JP2002314585A - 通信回線を利用するオークションシステム - Google Patents

通信回線を利用するオークションシステム

Info

Publication number
JP2002314585A
JP2002314585A JP2001118124A JP2001118124A JP2002314585A JP 2002314585 A JP2002314585 A JP 2002314585A JP 2001118124 A JP2001118124 A JP 2001118124A JP 2001118124 A JP2001118124 A JP 2001118124A JP 2002314585 A JP2002314585 A JP 2002314585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
auction
network
speed response
communication network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001118124A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Nishi
淳一郎 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Viva Computer Co Ltd
Original Assignee
Viva Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Viva Computer Co Ltd filed Critical Viva Computer Co Ltd
Priority to JP2001118124A priority Critical patent/JP2002314585A/ja
Publication of JP2002314585A publication Critical patent/JP2002314585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より迅速性を備えるが低コストであるオーク
ションシステムを実現する。 【解決手段】 第1の通信ネットワークのための第1の
計算機と、第2の通信ネットワークのための第2の計算
機と、センタ処理を行なう第3の計算機と、端末処理を
行なう1つ又は複数の第4の計算機とを備える計算機ネ
ットワークシステムにおいて、第3の計算機は、第1の
計算機を介して第1の通信ネットワークに接続し、及び
第2の計算機を介して第2の通信ネットワークに接続
し、第4の計算機は、第1の通信ネットワーク、若しく
は第2の通信ネットワークに接続し、第3の計算機と第
4の計算機との間の通信にて、第1の通信ネットワーク
を利用する経路と、第2の通信ネットワークを利用する
経路とが、所定の条件により切り換えられる、計算機ネ
ットワークシステムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用す
るオークションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】中古車オークション等が実施される従来
のオークションシステムでは、オークション主催者が開
催し稼動するオークション主催(運営)システムに対
し、各種通信手段を介して、オークション参加者がパー
ソナルコンピュータ等を接続する。その上で、主催者と
参加者がオークションを実施していく。そのようなオー
クションシステムにおいてオークションに関連する処理
を高速化するため、例えば、衛星通信及び公衆電話回線
を通信手段とする発明が、特許2898222号に開示
されている。
【0003】上記のオークションシステムでは、衛星通
信に関する設備が設置されなければならない。そうする
と、設備投資(即ち、衛星設備等)に多額の費用が発生
する。しかも、オークション参加者は、衛星設備がある
場所、例えば、アンテナが設置されている場所でしか、
オークションに参加することができない。即ち、利用で
きる場所に制限がある。
【0004】また、電話回線の利用料が高価になりがち
である。その点を考慮して、インターネット網を利用す
るオークションシステムも開発されつつあるが、現状の
インターネット網のデータ送受信サービスの品質は不安
定である。よって、高速化を目標とするオークションシ
ステムにおける通信手段としては、必ずしも適切とは言
い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より迅速性
を備え且つ低コストであるオークションシステムを実現
することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために為されたものである。本発明に係る請求
