JP2002310887A - 改良促進耐候性装置 - Google Patents

改良促進耐候性装置

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JP2002310887A JP2002099924A JP2002099924A JP2002310887A JP 2002310887 A JP2002310887 A JP 2002310887A JP 2002099924 A JP2002099924 A JP 2002099924A JP 2002099924 A JP2002099924 A JP 2002099924A JP 2002310887 A JP2002310887 A JP 2002310887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料の退色、組成、構造の劣化を促進する集
中光源である放電ランプを有し、制御、較正構造及び動
作方法の改良された耐候性試料促進装置の提供。 【解決手段】 改良された位置から耐候試験過程をモニ
ターする試験モジュールで、試料が照射に曝される方法
で照射を検知する。試験モジュールは、試験チャンバ内
の過酷な環境に精密な機械であるモジュールが曝される
ことないように、試験チャンバのドア内に形成されたポ
ケットに取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の耐候効果を
促進する装置に関するものであり、より詳細には、試料
の退色、組成、構造の劣化を促進する集中光源とされる
放電ランプを有し、制御、較正構造、操作方法の改良を
施したものに関する。本発明に係る好適な実施例におい
ては、紫外線のスペクトル点で、概ね自然太陽光に近似
する紫外線蛍光ランプが光源として用いられ、これによ
り劣化が生じるものであり、特にこれに関連して説明す
る。しかし、他の放電ランプ、代表例としてキセノンラ
ンプ等を光源として用いてもよいことは理解されるだろ
う。
【0002】
【従来の技術及び解決課題】図1に示すように、放電ラ
ンプを用いた従来の試験装置は、試験チャンバ12内に
設けられ断面において下方に左右対称に広がる8つの紫
外線ランプ10を有している。試験される試料14は、
内面がランプの方向を向いて、それからの照射をうける
ために、試験装置のハウジングの二つの対向する試料サ
ポート壁に取付けられている。図示の装置においては、
上部と下部の二つの試料があるが、一つの試料のみであ
っても、試料が二つ以上あってもよい。試料14の裏面
は装置外部の大気に曝される。外気はチャンバ12の温
度を調整するために、熱せられ、チャンバ12内部に吹
き込まれる。湿気供給タンク16の水分は、常套の手段
によって熱せられ、チャンバ12に湿気を供給するため
に蒸発される。
【0003】上記の試験装置においては、動作の一例と
して照射光を試料14に、60℃の温度で16時間照射
を行い、その後、ランプ10を消灯し、チャンバ12の
内部を、湿気を生じさせるために、50℃に8時間保
つ。これら二つのステップ(これらは、劣化試験動作の
一サイクルを構成する)が連続して繰り返される。ラン
プの消灯中はチャンバ12の湿度は高く、試料の裏面は
低温の外気に曝される。それによって、試料の表面は、
液化により湿る。こうして、試料の加湿、紫外線の照
射、乾燥が繰り返され、試料の劣化が促進される。上記
の説明は、この種の装置のためのサイクルの単なる一例
であることが理解されよう。
【0004】しかしながら、図1に示す装置においては
問題が存在する。まず、劣化率を探知したり、照射出力
を制御するために、蛍光ランプ10の出力を感知するも
のが存在しない。この種の装置において、ランプからの
出力を均一なものとするために通常とられるやり方とし
ては、所定の時間間隔、所定手順でランプの位置を回転
させることがある。ランプの実際の出力を検知する試験
はなされずに、出力見込みの仮定がなされ、この仮定を
考慮して回転手順がつくられる。
【0005】この種の装置の他の欠点は、起動及び作動
中ランプの調整のためのものが存在しない点である。し
たがって、ランプの寿命は短くなり、試験の正確さに歪
みが生じる。さらに、ランプからの照射を較正する機能
も有していない。
【0006】図1に示した従来の試験装置の上記欠点を
改善するために様々な試みがなされてきた。これらに
は、アトラス・エレクトリック・ディバイセス・カンパ
ニー社の装置Atlas Ci35 FADE-OMETER(登録商標)、ヘラ
エウスの装置XENOTEST(登録商標)1200CPS、1985
年10月1日発行のスガの米国特許第4544995
号、1971年4月27日発行のココット等の米国特許
第4544995号、1993年4月27日発行のフェ
ドー等の米国特許第5206518号などがある。
【0007】アトラス社の装置はキセノン・アークラン
プを用いて使用されるようになっており、主要な光の制
御システムとして、閉ループの照射モニターを有してい
る。モニターは、ライトパイプ、干渉フィルター、固体
電子装置に給電する感光ダイオードを用いて、所定の照
射レベルを維持し、インテグレーターを通じて試料が受
けたエネルギーを合計する。この装置はさらに、定期的
にシステムを較正するための、手動式の照射制御部をも
備えている。
【0008】ヘラエウスの装置もまた、キセノン・アー
クランプを用いて使用されるようになっている。この装
置は、三つの別個のキセノン・アークランプの出力を検
知する三つの光検知部を有している。
【0009】上記で述べたこれら二つの装置の要素を含
んでいる従来の装置は、放電ランプを有している。これ
は、キセノンタイプで、垂直に設置されているものであ
る。放電ランプの周囲のフィルターは、所望の波長の光
のみを通過させるために設けられている。センサーは、
垂直に配置された放電ランプの出力を感知するために設
けられ、回転試料保持ラックは、放電ランプを取り囲む
ように配置されている。各々検知部は、それぞれの放電
ランプからの照射を一定時間を超えて検知するように構
成されている。回転試料保持ラックは、試料保持ラック
に置かれた試料を回転させる。センサーは、放電ランプ
の出力を探知するようになっており、回転試料保持ラッ
クは、全体平均として均等の照射量を各試料に提供する
ように試みられている。内壁は、放電ランプの反射光を
外の試料に向けるために用いられる。
【0010】図1の類似の構成で紫外線ランプを有する
他の装置が、単一のセンサーを有していることが知られ
ている。しかし、そのような構成においては、設置に先
立って、ランプの特性を適合させることが必要である。
これが必要なのは、センサーは設置位置に最も近いラン
プしか感知しないからである。こうして、センサーは、
センサーから離隔配置されているランプは、実際に感知
しているランプと同一の動作をしているものと仮定する
のである。
【0011】スガ特許は図1の放電ランプ10の配置を
非対称のものに調整することによって、図1に示した装
置に改良を試みようとしたものであった。放電ランプ1
0は相互に直下には配置されず、むしろ、これらは、特
別に配置された構成になっている。これはスガ特許にお
いて、試料14により均一な照射がなされる意図で行わ
れているものである。
【0012】ココット等の特許は長尺状の照射光源を円
筒形のキャリヤ表面内に用いる装置としている。ココッ
ト等の特許は、試料に均一の照射を提供するための三つ
の方法を開示している。まず、使用可能な光を反射させ
る鏡を設置する。次に、端部での光度を増加するように
光源を設計する。最後に、光源からの照射の発散を抑え
るために照射ディスクを用いる。
【0013】フェドー等の特許は、図1に示されている
装置と構造において類似しているものであり、改良され
た光出力コントローラーと光線発生部を試験チャンバに
有している。フェドー等の特許では、試験チャンバを有
するハウジングとチャンバ内に設けられた試料サポート
壁を有する装置が開示されている。光源は試験チャンバ
内に設けられている。バラストは光源に接続されてお
り、電源から光源が受ける電力量を制御する。コントロ
ーラーはバラストに接続されており、所望の目標値に従
ったバラストの動作を制御するためのバラスト制御信号
を生成する。光源検出器は、試験チャンバ内の現存する
照射を検出するために、試料サポート壁内に配置されて
いる。こうして、光源検出器は照射信号を生成すること
ができ、この信号はコントローラーに入力される。所望
の目標値を維持するために、バラスト制御信号を調整
し、そのためにコントローラーは、照射信号を用いる。
較正部は、光源検出器に隣接した試料サポート壁に挿入
された基準検出器を有しており、これは、試験チャンバ
内の照射を検出し、基準照射信号を生成するようになっ
ている。基準照射信号は較正メーターに送られ、そこで
較正信号が生成される。較正信号は、装置の較正のため
にコントローラーに送られる。
【0014】フェドーの装置はさらに、試験チャンバ内
に隔壁を有している。隔壁は、光源列からの光線を選択
的に遮断したり、方向を変更するように構成されてい
る。光線の遮断や方向変更は、試料サポート壁に対する
光線がより均一になるようなパターンで行われる。
【0015】フェドーの装置は、さらに、個々の光源の
出力を制御するための同時動作する複数の自動調整制御
チャンネルを有している。複数のチャンネルは少なくと
も一つの光源の出力を制御する。
【0016】上記のものは前述の従来装置を改良したも
のであるが、依然として欠点が存在する。アトラスとヘ
ラエウスの装置についてみると、両者とも試料回転ラッ
ク部材を用いている。このラックが必要とされるのはま
さに、基本的な理由からである。アトラスの装置は、シ
ステム全体の一定時間を超える予め設定した総照射出力
レベルを維持するために、キセノン・アークランプの総
出力をモニターするモニターシステムを有している。ヘ
ラエウスの装置は、一定時間を超えた三つの異なるラン
プの出力を制御するための三つのセンサーを用いてい
