JP2002305541A - メッシュ網におけるロードバランシング方法 - Google Patents

メッシュ網におけるロードバランシング方法

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JP2002305541A
JP2002305541A JP2001105731A JP2001105731A JP2002305541A JP 2002305541 A JP2002305541 A JP 2002305541A JP 2001105731 A JP2001105731 A JP 2001105731A JP 2001105731 A JP2001105731 A JP 2001105731A JP 2002305541 A JP2002305541 A JP 2002305541A
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治 前島
Shingo Watanabe
伸吾 渡辺
Satohiko Kato
聰彦 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケットを複数の経路へ均等に振り分けるこ
とができ、かつ宛先ノードでの処理負荷が少ないロード
バランシング方法を提供する。 【解決手段】 各経路上にはリーキパケット204,2
05が仮想的に設定されている。各リーキパケット20
4,205は各経路のトラヒック量を監視し、リーキバ
ケット内のデータ残量をペナルティ値として算出する。
ペナルティ監視部201は、各リーキパケット204,
205のペナルティ値を監視する。フローキャッシュテ
ーブル203には、発生したフローと振り分けるべき経
路との対応関係を管理する。経路選択部202は、ペナ
ルティ監視部201による監視結果およびフローキャッ
シュテーブル203のデータに基づいて、各パケットを
フロー単位でいずれかの経路へ振り分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッシュ網におけ
るロードバランシング方法に係り、特に、各ノードが自
律分散を保ちながら共通のアルゴリズムに基づいて自ノ
ードと宛先との間に複数の経路を確立し、各経路を並行
的に効率よく使用することによりトラヒックを分散させ
るメッシュ網におけるロードバランシング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク内のノード間でルーティン
グ情報を分散するIGP(Interior Gateway Protocol:内
部ゲートウェイプロトコル)では、2つのノード間に複
数の経路が存在する場合、隣接ノード間リンクのメトリ
ックに基づいて各経路のコストを算出し、経路の優先度
を求めている。当該経路に障害が生じた場合には、次に
優先度の高い経路を採用するため、複数の経路による冗
長度は高まるものの、ネットワーク全体としてはシステ
ム容量を十分に活かしていない。
【0003】複数の経路にトラヒックを振り分けるロー
ドバランシングにおいて、従来のIGPでは、宛先への経
路が複数存在し、かつそれらのコストが等しい場合(あ
るいは管理者が意図的にコストを等しくした場合)にト
ラヒックを各経路に分配する。トラヒックの分配はルー
タベンダの実装に依存しており、パケット単位で経路を
振り分けるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターネット
におけるロードバランシングでは、同一コストの最短経
路が複数あった場合にのみ、パケット転送をラウンドロ
ビンまたは帯域に比例したラウンドロビンで行うという
単純なものが一般的である。
【0005】しかしながら、特定のトラヒックフローに
着目した場合、複数の経路を利用して並行的に送出され
たパケットの受信ノードにおける到着順序が、送信順序
と同じに保たれるとは限らない。そして、パケット到着
順序が逆転すると、パケットを上位レイヤへ渡す際の処
理時間が変動する。このため、セッション単位でRTT(R
ound Trip Time)値を保持し、これに基づいてフロー制