項1に記載の計算機ネットワークシステムは、第1の通
信ネットワークのための第1の計算機と、第2の通信ネ
ットワークのための第2の計算機と、センタ処理を行な
う第3の計算機と、端末処理を行なう1つ又は複数の第
4の計算機とを備える計算機ネットワークシステムであ
る。その計算機ネットワークシステムにおいて、第3の
計算機は、第1の計算機を介して第1の通信ネットワー
クに接続し、及び第2の計算機を介して第2の通信ネッ
トワークに接続し、第4の計算機は、第1の通信ネット
ワーク、若しくは第2の通信ネットワークに接続し、第
3の計算機と第4の計算機との間の通信にて、第1の通
信ネットワークを利用する経路と、第2の通信ネットワ
ークを利用する経路とが、所定の条件により切り換えら
れる。
【0007】本発明に係る請求項2に記載の計算機ネッ
トワークシステムは、第4の計算機が、それ自身と第3
の計算機との間の通信において、第1の通信ネットワー
クを利用する経路と、第2の通信ネットワークを利用す
る経路とのうち、いずれか選択して切り換える手段を備
える、請求項1に記載の計算機ネットワークシステムで
ある。
【0008】本発明に係る請求項3に記載の計算機ネッ
トワークシステムは、第3の計算機が、所与の第4の計
算機に対し、第1の通信ネットワークを経由して、その
第4の計算機とのデータ送受信に掛かる応答時間を検知
する命令を、所定の時間間隔にて継続的に送信し、上記
応答時間が所定のしきい値を越える場合、第3の計算機
は、第1の計算機との通信を全て又は一部停止して第2
の計算機との通信を確立し、よって、全て又は一部の第
4の計算機との通信を第2の通信ネットワークを経由さ
せるようにする、請求項1乃至請求項2に記載の計算機
ネットワークシステムである。
【0009】本発明に係る請求項4に記載の計算機ネッ
トワークシステムは、第4の計算機と第3の計算機との
データ送受信の内容に対応して、第1の通信ネットワー
クを経由するか若しくは第2の通信ネットワークを経由
するかが、予め設定されている、請求項1に記載の計算
機ネットワークシステムである。
【0010】本発明に係る請求項5に記載の計算機ネッ
トワークシステムは、第2の通信ネットワークが、第1
の通信ネットワークよりも高速にてデータを転送する、
請求項1乃至請求項4に記載の計算機ネットワークシス
テムである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下において、図面を参照しつつ
本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
【0012】図1は、本発明に係るオークションシステ
ム2の概略の構成を示す構成図である。該オークション
システム2は、オークション管理者が準備した出品情報
を前もってオークション使用者が確認し、その情報を元
に、各ネットワーク(高速レスポンス網32、低速レス
ポンス網30)を使用してリアルタイムにセリを行うこ
とができるオークションシステムである。
【0013】インターネットなどのレスポンス時間が保
証されていない低速レスポンス網を使用すると、データ
送受信において(例えば数秒の)遅延時間が発生する
が、回線利用に係るコストは一般的に廉価である。他
方、ISDNなどのレスポンス時間が保証されいる高速
レスポンス網を使用すると、データ送受信において遅延
が問題になることは無いが、例えばオークションシステ
ムにおけるISDN回線数には上限が設定されているこ
とが通常であり、且つ回線利用に係るコストは上記低速
レスポンス網に比べると高価であることが多い。
【0014】ネットワークを利用したオークションシス
テムにおいては、百ミリ秒単位でのデータ送受信の速遅
が争われている、というのが現状である。このような現
状に加えて、上記に示した低速レスポンス網の特性及び
高速レスポンス網の特性を考慮すると、ネットワークを
利用したオークションシステムでは、必要に応じて適
宜、低速レスポンス網と高速レスポンス網を切り換え
て、データ送受信を行なうことが望ましいことがある。
【0015】本発明に係るオークションシステム2で
は、オークション管理者側のシステム構成において、通
信網のためのサーバが複数設置される。図1では、それ
らサーバは、低速レスポンスサーバ6と、高速レスポン
スサーバ8である。オークション管理者側のシステム構
成の中枢計算機であるセリ機16は、低速レスポンスサ
ーバ6を介して低速レスポンス網30と通信し、高速レ
スポンスサーバ8を介して高速レスポンス網32と通信
する。また、後で説明するように、オークション参加者
が利用するライブオークション端末4は、低速レスポン
ス網30及び高速レスポンス網32の両方と通信し得
る。これらの構成を利用して、セリ機16とライブオー
クション端末4との間の通信にて、低速レスポンス網3
0を利用する経路と、高速レスポンス網32を利用する
経路とが、切り換えられるように設定されている。しか