る。これらのセンサー部材は一定時間を超える一定の照
射を生じさせるために用いられる。しかし、これらの装
置のいずれも空間的に持続的に照射を生じさせるセンサ
ー部材を用いてはいない。
【0017】これらの装置は、いずれも空間的な均一性
を達成しようとして回転試料ラックを用いている。それ
ゆえ、空間的な均一性は、回転ラック内の試料を、ラン
プの周囲で回転させることによって達成されるので、各
試料が受ける有意な光量は、試料面の周囲の各地点での
異なる照射の平均を示している。ラックの回転により均
一性は高まるが、モーターや関連の駆動機構が必要とな
り、装置の構成がより複雑になってしまう。
【0018】しかるに、これらの装置は照射を感知する
機能を有してはいるものの、これらの機能は、時間的な
一定の出力のためだけを意図したもので、空間的なもの
を意図したものではない。装置の構造に起因して、試料
の周囲の地点ごとに照射は異なる。それゆえ、放電ラン
プの正面に位置している領域は、高い照射領域となるの
に対して、放電ランプから離れた地点にある試料はより
低い照射しか受けない。ラックの回転は試料にあたる照
射を全体として均一にすることを意図しているものであ
る。
【0019】単一のセンサーを用いた公知の紫外線シス
テムは、ランプをシステムに適合させる必要があるとい
う欠点がある。これによると、使用の前にランプの広範
囲の試験が必要となる。さらなる欠点としては、そのよ
うなシステムでは、センサー位置から離れて配置されて
いるランプが焼きついたり、機能が低下したときには、
ランプの出力の低下が感知されないことになる。このこ
とは、直近のランプのみが実際に感知されていることか
らすると正しいものといえ、残りのランプも同様に機能
しているものと仮定されるのである。
【0020】スガ特許は、試料の頂部から底部までの光
の均一性を増加させるために、中央の二つのランプを試
料から離すことにより、試料にあたる光の均一性の向上
を試みている。この構成の欠点は、スガ特許の改良点を
得るための、現存の耐候性装置の改造は容易ではないと
いう点にある。
【0021】ココット等の特許の欠点はそれが単一のラ
ンプシステムを想定している点である。他のココット特
許の欠点は、装置の複雑性とコストが増大する点にあ
る。
【0022】上記の従来の試験装置に関するさらなる欠
点は、その較正機能にある。これらの装置は操作者によ
る手動操作が必要となる。このことは逆にいうと、操作
者が適切な較正をするために決定的に重要な判断を行う
必要があることを意味する。操作者は装置の手動による
再較正しながら判断する責任があるので、較正の正確性
は操作者の技能に依存することになってしまう。さら
に、較正は手動により行われるので、このような較正の
間に停止時間が生じてしまい、操作者のミスによる不正
確さがかなりの確率で存在する。
【0023】フェドー特許は、試験装置の制御及び較正
手順を自動化するようにしている。同時制御により、試
料サポート壁内に配置された複数のセンサーをモニター
し、それぞれ別個のチャンネルを制御する。個別のセン
サーを較正するために、操作者はドアを開け、基準セン
サーを試験チャンバ内の試料サポート壁の内部に、個別
のセンサーに直近して取り付ける。較正作業は、残念な
がら操作者のミスを多く生じさせる。操作者はランプの
種類とそれぞれの較正位置を手動で選択しなければなら
ない。この較正手順の問題点は、操作者は安全システム
を無視しなければならず、このことが更に基準センサー
の読み取りでのエラーを生じさせるという点にある。さ
らに、操作者は有害な紫外線の照射に曝されることにな
る。
【0024】フェドーはさらに、ランプ列の間に隔壁を
設けることによってチャンバ内の光線の放射を制御しよ
うとしている。この構成の欠点は、個々のセンサーと基
準センサーが試料サポート壁内部に取り付けられている
点である。この配置では、センサーが、試料が直面する
暴露効果のすべてに曝される。したがって、この装置に
用いられると、センサーは不具合を生じ、その結果、試
験のエラーを招くことになる。別の欠点はランプの電力
を制御するためのバラストである。フェドーは、バラス
トからの電力を増減するために信号がバラストへ送られ
る従来のバラストしか用いていない。
【0025】フェドー装置のさらなる欠点は、同時制御
アルゴリズムを用いている点であり、これによると、セ
ンサーの読み取りに誤りのバイアスが生じる。その結
果、照射測定値が不正確になる。したがって、制御シス
テムが誤りのバイアスを有し、試験結果が信頼性のない
ものになりうる。
【0026】それゆえ、センサーの配置、バイアスのな
いセンサー読み取り、制御及び較正方法、バラスト構成
及び動作の点で改良された促進耐候性装置が望まれてい
る。本発明は前記の問題点やその他の問題点をすべて克
服し、簡単に操作でき、信頼性の高い試験構成となって
いる改良された促進耐候性装置である。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、エンクロージャー内に設けられている試
験チャンバへのアクセスのためのドアを少なくとも一つ
有しているエンクロージャーと、試験チャンバ内に設け
られている試料ホルダーを支持するための試料取付け部
と、試験チャンバ内で光を発生させる試験チャンバ内に
設置されている光源と、光源に給電するための電源と、
少なくとも一つのドアに設けられているポケット内に取
り外し可能に設置されている、試験チャンバ内の光源か
らの照射を検知し、検知した照射に対応する照射信号を
生成する試験モジュールと、光源が受ける電源からの電
力量を制御する、光源に接続されているバラストと、試
験モジュールとバラストとに接続されており、バラスト
制御信号を送信することによりバラストの動作を制御す
るコントローラーと、検知照射を表す基準値を生成し表
示するために試験チャンバ内の照射を検知する較正モジ
ュールとを備え、前記コントローラーは、試験チャンバ
内の所望の照射を維持するために、試験モジュールから
受け取った照射信号に対応してバラスト制御信号を調整
し、前記較正モジュールは、ポケット内の試験モジュー
ルと交換可能に取替えられて、試験チャンバ内の照射を
検知し、バラスト制御信号を調整するためにコントロー
ラーに入力される基準値を較正モジュールに表示するこ
とを特徴とする促進耐候性装置である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図2(a)は、本発明に係る改良促進
耐候性試験装置200の正面図である。装置200は、
内部にある試験チャンバ206にアクセスするためのド
ア204を少なくとも一つ有するエンクロージャー20
2を有している。ここでは、一つのドア204のみしか
述べていないが、当業者にとっては、形状及び機能の点
で同一の別のドアが対向の位置にあることは理解される
だろう。試験チャンバ206はエンクロージャー202
内のタンクによって全体として構成されている。試料取
付装置208(図14が最適図)は、試料ホルダー21
0を保持するために試験チャンバ206内に設置され
る。ジャック205は、プラグを接続し、取得したデー
タや装置200に保存されているデータをダウンロード
するためにエンクロージャー202に設置される。ジャ
ックは、望ましいインターフェース特性を提供するもの
であればいずれの構造であってもよい。例えば、RS4
85やRS232や他のインターフェースを用いてもよ
い。
【0029】本実施例では、試料取付装置208は、頂
部レールと底部レールが全体として、試料サポート壁を
形成している。底部レールは、ドア204の回転軸に隣
接したタンクの第一すなわち外側の位置に設置されてい
る。上部レールは、チャンバ206中心に近いドアの上
部から離れているタンク内の第二すなわち内側位置にあ
るので、取付け装置は垂直軸に傾いた面上にある。試料
ホルダー210は、促進暴露環境での光、熱及び液体に
曝されるために、それぞれの試料サポート壁に設置され
ている。試料ホルダー210は、試料サポート壁上に、
ほとんど連続して並んで位置している。試料ホルダーの
うち一つは、取付けられていないが、これによりドア2
04に形成されたポケット218と共働する試料サポー
ト壁に沿って、開口部216が形成されている。したが
って、ドア204が閉じられると、ポケット218に取
付けられたセンサー220が、正確な照射検出のため
に、光源212に曝される。
【0030】光源212は、試験チャンバ206内に光
を発生させるために、試験チャンバ206内に設置され
る。本実施例では、光源212は、複数若しくはランプ
列としている。本実施例では、複数のランプが第一列及
び第二列に設置されており、それぞれ四つのランプを有
している。当業者であれば、本発明から離れずに、構
成、形状及びランプの数を変更することができることは
理解できるであろう。光源212は、UV−A、UV−
B、UV−Cの範囲での紫外線を発生するランプ群から
選択されている。例えば、ランプは蛍光灯、キセノンや
その他の適したランプであってもよい。
【0031】電源(図示せず、図3参照)は、光源21
2に電力を供給する。例えば、電源は必要に応じて、標
準規格の利用可能な単相110V又は120V、多相2
20V、240V、440Vであってもよい。外部ドア
保護部214が、長時間の試験中にエンクロージャー2
02を保護するために、エンクロージャー202と接続
されて提供されてもよい。コントロールパネル216
は、下記で詳述するように、操作者が操作システムにお
いて用いるためのものである。
【0032】図2(b)は、図2(a)の促進耐候性試験装
置のタンク部分222の詳細な斜視図である。タンク部
分222は、対向面に一対のドア204を備えたキャビ
ネットタイプのエンクロージャーで、試験チャンバ20
6の内部を構成している。光源は試験チャンバ206内
に設置され、前述の如く又以下に詳述するように、電源
により光源に電力が供給される。タンク部分222は、
更に内枠と外パネル224を有している。
【0033】第一ドア204は、回転するように、対向
