JP2002316727A - 容器の傾斜装置 - Google Patents

容器の傾斜装置

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JP2002316727A
JP2002316727A JP2001122675A JP2001122675A JP2002316727A JP 2002316727 A JP2002316727 A JP 2002316727A JP 2001122675 A JP2001122675 A JP 2001122675A JP 2001122675 A JP2001122675 A JP 2001122675A JP 2002316727 A JP2002316727 A JP 2002316727A
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JP
Japan
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tank
mounting table
drum
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Shigeo Horiuchi
滋夫 堀内
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ORION SHOJI KK
ORION TRADING CO Ltd
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ORION SHOJI KK
ORION TRADING CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タンク内の残留液が少なくなるとタンクを自動
的に傾斜させることができて、残留液をパイプ側に集め
て残留液が殆ど無くなるまで吸引できるようにする,容
器の傾斜容器の傾斜装置。 【解決手段】基台1の上に載置台2を重ねて一側を枢着
し、載置台2の他側に柱部材3を立設し柱部材3の上端
にタンク上縁掛止具4を付設し基台1と柱部材3を連結
して弾持装置5を備えてなる。載置台2の上に貯留液を
満たしたタンクTを載せてタンク上縁掛止具4でタンク
Tの上縁を掛止して、タンクT内の貯留液が少量になる
と弾持装置5の作用で載置台2の前記他端側が次第に持
上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ドラム缶等のタ
ンクを水平に載置してドラム缶の底面まで届く長さのパ
イプを差し込みインキ等の貯留液をポンプで汲み出して
タンク内の残留液が少なくなるとタンクを自動的に傾斜
させることができて、残留液をパイプ側に集めて残留液
が殆ど無くなるまで吸引できるようにする,容器の傾斜
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパッケージ等を印刷した
り、フィルム同士をドライラミネートしたり、或いはウ
エブやパネルにコーティングするコンバーティング工場
では、図3(a)に示すように、インキ、バインダーポリ
マー、モノマー、光開始剤、乾燥促進剤、分散剤、溶剤
等をドラム缶Tに収容して並べ、ドラム缶Tの上面一側
に設けられた開口よりドラム缶の底面まで届く長さのパ
イプPを差し込み、インキ等をポンプで汲み出して使用
している。そして、ドラム缶T内の残留液が少なくなる
と、液深が浅くなりパイプPで汲み出せなくなるので、
図3(b)に示すように、ドラム缶Tを傾斜させて下側に
台座を挟み込み、貯留液LをパイプP側に寄せ集めて液
深を深くしてパイプPで汲み出して残留液を最少にして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドラム缶Tを傾斜させ
て下側に台座を挟み、残留液が無くなったらドラム缶T
を交換し台座を外す作業を行なうことは面倒である。
又、後列のドラム缶Tについてはドラム缶Tを傾斜させ
て下側に台座を挟み込む人手作業が行なえるスペースが
ない。前列のドラム缶Tについても両端を除くドラム缶
Tについては傾斜させて下側に台座を挟み込む人手作業
が行なえるスペースがない。
【0004】本願発明は、上述した点に鑑み案出したも
ので、ドラム缶等のタンクを水平に載置してドラム缶の
底面まで届く長さのパイプを差し込みインキ等の貯留液
をポンプで汲み出してタンク内の残留液が少なくなると
タンクを自動的に傾斜させることができて、残留液をパ
イプ側に集めて残留液が殆ど無くなるまで吸引できるよ
うにする,容器の傾斜容器の傾斜装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、基台1と、
