JP2002308492A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JP2002308492A
JP2002308492A JP2001111805A JP2001111805A JP2002308492A JP 2002308492 A JP2002308492 A JP 2002308492A JP 2001111805 A JP2001111805 A JP 2001111805A JP 2001111805 A JP2001111805 A JP 2001111805A JP 2002308492 A JP2002308492 A JP 2002308492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide member
printing paper
roller
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001111805A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotoya Ariga
言也 有賀
Yoshihiro Kano
良寛 鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001111805A priority Critical patent/JP2002308492A/ja
Publication of JP2002308492A publication Critical patent/JP2002308492A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタの排出口がふさがれた場合でも、プリ
ンタの内部に印刷媒体のジャムが発生することを確実に
防止する。 【解決手段】プリンタユニットの用紙排出プレゼンター
320は、印刷用紙rを排出口322側に導くための搬
送台404と、この搬送台404の上方に設けられ、こ
の搬送台404との間に印刷用紙rの搬送路を形成する
ガイド部材432とを備えている。ガイド部材432
は、搬送ローラ412と排出口322との間を搬送中の
印刷用紙rが入り込むスペースをなくすために、これら
搬送ローラ412と排出口322との間に、搬送台40
4と略平行するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の印刷媒
体を搬送しつつ、該印刷媒体に印刷を施すプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】情報技術の発達に伴い、一般にキオスク
端末と称される独立設置型の情報端末が広く普及してい
る。この種の情報端末には、銀行、駅、空港、コンビニ
エンスストアなどに設置される、ATM、各種のチケッ
ト発券機、コンサートなどの予約機、ゲームや音楽ソフ
トなどの販売端末が含まれる。この種の情報端末におい
ては、利用者に提供される情報を紙に印刷して提供する
ために、ロール紙を内装したプリンタユニットをその筐
体内に備えており、これによって、入出金の利用明細、
チケット、予約引換券、レシートなどが提供できるよう
にしている。これら利用明細等は、プリンタユニットの
排出口から排出されて利用者に提供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
プリンタユニットは、上述したように、銀行等の店頭に
設置されることが多いため、排出口が様々な障害物によ
ってふさがれてしまう場合がある。そして、このように
排出口がふさがれた場合には、進路を妨害された用紙が
プリンタユニット内に詰まる「ジャム」が発生するおそ
れがあった。
【0004】本発明は、このような不都合を解消するた
めになされたものであり、排出口がふさがれた場合で
も、ジャムの発生を確実に防止することが可能なプリン
タを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、シート状の印刷媒体を搬送し
つつ、該印刷媒体に印刷を施すプリンタであって、前記
印刷媒体を前記プリンタの筐体外に排出させるための排
出口と、前記印刷媒体を前記排出口に送る搬送ローラ
と、前記搬送ローラから前記排出口に通じる前記印刷媒
体の搬送路を形成するガイドとを備え、前記ガイドの上
流側端部の位置は、前記搬送ローラの周面における最も
下流側の位置よりも上流側に位置している。
【0006】このように、搬送ローラと排出口との間に
ガイドを設けることによって、例えば排出口がふさがれ
て印刷媒体の進路が妨害された場合でも、印刷媒体が入
り込むスペースがなくなるため、ジャムの発生を防止す
ることができる。また、ガイドを設けることによって、
進路が妨害された印刷媒体が大きく撓んだり波打ったり
することもなくなり、その結果、印刷媒体は、その腰の
強さによってその形状を略平板上に保つことが可能とな
る。このため、ジャムの発生を確実に防止することがで
きる。特に、搬送不能となった印刷媒体に対して搬送ロ
ーラが滑るようにすることも可能であり、この場合に
は、印刷媒体の形状の保持が確実化される。また、ガイ
ドの上流側端部の位置を、搬送ローラの周面における最
も下流側の位置よりも上流側に位置させることによっ
