、チェックアウトまたはチェックイ
ンのみを許可する権利情報のデータを生成して、生成し
た権利情報のデータを記憶する。
【0045】メモリカード9−4は、録音機能付きポー
タブルデバイス5−4(以下、適宜、ポータブルデバイ
ス5−4と称する)に挿入され、使用者がポータブルデ
バイス5−4を操作することによって録音したコンテン
ツを、対応して生成した権利情報のデータとともに記憶
する。メモリカード9−4に記憶されたコンテンツは、
権利情報のデータの基に、インポートが許可される。
【0046】コンテンツを記憶したメモリカード9−4
は、パーソナルコンピュータ1のスロットに装着され
る。パーソナルコンピュータ1は、装着されたメモリカ
ード9−4に記憶されているコンテンツをインポートす
る。パーソナルコンピュータ1は、インポートされたコ
ンテンツに対応する、チェックアウトまたはチェックイ
ンのみを許可する権利情報のデータを生成して、生成し
た権利情報のデータを記憶する。
【0047】以下、ポータブルデバイス5−1乃至5−
4を個々に区別する必要がないとき、単に、ポータブル
デバイス5と称する。以下、メモリカード9−1乃至9
−4を個々に区別する必要がないとき、単に、メモリー
カード9と称する。
【0048】図2は、パーソナルコンピュータ1の構成
例を示すブロック図である。
【0049】CPU(Central Processing Unit)11は、
後述する機能を実現するための各種アプリケーションプ
ログラム(例えば、いわゆるジュークボックスと呼ばれ
るアプリケーションプログラム)や、OS(Operating Sy
stem)を実際に実行する。ROM(Read Only Memory)12
は、一般的には、CPU11が使用するプログラムや演算
用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納す
る。RAM(Random Access Memory)13は、CPU11の実
行において使用するプログラムや、その実行において適
宜変化するパラメータを格納する。CPU11乃至RAM13
は、CPUバスなどから構成されるホストバス14により
相互に接続されている。
【0050】ホストバス14は、ブリッジ15を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interfac
e)バスなどの外部バス16に接続されている。
【0051】キーボード18は、CPU11に各種の指令
を入力するとき、使用者により操作される。マウス19
は、ディスプレイ20の画面上のポイントの指示や選択
を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ2
0は、LCD(Liquid CrystalDisplay)またはCRT(Catho
de Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイ
メージで表示する。HDD(Hard Disk Drive)21は、ハ
ードディスクを駆動し、それらにCPU11によって実行
するプログラムや情報を記録または再生させる。
【0052】ドライブ22は、装着されている磁気ディ
スク41、光ディスク42(CDを含む)、光磁気ディス
ク43、もしくは半導体メモリ44に記録されているデ
ータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたは
プログラムを、インターフェース17、外部バス16、
ブリッジ15、およびホストバス14を介して接続され
ているRAM13に供給する。
【0053】USBポート23−1には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス5−1が接続される。USBポ
ート23−1は、CPU11、RAM13、またはHDD21か
ら、ホストバス14、ブリッジ15、外部バス16、イ
ンターフェース17を介して供給されたデータ(例え
ば、コンテンツまたはポータブルデバイス5−1のコマ
ンドなどを含む)をポータブルデバイス5−1に出力し
たり、ポータブルデバイス5−1に記憶されているデー
タを、インターフェース17乃至ホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11またはRAM13に供給する。
【0054】USBポート23−2には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス5−2が接続され、USBポー
ト23−3には、USBケーブルを介して、ポータブルデ
バイス5−3が接続される。USBポート23−2または
23−3は、USBポート23−1と同様に、CPU11、RA
M13、またはHDD21から供給されたデータ(例えば、
コンテンツまたはポータブルデバイス5−2または5−
3のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス5−2
または5−3にそれぞれ出力したり、ポータブルデバイ
ス5−2または5−3に記憶されているデータを、HDD
21、CPU11またはRAM13にそれぞれ供給する。
【0055】スピーカ24は、インタフェース17から
供給された音声信号を基に、コンテンツに対応する所定
の音声を出力する。
【0056】これらのキーボード18乃至スピーカ24
は、インターフェース17に接続されており、インター
フェース17は、外部バス16、ブリッジ15、および
ホストバス14を介してCPU11に接続されている。
【0057】通信部25は、ネットワーク2が接続さ
れ、CPU11、またはHDD21から供給されたデータ(例
えば、コンテンツの送信要求など)を、所定の方式のパ
ケットに格納して、ネットワーク2を介して、送信する
とともに、ネットワーク2を介して、受信したパケット
に格納されているデータ(例えば、コンテンツなど)を
CPU11、RAM13、またはHDD21に出力する。
【0058】メモリカードインターフェース26は、パ
ーソナルコンピュータ1のスロットに装着されたメモリ
カード9から、メモリカード9に記憶されているコンテ
ンツおよび対応する権利情報のデータを読み出して、CP
U11、RAM13、またはHDD21に供給するとともに、C
PU11、RAM13、またはHDD21から供給されたデータ
をメモリカード9に記憶させる。
【0059】通信部25およびメモリカードインターフ
ェース26は、外部バス16、ブリッジ15、およびホ
ストバス14を介してCPU11に接続されている。
【0060】以下、USBポート23−1乃至23−3を
個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート23
と称する。
【0061】図3は、CPU11がコンテンツ管理プログ
ラムを実行することにより実現されるパーソナルコンピ
ュータ1の機能を示すブロック図である。
【0062】GUI(Graphical User Interface)部61
は、使用者によるキーボード18またはマウス19の操
作に対応して、曲管理部64に、使用者が所望するコン
テンツに対応する曲名またはコンテンツが格納されてい
るファイルのファイル名などを供給するとともに、デー
タベース67へのコンテンツに対応するデータの登録を
要求する。
【0063】GUI部61は、曲管理部64を介して、デ
ータベース67からコンテンツに対応するデータ、例え
ば、曲ID、曲名、またはアーティスト名、さらにコンテ
ンツの付加情報などのデータ、および権利情報格納部6
5から曲名または権利情報などのデータを取得して、曲
ID、曲名、またはアーティスト名などのテキスト、およ
び権利情報に対応するアイコンをディスプレイ20に表
示させる。GUI部61はまた、使用者の要求に応じて、
コンテンツの付加情報をディスプレイ20に表示させ
る。
【0064】GUI部61は、使用者の操作によりコンテ
ンツの再生が要求されたとき、再生が要求されたコンテ
ンツに対応する曲IDをコンテンツ管理処理部62に供給
するとともに、コンテンツの再生をコンテンツ管理処理
部62に要求する。
【0065】GUI部61は、使用者の操作によりコンテ
ンツの転送(チェックアウト、コピー、または移動な
ど)が要求されたとき、転送が要求されたコンテンツに
対応する曲IDを転送処理部63に供給するとともに、コ
ンテンツの転送を転送処理部63に要求する。
【0066】GUI部61は、使用者の操作によりコンテ
ンツのインポートが要求されたとき、インポートが要求
されたコンテンツに対応するメディアコンテンツIDを転
送処理部63に供給するとともに、コンテンツのインポ
ートを転送処理部63に要求する。
【0067】GUI部61は、転送処理部63からポータ
ブルデバイス5−1乃至5−3、またはメモリカード9
に格納されているコンテンツに対応するデータ、例え
ば、メディアコンテンツID、曲名、またはアーティスト
名、さらに権利情報などのデータを取得して、曲名、ま
たはアーティスト名などのテキストデータ、および権利
情報のデータに対応するアイコンをディスプレイ20に
表示させる。
【0068】コンテンツ管理処理部62は、GUI部61
からコンテンツの再生が要求されたとき、曲管理部64
に、再生が要求されたコンテンツに対応する曲IDを供給
するとともに、コンテンツに対応するファイル名を要求
する。コンテンツ管理処理部62は、曲管理部64から
ファイル名を取得したとき、曲ファイル格納部68−1
または68−2から、データベース67、ファイル検索
部66、および曲管理部64を介して、コンテンツを取
得する。
【0069】コンテンツ管理処理部62は、取得したコ
ンテンツをPC(Protected Content)プラグイン73−
1または73−2に供給する。
【0070】PCプラグイン73−1または73−2は、
コンテンツ管理処理部62から暗号化されていないコン
テンツが供給されたとき、符号化されているコンテンツ
を復号して、音声データを音声出力部74−1または7
4−2にそれぞれ供給する。PCプラグイン73−1また
は73−2は、コンテンツ管理処理部62から暗号化さ
れているコンテンツが供給されたとき、暗号化されてい
るコンテンツを平文に復号するとともに、符号化されて
いるコンテンツを復号して、音声データを音声出力部7
4−1または74−2にそれぞれ供給する。音声出力部
74−1または74−2は、音声データを基に、音声信
号を生成して、スピーカ24に音声をそれぞれ出力させ
る。
【0071】また、PCプラグイン73−1または73−
2は、コンテンツ管理処理部62からコンテンツが供給
されたとき、そのコンテンツとともに供給される最適化
先ファイルタイプを受け取り、コンテンツの最適化を行
う。コンテンツの最適化としては、例えば、データ変換
処理、権利情報の変換処理、もしくは、所定の方式のウ
ォータマークの検出処理などが行われる。
【0072】使用者は、PCプラグインをパーソナルコン
ピュータ1に更に追加インストールすることができる。
【0073】以下、PCプラグイン73−1またはPCプラ
グイン73−2を個々に区別する必要がないとき、単
に、PCプラグイン73と称する。
【0074】転送処理部63は、GUI部61からコンテ
ンツの転送が要求されたとき、転送が要求されたコンテ
ンツに対応する曲IDを曲管理部64に供給するととも
に、コンテンツに対応するファイル名を要求する。転送
処理部63は、曲管理部64からファイル名を取得した
とき、曲ファイル格納部68−1または68−2から、
データベース67、ファイル検索部66、および曲管理
部64を介して、ファイル名に対応するコンテンツを取