該基台1の上面に重なり一端側が枢着され他端側が持上
がるようになっている載置台2と、該載置台2の前記他
端側に立設された柱部材3と、該柱部材3の上部に付設
されたタンク上縁掛止具4と、前記柱部材3と前記基台
1とを連結していてかつばねの蓄勢復帰力で載置台2の
前記他端側を持上げて載置台2を傾斜させる弾持装置5
を備え、載置台2の上に貯留流体を満たしたタンクTを
載せて載置台2の前記他端側を押し下げてタンク上縁掛
止具4でタンクTの上縁を掛止して、タンクT内の貯留
流体が汲み上げ使用により所定の少量以下になると弾持
装置5の作用で載置台2の前記他端側が次第に持上がり
載置台2が傾斜状態になることを特徴とする容器の傾斜
装置を提供することにある。
【0006】
【発明の実施の形態】本願発明の第一の実施の形態に係
る,容器の傾斜装置を図1乃至図2を参照して説明す
る。この容器の傾斜装置は、基台1の上に載置台2を重
ねて一側を枢着し、載置台2の他側に柱部材3を立設し
柱部材3の上端にタンク上縁掛止具4を付設し基台1と
柱部材3を連結して弾持装置5を備えて、弾持装置5で
載置台2の傾斜状態に持上がる。なお、以下の説明にお
いて、載置台2に載置するタンクをドラム缶Tと称す
る。
【0007】基台1は、好ましくは鉄板又はステンレス
鋼板よりなり、図1(b)に示すように、平面形状が概略
矩形である。基台1は、剛性を持たせるために上面又は
下面又は側縁にリブを有していても良い。さらに、基台
1は、安定した接地機能を有するために四隅にねじ軸を
螺動するなどにより高さ調整自在な支脚を有していても
良い。図1に示す基台1は、例えば厚さ6mmの鉄板で
出来ていて上面に補強兼スペース確保用の丸棒鋼6b,6
c,6dが溶接されている。
【0008】載置台2は、好ましくは鉄板又はステンレ
ス鋼板よりなり、ドラム缶Tを乗り降りさせる一端側の
両側に切り欠き2a,2bが設けられていて、該一端側の
下面に両端が切り欠き2a,2bより張り出す丸棒鋼6aを
溶接して両端張出部をピボット軸として、前記基台1の
上面に丸棒鋼6a,6b,6c,6dを挟んで重なるようにな
っており、丸棒鋼6aの両端張出部に軸押さえ7を被せ
該軸押さえ7をボルト8で基台1に固定し、もって、前
記基台1に対して一端側が枢着され他端側が持上がるよ
うになっている。載置台2の上面両側には補強兼位置ず
れ防止用のリブ9,9が溶接され、又、載置台2の上面
のドラム缶Tを乗り降りさせる一端側中央には厚さ数m
mのプレートからなる位置ずれ防止用のリブ10が溶接
されている。
【0009】柱部材3は、好ましくはチャンネル鋼が選
択され、下端を載置台2の前記他端側の中央部に溶接に
より立設されかつ両側の補強板11で補強されている。
【0010】タンク上縁掛止具4は、柱部材3の上部に
枢着された水平軸4aと、水平軸4aの中程に基端を固定
され他端側を柱部材3の上部切欠部3aより張り出して
いて先端にドラム缶Tの上縁を掛止する下向きの爪部を
有するフック爪4bと、水平軸4aの一端に固定されてい
て水平軸4aを回動してフック爪4bを上げ下げ揺動でき
かつフック爪4bを下げる方向に重力作用するハンドル
4cとからなる。
【0011】弾持装置5は、載置台2の他端側の柱部材
3と補強板11に対応する位置に切り欠き2aを設け
て、基台1に立設した下部連結用ブラケット5aを切り
欠き2aに通し、これに対向して上部連結用ブラケット
5bを柱部材3の所要中程に溶接して設け、二個のナッ
ト5cを最初に螺合し次いで平座金5dを被嵌し次いでコ
イルばね5eを被嵌し次いで平座金5fを被嵌したアイボ
ルト5gのボルト部先端を、上部連結用ブラケット5bの
ボルト通し孔に通して平座金5hを被嵌し二つのナット
5iを螺合し、アイボルト5gの頭部をピン5jで下部連
結用ブラケット5aに連結してなり、もって、前記柱部
材3と前記基台1とを連結していてかつばねの蓄勢復帰
力で載置台2の前記他端側を持上げて載置台2を傾斜さ
せる構成である。弾持装置5は、空のドラム缶Tを載置
台2に載せて、タンク上縁掛止具4のフック爪4bをド
ラム缶Tの上縁に掛止して、下側の二個のナット5cを
上方向へ螺動してコイルばね5eを圧縮していきコイル
ばね5eに蓄勢復帰力を生ぜしめ載置台2を傾斜角が次
第に大きくなるように傾斜させていき、ドラム缶Tが外
力が加わっても容易には転倒しない角度、例えば10度
の傾斜角になったところで、上側の二個のナット5iを
下方向へ螺動して上部連結用ブラケット5bに当接した
ところでロック締めする。次いで、図2(a)に示すよう
に、液面レベルがL2となり貯留容積が例えば20%の
ドラム缶Tを載置台2に交換して載せる。すると、上記
の設定ではコイルばね5eの蓄勢復帰力が極めて小さい