て、搬送ローラとガイドとの間に印刷媒体が入り込むこ
ともなくなる。このため、ジャムの発生を一層確実に防
止することができる。
【0007】また、前記ガイドの上流側端部の位置は、
前記搬送ローラが前記印刷媒体を搬送する際に該印刷媒
体と接する作用点の位置よりも上流側に位置していても
よい。この場合においては、搬送ローラとガイドとの間
に印刷媒体が入り込むことを一層確実に防止することが
できる。
【0008】また、前記ガイドが形成する前記搬送路
が、前記排出口と連続状に接続されていてもよい。
【0009】また、前記ガイドは、互いに対向するよう
に配置された第一及び第二ガイド部材を備え、前記第一
ガイド部材は、前記第二ガイド部材に近づき又は離れる
方向に取り付け位置を変更可能であってもよい。
【0010】また、前記第一ガイド部材は、前記第二ガ
イド部材との間隔が約0.5mm以下となるように取り
付けられてもよい。
【0011】また、前記第一ガイド部材の下流側端部の
更に下流側の近傍位置に、前記搬送路と通じ、且つ、前
記搬送路と交差する方向に延びる隙間が形成されていて
もよい。
【0012】また、前記搬送ローラの上流側に互いに対
向するように配置され、前記搬送路と通じる上流側搬送
路を形成する第三及び第四ガイド部材を更に備え、前記
第三ガイド部材が、その下流側の端部側が回転自在に支
持されて、その上流側の端部側が前記第四ガイド部材に
近づき又は離れる方向に変位自在な可動ガイドであって
もよい。
【0013】また、前記搬送ローラは、前記印刷媒体を
所定のニップ圧で挟みながら搬送するローラ対であり、
前記第三ガイド部材は、前記ローラ対の一方のローラと
同軸状に支持されていてもよい。この場合においては、
ローラ対を構成する各ローラの径が異なる場合には、ガ
イドの上流側端部の位置を、径が小さい方のローラを基
準にして決めるようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って詳細に説明する。
【0015】まず、本実施形態に係るプリンタユニット
が搭載される設置型情報端末について説明する。図1
は、設置型情報端末の一種であるATM端末(現金自動
預入支払機)100の外観斜視図である。このATM端
末100は、ディスプレイ102、カードリーダ10
4、現金預入払出部106等を備えている。また、AT
M端末100は、その前面側を操作面とした筐体構造を
有しており、この操作面上に、これらディスプレイ10
2、カードリーダ104及び現金預入払出部106が設
けられている。
【0016】現金預入払出部106の下には、本実施形
態に係るプリンタユニット110が収納される収納空間
112が設けられ、その前面の扉114を開くことによ
って、作業者はプリンタユニット110にアクセスする
ことができる。ATMの利用明細はプリンタユニット1
10によって印刷され、扉の開口114aから利用者に
供給される。
【0017】次に、本実施形態に係るプリンタユニット
110について説明する。このプリンタユニット110
は、特に、後述する用紙排出プレゼンターの構成に特徴
を有するものであるが、まず、プリンタユニット110
の全体の構成について概略的に説明する。
【0018】図2は、プリンタユニット110の外観を
示す斜視図であり、図3は、プリンタユニット110の
内部を概略的に示す側面図である。
【0019】図2及び図3に示すように、プリンタユニ
ット110は、筐体302を備え、この筐体302内に
は、ロール紙Rの収納空間304が形成されている。図
3に示すように、ロール紙Rは、印刷媒体としての帯状
の印刷用紙rが巻回されて形成されたものであり、この
ロール紙Rは、収納空間304に投入され、軸306を
介して図示しない軸受けに回転自在に支持されている。
【0020】筐体302の上部側には、印刷用紙rの搬
送路に沿って、紙端挿入口312、ユニット化された印
刷機構部314、オートカッター316及び用紙排出プ
レゼンター320が設けられている。
【0021】ロール紙Rから引き出された印刷用紙r
は、紙端挿入口312から印刷機構部314内の搬送路
上に導かれ、ここに設置された印刷ヘッド314a、プ
ラテン314bにおいて印刷される。そして、印刷後の
印刷用紙rは、印刷機構部314の下流側でオートカッ
ター316によって切断されて、プレゼンター320の
排出口322から外へ送り出される。
【0022】次に、プレゼンター320の構成について
詳細に説明する。このプレゼンター320は、図3の印
刷機構部314及びオートカッター316を経た印刷用
紙rを排出口322の外に送り出す機能を主に備えてい
る。
【0023】図4は、プレゼンター320の後方斜視図
であり、図5は、図4のV−V線に沿った断面図であ
り、図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図であ
る。
【0024】図4に示すように、プレゼンター320
は、図3の筐体302に取り付け可能な一組の支持フレ
ーム402を備えている。これら支持フレーム402に
は、搬送台404が固定されているとともに、排出口3
22を備えた排出部408がカバー部材406を介して
固定されている。図5に示すように、排出口322は、
排出部408を貫くように、断面略長方形状の孔状に形
成されている。また、搬送台404は、印刷用紙rを排
