JP2002318999A - 携帯型情報処理装置およびそれを用いた情報提供方法 - Google Patents

携帯型情報処理装置およびそれを用いた情報提供方法

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JP2002318999A
JP2002318999A JP2001124725A JP2001124725A JP2002318999A JP 2002318999 A JP2002318999 A JP 2002318999A JP 2001124725 A JP2001124725 A JP 2001124725A JP 2001124725 A JP2001124725 A JP 2001124725A JP 2002318999 A JP2002318999 A JP 2002318999A
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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ記録媒体から読み取ったデータに対して
加工を施すことができる携帯型情報処理装置、およびこ
れを用いた効率的な情報提供方法を提供する。 【解決手段】携帯型情報処理装置1は、携帯可能な筐体
内に、データ記録媒体2からデータを読み取るデータ読
取部11と、読み取られたデータを加工するためのデー
タ処理部12と、テキスト・画像・音声データの入力の
ためのデータ入力部16と、表示部13と、スピーカ1
4と、通信部15と、メモリ17とを収容して構成され
ている。データ処理部16は、データ記録部2から読み
取られたデータに対して、データ入力部16から入力さ
れたテキスト・画像・音声データをリンクさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録媒体
からデータを読み取ることができる携帯型情報処理装置
およびそれを用いた情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バーコードやRFID(Radi
o Frequency Identification)タグを用いて商品等の管
理が行われている。たとえば、在庫管理などのために、
携帯型情報収集装置を用いて、商品に付されたバーコー
ドを読み取ったりすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からの携
帯型情報収集装置は、用途が情報の収集に限られてお
り、必ずしも使用者の要求を満たすことができなかっ
た。たとえば、最近では、2次元バーコードやRFID
などのように、大容量のデータを記録することができる
データ記録媒体が用いられるようになってきた。2次元
バーコードとは、縦横両方向にデータを持たせたシンボ
ルであって、1次元バーコードを縦に細かく積み重ねた
スタックタイプと、情報を白黒の枡目で縦横のモザイク
状に表現したマトリクスタイプとがある。2次元バーコ
ードは、一般に、2000バイト以上のデータ容量を有
しており、高密度印刷によって、1次元バーコードの最
大45分の1以下の面積に高密度化して表現することが
できる。また、誤り訂正機能が含まれていて、印刷精度
が悪かったり、バーコードの一部が破損したりしていて
も、情報を正常に読み取ることができる。さらに、2次
元バーコードでは、アルファベット、数字、特殊記号に
加えて、日本語(漢字、ひらがな、カタカナ)も使用す
ることができる。
【0004】RFIDとは、カード状またはタグ状の担
体にコイル状のアンテナとICチップとを内蔵したもの
である。メモリ容量は、たとえば64ビットであって、
アンテナを介する通信により、情報の登録・更新・削除
を容易に行うことができる。そのうえ、耐環境性に優れ
ているため半永久的に使用することができる。これらの
2次元バーコードまたはRFIDを用いれば、商品識別
記号のような簡単な情報のみならず、商品カタログの内
容や観光地図等の複雑な情報を記録することができる。
【0005】ところが、このような大容量のデータ記録
媒体の読み取りに従来からの携帯型情報収集装置を適用
しても、収集された情報に対して使用者が任意に加工を
施すことができないため、必ずしも使用者の要求を満た
すことができない。そこで、この発明の目的は、データ
記録媒体から読み取ったデータに対して加工を施すこと
ができ、これにより、使い勝手の向上された携帯型情報
処理装置を提供することである。
【0006】また、この発明の他の目的は、上記のよう
な携帯型情報処理装置を用いることによって、効率的に
情報を提供することができる情報提供方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、携帯型情
報処理装置(1)であって、この携帯型情報処理装置外
に設けられたデータ記録媒体(2)に記録されたデータ
を読み取るデータ読取手段(11)と、このデータ読取
手段によって読み取られたデータに対してデータ加工処