のサイドパネル224に取付けられており、第二ドア
(図示せず)に対向している。これは、サイドパネル2
24に回転するように取付けられている。図では第一ド
アのみしか示していないが、第二ドアは構造及び機能の
点で同一である。したがって、以下では、第一ドアのみ
について説明する。ドア204は、試験チャンバ206
へのアクセスを提供している。埋め込みのあるポケット
218は、ドア204の略中間部に形成され、ドア20
4の外表面にくぼみがある。試験モジュール(図示して
いないが、以下で詳述する)と較正モジュール(図示し
ていないが、以下で詳述)がそれぞれ、交換、取り外し
可能にポケット(以下でより詳細に説明する)内に設置
される。垂直配置された一対の試験モジュール(図示せ
ず、以下で詳述)が、光源からの試験チャンバ206内
の照射を検知し、検知した照射を示す照射信号を生成す
るために、それぞれのポケット218に、取り外し可能
に設置されているので、試験モジュールが試験チャンバ
の過酷な環境におかれることはない。
【0034】試験モジュール(図示せず、以下で詳述)
は、試験センサー226を有しており、これは、光源か
らの試験チャンバ内の照射を検知するために、ポケット
218の光源と対応する位置に形成された孔228に挿
入されている。試験モジュールは、5つの試料取付け装
置の別個の空間を検知するように構成されている。試験
センサーは、例えば光学フォトダイオードなどの、当業
者に知られたいずれの形式でもよい。
【0035】ポケット218の底面は、ドア204に対
して傾斜しており、試料サポート壁を形成している面と
平行な面を形成している。その結果、ポケット218の
底面は、試料サポート壁及びその上の試料ホルダー21
0と直近するが、ポケット218と試料取付け装置20
8若しくは試料ホルダー210とは接触はしない。ドア
が閉じられると、ポケット218の傾斜底面により、セ
ンサー226が、取付け装置の開口部216内部の、隣
接ランプの間に均等に位置される。しかし、この配置は
促進耐候性試験装置の他の部分の構造から必要であれ
ば、ポケット218がどちら側にも出っ張るように変更
してもよい。ポケット218の形状、深さ、輪郭は、試
験チャンバ内のランプの形状に対応することが好まし
い。
【0036】本発明に従って、一対のランプごとに試験
センサー226が正確に照射を検知する。ポケット21
8は、ポケット218の背面230は、ドア204の回
転軸から離隔して配置されており、ドア204の回転軸
に隣接するポケット218の正面232より長く、試験
チャンバ方向に延びており、側面から見た状態で略三角
形状をしている。試験センサー226は、支え若しくは
突起部と入力部を備えており、これらはランプの照射を
ドア204のポケット218内で試験チャンバ206の
外側に設置された試験モジュールに移動させるためのラ
イトパイプとして用いられる。試験センサー226は、
さらに、ある波長の光の通過させる光学フィルターも有
している。ドア204は、開閉のための小型のハンドル
を頂部に有している。
【0037】タンク222は、光、熱、湿気を取り込む
ことにより、環境が操作される試験チャンバ206を構
成している。タンク222の端部パネル224の複数孔
234は、ランプのためのものである。同じく、複数孔
はタンクの対向する端部パネルにもある。ランプの電気
接続は、不正確な試験結果となる制御システムのエラー
を引き起こすことのある腐食を避けるために、試験チャ
ンバの外で行われている。
【0038】温度センサー236は、試験チャンバ20
6内の温度に対応する温度信号を生成し、試験チャンバ
206内の所望の照射を維持するために、温度信号を、
コントローラー(以下で詳述)に送信する。温度センサ
ー236は、試料ホルダー210の試料と取替える構成
としてもよいし、他の小型の構成を採用してもよい。小
型のものでは、温度センサー236が二つの試料孔24
0の間に配置される代わりの試料ホルダー238が必要
となる。当業者にとっては、温度信号を生成するため
に、いずれのセンサー構成を用いられるかが理解される
だろう。本実施例では、温度センサーは、本体が黒色の
センサーであり、試験チャンバ206内部の温度に対応
する信号を生成する。
【0039】図3は、本発明に係る、光源列の出力を連
続的に制御するための、複数の自動調整可能な制御チャ
ンネルの特徴を示した促進耐候性試験装置の概略端面図
である。本実施例では、四つの個別調整可能な制御チャ
ンネルの各々に、バラスト302を備えている。各々は
同一の動作をするので、一つについてのみ説明する。3
10、312、314、316は試験モジュールを示
し、308はコントローラーである。試験モジュール3
10、312、314、316はそれぞれ、プラグ32
8を有しており、これは、試験モジュール310、31
2、314、316がポケット318内に配置された時
に、コントローラー308が自動的に試験モジュール3
10、312、314、316に接続されるように、コ
ントローラー308と試験モジュール310、312、
314、316を接続させるために、ポケット318に
設置された端子330を繋いでいる。
【0040】個々のバラスト302は、電源306から
の光源304が受ける電力量を制御するために、複数の
光源304のうち少なくとも一つに接続されている。制
御チャンネルはさらに、試験モジュール310、31
2、314、316と接続されたコントローラー308
と、温度センサー318、320とコントロールパネル
322と個々のバラスト302の動作を制御するバラス
ト制御信号を生成するバラスト302を有している。
【0041】個々の試験モジュール310、312、3
14、316に含まれた試験センサー324は、試験チ
ャンバ326内の照射を検知するために、紫外線の範囲
でリニアの応答性を有している。試験モジュール31
0、312、314、316は、複数の光源304から
の照射を検知に対応した照射信号を生成し、当該信号
は、試験モジュール310、312、314、316内
に設置された送信装置によってコントローラー308に
送信される。本実施例では、試験モジュール310、3
12、314、316は、周波数ノイズを減らすため
に、照射信号を増幅し、フィルターにかける。当業者に
とっては、これが多様な手段によって達成されることが
理解できるだろう。例えば、周波数ノイズを減じるため
には、ゲインと共に又は望ましい方法で、高インピーダ
ンス信号を低インピーダンス信号に変換することにより
達成される。照射信号はコントローラー308に送ら
れ、コントローラー308は、照射信号を所望の値に維
持するために、周期的にバラスト制御信号を調整する。
コントローラー308は、これらの一部若しくは全ての
機能を行うソフトウェアを選択的に又は付加的に有して
いてもよい。バラスト制御信号は、さらに、バラストの
電流引き込みに基づいて、コントローラー308によっ
て調整される。
【0042】バラスト制御信号は、当初は、操作者が入
力した試験チャンバ内の所望の照射を示す設定値に基づ
いている。操作上、コントローラー308は、設定値に
基づいてバラスト制御信号をバラスト302に送信す
る。試験モジュール310、312、314、316
は、近隣の光源からの照射を感知し、コントローラー3
08に対して照射信号を送信する。コントローラー30
8は、試験モジュール310、312、314、316
のうち少なくとも一つから照射信号を受信する。コント
ローラー308はその後、バラスト制御信号と照射信号
との間の増加に基づいて、それぞれのバラスト制御信号
を調整する。コントローラー308はその後、調整後の
バラスト制御信号を出力する。その後上記のステップ
は、所望の時間連続して、次の試験モジュール310、
312、314、316において繰り返される。別の実
施例では、温度センサー318は、コントローラー30
8に対して温度信号を送信する。コントローラー308
は、その後さらに、温度信号に基づいて、個々のバラス
ト制御信号を調整する。
【0043】バラスト302は、起動時に、点火前に光
源304を暖めるために、所望の時間の間、低電圧を光
源304加える回路を有している。これは、光源304
与える衝撃を最小限にするもので、これにより、寿命が
のびるとともに、支出が減ることになる。例えば、望ま
しい時間は、およそ1.5秒で、電圧は2〜5Vである
が、当業者にとっては、別の数値を用いることができ
る。さらに、光源304が温められた後に、点火パルス
が光源304に対して加えられる。点火パルスはおよそ
400Vの範囲であることが好ましい。その後、低電圧
から光源304のフル操作電圧まで上昇させるのではな
く、そのレベルまで徐々に上げて、設定の操作電圧に戻
すことになる。これにより、さらに光源304への衝撃
が最小限にすることができる。バラスト302は、これ
らの一部若しくは全ての機能を行うソフトウェアを選択
的に又は付加的に有していてもよい。
【0044】ランプの性能は、環境の温度、電流、電圧
などの複数の要因に依存している。光源304の性能を
最適化するためには、これらの要因を考慮に入れなけれ
ばならない。本発明は、システムがゲイン要因によって
最適化されるように制御システムにこれらの変数を計測
及び入力することによって、上記の要因を考慮してい
る。その結果、光源304の寿命が延びた。これらの変
数をモニターすることによって、光源304の照射は、
センサーと別に、又は、二重のフィードバック方式とし
てセンサーと協働して制御される。このことは、光源3
04の電球の寿命を予測するうえで、特に有利な点であ
る。
【0045】図4は、試験モジュール400の上方斜視
図である。試験モジュール400は、本体部402とキ
ャップ404と突起部406と、表示部408と、取付
装置410を有するハウジング401を備えている。高
密度の接続部材も(図示せず)備えている。ハウジング
401は試験センサー及び関連の電子機器を取付けるた
めに、略中空になっている。突起部406は、ハウジン
グの底部の孔から延びている。突起部406は、照射信