出口322に導くためのガイド面404aを備えてい
る。この場合、このガイド面404aと、排出口322
の下側内壁面322aとは、略面一状(同一面状)とな
るように連なっている。このため、ガイド面404aが
形成する印刷用紙rの搬送路が、排出口322と連続状
に接続されることとなる。ここで、ガイド面404aの
位置を、排出口322の下側内壁面322aの位置より
も、上方に移動させるようにしてもよい。この場合で
も、印刷用紙rの搬送路と排出口322とが、実質的に
連続状につながれる。
【0025】図4及び図5に示すように、プレゼンター
320は、ローラ対として構成された搬送ローラ412
を備えている。図5に示すように、この搬送ローラ41
2は、例えばゴム製材料で形成された下側ローラ414
と、例えばプラスチック製材料で形成された、下側ロー
ラ414よりも小径な上側ローラ416とを備えてい
る。下側ローラ414は、搬送台404のガイド面40
4aの下方に配置され、上側ローラ416は、ガイド面
404aの上方に配置されている。
【0026】図4に示すように、下側ローラ414の軸
414a、及び上側ローラ416の軸416aは、支持
フレーム402の軸受け部にそれぞれ回転自在に支持さ
れている。また、上側ローラ416の軸416aは、ば
ね部材418の弾性力によって、図4中の下方向に力を
加えられており、この力によって、上側ローラ416と
下側ローラ414との間に印刷用紙rを挟み込むための
ニップ力が生じている。なお、このニップ力の設定方法
については後述する。
【0027】また、図5に示すように、下側ローラ41
4の軸414aには、モータ420の図示しない駆動軸
が連結されており、このモータ420を駆動することに
よって、下側ローラ414が上側ローラ416とともに
回転する。すなわち、搬送ローラ412は、下側ローラ
414と上側ローラ416との間に印刷用紙rをニップ
しながら、この印刷用紙rを搬送台404のガイド面4
04aに沿って搬送するように構成されている。
【0028】図4及び図6に示すように、上側ローラ4
16及び下側ローラ414は、それぞれ軸線方向に沿っ
て二分割されており、二分割されたこれら上側ローラ4
16及び下側ローラ414が、搬送台404に形成され
た切り欠き部422内にそれぞれ配置されている。
【0029】図4及び図5に示すように、搬送ローラ4
12の上流側には、搬送台404との間に印刷用紙rの
搬送路を形成する可動ガイド430が設けられている。
また、図5及び図6に示すように、搬送ローラ412の
下流側には、搬送台404との間に印刷用紙rの搬送路
を形成するガイド部材432が設けられている。すなわ
ち、図5に示すように、プレゼンター320において
は、印刷用紙rは、搬送台404と、可動ガイド430
及びガイド部材432との間に形成される搬送路を通じ
て、排出口322側に送られる。なお、これら可動ガイ
ド430及びガイド部材432の詳細については後述す
る。
【0030】また、図4に示すように、搬送ローラ41
2の上流側近傍には、印刷用紙rの先端部と接触するこ
とによって、この先端部が搬送ローラ412に送り込ま
れたことを検出するセンサのスイッチ434が設けられ
ており、このセンサの出力信号は、図示しない制御部に
送られる。そして、制御部は、この出力信号等に基づい
て図5に示すモータ420を制御することによって、搬
送ローラ412の回転を制御する。
【0031】次に、可動ガイド430について詳細に説
明する。図4及び図5に示すように、可動ガイド430
は、その下流側の端部側において、上側ローラ416の
軸416aに回転自在に支持されている。すなわち、可
動ガイド430の上流側端部は、搬送台404に対して
近づき又は離れる方向に変位自在である。このため、可
動ガイド430でガイドされている印刷用紙rがループ
化することが許容される。ここで、印刷用紙rのループ
は、印刷用紙rの搬送中に、可動ガイド430の上流側
においてこの印刷用紙rの進路が妨害された場合や、搬
送ローラ412が停止された場合に形成される。
【0032】また、図5に示すように、可動ガイド43
0は、その下流側端部に設けられた突起部430aが、
カバー部材406の折曲部406aと当たることによっ
て、図5中の反時計回り方向における回転範囲が規制さ
れている。また、可動ガイド430には、その自重によ
って、その上流側端部が搬送台404に近づく方向の
力、すなわち、反時計回り方向の回転力が生じている。
このため、可動ガイド430は、ループした印刷用紙r
による押し上げ力が加わっていない状態においては、突
起部430aがカバー部材406の折曲部406aに当
たる位置(初期位置とも記す)に静止している。
【0033】可動ガイド430は、その上流側の端部側
が、図5中の上方向に向けて湾曲するように形成されて
おり、このように湾曲した端部側は、印刷用紙rの先端
部を可動ガイド430側にスムースに進入させる機能を
有する。
【0034】また、図4に示すように、可動ガイド43
0には、その横方向に沿った両側の部分に、取付ガイド
部材440、442がそれぞれ取り付けられている。こ
れら取付ガイド部材440、442は、例えば金属板や
樹脂製材料等から一体的に形成されている。
【0035】図7は、図4中の左側に配置される取付ガ