御を行うTCPでは、RTT変動に伴うスループットの劣化も
起こり得る。
【0006】特に、無線リンクによるメッシュ型ネット
ワークでは、干渉波、降雨減衰などによる無線特性に起
因する回線品質の劣化や、中継ノード内部での処理負荷
の増大に伴う遅延変動などにより、経路間の品質差が容
易に生じ得る。従って、上位レイヤにおけるパフォーマ
ンスを考慮したロードバランシング技術が必要となる。
【0007】この他、トラヒック量に応じて経路を変更
する試みとして、QoS(Quality ofService)ルーティン
グと呼ばれる手法も検討されている。これは、ノードの
キュー長や使用帯域に応じて経路を変更するものである
が、このようなロードバランシングでは、空いているリ
ンクにトラヒックが集中して輻輳が生じ、その結果、元
のリンクが空いてしまい、その後、元のリンクにトラヒ
ックが再集中するという振動状況(オシレーション)に
よる経路の頻繁な切り替え(ルートフラッピング)を起
こしやすい。
【0008】従来のIGPを適用した場合、ロードバラン
シングに関しては、IGPルーティング・メトリックを人
為的に操作する手法では拡張性に欠けること、IGPはル
ーティングテーブル作成時にネットワーク上の負荷を考
慮にいれていない(リンク帯域使用率やトラヒック特性
などに関する情報を広報しない)ことから、それ単体で
は負荷を均等化することが難しかった。
【0009】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
を解決し、パケットを複数の経路へ均等に振り分けるこ
とができ、かつ着ノードでの処理負荷が少ないロードバ
ランシング方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、ネットワーク上の一のノードと他の
一のノードとの間で複数の経路を並行的に利用してパケ
ットを転送するネットワークのロードバランシング方法
において、ネットワーク上の各ノードがリンクステータ
ス情報に基づいて、自ノードから所定の宛先ノードへ至
る複数の経路を探索する手順と、前記リンクステータス
情報に基づいて、各経路のロードバランシング比率を算
出する手順と、受信パケットのフローを識別する手順
と、前記各パケットを、前記識別結果に応じたフロー単
位で、前記ロードバランシング比率に基づいて、いずれ
かの経路へ振り分ける手順とを含むことを特徴とする。
【0011】上記した特徴によれば、各パケットがフロ
ー単位で各経路に振り分けられるので、着ノードでは、
パケット到着順序の逆転等による上位レイヤでのパフォ
ーマンス劣化が防止される。
【0012】また、 各経路のトラヒック送出能力がロ
ードバランシング比率と現在の処理負荷とに基づいて定
義され、新規のパケットは処理負荷の小さい経路に振り
分けられるので、均等なロードバランシングが可能にな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係るメッシュ網におけるロードバランシング方法の好ま
しい実施の形態について説明する。図1は、本発明が適
用される無線メッシュ網を含むネットワーク構成を示し
た図である。
【0014】メッシュ網M1の各ノードN11からN19に
はユーザのサブネットワークSubが接続されている。メ
ッシュ網M1の特定のノードには、他のメッシュ網M
2,M3やインターネットが相互に接続されている。メ
ッシュ網M1の各ノードを含めて、全てのシステムには
IPアドレスが割り当てられており、本実施形態では、こ
のIPアドレスを用いてルーティングが行われる。
【0015】次いで、図2のフローチャートに沿って、
本実施形態のロードバランシング方法をノードN11が発
ノードとして機能する場合を例にして説明する。
【0016】ステップS1では、ノードN11を含む各ノ
ードが、自ノードに関するリンクステータス情報をメッ
シュ網内の他ノードに配信すると共に、他ノードより配
信されるリンクステータス情報を受信する。ステップS
2では、前記自ノードに関するリンクステータス情報お
よび前記他ノードより配信されるリンクステータス情報
に基づいて、自ノードが所属するメッシュ網M1のトポ
ロジーを解析する。