号を生成するためにチャンバからの光を試験センサーに
送るための公知のライトパイプとして機能する。キャッ
プ404は、複数のネジ留め412により本体部402
に固定されている。当業者にとっては、他の適した留め
方法が用いられることが理解できるだろう。表示部40
8は、センサーモジュールが適切に取付けられ、動作し
ているのを示す。取付装置410は、ポケットの底面に
配置された突起をスナップ式に嵌め込むための、ハウジ
ング401の両側に設置された略U字状の一対の部材を
有している。プリント基板(図示せず)は、試験センサ
ーから生成された信号を増幅及び除去し、信号をシステ
ムコントローラーに送信するための電子部品を備えてい
る。照射信号の増幅及び除去は、高周波ノイズを減少さ
せる目的及び効果を有している。これは、当業者に知ら
れた多くの方法によって達成される。例えば、ゲインと
共に高インピーダンス信号の低インピーダンス信号への
変換などである。複数のネジ留め(図示せず)は、セン
サーの様々な異なる部品を固定するために用いられる。
他の構築、組立方法及び装置を用いることもできる。
【0046】図5は、図4の試験モジュール500の下
方斜視図である。突起部502と接続部材504を示し
ている。高密度接続部材504は、複数のピン506と
接地シールド508を有している。接続部材504は、
センサーモジュール500とシステムコントローラーの
間をつないでいる。この種のケーブル(図示せず)は、
ドアの内部に安全に固定されて取付けられており、これ
により、耐久性に優れ、試験チャンバの過酷な環境及び
操作者の悪操作の影響をうけることなく申し分ない取付
け状態が得られる。
【0047】図6は、較正モジュール600を示すもの
で、これは、本体部602と、キャップ604と、取付
け部材606と、ディスプレー608と、突起部610
と、基準センサー(図示せず)と、高密度コネクター
(図示せず)を有している。較正モジュール600は、
検知された照射を示す基準値614を生成及び表示のた
めに、試験チャンバ内の照射を検知する。較正モジュー
ル600は、ポケット内で試験モジュールと交互に取替
え可能である。
【0048】キャップ604は、複数の留め具611に
よって本体602に固定されており、ディスプレー60
8が観察できる孔612を有している。ディスプレー6
08は、ハウジング内に設置された基準センサーからの
信号に対応して、数値イメージ614を生成する。数値
イメージ614は、基準センサーによって検知された照
射を示す基準値である。操作者はバラスト制御信号を調
整するために、コントローラーに基準値を入力する。取
付部材606は、U字状であって、ポケットの底面に配
置された突起をスナップ式に嵌め込むために、本体60
2の対向する両側に設置されている。構造及び機能は、
図4及び5の試験モジュール上の取付部材と同一のもの
である。
【0049】ディスプレー608は、基準センサー及び
関連電子機器によって生成された信号に対応するため
に、回路基板をはめ込む複数のピンを有している。セン
サーは、試験チャンバ内の近隣の電球からの検知照射を
示す信号を生成するために、回路基板、回路、その上の
部品と通信を行っている。較正モジュール600は、同
一の較正モジュールを用いて、少なくとも二つの異なる
タイプの紫外線の較正を可能とする内部の較正ルーチン
を少なくとも2つ有している。較正モジュール600
は、さらに、UV−A、UV−B、UV−Cの範囲での
紫外線を発生するランプ群を自動的に較正する内部チャ
ンネルを有していてもよい。
【0050】図7は、突起部702及び高密度コネクタ
ー704が示されている図6の較正モジュール700の
下方斜視図である。突起部702は、試験チャンバの過
酷な環境から基準センサーを守るための公知のライトパ
イプとして作動する、試験モジュールの突起部と同様の
構造及び機能を有している。同様に、高密度コネクター
704は、試験モジュールとしてドアポケット内に設置
された同様の高密度端子とつながっている。システムコ
ントローラーとの接続は、較正モジュール700が適切
な較正位置にあることを確認し、検知される紫外線照射
の種類がUV−A、UV−B、UV−Cであることが確
認される。較正モジュール700は、これらの一部若し
くは全ての機能を行うソフトウェアを選択的に又は付加
的に有していてもよい。較正センサー(図示せず)は、
基準センサーによって生成された基準信号を自動的にシ
ステムコントローラーに送らずに、値は、操作者の観
察、手動表示のために、ディスプレーのみに出力され
る。この機能を達成するためには、いかなる種類の適切
な基準センサーを用いてもよい。例えば、基準センサー
は、光学フォトダイオードやその他の適切なセンサーで
あってもよい。較正モジュールの動作及び較正手順は、
以下の記述において詳細に説明する。
【0051】図8は、促進耐候性試験装置に関連して、
四つの試験モジュールの一連の制御を示すフロー図であ
る。コントローラー800は、適切ないずれの装置であ
ってもよく、例えば、プログラマブル・ロジック調整器
(PLC)やその他の適切な装置が、照射のモニターお
よび制御、コントローラーの較正、光源の出力を連続的
に制御するための自動調整制御可能な複数のチャンネル
に基づいた種々の異なる耐候性試験の操作を含んだ、試
験ユニットの動作のためのメインシステムコントローラ
ーとして用いられてもよい。コントローラー800は、
自動的に試験モジュールと較正モジュールの違いを検出
する。
【0052】残りの制御チャンネルは類似していて、同
様の手順を辿るので、一チャンネルの制御チャンネル8
01アルゴリズム、手順について説明する。制御チャン
ネルは一対のランプ802、804と試験センサー80
6を有する試験モジュールと、伝送装置とバラスト80
8を有している。制御チャンネルは、所望の周期数で連
続的に調整される。例えば、第一制御チャンネル801
が調整され、その後、コントローラーは第二制御チャン
ネルに移動し、調整を行う。その後、コントローラーは
第三制御チャンネルに移動し、調整を行う。その後、コ
ントローラーは第四制御チャンネルに移動し、調整を行
う。それによって、試験周期が形成される。コントロー
ラー800は、その後、所望の周期回数の間繰り返し、
連続的な調整を開始する。
【0053】操作では、照射設定値810、試験パラメ
ータ812、温度設定値814がユーザーインターフェ
ースを介して操作者によって、コントローラー800に
入力される。ユーザーインターフェースは、適切なディ
スプレーやデータ入力装置のいずれでもよい。例えば、
ユーザーインターフェースは、タッチスクリーンやいず
れの適切な装置であってもよい。ユーザーインターフェ
ースは、照射設定値816、試験パラメータ表示81
8、温度設定値820と、本実施例では822、82
4、826、828である四つの制御チャンネルの検知
照射を、以下の記述で詳細に説明するように、ユーザー
インターフェースの画面に任意の時点で表示する。
【0054】コントローラー800は、その後、試験パ
ラメータ812に従って、試験手順を開始する。他の制
御チャンネルは同様の機能をすることから、第一制御チ
ャンネル801についてのみ説明する。照射設定値81
0は、ランプ802、804が受ける電流の量を設定す
るために、コントローラー800からバラスト808に
送信される第一のバラスト制御信号を設定する。
【0055】試験モジュールセンサー806は、近隣の
ランプからのその地点での照射を検知し、照射信号を生
成し、コントローラー内の比例積分派生モジュール(P
ID)に送信されるので、照射信号はコントローラー8
00への所望の設定値810入力と比較される。ゲイン
は、設定値810と試験センサー806によって生成さ
れた実際の照射信号との間のエラーの計測である。増加
値に基づいたコントローラーの比例積分派生モジュール
からの最新のバラスト制御信号は、ランプ802、80
4の照射出力を同時に調整するために、バラスト808
に送られる。その後、コントローラー800は、照射検
出のために、次の制御チャンネルに移動し、設定値と比
較し、修正したバラスト制御信号を提供し、照射を調整
する。この処理は、連続的に、繰り返し行われるので、
個々の制御チャンネルに対する照射の正確な制御が維持
される。
【0056】個々の制御チャンネルアルゴリズム、手順
に、追加の入力が加えられてもよい。前述した試料の取
付けと同様の方法で、試験チャンバ内の黒色本体パネル
上に取付けられた温度センサー830は、温度の変化に
応答し、温度信号を生成し、試験チャンバ内の所望の温
度を維持するためにヒーターを調整するために、温度信
号をコントローラー800に送信する。照射信号と照射
設定値を比較して、増加分を決定したのち、ヒーター制
御信号は調整される。PIDは、コントローラーからの
ヒーター制御信号を温度増加値に基づいて、更新する。
別の実施例では、温度センサー830は、前述の通り、
試料の間で試料ホルダー上に取付けられてもよい。さら
に別の実施例では、試験チャンバ内の所望の照射を維持
するために、バラスト制御信号を調整するコントローラ
ー800に温度信号が送られるとしてもよい。この実施
例では、温度信号と温度設定値を比較して、増加分を決
定したのち、バラスト制御信号は調整される。PID
は、コントローラーからのバラスト制御信号を温度の増
加値に基づいて更新する。温度信号と設定値は照射出力
に対する追加の制御レベルを提供する。ランプの温度が
増加すると、照射が減少することは知られていることで
ある。さらに、物質の抵抗はその温度に依存することも
知られている。しかるに、ランプ設定値が最大出力で低
温度である場合は、従来の装置では温度の増加を補うこ
とはできない。しかしながら、上記の温度の補充の方法
を使用すると、温度の変化を補充し、ランプの寿命を増
加させるために、ランプは酷使されうる。バラストは、
バラスト制御信号に応じて、ランプの照射出力を制御す
る。
【0057】試験手順の最初においては、バラストは、
低い電圧好ましくは2〜3ボルトを用いて、略1〜1.
