JP2002312759A - 画像変換装置 - Google Patents
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- Studio Circuits (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、撮影時のカメラの傾き角を計測して
おかなくても、どの視点から撮影したものが最適な表示
であるかについて考慮して自動的に最適に画像を変換処
理し、また、対象物体の形状によらずに画像変換できる
アオリ効果自動画像変換装置としての画像変換装置を提
供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、実画像データを
入力する実画像入力部と、距離画像データを入力する距
離画像入力部と、上記距離画像入力部によって入力され
た距離画像データから実世界における鉛直方向を推定す
る鉛直方向推定部と、上記鉛直方向推定部によって推定
された鉛直方向に基いて、上記実画像データと上記距離
画像データを用いてアオリ効果を有する変換実画像デー
タを算出する変換画像算出部と、上記変換画像算出手段
によって算出された変換実画像データを出力する画像出
力部とを有することを特徴とする画像変換装置が提供さ
れる。
おかなくても、どの視点から撮影したものが最適な表示
であるかについて考慮して自動的に最適に画像を変換処
理し、また、対象物体の形状によらずに画像変換できる
アオリ効果自動画像変換装置としての画像変換装置を提
供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、実画像データを
入力する実画像入力部と、距離画像データを入力する距
離画像入力部と、上記距離画像入力部によって入力され
た距離画像データから実世界における鉛直方向を推定す
る鉛直方向推定部と、上記鉛直方向推定部によって推定
された鉛直方向に基いて、上記実画像データと上記距離
画像データを用いてアオリ効果を有する変換実画像デー
タを算出する変換画像算出部と、上記変換画像算出手段
によって算出された変換実画像データを出力する画像出
力部とを有することを特徴とする画像変換装置が提供さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像変換装置に係
り、特に、入力された画像に対し、アオリを撮影時に行
なったように画像を変換処理する画像変換装置に関す
る。
り、特に、入力された画像に対し、アオリを撮影時に行
なったように画像を変換処理する画像変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、市販されているカメラ(撮影レ
ンズの光軸がフィルムないしCCDの中心に垂直に交差
している)での撮影では、図1の(a)に示すように、
ビルなどの建物を仰ぐようにして撮ると上の方が小さく
狭まって写り、図1の(b)に示すように、逆に立って
いる子供を見下ろすようにして撮ると下の方が狭まって
写る。
ンズの光軸がフィルムないしCCDの中心に垂直に交差
している)での撮影では、図1の(a)に示すように、
ビルなどの建物を仰ぐようにして撮ると上の方が小さく
狭まって写り、図1の(b)に示すように、逆に立って
いる子供を見下ろすようにして撮ると下の方が狭まって
写る。
【0003】これは、前述のように撮影レンズの光軸が
フィルムないしCCDの中心に垂直に交差している基本
パターンを採用しているカメラでは防ぎようがない現象
である。
フィルムないしCCDの中心に垂直に交差している基本
パターンを採用しているカメラでは防ぎようがない現象
である。
【0004】そこで、従来は、図2の(a)及び図2の
(b)に示すように、アオリ操作を行なえる蛇腹を備え
たカメラを用いて撮影していた(詳しくは「撮影のため
のカメラ・レンズ知識、写真工業出版社、P.139−
P143」)。
(b)に示すように、アオリ操作を行なえる蛇腹を備え
たカメラを用いて撮影していた(詳しくは「撮影のため
のカメラ・レンズ知識、写真工業出版社、P.139−
P143」)。
【0005】また、このアオリ効果を画像処理で行う装
置が、特開平5−91409号公報に開示されている。
置が、特開平5−91409号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来技
術の蛇腹を備えたカメラでは、ピント合わせ・光軸合わ
せなどのセッティング操作が複雑であり、一般のユーザ
では使いこなせないという問題点がある。
術の蛇腹を備えたカメラでは、ピント合わせ・光軸合わ
せなどのセッティング操作が複雑であり、一般のユーザ
では使いこなせないという問題点がある。
【0007】そこで、上述したような特開平5−914
09号公報に開示されているアオリ効果を画像処理で行
う装置にて、蛇腹を備えたカメラでの撮影と同様の効果
が得られるような処理を行うようにしている。
09号公報に開示されているアオリ効果を画像処理で行
う装置にて、蛇腹を備えたカメラでの撮影と同様の効果
が得られるような処理を行うようにしている。
【0008】しかし、この装置では、様々な視点からみ
たアオリ効果を再現することはできるが、どの視点から