得する。転送処理部63は、取得したコンテンツをPDプ
ラグイン75−1乃至75−3にそれぞれ供給する。転
送処理部63はまた、必要に応じて、コンテンツに対応
する付加情報のデータをPDプラグイン75−1乃至75
−3にそれぞれ供給する。
【0075】転送処理部63は、GUI部61からコンテ
ンツのインポートが要求されたとき、インポートが要求
されたコンテンツに対応するメディアコンテンツIDをメ
モリカードプラグイン79に供給するとともに、メディ
アコンテンツIDに対応するコンテンツのインポートを要
求する。転送処理部63は、メモリカードプラグイン7
9から、インポートされるコンテンツを、対応する権利
情報のデータもしくは付加情報のデータとともに取得す
る。転送処理部63は、インポートされるコンテンツ
を、権利情報のデータもしくは付加情報のデータととも
に曲管理部64に供給する。
【0076】転送処理部63は、GUI部61からコンテ
ンツのパーソナルコンピュータ1への移動(ムーブイ
ン)が要求されたとき、移動が要求されたコンテンツに
対応するメディアコンテンツIDをメモリカードプラグイ
ン79に供給するとともに、メディアコンテンツIDに対
応するコンテンツの移動を要求する。転送処理部63
は、メモリカードプラグイン79から、移動されるコン
テンツを、対応する権利情報のデータもしくは付加情報
のデータとともに取得する。転送処理部63は、移動さ
れるコンテンツを、権利情報のデータもしくは付加情報
のデータとともに曲管理部64に供給する。
【0077】PDプラグイン75−1は、ポータブルデバ
イス5−1にコンテンツを転送するとき、ポータブルデ
バイス5−1と相互認証する。相互認証されなかったと
き、PDプラグイン75−1は、ポータブルデバイス5−
1にコンテンツを転送しない。
【0078】PDプラグイン75−1は、転送処理部63
から暗号化されているコンテンツが供給されたとき、コ
ンテンツに関連するデータとともにコンテンツをポータ
ブルデバイス5−1にそれぞれ供給する。PDプラグイン
75−1は、転送処理部63から暗号化されていないコ
ンテンツが供給されたとき、コンテンツを暗号化して、
コンテンツに関連するデータとともに暗号化されたコン
テンツをポータブルデバイス5−1にそれぞれ供給す
る。
【0079】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス5−1がパーソナルコンピュータ1に接続されたと
き、実行されるようにしてもよい。
【0080】PDプラグイン75−2または75−3は、
PDプラグイン75−1と同様に、ポータブルデバイス5
−2または5−3にコンテンツを転送するとき、ポータ
ブルデバイス5−2または5−3とそれぞれ相互認証す
る。相互認証されなかったとき、PDプラグイン75−2
または75−3は、ポータブルデバイス5−2または5
−3にコンテンツをそれぞれ転送しない。
【0081】PDプラグイン75−2または75−3は、
転送処理部63から暗号化されているコンテンツが供給
されたとき、コンテンツに関連するデータとともにコン
テンツをポータブルデバイス5−2または5−3にそれ
ぞれ供給する。PDプラグイン75−2または75−3
は、転送処理部63から暗号化されていないコンテンツ
が供給されたとき、コンテンツを暗号化して、コンテン
ツに関連するデータとともに暗号化されたコンテンツを
ポータブルデバイス5−2または5−3にそれぞれ供給
する。
【0082】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス5−2または5−3がパーソナルコンピュータ1に
接続されたとき、それぞれ実行されるようにしてもよ
い。
【0083】使用者は、PDプラグインをパーソナルコン
ピュータ1に更に追加インストールすることができる。
【0084】以下、PDプラグイン75−1乃至75−3
を個々に区別する必要がないとき、単に、PDプラグイン
75と称する。
【0085】メモリカードプラグイン79は、転送処理
部63からコンテンツのインポートが要求されたとき、
メモリカード9からメディアコンテンツIDに対応するコ
ンテンツを、対応する権利情報のデータもしくは付加情
報のデータとともに読み出す。メモリカードプラグイン
79は、読み出したコンテンツを、権利情報のデータも
しくは付加情報のデータとともに転送処理部63に供給
する。
【0086】メモリカードプラグイン79は、転送処理
部63からコンテンツの移動が要求されたとき、メモリ
カード9からメディアコンテンツIDに対応するコンテン
ツを、対応する権利情報のデータもしくは付加情報のデ
ータとともに読み出す。メモリカードプラグイン79
は、読み出したコンテンツを、権利情報のデータもしく
は付加情報のデータとともに転送処理部63に供給す
る。
【0087】曲管理部64は、ファイル検索部66を介
してデータベース67に、コンテンツに対応する曲名、
コンテンツに対応するファイル名などのデータを記録さ
せるとともに、データベース67から、曲名またはファ
イル名などを読み出す。曲管理部64は、GUI部61か
ら曲名またはファイル名を受信したとき、データベース
67にレコードを追加させ、レコードのアイテムとし
て、曲名またはファイル名を記録させる。
【0088】曲管理部64は、転送処理部63から、イ
ンポートされるコンテンツとともに権利情報のデータも
しくは付加情報のデータが供給されたとき、ファイル検
索部66を介してデータベース67に、コンテンツに対
応する曲名、コンテンツに対応するファイル名などのデ
ータを記録させるとともに、コンテンツおよび付加情報
のデータを曲ファイル格納部68−1または68−2に
記録させる。曲管理部64は、インポートされるコンテ
ンツに対応して供給された権利情報を基に、新たに権利
情報のデータを生成して、権利情報格納部65に記録さ
せる。このとき、曲管理部64に生成される権利情報の
データは、チェックインまたはチェックアウトのみを許
可する旨を記録する。
【0089】曲管理部64は、転送処理部63から、移
動されるコンテンツとともに権利情報のデータもしくは
付加情報のデータが供給されたとき、ファイル検索部6
6を介してデータベース67に、コンテンツに対応する
曲名、コンテンツに対応するファイル名などのデータを
記録させるとともに、コンテンツおよび付加情報のデー
タを曲ファイル格納部68−1または68−2に記録さ
せる。曲管理部64は、インポートされるコンテンツに
対応して供給された権利情報のデータを権利情報格納部
65に記録させる。
【0090】曲管理部64は、GUI部61からの要求に
対応して、データベース67に記録されている全ての曲
名および曲IDなどを読み出して、GUI部61に供給す
る。
【0091】曲管理部64は、コンテンツ管理処理部6
2から曲IDが供給されたとき、曲IDに対応するファイル
名をデータベース67から読み出して、読み出したファ
イル名をコンテンツ管理処理部62に供給する。曲管理
部64は、転送処理部63から曲IDが供給されたとき、
曲IDに対応するファイル名をデータベース67から読み
出して、読み出したファイル名を転送処理部63に供給
する。
【0092】ファイル検索部66は、曲管理部64の要
求に対応して、データベース67から取得したファイル
名を基に、曲ファイル格納部68−1または68−2か
らファイル名に対応する曲ファイル69(コンテンツが
格納されている)を検索する。ファイル検索部66は、
曲ファイル格納部68−1または68−2から読み出し
た曲ファイル69を曲管理部64に供給するか、または
曲ファイル69のファイル名を変更して、ファイル名を
変更した曲ファイル69を曲管理部64に供給する。
【0093】曲管理部64は、ファイル検索部66から
供給された、コンテンツが格納されている曲ファイル6
9をコンテンツ管理処理部62または転送処理部63に
供給する。
【0094】権利情報格納部65は、SDMI(Secure Dig
ital Music Initiative)に規定されている規格に準拠
するファイルに対応する権利情報を、例えば、HDD21
に格納し、管理する。権利情報格納部65は、曲管理部
64から曲IDを受信したとき、曲IDに対応する1つの権
利情報を検索して、検索された権利情報を曲管理部64
に供給する。
【0095】図4は、権利情報格納部65に格納されて
いる権利情報の例を示す図である。同図に示されるよう
に、権利情報格納部65は、例えば、コンテンツID、残
り再生回数、残りチェックアウト回数、再生開始日時、
もしくは再生終了日時などを格納する。権利情報格納部
65に格納されている権利情報は、曲ファイル格納部6
8−1または68−2に格納されている1つのファイル
に対応している。
【0096】曲ファイル格納部68−1または68−2
に格納されているファイルは、例えば、ヘッダおよび楽
音データであるコンテンツから構成される。
【0097】図3の説明に戻る。データベース67は、
HDD21に格納されており、コンテンツに関するデー
タ、例えば、曲のID、曲名、ファイル名、またはその他
の属性などを記録する。
【0098】図5は、データベース67が記録するデー
タの例を示す図である。同図に示されるように、データ
ベース67は、例えば、曲ID、曲名、アーティスト名、
曲ファイル名の格納場所、PD用付加情報の格納場所、PC
用付加情報の格納場所、およびPC編集用付加情報の格納
場所などを記録する。なお、付加情報のうち、頻繁に使
用される曲名やアーティスト名などは、その値をデータ
ベース67に格納しておき、迅速に取り出せるようにし
てもよい。
【0099】曲IDは、パーソナルコンピュータ1の記録
媒体、例えば、HDD21内で、1つの曲に一意に対応
し、曲毎に固有の値を有する識別子である。曲名は、曲
の名前を示す。アーティスト名は、曲の歌手、作詞者、
または作曲者などを示す。
【0100】曲ファイル名の格納場所は、曲ファイル6
9の格納場所を示すパスであり、PD用付加情報の格納場
所は、PD用付加情報72の格納場所を示すパスであり、
PC用付加情報の格納場所は、PC用付加情報70の格納場
所を示すパスであり、PC編集用付加情報の格納場所は、
PC編集用付加情報71の格納場所を示すパスである。
【0101】図5に示す例の場合、1である曲IDに対応
して、曲名が「Song-A」であり、アーティスト名が「4
hero」であり、曲ファイル名の格納場所が「C:\Root\So
ng-A\track.omg」であり、PD用付加情報の格納場所が
「C:\Root\Song-A\msainf.msf」であり、PC用付加情報
の格納場所が「C:\Root\Song-A\PKG00001」であり、PC
編集用付加情報の格納場所が「C:\Root\Song-A\PKG0000
11-edit」であるデータが記録されている。
【0102】また、図5に示す例の場合、2である曲ID
に対応して、曲名が「Song-B」であり、アーティスト名
が「4 hero」であり、曲ファイル名の格納場所が「C:\R
oot\Song-B\track.omg」であり、PD用付加情報の格納場
所が「C:\Root\Song-B\msainf.msf」であり、PC用付加
情報の格納場所が「C:\Root\Song-B\PKG00001」であ
り、PC編集用付加情報の格納場所が「C:\Root\Song-B\P
KG000011-edit」であるデータが記録されている。
【0103】さらにまた、図5に示す例の場合、3であ
る曲IDに対応して、曲名が「Song-C」であり、アーティ
スト名が「Unknown」であり、曲ファイル名の格納場所
が「C:\Root\Song-B\track.omg」であり、PD用付加情報