理を施すためのデータ加工手段(12)と、このデータ
加工手段による加工後のデータを出力するデータ出力手
段(13,14,15)とを携帯可能な筐体に収容した
ことを特徴とする携帯型情報処理装置である。なお、括
弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素
等を表す。以下、この項において同じ。
【0008】この構成によれば、携帯型情報処理装置外
に設けられたデータ記録媒体の記録データを、データ読
取手段によって読み取り、そのデータに対して加工を施
すことができる。この加工後のデータが、データ出力手
段によって出力される。したがって、使用者は、データ
記録手段から読み取ったデータに対して任意に加工を施
し、加工後のデータを使用することができる。上記携帯
型情報処理装置は、加工前および/または加工後のデー
タを記憶するためのデータ記憶手段(17)を上記筐体
内に備えていることが好ましい。データ記憶手段は、上
記筐体に対して着脱自在に構成されていてもよい。すな
わち、データ記憶手段は、筐体内に固定されたメモリ素
子であってもよいし、筐体に対して着脱可能なメモリカ
ード(スマートメディア、メモリスティック、CFカー
ド、マルチメディアカード、SDカード等)であっても
よい。
【0009】請求項2記載の発明は、上記データ読取手
段は、上記データ記録媒体に記録されたデータを、光学
的、磁気的または電気的に読み取る手段を含むものであ
ることを特徴とする請求項1記載の携帯型情報処理装置
である。また、請求項3記載の発明は、上記データ記録
媒体は、濃淡画像によって光学的読取可能に表された記
号を担体表面に担持した光学的読取可能媒体、磁気パタ
ーンによりデータを記録した磁気記録媒体、または、無
線信号送受信手段とこの無線信号送受信手段に結合され
たデータ記憶素子とを備えた無線読取型記録媒体を含む
ことを特徴とする請求項1または2記載の携帯型情報処
理装置である。
【0010】上記光学的読取可能媒体は、1次元または
2次元バーコードを担体表面に担持した媒体であっても
よい。この場合、データ読取手段は、1次元型または2
次元型のイメージセンサを含むものであってもよいし、
レーザビームでバーコードを走査し、バーコードからの
反射光を受光素子で受光する構成のものであってもよ
い。また、磁気記録媒体は、磁気パターンによりデータ
を記録した磁気カードであってもよい。この場合、デー
タ読取手段としては、磁気カードリーダが適用されるこ
とになる。
【0011】さらに、上記無線読取型記録媒体は、カー
ド状またはタグ状の担体にコイル状のアンテナ(無線信
号送受信手段)とメモリICチップ(データ記憶素子)
とを内蔵したRFIDカードまたはRFIDタグであっ
てもよい。この場合に、データ読取手段には、RFID
タグまたはRFIDカードとの間で電波の送受信を行う
RFIDリーダが適用される。これらの他にも、データ
記録媒体としては、接触読取型または非接触読取型のI
Cカードを適用することもでき、この場合に、データ読
取手段は、ICカードリーダを適用すればよい。
【0012】請求項4記載の発明は、上記データ記録媒
体は、音声データ、画像データおよびテキストデータの
うちの少なくとも1種を、圧縮したデータ形式で記録し
たものであることを特徴とする請求項1ないし3のいず
れかに記載の携帯型情報処理装置である。この構成によ
り、小型のデータ記録媒体に大量の音声データ、画像デ
ータまたはテキストデータを記録しておくことができ
る。したがって、商品等の識別コードのような簡単なデ
ータ(付随データ部)だけでなく、商品のカタログ情報
や観光案内地図情報等の複雑な情報(主要データ部)
を、データ記録媒体に記録しておくことができ、これを
携帯型情報処理装置によって読み取ることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、上記データ加工処
理手段は、読み取られたデータに対して、音声データ、
画像データおよびテキストデータのうちの少なくとも1
種を付加する手段(12,16)を含むことを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯型情報処理
装置である。この構成により、使用者は、音声データ、
画像データまたはテキストデータを読み取られたデータ
に対して付加することによって、データ加工処理を行う
ことができる。これにより、使い勝手の良い携帯型情報
処理装置を提供できる。
【0014】データ加工処理手段により実行可能なデー
タ加工処理には、音声データ、画像データまたはテキス
トデータの必要部を抽出するトリミング処理、画像の色
や形状を変形させる画像加工処理等が含まれていてもよ
い。請求項6記載の発明は、上記データ出力手段は、音
声データを音響化する音響化手段(14)、画像データ
を視覚化する画像表示手段(13)および加工後のデー
タを外部装置(3)に対して送信するための通信手段
(15)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とす