も、低速レスポンス網30を利用する通信と、高速レス
ポンス網32を利用する通信との切り換えは、ライブオ
ークション端末4及びセリ機16の両方から実施され得
るように設定されている。
【0016】上記のように、セリ機16とライブオーク
ション端末4との間の通信の経路で、低速レスポンス網
30と高速レスポンス網32とが切り換えられ得ること
によって、より迅速性を備えるが低コストであるオーク
ションシステム2を実現することが可能になる。
【0017】低速レスポンス網30と高速レスポンス網
32との切り換えの形態には、様々なものが存在する。
より迅速性を備え且つ低コストであるオークションシス
テムを実現するために、本発明に係るオークションシス
テム2は、次の3つの切り換えの形態を含む。 (1)低速レスポンスと高速レスポンスの手動切り換
え。 (2)システム性能を感知する低速レスポンスと高速レ
スポンスの自動切り換え。 (3)オークション機能に応じた低速レスポンスと高速
レスポンスの自動切り換え。 これら3つの切り換えの形態について説明する。
【0018】≪第1の切り換えの形態≫ (1)低速レスポンスと高速レスポンスの手動切り換
え、について説明する。ライブオークション端末4が、
セリ機16が構築するオークションサイトに接続される
際には、先ず、自動的に低速レスポンス網30に接続さ
れる。オークションサイトに接続されたばかりの段階で
は、参加者は「セリ」の状況の参照をするのみであるこ
とが一般的なため、レスポンスが低速であっても特に支
障は生じない。
【0019】その後、ライブオークション端末4を利用
する参加者が、データ送受信での遅延による不都合の発
生を防ぎたい場合には、該端末4に備わる「手動による
切り換え機能」によって高速レスポンス網32への通信
経路に切り換える。即ち、「高速レスポンス」を手動で
選択する。参加者は、オークションでの応札に係る情報
をセリ機16に送信する際には、(上述のように)百ミ
リ秒単位での先後を争う。従って、そのような場合に利
用される切り換えの形態である。
【0020】手動により自ら高速レスポンス網32を選
択することによって、参加者はストレスを感じずにオー
クションに参加することが可能となる。
【0021】≪第2の切り換えの形態≫次に、(2)シ
ステム性能を感知する低速レスポンスと高速レスポンス
の自動切り替え、について説明する。この自動切り換え
は、オークションシステム2(実際は、セリ機16)で
低速レスポンス網30の品質を自動感知し、著しく品質
が劣化した場合に自動的に高速レスポンス網32に接続
される、というものである。
【0022】低速レスポンス網30の品質の検知のため
に、セリ機16は次のような図4に示す動作を行なう。 (1)セリ機16は、所定のライブオークション端末4
に対して、「通信先とのデータ送受信に掛かる応答時間
を検知する命令」を、自動発行(自動送信)する(ステ
ップS02)。 (2)セリ機16は、上記命令により得られた「応答時
間」を抽出する(ステップS04)。 (3)上記「応答時間」が、所与の「しきい値」より大
きいか否か、判断する(ステップS06)。 (4)ステップS06にて、「応答時間」が所与の「し
きい値」以下であれば、所定の時間(例えば、1分間)
後、再びステップS02に戻り、上記命令の自動発行を
繰り返す(ステップS08)。 (5)ステップS06にて、「応答時間」が所与の「し
きい値」より大きければ、低速レスポンス網30の品質
低下が生じたと見做し、オークションシステム2で利用
するネットワークを高速レスポンス網32に、切り換え
る(ステップS10)。
【0023】上記の「通信先とのデータ送受信に掛かる
応答時間を検知する命令」として、TCP/IPネット
ワークにおいてネットワークの接続性を検査するコマン
ドである「ping」コマンドを挙げることができる。
【0024】上記の「通信先とのデータ送受信に掛かる
応答時間を検知する命令」(pingコマンド)を定期
的に送り続けるライブオークション端末4は、1台でも
複数台でもよい。
【0025】この第2の切り換えの形態は、オークショ
ンシステム2において低速レスポンス網30の品質が低
下した際に適用され得るものであり、特別な局面(例え
ば、参加者の応札情報が増加した場合)に限定して適用
されるものではない。
【0026】ネットワーク網が自動的に切り換えられる
ため、参加者は手間をかけることなく、常時快適なデー
タ送受信が実行されるオークションシステムに参加する
ことが可能となる。
【0027】≪第3の切り換えの形態≫最後に、(3)
オークション機能に応じた低速レスポンスと高速レスポ
ンスの自動切り替え、について説明する。これは、オー
クションシステム2内で、予め低速レスポンス網30を
使用する機能と、高速レスポンス網32を使用する機能
とを、分けて指定しておく形態である。例えば、商品情
報の閲覧など、応答の遅延(等)が問題にならない機能
に対しては低速レスポンス網30を設定し、応札(ビッ