の格納場所が「C:\Root\Song-C\msainf.msf」であり、P
C用付加情報の格納場所が「C:\Root\Song-C\PKG00001」
であり、PC編集用付加情報の格納場所が「C:\Root\Song
-C\PKG000011-edit」であるデータが記録されている。
【0104】再び、図3の説明に戻る。曲ファイル格納
部68−1は、例えば、HDD21またはリムーバブルデ
ィスク装置などの図示せぬ外部記憶装置で構成され、曲
ファイル69、PC用付加情報70、PC編集用付加情報7
1、およびPD用付加情報72などのファイルを格納す
る。
【0105】曲ファイル69は、曲の楽音データ(いわ
ゆるコンテンツ)を含むファイルである。曲ファイル6
9には、楽音データの他、ヘッダや付加情報のパス(付
加情報の格納場所を示す情報)などが含まれている。
【0106】PC用付加情報70は、パーソナルコンピュ
ータ1によって管理される、曲に関する付加情報であ
る。従って、PC用付加情報70は、パーソナルコンピュ
ータ1が読み込みやすいように最適化された、拡張性の
高いフォーマット(例えば、XML(Extensible Markup L
anguage)言語)で記述されている。このPC用付加情報
70は、読み取り専用であり、変更されることはない。
【0107】ムーブイン時、転送処理部63は、ポータ
ブルデバイス5からPDプラグイン75を介してコンテン
ツが供給されたとき、ポータブルデバイス5に記録され
ているPC用付加情報を読み取り、それを曲管理部64に
供給し、曲ファイル格納部68−1に格納(記録)させ
る。以下、ポータブルデバイス5から読み取られるPC用
付加情報は、曲ファイル格納部68−1に格納されるPC
用付加情報70と区別するために、PC用付加情報77と
記載する。
【0108】また、ムーブアウト時、転送処理部63
は、GUI部61から供給された曲IDに基づいて、曲管理
部64に、曲ファイル格納部68−1に格納されている
PC用付加情報70を読み出させ、それを、PDプラグイン
75を介してポータブルデバイス5に転送する。
【0109】PC編集用付加情報71は、パーソナルコン
ピュータ1によって管理される、曲に関する付加情報で
ある。従って、PC編集用付加情報71は、パーソナルコ
ンピュータ1が読み込みやすいように最適化された、拡
張性の高いフォーマット(例えば、XML言語)で記述さ
れている。このPC編集用付加情報71は、読み書き可能
であり、適宜、使用者によって変更される。
【0110】ムーブイン時、転送処理部63は、ポータ
ブルデバイス5からPDプラグイン75を介してコンテン
ツが供給されたとき、ポータブルデバイス5に記録され
ているPC用付加情報77を読み取り、それをバックアッ
プコピー(複写)してPC編集用付加情報71を作成す
る。転送処理部63は、作成されたPC編集用付加情報7
1を曲管理部64に供給し、曲ファイル格納部68−1
に格納させる。
【0111】また、ムーブアウト時、転送処理部63
は、GUI部61から供給された曲IDに基づいて、曲管理
部64に、曲ファイル格納部68−1に格納されている
PC編集用付加情報71を読み出させ、それを破棄(削
除)させる。
【0112】さらにまた、チェックアウト時、転送処理
部63は、GUI部61から供給された曲IDに基づいて、
曲管理部64に、曲ファイル格納部68−1に格納され
ているPC編集用付加情報71を読み出させ、それを、PD
プラグイン75を介してポータブルデバイス5に転送す
る。
【0113】PD用付加情報72は、ポータブルデバイス
5によって管理される、曲に関する付加情報でり、曲フ
ァイル格納部68−1にそのまま格納される。
【0114】ムーブイン時、転送処理部63は、ポータ
ブルデバイス5からPDプラグイン75を介してコンテン
ツが供給されたとき、ポータブルデバイス5に記録され
ているPD用付加情報を読み取り、それを曲管理部64に
供給し、曲ファイル格納部68−1に格納(記録)させ
る。以下、ポータブルデバイス5から読み取られるPD用
付加情報は、曲ファイル格納部68−1に格納されるPD
用付加情報72と区別するために、PD用付加情報78と
記載する。
【0115】また、ムーブアウト時、転送処理部63
は、GUI部61から供給された曲IDに基づいて、曲管理
部64に、曲ファイル格納部68−1に格納されている
PD用付加情報72を読み出させ、それを、PDプラグイン
75を介してポータブルデバイス5に転送する。
【0116】曲ファイル格納部68−1に記録されてい
るコンテンツには、権利情報を有するものと、権利情報
を有しないものがある。曲ファイル格納部68−1は、
1つの曲に対応する、1以上のファイルを格納すること
ができる。曲ファイル格納部68−1は、例えば、1つ
のドライブレターに対応する。曲ファイル格納部68−
1に対応するドライブレターが、変更される場合があ
る。
【0117】曲ファイル格納部68−2は、曲ファイル
格納部68−1と同様の構成であるため、その説明は省
略する。
【0118】以下、曲ファイル格納部68−1または6
8−2を個々に区別する必要がないとき、単に、曲ファ
イル格納部68と称する。
【0119】図6は、曲ファイル格納部68のデータ構
造を説明する図である。同図に示されるように、曲ファ
イル格納部68は、例えば、「C:\Root」を名称に持つ
ディレクトリで構成され、その下位の階層には、例え
ば、曲Aを格納する、「Song-A」を名称に持つディレク
トリと、曲Bを格納する、「Song-B」を名称に持つディ
レクトリが存在する。なお、「C:\Root」、「Song-A」
もしくは「Song-B」に続いて「¥」がある場合には、そ
のディレクトリに下位の階層があることを示す。
【0120】「Song-A」を名称に持つディレクトリに
は、「track.omg」と名前が付された曲ファイル、「msa
inf.msf」と名前が付されたPD用付加情報72、「PKG00
001」を名称に持つディレクトリ、および「PKG00001-ed
it」を名称に持つディレクトリが格納されている。
【0121】「track.omg」と名前が付された曲ファイ
ルは、ヘッダ、曲データ、および付加情報パスで構成さ
れている。ここで、付加情報パスとは、PC用付加情報7
0の格納場所を相対パスで示している。すなわち、「tr
ack.omg」と名前が付された曲ファイルは、付加情報パ
スによって、「PKG00001」を名称に持つディレクトリに
リンクされている。
【0122】「PKG00001」を名称に持つディレクトリの
下位の階層には、「package.xml」と名前が付されたPC
編集用付加情報71の記述ファイル、「Image.jpg」と
名前が付された画像ファイル、「Lyrics.txt」と名前が
付された歌詞ファイルが格納されている。
【0123】「package.xml」と名前が付されたPC編集
用付加情報71の記述ファイルには、タイトル、アーテ
ィスト名、ジャンル名、画像パス、歌詞パス、およびそ
の他の情報などが記述されている。ここで、画像パスと
は、「Image.jpg」と名前が付された画像ファイルの格
納場所を示しており、歌詞パスとは、「Lyrics.txt」と
名前が付された歌詞ファイルの格納場所を示している。
「Image.jpg」と名前が付された画像ファイルは、ジャ
ケットなどの画像データであり、「Lyrics.txt」と名前
が付された歌詞ファイルは、その曲の歌詞(テキスト)
である。
【0124】再び、図3の説明に戻る。ポータブルデバ
イス5−1には、曲ファイル76、PC用付加情報77、
およびPD用付加情報78が記録されている。
【0125】曲ファイル76は、曲の楽音データを含む
ファイルである。曲ファイル76には、楽音データの
他、ヘッダや付加情報のパスなどが含まれている。
【0126】PC用付加情報77は、パーソナルコンピュ
ータ1によって管理される、曲に関する付加情報であ
り、ポータブルデバイス5にそのまま記録される。
【0127】PD用付加情報78は、ポータブルデバイス
5−1によって管理される、曲に関する付加情報であ
る。従って、PD用付加情報78は、ポータブルデバイス
5−1が読み込みやすいように単純なフォーマットで記
述されている。
【0128】チェックイン時、転送処理部63は、GUI
部61から供給された曲IDに基づいて、ポータブルデバ
イス5に記録されているPD用付加情報78を、PDプラグ
イン78を介して読み出し、それを破棄(削除)する。
なお、転送処理部63は、読み出したPD用付加情報78
を曲管理部64に供給し、曲格納部68−1に格納され
ているPD用付加情報72に上書きさせるようにしてもよ
い。
【0129】ポータブルデバイス5−2および5−3に
は、ポータブルデバイス5−1と同様に、曲ファイル7
6、PC用付加情報77、およびPD用付加情報78が記録
されている。
【0130】図7は、ポータブルデバイス5のデータ構
造を説明する図である。同図に示されるように、ポータ
ブルデバイス5は、例えば、曲ファイルを管理する、
「HIFI」を名称に持つディレクトリ、および、PC用付加
情報77を格納する、「PACKAGES」を名称に持つディレ
クトリが存在する。なお、「HIFI」もしくは「PACKAGE
S」に続いて「¥」がある場合には、そのディレクトリ
に下位の階層があることを示す。
【0131】「HIFI」のディレクトリには、「PBLIST.M
SF」と名前が付された曲ファイル76の管理情報、「A3
D00001.MSA」と名前が付された曲Aの曲ファイル、およ
び「A3D00002.MSA」と名前が付された曲Bの曲ファイル
が格納されている。
【0132】「A3D00001.MSA」と名前が付された曲ファ
イルは、ヘッダ、PD用付加情報78、付加情報パス、お
よび曲データ(曲A)で構成されており、「A3D00002.M
SA」と名前が付された曲ファイルも同様に、ヘッダ、PD
用付加情報78、付加情報パス、および曲データ(曲
B)で構成される。ここで、付加情報パスとは、PC用付
加情報77の格納場所を絶対パスで示している。すなわ
ち、「A3D00001.MSA」と名前が付された曲ファイルは、
付加情報パスによって、「PACKAGES」を名称に持つディ
レクトリの下位の階層の「PKG00001」を名称に持つディ
レクトリにリンクされている。
【0133】「PACKAGES」を名称に持つディレクトリの
下位の階層には、「PKG00001」を名称に持つ曲AのPC用
付加情報を格納するディレクトリ、および、「PKG0000
2」を名称に持つ曲BのPC用付加情報を格納するディレ
クトリが存在する。
【0134】「PKG00001」のディレクトリには、「pack
age.xml」と名前が付されたPC用付加情報77の記述フ
ァイル、「Image.jpg」と名前が付された画像ファイ
ル、「Lyrics.txt」と名前が付された歌詞ファイルが格
納されている。
【0135】「package.xml」と名前が付されたPC用付
加情報77の記述ファイルには、タイトル、アーティス
ト名、ジャンル名、画像パス、歌詞パス、およびその他
の情報などが記述されている。ここで、画像パスとは、
「Image.jpg」と名前が付された画像ファイルの格納場
所を示しており、歌詞パスとは、「Lyrics.txt」と名前
が付された歌詞ファイルの格納場所を示している。「Im
age.jpg」と名前が付された画像ファイルは、ジャケッ
トなどの画像データであり、「Image.jpg」と名前が付
された歌詞ファイルは、その曲の歌詞(テキスト)であ
る。
【0136】次に、図8を参照して、コンテンツのイン
ポートについて説明する。