る請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯型情報処理
装置である。
【0015】この構成により、加工後のデータ中の音声
データを音響化したり、画像データによる画像表示を行
わせたりすることができる。さらには、加工後のデータ
を外部装置(たとえばパーソナルコンピュータ等)に対
して、伝送することもできる。請求項7記載の発明は、
情報提供者から情報享受者へ情報を提供するための情報
提供方法であって、情報享受者がアクセス可能な所定の
場所に、請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯型情
報処理装置(1)によってデータの読み取りが可能なデ
ータ記録媒体(2)を配置することを特徴とする情報提
供方法である。
【0016】この方法により、情報提供者は、所定の場
所にデータ記録媒体を配置(たとえば、固定配置)する
のみで、携帯型情報処理装置を保持した情報享受者に対
して、情報を提供できる。情報享受者は、携帯型情報処
理装置によってデータ記録媒体からデータを読み取り、
このデータに対して必要な加工を施すことができる。こ
れにより、データの整理等を効率的に行える。たとえ
ば、展示会会場等で、カタログ情報をデータ記録媒体の
形式で提供することにより、従来からの紙媒体の削減を
図ることができ、情報享受者は、携帯型情報処理装置に
よって読み取ったデータに対して必要な加工を施し、さ
らに、このデータを外部装置に保存したりすることがで
きる。このようにして、効率的な情報の提供が可能にな
る。
【0017】その他、たとえば、観光案内所等で地図情
報の提供を行う場合にこの発明を適用しても、同様な効
果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る携帯型情報処理装置1の構成を
説明するためのブロック図である。この携帯型情報処理
装置1は、データ読取部11と、このデータ読取部11
によって読み取られたデータに対してデータ加工処理を
施すためのデータ処理部12と、このデータ処理部12
によって加工される前のデータおよび/または加工され
た後のデータを出力するための表示部13、スピーカ1
4および通信部15と、データ処理部12に対して音声
データ、画像データまたはテキストデータを入力するた
めのデータ入力部16と、データ処理部12による加工
前および/または加工後のデータを記憶するためのメモ
リ17とを、携帯可能な筐体内に収容して構成されてい
る。
【0019】データ読取部11は、携帯型情報処理装置
1外に設けられたデータ記録媒体2に記録されたデータ
を読み取るためのものである。読み取られたデータは、
データ処理部12から、メモリ17へと書き込まれる。
メモリ17は、携帯型情報処理装置1の筐体内に固定的
に取り付けられたメモリICで構成されていてもよく、
当該筐体に対して着脱自在なメモリカードで構成されて
いてもよい。このようなメモリカードとしては、スマー
トメディア、メモリスティック、CFカード、マルチメ
ディアカードおよびSDカードを例示できる。
【0020】データ記録媒体2は、テキストデータ、音
声データおよび画像データの少なくとも1種を、圧縮し
た形式で記録したものであることが好ましい。このよう
なデータ記録媒体2は、1次元または2次元のバーコー
ドのように、濃淡画像によって光学的読み取り可能に表
わされた記号を担体表面に担持した光学的読取可能媒体
であってもよい。この場合、データ読取部11は、CC
DラインセンサまたはCCDエリアセンサ等の光学的読
取装置によって構成されることになる。
【0021】また、データ記録媒体2は、磁気パターン
によってデータを記録した磁気カード等の磁気記録媒体
であってもよい。この場合、データ読取部11は、磁気
読取装置によって構成されることになる。さらに、デー
タ記録媒体2は、コイル状のアンテナと、このアンテナ
を介してデータ読出が可能なメモリICチップとをタグ
状またはカード状の媒体に収容したRFIDタグまたは
RFIDカードによって構成されてもよい。この場合、
データ読取部11は、RFIDタグまたはRFIDカー
ドとの間で無線交信を行って、データを読み取る構成と
される。
【0022】その他、データ記録媒体2として、メモリ
ICチップを内蔵した接触読取型または非接触読取型の
ICカードを適用することもできる。この場合には、デ
ータ読取部11には、ICカードリーダが適用されるこ
とになる。表示部13は、データ処理部12によって処
理された画像データを表示するものである。この表示部
13は、たとえば液晶表示パネルによって構成すること
ができる。
【0023】スピーカ14は、データ処理部12から与
えられる音声データを音響化して出力するものである。
通信部15は、外部装置3との間で交信を行って、デー
タ処理部12と外部装置3との間でのデータ授受を行わ
せるためのものである。たとえば、通信部15は、携帯
型電話機またはPHSのためのインターフェースを提供