ド)情報投入など、遅延によって参加者間に不公平が生
じ得るような機能に対しては高速レスポンス網32を設
定する。
【0028】予め機能によって回線網を切り分けること
によって、参加者の手間や内部システム側の負担を軽減
することが可能となる。
【0029】≪オークションの流れについて≫図1及び
図5を利用して、本発明に係るオークションシステム2
におけるオークション全体の流れと、特に、高速レスポ
ンス網32への切り替わりについて説明する。
【0030】なお、第3の切り換えの形態である、
(3)オークション機能に応じた低速レスポンスと高速
レスポンスの自動切り換えに関しては、上述ようにオー
クション機能に応じて予め設定されている切り換えの形
態であり、以下では割愛する。
【0031】ステップS52;オークション開催前に、
管理者が、セリ運用端末10で出品情報の内容を確認し
出品物のセリ順番を決定する。続いて、出品物に係る文
字・画像情報及びセリ順番情報等を、オークションに必
要な情報を保持するためのFTPサーバ20に送信す
る。
【0032】ステップS54;これに対し、参加者は、
各保有のライブオークション端末4を用いて、オークシ
ョンに必要な情報をFTPサーバ20から受信する。受
信した情報は各ライブオークション端末4に保持され、
参加者は出品物の内容の下見検索を行うことができる。
【0033】管理者又は参加者が保有するライブオーク
ション端末4(及びセリ卓14)が、オークションシス
テム2に係るオークションサイトにアクセスすると、先
ず自動的に低速レスポンス網30が利用される。
【0034】オークションの始まりには、管理者が、オ
ークションを行う際の中枢の計算機であるセリ機16の
操作端末であるセリ卓14(の操作画面)から、オーク
ション開始の指示を出す。
【0035】ステップS56;セリ卓14から、まだ未
セリ状態の出品物のうち次にセリが予定されている出品
物に対するセリ(セッション)開始の指示が、セリ機1
6に出される。
【0036】ステップS58;セリ機16から、低速レ
スポンスの各ライブオークション端末4とセリ機16の
中継を行う低速レスポンスサーバ6、高速レスポンスの
各ライブオークション端末4とセリ機16の中継を行う
高速レスポンスサーバ8、及びセリ卓14に、セリ開始
の通知が行われる。低速レスポンスサーバ6は、低速レ
スポンスで接続している全てのライブオークション端末
4に対して、セリ開始を通知する。高速レスポンスサー
バ8は、高速レスポンスで接続している全てのライブオ
ークション端末4に対して、セリ開始を通知する。
【0037】ステップS60;参加者は、現在セリ中の
出品物に対して、表示価格での購入意思がある場合、図
2に示す画面上のBid(ビッド、付け値)ボタン44
を押す(即ち、マウスでクリックする)。
【0038】その際、例えば、データ送信遅延によるビ
ッド投入無効の発生等の不具合を避けることを目的とし
て、Bidボタン44を押す前に、通信経路を高速レス
ポンス網32に手動により切り換えることができる。例
えば画面に設定される「座る」ボタン(但し、図示せ
ず。)がクリックされると上記の切り換えが為される。
このことが、前に説明した、(1)低速レスポンスと高
速レスポンスの手動切り替えである。
【0039】Bid投入が行われると、Bid情報が当
該ライブオークション端末4から、低速レスポンスサー
バ6又は高速レスポンスサーバ8に送信され、更に低速
レスポンスサーバ6又は高速レスポンスサーバ8から、
セリ機16に送信される。
【0040】ここで、参加者が多数存在するなど、低速
レスポンス網30の品質を十分低下させる程度にまでB
id投入があったような場合、前に説明した、(2)シ
ステム性能を感知する低速レスポンスと高速レスポンス
の自動切り替え、の機能によって、セリ機16が自動的
に低速レスポンス網30を切断し、高速レスポンス網3
2に切り換える。
【0041】ステップS62;セリ機16は、(セリ中
の)現在価格に一定金額を加えて、最新の現在価格を形
成する。
【0042】ステップS64;セリ機16は、低速レス
ポンスサーバ6、高速レスポンスサーバ8、及びセリ卓
14に、現在価格、売り切りサイン、及び最高Bid投
入者の識別番号を、通知する。低速レスポンスサーバ6
は、低速レスポンスで接続している全てのライブオーク
ション端末4に対して、現在価格、売り切りサイン、及
び最高Bid投入者の識別番号を通知する。高速レスポ
ンスサーバ8は、高速レスポンスで接続している全ての
ライブオークション端末4に対して、現在価格、売り切
りサイン、及び最高Bid投入者の識別番号を通知す
る。
【0043】ここで、「売り切り」サインとは、売切価
格に到達しているか(否か)を示すサインである。売切
価格は、予め設定されておくことも可能であるし、セリ
の途中で権限者(例えば、出品者)により変更されるこ
とも可能である。
【0044】ステップS66;各ライブオークション端
