JP2002313123A - フード付き懐中電灯 - Google Patents

フード付き懐中電灯

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JP2002313123A
JP2002313123A JP2001151700A JP2001151700A JP2002313123A JP 2002313123 A JP2002313123 A JP 2002313123A JP 2001151700 A JP2001151700 A JP 2001151700A JP 2001151700 A JP2001151700 A JP 2001151700A JP 2002313123 A JP2002313123 A JP 2002313123A
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hood
flashlight
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JP2001151700A
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Haruo Owada
春雄 大和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の常備用小型電灯を、従来から保有する機
能である特定の方向や対象物を照明する、いわゆる懐中
電灯としての機能に加えて、従来にない機能であるラン
タン風の照明効果が得られ、しかも遊びのある外観も備
えるものとする。 【解決手段】電源となる乾電池等を装填可能とした本体
組立1と、本体の先端に着脱し、電球、レンズ等を備え
る前ベース組立2と、前ベース組立2に着脱可能であ
り、有色の半透明材で形成して前ベース組立の発光部分
を大きめに覆うフード3とで構成する。フードを取り外
した場合はごく一般的な懐中電灯として機能し、フード
を取り付けた場合は、ランタンとして使用できる。フー
ドを各種のキャラクタなどとし、また、バヨネットで簡
単容易に着脱できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明器具に関し、詳
しくは、いわゆる懐中電灯と呼ばれる携帯用の小型照明
器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような携帯用の小型照明器具は多く
の種類のものが市販され利用されている。その中で比較
的一般的なものに、手で把持する柄状の把持部内に乾電
池等の電池を収容し、先端に電球を配置して前面にレン
ズ状の透明体を設けて前方を主として照明するものがあ
る。これらのものは、特定の方向や対象物を照明するた
めのものであるから、スイッチを操作してオンとすれば
電灯の前方は照明されるが、机上に載せたような場合、
特定の方向のみを照明するものであって、全周囲をほの
かに明るくするような、いわゆるランタンのような照明
効果は期待できない。まして遊び心のあるような要素は
皆無である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の常備用小型電灯を、従来から保有する機能である特
定の方向や対象物を照明するための、いわゆる懐中電灯
としての機能に加えて、従来にない機能であるランタン
風の照明効果も得られ、しかも玩具としての外観、ある
いは遊び心のあるような外観も備えるものとすることを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、電源となる乾電池等を装填可能とした本体組立
と、前記本体組立の前端に着脱し、電球、レンズ等を備
える前ベース組立と、前記前ベース組立に着脱可能であ
り、有色の半透明材で形成して前記前ベース組立の発光
部分を大きめに覆うフードとを備え、フードを取り外し
た場合はごく一般的な懐中電灯として機能し、フードを
取り付けた場合は、ランタンとして使用できるようにし
たことで解決される。
【0005】また、上記の課題は本発明によれば、前項
において、フードを各種のキャラクタとしたことで解決
することができる。
【0006】さらに、上記の課題は本発明によれば、前
項、前々項において、フードはバヨネット構造で着脱で
きることで解決される。
【0007】さらにまた、上記の課題は本発明によれ
ば、前項までの解決手段において、フードは複数のデザ
インを用意し、目的に応じて交換使用するようにしたこ
とで解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の懐中電灯の先端
の発光部分を覆うフードを設け、周囲をやわらかに照光
するランタンとしても利用できるようにしたものであ
る。
【0009】懐中電灯本体は従来同様の乾電池等の電源
を縦に配置する筒型でも、あるいは箱型その他の型でも