イド部材440を示す斜視図である。なお、右側の取付
ガイド部材442は、左側の取付ガイド部材440に対
して左右対称形状となるように形成されているため、図
7中では、その図示及び説明を省略する。
【0036】図5及び図7に示すように、取付ガイド部
材440は、搬送される印刷用紙rがその幅方向に変位
することを規制するための横ガイド部440aを備えて
いる。図4に示すように、この横ガイド部440aは、
取付ガイド部材440が可動ガイド430に取り付けら
れた状態において、印刷用紙rの搬送方向と略平行し、
且つ、可動ガイド430のガイド面430bと略直交し
ている。
【0037】また、図5及び図7に示すように、横ガイ
ド部440aの上流側部分には、上流方向にいくに従っ
て横ガイド部440aのガイド面が開くように形成され
た逃げ面440cが設けられている。図6に示すよう
に、横ガイド部440a、442aにそれぞれ設けられ
た逃げ面440c、442cは、印刷用紙rの先端部を
横ガイド部440a、442aの間にスムースに導く機
能を有する。
【0038】また、図5及び図7に示すように、取付ガ
イド部材440は、搬送される印刷用紙rの側端部が可
動ガイド430から離れる方向に変位することを規制す
るための下ガイド部440dを備えており、この下ガイ
ド部440dは、横ガイド部440aの下端部に接続さ
れている。
【0039】図8は、可動ガイド430が、例えば印刷
用紙rのループ化に伴って、図5に示す位置から図中の
時計回り方向に回転した状態を示す側面図である。横ガ
イド部440aに設けられた下ガイド部440dは、印
刷用紙rをガイドしている可動ガイド430が、図5の
位置から図8の位置に変位した場合でも、印刷用紙rを
その側端部を介して支える機能を有する。このため、印
刷用紙rの側端部が可動ガイド430から離れて、横ガ
イド部440aでガイド可能な領域から出ることがな
く、その結果、印刷用紙rは、横ガイド部440aによ
ってガイドされ続けることとなる。
【0040】図7に示すように、取付ガイド部材440
は、この取付ガイド部材440を可動ガイド430に取
り付けるための取付部440eを備えている。この取付
部440eは、横ガイド部440aの上端部に、この横
ガイド部440aと略直交するように接続されている。
また、取付部440eには、可動ガイド430への取り
付けの際に利用される取付孔440fが設けられてい
る。この取付孔440fは、略円形状の広幅部と略長円
状の狭幅部とが連結された形状に形成されている。この
場合、広幅部は、取付孔440fを後述する取付部90
0の突起部904(図9参照)に装着する際に、突起部
904を取付孔440f内に挿入させるために利用さ
れ、一方、狭幅部は、挿入された突起部904の図示し
ないくびれ部に嵌め込むことによって取付孔440fを
突起部904に係合させるために利用される。なお、可
動ガイド430に対する取付ガイド部材440の取付構
造について後述する。
【0041】図5に示すように、搬送台404の上流側
の端部側には、搬送される印刷用紙rの先端部を横ガイ
ド部440a側に導くための台状部404bが設けられ
ており、この台状部404bは、印刷用紙rの搬送路側
に突出するように形成されている。この台状部404b
は、可動ガイド430の上流側端部が搬送台404側に
最も近づいている状態において、下ガイド部440dの
少なくとも上流側を含む近傍に位置するように設けられ
ている。また、台状部404bは、搬送台404のガイ
ド面404aとほぼ平行に形成されたガイド面404c
を備えており、このガイド面404cの上流側には、上
流方向にいくに従ってガイド面404cが開くように形
成された逃げ面404dが設けられている。
【0042】台状部404bのガイド面404cは、少
なくとも下ガイド部440dの上流側において、この下
ガイド部440dのガイド面の位置よりも可動ガイド4
30寄りに位置している。すなわち、台状部404bの
ガイド面404cは、印刷用紙rの先端部が可動ガイド
430側に進入する際に、この先端部が下ガイド部44
0dの上流側端部と接触することを防ぎながら、この先
端部を横ガイド部440a側に導く導入面として機能す
る。
【0043】図6に示すように、取付ガイド部材44
0、442にそれぞれ設けられた横ガイド部440a、
442aのガイド面440b、442bの位置は、排出
口322の両側面部322b、322cの位置よりも内
側に位置している。すなわち、横ガイド部440a、4
42aは、これら横ガイド部440a、442aでガイ
ドされながら搬送される印刷用紙rの先端部や側端部
が、排出口322の両側面部322b、322cと接触
することを防ぐ機能も備えている。
【0044】ここで、横ガイド部440a、442aの
ガイド面440b、442bの間隔は、印刷用紙rの幅
寸法(例えば79.5mm)に対して、例えば2mm程
度大きな寸法とすることが好ましい。また、排出口32
2の両側面部322b、322cの間隔は、印刷用紙r
の幅寸法に対して、例えば20mm程度大きな寸法とす
ることが好ましい。
【0045】次に、可動ガイド430に対する取付ガイ
ド部材440、442の取付構造について説明する。図
9は、図4の可動ガイド430の右側部側を示す斜視図
であり、図10は、図9のX−X線に沿った断面図であ
る。なお、可動ガイド430は、ほぼ左右対称形状に形