するものであってもよい。この場合に、通信部15およ
び携帯電話機またはPHSを介して外部装置3との間の
接続を確立することができる。これによって、データ処
理部12から、未加工のデータおよび/または加工済デ
ータを外部装置3に転送したり、外部装置3からデータ
をダウンロードしたりすることができる。外部装置3
は、この場合、インターネット上に置かれたサーバ装置
であってもよい。
【0024】また、外部装置3は、携帯型情報処理装置
1の通信部15と有線または無線接続することができる
パーソナルコンピュータ等であってもよい。たとえば、
携帯型情報処理装置1の使用者が常用するパーソナルコ
ンピュータと、この携帯型情報処理装置1とを有線また
は無線接続することによって、データ処理部12での未
加工のデータおよび/または加工済データをパーソナル
コンピュータに保存したり、このパーソナルコンピュー
タ上でさらなる加工を施したり、パーソナルコンピュー
タ上のデータをデータ処理部12にダウンロードしたり
することができる。
【0025】データ入力部16は、表示部13の表面に
設けられたタッチパネルであってもよいし、携帯型情報
処理装置1の筐体上に設けられたキー入力部であっても
よく、さらに、ディジタルカメラ装置や録音装置等の機
器からの画像データまたは音声データを受け付けるデー
タ入力インタフェースを提供するものであってもよい。
このデータ入力部16からは、テキストデータ、画像デ
ータまたは音声データをデータ処理部12に入力するこ
とができる。同様のデータは、外部装置3から通信部1
5を介してデータ処理部12に入力することもできる。
これらのデータは、メモリ17に記憶され、必要に応じ
て、データ処理部12によるデータ加工処理のために用
いられる。
【0026】使用者が所定の入力操作を行うことによっ
て、データ処理部12は、データ読取部11によって読
み取られたデータに対して、データ入力部16から入力
されたデータ(テキスト、画像または音声)をリンクさ
せる。これにより、データ記録媒体2から読み取られた
データに対してテキストデータ、画像データまたは音声
データが付加される。データ処理部12は、使用者の所
定の入力操作により、メモリ17に格納されたデータ
(データ記録媒体2から読み取られたデータを含む。)
に対して、テキスト、画像または音声の特定部分のみを
抽出するトリミング処理や、画像の色変更処理、画像の
変形処理等を施すものであってもよい。
【0027】図2は、上記携帯型情報処理装置1の使用
例を示す概念図である。情報提供者は、観光案内所や展
示会会場内等の適当な場所に、たとえばインフォメーシ
ョンボックス31を設置し、このインフォメーションボ
ックス31の内部または外表面に、データ記録媒体2を
固定配置する。インフォメーションボックス31の内部
にデータ記録媒体2が配置される場合には、必要に応じ
て、インフォメーションボックス31には、データ送信
口31aが形成される。インフォメーションボックス3
1内に、光学的読取可能な記録媒体(バーコード等)が
配置される場合であれば、このようなデータ送信口31
aが必要であるが、たとえばRFIDタグまたはRFI
Dカードがインフォメーションボックス31内に配置さ
れる場合であれば、データ送信口31aを設ける必要は
ない。
【0028】使用者U1は、携帯型情報処理装置1を携
帯していて、この携帯型情報処理装置1をインフォメー
ションボックス31の近傍まで持って行って、所定のデ
ータ読み取り操作を行う。これによって、データ読取部
11の働きにより、データ記録媒体2に記録されたデー
タが読み取られて、データ処理部12からメモリ17に
格納される。こうして、使用者U1は、必要なデータを
収集することができる。
【0029】たとえば、観光案内所にインフォメーショ
ンボックス31が設置される場合は、このインフォメー
ションボックス31に配置されるデータ記録媒体2に
は、周辺の観光案内地図データが記録されていてもよ
い。この場合、使用者U1は、観光案内地図の画像デー
タを携帯型情報処理装置1に取り込むことができる。イ
ンフォメーションボックス31が、たとえば展示会会場
に設置される場合には、データ記録媒体2には商品のカ
タログ情報が記録されていてもよい。この場合、使用者
U1は、携帯型情報処理装置1内にカタログの画像情
報、テキスト情報または音声情報を取り込むことができ
る。
【0030】このようにして、従来は紙媒体を用いて行
っていた情報の提供を、所定の場所に固定配置されたデ
ータ記録媒体2によって達成することができ、紙媒体を
大幅に削減することができる。使用者U2は、携帯型情
報処理装置1に、ディジタルカメラ35を接続して、画
像データを取り込んでいる。このようにして取り込まれ
た画像データは、データ処理部12において、データ記
録媒体2から読み取られたデータと関連づけられる。こ
うして、データ記録媒体2から読み取られたデータに対
する加工処理、すなわち画像データの付加が達成され
る。加工後のデータは、メモリ17に記憶され、必要に