5秒間、光フィラメントを予熱する。次に、点火パルス
が略400ボルトの範囲で光フィラメントに印加され
る。その後、電圧は徐々に、ランプ出力がフルになるま
で上昇する。その後、操作電圧は、所望の設定値まで下
降する。この電圧は、試験手順の間、維持される。ラン
プへの電流は比較的低く、交流100Vの430mAであ
る。波高因子は、1.2以下であり、電圧、電流などの
ランプの状態は、出力変圧器のモニターコイルから5パ
ーセント取得される。バラスト制御信号の電圧範囲は、
直流0〜10Vである。10V〜2Vまでは、ランプ出力
の10〜100パーセントを制御するのに対し、制御電
圧が0〜2Vである場合は130〜100パーセントの
ランプ出力を制御する。温度変化により、フィラメント
抵抗が減少する場合、バラストは、ランプ温度70℃
で、出力電圧を負荷することなく、電流を一定に維持す
る。電圧周波数変換器を用いて、薄暗くする機能も提供
される。周波数を増加させることにより、ランプは薄暗
くなり、周波数を減少させると、ランプは明るくなる。
逆の場合も同様に当てはまる。
【0058】較正モジュール832は、ランプ836の
種別を検知し、基準値838を生成、表示する較正若し
くは基準センサー834を有している。較正アルゴリズ
ム、手順については、以下で詳説する。
【0059】図9〜図12は、コントローラー・ユーザ
ーインターフェースの動作を示すフロー図である。図9
(a)では、ブロック900において、メインディレクト
リが表示されており、ここから、操作者は決定ブロック
902で適当な操作ボタンを押すことによって、ユーザ
ーインターフェースの他のサブルーチン画面へ到達する
ことができる。操作ボタンは、以下のサブルーチン画
面、メイン904、プレビュー906、モニター90
8、照射較正910、実行/中止912、試験リスト9
14、編集915にアクセスする。
【0060】図9(b)は、試験リスト画面の動作を示し
たフロー図である。これにより、操作者は、設定された
既存の試験を実行メモリーにロードし、又は、いずれの
試験をプレビューすることができる。それぞれの試験
は、試験される物質及び環境に対応じて異なったパラメ
ータを有している。パラメータの種類には、照射の強
度、周期時間、湿度、温度などが含まれるが、これらに
限定されるものではない。
【0061】ブロック916では、利用できる試験のリ
ストが操作者に提供される。決定ブロック918では、
操作者は、現在の試験を選択するか否かを決定する。YE
Sであれば、操作者は、実行/中止画面である図11(b)
に進む。この図については、後に説明する。NOであれ
ば、システムは決定ブロック920に進み、ここで操作
者は試験をロードするかの決定をする。YESであれば、
その後システムは、ブロック922に進み、ここで、そ
の試験手順がダウンロードされ、図11(b)について後
に説明する実行/中止画面を経て実行される。決定ブロ
ック920で、操作者が試験をロードしないを選択した
場合には、その後システムは、決定ブロック924に進
み、そこで、操作者は既存の試験を編集するか否かの判
断をする。YESであれば、その後システムは編集場面に
進む。これについては、図10で、後に説明する。NOで
あれば、その後システムは、決定ブロック926に進
み、そこで、操作者は試験をプレビューするか否かを決
定する。YESであれば、その後システムはプレビュー画
面に進む。これについては、後に、図11(a)で説明す
る。NOであった場合、その後システムは、ブロック91
6に戻り、そこで、試験リストが表示され、この手順が
再び始まることになる。
【0062】図10は、編集画面の動作を示すフロー図
である。編集画面はメインディレクトリ画面900の編
集ボタン915及び試験リストスクリーンのブロック9
24に対応するもので、これにより操作者は新しい試験
を作成でき、既存の試験のいずれかの試験パラメータを
編集することができる。例えば、操作者は、試験中に使
用されるランプの種別を選択したり、紫外線の種別、噴
霧凝結のサイクル、区分時間、紫外線照射設定値、温度
設定値などのパラメータを選択することが可能である。
決定ブロック928では、操作者は編集される試験を選
択する。ブロック930は、紫外線のサイクルの選択を
示すものであり、これにより、操作者は、ブロック93
2で照射の集中度を入力する。ブロック934は、噴霧
凝結のサイクルを示すもので、これにより操作者は、決
定ブロック936で噴霧か凝結のいずれかの選択をする
ことができる。ブロック938は、時間の選択を示すも
のであり、これにより、使用者はブロック940におい
て、時間を入力することができる。ブロック942は照
射設定値の選択を示すもので、これにより、操作者はブ
ロック944において、照射設定値を入力することがで
きる。ブロック946は、温度設定値の選択をしめすも
ので、これにより、操作者はブロック948において、
温度設定値を入力することができる。ブロック950
は、ランプの種別の選択をしめすもので、これにより、
操作者は決定ブロック952で、利用可能なランプ種別
からどれを試験で使うかを選択する。決定ブロック92
8において、操作者がブロック930〜952で示され
たパラメータのいずれの変更を選択したかに関係なく、
操作者は決定ブロック954に進むことができ、ここ
で、操作者は試験(すなわち、パラメータ値の集まり)
を保存の選択をすることができる。NOである場合、その
後システムは決定ブロック928に戻り、YESの場合
は、システムは試験パラメータを保存し、ブロック90
0のメインディレクトリ画面に戻る。
【0063】図11(a)はプレビュー画面を示すフロー
図であり、これは、メインディレクトリ画面900のプ
レビューボタン906及び試験リスト画面ブロック92
6に対応し、これにより操作者は、いずれの試験パラメ
ータをもプレビューすることができる。ブロック956
では、システムは試験入力及びパラメータを表示する。
その後システムは、決定ブロック958へ進み、ここで
操作者は異なる試験を選択する。操作者が異なる試験の
表示を選択すると、その後システムは、操作者がいずれ
の試験を表示するかの選択する決定ブロック960へ進
み、その後ブロック956に戻る。操作者が異なる試験
の表示をしないを選択した場合は、その後システムは、
決定ブロック962に進み、ここで操作者は既存の試験
リストから選らぶか否かを選択する。操作者が既存の試
験リストからの選らぶを選択した場合、その後システム
は図9(b)のブロック916に進む。選択しなかった場
合は、その後、システムはブロック900のメインディ
レクトリに戻る。
【0064】図11(b)は、メインディレクトリ画面9
00の実行/中止ボタンに対応する実行/中止画面の選択
を示すものである。この画面で、操作者は試験を実行又
は中止をすることができる。ブロック964で、システ
ムは試験時間と照射パラメータを表示する。システム
は、その後決定ブロック966に進み、そこで、操作者
は試験を実行するか否かの選択をする。YESの場合、そ
の後システムは、図12(a)に関して後で説明するメイ
ン画面に進む。NOの場合、その後システムは、決定ブロ
ック968に進み、そこで操作者は試験の実行するか中
止するかの決定をする。YESの場合、その後システム
は、ブロック964に戻る。NOの場合、その後システム
は、決定ブロック970に進み、そこで操作者は試験を
リセットするか否かの決定をする。YESの場合はシステ
ムはその後ブロック964に戻り、NOの場合は、その後
ブロック900のメインディレクトリ画面に戻る。
【0065】図12(a)は、メインディレクトリ画面9
00からメイン画面ボタン904を選択した場合を示す
フロー図である。ブロック972では、システムはすべ
てのメインの試験情報を表示する。ブロック974は装
置モードを表示しており、ブロック976は、現在実行
中の試験の名称(紫外線、噴霧凝結サイクルなど)を表
示する。ブロック978は、現在実行中の実行メモリー
を表示しており、ブロック980は、照射及び温度の設
定値を表示している。ブロック982は、現在実行中の
試験の照射及び温度の実測値を表示している。ブロック
984は、現在実行中の試験の状態についてのメッセー
ジを表示している。終了すると、システムは、ブロック
900のメインディレクトリに戻る。
【0066】図12(b)は、モニター画面選択を示すフ
ロー図であり、メインディレクトリ画面900のモニタ
ーボタン908に対応するものである。ブロック986
で、システムは、各制御チャンネルでの照射の設定値を
表示する。ブロック988で、システムは、各制御チャ
ンネルでの照射の実測値を表示する。ブロック990
で、システムは、各制御チャンネルでの温度の設定値と
実測値を表示する。ブロック992で、システムは更新
を行い、その後ブロック900のメインディレクトリ画
面に戻る。
【0067】図12(c)は、照射較正画面の選択を示し
たフロー図であり、メインディレクトリ画面900の照
射較正ボタン910に対応するものである。この画面で
操作者は、後で図13に関連して説明する較正手順の間
に操作者によって書かれた較正モジュールの基準値を入
力することができる。ブロック994で、操作者は各制
御チャンネルの基準値を入力する。その後システムは、
ブロック900のメインディレクトリ画面に戻る。
【0068】図13は、本発明に係る較正手順を示すフ
ロー図である。この手順の間、ドアポケットに設置され
ている試験モジュールは、所定の第一位置から取り外さ
れ、代わりに、較正モジュールが第一位置に置かれる。
当業者にとっては、産業基準別に400時間ごとに較正
手順が行われなければならないことは理解されるだろ
う。しかしながら、操作者は試験中の任意の時点に装置
の較正を行ってよいし、コントローラーが、操作者が望
んでいるように、あるいは、ランプが上記モニター制御
手順どおりに応答しない場合に、較正の要求メッセージ
を表示するようにプログラムされてもよい。