成されているため、ここでは、図4中の可動ガイド43
0の左側部側及び左側の取付ガイド部材440について
は、図示及び説明を省略する。
【0046】図9及び図10に示すように、可動ガイド
430には、取付ガイド部材442を取り付けるための
複数の取付部900が設けられている。これら複数の取
付部900には、印刷用紙rの幅方向のサイズに応じ
て、取付ガイド部材442を選択的に取り付け可能であ
る。
【0047】取付部900には、取付ガイド部材442
をこの取付部900に取り付ける際に、取付ガイド部材
442の取付部442eを可動ガイド430の下方から
上方に通すための孔部902が設けられている。ここ
で、可動ガイド430の最も側端部側に設けられた取付
部900においては、この側端部に取付ガイド部材44
2を取り付けるため、孔部902は設けられていない。
【0048】また、取付部900は、可動ガイド430
の上面部に設けられた略円柱状の突起部904を備えて
いる。この突起部904は、取付ガイド部材442の取
付孔442fと係合することによって、この取付ガイド
部材442を支持する機能を有する。すなわち、取付ガ
イド部材442は、その取付部442eの下面部が可動
ガイド430の上面部と対向するように配置され、且
つ、取付孔442fが突起部904に嵌め込まれること
によって、可動ガイド430の取付部900に装着され
る。この場合、取付孔442fは、その略長円状の狭幅
部を突起部904の図示しないくびれ部に嵌め込むこと
によってこの突起部904と係合する。このように、取
付ガイド部材442は、その取付孔442fを突起部9
04に係合させることによって可動ガイド430に取り
付けられるため、その取付作業が容易となる。
【0049】また、図5に示すように、突起部904
は、可動ガイド430のガイド面430bに対して、上
端部側が図中の左方向(上流方向)に傾くように形成さ
れている。このように傾斜された突起部904は、例え
ば印刷用紙rのループ化に伴って可動ガイド430が変
位した際に、この突起部904から取付ガイド部材44
2が外れることを防止する機能を有する。
【0050】次に、搬送ローラ412の下流側に設けら
れたガイド部材432について説明する。このガイド部
材432は、金属板や樹脂製材料等から形成されてい
る。また、図5に示すように、ガイド部材432は、互
いに略直交する長片部432aと短片部432bとか
ら、断面略L字状に形成されている。そして、ガイド部
材432は、その長片部432aが搬送台404のガイ
ド面404aと略平行するように、その短片部432b
側においてカバー部材406に取り付けられている。こ
の場合、ガイド部材432の長片部432aと搬送台4
04との間に、搬送ローラ412を経た印刷用紙rを排
出口322に導くための搬送路が形成される。また、ガ
イド部材432のガイド面432cと搬送台404のガ
イド面404aとが略平行するため、搬送路の高さ寸法
(搬送される印刷用紙rの厚み方向の寸法)は、ほぼ均
一となる。
【0051】このようにガイド部材432と搬送台40
4との間に形成された搬送路を通過する印刷用紙rは、
大きく撓んだり波打ったりすることができなくなる。こ
のため、印刷用紙rは、その腰の強さによってその形状
を保つことが可能となる。すなわち、進路が妨害されて
いる印刷用紙rを下流側に押しても、その形状が保持さ
れるため、このような状態の印刷用紙rを搬送しようと
した場合には、大きな抵抗力を受けることとなる。そこ
で、搬送ローラ412の下流側で進路が妨害されて、そ
れ以上下流側に送ることができなくなった状態の印刷用
紙rに対して、下側ローラ414及び上側ローラ416
が滑るようにニップ圧を調節する。このニップ圧の調節
は、上側ローラ416に加えられるばね部材418(図
4参照)の弾性力を調節することによって行われる。そ
して、このように搬送ローラ412を印刷用紙rに対し
て滑らせることによって、印刷用紙rが無理に下流側に
送られてジャム化することが防止される。
【0052】ガイド部材432の下流側端部(短片部4
32b)と排出部408との間には、後述するねじ部材
1202を収容するための隙間502が形成されてい
る。この隙間502は、印刷用紙rの搬送路と略直交す
るように延び、且つ、その下端部において搬送路と通じ
ている。また、ガイド部材432は、後述するように、
そのガイド面432cが搬送台404に対して近づき又
は離れる方向に沿って、カバー部材406に対する取り
付け位置を変更することができる。
【0053】図11は、図5中のガイド部材432の下
流側端部近傍を拡大して示す説明図である。ガイド部材
432の取り付け位置は、そのガイド面432cが排出
口322の上側内壁面322dと略面一状となる位置と
することが好ましい。このような位置にガイド部材43
2を取り付けることによって、ガイド面432cが形成
する印刷用紙rの搬送路が、排出口322と連続状に接
続されることとなる。このため、搬送される印刷用紙r
の先端部等が隙間502に入り込んでジャムの原因とな
ることが防止される。
【0054】ここで、印刷用紙rの厚み寸法や腰の強さ
等に応じて、ガイド面432cの位置を、排出口322
の上側内壁面322dの位置よりも下に移動させるよう
にしてもよい。例えば、印刷用紙rの厚み寸法が、0.
