JP2002318663A - マウスおよびマウス用装着体 - Google Patents

マウスおよびマウス用装着体

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JP2002318663A JP2001244438A JP2001244438A JP2002318663A JP 2002318663 A JP2002318663 A JP 2002318663A JP 2001244438 A JP2001244438 A JP 2001244438A JP 2001244438 A JP2001244438 A JP 2001244438A JP 2002318663 A JP2002318663 A JP 2002318663A
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Mitsuharu Ishizuka
光治 石塚
Katashi Hanazawa
確 花沢
Yukinobu Itabashi
幸信 板橋
Kazuyoshi Toshida
一善 土信田
Mariko Takano
麻里子 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携行時には小さくコンパクトな形状にするこ
とが可能で、使用時には所定の大きさのマウスとして使
用することができ、従来のマウスと同様の操作感覚を失
わないマウスの構造を提供すること。 【解決手段】 マウス本体1とマウス本体に装着される
装着体21とから構成されている。マウス本体1は、当
該マウス本体1の移動方向および移動距離を検出するた
めの検出手段3を備え、当該マウス本体の上部に前記装
着体21が装着される装着部が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンピュータ端
末に対する入力デバイスとして使用するマウスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ端末に対する入力デ
バイスとして、マウスが一般的に知られている。マウス
は、コンピュータ端末に対する入力デバイスとして使用
頻度が高いものであり、その多くは、操作のしやすさを
考えて、その外観形状が手指の力を抜いて軽く指を曲げ
た手の平に収まるような形状と大きさに形成されてい
た。また、上記従来のマウスは、合成樹脂による成型に
よって形成され、その形状は固定的なものであり、分離
したり変化したりするようには構成されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
マウスは操作のしやすさを考慮した外観形状となってお
り、その外観形状は大きすぎても小さすぎても操作性が
失われるので、前記のように丁度良い大きさを必要とす
るものである。また、ディスクトップ用のパソコンに使
用するマウスであれば持ち歩く必要が無く、それなりの
大きさを有していても差し支えないが、例えばノート型
パソコンの付属品等として持ち歩く必要のある場合に
は、従来のマウスはかさばるものであり極めて携行に不
向きであった。
【0004】本願発明は上記の点に鑑み発明されたもの
であって、携行時には小さくコンパクトな形状にするこ
とが可能で、使用時には所定の大きさのマウスとして使
用することができ、しかも、従来のマウスと同様に使用
時の操作性が良いマウスの構造及びその関連部材等を提
供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明は以下に述べる手段を有する。すなわち、請
求項1記載のマウスは、 (イ)マウス本体とマウス本体に装着される装着体とか
ら構成されていること。 (ロ)マウス本体は、当該マウス本体の移動方向および
移動距離を検出するための検出手段を備え、当該マウス
本体の上部に前記装着体が装着される装着部が設けられ
ていること。
【0006】また、上記課題を解決するために、請求項
2記載の発明は以下に述べる手段を有する。すなわち、
請求項1記載のマウスであって、前記検出手段が、光学
的検出手段であること。
【0007】また、上記課題を解決するために、請求項
3記載の発明は以下に述べる手段を有する。すなわち、
請求項1または請求項2記載のマウスであって、前記装
着体が、空気等の気体を注入することにより膨らますこ
とが可能な中空体であること。
【0008】また、上記課題を解決するために、本願発
明は以下に述べる手段を有する。すなわち、請求項4記
載のマウスであって、 (イ)マウス本体とマウス本体に固定された、任意に外
形を大きくしたり小さくしたりすることができる可変部
材とから構成されていること。 (ロ)マウス本体は、当該マウス本体の移動方向および
移動距離を検出するための検出手段を備えていること。
【0009】また、上記課題を解決するために、請求項
5記載の発明は以下に述べる手段を有する。すなわち、
請求項4記載のマウスであって、前記検出手段が、光学
的検出手段であること。
【0010】また、上記課題を解決するために、請求項
6記載の発明は以下に述べる手段を有する。すなわち、
請求項4または請求項5記載のマウスであって、前記可