【0137】メモリカード9−1は、EMDサーバ3、端
末装置6、または録音機能付きポータブルデバイス5−
4から記憶された、インポート(1回のみの移動)が許
可されているコンテンツを記憶する。
【0138】インポートが許可されているコンテンツが
メモリカード9−1から、パーソナルコンピュータ1に
インポートされたとき、パーソナルコンピュータ1にイ
ンポートされたコンテンツについて、例えば、ポータブ
ルデバイス5−1にチェックアウトし、チエックアウト
した後、ポータブルデバイス5−1からチェックインす
ることが許可される。しかし、パーソナルコンピュータ
1にインポートされたコンテンツについて、メモリカー
ド9−2への移動は許可されない。勿論、他のメモリカ
ード9への移動も許可されない。すなわち、メモリカー
ド9−1に記憶されているコンテンツは、1回のみの移
動が許可されており、メモリカード9−1からパーソナ
ルコンピュータ1にインポート(1回移動)されると、
それ以降、チェックインもしくはチェックアウトするこ
としか許可されない。
【0139】次に、図9を参照して、コンテンツの移動
について説明する。
【0140】メモリカード9−1は、EMDサーバ3、端
末装置6、または録音機能付きポータブルデバイス5−
4から記憶された、移動が許可されているコンテンツを
記憶する。なお、1回のみの移動(すなわちインポー
ト)が許可されているコンテンツについては図4を用い
て上述したので、ここでは、2回以上の移動が許可され
ているコンテンツについて説明する。
【0141】2回以上の移動が許可されているコンテン
ツがメモリカード9−1から、パーソナルコンピュータ
1に移動されたとき、パーソナルコンピュータ1に移動
されたコンテンツについて、例えば、ポータブルデバイ
ス5−1にチェックアウトし、チエックアウトした後、
ポータブルデバイス5−1からチェックインすることが
許可される。
【0142】パーソナルコンピュータ1に移動されたコ
ンテンツついて、メモリカード9−2への移動が許可さ
れる。さらに、メモリカード9−2に移動されたコンテ
ンツについて、パーソナルコンピュータ1への移動が許
可される。
【0143】しかし、パーソナルコンピュータ1からポ
ータブルデバイス5−1にチェックアウトされた後、コ
ンテンツが、メモリカード9−3へ移動されたとき、ポ
ータブルデバイス5−1に格納されているコンテンツに
ついて、パーソナルコンピュータ1へのチェックインは
許可されない。
【0144】図10は、本発明を適用したジュークボッ
クスアプリケーションプログラムがRAM13にロードさ
れて実行され、ユーザが、コンテンツを、チェックイ
ン、チェックアウト、ムーブイン、もしくはムーブアウ
トしようとした場合に、GUI部61がディスプレイ20
に表示させるウィンドウを示す図である。
【0145】GUI部61は、ディスプレイ20に、パー
ソナルコンピュータ1に格納されているコンテンツに対
応する曲名などを表示するためのフィールド101、お
よび、ポータブルデバイス5に格納されているコンテン
ツに対応する曲名などを表示するためのフィールド10
2、チェックインボタン103−1、チェックアウトボ
タン103−2、ムーブインボタン104−1、および
ムーブアウトボタン104−2を含むウィンドウを表示
させる。図10に示すウィンドウには、この他、プレイ
ヤ操作部105、および、タブ群106が表示されてい
る。
【0146】チェックインボタン103−1は、フィー
ルド102で選択された所定の曲名に対応するコンテン
ツをパーソナルコンピュータ1にチェックインする場合
に操作され、チェックアウトボタン103−2は、フィ
ールド101で選択された所定の曲名に対応するコンテ
ンツをポータブルデバイス5にチェックアウトする場合
に操作される。
【0147】例えば、使用者は、キーボード18もしく
はマウス19を操作して、フィールド101で所定の曲
名を選択した後、チェックアウトボタン103−2を押
下することによって、パーソナルコンピュータ1からポ
ータブルデバイス5にコンテンツをチェックアウトする
ことができる。また、使用者は、フィールド102で所
定の曲名を選択した後、チェックインボタン103−1
を押下することによって、ポータブルデバイス5からパ
ーソナルコンピュータ1にコンテンツをチェックインす
ることができる。当然のことながら、選択されたコンテ
ンツに、チェックアウトもしくはチェックインすること
が許可されているか否かの判定が行われることは言うま
でもない。
【0148】なお、上述したように、使用者が、フィー
ルド101で所定の曲名を選択し、チェックアウトボタ
ン103−2を押下して操作する以外に、例えば、図7
に示されるように、使用者が、フィールド101で所定
の曲名をカーソル111により選択したままフィールド
102までドラッグ(移動)し、そこでドロップするこ
とによって、パーソナルコンピュータ1からポータブル
デバイス5にコンテンツをチェックアウトすることがで
きる。同様に、使用者が、フィールド102で所定の曲
名をカーソル111により選択したままフィールド10
1までドラックし、そこでドロップすることによって、
ポータブルデバイス5からパーソナルコンピュータ1に
コンテンツをチェックインすることができる。
【0149】ムーブインボタン104−1は、フィール
ド102で選択された所定の曲名に対応するコンテンツ
をパーソナルコンピュータ1にムーブインする場合に操
作され、ムーブアウトボタン104−2は、フィールド
101で選択された所定の曲名に対応するコンテンツを
ポータブルデバイス5にムーブアウトする場合に操作さ
れる。
【0150】例えば、使用者は、フィールド101で所
定の曲名を選択した後、ムーブアウト104−2を押下
することによって、パーソナルコンピュータ1からポー
タブルデバイス5にコンテンツをムーブアウトすること
ができる。また、使用者は、フィールド102で所定の
曲名を選択した後、ムーブインボタン104−1を押下
することによって、ポータブルデバイス5からパーソナ
ルコンピュータ1にコンテンツをムーブインすることが
できる。当然のことながら、選択されたコンテンツに、
ムーブアウトもしくはムーブインすることが許可されて
いるか否かの判定が行われることは言うまでもない。
【0151】なお、上述したように、使用者が、フィー
ルド101で所定の曲名を選択し、ムーブアウトボタン
104−2を押下して操作する以外に、例えば、図8に
示されるように、使用者が、フィールド101で所定の
曲名をカーソル111により選択し、かつ、シフトキー
を押下したままフィールド102までドラッグし、そこ
でドロップすることによって、パーソナルコンピュータ
1からポータブルデバイス5にコンテンツをムーブアウ
トすることができる。また、使用者が、フィールド10
2で所定の所定の曲名をカーソル111により選択した
ままフィールド101までドラッグし、そこでドロップ
することによって、ポータブルデバイス5からパーソナ
ルコンピュータ1にコンテンツをムーブインすることが
できる。
【0152】このように、ドラッグ&ドロップによる操
作で、コンテンツをチェックアウトもしくはムーブアウ
トする場合には、ドロップ時にシフトキーが押下されて
いるか否かによって、チェックアウトもしくはムーブア
ウトの転送方法が指定される。
【0153】プレイヤ操作部105は、使用者が、ジュ
ークボックスアプリケーションプログラムにインポート
もしくは移動されたコンテンツデータを再生する場合に
用いる各種の操作ボタンにより構成されている。タブ群
106は、「CD」と名前が付されたタブ(以下、単に
「CD」タブと称し、その他も同様とする)、「インポー
ト」タブ、「プレイリスト」タブ、「チェックイン/ア
ウト」タブ、「機器・メディア」タブ、および、「イン
ターネット」タブにより構成されている。いまの場合、
使用者により、「チェックイン/アウト」タブが選択さ
れることにより、フィールド101および102が表示
されている。
【0154】「CD」タブは、ドライブ22に装着された
CDに記録されているコンテンツデータを再生させる場合
などに選択される。「インポート」タブは、HDD21に
記録されているコンテンツデータのうち、ジュークボッ
クスアプリケーションプログラムが管理するコンテンツ
データとして登録されていないコンテンツデータをプレ
イリストに登録する場合などに選択される。「プレイリ
スト」タブは、プレイリストに登録されたコンテンツデ
ータを再生させたり、所望のコンテンツデータを集め
て、お気に入りのコンテンツデータ群を編集する場合な
どに選択される。「チェックイン/アウト」タブは、ポ
ータブルデバイス5などの外部機器からコンテンツデー
タをチェックインもしくはポータブルデバイス5にチェ
ックアウトする場合などに選択される。「インターネッ
ト」タブは、ネットワーク2などに接続し、所望のコン
テンツをダウンロードする場合に選択される。
【0155】図10に示すウィンドウにおいて、例え
ば、使用者が、フィールド102に表示されている複数
の曲名の中から、「2人で散歩」と名前が付された曲名
をキーボード18もしくはマウス19によって選択し、
ムーブインボタン104−1を押下した場合、転送処理
部63は、PDプラグイン75を介してポータブルデバイ
ス5から供給されるコンテンツを、曲管理部64、ファ
イル検索部66を介してデータベース67に転送(ムー
ブイン)する処理を開始する。このとき、GUI部61
は、例えば、図11に示されるようなダイアログボック
ス111をディスプレイ20に表示させる。
【0156】図11に示すダイアログボックス111に
は、「転送処理中です。外部機器・メディアを抜かない
で下さい(故障の原因になります)」といったメッセー
ジとともに、中断ボタン112が表示される。
【0157】これにより、使用者は、選択されたコンテ
ンツが転送中(ムーブイン中)であることを知ることが
でき、コンテンツの転送を中断したい場合には、中断ボ
タン112を選択して、処理を中断することができる。
【0158】転送処理部63によるコンテンツの転送
(ムーブイン)が終了されると、GUI部61は、例え
ば、図12に示されるウィンドウに更新する。すなわ
ち、フィールド101に、いまムーブインされたコンテ
ンツの曲名である「2人で散歩」が表示され、フィール
ド102から、「2人で散歩」の曲名が削除される。
【0159】例えば、使用者が、いまムーブインされた
「2人で散歩」の曲名を選択し、プレイヤ部102の
「ファイル」の項目の中の「プロパティ」の項目を選択
することにより、GUI部61は、例えば、図13に示さ
れるようなプロパティ画面をディスプレイ20に表示さ
せる。
【0160】図13に示されるように、プロパティ画面
には、「曲情報」と名前が付されたタブ121、「付加
情報」と名前が付されたタブ122、および「ファイル
情報」と名前が付されたタブ123などが配置されてい
る。
【0161】GUI部61は、「曲情報」と名前が付され
たタブ121がアクティブとされているとき、タイト
ル、アーティスト名、ジャンル名、アルバムのトラック
名、演奏時間、登録日時、著作権情報、および利用条件
などを表示させる。
【0162】使用者は、図13に示す曲情報のうち、タ
イトル、アーティスト名、ジャンル名、もしくはアルバ
ムのトラック名などを、キーボード18もしくはマウス
19を操作して変更することができる。
【0163】また、GUI部61は、「付加情報」と名前
が付されたタブ122がアクティブとされるとき、例え
ば、図14に示されるように、ジャケットの画像もしく
はサムネイル画像などを追加する場合に選択される追加
ボタン131、記録されているジャケットの画像もしく