撮影したものが最適な表示であるかについては考慮され
ていない。
たアオリ効果を再現することはできるが、どの視点から
撮影したものが最適な表示であるかについては考慮され
ていない。
【0009】その場合、ユーザは様々な視点からの写り
方を試行することにより、選択しなければならないの
で、特に画像がたくさんある場合などは1枚ごとに調整
するのは大変面倒である。
方を試行することにより、選択しなければならないの
で、特に画像がたくさんある場合などは1枚ごとに調整
するのは大変面倒である。
【0010】例えば、図1の(a)のようなビルの場
合、一般的には、さまざまな視点からの情報を必要とせ
ず、ビルがまっすぐ建っているものを撮影したい(広告
利用など)とするケースが多い。
合、一般的には、さまざまな視点からの情報を必要とせ
ず、ビルがまっすぐ建っているものを撮影したい(広告
利用など)とするケースが多い。
【0011】もし、カメラ撮影時にカメラの傾き角を計
測しておけば、最適な表示を選択するのは可能である
が、撮影時のカメラの傾き角はカメラにジャイロなどの
計測機能を設置しておかなくてはならない。
測しておけば、最適な表示を選択するのは可能である
が、撮影時のカメラの傾き角はカメラにジャイロなどの
計測機能を設置しておかなくてはならない。
【0012】また、特開平5−91409号公報に開示
されているアオリ効果を画像処理で行う装置では、その
画像処理の解析時に画像信号の辺の情報を用いている。
されているアオリ効果を画像処理で行う装置では、その
画像処理の解析時に画像信号の辺の情報を用いている。
【0013】しかるに、この方法は、例えば、明確な辺
のない丸みを帯びた物体には、適用することができない
という問題点がある。
のない丸みを帯びた物体には、適用することができない
という問題点がある。
【0014】本発明の目的とするところは、上述の問題
点に鑑みてなされたものであり、入力された画像に対し
アオリを撮影時に行なったように画像を変換処理する画
像変換装置に関し、撮影時のカメラの傾き角を計測して
おかなくても、どの視点から撮影したものが最適な表示
であるかについて考慮して自動的に最適に画像を変換処
理し、また、対象物体の形状によらずに画像変換できる
アオリ効果自動画像変換装置としての画像変換装置を提
供することにある。
点に鑑みてなされたものであり、入力された画像に対し
アオリを撮影時に行なったように画像を変換処理する画
像変換装置に関し、撮影時のカメラの傾き角を計測して
おかなくても、どの視点から撮影したものが最適な表示
であるかについて考慮して自動的に最適に画像を変換処
理し、また、対象物体の形状によらずに画像変換できる
アオリ効果自動画像変換装置としての画像変換装置を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 実画像データを入力する
実画像入力部と、距離画像データを入力する距離画像入
力部と、上記距離画像入力部によって入力された距離画
像データから実世界における鉛直方向を推定する鉛直方
向推定部と、上記鉛直方向推定部によって推定された鉛
直方向に基いて、上記実画像データと上記距離画像デー
タを用いてアオリ効果を有する変換実画像データを算出
する変換画像算出部と、上記変換画像算出手段によって
算出された変換実画像データを出力する画像出力部と、
を有することを特徴とする画像変換装置が提供される。
題を解決するために、(1) 実画像データを入力する
実画像入力部と、距離画像データを入力する距離画像入
力部と、上記距離画像入力部によって入力された距離画
像データから実世界における鉛直方向を推定する鉛直方
向推定部と、上記鉛直方向推定部によって推定された鉛
直方向に基いて、上記実画像データと上記距離画像デー
タを用いてアオリ効果を有する変換実画像データを算出
する変換画像算出部と、上記変換画像算出手段によって
算出された変換実画像データを出力する画像出力部と、
を有することを特徴とする画像変換装置が提供される。
【0016】以上において、「実画像入力部」は、カメ
ラやデジタルカメラ等の実画像撮影手段で実画像データ
を入力するIF部分が相当するが、もちろん、実画像撮
影手段を装置に組み込んで、これを実画像入力部として
もよい。
ラやデジタルカメラ等の実画像撮影手段で実画像データ
を入力するIF部分が相当するが、もちろん、実画像撮
影手段を装置に組み込んで、これを実画像入力部として
もよい。
【0017】また、「距離画像データ」は、各画像部分
までの距離情報を有する画像データが相当する。
までの距離情報を有する画像データが相当する。
【0018】また、「距離画像入力部」は、赤外線やレ
ーザなどを被写体に照射して各部分までの距離を求める
アクティブ型や、複数視点からの画像をマッチングして
各部分までの距離を求めるパッシブ型等の方法で測定さ
れた距離画像を入力するIF部分が相当する。
ーザなどを被写体に照射して各部分までの距離を求める
アクティブ型や、複数視点からの画像をマッチングして
各部分までの距離を求めるパッシブ型等の方法で測定さ
れた距離画像を入力するIF部分が相当する。
【0019】もちろん、上記アクティブ型の測距機構や
パッシブ型の測距機構を装置に組み込んで、これを距離
画像入力部としてもよい。
パッシブ型の測距機構を装置に組み込んで、これを距離