【0017】ステップS3では、前記トポロジーの解析
結果に基づいて各リンクの状態が計算され、自ノードか
らメッシュ網内での最終宛先に至る複数のパス(経路)
が探索される。本実施形態では、これら複数の経路を利
用してロードバランシングが行われる。ステップS4で
は、各経路を探索したノード(発ノード)N11が、経路
毎あるいは経路を構成するリンク毎にパス識別子を割り
当てる。
【0018】図3は、本実施形態における経路の探索方
法を模式的に示した図であり、前記と同一の符号は同一
または同等部分を表している。
【0019】無線メッシュ網M1において、ノードN11
で発生(ノードN11に所属する端末やサブネットから送
出されるか、あるいは無線メッシュ網M3から転送され
るトラヒック)し、最終ノードがノードN15であるトラ
ヒック(ノードN15に所属する端末やサブネット宛か、
あるいはノードN15経由で無線メッシュ網M2に転送さ
れるトラヒック)に対しては、実線で示した4つの経路
が探索されたものとし、各経路には当該経路を織別する
情報(パス識別子)151,152,153,154が
それぞれ付与される。
【0020】同様に、例えばノードN12において発生
し、ノードN16が最終ノードであるトラヒックに対して
も、破線で示した4つの経路が探索されたものとし、そ
れぞれにパス識別子261,262,263,264が
付与される。以上のようにして求められた各経路および
そのパス識別子は、各ノードのルーティングテーブルに
登録される。
【0021】図4は、発ノードN11のルーティングテー
ブルの一例を示した図であり、宛先のIPアドレスとメッ
シュ網内での最終宛先ノードとの関係を記憶したIPルー
ティングテーブルと、最終宛先ノードとパス識別子とロ
ードバランシング比率との関係を記憶した無線メッシュ
網テーブルと、パス識別子と次ホップノードとの関係を
記憶した出力テーブルとを含む。
【0022】各経路のロードバランシング比率は、たと
えば各経路のボトルネック部分の帯域に基づいて算出す
ることができ、リンク帯域情報の変更が通知された場合
などに再計算される。また、これまでとは別の経路を使
用する必要が生じた場合は、その経路の発ノードが、古
い経路の解放と新しい経路の確立の通知を行い、それに
伴い無線メッシュ網部分に適用される当該テーブルが更
新される。
【0023】経路毎のトラヒック情報が通知され、これ
までのトラヒック量から大きく変化した場合は、最終ノ
ードまでの経路とロードバランシング比率の再計算が行
われる。ただし、この場合は、トラヒックの転送経路の
急激な変更を引き起こさないように、変更が少ない局所
的な最適解を選択するような方法を用いる。
【0024】本実施形態では、ノードN15に属するサブ
ネットSub151やSub152や、無線メッシュ網M2における
サブネットSub231やSub232が、ノードN15を最終ノード
としてルーティングされる旨がIPルーティングテーブル
に登録される。
【0025】また、ノードN11からノードN15へパケッ
トを転送するためには、パス識別子151から154までの経
路が使用される。このため、対応するエントリが、その
ロードバランシング比率と共に無線メッシュ網テーブル
に登録される。
【0026】さらに、ノードN11はパス識別子151から1
54の発ノードであると共に、パス識別子264の経路に対
しては中継ノードとして機能する。このため、これらの
5本の経路について、次ホップノードあるいは次ホップ
に接続される出力インターフェースが出力テーブルに登
録される。
【0027】なお、各経路はノード間で交換されるリン
クステータス情報に基づいて、各ノードが同一のアルゴ
リズムを用いて決定する。例えば、あるリンクの帯域が
変化したり、特定のノードから他の特定のノードへのト
ラヒックが増大したりする場合などは、その情報が全て
のノードに通知され、その変化に対して最適な経路が各
ノードにより再び探索される。
【0028】図2に戻り、ステップS5では、経路を探
索した発ノードN11から各中継ノードへ、前記パス識別
子を含むパス情報が通知される。各中継ノードは、通知
されたパス情報を自身のルーティングテーブルに登録す
る。各無線メッシュ網を通過するIPパケットには、各経