06〜0.15mmである場合には、ガイド部材432
と搬送台404との間の間隔(高さ寸法)を、約0.5
mm以下とすることが好ましい。このようにガイド部材
432の位置を設定した場合、上述した印刷用紙rの変
形が一層確実に防止される。また、この場合でも、印刷
用紙rの搬送路と排出口322とが、実質的に連続状に
つながれる。
【0055】図5に示すように、ガイド部材432の上
流側端部の位置は、搬送ローラ412の上側ローラ41
6と下側ローラ414とが接する作用点の位置よりも上
流側に位置している。この場合、ガイド部材432の上
流側端部は、搬送ローラ412によって下流側に送られ
る印刷用紙rの先端部等が、搬送ローラ412とガイド
部材432との間に入り込むことを防ぐ機能を有する。
【0056】ここで、ガイド部材432の上流側端部の
位置を、作用点の位置よりも下流側とすることもできる
が、その場合は、この上流側端部の位置を、下側ローラ
414や、より好ましくは上側ローラ416の周面部に
おける最も下流側の位置よりも上流側に位置させるよう
にする。この場合においても、搬送ローラ412とガイ
ド部材432との間に印刷用紙rが入り込むことを防止
可能である。
【0057】また、ガイド部材432の上流側の端部側
は、この端部が搬送台404から離れるようにガイド部
材432を折り曲げた形状に形成されている。この場
合、この折り曲げられた部分の下面部は、ガイド部材4
32のガイド面432cをその上流側において開く逃げ
面432dとなる。このように形成された逃げ面432
dは、可動ガイド430からガイド部材432への印刷
用紙rの受け渡しをスムースに行わせる機能を備えてい
る。
【0058】図6に示すように、ガイド部材432の長
片部432aには、搬送ローラ412の設置位置に対応
して、その上流側端部の位置を下流側に後退させた凹状
部分が設けられている。
【0059】次に、ガイド部材432の取り付け構造に
ついて説明する。図12は、ガイド部材432と、この
ガイド部材432を取り付けるべきカバー部材406と
を示す分解斜視図である。
【0060】ガイド部材432の短片部432bには、
ねじ部材1202を取り付けるための複数のねじ装着孔
432eが形成されている。このねじ装着孔432e
は、図12中の縦方向に沿って長孔状に形成されてい
る。また、カバー部材406には、このねじ装着孔43
2eに対応するねじ孔406bが形成されている。ま
た、図5及び図12に示すように、カバー部材406
は、搬送台404の下流側端部を支持するとともに、ガ
イド部材432の長片部432aにおける下流側の端部
側を収容するための孔部406cを備えている。
【0061】図12に示すように、ガイド部材432
は、まず、その長片部432a側が、下流側から上流側
に向かって、カバー部材406の孔部406c内に挿入
される。そして、ねじ装着孔432eを介して、カバー
部材406のねじ孔406bにねじ部材1202をねじ
込むことによって、ガイド部材432がカバー部材40
6に取り付けられる。
【0062】この場合、ねじ装着孔432eは、長孔状
に形成されているため、ガイド部材432の取り付け位
置は、図12中の縦方向、すなわち、搬送される印刷用
紙rの厚み方向に沿って変更可能である。そこで、ねじ
部材1202を取り付ける際には、ガイド部材432の
長片部432aと搬送台404との間に高さ調節用のゲ
ージ部材を挟むことによって、ガイド部材432の位置
決めを行うようにする。この場合、図11に示すよう
に、ガイド部材432のガイド面432cが、例えば排
出口322の上側内壁面322dと略面一状となるよう
に、ガイド部材432を配置させることができる。
【0063】次に、上述のプレゼンター320によって
印刷用紙rが搬送される際の動作について説明する。
【0064】図3印刷機構部314及びオートカッター
316を経た印刷用紙rの先端部は、図5のプレゼンタ
ー320に送られる。そして、この先端部は、可動ガイ
ド430と搬送台404との間に進入する。このとき、
可動ガイド430は、その自重によって、図5に示す初
期位置に静止している。
【0065】可動ガイド430と搬送台404との間に
進入した印刷用紙rの先端部は、湾曲した可動ガイド4
30の上流側端部と、搬送台404に設けられた台状部
404bの逃げ面404d及びガイド面404cとに導
かれながら、横ガイド部440a側に送られる。このと
き、横ガイド部440aには逃げ面440cが設けられ
ているため、印刷用紙rの進入がスムースに行われる。
また、下ガイド部440dの上流側端部は、台状部40
4bの下流側に隠れているため、印刷用紙rの先端部が
この下ガイド部440dの上流側端部と接触することが
なく、その結果、印刷用紙rの先端部が下ガイド部44
0dと可動ガイド430との間に確実且つスムースに導
かれる。
【0066】横ガイド部440a側に送り込まれた印刷
用紙rの側端部は、この横ガイド部440aによってガ
イドされる。また、図8に示すように、印刷用紙rのル
ープ化等に伴って可動ガイド430が変位した場合で
も、印刷用紙rは下ガイド部440dに支えられて可動
ガイド430とともに移動する。このため、印刷用紙r
は、横ガイド部440aによってガイドされ続けること
となる。従って、印刷用紙rは、その幅方向の変位が規
制されてスキューが防止されるため、安定して搬送され
ることとなる。この場合、搬送される印刷用紙rの側端
部が装置内の他の部位に接触することがなくなるため、
ジャム等の発生も防止される。特に、図5に示す排出口
322が閉塞されて印刷用紙rの進路が妨害された場合
でも、印刷用紙rがその幅方向に変位しないため、ジャ
ムの発生が確実に防止される。
【0067】横ガイド部440aを経た印刷用紙rの先
端部は、可動ガイド430と搬送台404とにガイドさ
れながら、搬送ローラ412に送り込まれる。そして、
印刷用紙rは、この搬送ローラ412にニップされなが
ら更に下流側に搬送される。
【0068】搬送ローラ412を経た印刷用紙rの先端
部は、搬送台404とガイド部材432との間に送り込
まれる。このとき、ガイド部材432の上流側端部の位
置は、搬送ローラ412の作用点よりも上流側に位置し
ているため、印刷用紙rの先端部を、搬送台404とガ