応じて、表示部13に表示させたり、スピーカ14から
音声出力させたり、通信部15を介して外部装置3へと
発信したりすることができる。
【0031】使用者U3は、携帯型情報処理装置1か
ら、通信部15の働きにより、データを発信している。
この場合に発信されるデータは、データ記録媒体2から
読み取られたデータそのものであってもよいし、データ
入力部16からの音声データ、テキストデータまたは画
像データが付加された後のデータであってもよい。デー
タ記録媒体2に記録されるデータは、商品等の識別情報
であってもよいが、識別情報のような付随情報部のみに
留まらず、さらに複雑なテキストデータ、画像データま
たは音声データ等の主要データ部であることが好まし
い。これにより、携帯型情報処理装置1の使用者は、必
要なデータをデータ記録媒体2からの読み取り操作のみ
で取得することができる。
【0032】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は、他の形態で実施することもでき、
特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変
更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る携帯型情報処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】携帯型情報処理装置の使用例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯型情報処理装置 11 データ読取部 12 データ処理部 13 表示部 14 スピーカ 15 通信部 16 データ入力部 17 メモリ 2 データ記録媒体 3 外部装置 U1,U2,U3 使用者 31 インフォメーションボックス 31a データ送信口 35 ディジタルカメラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯型情報処理装置であって、 この携帯型情報処理装置外に設けられたデータ記録媒体
    に記録されたデータを読み取るデータ読取手段と、 このデータ読取手段によって読み取られたデータに対し
    てデータ加工処理を施すためのデータ加工手段と、 このデータ加工手段による加工後のデータを出力するデ
    ータ出力手段とを携帯可能な筐体に収容したことを特徴
    とする携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記データ読取手段は、上記データ記録媒
    体に記録されたデータを、光学的、磁気的または電気的
    に読み取る手段を含むものであることを特徴とする請求
    項1記載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記データ記録媒体は、濃淡画像によって
    光学的読取可能に表された記号を担体表面に担持した光
    学的読取可能媒体、磁気パターンによりデータを記録し
    た磁気記録媒体、または、無線信号送受信手段とこの無
    線信号送受信手段に結合されたデータ記憶素子とを備え
    た無線読取型記録媒体を含むことを特徴とする請求項1
    または2記載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記データ記録媒体は、音声データ、画像
    データおよびテキストデータのうちの少なくとも1種
    を、圧縮したデータ形式で記録したものであることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯型情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】上記データ加工処理手段は、読み取られた
    データに対して、音声データ、画像データおよびテキス
    トデータのうちの少なくとも1種を付加する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】上記データ出力手段は、音声データを音響
    化する音響化手段、画像データを視覚化する画像表示手
    段および加工後のデータを外部装置に対して送信するた
    めの通信手段のうちの少なくとも1つを含むことを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯型情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】情報提供者から情報享受者へ情報を提供す
    るための情報提供方法であって、情報享受者がアクセス
    可能な所定の場所に、請求項1ないし6のいずれかに記
    載の携帯型情報処理装置によってデータの読み取りが可
    能なデータ記録媒体を配置することを特徴とする情報提
    供方法。
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