路に付与された前記パス識別子がヘッダ情報として付加
され、各ノードNはパス識別子に基づいてIPパケットの
ルーティングを行う。
【0029】ステップS6では、上記したルーティング
テーブルに基づいて、ロードバランシングによるパケッ
ト交換が実行される。
【0030】図5は、本発明のロードバランシングを利
用したパケット交換処理を模式的に表現した機能ブロッ
ク図であり、図6は、その動作を具体的に示したフロー
チャートである。ここでは、前記経路探索により2つの
経路が求められたものとして説明する。
【0031】本実施形態では、複数経路にトラヒックを
分配する際に、着ノードにおいてパケット到着順序の逆
転等による上位レイヤでのパフォーマンス劣化を防ぐた
めに、パケット単位で経路を振り分けるのではなく、ト
ラヒックフローを考慮したパケットフォワーディングが
行われる。このため、トラヒックの発ノードは、転送パ
ケットの発着IPアドレスおよび発着ポート番号によりフ
ローを識別し、同一フローのパケットは同一経路に転送
するフロー単位の経路制御方式を採用する。
【0032】なお、本実施形態におけるフローとは、た
とえばTCP通信のウインドウサイズ分のパケット列のよ
うに、短時間の内に連続して転送されるパケット列を想
定する。フローごとの経路の割り当ておよび各経路のト
ラヒック量の監視は、その経路にパケットを送出する発
ノードにおいて行う。
【0033】図5において、2つの経路上(パス識別子
がP151,P152)にはリーキパケット204,205が
それぞれ仮想的に設定されている。各リーキパケット2
04,205は各経路のトラヒック量を監視し、各経路
に割り当てられたロードバランシング比率に対応する転
送レートを出力量、その経路に振り分けたトラヒック量
(パケット長)を入力量(パケットの発生の度に、その
パケット長分のデータが入力される)として、リーキバ
ケット内のデータ残量すなわち出力量に対する入力量の
過剰分をペナルティ値として算出する。ペナルティ監視
部201は、各リーキパケット204,205のペナル
ティ値を監視する。
【0034】フローキャッシュテーブル203には、発
生したフローと振り分けるべき経路との対応関係とし
て、図7に示したように、発着IPアドレス/発着ポート
番号、生存時間tlifeおよびパス識別子がエントリNo.
で管理されている。前記生存時間tlifeは、時間経過と
共に初期値から一定の割合でダウンカウントされる。
【0035】経路選択部202は、後に詳述するよう
に、入力されるパケットを監視し、前記ペナルティ監視
部201による監視結果および前記フローキャッシュテ
ーブル203のデータに基づいて、各パケットをフロー
単位でいずれかの経路へ振り分ける。
【0036】このような構成において、図6のステップ
S801では、パケットを受信したか否かが判別され、
時刻tにおいてパケットを受信すると、ステップS80
2において、各リーキパケット204,205の現在の
ペナルティ値X(出力量に対する入力量の過剰分)が、
次式に基づいて算出される。 X=Xpre−(t−tpre)W
【0037】ここで、「t」は今回のパケット受信時
刻、「tpre」は前回のパケット受信時刻、「W」はロ
ードバランシング比率、「Xpre」は前回のペナルティ
値である。したがって、右辺第2項の「(t−tpre)
W」は、当該経路における前回から今回までの出力量を
代表し、これを前回までのペナルティ値Xpreから減じ
ることにより、各リーキパケット204,205の現在
のペナルティ値が求まる。
【0038】ステップS803では、前記受信パケット
が、そのヘッダ情報に基づいて識別される。さらに具体
的に言えば、ヘッダ情報に登録されている発着IPアドレ
スおよび発着ポート番号が識別される。
【0039】ステップS804では、対応するエントリ
が前記フローキャッシュテーブル203に既登録である
か否かが判別される。受信パケットの発着IPアドレス/
発着ポート番号が、たとえば[×××/×△]であれ
ば、これに対応したフローが前記フローキャッシュテー
ブル203に既登録(エントリNo.1)なのでステップ
S807へ進む。ステップS807では、エントリNo.