イド部材432との間に確実に導くことができる。ま
た、搬送ローラ412の上流側で印刷用紙rがループし
ている場合でも、可動ガイド430からガイド部材43
2への印刷用紙rの受け渡しがスムースに行われる。
【0069】搬送台404とガイド部材432との間を
搬送される印刷用紙rは、これら搬送台404及びガイ
ド部材432のガイド作用によって、その変形が規制さ
れる。このため、印刷用紙rは、その腰の強さによっ
て、その形状を略平板上に保つことが可能となり、その
結果、ジャムの発生が防止される。特に、排出口322
が閉塞されて印刷用紙rの進路が妨害された場合でも、
印刷用紙rの形状が保持されるため、ジャムの発生が確
実に防止される。
【0070】また、このように印刷用紙rの進路が妨害
されて搬送不能となっている場合に、搬送ローラ412
が印刷用紙rに対して滑るようにそのニップ圧が調節さ
れているため、印刷用紙rが無理に送られてジャム化す
ることが防止される。また、このとき、搬送ローラ41
2の上流側では、変位自在に構成された可動ガイド43
0によって、印刷用紙rのループ化が許容される。この
ため、印刷用紙rの溜めができ、その結果、搬送ローラ
412の上流側でジャムが発生することも防止される。
【0071】また、搬送台404とガイド部材432と
の間を搬送される印刷用紙rには、例えばその進路が妨
害された場合でも、他に入り込むスペースがないため、
ジャムの発生が一層確実に防止される。
【0072】搬送台404とガイド部材432との間を
経た印刷用紙rの先端部は、次いで、排出口322内に
送られる。このとき、搬送台404のガイド面404a
とガイド部材432のガイド面432cとが形成する印
刷用紙rの搬送路は、排出口322と連続状に接続され
ているため、印刷用紙rの先端部は、排出口322側へ
スムースに送られる。しかも、印刷用紙rの先端部が隙
間502に入り込んでジャムの原因となることも防止さ
れる。
【0073】また、図6に示すように、排出口322の
両側面部322b、322cの位置は、取付ガイド部材
440、442にそれぞれ設けられた横ガイド部440
a、442aのガイド面440b、442bの位置より
も外側となっているため、印刷用紙rの先端部や側端部
がこれら両側面部322b、322cと接触することが
ない。特に、排出口322が閉塞されて印刷用紙rの進
路が妨害されたときに、印刷用紙rがその幅方向に変位
した場合でも、印刷用紙rと両側面部322b、322
cとの接触が回避される。このため、排出口322の閉
塞を原因とするジャムの発生が確実に防止される。
【0074】次いで、図5に示すように、排出口322
を経てこの排出口322の外に送り出された印刷用紙r
は、図1に示すATM端末100の利用者に提供され
る。
【0075】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0076】例えば、用紙排出プレゼンターは、パーソ
ナルコンピュータ等に接続されるプリンタに組み込まれ
た排紙装置であってもよく、又は、FAX装置等に組み
込まれた排紙装置であってもよい。また、搬送台は、1
つ又は複数の例えば平板状のガイド部材で構成されてい
てもよい。また、可動ガイドは、その上流側の端部側が
回転自在に支持されていてもよい。また、排出部を設け
ずに、搬送台とガイド部材との間に形成される搬送路の
下流側端部を排出口としてもよい。また、ガイド部材と
排出部との間に隙間を設けないようにしてもよい。ま
た、可動ガイドが、排出口から離れた位置に配置されて
いてもよい。この場合でも、この可動ガイドによって印
刷用紙を安定して搬送することができるという、本実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタの排出口がふ
さがれた場合でも、プリンタの内部に印刷媒体のジャム
が発生することを確実に防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM端末を示す外観斜視図である。
【図2】プリンタユニットの外観を示す斜視図である。
【図3】プリンタユニットの内部を概略的に示す側面図
である。
【図4】プレゼンターの後方斜視図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図4の取付ガイド部材を示す斜視図である。
【図8】図5の可動ガイドが回転した状態を示す側面図
である。
【図9】図4の可動ガイドの右側部側を示す斜視図であ
る。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図である。
【図11】図5のガイド部材の下流側端部近傍を拡大し
て示す説明図である。
【図12】ガイド部材と、このガイド部材を取り付ける
べきカバー部材とを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
320 用紙排出プレゼンター 322 排出口 404 搬送台 404b 台状部 412 搬送ローラ 414 下側ローラ 416 上側ローラ 418 ばね部材 430 可動ガイド 432 ガイド部材 432e ねじ装着孔 440 取付ガイド部材 440a 横ガイド部 440c 逃げ面 440d 下ガイド部 440f 取付孔 442 取付ガイド部材 442a 横ガイド部 442c 逃げ面 442d 下ガイド部 442f 取付孔 502 隙間 900 取付部 904 突起部 r 印刷用紙
フロントページの続き Fターム(参考) 3F103 AA02 BA04 3F104 AA02 FA06 FA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の印刷媒体を搬送しつつ、該印
    刷媒体に印刷を施すプリンタであって、 前記印刷媒体を前記プリンタの筐体外に排出させるため
    の排出口と、 前記印刷媒体を前記排出口に送る搬送ローラと、 前記搬送ローラから前記排出口に通じる前記印刷媒体の
    搬送路を形成するガイドとを備え、 前記ガイドの上流側端部の位置は、前記搬送ローラの周
    面における最も下流側の位置よりも上流側に位置してい
    ることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドの上流側端部の位置は、前記
    搬送ローラが前記印刷媒体を搬送する際に該印刷媒体と
    接する作用点の位置よりも上流側に位置していることを
    特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドが形成する前記搬送路が、前
    記排出口と連続状に接続されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ガイドは、互いに対向するように配
    置された第一及び第二ガイド部材を備え、 前記第一ガイド部材は、前記第二ガイド部材に近づき又
    は離れる方向に取り付け位置を変更可能であることを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記第一ガイド部材は、前記第二ガイド
    部材との間隔が約0.5mm以下となるように取り付け
    られることを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記第一ガイド部材の下流側端部の更に
    下流側の近傍位置には、前記搬送路と通じ、且つ、前記
    搬送路と交差する方向に延びる隙間が形成されているこ
    とを特徴とする請求項4又は5に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記搬送ローラの上流側に互いに対向す
    るように配置され、前記搬送路と通じる上流側搬送路を
    形成する第三及び第四ガイド部材を更に備え、 前記第三ガイド部材は、その下流側の端部側が回転自在
    に支持されて、その上流側の端部側が前記第四ガイド部
    材に近づき又は離れる方向に変位自在な可動ガイドであ
    ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のプリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】 前記搬送ローラは、前記印刷媒体を所定
    のニップ圧で挟みながら搬送するローラ対であり、 前記第三ガイド部材は、前記ローラ対の一方のローラと
    同軸状に支持されていることを特徴とする請求項7に記
    載のプリンタ。
JP2001111805A 2001-04-10 2001-04-10 プリンタ Withdrawn JP2002308492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001111805A JP2002308492A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001111805A JP2002308492A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002308492A true JP2002308492A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18963342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001111805A Withdrawn JP2002308492A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002308492A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1156001B1 (en) Print-medium transport unit
KR20070115721A (ko) 롤 페이퍼 프린터
EP1958903B1 (en) Medium delivery device, medium processing apparatus and check delivery device
US5538240A (en) Right angle turn over module
US5664772A (en) Apparatus and method for right angle turn over of sheet material
US5863139A (en) Printing apparatus and a control method therefor
US8956062B2 (en) Roll paper supply device and printing device having the same
JP4370730B2 (ja) 印刷用紙の搬送装置、その制御方法及びプログラム
US11691842B2 (en) Image forming apparatus
US20110057383A1 (en) Medium processing apparatus
US20040175221A1 (en) Printer
JP2002308492A (ja) プリンタ
JP2002308498A (ja) プリンタ
JP3536522B2 (ja) ロール紙給送装置
JP2011194614A (ja) プリンターにおけるエンド検出装置およびエンド検出方法
US20240140116A1 (en) Roll paper printer
US11186459B2 (en) Medium cutting device and image formation apparatus
US20240140115A1 (en) Roll paper printer
JP2004189371A (ja) 媒体搬送路
JP2007008075A (ja) プリンタのスキュー矯正方法及び装置
JPH0656334A (ja) 画像記録装置のフィニッシャ
JP3724056B2 (ja) インクジェット式プリンタの用紙搬送装置
JP3962710B2 (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP3346461B2 (ja) 紙送り装置
JP2519877B2 (ja) 給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701