はサムネイル画像などを削除する場合に選択される削除
ボタン132、歌詞を編集する場合に選択される歌詞編
集ボタン133、ライナノーツを編集する場合に選択さ
れるライナノーツ編集ボタン134、その曲の付加情報
を提供しているウェブサイトにアクセスする場合に選択
される開くボタン135、付加情報を提供しているウェ
ブサイトにアクセスするためのURL(Uniform Resource
Locator)を追加する場合に選択される追加ボタン13
6、記録されているURLを変更する場合に選択される変
更ボタン137、および、記録されているURLを削除す
る場合に選択される削除ボタン138などを表示させ
る。
【0164】例えば、使用者が、図14に示すプロパテ
ィ画面において、歌詞編集ボタン133を選択した場
合、GUI部61は、例えば、図15に示されるような歌
詞編集画面をディスプレイ20に表示させる。
【0165】これにより、使用者は、図15に示す歌詞
編集画面上で、キーボード18を操作して、自分好みに
歌詞の編集を行うことができる。
【0166】また例えば、使用者が、図14に示すプロ
パティ画面において、ライナノーツ編集ボタン134を
選択した場合、GUI部61は、例えば、図16に示され
るようなライナノーツ編集画面をディスプレイ20に表
示させる。
【0167】これにより、使用者は、図16に示したラ
イナノーツ編集画面上で、キーボード18を操作して、
自分好みにライナノーツの編集を行うことができる。
【0168】以上のようにして、使用者によって歌詞も
しくはライナノーツの編集が行われると、GUI部61
は、例えば、図17に示されるようなプロパティ画面を
表示させる。すなわちGUI部61は、使用者による編集
作業に基づいて、歌詞やライナノーツが書き換えられて
いるため、それをオリジナルの歌詞およびライナノーツ
に戻すための戻すボタン151を表示させる。
【0169】これにより、使用者は、編集した付加情報
を誤って消去した場合、戻すボタン151を選択するこ
とによって、容易にオリジナルの付加情報を復元させる
ことができる。
【0170】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、フローチャートを参照して順に説明する。
【0171】まず、コンテンツの配信処理について説明
する。
【0172】EMDサーバ3は、例えば、ネットワーク2
を介して、ポータブルデバイス5にコンテンツを配信す
る場合、パーソナルコンピュータ1で読み取り可能なPC
用付加情報77を生成するとともに、ポータブルデバイ
ス5で読み取り可能なPD用付加情報78を生成する。EM
Dサーバ3は、PC用付加情報77を、拡張性の高いフォ
ーマットで記述し、PD用付加情報78を、単純なフォー
マットで記述し、それらをコンテンツに付加して配信す
る。
【0173】ダウンロードされたPC用付加情報77は、
ポータブルデバイス5にそのまま記録される。一方、PD
用付加情報78は、ポータブルデバイス5に記録された
後、使用者による操作に基づいて、図示せぬディスプレ
イに表示させることができる。
【0174】そして、ポータブルデバイス5に記録され
たコンテンツを、例えば、パーソナルコンピュータ1に
ムーブインする場合、コンテンツとともに、PC用付加情
報77およびPD用付加情報78がパーソナルコンピュー
タ1に転送される。転送されたPD用付加情報78は、パ
ーソナルコンピュータ1にPD用付加情報72としてその
まま記録される。一方、PC用付加情報77は、パーソナ
ルコンピュータ1にPC用付加情報70として記録された
後、使用者による操作に基づいて、ディスプレイ20に
表示させることができる。
【0175】以上のように、EMDサーバ3は、パーソナ
ルコンピュータ1で表示可能なPC用付加情報、および、
ポータブルデバイス5で表示可能なPD用付加情報をコン
テンツに付加して配信する。これにより、パーソナルコ
ンピュータ1およびポータブルデバイス5では、自分が
読み取り可能なフォーマットで記述された付加情報を、
必要に応じて、それぞれ表示させることができる。
【0176】次に、図18のフローチャートを参照し
て、ポータブルデバイス5からパーソナルコンピュータ
1にコンテンツをムーブイン(インポートを含む)する
場合のコンテンツおよび付加情報の転送処理について説
明する。
【0177】使用者が、図10に示したウィンドウのフ
ィールド102の中から、ムーブインする曲名を選択
し、ムーブインボタン104−1を押下すると、ステッ
プS1において、転送処理部63は、ムーブイン前処理
認証を行う。ここで行われるムーブイン前処理認証は、
例えば、選択された曲名に対応するコンテンツが、ムー
ブイン可能なコンテンツであるか否か、改竄されたもの
ではない正当なコンテンツであるか否か、もしくは、通
信先のポータブルデバイス5が正当な通信先であるか否
かなどの処理である。
【0178】認証に成功すると、ステップS2におい
て、転送処理部63は、ポータブルデバイス5に記録さ
れている曲ファイル76を、パーソナルコンピュータ1
に変換コピーする。具体的には、転送処理部63が、PD
プラグイン75を介して、ポータブルデバイス5に記録
されている曲ファイル76(例えば、図7に示した、
「HIFI」を名称に持つディレクトリ内の「A3D00001.MS
A」と名前が付された曲ファイル)を読み出し、読み出
された曲ファイル76を変換コピーし、曲管理部64、
ファイル検索部66、およびデータベース67を介し
て、曲ファイル格納部68に、曲ファイル69として格
納させる。
【0179】ステップS3において、転送処理部63
は、ポータブルデバイス5に記録されている、曲ファイ
ル76から付加情報パスを取得する。具体的には、転送
処理部63が、PDプラグイン75を介して、ポータブル
デバイス5に記録されている曲ファイル76(いまの場
合、「A3D00001.MSA」と名前が付された曲ファイル)に
含まれる付加情報パス(PC用付加情報77の格納場所)
を取得する。
【0180】ステップS4において、転送処理部63
は、ステップS3の処理で取得された付加情報パスか
ら、PC用付加情報77を読み出し、パーソナルコンピュ
ータ1にコピーさせる。具体的には、転送処理部63
が、PDプラグイン75を介して、ポータブルデバイス5
に記録されているPC用付加情報77(いまの場合、図7
に示した、「PACKAGES」を名称に持つディレクトリ内の
「PKG00001」を名称に持つディレクトリ)を読み出し、
読み出されたPC用付加情報77をコピーし、曲管理部6
4、ファイル検索部66、およびデータベース67を介
して、曲ファイル格納部68に、PC用付加情報70とし
て格納させる。
【0181】ステップS5において、転送処理部63
は、ポータブルデバイス5に記録されているPD用付加情
報78をパーソナルコンピュータ1にバックアップす
る。具体的には、転送処理部63が、PDプラグイン75
を介して、ポータブルデバイス5に記録されている曲フ
ァイル76を管理するディレクトリ内にあるPD用付加情
報78(いまの場合、「A3D00001.MSA」と名前が付され
た曲ファイルに含まれるPD用付加情報78)を読み出
し、読み出されたPD用付加情報78をバックアップコピ
ーし、曲管理部64、ファイル検索部66、およびデー
タベース67を介して、曲ファイル格納部68に、PD用
付加情報72として格納させる。
【0182】ステップS6において、転送処理部63
は、パーソナルコンピュータ1上の曲ファイル69に、
付加情報パスを設定する(書き込む)。具体的には、転
送処理部63が、ステップS2の処理で曲ファイル格納
部68に格納(コピー)させた曲ファイル69に、ステ
ップS4の処理で曲ファイル格納部68に格納させたPC
用付加情報70の格納場所を示す付加情報パスを設定す
る。
【0183】ステップS7において、転送処理部63
は、曲ファイル69および付加情報(PC用付加情報70
およびPD用付加情報72)の書き込みに成功したか否
か、すなわち、曲ファイル格納部68に正しく曲ファイ
ル69および付加情報が格納されたか否かを判定し、曲
ファイル69および付加情報の書き込みに成功したと判
定した場合、ステップS8に進み、ムーブイン後処理認
証を行う。ここで行われるムーブイン後処理認証は、例
えば、データベース67の曲ファイル格納部68に、コ
ンテンツが正しくムーブインされたか否か、欠落してい
るファイルがないか否かなどの処理である。
【0184】ステップS9において、転送処理部63
は、PDプラグイン75を介して、ポータブルデバイス5
上のPC用付加情報77(いまの場合、図7に示した「PA
CKAGES」を名称に持つディレクトリ内の「PKG00001」を
名称に持つディレクトリ)を削除する。
【0185】ステップS10において、転送処理部63
は、PDプラグイン75を介して、ポータブルデバイス5
上の曲ファイル76(いまの場合、「HIFI」を名称に持
つディレクトリ内の「A3D00001.MSA」と名前が付された
曲ファイル)を削除する。
【0186】以上のステップS1乃至S10の処理によ
って、コンテンツのムーブインが正常に終了されると、
GUI部61は、図10に示したウィンドウのフィールド
101に、ムーブインされたコンテンツに対応する曲名
を表示させるとともに、フィールド102からその曲名
を削除する。
【0187】使用者が、例えば、ムーブインされたコン
テンツの曲名を選択し、プレイヤ部102の「ファイ
ル」の項目の中の「プロパティ」の項目を選択すると、
ステップS11において、GUI部61は、PC用付加情報
70をディスプレイ20に表示させる。これにより、図
13に示したようなプロパティ画面がディスプレイ20
に表示される。
【0188】ステップS7において、曲ファイル69お
よび付加情報の書き込みに成功していない、すなわち、
曲ファイル格納部68に正しく曲ファイル69および付
加情報が格納されていないと判定された場合、ステップ
S12に進み、転送処理部63は、ステップS2の処理
で曲ファイル格納部68にコピーされた曲ファイル69
を削除し、ステップS13において、ステップS4の処
理で曲ファイル格納部68にコピーされたPC用付加情報
70を削除し、さらに、ステップS14において、ステ
ップS5の処理で曲ファイル格納部68にバックアップ
コピーされたPD用付加情報72を削除し、処理は終了さ
れる。
【0189】このように、ポータブルデバイス5に記録
されているコンテンツをパーソナルコンピュータ1にム
ーブインする場合、先に、曲ファイルおよびコンテンツ
の付加情報をパーソナルコンピュータ1にコピーし、曲
ファイルおよび付加情報の書き込み(コピー)に成功し
たと判定されたときに、ポータブルデバイス5上の曲フ
ァイルおよび付加情報を削除するようにしたので、デー
タを損失させることなく、コンテンツおよび付加情報を
転送させることができる。
【0190】また、EMDサーバ3より、拡張性の高いフ
ォーマットで記述されたPC用付加情報、および単純なフ
ォーマットで記述されたPD用付加情報がコンテンツとと
もに配信されるので、パーソナルコンピュータ1では、
PC用付加情報70を表示させることができ、ポータブル
デバイス5では、PD用付加情報78を表示させることが
できる。
【0191】次に、図19のフローチャートを参照し
て、パーソナルコンピュータ1からポータブルデバイス
5にコンテンツをムーブアウトする場合のコンテンツお
よび付加情報の転送処理について説明する。
【0192】使用者が、図10に示したウィンドウのフ
ィールド101の中から、ムーブアウトする曲名を選択
し、ムーブアウトボタン104−2を押下すると、ステ