1に対応したパス識別子P151の経路が選択される。ス
テップS808では、当該エントリNo.1に関する生存
時間tlifeが初期値に更新される。
【0040】これに対して、受信パケットの発着IPアド
レス/発着ポート番号が[×××/××]であれば、こ
れに対応するエントリがフローキャッシュテーブル20
3に未登録なのでステップS805へ進む。ステップS
805では、前記算出されたペナルティ値が最低である
経路が、当該フローの経路として選択される。ステップ
S806では、前記フローと経路との対応関係が前記フ
ローキャッシュテーブル203に登録される。
【0041】ステップS809では、生存時間tlifeが
ゼロとなったフローのエントリがフローキャッシュテー
ブル203から抹消される。本実施形態では、エントリ
No.4の生存時間tlifeがゼロなので、当該エントリが
抹消される。
【0042】ステップS810では、対応するエントリ
のペナルティ値Xが、現在のペナルティ値Xと受信した
パケットのパケット長Lとの和(X+L)に更新され
る。ステップS811では、前回受信時刻tpreが今回
受信時刻tに更新される。
【0043】本実施形態によれば、ロードバランシング
に基づいて受信パケットを複数経路のいずれかに振り分
ける際に、各パケットをフロー単位で振り分けるように
したので、着ノードでは、パケット到着順序の逆転等に
よる上位レイヤでのパフォーマンス劣化が防止される。
【0044】さらに、各経路のトラヒック送出能力がロ
ードバランシング比率と現在の処理負荷とに基づいて定
義され、新規のパケットは処理負荷の小さい経路に振り
分けられるので、均等なロードバランシングが可能にな
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が達
成される。 (1) ロードバランシングに基づいて受信パケットを複数
経路のいずれかに振り分ける際に、各パケットをフロー
単位で振り分けるようにしたので、着ノードでは、パケ
ット到着順序の逆転等による上位レイヤでのパフォーマ
ンス劣化が防止される。 (2) 各経路のトラヒック送出能力がロードバランシング
比率と現在の処理負荷とに基づいて定義され、新規のパ
ケットは処理負荷の小さい経路に振り分けられるので、
均等なロードバランシングが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるメッシュ網を含むネット
ワーク構成を示した図である。
【図2】 本実施形態の動作を示したフローチャートで
ある。
【図3】 本実施形態における経路探索方法を模式的に
示した図である。
【図4】 ルーティングテーブルの一例を示した図であ
る。
【図5】 ロードバランシングによる経路選択を模式的
に表現した機能ブロック図である。
【図6】 ロードバランシング方法のフローチャートで
ある。
【図7】 フローキャッシュテーブルの一例を示した図
である。
【符号の説明】
201…ペナルティ監視部,202…経路選択部,20
3…フローキャッシュテーブル,204,205…リー
キパケット
フロントページの続き (72)発明者 加藤 聰彦 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディーディーアイ研究所内 Fターム(参考) 5K030 GA13 HA08 HC01 JL01 LB06 LC11 LE03 MB09 MB11 5K034 AA07 DD01 EE11 HH01 HH02 5K051 AA01 BB02 CC02 CC11 DD13 FF02 FF03 FF11 FF18 HH27 JJ11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の一のノードと他の一の
    ノードとの間で複数の経路を並行的に利用してパケット
    を転送するネットワークのロードバランシング方法にお
    いて、 ネットワーク上の各ノードがリンクステータス情報に基
    づいて、自ノードから所定の宛先ノードへ至る複数の経
    路を探索する手順と、 前記リンクステータス情報に基づいて、各経路のロード
    バランシング比率を算出する手順と、 受信パケットのフローを識別する手順と、 前記各パケットを、前記識別結果に応じたフロー単位
    で、前記ロードバランシング比率に基づいて、いずれか
    の経路へ振り分ける手順とを含むことを特徴とするメッ
    シュ網におけるロードバランシング方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の経路を探索した発ノードが、
    各経路にパス識別子を設定して当該経路上の各ノードに
    通知する手順をさらに含むことを特徴とする請求項1に
    記載のメッシュ網におけるロードバランシング方法。
  3. 【請求項3】 前記各パケットには、その発着IPアドレ
    スおよび発着ポート番号がヘッダ情報として付与され、
    前記識別手順では、各パケットのフローが前記ヘッダ情
    報に基づいて識別されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のメッシュ網におけるロードバランシング方
    法。
  4. 【請求項4】 前記各パケットをロードバランシング比
    率に基づいて各経路に振り分ける手順は、 各経路からの出力データ量を、そのロードバランシング
    比率に基づいて求める手順と、 各経路への入力データ量を、各パケットのパケット長に
    基づいて求める手順と、 前記出力データ量と入力データ量との差分に基づいて、
    各経路の出力データ量に対する入力データ量の過剰分を
    判別する手順とを具備し、 新規フローのパケットを、前記過剰分の少ない経路に振
    り分けることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のメッシュ網におけるロードバランシング方法。
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