末4は、受信した情報から、現在価格、売り切りサイ
ン、及び権利ありサインについて、画面を更新する。
「権利あり」サインは、売り切りサインが「売り切り」
になっている場合に、最高Bid投入者の操作するライ
ブオークション端末4にて表示される。セリ卓14も、
受け取った情報から、現在価格及び売り切りサインにつ
いて、画面を更新する。
【0045】ステップS60〜ステップS66が繰り返
されることによって、現在価格が上昇することになる。
【0046】ステップS68;セリ機16は、最後(最
新)のBid投入があってから所定の時間更にBid投
入がない場合、セッションを終了する(ステップS70
に進む)。
【0047】ステップS70;セリ機16は、現在価格
が売切価格を越えている場合は「落札」、それ以外は
「流れ」とするセリ結果を判定する。
【0048】ステップS72;セリ機16は、低速レス
ポンスサーバ6、高速レスポンスサーバ8、及びセリ卓
14に、セリ結果及び最高Bid投入者の識別番号を通
知する。低速レスポンスサーバ6は、低速レスポンスで
接続している全てのライブオークション端末4に対し
て、セリ結果及び最高Bid投入者の識別番号を通知す
る。高速レスポンスサーバ8は、高速レスポンスで接続
している全てのライブオークション端末4に対して、セ
リ結果及び最高Bid投入者の識別番号を通知する。
【0049】各ライブオークション端末4は、受信した
情報から、セリ結果について画面を更新する。「落札」
は、セリ結果が「落札」である場合、最高Bid投入者
の操作するライブオークション端末4にて表示される。
セリ卓14も、受け取った情報から、セリ結果及び最高
Bid投入者について、画面を更新する。
【0050】全出品物のセリが終了するまで、ステップ
S56〜ステップS72を繰り返す(ステップS7
4)。
【0051】ステップS76;オークション全体の終了
後、経理端末18は、会費、出品料、落札料、成約料等
の各種料金を合算した計算書を作成する。
【0052】以上で、オークションシステム2における
オークション全体の一連の流れは、終了する。
【0053】管理者は、ステップS56〜ステップS7
4の間に、各ライブオークション端末4へ、アナウンス
端末12を用いて、文字アナウンスまたは定型音声アナ
ウンスを送信することができる。アナウンス端末12
は、低速レスポンスサーバ6及び高速レスポンスサーバ
8にアナウンス情報を通知する。低速レスポンスサーバ
6は、低速レスポンスで接続している全てのライブオー
クション端末4に対して、アナウンス情報を通知する。
高速レスポンスサーバ8は、高速レスポンスで接続して
いる全てのライブオークション端末4に対して、アナウ
ンス情報を通知する。
【0054】各ライブオークション端末4は、受信した
アナウンス情報が、文字アナウンスの場合は画面表示に
よる通知を行ない、定型音声アナウンスの場合は音声に
よる通知を行う。
【0055】図3を用いて、特に上述の「(1)低速レ
スポンスと高速レスポンスの手動切り換え」の処理後
の、高速レスポンス網32の切断について説明する。
【0056】参加者が、高速レスポンス網32を使用し
てライブオークション端末4からbid投入を行ってい
る場合、入札を希望しなくなりその結果Bidを投入し
なかった商品が規定回数(規定個数)分経過すると、セ
リ機16が自動的に当該ライブオークション端末4と高
速レスポンス網32との接続を切断し、低速レスポンス
網30に切り換える。
【0057】上記の自動切断は、高コストである高速レ
スポンス網32を使用している参加者の回線切断忘れに
よって、更にコストが無為に嵩むのを防ぐことを意図す
るものである。Bid投入しない商品が規定回数分経過
する前であっても、参加者自身で切断することも可能で
ある。各自で切断した場合も、切断した時点から自動に
低速レスポンス網30に接続される。
【0058】≪その他の実施の形態について≫これまで
に述べたライブオークション端末4とは、デスクトップ
パソコンはもとより、携帯端末を勿論含む、本発明に係
るオークションシステム2のデータを低速レスポンス網
30と高速レスポンス網32で送受信することができる
全ての端末計算機の総称である。本発明に係るオークシ
ョンシステム2は、その全ての端末計算機を利用し得
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明を利用することによ
り、より迅速性を備えるが低コストであるオークション
システムを実現することが可能になる。また、オークシ
ョン参加者からすれば、携帯端末でも接続し得る可搬性
の高いオークションシステムを享受できる。
【0060】本発明によって、参加者はオークション参
加に係るコストを軽減でき、さらにオークション管理者
(開催者)は、設置すべき設備を最小限度でとどめるこ
とができる。
【0061】また、高速レスポンス網を使用するため、
情報量の面において携帯端末でも問題は生じない。よっ
て、これらの端末を使用すべき場所は特段に限定される
ことはない。従って、本発明に係るオークションシステ
ムであるならば、一人の参加者が同時に複数参加するこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るオークションシステムの概略構
成を示す構成図である。
【図2】 ライブオークション端末の画面例である。
【図3】 ライブオークション端末の操作例の時系列の
模式図である。
【図4】 低速レスポンス網の品質を感知し、高速レス
ポンス網に切り換えるセリ機の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】 本発明に係るオークションシステムにおける
オークション全体の手順を示す。
【符号の説明】
2・・・オークションシステム、4・・・ライブオーク
ション端末、6・・・低速レスポンスサーバ、8・・・
高速レスポンスサーバ、20・・・FTPサーバ、14
・・・セリ卓、30・・・低速レスポンス網、32・・
・高速レスポンス網。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信ネットワークのための第1の
    計算機と、 第2の通信ネットワークのための第2の計算機と、 センタ処理を行なう第3の計算機と、 端末処理を行なう1つ又は複数の第4の計算機とを備え
    る計算機ネットワークシステムにおいて、 第3の計算機は、第1の計算機を介して第1の通信ネッ
    トワークに接続し、及び第2の計算機を介して第2の通
    信ネットワークに接続し、 第4の計算機は、第1の通信ネットワーク、若しくは第
    2の通信ネットワークに接続し、 第3の計算機と第4の計算機との間の通信にて、第1の
    通信ネットワークを利用する経路と、第2の通信ネット
    ワークを利用する経路とが、所定の条件により切り換え
    られる、計算機ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 第4の計算機が、それ自身と第3の計算
    機との間の通信において、第1の通信ネットワークを利
    用する経路と、第2の通信ネットワークを利用する経路
    とのうち、いずれか選択して切り換える手段を備える、
    請求項1に記載の計算機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 第3の計算機が、 所与の第4の計算機に対し、第1の通信ネットワークを
    経由して、その第4の計算機とのデータ送受信に掛かる
    応答時間を検知する命令を、所定の時間間隔にて継続的
    に送信し、 上記応答時間が所定のしきい値を越える場合、第3の計
    算機は、第1の計算機との通信を全て又は一部停止して
    第2の計算機との通信を確立し、よって、全て又は一部
    の第4の計算機との通信を第2の通信ネットワークを経
    由させるようにする、請求項1乃至請求項2に記載の計
    算機ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 第4の計算機と第3の計算機とのデータ
    送受信の内容に対応して、第1の通信ネットワークを経
    由するか若しくは第2の通信ネットワークを経由するか
    が、予め設定されている、請求項1に記載の計算機ネッ
    トワークシステム。
  5. 【請求項5】 第2の通信ネットワークが、第1の通信
    ネットワークよりも高速にてデータを転送する、請求項
    1乃至請求項4に記載の計算機ネットワークシステム。
JP2001118124A 2001-04-17 2001-04-17 通信回線を利用するオークションシステム Pending JP2002314585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118124A JP2002314585A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信回線を利用するオークションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118124A JP2002314585A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信回線を利用するオークションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002314585A true JP2002314585A (ja) 2002-10-25

Family