画像入力部としてもよい。
【0020】また、「鉛直方向推定部」は、鉛直方向を
推定するプログラムが動作する演算処理装置が相当す
る。
推定するプログラムが動作する演算処理装置が相当す
る。
【0021】また、「変換画像算出部」は、変換画像を
算出するプログラムが動作する演算処理装置が相当す
る。
算出するプログラムが動作する演算処理装置が相当す
る。
【0022】また、「画像出力部」は、「変換画像算出
部」が演算した変換画像を出力するIF部分が相当す
る。
部」が演算した変換画像を出力するIF部分が相当す
る。
【0023】もちろん、「実画像入力部」と「距離画像
入力部」は、実画像情報と距離画像情報を合わせもつデ
ータを入力する1つの部位でもよい。
入力部」は、実画像情報と距離画像情報を合わせもつデ
ータを入力する1つの部位でもよい。
【0024】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 上記鉛直方向推定部は、上記距離画
像データを用いて被写体を抽出する被写体抽出部と、上
記被写体抽出部によって抽出された上記被写体の形状を
解析する被写体解析部と、上記被写体解析部によって解
析された被写体の形状を用いて鉛直方向の角度を設定す
る鉛直角度設定部と、を有することを特徴とする(1)
記載の画像変換装置が提供される。
るために、(2) 上記鉛直方向推定部は、上記距離画
像データを用いて被写体を抽出する被写体抽出部と、上
記被写体抽出部によって抽出された上記被写体の形状を
解析する被写体解析部と、上記被写体解析部によって解
析された被写体の形状を用いて鉛直方向の角度を設定す
る鉛直角度設定部と、を有することを特徴とする(1)
記載の画像変換装置が提供される。
【0025】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の上方部と下方部の距離の差に基づいて、鉛直方向の角
度を設定することを特徴とする(2)記載の画像変換装
置が提供される。
るために、(3) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の上方部と下方部の距離の差に基づいて、鉛直方向の角
度を設定することを特徴とする(2)記載の画像変換装
置が提供される。
【0026】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の面の方向に基いて鉛直方向の角度を設定することを特
徴とする(2)記載の画像変換装置が提供される。
るために、(4) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の面の方向に基いて鉛直方向の角度を設定することを特
徴とする(2)記載の画像変換装置が提供される。
【0027】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の表面凹凸が所定の基準以上の場合は、上記被写体の上
方部と下方部の差に基づいて鉛直方向の角度を設定し、
上記被写体が横長の場合には、上記被写体の面の方向に
基づいて鉛直方向の角度を設定することを特徴とする
(2)記載の画像変換装置が提供される。
るために、(5) 上記鉛直角度設定部は、上記被写体
の表面凹凸が所定の基準以上の場合は、上記被写体の上
方部と下方部の差に基づいて鉛直方向の角度を設定し、
上記被写体が横長の場合には、上記被写体の面の方向に
基づいて鉛直方向の角度を設定することを特徴とする
(2)記載の画像変換装置が提供される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図3、図4及び図9
を用いて本発明による画像変換装置の第1の実施の形態
を説明する。
を用いて本発明による画像変換装置の第1の実施の形態
を説明する。
【0030】本実施形態では、図4の(a)に示すよう
な円柱を上向きで撮影した実画像から、図4の(b)、
図4の(c)を経て、最終的に、図4の(d)に示すよ
うなアオリ効果自動変換した画像を得る場合について説
明する。
な円柱を上向きで撮影した実画像から、図4の(b)、
図4の(c)を経て、最終的に、図4の(d)に示すよ
うなアオリ効果自動変換した画像を得る場合について説
明する。
【0031】すなわち、この場合、図4の(a)に示す
ように、円柱を上向きで撮影することを考える。
ように、円柱を上向きで撮影することを考える。
【0032】このとき、図4の(b)に示すように、実
画像データaは、上が狭まったような画像になる。
画像データaは、上が狭まったような画像になる。
【0033】また、図4の(b)に示すように、距離画
像データbは、相対的に上が遠く、下が近い結果が得ら
れる。
像データbは、相対的に上が遠く、下が近い結果が得ら
れる。
【0034】続いて、図4の(c)に示すように、距離
画像データbから実世界での鉛直方向を推定する。
画像データbから実世界での鉛直方向を推定する。
【0035】このとき、例えば、実世界では円柱は鉛直
方向に立っていることが自然であるという先見的知識を
鑑み、円柱側面の接線方向を鉛直方向と推定する。
方向に立っていることが自然であるという先見的知識を
鑑み、円柱側面の接線方向を鉛直方向と推定する。