【0069】ブロック1000で、コントローラーは、
操作者に装置の較正を希望するかを尋ねる。NOであれ
ば、コントローラーは、ループに入り、所定の時間経過
後再度尋ねる。YESであれば、その後ブロック1002
で、コントローラーは試験が現在実行中か否かを判定す
る。実行中であれば、その後ブロック1004で、コン
トローラーは照射設定値、温度設定値やその他の試験デ
ータと試験時間を、手順に先立って、メモリーに保存す
る。ブロック1006で、操作者は、較正照射と温度設
定値を入力しなければならない。決定ブロック1008
で、コントローラーは、その後、照射及び温度の実測値
が設定値と一致し、安定しているか判定する。NOであれ
ば、その後コントローラーは、一定時間ループに入った
のち、決定ブロック1008で再度尋ねる。YESであれ
ば、その後、ブロック1010で、コントローラーは、
ランプの出力が不安的にならないように、制御チャンネ
ルのバラストへの出力を四つ全て固定する。
【0070】第一位置の試験モジュールは、前述のよう
に、取り外され、較正モジュールと取替えられ、コント
ローラーによって、適当なセンサーが適当な位置にある
ことが自動的に認識される。較正モジュールは、さら
に、自動的に、紫外線ランプの種別(UV−A、UV−
B、UV−C)を判別し、又は、コントローラーからそ
の情報を取得する。もし不一致があれば、較正モジュー
ルは、正しいものと決定される。較正モジュールは、基
準値を生成し、これは、ブロック1012で、操作者が
取得しなければならない(すなわち、手動で入力)。較
正モジュールは、その後取り外され、稼動試験モジュー
ルと第一位置に取替えられる。この手順は各試験モジュ
ール位置ごとに繰り返されることに留意すべきである。
【0071】各試験モジュール位置での手順の後、コン
トローラーは、ブロック1014で、基準値の較正デー
タがコントローラーに入力される準備ができているかを
尋ねる。NOであれば、その後操作者は、次の試験モジュ
ール位置のために較正データ基準値を取得する。YESで
あれば、その後ブロック1016で、操作者はコントロ
ーラーに基準データ値を入力する。ブロック1018
で、コントローラーは、バラスト制御信号を調整する新
規の利得値を計算する。ブロック1020で、コントロ
ーラーは、試験が実行中であったかを尋ねる。YESであ
れば、その後ブロック1022で、試験照射及び温度設
定値はリセットされ、試験が再開される。NOであれば、
その後、コントローラーは、較正手順を終了する。好ま
しくは、コントローラーは、処理ユニットとプログラム
処理を記憶しているメモリーを有しており、プログラム
は処理ユニットに読まれると、コントローラーを、試験
及び較正手順を作動させるようになっている。
【0072】図14は、本発明の実施例である装置の断
面図である。装置1100は、試験チャンバ1104
と、試験モジュール1106と、試料ホルダー1108
と、ランプ1110と、ドア1112と、湿潤システム
1114を規定しているタンク1102を有している。
本実施例において試験チャンバ1104は、八つのラン
プ1110を有している。前記の通り、これらのランプ
は蛍光灯、キセノンやその他の適したランプであっても
よい。試料ホルダー1108は、試料取付け装置208
上に位置しており、この装置は、下方レール208Aと
上方レール208Bを有しており、ランプが規定されて
いる面と実質的に平行な面に規定されている。ランプ1
110は、試料ホルダー1108から離隔して位置して
おり、その結果望ましい耐候効果を提供することにな
る。さらに、湿潤システム1114は、加えて、従来の
耐候効果を提供する。
【0073】ドア1112は、試験モジュール1106
を取付けるためのポケット1116を有している。これ
は、温度に敏感な電子機器である試験モジュールが試験
チャンバ1104から取り外され、試験チャンバの外に
位置される点で有利である。その結果、極めて安定した
信号が生成され、照射の制御が、信号のドリフトなく、
より安定する。その結果、ランプ1110は、より長期
にわたり持続するので、支出が減少する。小ギャップ1
118が、ポケット1116の面と試料ホルダー110
8の間に示されている。これは、試験手順又は結果に対
する望まない又は意図しない影響を回避するものであ
る。
【0074】図14は、さらに、試験モジュール110
6の一部1020が、隣接する二つのランプ1110の
照射を検知するために、ポケット1116の面から突出
している。センサー突出部の端部は、紫外線を、ライト
パイプ技術を介して、試験モジュール内の試験センサー
へ移すための入力を有している。光学フィルターは、試
験センサーに関連して用いられてもよく、光学フォトダ
イオードに内蔵されてもよい。本発明が特に有利なの
は、入力が実質的に試料として、試料ホルダー1108
に設置されているからである。したがって、センサーの
読み取り及び関連の照射信号は、試料が受ける照射を正
確に表すことになる。試験モジュール1106は、前述
の通り、ドアから別個に取り外し可能である。さらに、
前述の通り、耐候性装置の較正のために、較正モジュー
ルは、試験モジュールと取替えられ、試験モジュールと
同一位置に位置する。
【0075】本発明は、以上で示し、説明した装置及び
方法についての説明に限定されるものではなく、他の修
正や変更は想到することが可能である。本発明の真の趣
旨及び範囲から離れることなく、上記の装置について変
更することができる。例えば、本発明の実施例は、機能
の全て又は一部をソフトウェアが遂行するように変えた
り、付加したりすることもできる。それゆえ、上記の記
載の主題は、説明として解釈されるべきで、限定する意
味で解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電ランプを用いた従来の試験装置を示す図で
ある。
【図2】(a)は、本発明に係る改良促進耐候性試験装置
の部分正面図である。(b)は、(a)の促進耐候性試験装
置のタンク部分の詳細な斜視図である。
【図3】本発明に係る制御チャンネルの特徴を示した促
進耐候性試験装置の概略端面図である。
【図4】本発明に係る試験モジュールの上方斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る試験モジュールの下方斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る較正モジュールの上方斜視図であ
る。
【図7】本発明に係る較正モジュールの下方斜視図であ
る。
【図8】本発明に係る光センサーモジュールの一連の制
御を示すフロー図である。
【図9】本発明に係るシステムコントローラー・ユーザ
ーインターフェースの動作を示すフロー図である。
【図10】本発明に係るシステムコントローラー・ユー
ザーインターフェースの動作を示すフロー図である。
【図11】本発明に係るシステムコントローラー・ユー
ザーインターフェースの動作を示すフロー図である。
【図12】本発明に係るシステムコントローラー・ユー
ザーインターフェースの動作を示すフロー図である。
【図13】本発明に係る較正手順を示すフロー図であ
る。
【図14】本発明の実施例である装置の断面図である。
【符号の説明】
10 ランプ 12 チャンバ 14 試料 16 湿気供給タンク 200 改良促進耐候性試験装置 202 エンクロージャー 204 ドア 205 ジャック 206 試験チャンバ 208 試料取付装置 210 試料ホルダー 212 光源 214 外部ドア保護部 216 開口部 218 ポケット 220 センサー 222 タンク 224 サイドパネル 226 試験センサー
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ディー・ドナート アメリカ合衆国、イリノイ60657、シカゴ、 ノース・ブロードウェイ3356 Fターム(参考) 2G050 BA09 BA10 CA01 DA02 EA01 EA03 EB07 EC01

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンクロージャー内に設けられている試
    験チャンバへのアクセスのためのドアを少なくとも一つ
    有しているエンクロージャーと、 試験チャンバ内に設けられている試料ホルダーを支持す
    るための試料取付け部と、 試験チャンバ内で光を発生させる試験チャンバ内に設置
    されている光源と、光源に給電するための電源と、 少なくとも一つのドアに設けられているポケット内に取
    り外し可能に設置されている、試験チャンバ内の光源か
    らの照射を検知し、検知した照射に対応する照射信号を
    生成する試験モジュールと、 光源が受ける電源からの電力量を制御する、光源に接続
    されているバラストと、試験モジュールとバラストとに
    接続されており、バラスト制御信号を送信することによ
    りバラストの動作を制御するコントローラーと、 検知照射を表す基準値を生成し表示するために試験チャ
    ンバ内の照射を検知する較正モジュールとを備え、 前記コントローラーは、試験チャンバ内の所望の照射を
    維持するために、試験モジュールから受け取った照射信
    号に対応してバラスト制御信号を調整し、 前記較正モジュールは、ポケット内の試験モジュールと
    交換可能に取替えられて、試験チャンバ内の照射を検知
    し、バラスト制御信号を調整するためにコントローラー
    に入力される基準値を較正モジュールに表示することを
    特徴とする促進耐候性装置。
  2. 【請求項2】 光源として複数のランプを有している請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】ポケットは、少なくとも一つのドアの外表
    面上に収納部が設けられるように少なくとも一つのドア
    に形成され、試験モジュールと較正モジュールが各々交