ップS31において、転送処理部63は、ムーブアウト
前処理認証を行う。ここで行われるムーブアウト前処理
認証は、例えば、選択された曲名に対応するコンテンツ
が、ムーブアウト可能なコンテンツであるか否か、改竄
されたものではない正当なコンテンツであるか否か、も
しくは、通信先のポータブルデバイス5が正当な通信先
であるか否かなどの処理である。
【0193】認証に成功すると、ステップS32におい
て、転送処理部63は、データベース67の曲ファイル
格納部68に格納されている曲ファイル69を、ポータ
ブルデバイス5に変換コピーする。具体的には、転送処
理部63が、曲ファイル格納部68に記録されている曲
ファイル69(例えば、図6に示した「Song-A」を名称
に持つディレクトリ内の「track.omg」と名前が付され
た曲ファイル)を読み出し、読み出された曲ファイル6
9を変換コピーし、PDプラグイン75を介してポータブ
ルデバイス5に、曲ファイル76として記録させる。
【0194】ステップS33において、転送処理部63
は、データベース67の曲ファイル格納部68に格納さ
れている、曲ファイル69(いまの場合、「track.om
g」と名前が付された曲ファイル)に含まれる付加情報
パス(PC用付加情報70の格納場所)を取得する。
【0195】ステップS34において、転送処理部63
は、ステップS33の処理で取得された付加情報パスか
ら、PC用付加情報70を読み出し、ポータブルデバイス
5にコピーさせる。具体的には、転送処理部63が、曲
ファイル格納部68に格納されている、PC用付加情報7
0(いまの場合、図6に示した、「Song-A」を名称に持
つディレクトリ内の「PKG00001」を名称に持つディレク
トリ)を読み出し、読み出されたPC用付加情報70をコ
ピーし、PDプラグイン75を介してポータブルデバイス
5に、PC用付加情報77として記録させる。
【0196】ステップS35において、転送処理部63
は、曲ファイル格納部68に格納されているPD用付加情
報72(いまの場合、図6に示した、「Song-A」を名称
に持つディレクトリ内にある「msainf.msf」と名前が付
されたPD用付加情報72)を読み出し、読み出されたPD
用付加情報72を、ステップS32の処理でポータブル
デバイス5にコピーされた曲ファイル76に埋め込む。
すなわち、例えば、図7に示した、「HIFI」を名称に持
つディレクトリ内の「A3D00001.MSA」と名前が付された
曲ファイルに、PD用付加情報78が埋め込まれる。
【0197】ステップS36において、転送処理部63
は、ステップS32の処理でポータブルデバイス5に記
録(コピー)させた曲ファイル76に、ステップS34
の処理でポータブルデバイス5に記録させたPC用付加情
報77の格納場所を示す付加情報パスを設定する。
【0198】ステップS37において、転送処理部63
は、曲ファイル76および付加情報(PC用付加情報77
およびPD用付加情報78)の書き込みに成功したか否か
を判定し、曲ファイル76および付加情報の書き込みに
成功したと判定した場合、ステップS38に進み、ムー
ブアウト後処理認証を行う。ここで行われるムーブアウ
ト後処理認証は、例えば、ポータブルデバイス5上に、
コンテンツが正しくムーブアウトされたか否か、もしく
は欠落しているファイルがないか否かなどの処理であ
る。
【0199】ステップS39において、転送処理部63
は、データベース67の曲ファイル格納部68に格納さ
れているPC用付加情報70(いまの場合、図6に示した
「Song-A」を名称に持つディレクトリ内の「PKG00001」
を名称に持つディレクトリ)を削除する。
【0200】ステップS40において、転送処理部63
は、曲ファイル格納部63に格納されているPD用付加情
報72(いまの場合、図6に示した「Song-A」を名称に
持つディレクトリ内の「msainf.msf」と名前が付された
PD用付加情報72)を削除する。
【0201】以上のステップS31乃至S40の処理に
よって、コンテンツのムーブアウトが正常に終了される
と、GUI部61は、図10に示したウィンドウのフィー
ルド102に、ムーブアウトされたコンテンツに対応す
る曲名を表示させるとともに、フィールド101からそ
の曲名を削除する。
【0202】ステップS37において、曲ファイル76
および付加情報の書き込みに成功していないと判定され
た場合、ステップS41に進み、転送処理部63は、ス
テップS32の処理でポータブルデバイス5上にコピー
された曲ファイル76を削除し、ステップS42におい
て、ステップS34の処理でポータブルデバイス5上に
コピーされたPC用付加情報77を削除し、処理は終了さ
れる。
【0203】このように、パーソナルコンピュータ1に
記録されているコンテンツをポータブルデバイス5など
の外部機器にムーブアウトする場合、先に、曲ファイル
およびコンテンツの付加情報をポータブルデバイス5に
コピーし、曲ファイルおよび付加情報の書き込み(コピ
ー)に成功したと判定されたときに、パーソナルコンピ
ュータ1上の曲ファイルおよび付加情報を削除するよう
にしたので、データを損失させることなく、コンテンツ
および付加情報を転送させることができる。
【0204】以上においては、パーソナルコンピュータ
1上にPC用付加情報70をディスプレイ20に表示させ
るようにしたが、本発明はこれに限らず、PC用付加情報
70のバックアップコピーを作成し、それをPC編集用付
加情報71として、ディスプレイ20に表示させるよう
にしてもよい。
【0205】次に、図20のフローチャートを参照し
て、ポータブルデバイス5からパーソナルコンピュータ
1にコンテンツをムーブインする場合のコンテンツおよ
び付加情報の転送処理について説明する。
【0206】ステップS61乃至ステップS70の処理
のそれぞれは、図18のステップS1乃至ステップS1
0の処理のそれぞれと同一なので、その説明は省略す
る。
【0207】ステップS71において、転送処理部63
は、ステップS64の処理でデータベース67の曲ファ
イル格納部68にコピーされたPC用付加情報70を読み
取り、それをバックアップコピーしてPC編集用付加情報
71を作成する。
【0208】以上のステップS61乃至S71の処理に
よって、コンテンツのムーブインが正常に終了される
と、GUI部61は、図10に示したウィンドウのフィー
ルド101に、ムーブインされたコンテンツに対応する
曲名を表示させるとともに、フィールド102からその
曲名を削除する。
【0209】使用者が、例えば、ムーブインされたコン
テンツの曲名を選択し、プレイヤ部102の「ファイ
ル」の項目の中の「プロパティ」を選択することによ
り、ステップS72において、GUI部61は、PC編集用
付加情報71をディスプレイ20に表示させる。これに
より、図13に示したようなプロパティ画面がディスプ
レイ20に表示される。
【0210】ステップS73乃至ステップS75の処理
のそれぞれは、図18のステップS12乃至ステップS
14の処理のそれぞれと同一なので、その説明は省略す
る。
【0211】このように、PC編集用付加情報71をディ
スプレイ20に表示させることにより、使用者によっ
て、オリジナルのPC用付加情報70が編集されることは
ない。従って、使用者が自分好みに付加情報を編集した
としても、ムーブアウト時、PC編集用付加情報71を破
棄して、オリジナルのPC用付加情報70を転送すること
により、使用者によってカスタマイズされた付加情報が
流通されることを防止することができる。
【0212】また、コンテンツを提供するメーカにとっ
ても、不正な付加情報を持ったコンテンツが出回ること
を防止することができ、安心してコンテンツを配信する
ことができるとともに、音楽配信サービスの市場を広め
ることができる。
【0213】以上においては、コンテンツをムーブイン
もしくはムーブアウトする場合の付加情報の転送につい
て説明した。すなわち、パーソナルコンピュータ1で
は、PC用付加情報70、PC編集用付加情報71、および
PD用付加情報72を保管し、付加情報の編集にはPC用付
加情報70もしくはPC編集用付加情報71が使用され、
さらに、ポータブルデバイス5にコンテンツがムーブア
ウトされる場合には、パーソナルコンピュータ1に記録
されていたPC用付加情報70が転送されるとともに、PD
用付加情報72がそのままポータブルデバイス5に転送
されるようにした。
【0214】また、ポータブルデバイス5では、PC用付
加情報77およびPD用付加情報78を保管し、付加情報
の編集にはPD用付加情報77が使用され、さらに、パー
ソナルコンピュータ1にコンテンツがムーブインされる
場合には、ポータブルデバイス5に記録(保管)されて
いたPD用付加情報78が転送されるとともに、PC用付加
情報77がそのままパーソナルコンピュータ1に転送さ
れるようにした。
【0215】次に、図21のフローチャートを参照し
て、パーソナルコンピュータ1からポータブルデバイス
5にコンテンツをチェックアウトする場合のコンテンツ
および付加情報の転送処理について説明する。
【0216】使用者が、図10に示したウィンドウのフ
ィールド101の中から、チェックアウトする曲名を選
択し、チェックアウトボタン103−2を押下すると、
ステップS91において、転送処理部63は、チェック
アウト前処理認証を行う。ここで行われるチェックアウ
ト前処理認証は、例えば、選択された曲名に対応するコ
ンテンツが、チェックアウト可能なコンテンツであるか
否か、改竄されたものではない正当なコンテンツである
か否か、もしくは、通信先のポータブルデバイス5が正
当な通信先であるか否かなどの処理である。
【0217】認証に成功すると、ステップS92におい
て、転送処理部63は、データベース67の曲ファイル
格納部68に格納されている曲ファイル69を、ポータ
ブルデバイス5に変換コピーする。ステップS93にお
いて、転送処理部63は、データベース67の曲ファイ
ル格納部68に格納されている、曲ファイル69から付
加情報パスを取得する。
【0218】テップS94において、転送処理部63
は、データベース67の曲ファイル格納部68に格納さ
れているPC編集用付加情報71を読み出し、ポータブル
デバイス5にコピーさせる。具体的には、転送処理部6
3が、曲ファイル格納部68に格納されている、PC編集
用付加情報71(いまの場合、図6に示した、「Song-
A」を名称に持つディレクトリ内の「PKG00001-edit」を
名称に持つディレクトリ)を読み出し、PDプラグイン7
5を介して、ポータブルデバイス5にコピーさせる。こ
れにより、ポータブルデバイス5にPC用付加情報77が
記録される。
【0219】ステップS95において、転送処理部63
は、ステップS94の処理で読み出されたPC編集用付加
情報71をもとに、PD用付加情報72を作成し、それ
を、ステップS92の処理でポータブルデバイス5にコ
ピーされた曲ファイル76に埋め込む。ステップS96
において、転送処理部63は、ポータブルデバイス5上
の曲ファイル76に、付加情報パスを設定する。
【0220】ステップS97において、転送処理部63
は、曲ファイル76および付加情報の書き込みに成功し
たか否かを判定し、曲ファイル76および付加情報の書
き込みに成功したと判定した場合、ステップS98に進
み、チェックアウト後処理認証を行う。ここで行われる
チェックアウト後処理認証は、例えば、ポータブルデバ
イス5上に、コンテンツが正しくチェックアウトされた
か否か、欠落しているファイルがないか否か、もしく
は、残りチェックアウト回数の更新などの処理である。
【0221】ステップS97において、曲ファイル76
および付加情報の書き込みに成功していないと判定され
た場合、ステップS99に進む。ステップS99および
ステップS100の処理のそれぞれは、図19のステッ
プS41およびステップS42の処理のそれぞれと同一
なので、その説明は省略する。
【0222】このように、パーソナルコンピュータ1に
記録されているコンテンツをポータブルデバイス5など
の外部機器にチェックアウトする場合、パーソナルコン
ピュータ1上で編集されたPC編集用付加情報71のコピ
ーをPD用付加情報72としてポータブルデバイス5に転
送し、それを曲ファイル76に埋め込むようにしたの
で、パーソナルコンピュータ1のディスプレイ20に表
示されるPC用付加情報70もしくはPC編集用付加情報7
1と、ポータブルデバイス5の図示せぬディスプレイに
表示されるPD用付加情報78を一致させることができ、
使用者の利便性を向上させることができる。
【0223】また、使用者は、ポータブルデバイス5に
表示されているPD用付加情報78を編集することも可能
であり、編集されたPD用付加情報78は、チェックイン
時に破棄される。なお、編集されたPD用付加情報78
を、パーソナルコンピュータ1の曲ファイル格納部68
に格納されているPD用付加情報に上書きさせるようにし
てもよい。
【0224】ところで、ポータブルデバイス5などの外
部機器においては、パーソナルコンピュータ1のディス
プレイ20などのような表示機能を備えていないものが
あり、そのような外部機器に、コンテンツの付加情報を
転送することは無駄であり、かつ、コンテンツの転送に
時間がかかることになる。
【0225】そこで、使用者が、表示機能を備えていな
いポータブルデバイス5にコンテンツのチェックアウト
を行う場合、付加情報の転送をキャンセルさせることが
できる。この場合、使用者は、例えば、図10に示した
ウィンドウのプレイヤ部102の「ツール」の項目の中
の「設定」の項目を選択することにより、GUI部61
は、例えば、図22に示されるような設定画面をディス
プレイ20に表示させる。
【0226】図22に示されるように、設定画面には、
複数のタブが配置されており、GUI部61は、「外部機
器・メディア」と名前が付されたタブがアクティブとさ
れているとき、メッセージを表示させるか否か、ボタン
を表示させるか否か、および、付加情報を書き込むか否
かなどの設定を行わせるチェックボックスを表示させ
る。
【0227】使用者は、図22に示すチェックボックス
のうち、付加情報を書き込むか否かの設定を行うチェッ
クボックス161にチェックを入れることにより、チェ
ックアウト時に付加情報を転送させることができ、また
チェックボックス161のチェックを外すことにより、
チェックアウト時に付加情報を転送させないようにする
ことができる。
【0228】次に、図23のフローチャートを参照し
て、付加情報を転送するか否かを設定した後、パーソナ
ルコンピュータ1からポータブルデバイス5にコンテン
ツをチェックアウトする場合のコンテンツおよび付加情
報の転送処理について説明する。
【0229】ステップS121およびステップS122
の処理のそれぞれは、図21のステップS91およびス
テップS92の処理のそれぞれと同一なので、その説明
は省略する。
【0230】ステップS123において、転送処理部6
3は、付加情報を転送するか否か、すなわち、上述した
ように、使用者によって、図22に示した設定画面のチ
ェックボックス161にチェックが入れられているか否
かを判定し、付加情報を転送すると判定した場合、ステ
ップS124に進む。
【0231】ステップS124乃至ステップS127の
処理のそれぞれは、図21のステップS92乃至ステッ
プS96の処理のそれぞれと同一なので、その説明は省
略する。
【0232】ステップS123において、付加情報を転
送しない、すなわち、使用者によって、図22に示した
設定画面のチェックボックス161のチェックが外され
ていると判定された場合、ステップS128に進む。
【0233】ステップS128乃至ステップS131の
処理のそれぞれは、図21のステップS97乃至ステッ
プS100の処理のそれぞれと同一なので、その説明は
省略する。
【0234】なお、ステップS123の処理で付加情報
を転送しないと判定された場合には、ステップS125
の処理がスキップされるため(すなわち、PC用付加情報
77がコピーされていないため)、ステップS131の
処理は行わずに、そのまま終了される。
【0235】このように、表示機能を備えていない外部
機器に、コンテンツをチェックアウトする場合には、コ
ンテンツの付加情報を転送させないような設定すること
により、チェックアウト時間を短縮することができる。
【0236】次に、図24のフローチャートを参照し
て、使用者が誤って編集した付加情報を消去した場合
に、PC用付加情報をPC編集用付加情報に上書きすること
によって、オリジナルの付加情報を復元させる処理につ
いて説明する。
【0237】使用者が、例えば、編集された付加情報を
誤って消去してしまった場合、図17に示したプロパテ
ィ画面の戻すボタン151を押下すると、ステップS1
51において、曲管理部64は、データベース67の曲
ファイル格納部68に格納されている、曲ファイル69
から付加情報パスを取得する。具体的には、曲管理部6
4が、ファイル検索部66およびデータベース67を介
して、曲ファイル格納部68に記録されているを曲ファ
イル69(例えば、図6に示した「Song-A」を名称に持
つディレクトリ内の「track.omg」と名前が付された曲
ファイル)に含まれる付加情報パス(PC用付加情報70
の格納場所)を取得する。
【0238】ステップS152において、曲管理部64
は、ステップS151の処理で取得された付加情報パス
から、PC用付加情報70(いまの場合、「Song-A」を名
称に持つディレクトリ内の「PKG00001」を名称に持つデ
ィレクトリ)を取得する。ステップS153において、
曲管理部64は、データベース67の曲ファイル格納部
68に格納されている、古いPC編集用付加情報71(い
まの場合、「Song-A」を名称に持つディレクトリ内の
「PKG00001-edit」を名称に持つディレクトリ)を取得
する。
【0239】ステップS154において、曲管理部64
は、ステップS153の処理で取得された古いPC編集用
付加情報71を削除する。ステップS155において、
曲管理部64は、ステップS152の処理で取得された
PC用付加情報70をコピーして、新たなPC編集用付加情
報71を作成する。
【0240】ステップS155において、曲管理部64
は、ステップS154の処理で作成されたPC編集用付加
情報71を曲ファイル格納部68に登録(格納)し、PC
編集用付加情報71の付加情報パスを更新する。
【0241】以上のように、使用者が誤って、編集した
付加情報を消去した場合にも、図17に示した戻すボタ
ン151を操作することによって、容易に、オリジナル
付加情報を復元することができる。これにより、使用者
は、故意に、あるいは誤って付加情報を編集してしまう
恐れがなくなり、安心してジュークボックスアプリケー
ションプログラムを操作することができるようになる。
【0242】また、上述した例では、EMDサーバ3から
コンテンツを配信する場合、PC用付加情報およびPD用付
加情報をコンテンツに付加して配信するようにしたが、
本発明はこれに限られるものではない。
【0243】すなわち、例えば、使用者が、EMDサーバ
3から配信されるコンテンツおよび付加情報をポータブ
ルデバイス5にダウンロードし、コンテンツおよび付加
情報がダウンロードされたポータブルデバイス5をパー
ソナルコンピュータに接続し、インポート(ムーブイ
ン)するような場合、コンテンツとともに付加情報もダ
ウンロードしてしまうと、パーソナルコンピュータ1の
HDD21の記憶容量に較べて記憶容量の小さいポータブ
ルデバイス5では、書き込めるコンテンツの数が少なく
なる。
【0244】そこで、EMDサーバ3は、コンテンツの付
加情報を配信するのではなく、付加情報を提供している
EMDサーバ3やその他サーバが開設するウェブサイトに
アクセスするためのURLなどの付加情報の所在場所を示
す情報をコンテンツとともに配信することにより、ポー
タブルデバイス5に記憶させるデータ量を節約すること
ができる。
【0245】次に、図25のフローチャートを参照し
て、EMDサーバ3より配信されるコンテンツをポータブ
ルデバイス5にダウンロードし、さらに、ポータブルデ
バイス5からパーソナルコンピュータ1にインポート
(ムーブイン)する処理について説明する。
【0246】ポータブルデバイス5は、EMDサーバ3よ
り配信されるコンテンツをダウンロードし、記録する。
このとき、ポータブルデバイス5には、コンテンツとと
もに、付加情報を提供しているウェブサイトにアクセス
するためのURLを含むPC用付加情報77が記録される。
【0247】使用者が、ポータブルデバイス5にダウン
ロードされたコンテンツをパーソナルコンピュータ1に
ムーブインする操作を行うと、ステップS171におい
て、転送処理部63は、ポータブルデバイス5上に記録
されているPC用付加情報77をコピーし、パーソナルコ
ンピュータ1のデータベース67の曲ファイル格納部6
8にPC用付加情報70としてそのまま格納させる。
【0248】ステップS172において、転送処理部6
3は、データベース67の曲ファイル格納部68に格納
されたPC用付加情報70(例えば、図6の「Song-A」を
名称の持つディレクトリ内の「PKG00001」を名称に持つ
ディレクトリ)から、「package.xml」と名前が付され
たデータを読み出す。ステップS173において、転送
処理部63は、ステップS172の処理で読み出された
「package.xml」に含まれる項目を読み込む。
【0249】ステップS174において、転送処理部6
3は、ステップS173の処理で読み込まれた項目がUR
Lであるか否かを判定し、読み込まれた項目がURLではな
い、すなわち、画像もしくは歌詞ファイルであると判定
した場合、ステップS175に進み、画像もしくは歌詞
ファイルを読み込む。
【0250】ステップS174において、読み込まれた
項目がURLであると判定された場合、ステップS176
に進み、転送処理部63は、ウェブブラウザを起動さ
せ、ネットワーク2を介して、EMDサーバ3などに接続
し、URLにより指定されるウェブページをディスプレイ
20に表示させる。使用者が、ディスプレイ20に表示
されているウェブページ上で所定の操作を行うことによ
り、画像もしくは歌詞ファイルなどのダウンロードを行
う。
【0251】ステップS177において、転送処理部6
3は、全ての項目の読み込みが終了したか否かを判定
し、まだ、読み込みが終了していないと判定した場合、
ステップS173に戻り、上述した処理を繰り返す。そ
して、ステップS177において、全ての項目の読み込
みが終了したと判定された場合、処理は終了される。
【0252】このように、EMDサーバ3は、付加情報を
提供しているウェブサイトにアクセスするためのURLを
含むPC用付加情報をコンテンツとともに配信するように
したので、記憶容量の少ないポータブルデバイス5で
は、より多くのコンテンツをダウンロードすることがで
き、また、配信される付加情報のデータ量が小さくなる
ため、転送速度も速くなる。
【0253】さらに、パーソナルコンピュータ1を用い
て付加情報をダウンロードする場合、所定時刻から所定
時刻の間(例えば、午後11時から午前8時)に所定の
電話番号に何時間接続しても、通話料が一定であるよう
なサービスの時間内に、パーソナルコンピュータ1を用