【0036】この鉛直方向と距離画像内の基準平面のな
す角が推定鉛直方向角cとなる。
す角が推定鉛直方向角cとなる。
【0037】最後に、図4の(d)に示すように、推定
された推定鉛直方向角度cと実画像データaと距離画像
データbを用いて、変換実画像データdを算出する。
された推定鉛直方向角度cと実画像データaと距離画像
データbを用いて、変換実画像データdを算出する。
【0038】具体的には、まず、図3に示すように、画
像入力部1における実画像入力部11でアオリ画像自動
変換すべき実画像データaを入力し、距離画像入力部1
2で実画像データaに対応した距離画像データbを入力
する。
像入力部1における実画像入力部11でアオリ画像自動
変換すべき実画像データaを入力し、距離画像入力部1
2で実画像データaに対応した距離画像データbを入力
する。
【0039】ここで、実画像入力部11は、実画像デー
タaとしての実画像情報が入力できる手段であれば、ど
のようなものでもよく、一般的には、カメラやCCDな
どが考えられる。
タaとしての実画像情報が入力できる手段であれば、ど
のようなものでもよく、一般的には、カメラやCCDな
どが考えられる。
【0040】また、距離画像入力部12は、距離画像デ
ータbとしての距離画像情報が入力できる手段であれ
ば、どのようなものでもよく、一般的には、赤外線やレ
ーザなどを照射して測距するアクティブ型、複数視点か
らの画像のマッチングから距離画像を得るパッシブ型な
どがある。
ータbとしての距離画像情報が入力できる手段であれ
ば、どのようなものでもよく、一般的には、赤外線やレ
ーザなどを照射して測距するアクティブ型、複数視点か
らの画像のマッチングから距離画像を得るパッシブ型な
どがある。
【0041】本実施形態では、距離画像入力部12は、
上述したようなアクティブ型であるとともに、実画像デ
ータaとしての実画像情報と距離画像データbとしての
距離画像情報を同時に取得できる一体型の画像入力装置
とする。
上述したようなアクティブ型であるとともに、実画像デ
ータaとしての実画像情報と距離画像データbとしての
距離画像情報を同時に取得できる一体型の画像入力装置
とする。
【0042】続いて、画像変換部2では、まず、鉛直方
向推定部21にて、距離画像データbから実世界での鉛
直方向を推定する。
向推定部21にて、距離画像データbから実世界での鉛
直方向を推定する。
【0043】このとき、例えば、実世界では、円柱は鉛
直方向に立っていることが自然であるという先見的知識
を鑑み、円柱側面の接線方向を鉛直方向と推定する。
直方向に立っていることが自然であるという先見的知識
を鑑み、円柱側面の接線方向を鉛直方向と推定する。
【0044】このとき、距離画像の画面全体の面を解析
して成分を抽出してもよいし、主要被写体として円柱を
抽出し接線方向を算出してもよいが、主要被写体を抽出
した方が、画像中の微小被写体の有無にかかわらずより
正確に推定鉛直方向角度cを推定することができる。
して成分を抽出してもよいし、主要被写体として円柱を
抽出し接線方向を算出してもよいが、主要被写体を抽出
した方が、画像中の微小被写体の有無にかかわらずより
正確に推定鉛直方向角度cを推定することができる。
【0045】この鉛直方向と距離画像内の基準平面のな
す角が推定鉛直方向角cとなる。
す角が推定鉛直方向角cとなる。
【0046】次に、変換画像算出部22にて、推定され
た推定鉛直方向角度cと実画像データaと距離画像デー
タbを用いて、変換実画像データdを算出する。
た推定鉛直方向角度cと実画像データaと距離画像デー
タbを用いて、変換実画像データdを算出する。
【0047】具体的には、例えば、図9に示すように、
実画像データaと距離画像データbに対応するように、
三角形パッチなどを用いて貼り付けることにより、3次
元データを作成する。
実画像データaと距離画像データbに対応するように、
三角形パッチなどを用いて貼り付けることにより、3次
元データを作成する。
【0048】続いて、この3次元データを推定鉛直方向
cだけ回転させ、再び実画像として射影すれば変換実画
像が得られる。
cだけ回転させ、再び実画像として射影すれば変換実画
像が得られる。
【0049】なお、画像変換部2での処理は、画像入力
部1内に設置した専用の演算処理装置を用いてもよい
し、画像データをコンピュータに転送した後、プログラ
ムをコンピュータ上で計算させてもよい。
部1内に設置した専用の演算処理装置を用いてもよい
し、画像データをコンピュータに転送した後、プログラ
ムをコンピュータ上で計算させてもよい。
【0050】最後に、算出された変換実画像データdを
画像出力部3にて出力する。
画像出力部3にて出力する。
【0051】この画像出力部3は、画像入力部1に設置
した表示部やコンピュータのディスプレイ上に画像表示
させてもよいし、ファイルに書き出してもよい。
した表示部やコンピュータのディスプレイ上に画像表示
させてもよいし、ファイルに書き出してもよい。
【0052】以上のような本実施形態によれば、鉛直方
向推定部21にて、実世界では、円柱は、鉛直方向に立
っていることが自然であるという先見的知識を鑑みるな
どして距離画像から鉛直方向を推定し、推定された鉛直
方向角度cと実画像データaと距離画像データbを用い