    換可能、取り外し可能に少なくとも一つのドアが閉じら
    れた位置でポケット内に配置される請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 光源が、UV−A、UV−B、UV−C
    の範囲での紫外線を発生するランプ群から選択される請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 較正モジュールは、同一の較正モジュー
    ルを使用中に少なくとも二つの異なる種類の紫外線の較
    正を可能とする少なくとも二つの内部較正ルーチンを有
    する請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 試験モジュールは、試験モジュールがポ
    ケット内に設置された時に、コントローラーが自動的に
    試験モジュールに接続されるようにコントローラーと試
    験モジュールに接続するために、ポケットに設置の端子
    と接続するプラグをさらに有している請求項1に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 試験モジュールは、光学フォトダイオー
    ドタイプの試験センサーを少なくとも一つ有する請求項
    1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 較正モジュールは、光学フォトダイオー
    ドタイプの基準センサーを有する請求項1に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 試験センサーは、紫外線の範囲でリニア
    の応答性を有している請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 コントローラーは、処理ユニットとプ
    ログラム処理を記憶しているメモリーを有しており、プ
    ログラムは処理ユニットに読まれると、コントローラー
    を、所望の照射信号の設定値入力を受けとらせ、試験手
    順を開始させるようになっており、この手順は、 バラスト制御信号を設定値に基づいてバラストに出力す
    るステップと、 試験モジュールから照射信号入力を受け取るステップ
    と、 設定値と照射信号との間の利得に基づいてバラスト制御
    信号を調整するステップと、 調整されたバラスト制御信号を出力するステップと、 所望の期間、試験手順ステップを繰り返すステップを有
    している請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 試験チャンバ内の温度をモニターし、
    温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の温度に維持
    するためにヒーター制御信号を調整するコントローラー
    に温度信号を送信する、コントローラーに接続している
    温度センサーをさらに有している請求項1に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 試験チャンバの内の温度をモニター
    し、温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の照射に
    維持するためにバラスト制御信号を調整するコントロー
    ラーに温度信号を送信する、コントローラーに接続して
    いる温度センサーをさらに有している請求項1に記載の
    装置。
  13. 【請求項13】 試験モジュールは、周波数ノイズを減
    少させるために照射信号を増幅する請求項1に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 周波数ノイズの減少は、利得ととも
    に、高インピーダンス信号を低インピーダンス信号に変
    換することにより達成される請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 エンクロージャー内に設けられている
    試験チャンバへのアクセスのためのドアを少なくとも一
    つ有しているエンクロージャーと、 試験チャンバ内に設けられている試料ホルダーを支持す
    るための試料取付け部と、 試験チャンバ内で光を発生させる試験チャンバ内に設置
    されている光源列と、 光源列に給電するための電源と、 光源列の出力を連続して制御する複数の自動調整可能な
    制御チャンネルを備え、各制御チャンネルは少なくとも
    一つの光源の出力を制御し、複数の制御チャンネルは、
    ドアに形成されたポケット内に取り外し可能に設置さ
    れ、試料取付け部の異なる空間を検知するように構成さ
    れている複数の試験モジュールを有していることを特徴
    とする促進耐候性装置。
  16. 【請求項16】 各制御チャンネルは、少なくとも一つ
    の光源が受ける電源からの電力量を制御する、少なくと
    も一つの光源に接続されているバラストと、試験モジュ
    ールとバラストに接続されており、バラスト制御信号を
    送信することによりバラストの動作を制御するコントロ
    ーラーと、 各試験モジュールに含まれている試験センサーと、 試験モジュール内に配置され、試験センサーとコントロ
    ーラーに接続されており、所望の設定値に照射信号を維
    持するためにコントローラーがバラスト制御信号を調整
    するように、照射信号をコントローラーに送信する送信
    部を備え、 前記試験センサーは、ポケットに形成された孔に挿入さ
    れ、少なくとも一つの光源の対応位置に位置し、少なく
    とも一つの光源からの試験チャンバ内の照射を検知し、
    検知照射を表す照射信号を生成する請求項15に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】 第一及び第二の試料サポート壁を有
    し、各列が四つのランプを有する第一及び第二の光源列
    を有する請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 複数の試験モジュールは、各試験モジ
    ュールが隣接する二つのランプからの照射を実質的に選
    択するようにポケット内に配置された四つの試験モジュ
    ールを有している請求項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】 複数の制御チャンネルは、四つの別個
    に調整可能な制御チャンネルを有する請求項15に記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 較正モジュールは、さらに、試験チャ
    ンバ内の照射を検知し、検知照射を示す基準値を生成す
    る基準センサーと、基準センサーに接続され、光源列の
    出力を調整するために制御チャンネルに入力された基準
    値を表示する基準値ディスプレーを有する請求項15に
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 試験チャンバの内の温度をモニター
    し、温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の照射に
    維持するためにバラスト制御信号を調整するコントロー
    ラーに温度信号を送信する、コントローラーに接続して
    いる温度センサーをさらに有している請求項16に記載
    の装置。
  22. 【請求項22】 試験チャンバの内の温度をモニター
    し、温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の温度に
    維持するためにヒーター制御信号を調整するコントロー
    ラーに温度信号を送信する、コントローラーに接続して
    いる温度センサーをさらに有している請求項16に記載
    の装置。
  23. 【請求項23】 複数の試験モジュールは、周波数ノイ
    ズを減少させるために照射信号を増幅する請求項15に
    記載の装置。
  24. 【請求項24】 周波数ノイズの減少は、利得ととも
    に、高インピーダンス信号を低インピーダンス信号に変
    換することにより達成される請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 コントローラーは、処理ユニットとプ
    ログラム処理を記憶しているメモリーを有しており、プ
    ログラムは処理ユニットに読まれると、コントローラー
    に、所望の照射信号の設定値入力を受けとらせ、試験手
    順を開始させるようになっており、この手順は、 バラスト制御信号を設定値に基づいてバラストに出力す
    るステップと、 試験モジュールから照射信号入力を受け取るステップ
    と、 設定値と照射信号との間の利得に基づいてバラスト制御
    信号を調整するステップと、 調整されたバラスト制御信号を出力するステップと、 所望の期間、試験手順ステップを繰り返すステップを有
    している請求項16に記載の装置。
  26. 【請求項26】 コントローラーは、さらに、プログラ
    ム命令を有しており、処理ユニットに読まれると、コン
    トローラーに、較正のための複数の制御チャンネルの一
    つを選択させ、較正手順を開始させるようになってお
    り、この手順は、選択制御チャンネルに関連する試験モ
    ジュールとの接続を切断するステップと、 基準センサーを有する較正モジュールを選択制御チャン
    ネルに接続させるステップと、 基準値を生成するために、概ね選択制御チャンネルに関
    連する光源からの照射によって試験チャンバ内に現存す