ID=18968560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001118124A Pending JP2002314585A (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信回線を利用するオークションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002314585A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039955A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Densan System Co Ltd オークションシステム
JP2013545181A (ja) * 2010-10-18 2013-12-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド アンシラリーサービスのリアルタイムのオークションを行い電気自動車のエネルギー需要を充電サービスに対してリアルタイムで最小コストにてマッチングするために電気自動車の情報をリアルタイムに収集するための方法ならびにシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039955A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Densan System Co Ltd オークションシステム
JP4574265B2 (ja) * 2004-07-27 2010-11-04 株式会社電算システム オークションシステム
JP2013545181A (ja) * 2010-10-18 2013-12-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド アンシラリーサービスのリアルタイムのオークションを行い電気自動車のエネルギー需要を充電サービスに対してリアルタイムで最小コストにてマッチングするために電気自動車の情報をリアルタイムに収集するための方法ならびにシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111385592A (zh) 跨房间直播连线方法、装置、存储介质和服务器
JP2002505554A (ja) 音声相互接続と自動着信分配装置を備えた、インターネットウェブサイト
JP2018518769A (ja) ビジネスオブジェクトを伝送する方法及び装置
KR101657342B1 (ko) 인터넷 화상을 이용한 국제 기술거래 및 상품거래 방법
US20020120686A1 (en) System and method for establishing a plurality of collaboration connections between a customer and a seller
CN100452782C (zh) 在会话过程中呈现会话的来源信息的方法及系统
TW201713161A (zh) 用於連接電子裝置的方法和系統
JP4963773B2 (ja) ブロードキャストネットワーク
JP2001320423A (ja) 輻輳制御方法及び方式
JP2002314585A (ja) 通信回線を利用するオークションシステム
WO2012124857A1 (ko) 음성패킷망(VoIP)을 이용한 동영상광고와 쿠폰 제공 방법 및 그 시스템
CN109768918A (zh) 用于实现即时消息通信的方法和装置
JP2002252839A (ja) テレビ会議支援装置およびテレビ会議支援方法ならびにテレビ会議支援システム
CN107645385A (zh) 获取路由信息的方法及装置、路由寻址设备及系统
CN113159997A (zh) 一种在线选房交易系统及方法
JP2002042009A (ja) インターネットコールセンターの通信システム
KR100652067B1 (ko) 이동 통신 시스템 및 그를 이용한 공동 구매 서비스 방법
JP2004287990A (ja) 通信回線を利用するオークションシステム
KR100413127B1 (ko) 인터넷 상에서의 공동 쇼핑 방법
WO1999012100A9 (en) Method and apparatus for web inquiry response via internet video
KR20010077585A (ko) 전자상거래의 구매자 상담시스템 및 그 운용방법
JP2002163488A (ja) シリアルオークションシステム
KR100652066B1 (ko) 이동 통신 시스템 및 그를 이용한 경매 서비스 방법
KR20070099718A (ko) 메신저의 ptt 기능을 이용한 전자상거래 시스템 및 그운영방법
TWI243068B (en) Game system and method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607