て、撮影時のカメラの傾き角を計測しておかなくても、
最適なアオリ効果変換画像を自動的に得ることができ
る。
向推定部21にて、実世界では、円柱は、鉛直方向に立
っていることが自然であるという先見的知識を鑑みるな
どして距離画像から鉛直方向を推定し、推定された鉛直
方向角度cと実画像データaと距離画像データbを用い
て、撮影時のカメラの傾き角を計測しておかなくても、
最適なアオリ効果変換画像を自動的に得ることができ
る。
【0053】また、明確な辺のない丸みを帯びた物体で
も、鉛直方向を推定できるので、対象物体の形状によら
ずに画像変換できるといえる。
も、鉛直方向を推定できるので、対象物体の形状によら
ずに画像変換できるといえる。
【0054】(第2の実施の形態)図5、図6及び図
7、図10を用いて本発明による画像変換装置の第2の
実施の形態を説明する。
7、図10を用いて本発明による画像変換装置の第2の
実施の形態を説明する。
【0055】なお、図5において、前述した図3と同一
の構成内容には、同一の参照符号を付してそれらの説明
を省略するものとする。
の構成内容には、同一の参照符号を付してそれらの説明
を省略するものとする。
【0056】本実施形態では、図5の主要被写体解析部
212で、上述した第1の実施形態にける主要被写体の
距離画像データb中での上方部と下方部での距離の差を
解析し、この解析結果により鉛直方向角度設定部213
で、推定鉛直方向角度cを設定するものである。
212で、上述した第1の実施形態にける主要被写体の
距離画像データb中での上方部と下方部での距離の差を
解析し、この解析結果により鉛直方向角度設定部213
で、推定鉛直方向角度cを設定するものである。
【0057】この場合、図7に示す主要被写体におい
て、Lだけ離れた上部と下部の点での距離a、bを用い
て、推定鉛直方向角度cは、 鉛直角度c=tan-1{(b−a)/L} のようにして計算する。
て、Lだけ離れた上部と下部の点での距離a、bを用い
て、推定鉛直方向角度cは、 鉛直角度c=tan-1{(b−a)/L} のようにして計算する。
【0058】具体的には、図5に示すように、画像変換
部2の鉛直方向推定部21において、まず主要被写体抽
出部211で、距離画像データbを用いて主要被写体を
抽出する。
部2の鉛直方向推定部21において、まず主要被写体抽
出部211で、距離画像データbを用いて主要被写体を
抽出する。
【0059】続いて、主要被写体解析部212にて、実
世界での鉛直方向を推定するために主要被写体の形状を
解析する。
世界での鉛直方向を推定するために主要被写体の形状を
解析する。
【0060】そして、この主要被写体の形状の解析結果
により、鉛直角度設定部213にて、推定方向角度cを
設定する。
により、鉛直角度設定部213にて、推定方向角度cを
設定する。
【0061】次に、図6を用いて、本発明による画像変
換装置の第2の実施の形態の動作を説明する。
換装置の第2の実施の形態の動作を説明する。
【0062】この場合、主要被写体を抽出してその被写
体に関して解析し、実世界での鉛直方向を以下のように
して推定する。
体に関して解析し、実世界での鉛直方向を以下のように
して推定する。
【0063】例えば、図6の(a)に示すように、距離
画像データb中に、微小被写体があるような場合には、
図6の(b)に示すように、画像中でより大きな領域を
占める主要被写体を抽出し解析する。
画像データb中に、微小被写体があるような場合には、
図6の(b)に示すように、画像中でより大きな領域を
占める主要被写体を抽出し解析する。
【0064】そして、図6の(c)に示すように、その
抽出した被写体に関して実世界での鉛直方向を推定する
ことにより、より正確に推定鉛直方向角度cを推定する
ことができる。
抽出した被写体に関して実世界での鉛直方向を推定する
ことにより、より正確に推定鉛直方向角度cを推定する
ことができる。
【0065】このように、距離画像データbの値を用い
て鉛直角度を推定することにより、より正確に推定鉛直
方向角度cを推定することができる。
て鉛直角度を推定することにより、より正確に推定鉛直
方向角度cを推定することができる。
【0066】特に、図7に示すように、被写体面に多く
の凹凸がある場合、上方部と下方部での距離値の差を解
析すればよいので、より正確に鉛直方向を推定すること
ができる。
の凹凸がある場合、上方部と下方部での距離値の差を解
析すればよいので、より正確に鉛直方向を推定すること
ができる。
【0067】図10は、以上のような処理フローの例と
して、被写体を抽出する場合の全体の流れを示してい
る。
して、被写体を抽出する場合の全体の流れを示してい
る。
【0068】まず、ステップS1にて、実画像データa
が入力される。
が入力される。
【0069】次に、ステップS2にて、距離画像データ
bが入力される。
bが入力される。
【0070】次に、ステップS3にて、距離画像データ
bから主要な(大きな)被写体を判別して、抽出する。
bから主要な(大きな)被写体を判別して、抽出する。
【0071】次に、ステップS4にて、ステップS3で
抽出した被写体において被写体の形状を解析する.この
被写体の形状の解析は、例えば、面を張って形状を求め
たり、被写体に外接する接線群より面の方向を求める等