    る照射を基準センサーを用いて検知するステップと、 較正モジュールに含まれているディスプレーに基準値を
    表示するステップと、 上記ステップを各制御チャンネル毎に繰り返すステップ
    と、 基準値をコントローラーに入力するステップと、 各制御チャンネルに関連する基準値と設定値を比較する
    ステップと、 各制御チャンネルに関連する光源の出力を較正するため
    に、各制御チャンネルの利得を調整するステップを有し
    ている請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 較正ステップは、さらに、較正モジュ
    ールを用いて、UV−A、UV−B、UV−Cの範囲で
    の紫外線を発生するランプ群を検知するステップと、 検知したランプを自動的にコントローラーに通信させる
    ステップを有している請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 エンクロージャー内に設けられている
    試験チャンバへのアクセスのためのドアを少なくとも一
    つ有しているエンクロージャーと、 試験チャンバ内で光を発生させる試験チャンバ内に設置
    されている光源と、光源に給電するための電源と、 光源及び電源に接続されており、光源が受ける電源から
    の電力量を制御するバラストと、 試験モジュールとバラストとに接続されており、バラス
    ト制御信号を送信することによりバラストの動作を制御
    するコントローラーを備え、 前記バラストは、点火前に光源を暖めるために所望の期
    間、光源に低圧を加えるように光源の起動を制御する回
    路を有しており、これにより、光源への衝撃が最小限に
    なり、光源の寿命が延びるとともに、 前記コントローラーは、試験チャンバ内の所望の照射を
    維持するために、試験モジュールから受け取った照射信
    号に対応してバラスト制御信号を調整することを特徴と
    する促進耐候性装置。
  29. 【請求項29】 操作電圧になるまで低電圧が光源に徐
    々に加えられる請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 試験チャンバの内の温度をモニター
    し、温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の照射に
    維持するためにバラスト制御信号を調整するコントロー
    ラーに温度信号を送信する、コントローラーに接続して
    いる温度センサーを、さらに有している請求項28に記
    載の装置。
  31. 【請求項31】 試験チャンバ内の温度をモニターし、
    温度信号を生成し、試験チャンバ内を所望の温度に維持
    するためにヒーター制御信号を調整するコントローラー
    に温度信号を送信する、コントローラーに接続している
    温度センサーをさらに有している請求項28に記載の装
    置。
  32. 【請求項32】 コントローラーは、試験チャンバ内を
    所望の照射に維持するために、照射信号をモニターし、
    それに応じてバラスト制御信号調整する請求項28に記
    載の装置。
  33. 【請求項33】 所望の期間は、少なくとも略1.5秒
    である請求項28に記載の装置。
  34. 【請求項34】 低電圧は、略2〜5ボルトである請求
    項28に記載の装置。
  35. 【請求項35】 試験チャンバと、試料取付け部と、バ
    ラストにより制御される電源によって給電される光源
    と、各制御チャンネルが、少なくとも一つの光源の出力
    を制御し、試験チャンバ内の照射を検知する試験センサ
    ーを含む試験モジュールを有している、光源出力を連続
    制御する自動調整可能な制御チャンネルを複数備える試
    験装置での、促進試料耐候性試験方法であって、 照射信号を生成するために、試験センサーの一つを用い
    て、概ね制御チャンネルに関連する光源からの照射によ
    る試験チャンバ内に現存する照射を検知するステップ
    と、 試験センサーによって検知された照射信号を制御チャン
    ネルのコントローラーに送信するステップと、 照射信号と設定値とが等しいかを判断するために比較す
    るステップと、光源の出力が調整されるように、制御チ
    ャンネルに関連するバラストに対するバラスト制御信号
    を調整するステップと、 各制御チャンネルに関連するバラスト制御信号が調整さ
    れるまで上記ステップを繰り返し、一サイクルとするス
    テップと、 上記ステップを所望のサイクル回数繰り返すステップ
    と、 較正のための制御チャンネルのうち一つを選択するステ
    ップと、 選択制御チャンネルに関連した試験モジュールの接続を
    切断するステップと、基準センサーを有する較正モジュ
    ールを、選択制御チャンネルに接続するステップと、 基準値を生成するために、基準センサーを用いて、概ね
    選択制御チャンネルに関連する光源からの照射による試
    験チャンバ内に現存する照射を検知するステップと、 較正モジュールに含まれているディスプレーに基準値を
    表示するステップと、 すぐ上記に記載したこれらの切断、接続、検知、表示の
    ステップを制御チャンネルごとに繰り返すステップと、 基準値をコントローラーに入力するステップと、 設定値と基準値を比較するステップと、 各制御チャンネルに関連した光源の出力を較正するため
    に、各制御チャンネルを再度調整するステップを有する
    ことを特徴とする促進試料耐候性試験方法。
  36. 【請求項36】 各制御チャンネルは、さらに、試験チ
    ャンバ内の温度をモニターする、コントローラーに接続
    された温度センサーを有しており、方法は、さらに、温
    度信号を生成するステップと、試験チャンバ内の所望の
    照射を維持するために、バラスト制御信号を調整するコ
    ントローラーに、温度信号を送信するステップを有して
    いる請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 各制御チャンネルは、さらに、試験チ
    ャンバ内の温度をモニターする、コントローラーに接続
    された温度センサーを有しており、方法は、さらに、温
    度信号を生成するステップと、試験チャンバ内の所望の
    照射を維持するために、ヒーター制御信号を調整するコ
    ントローラーに、温度信号を送信するステップを有して
    いる請求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 方法は、さらに、バラストの現在のド
    ロー(Draw)をモニターするステップと、試験チャンバ
    内の所望の照射を維持するために、バラスト制御信号を
    調整するステップを有する請求項35に記載の方法。
  39. 【請求項39】 試験チャンバと、試料取付け部と、バ
    ラストにより制御される電源によって給電される光源
    と、各制御チャンネルが、少なくとも一つの光源の出力
    を制御し、試験チャンバ内の照射を検知する試験センサ
    ーを含む試験モジュールを有している、光源出力を連続
    制御する自動調整可能な制御チャンネルを複数備える試
    験装置での、促進試料耐候性試験方法であって、 光源への衝撃を最小限にすると共に、光源の寿命を延ば
    すために、点火前に光源を暖めるために所望の時間、光
    源に低電圧を加えるバラスト内の回路によって、光源の
    起動を制御するステップと、 照射信号を生成するために、試験センサーの一つを用い
    て、概ね制御チャンネルに関連する光源からの照射によ
    る試験チャンバ内に現存している照射を検知するステッ
    プと、 試験センサーによって検知された照射信号を制御チャン
    ネルのコントローラーに送信するステップと、 照射信号と設定値とが等しいかを判断するために比較す
    るステップと、 光源の出力が調整されるように、設定値と照射信号との
    間の利得に基づいて、制御チャンネルに関連するバラス
    トに対するバラスト制御信号を調整するステップと、 各制御チャンネルに関連するバラスト制御信号が調整さ
    れるまで上記ステップを繰り返し、一サイクルとするス
    テップと、 上記ステップを所望のサイクル回数繰り返すステップ
    と、 較正のための制御チャンネルのうち一つを選択するステ
    ップと、 選択制御チャンネルに関連した試験モジュールの接続を
    切断するステップと、基準センサーを有する較正モジュ
    ールを、選択制御チャンネルに接続するステップと、 基準値を生成するために、基準センサーを用いて、概ね
    選択制御チャンネルに関連する光源からの照射による試
    験チャンバ内に現存している照射を検知するステップ
    と、 較正モジュールに含まれているディスプレーに基準値を
    表示するステップと、 すぐ上記に記載したこれらの切断、接続、検知、表示の
    ステップを制御チャンネルごとに繰り返すステップと、 基準値をコントローラーに入力するステップと、 設定値と基準値を比較するステップと、 各制御チャンネルに関連した光源の出力を較正するため
    に、各制御チャンネルを再度調整するステップを有する
    ことを特徴とする促進試料耐候性試験方法。
  40. 【請求項40】 前記所望の時間は少なくとも1.5秒
    である請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記低電圧は、略2〜5ボルトの範囲
    である請求項39に記載の方法。
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