ので、載置台2が水平になる。そこで、下側の二個のナ
ット5cを再び上方向へ螺動してコイルばね5eを圧縮し
ていきコイルばね5eの蓄勢復帰力を増大していき載置
台2が僅かに持上がる状態になったところで下側の二個
のナット5cをロック締めする。以上で、弾持装置5の
コイルばね5eの調整と載置台2の傾斜角を設定でき
る。
【0012】従って、この容器の傾斜装置は、載置台2
の上に貯留液を満たしたドラム缶Tを載せる。この場
合、ドラム缶Tの上面の開口が傾斜方向下側に来るよう
に該ドラム缶Tを載置台2に載置する。すると、ドラム
缶Tと貯留液の総量により載置台2の前記他端側を押し
下げて載置台2を水平にしてタンク上縁掛止具4でドラ
ム缶Tの上縁を掛止する。ドラム缶Tの底面まで届く長
さのパイプPを差し込みインキ等の貯留液をポンプで汲
み上げるようにする。ドラム缶T内の貯留液が汲み上げ
使用により液面レベルL1が下がっていき、図2(a)に示
すように所定少量、例えば残留液が20%になると、コ
イルばね5eの蓄勢復帰力の方が大きくなり、以後残留
液が少なくなるに連れて、フックの法則により載置台2
の前記他端側が次第に持上がり、図2(b)に示すように
ドラム缶T内が空に近い状態でドラム缶Tが倒れる惧れ
がない十分に安全な傾斜角度に、載置台2を傾斜させか
つドラム缶Tをタンク上縁掛止具4で掛止でき、もっ
て、タンクを自動的に傾斜させることができて、残留液
をパイプ側に集めて液深を大きくして残留液が殆ど無く
なる液面レベルL2まで吸引できる。
【0013】本願発明の容器の傾斜装置に載置するタン
クは、ドラム缶に限定されない。又、タンクに貯留する
物体は、インキ、バインダーポリマー、モノマー、光開
始剤、乾燥促進剤、分散剤、溶剤等の液体が主である
が、粘性流体、粉体も好ましく適用される。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願発明の容
器の傾斜装置によれば、ドラム缶等のタンクを水平に載
置してドラム缶の底面まで届く長さのパイプを差し込み
インキ等の貯留液をポンプで汲み出してタンク内の残留
液が少なくなるとタンクを自動的に傾斜させることがで
きて、残留液をパイプ側に集めて残留液が殆ど無くなる
まで吸引できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本願発明の実施の形態に係る容器の傾斜
装置の一部切り欠き断面した側面図、(b)は平面図。
【図2】(a)は本願発明の実施の形態に係る容器の傾斜
装置に貯留液を満たしたタンクを載せた状態を示す一部
切り欠き断面した側面図、(b)は容器の傾斜装置に載置
した残留液が少量になってタンクが傾斜した状態を示す
一部切り欠き断面した側面図。
【図3】(a)従来の水平接地状態のドラム缶の側面図、
(b)残留液が少量になってドラム缶を傾斜状態とすると
ころを示す側面図。
【符号の説明】
1・・・基台、2・・・載置台、3・・・柱部材、4・
・・タンク上縁掛止具、5・・・弾持装置、T・・・ド
ラム缶、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月20日(2001.4.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台1と、該基台1の上面に重なり一端側
    が枢着され他端側が持上がるようになっている載置台2
    と、該載置台2の前記他端側に立設された柱部材3と、
    該柱部材3の上部に付設されたタンク上縁掛止具4と、
    前記柱部材3と前記基台1とを連結していてかつばねの
    蓄勢復帰力で載置台2の前記他端側を持上げて載置台2
    を傾斜させる弾持装置5を備え、載置台2の上に貯留流
    体を満たしたタンクTを載せて載置台2の前記他端側を
    押し下げてタンク上縁掛止具4でタンクTの上縁を掛止
    して、タンクT内の貯留流体が汲み上げ使用により所定
    の少量以下になると弾持装置5の作用で載置台2の前記
    他端側が次第に持上がり載置台2が傾斜状態になること
    を特徴とする容器の傾斜装置。
JP2001122675A 2001-04-20 2001-04-20 容器の傾斜装置 Pending JP2002316727A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052904A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toto Kogyo Co Ltd タンクの傾斜装置
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