の手法が用いられる。
抽出した被写体において被写体の形状を解析する.この
被写体の形状の解析は、例えば、面を張って形状を求め
たり、被写体に外接する接線群より面の方向を求める等
の手法が用いられる。
【0072】次に、ステップS5にて、例えば、被写体
の表面の接線方向を鉛直方向と推定し、鉛直方向の角度
を設定する。
の表面の接線方向を鉛直方向と推定し、鉛直方向の角度
を設定する。
【0073】次に、ステップS6にて、ステップS5で
抽出した被写体に面を張るなどして、3次元化する。
抽出した被写体に面を張るなどして、3次元化する。
【0074】次に、ステップS7にて、上記3次元化し
た被写体に、実画像における被写体表面の模様を貼る。
た被写体に、実画像における被写体表面の模様を貼る。
【0075】次に、ステップS8にて、上記3次元化し
模様を貼った被写体を、鉛直方向の角度だけ回転させて
傾きを補正する。
模様を貼った被写体を、鉛直方向の角度だけ回転させて
傾きを補正する。
【0076】次に、ステップS9にて、上記回転させた
被写体を鉛直平面に投影した画像を求める。
被写体を鉛直平面に投影した画像を求める。
【0077】次に、ステップS10にて、上記求められ
た画像を出力する。
た画像を出力する。
【0078】(第3の実施の形態)図5及び図8を用い
て本発明による画像変換装置の第3の実施の形態を説明
する。
て本発明による画像変換装置の第3の実施の形態を説明
する。
【0079】本実施形態では、第1の実施の形態におい
て、主要被写体の距離画像データb中での面の法線を解
析し、この解析結果により図5の鉛直角度設定部213
にて、推定鉛直方向角度cを設定するものである。
て、主要被写体の距離画像データb中での面の法線を解
析し、この解析結果により図5の鉛直角度設定部213
にて、推定鉛直方向角度cを設定するものである。
【0080】具体的には、図8に示したように、まず、
主要被写体の面を平面近似し、近似した平面の法線と水
平線とのなす角度から鉛直角度cを設定する。
主要被写体の面を平面近似し、近似した平面の法線と水
平線とのなす角度から鉛直角度cを設定する。
【0081】このように、距離画像の値を用いて鉛直角
度を推定すれば、正確に鉛直角度を推定できる。
度を推定すれば、正確に鉛直角度を推定できる。
【0082】特に、横長の被写体で、上方部と下方部で
の距離値の差が小さいときでも、面の法線を解析すれば
よいのでより正確に鉛直方向を推定できる。
の距離値の差が小さいときでも、面の法線を解析すれば
よいのでより正確に鉛直方向を推定できる。
【0083】すなわち、図5の主要被写体解析部212
では、主要被写体の距離画像データb中での面の法線を
解析する。
では、主要被写体の距離画像データb中での面の法線を
解析する。
【0084】そして、この解析結果により、図5の鉛直
角度設定部213にて、推定鉛直方向角度cを設定す
る。
角度設定部213にて、推定鉛直方向角度cを設定す
る。
【0085】なお、推定鉛直方向角度cを設定するに
は、実画像データの値のみから推定することも可能であ
るが、距離画像データの値を用いて鉛直角度を推定すれ
ば、より正確に鉛直角度を推定できるといえる。
は、実画像データの値のみから推定することも可能であ
るが、距離画像データの値を用いて鉛直角度を推定すれ
ば、より正確に鉛直角度を推定できるといえる。
【0086】このように、本実施形態では、非常に簡便
にかつ正確に、最適なアオリ効果変換画像を得ることが
できる。
にかつ正確に、最適なアオリ効果変換画像を得ることが
できる。
【0087】(第4の実施の形態)図5及び図7を用い
て本発明による画像変換装置の第4の実施の形態を説明
する。
て本発明による画像変換装置の第4の実施の形態を説明
する。
【0088】本実施形態では、第1の実施形態におい
て、まず、図7に示すように、主要被写体面の凹凸が大
きい場合に、主要被写体の上方部と下方部での距離値の
差を解析する。
て、まず、図7に示すように、主要被写体面の凹凸が大
きい場合に、主要被写体の上方部と下方部での距離値の
差を解析する。
【0089】そして、この解析によって主要被写体の形
状が横長の場合に、面の法線を解析する。
状が横長の場合に、面の法線を解析する。
【0090】次に、この解析結果により図5の鉛直角度
設定部213にて、推定鉛直方向角度cを設定する。
設定部213にて、推定鉛直方向角度cを設定する。
【0091】このようにすれば、凹凸が大きい被写体で
も、横長の被写体でも、より正確に鉛直方向を推定でき
るので、より対象物体の形状によらずに画像変換できる
といえる。
も、横長の被写体でも、より正確に鉛直方向を推定でき
るので、より対象物体の形状によらずに画像変換できる
といえる。
【0092】なお、常に、距離値の差と面の法線を両者
算出し、被写体の形状からいずれかを優先して設定して
もよい。
算出し、被写体の形状からいずれかを優先して設定して
もよい。
【0093】なお、これまでの発明と実施の形態の各構
成は、当然、各種の変形、変更が可能である。
成は、当然、各種の変形、変更が可能である。
【0094】例えば、実画像データと距離データは同時
に取得されたものでなくてもよく、実画像情報の被写体
ごとに、後から付帯的に添付される距離情報でもよい。