変部材が、空気等の気体を注入することにより膨らます
ことが可能な中空体であること。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施例を図を
用いて説明する。図1は、本願発明に係るマウス本体の
外観を表した外観図であり、図2はマウス本体に装着す
る装着体としての中空体を説明するための外観図および
断面図である。また、図3はマウス本体に、装着体を装
着する際の状態を説明するための説明図である。図1に
おいて1はマウス本体であり、図1(a)はマウス本体
1を側面から見た状態を表し、図1(b)はマウス本体
1を上部から見た状態を表し、図1(c)はマウス本体
1を後部から見た状態を表した図面である。
【0012】図1を用いて、マウス本体1の構造につい
て説明する。コンピュータ等の入力用デバイスとして用
いられるマウスには種々のものがあるが、本願発明に係
るマウスには、その移動方向および移動距離を検出する
ための手段として、光学式の検出手段3が採用される。
一般的に普及している球体の転動状態を物理的に検出す
るタイプのマウスでは、球体を収容する収容部を必要と
するため、その外形が比較的大きなものとなっている。
これに対して光学式の検出手段3は、半導体による受光
素子等を用いたものであり、前記収容部を必要としない
ので、回転球体の転動状態を物理的に検出するタイプの
ものより、マウス本体の筐体を薄型に形成することがで
きるという特徴がある。当該検出手段3は、マウス本体
1の底部に設けられている。なお、光学式の検出手段3
を用いたマウスは既に一般的に使用されているものであ
るので、検出手段3自体については詳細な説明を省略す
る。
【0013】マウス本体1は、従来のマウスの外形に比
べて薄型に形成されており、前部にクリック用のスイッ
チとして、押しボタン5、7が設けられている。また、
押しボタン5および押しボタン7の間には、コンピュー
タと接続するためのケーブル8を接続するコネクタ部9
が設けられている。これによって、マウスを持ち運ぶ際
に、マウス本体1とケーブル8を分離して持ち運ぶこと
ができ、携行に便利なようになっている。マウス本体1
の外観形状は、押しボタン5、7を設けた前部と、当該
前部から略中間部分に亘る中央部分を所定の厚さの肉厚
部11とし、当該肉厚部11の周囲部分が薄くなるよう
な薄肉部13を有した形状に形成されている。また、前
記肉厚部11上および、マウス本体1後部両端の薄肉部
13上には、結合部材としてのスナップ15、17、1
9が設けられている。なお、結合手段としては上記スナ
ップに限定されず、面ファスナーやその他の手段であっ
ても良い。
【0014】次に、図2を用いて、装着体21としての
中空部材について説明する。図2(a)は装着体21を
上部から見た状態を表し、図2(b)は、装着体21の
断面図を表している。図2に示した装着体21は、いわ
ゆる浮き輪、ビーチボールといったものと同様に、空気
を入れて膨らませるようなビニール製の中空部材であ
る。装着体21は球体を上下方向から押しつぶし、扁平
させた球体のような外形を為しており、当該装着体21
の上下面の一部にはさらに凹部22、23が形成されて
いる。当該凹部22、23は、装着体21の上面および
下面を構成するビニールシート同士を、互いに溶着する
ことにより形成した部分である。また、外径はマウス本
体1を略覆う程度の大きさに形成されているとともに、
前記凹部23の形状はマウス本体1中央部の肉厚部11
の形状と略同一となるように形成されている。さらに、
装着体21の底部後方には、内部に空気を注入するため
の空気栓25が設けられており、当該空気栓25を介し
て内部に空気を注入するようになっている。
【0015】装着体21底部の所定位置には、前記マウ
ス本体1のスナップ15、17、19と着脱自在に係合
可能なスナップ27、29、31が設けられている。す
なわち、スナップ15、17、19が雌型の結合部材で
あるのに対してスナップ27、29、31は雄型の結合
部材であり、マウス本体1に装着体21が載置された場
合に、それぞれが対向して互いに結合可能となってい
る。
【0016】図3は、マウス本体1に対する装着体21
の装着について説明するための説明図である。点線で図
示したように、マウス本体1の上部から装着体21を載
置し、マウス本体1中央部の肉厚部11に対して装着体
21の凹部23を嵌合させ、互いに対向するスナップ1
5、17、19とスナップ27、29、31を結合させ
ることで、マウス本体1に対して装着体21を固定する
ことができる。このように、マウス本体1に装着体21
を装着すると、手の中に丁度収まる手度の大きさおよび
形状の、従来のマウスと変わらない操作性を有するマウ
スを提供することができる。
【0017】また、以上説明した本願に係るマウスは、
携行性に優れている。すなわち、従来の一体型マウスは
使用者の操作感覚を優先に設計されているので、所定の
大きさの外形および厚みを有しており、鞄に入れて持ち
歩くような場合などは、非常にかさばるので不便であっ
た。これに対して、本願発明に係るマウスは、携行時に
は薄型に形成されたマウス本体1と空気を抜いた装着体
21を分離した状態で運搬することができるので、それ
ぞれを小さな部材とすることができ、携行性に優れてい
る。また、マウス本体1と装着体21とを分離せずと
も、装着体21の空気を抜くことによって、ほぼマウス
本体1程度の大きさとすることができるので、分離した
場合と同様に携行性に優れている。そして、上記のよう
に携行性に優れたマウスでありながら、装着体21に空
気を入れてマウス本体1と結合させることで、使用時に
は従来のマウスと同様の操作性を有しているものであ
る。
【0018】
【実施例】次に、本願発明に係る他の実施例を説明す
る。前記の例は装着体21として、空気を入れるような
中空部材を使用したが、装着体としてぬいぐるみのよう
な部材を使用することもできる。すなわち、ぬいぐるみ
自体は、ある程度の柔軟性を有しているので、多少の変
形等が可能である。従って、マウスを覆う程度の大きさ
のぬいぐるみであれば、鞄に入れて携行してもそれほど
邪魔になることはない。なお、当該ぬいぐるみは、キー
チェーン等を使用した吊り下げ用の装飾体と兼用させる
ようなものであってもよい。また、ぬいぐるみを用いる
ことの効果としては、そのデザインの多様性がある。す
なわち、テレビキャラクタのデザインを採用することも
可能であるし、複数の装着体を所有し、気に入ったもの
の中から選択して、取り替えながら使用するとも可能で
ある。さらに、装着体の外観形状を丸型に限らず、容易
に種々の形状にすることができる。形状の異なる複数の
種類を用意することは、従来の一体成型品としてのマウ
スでは金型費用等のコストの面から難しいものであった
が、本願発明のマウスのようにぬいぐるみ自体を複数用
意することは比較的容易に行うことができるものであ
る。
【0019】さらに他の実施例として、以下に示すよう
なマウスがある。すなわち、前記説明したマウスは、マ
ウス本体に対して着脱自在に装着体を装着することで、
所定の形状のマウスを構成したものである。これに対し
て、さらに他の実施例に係るマウスは、マウス本体に前
記装着体に相当する部材として例えば前記中空部材のよ
うな可変部材を予め固定した構造とする。このような構
造とすることにより、当該可変部材としての中空部材か
ら空気を抜いたときにはコンパクトな外径となり、空気
を入れた場合には所定の大きさのマウスとすることがで
きるものである。これによって、前記と同様に、携行性
に優れ、使用時には従来型のマウスと同様の操作感覚で
使用することができるマウスを提供することができる。
また、当該マウスには、その移動方向および移動距離を
検出するための手段として、前記発明の実施の形態で説
明したのと同様に、光学式の検出手段を採用することが
できる。
【0020】次に、マウスに装着するマウス用装着体に
関する他の実施例について、図4乃至図7を用いて説明
する。図4乃至図7において、51はマウス用装着体
(以下「装着体」という)を示している。当該装着体5
1は、1枚又は複数枚の軟質合成樹脂シートを張り合わ
せて、気密状の空間を形成するように溶着により形成し
た中空体である。当該装着体51の一側には空気栓53
が設けられており、当該空気栓53を介して内部に空気
等の気体を封入し膨らませるようになっている。当該装
着体51の一部である底面は、本実施例ではその表面が
略平坦になるように形成されている。すなわち、装着体
の底面を構成する軟質合成樹脂シートは裏面シート55
と中間シート57による二重の構成になっており、この
裏面シート55と中間シート57の間に例えば厚紙や樹
脂板等の板状部材59が設けられている。この板状部材
59は、前述のマウス本体1や図5に示すようなマウス
61をその上面から略覆うことができる程度の大きさ若
しくは若干小さい大きさに形成されている。そして、前
記裏面シート55と中間シート57によって挟まれた状
態で両シート55、57の周囲を溶着することにより、
両シート55、57の間に保持された状態となってい
る。すなわち、板状部材59を間に挟んだ状態の裏面シ
ート55と中間シート57の周囲が、板状部材59の外
形に沿って互いに溶着された状態となている。また、前
記溶着された部分には、前記溶着と同時若しくは後に表
面シート63の端縁が溶着されるようになっている。こ
の表面シート63を溶着することにより、中間シート5
7と表面シート63で囲まれた中空の空間65を有した
中空体が形成される。そして、表面シート63の一部に
は空気栓53が設けられており、当該空気栓53を介し
て空間65内に空気を入れて膨らませることができるよ
うになっている。このように構成した装着体51は、空
気を入れると全体的に膨らむが、板状部材59を設けた
部分は板状部材59によって膨らむのを防止され略平坦
な形状に保たれる。この平坦部分が、後述するようにマ
ウス61に対する装着面67となる。なお、板状部材は
前記の構造に限らず、別途接着剤等を用いて裏面シート
55の表面若しくは内面に貼り付ける構造としてもよ
い。
【0021】図5に示すように前記装着面67に対し
て、略U字状に形成した第2の中空体69が別途溶着そ
の他の手段により取り付けられている。当該第2の中空
体は前記と同様に軟質合成樹脂シートを所定の形状に裁
断して周囲を溶着することにより形成されたものであ
り、その外縁は前記装着面67の外縁の一部と略一致す
る程度の大きさに形成されている。また、図5に示すよ
うに、装着面67および第2の中空体69の表面の所定
位置には、係合部材としての面ファスナー71が設けら
れている。当該第2の中空体69は、マウス61に対す
る装着体51の位置決めおよび、傾き防止の作用を有す
る部材である。装着体51は前述した装着体21と同様
にマウス61に対して装着して使用するものである。本
実施例では、マウス61は前述のマウス本体1と略同一
の形態に構成されており、その上面の所定位置には前記
装着体51に設けた面ファスナー71と対向する位置に
面ファスナー73が設けられている。これら面ファスナ
ー71と面ファスナー73は、互いに雄雌一対をなすも
のであり、互いに着脱自在に結合されるようになってい
るものである。
【0022】次に、マウス61に対する装着体51の装
着状態について説明する。マウス61の構造については
略前述のマウス本体1と同様であり、押しボタン75、
77を設けた前部と、当該前部から略中間部分に亘る中
央部分を所定の厚さの肉厚部79とし、当該肉厚部79
の周囲部分が薄くなるような薄肉部81を有した形状に
形成されている。そして、前記肉厚部79上および、マ
ウス本体1後部両端の薄肉部81上には、前記のように
結合部材としての面ファスナー73が3カ所に設けられ
ている。当該マウス61に対して装着体51が着脱自在
に取り付けられる。すなわち、装着体51の装着面67
がマウス61の肉厚部79に当接し、装着体51の第2
の中空体69がマウス61の肉厚部79の周囲を囲むよ
うに薄肉部81に対して当接し装着される(図6)。本
実施例に係る装着体51の特徴について説明する。すな
わち、前述の装着体21と異なる点は、装着面67があ
る程度の剛性を有した平坦状に形成されている点であ
る。このようにすることで、平坦な装着面67が平坦面
であるマウス61の肉厚部79上に取り付けられること
になるので、装着体51がぐらつかず安定した状態でマ
ウス61に装着することができるという作用を奏するも
のである。したがって、図7に示すようにマウス61を
使用する際、従来の一体型マウスと同様の操作性を有す
るマウスを提供することができるようになっている。ま
た、本実施例の第2の中空体は、特に単純なU字形かつ
別体として形成されるものであるので、その形状を肉厚
部79の形状に合わせて構成することが簡単である。し
たがって、マウス61の形状が複数種類ある場合でも、
その形状にあわせて形成することが簡単にできるという
特徴を有している。なお、本実施例では、一例として第
2の中空体をU字形として説明しているが、棒状の中空
体を組み合わせたり、他の形状に形成することも可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明に係るマ
ウスは以下に述べる効果を有している。すなわち、請求
項1記載の発明は、マウスを薄型のマウス本体と当該マ
ウス本体に装着される装着体とに分離して構成したの
で、マウスを携行するような場合に分離して携行するこ
とができるので、かさばらず携行することができ、使用
時には従来型のマウスと同様の操作感覚で使用すること
ができるマウスを提供することができるという効果を有
している。
【0024】また、請求項2記載の発明は、上記効果に
加えて、以下に述べる効果を有している。すなわち、マ
ウスを光学式の検出手段を用いたものとすることで、球
体を使用したタイプのマウスに比べて、マウス本体を薄
型にすることができるという効果を有している。
【0025】また、請求項3記載の発明は、上記効果に
加えて、以下に述べる効果を有している。すなわち、装
着体を空気を充填するビニール等により形成された中空
部材とすることで、携行時には空気を抜き、使用時には
空気を入れるといったことが可能であるので、携行する
際にかさばらないという効果を有している。
【0026】また、請求項4記載の発明は、上記効果に
加えて、以下に述べる効果を有している。すなわち、前
記分離型のマウスと同様に、携行時には空気を抜き、使
用時には空気を入れて使用することで、携行性にすぐ
れ、使用時には従来型のマウスと同様の操作感覚で使用
することができるマウスを提供することができるという
効果を有している。
【0027】また、請求項5記載の発明は、上記効果に
加えて、以下に述べる効果を有している。すなわち、マ
ウスを光学式の検出手段を用いたものとすることで、球
体を使用したタイプのマウスに比べて、マウス本体を薄
型にすることができるという効果を有している。
【0028】また、請求項6記載の発明は、上記効果に
加えて、以下に述べる効果を有している。すなわち、装
着体を空気を充填するビニール等により形成された中空
部材とすることで、携行時には空気を抜き、使用時には
空気を入れるといったことが可能であるので、携行する
際にかさばらないという効果を有している。
【0029】また、請求項7記載のマウス用装着体は、
以下に述べる効果を有している。すなわち、当該マウス
用装着体は、マウスに対する装着面が平坦に形成されて
おり、当該平坦な装着面が、平坦に形成されたマウス肉
厚部の上面に対して取り付けられることで、ぐらつかず
安定した状態で装着することができるという効果を有し
ている。これにより、従来の一体型マウスと同様の操作
性を有するマウスを提供することができるものである。
また、装着面に別途形成した中空体を設けることで、マ
ウスに対する装着体51の位置決めおよび傾きを防止す
ることができる。また、当該中空体を、装着するマウス
の形状に合わせて形成することが容易である。また、と
くにその形態をU字形とすることで、マウス操作時にぐ
らつかない操作性のよいマウス用装着体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るマウス本体の外観を表した外観
図である。
【図2】装着体としての中空体を説明するための外観図
および断面図である。
【図3】マウス本体に、装着体を装着する際の状態を説
明するための説明図である。
【図4】マウス用装着体を表した断面図である。
【図5】マウスに対してマウス用装着体を装着する状態
を表した斜視図である。
【図6】マウスに対してマウス用装着体を装着した状態
を表した斜視図である。
【図7】マウス用装着体を装着したマウスの使用状態を
示す図面である。
【符号の説明】
1 マウス本体 3 検出手段 5 押しボタン 7 押しボタン 9 コネクタ部 11 肉厚部 13 薄肉部 15 スナップ 17 スナップ 19 スナップ 21 装着体 23 凹部 25 空気栓 27 スナップ 29 スナップ 31 スナップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 幸信 東京都台東区駒形2丁目5番4号 株式会 社バンダイ内 (72)発明者 土信田 一善 東京都台東区駒形2丁目5番4号 株式会 社バンダイ内 (72)発明者 高野 麻里子 東京都台東区駒形2丁目5番4号 株式会 社バンダイ内 Fターム(参考) 5B087 AA06 AB05 BB05 BB11 BB21 DD03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするマ
    ウス (イ)マウス本体とマウス本体に装着される装着体とか
    ら構成されていること。 (ロ)マウス本体は、当該マウス本体の移動方向および
    移動距離を検出するための検出手段を備え、当該マウス
    本体の上部に前記装着体が装着される装着部が設けられ
    ていること。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、光学的検出手段である
    ことを特徴とする、請求項1記載のマウス。
  3. 【請求項3】 前記装着体が、空気等の気体を注入する
    ことにより膨らますことが可能な中空体であることを特
    徴とする、請求項1または請求項2記載のマウス。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とするマ
    ウス (イ)マウス本体とマウス本体に固定された任意に外形
    を大きくしたり小さくしたりすることができる可変部材
    とから構成されていること。 (ロ)マウス本体は、当該マウス本体の移動方向および
    移動距離を検出するための検出手段を備えていること。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が、光学的検出手段である
    ことを特徴とする、請求項4記載のマウス。
  6. 【請求項6】 前記可変部材が、空気等の気体を注入す
    ることにより膨らますことが可能な中空体であることを
    特徴とする、請求項4または請求項5記載のマウス。
  7. 【請求項7】 下記の要件を備えたことを特徴とするマ
    ウス用装着体 (イ)軟質合成樹脂シートの溶着等による接着によって
    形成された中空体であって、空気等を注入することによ
    り膨らますことが可能となっていること。 (ロ)前記中空体を構成する軟質合成樹脂シートの一部
    であって、その内部若しくは外側には板状の部材が設け
    られており、当該板状の部材によって前記合成樹脂シー
    トの一部に平坦部が形成されていること。 (ハ)前記平坦部の外側には係合部材が設けられてお
    り、当該係合部材を用いてマウスに取り付けられるよう
    になっていること。
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Cited By (2)

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WO2004086216A1 (en) * 2003-03-28 2004-10-07 William Tan A computer mouse
JP2012212378A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Nec Computertechno Ltd 入力装置

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WO2004086216A1 (en) * 2003-03-28 2004-10-07 William Tan A computer mouse
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