JP2002315763A - 歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置 - Google Patents
歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置Info
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- JP2002315763A JP2002315763A JP2001157888A JP2001157888A JP2002315763A JP 2002315763 A JP2002315763 A JP 2002315763A JP 2001157888 A JP2001157888 A JP 2001157888A JP 2001157888 A JP2001157888 A JP 2001157888A JP 2002315763 A JP2002315763 A JP 2002315763A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】歯科用ハンドインスツルメントの清拭を手に把
持したまま簡便、迅速に行い、歯科治療における清拭の
動作を手間を省き、安全、確実に行う。 【構成】動作の1回ごとに交換される清拭布の一部分、
インスツルメントを圧迫する2つのガイドローラーから
なる清拭部と清拭布を薬液浸漬する薬液槽と、未使用の
清拭布を送り出す部分の清拭布送り出し部と清拭布巻取
り部と、回転柄とピストンからなる駆動部とからなる装
置。
持したまま簡便、迅速に行い、歯科治療における清拭の
動作を手間を省き、安全、確実に行う。 【構成】動作の1回ごとに交換される清拭布の一部分、
インスツルメントを圧迫する2つのガイドローラーから
なる清拭部と清拭布を薬液浸漬する薬液槽と、未使用の
清拭布を送り出す部分の清拭布送り出し部と清拭布巻取
り部と、回転柄とピストンからなる駆動部とからなる装
置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科診療中に生じる使
用器具の汚れを清拭することで清潔かつ確実な治療を行
うことに関する。
用器具の汚れを清拭することで清潔かつ確実な治療を行
うことに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科診療の際、術者が把持してい
る歯科用ハンドインスツルメントの清拭は助手が術者の
求めに応じてアルコール綿や布などで行うが、最近は諸
般の事情により助手がいない場合が多く、術者1人のみ
の治療になるとき,左手はミラーなど別の器具で舌,頬
を圧排して安全を確保し、さらに術野を露出させ、明視
化する必要がある為、右手に把持しているインスツルメ
ントの清拭は困難を極めた。補綴物のセメント合着時や
根管治療時などは特に深刻である.結果的に、主たる作
業を行うインスツルメントを清拭するのに左手を離さざ
るを得なかった。この場合、作業は中断し、術野は口腔
内の唾液などが入り込み、最も乾燥下、清潔下での作業
が好まれる術式においては大きな問題であった。すなわ
ち、治療の確実性、集中力の維持、作業の効率化を大き
く削ぐものとなっていることが問題であった。
る歯科用ハンドインスツルメントの清拭は助手が術者の
求めに応じてアルコール綿や布などで行うが、最近は諸
般の事情により助手がいない場合が多く、術者1人のみ
の治療になるとき,左手はミラーなど別の器具で舌,頬
を圧排して安全を確保し、さらに術野を露出させ、明視
化する必要がある為、右手に把持しているインスツルメ
ントの清拭は困難を極めた。補綴物のセメント合着時や
根管治療時などは特に深刻である.結果的に、主たる作
業を行うインスツルメントを清拭するのに左手を離さざ
るを得なかった。この場合、作業は中断し、術野は口腔
内の唾液などが入り込み、最も乾燥下、清潔下での作業
が好まれる術式においては大きな問題であった。すなわ
ち、治療の確実性、集中力の維持、作業の効率化を大き
く削ぐものとなっていることが問題であった。
【0003】本発明はそれら欠点をなくすためには助手
による補助を必要とすることなく器具の使用によって、
片手で清拭できることが必要なことがわかった。また布
片を挟み込むだけだと汚れが布片に残ったままになり、
医療用としては適さない事が分かった。また、清拭布の
薬液の湿潤状態もばらつきが多く、清拭の状態もばらつ
きが多かった。
による補助を必要とすることなく器具の使用によって、
片手で清拭できることが必要なことがわかった。また布
片を挟み込むだけだと汚れが布片に残ったままになり、
医療用としては適さない事が分かった。また、清拭布の
薬液の湿潤状態もばらつきが多く、清拭の状態もばらつ
きが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこでインスツルメント
を把持したままの手掌の力を利用して、その力を伝達す
ることにより、2つのガイドローラーを駆動させて、ガ
イドローラーに沿わせた、清拭布を挟み込むようにして
圧迫し、インスツルメントを引くことにより清拭できる
よう装置を考案した。そして、ディスポーザブルな清拭
布を使用し、清拭エリアの使用を一回のみできると
し、動作する毎に常に新しいエリアの清拭布が供給され
るようにする。また、清拭と巻き取りの動きを同時に行
いこの機能を一体化した装置にした。
を把持したままの手掌の力を利用して、その力を伝達す
ることにより、2つのガイドローラーを駆動させて、ガ
イドローラーに沿わせた、清拭布を挟み込むようにして
圧迫し、インスツルメントを引くことにより清拭できる
よう装置を考案した。そして、ディスポーザブルな清拭
布を使用し、清拭エリアの使用を一回のみできると
し、動作する毎に常に新しいエリアの清拭布が供給され
るようにする。また、清拭と巻き取りの動きを同時に行
いこの機能を一体化した装置にした。
【0005】
【作用】本発明は以上のような構成であるから、手掌受
けにインスツルメントを把持した手掌をおいて、下方向
に力を加えると、ピストンより、回転柄に力が伝達し、
清拭布を沿わせたガイドローラーを近接させ、インスツ
ルメントをはさみこむように圧迫して、かつインスツル
メントを引くことにより清拭が行える。手掌受けより手
掌を離すと回転柄が元の位置に戻り、同時に使用した部
分の清拭布は巻き取られる。
けにインスツルメントを把持した手掌をおいて、下方向
に力を加えると、ピストンより、回転柄に力が伝達し、
清拭布を沿わせたガイドローラーを近接させ、インスツ
ルメントをはさみこむように圧迫して、かつインスツル
メントを引くことにより清拭が行える。手掌受けより手
掌を離すと回転柄が元の位置に戻り、同時に使用した部
分の清拭布は巻き取られる。
【0006】
【実施例】例えば探針やピンセットなどの汚れは口腔内
を治療していると容易に付着してくる。歯牙に付着して
いるプラークや歯牙切削片、唾液、浸出液、血液等が付
着し、また歯科治療の際には材料の口腔内への移送も多
くそれに伴いインスツルメントも印象材、レジン、根充
材など有機物、無機物、水性油性を問わず多様なものが
付着してくる。それらは操作する度に付着してくるの
で、その度に清潔な布で容易に清拭するのが可能であ
る。また、清拭する対象物も多様なので清拭布の材質の
種類を変えたり、薬液も用途に合わせて混合溶液などに
替えることも可能である。さらにガイドローラーの形状
を変えたり、ローラー以外の形態、材質に取り替えるこ
とも可能である。清拭布の巻き取りを電動式にすること
や、駆動部を電動式にしたり、清拭部にセンサーなどを
取り付けて、清拭のタイミングを調整することも可能で
ある。
を治療していると容易に付着してくる。歯牙に付着して
いるプラークや歯牙切削片、唾液、浸出液、血液等が付
着し、また歯科治療の際には材料の口腔内への移送も多
くそれに伴いインスツルメントも印象材、レジン、根充
材など有機物、無機物、水性油性を問わず多様なものが
付着してくる。それらは操作する度に付着してくるの
で、その度に清潔な布で容易に清拭するのが可能であ
る。また、清拭する対象物も多様なので清拭布の材質の
種類を変えたり、薬液も用途に合わせて混合溶液などに
替えることも可能である。さらにガイドローラーの形状
を変えたり、ローラー以外の形態、材質に取り替えるこ
とも可能である。清拭布の巻き取りを電動式にすること
や、駆動部を電動式にしたり、清拭部にセンサーなどを
取り付けて、清拭のタイミングを調整することも可能で
ある。
【0007】
【発明の効果】装置を使用してインスツルメントを清拭
する度に新しい清拭布が供給されるので、患者の安全の
ために舌、頬などを圧排している左手を手放ことなく、
右手に把持したインスツルメントを清拭できるので、手
間を省き、治療に集中でき、治療内容も簡便か、スピー
ド化し、しかも安全かつ清潔に行えるなどの効果が期待
できる。また、このような装置は歯科分野のみならず、
医療全般、その他産業分野においても、清拭に関する用
途に有効に使える。
する度に新しい清拭布が供給されるので、患者の安全の
ために舌、頬などを圧排している左手を手放ことなく、
右手に把持したインスツルメントを清拭できるので、手
間を省き、治療に集中でき、治療内容も簡便か、スピー
ド化し、しかも安全かつ清潔に行えるなどの効果が期待
できる。また、このような装置は歯科分野のみならず、
医療全般、その他産業分野においても、清拭に関する用
途に有効に使える。
【図1】歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置の正
面図
面図
【図2】歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置の動
作図
作図
1 ピストン 1’ 回転柄および回転軸 2 清拭布ガイドローラー 2’ 清拭布ガイドローラー 3 清拭布送り出し部および薬液槽 4 清拭布巻取り部 5 手掌受け 6 駆動部 7 インスツルメント断面
Claims (1)
- 【請求項1】日常、歯科診療において用いる器具である
歯科用ハンドインスツルメントの頻繁に生じる汚れを清
拭し、動作の度に薬液浸漬された清潔な清拭布が供給さ
れる装置で清拭布をインスツルメントに誘導する2つの
ガイドローラーと手掌受けからなる清拭部と清拭布の薬
液浸漬と送り出しをする清拭布送り出し部と清拭布巻き
取り部と2つの回転柄とピストンからなる駆動部を有す
る装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157888A JP2002315763A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157888A JP2002315763A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002315763A true JP2002315763A (ja) | 2002-10-29 |
Family
ID=19001677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001157888A Pending JP2002315763A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | 歯科用ハンドインスツルメントの清拭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002315763A (ja) |
-
2001
- 2001-04-19 JP JP2001157888A patent/JP2002315763A/ja active Pending
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