に取得されたものでなくてもよく、実画像情報の被写体
ごとに、後から付帯的に添付される距離情報でもよい。
【0095】また距離データは、精度よくかつ綿密に取
得されたデータでなく、被写体ごとに「距離50cm、
角度15度」といったレベルで添付されている情報であ
ってもよい。
得されたデータでなく、被写体ごとに「距離50cm、
角度15度」といったレベルで添付されている情報であ
ってもよい。
【0096】また、逆に、距離データとして、さらに進
んで3次元情報として完全な立体情報となっているもの
でもよい。
んで3次元情報として完全な立体情報となっているもの
でもよい。
【0097】また、画像データは実際に外界から取得し
たデータでなくともよく、コンピュータグラフィック技
術で擬似的に作成した3次元データであってもよい。
たデータでなくともよく、コンピュータグラフィック技
術で擬似的に作成した3次元データであってもよい。
【0098】また、3次元形状画像の検索装置内に組み
込み、アオリ効果を行った画像を標準形とするために変
換する装置として用いてもよい。
込み、アオリ効果を行った画像を標準形とするために変
換する装置として用いてもよい。
【0099】また、アオリ自動変換後、再度距離データ
を用いて簡単にきれいにオブジェクトを切り出せる「ワ
ンクリック切り出し方法」として用いてもよい。
を用いて簡単にきれいにオブジェクトを切り出せる「ワ
ンクリック切り出し方法」として用いてもよい。
【0100】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、入力された画像に対しアオリを撮影時に行った
ように画像を変換処理する画像変換装置に関し、撮影時
のカメラの傾き角を計測しておかなくても、どの視点か
ら撮影したものが最適な表示であるかについて考慮して
自動的に最適に画像を変換処理し、また、対象物体の形
状によらずに画像変換が可能と成る画像変換装置を提供
することができる。
よれば、入力された画像に対しアオリを撮影時に行った
ように画像を変換処理する画像変換装置に関し、撮影時
のカメラの傾き角を計測しておかなくても、どの視点か
ら撮影したものが最適な表示であるかについて考慮して
自動的に最適に画像を変換処理し、また、対象物体の形
状によらずに画像変換が可能と成る画像変換装置を提供
することができる。
【図1】図1は、市販されている通常のカメラ(撮影レ
ンズの光軸がフィルムないしCCDの中心に垂直に交差
している)での撮影例を示しており、図1の(a)は、
ビルなどの建物を仰ぐようにして撮ると上の方が小さく
狭まって写り、図1の(b)は、逆に立っている子供を
見下ろすようにして撮ると下の方が狭まって写る状態を
示す図である。
ンズの光軸がフィルムないしCCDの中心に垂直に交差
している)での撮影例を示しており、図1の(a)は、
ビルなどの建物を仰ぐようにして撮ると上の方が小さく
狭まって写り、図1の(b)は、逆に立っている子供を
見下ろすようにして撮ると下の方が狭まって写る状態を
示す図である。
【図2】図2は、アオリ操作を行なえる蛇腹を備えたカ
メラを用いて撮影していた従来例を示す図である。
メラを用いて撮影していた従来例を示す図である。
【図3】図3は、本発明による画像変換装置の第1の実
施の形態の構成を説明するためのブロック図である。
施の形態の構成を説明するためのブロック図である。
【図4】図4は、本発明による画像変換装置の第1の実
施の形態の動作を説明するための図である。
施の形態の動作を説明するための図である。
【図5】図3は、本発明による画像変換装置の第2乃至
第4の実施の形態の構成を説明するためのブロック図で
ある。
第4の実施の形態の構成を説明するためのブロック図で
ある。
【図6】図4は、本発明による画像変換装置の第2の実
施の形態の動作を説明するための図である。
施の形態の動作を説明するための図である。
【図7】図7は、本発明による画像変換装置の第2及び
第4の実施の形態の動作を説明するための図である。
第4の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図8】図8は、本発明による画像変換装置の第3の実
施の形態の動作を説明するための図である。
施の形態の動作を説明するための図である。
【図9】図9は、本発明による画像変換装置の第1の実
施の形態の動作を説明するための図である。
施の形態の動作を説明するための図である。
【図10】図10は、本発明による画像変換装置の第2
の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
1…画像入力部、 11…実画像入力部、 a…実画像データ、 12…距離画像入力部、 b…距離画像データ、 2…画像変換部、 21…鉛直方向推定部、 c…推定鉛直方向角度、 d…変換実画像データ、 3…画像出力部、 211…主要被写体抽出部、 212…主要被写体解析部、 213…鉛直角度設定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA11 CA12 CA19 CB13 CD12 CD14 CH01 DA17 5C022 AB68 5C023 AA01 CA01 5C076 AA23 BA06 BB40 CA10
Claims (5)