よく、電池の接続端子や操作可能なスイッチなどが配置
される。本体先端には前ベース組立として、レンズ、電
球などを備える部材を着脱可能に組み付ける。このよう
な状態でいわゆる懐中電灯として、特定方向を照明する
携帯用の電灯となる。
【0010】前ベース組立には着脱可能なフードを設
け、フードは有色の半透明材で、前ベースの発光部周囲
を大きめに囲むように形成、前ベースから出る光を柔ら
かいものに変化させるようにする。懐中電灯をランタン
風のものとして利用できるようになる。
【0011】前ベース組立とフードとの着脱可能な結合
は、いわゆるバヨネット型の構造を利用し、簡単に取り
外したり、取り付けたりできるようにする。
【0012】フードは、単なる照明だけを考慮した実用
的な形状でもよいが、物体、人形、動物など、特定のキ
ャラクタを形成するものとすれば遊びのある照明器具と
することができる。また、玩具としての機能も持たせる
ことができる。
【0013】また、異なったデザインのフードをあらか
じめ、複数用意してセットとすれば、ユーザーは状況や
好みに応じてフードを交換、楽しむことができるものと
なる。
【0014】
【実施例】図はいずれも本発明の実施例を説明するもの
であって、図1は全体の正面図、図2は同側面図、図3
は同背面図であり、各図において、1は電池等を収容
し、懐中電灯としての把持部となる円筒状の本体組立、
2は本体組立1の前端に着脱可能とし、電球やレンズな
どを備える前ベース組立、3は前ベース組立2の前端に
これも着脱可能とし、電球の光を目的に応じ演出するフ
ードである。
【0015】本体組立1に前ベース組立2を取り付けた
状態の側面断面図を図4に示した。本体組立1は、樹脂
で形成し円筒状で一端を閉鎖し、他端を開口した本体1
1に、本体11の外周面に備えるスイッチノブ12と、
スイッチノブ12内面に備え、本体11の内壁に沿い、
スイッチノブ12の操作とともに摺動するスイッチ接点
13と、乾電池等の電池4を本体11内に収容した場
合、一方の電極の接点となるコイル状のスプリング14
と、スプリング14とスイッチ接点13とを接続する導
体板15とを組み付けて成り立っている。
【0016】前ベース組立2は、樹脂で形成したリング
状であり、本体11の前端外周に設けたネジ11aで取
り付けるように内周に対応するネジ21aを備え、この
ネジ21aを用いて取り外しが可能な前ベース21と、
前ベース21内に装着された透明なレンズ22と、前ベ
ース21内の、レンズ22の後方に装着され、電球の光
を反射する反射板23と、反射板23の中央の貫通穴に
配置される電球24と、反射板23の後方に配置され、
電球24の一方の電極とスイッチ接点13とを接続する
接点板25と、電球24を装着し保持するソケット26
とからなる。前ベース組立2を本体組立1に組み付けた
場合、電球24の後端の端子は本体11内の電池の陽極
に接するようにする公知の構造である。
【0017】図5に前ベース21の側面断面図を示す。
前記したように樹脂で形成したリング状であり、後部に
は本体11に取り付けるためのネジ21aが形成され、
前端内面にはフード3を着脱するためのバヨネット構造
のための突起21bが数箇所形成されている。
【0018】図6はフード3の正面図、図7はフード3
の部分斜視図である。フード3は本実施例においては内
部を空洞とした大きめの球状であって、半透明材で形成
され、その色はランタンとしての機能を呈することがで
きるような、例えば、淡いオレンジ色などとする。フー
ド3の下端は開口して浅い円筒状の突出部3cが延設さ
れていて、この突出部3cの先端外周面に、前ベース2
1のバヨネット構造ための突起21bと対応する個所
に、鉤状の溝3aと、突起3bが形成される。図7にフ
ード3の部分斜視図を示し、バヨネットの構造を示し
た。鉤状の溝3aの部分に、前ベース2の突起21bを
位置させて押し込み、捻ることで突起21bが突起3b
と係合、両者を結合させることができる。
【0019】このように構成した本発明のフード付き懐
中電灯は次のように使用される。本体組立1の先端に前
ベース2を取り付ける前に、開口部から電池4を装填す
る。本実施例では単一の乾電池を2個直列に使用するよ
うにしたが、他の電池、例えば充電式のものなどでもよ
く、大きさも単一に限定されるものではない。
【0020】前ベース組立2のネジ21aを本体組立1
の先端のネジ11aにねじ込んで取り付ける。
【0021】前ベース組立2の先端に、前記したバヨネ
ット構造を用いてフード3を組み付ける。
【0022】スイッチノブ12を操作し、スイッチ接点
13を前進させると、スイッチ接点13の先端が接点板
25に接触し、回路が閉じ、電球24が点灯する。この
構造は公知であるので、詳細は省略する。このような点
灯状態では、電球24の光は反射板23で集光反射し、
レンズ22を経て前方に照射されるが、フード3を通し
て利用されるので、全周囲をほのかな感じで照明するも
のとなり、ランタンとして機能させることができる。
【0023】前ベース組立2の先端からフード3を捻っ
て取り外せば、通常の懐中電灯として利用することがで
きる。
【0024】なお、フード3は、前記実施例では、単な
る球状のものとしたが、動物や人形、あるいは植物など
の形をかたどったものとし、内部からの照明光でその姿
が浮かび上がるようにすれば、単なる照明器具としてだ
けでなく、玩具、あるいはインテリアとして使用するこ
ともできる。また、異なったデザインのフードをあらか
じめ、複数用意してセットとすれば、ユーザーは状況や
好みに応じてフードを交換、楽しむことができるものと
なる。
【0025】また、前記の実施例では、本体組立1を従
来の懐中電灯に用いられる筒状のものとしたが、箱状な
ど、他の形状とすれば、インテリアとして、また別の効
果を得ることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源とな
る乾電池等を装填可能とした本体組立と、本体の先端に
着脱し、電球、レンズ等を備える前ベース組立と、前ベ
ース組立に着脱可能であり、有色の半透明材で形成して
前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフードとで構成
したので、フードを取り外した場合は一般的な懐中電灯
として機能し、フードを取り付けた場合は、ほのかな光
で周囲を照らす、ムードのあるランタンとして利用する
ことができるものとなって、利用範囲が大幅に拡大する
効果がある。
【0027】フードを各種のキャラクタなど、動物や人
形、あるいは植物などの形をかたどったものとし、内部
からの照明光でその姿が効果的に浮かび上がるようにす
れば、単なる照明器具としてだけでなく、玩具、あるい
はインテリアとして使用することもできる。
【0028】フードはバヨネット構造で簡単容易に着脱
できるようにしたので、用途によって行う交換作業がた
やすく行える。
【0029】このように本発明によれば、従来から保有
する機能である特定の方向や対象物を照明するための、
いわゆる懐中電灯としての機能に加えて、従来にない機
能であるランタン風の照明効果も得られ、しかも玩具と
しての外観、あるいは遊び心のあるような外観も備える
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】本発明の一実施例の背面図である。
【図4】本発明の一実施例の断面図である。
【図5】本発明の一実施例の前ベースの断面図である。
【図6】本発明の一実施例のフードの正面図である。
【図7】本発明の一実施例のフードの部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体組立 11 本体 12 スイッチノブ 13 スイッチ接点 14 スプリング 15 導体板 2 前ベース組立 21 前ベース 22 レンズ 23 反射板 24 電球 25 接点板 26 ソケット 3 フード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源となる乾電池等を装填可能とした本
    体組立と、 前記本体組立の前端に着脱し、電球、レンズ等を備える
    前ベース組立と、 前記前ベース組立に着脱可能であり、有色の半透明材で
    形成して前記前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフ
    ードと、を備え、 前記フードを取り外した場合は一般的な懐中電灯として
    機能し、フードを取り付けた場合は、ランタンとして使
    用できることを特徴とするフード付き懐中電灯。
  2. 【請求項2】 フードを各種のキャラクタとしたことを
    特徴とする請求項1に記載のフード付き懐中電灯。
  3. 【請求項3】 フードはバヨネット構造により着脱する
    ことを特徴とする請求項1、2に記載のフード付き懐中
    電灯。
  4. 【請求項4】 フードは複数のデザインを用意し、目的
    に応じて交換使用するようにしたことを特徴とする請求
    項1、2、3に記載のフード付き懐中電灯。
JP2001151700A 2001-04-13 2001-04-13 フード付き懐中電灯 Pending JP2002313123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412443C (zh) * 2003-05-25 2008-08-20 王国明 可换式充电电筒
JP2012243728A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Monberu:Kk ランタンシェード

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