いてEMDサーバ3にアクセスし、付加情報を取得するこ
とができる。これにより、使用者は接続時間を気にする
ことなく、複数のコンテンツの付加情報をまとめてダウ
ンロードすることができる。
【0254】なお、コンテンツは、楽音のデータである
として説明したが、動画像、静止画像、数値などのデー
タ、またはプログラムなどでもよい。
【0255】また、パーソナルコンピュータ1は、メモ
リカード9からコンテンツをインポートすると説明した
が、メモリカード9に限らず、磁気ディスク、光ディス
ク、または光磁気ディスクなどの記録媒体からコンテン
ツをインポートするようにしてもよい。
【0256】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記
録する記録媒体は、図2に示すように、磁気ディスク4
1(フロッピディスクを含む)、光ディスク42(CD-R
OM(Compact Disc-Read OnlyMemory)、DVD(Digital Vers
atile Disc)を含む)、光磁気ディスク43(MD(Mini-D
isc)を含む)、もしくは半導体メモリ44などよりなる
パッケージメディア、または、プログラムが一時的もし
くは永続的に格納されるFlash ROMや、ハードディスク
などにより構成される。記録媒体へのプログラムの記録
は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェー
スを介して、公衆回線網、ローカルエリアネットワーク
またはインターネットなどから構成されるネットワーク
2、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信
媒体を利用して行われる。
【0257】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0258】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0259】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および方法、並び
にプログラムによれば、コンテンツを記録し、コンテン
ツに関する転送用の第1の付加情報、および、コンテン
ツに関する編集用の第2の付加情報を記録し、記録され
ている第2の付加情報の表示を制御し、表示が制御され
ている第2の付加情報を編集し、使用者の操作によりコ
ンテンツの移動が指示された場合、記録されているコン
テンツとともに第1の付加情報の他の情報処理装置への
転送を制御するようにしたので、編集された付加情報の
流通を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツデータ管理システムの
一実施の形態を示す図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの内部の構成例
を示すブロック図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータの機能を示すブ
ロック図である。
【図4】権利情報格納部に格納されている権利情報の例
を示す図である。
【図5】データベースが記録するデータの例を示す図で
ある。
【図6】曲ファイル格納部のデータ構造を説明する図で
ある。
【図7】ポータブルデバイスのデータ構造を説明する図
である。
【図8】インポートを説明する図である。
【図9】移動を説明する図である。
【図10】ディスプレイに表示されるウィンドウを示す
図である。
【図11】図10のウィンドウに表示されるダイアログ
ボックスを示す図である。
【図12】ディスプレイに表示されるウィンドウを示す
図である。
【図13】プロパティ画面を示す図である。
【図14】他の例のプロパティ画面を示す図である。
【図15】歌詞編集画面を示す図である。
【図16】ライナノーツ編集画面を示す図である。
【図17】プロパティ画面を示す図である。
【図18】ムーブイン処理を説明するフローチャートで
ある。
【図19】ムーブアウト処理を説明するフローチャート
である。
【図20】ムーブイン処理を説明するフローチャートで
ある。
【図21】チェックアウト処理を説明するフローチャー
トである。
【図22】設定画面を示す図である。
【図23】チェックアウト処理を説明するフローチャー
トである。
【図24】付加情報の上書き処理を説明するフローチャ
ートである。
【図25】ダウンロード処理を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 ネットワーク,
3 EMDサーバ, 4WWWサーバ, 5−1乃至5−4
ポータブルデバイス, 6 端末装置,7 携帯電話
機, 8 PDA, 9−1乃至9−4 メモリカード,
11 CPU, 12 ROM, 13 RAM, 21 HD
D, 41 磁気ディスク, 42光ディスク, 43
光磁気ディスク, 44 半導体メモリ, 61 GU
I部, 62 コンテンツ管理処理部, 63 転送処
理部, 64 曲管理部,65 権利情報格納部, 6
6 ファイル検索部, 67 データベース, 68−
1,68−2 曲ファイル格納部, 69 曲ファイ
ル, 70 PC用付加情報, 71 PC編集用付加情
報, 72 PD用付加情報, 73−1,73−2 PC
プラグイン, 70−1,70−2 音声出力部, 7
5−1乃至75−3 PDプラグイン, 76 曲ファイ
ル, 77 PC用付加情報, 78 PD用付加情報,
79 メモリカードプラグイン,101,102 フィ
ールド,103−1 チェックインボタン,103−2
チェックアウトボタン,104−1 ムーブインボタ
ン, 104−2 ムーブアウトボタン, 111 ダ
イアログボックス, 121乃至123 タブ, 13
3 歌詞編集ボタン, 134 ライナノーツ編集ボタ
ン, 151 戻すボタン, 161 チェックボック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 311 H04N 5/91 N H04N 5/765 5/781 510F 5/781 G10L 9/00 E 5/91 Fターム(参考) 5B017 AA06 CA16 5C053 FA14 FA23 JA16 JA30 KA05 LA11 LA14 5D044 AB05 BC08 CC09 DE02 DE03 DE12 DE50 DE55 DE57 DE58 5D110 AA21 AA27 BB23 BB24 DA11 DB02 DD11 DD13 DD16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを記録する第1の記録手段
    と、 前記コンテンツに関する転送用の第1の付加情報、およ
    び、前記コンテンツに関する編集用の第2の付加情報を
    記録する第2の記録手段と、 前記第2の記録手段に記録されている前記第2の付加情
    報の表示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御されている前記第2
    の付加情報を編集する編集手段と、 使用者の操作により前記コンテンツの移動が指示された
    場合、前記第1の記録手段に記録されている前記コンテ
    ンツとともに、前記第2の記録手段に記録されている前
    記第1の付加情報の他の情報処理装置への転送を制御す
    る転送制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の付加情報をコピーして前記第
    2の付加情報を生成する生成手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の付加情報は、編集不可能なオ
    リジナルの付加情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記転送制御手段は、前記コンテンツお
    よび前記第1の付加情報の転送を制御するとき、前記第
    2の記録手段に記録されている、前記編集手段により編
    集された前記第2の付加情報を破棄することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 コンテンツの記録を制御する第1の記録
    制御処理ステップと、 前記コンテンツに関する転送用の第1の付加情報、およ
    び、前記コンテンツに関する編集用の第2の付加情報の
    記録を制御する第2の記録制御処理ステップと、 前記第2の記録制御処理ステップの処理により記録が制
    御されている前記第2の付加情報の表示を制御する表示
    制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記第2の付加情報を編集する編集処理ステップ
    と、 使用者の操作により前記コンテンツの移動が指示された
    場合、前記第1の記録制御処理ステップの処理により記
    録が制御されている前記コンテンツとともに、前記第2
    の記録制御処理ステップの処理により記録が制御されて
    いる前記第1の付加情報の他の情報処理装置への転送を
    制御する転送制御処理ステップとを含むことを特徴とす
    る情報処理方法。
  6. 【請求項6】 コンテンツの記録を制御する第1の記録
    制御処理ステップと、 前記コンテンツに関する転送用の第1の付加情報、およ
    び、前記コンテンツに関する編集用の第2の付加情報の
    記録を制御する第2の記録制御処理ステップと、 前記第2の記録制御処理ステップの処理により記録が制
    御されている前記第2の付加情報の表示を制御する表示
    制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記第2の付加情報を編集する編集処理ステップ
    と、 使用者の操作により前記コンテンツの移動が指示された
    場合、前記第1の記録制御処理ステップの処理により記
    録が制御されている前記コンテンツとともに、前記第2
    の記録制御処理ステップの処理により記録が制御されて
    いる前記第1の付加情報の他の情報処理装置への転送を
    制御する転送制御処理ステップとを含むことを特徴とす
    るコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され
    ている記録媒体。
  7. 【請求項7】 コンテンツの記録を制御する第1の記録
    制御処理ステップと、 前記コンテンツに関する転送用の第1の付加情報、およ
    び、前記コンテンツに関する編集用の第2の付加情報の
    記録を制御する第2の記録制御処理ステップと、 前記第2の記録制御処理ステップの処理により記録が制
    御されている前記第2の付加情報の表示を制御する表示
    制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記第2の付加情報を編集する編集処理ステップ
    と、 使用者の操作により前記コンテンツの移動が指示された
    場合、前記第1の記録制御処理ステップの処理により記
    録が制御されている前記コンテンツとともに、前記第2
    の記録制御処理ステップの処理により記録が制御されて
    いる前記第1の付加情報の他の情報処理装置への転送を
    制御する転送制御処理ステップとをコンピュータに実行
    させるプログラム。
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