- 【請求項1】 実画像データを入力する実画像入力部
と、 距離画像データを入力する距離画像入力部と、 上記距離画像入力部によって入力された距離画像データ
から実世界における鉛直方向を推定する鉛直方向推定部
と、 上記鉛直方向推定部によって推定された鉛直方向に基い
て、上記実画像データと上記距離画像データを用いてア
オリ効果を有する変換実画像データを算出する変換画像
算出部と、 上記変換画像算出手段によって算出された変換実画像デ
ータを出力する画像出力部と、 を有することを特徴とする画像変換装置。 - 【請求項2】 上記鉛直方向推定部は、 上記距離画像データを用いて被写体を抽出する被写体抽
出部と、 上記被写体抽出部によって抽出された上記被写体の形状
を解析する被写体解析部と、 上記被写体解析部によって解析された被写体の形状を用
いて鉛直方向の角度を設定する鉛直角度設定部と、 を有することを特徴とする請求項1記載の画像変換装
置。 - 【請求項3】 上記鉛直角度設定部は、上記被写体の上
方部と下方部の距離の差に基づいて、鉛直方向の角度を
設定することを特徴とする請求項2記載の画像変換装
置。 - 【請求項4】 上記鉛直角度設定部は、上記被写体の面
の方向に基いて鉛直方向の角度を設定することを特徴と
する請求項2記載の画像変換装置。 - 【請求項5】 上記鉛直角度設定部は、上記被写体の表
面凹凸が所定の基準以上の場合は、上記被写体の上方部
と下方部の差に基づいて鉛直方向の角度を設定し、 上記被写体が横長の場合には、上記被写体の面の方向に
基づいて鉛直方向の角度を設定することを特徴とする請
求項2記載の画像変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115644A JP2002312759A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 画像変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115644A JP2002312759A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 画像変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002312759A true JP2002312759A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18966509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001115644A Withdrawn JP2002312759A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 画像変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002312759A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011040825A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Nippon Soken Inc | 画像補正装置、画像補正方法、及びそれらに用いられる変換マップ作成方法 |
US8564693B2 (en) | 2007-06-06 | 2013-10-22 | Sony Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
JP2014173922A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Omron Corp | 撮像装置、回転角推定方法、および、回転角推定プログラム |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115644A patent/JP2002312759A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8564693B2 (en) | 2007-06-06 | 2013-10-22 | Sony Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
USRE46976E1 (en) | 2007-06-06 | 2018-07-31 | Sony Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
JP2011040825A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Nippon Soken Inc | 画像補正装置、画像補正方法、及びそれらに用いられる変換マップ作成方法 |
JP2014173922A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Omron Corp | 撮像装置、回転角推定方法、および、回転角推定プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |