JP2002303966A - マスクの製造方法 - Google Patents

マスクの製造方法

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JP2002303966A
JP2002303966A JP2001108417A JP2001108417A JP2002303966A JP 2002303966 A JP2002303966 A JP 2002303966A JP 2001108417 A JP2001108417 A JP 2001108417A JP 2001108417 A JP2001108417 A JP 2001108417A JP 2002303966 A JP2002303966 A JP 2002303966A
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resist
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etching
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Ichiro Kagami
一郎 鏡
Toru Furumizo
透 古溝
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Sony Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マスクのエッチング部の形状やマスクのCD均
一性を改善できるマスクの製造方法を提供する。 【解決手段】光透過性の基材2上の一部に遮光膜3を形
成し、基材2に光透過部と遮光部とを設ける工程と、光
透過部上の一部および遮光部上にレジスト7を形成する
工程と、レジスト7をマスクとし、フッ素系ガスと不活
性ガスを含有するエッチングガスを用いてエッチングを
行い、位相シフタ4を形成する工程であって、位相シフ
タ4部分を透過する光の位相と、位相シフタ4以外の部
分の光透過部を透過する光の位相とが反転するような所
定の深さまでエッチングを行う工程と、レジスト7を除
去する工程とを有するマスクの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
の製造においてリソグラフィ工程に用いられるマスクの
製造方法に関し、特に、マスクのエッチング部の形状や
マスクのCD(critical dimension)均一性を改善でき
るマスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は高集積化および微細化
の一途を辿っている。半導体集積回路の製造において、
リソグラフィ技術は微細加工の要として特に重要であ
る。このようなリソグラフィ技術には、通常のバイナリ
マスクを用いる方法以外に、1982年にIBM社のレ
ベンソンらによって提案された位相シフトマスクを用い
る位相シフト法がある。位相シフトマスクは超解像マス
クとも呼ばれている。
【0003】バイナリマスクは、マスク面に光透過部と
遮光部のみ形成される。図8にバイナリマスクの製造方
法を示す。まず、図8(a)に示すように、石英ガラス
からなる基材31上にクロム膜32aを形成し、その上
層にレジスト33aを塗布する。レジスト33aとして
は電子線レジストを用いる。これにより、レジスト付き
ブランクス34が形成される。
【0004】次に、図8(b)に示すように、電子線リ
ソグラフィ工程によりレジスト33aに露光および現像
を行い、所定のパターンを有するレジスト33を形成す
る。次に、図8(c)に示すように、レジスト33をマ
スクとしてクロム膜32aにエッチングを行い、遮光膜
32を形成する。このエッチングは例えばCl2 ガスと
2 ガスの混合ガスを用いて行われる。その後、図8
(d)に示すように、レジスト33を除去することによ
り、バイナリマスク35が得られる。
【0005】位相シフトマスクには、ハーフトーン型位
相シフトマスク、クロムレス型位相シフトマスクやレベ
ンソン型位相シフトマスク等がある。位相シフトマスク
のうち、ハーフトーン型位相シフトマスクについては、
製造が比較的容易なため、既に実用化されている。
【0006】図9にハーフトーン型位相シフトマスクの
製造方法を示す。まず、図9(a)に示すように、石英
ガラスからなる基材31上に例えばクロム酸化窒化膜
(CrON膜)36aを形成し、その上層にレジスト3
3aを塗布する。レジスト33aとしては電子線レジス
トを用いる。これにより、レジスト付きブランクス37
が形成される。
【0007】CrON膜36aを形成するかわりに、例
えばMoSiONのようなモリブデン−シリコン系材
料、WSiONのようなタングステン−シリコン系材
料、SiNのようなシリコン系材料からなる層を形成し
てもよい。CrON膜36aまたは上記のような各種材
料からなる層の光透過率は例えば数%〜10%程度とす
る。
【0008】次に、図9(b)に示すように、電子線リ
ソグラフィ工程によりレジスト33aに露光および現像
を行い、所定のパターンを有するレジスト33を形成す
る。次に、図9(c)に示すように、レジスト33をマ
スクとしてCrON膜36aにエッチングを行い、遮光
膜36を形成する。このエッチングは例えばCl2 ガス
とO2 ガスの混合ガスを用いて行われる。その後、図9
(d)に示すように、レジスト33を除去することによ
り、ハーフトーン型位相シフトマスク40が得られる。
【0009】ハーフトーン型位相シフトマスク40は、
遮光膜36が一部光を透過させる。遮光膜36部分を透
過する光の位相と、遮光膜36以外の部分(光透過部)
を透過する光の位相は反転する。これを利用して、遮光
部と光透過部の境界部で光強度を低下させる。
【0010】ハーフトーン型位相シフトマスクの場合、
図8に示すバイナリマスクの遮光部または光透過部のパ
ターンと同一のマスクパターンのみでマスク製作が可能
である。すなわち、位相シフタを形成するためのパター
ンは不要である。また、遮光膜36を形成するためのエ
ッチングと別に、位相シフタを形成するためのエッチン
グを行う必要もない。したがって、位相シフトマスクと
しては製造が比較的容易である。
【0011】しかしながら、今後、さらなる微細化によ
ってマスク精度に対する要求も厳しくなることが予想さ
れている。パターンの微細化に伴い、MEF(mask err
or factor)は大きくなる傾向があり、問題となってい
る。設計寸法が小さくなると、レジストの特性や描画装
置の性能等の影響により、設計寸法からのずれが大きく
なる。すなわち、CDリニアリティ(critical dimensi
on linearity)が低下して、CDリニアリティ誤差が大
きくなる。
【0012】一方、レベンソン型位相シフトマスクはハ
ーフトーン型位相シフトマスクよりも高解像度でパター
ンを形成できるため、MEFを低減させることも可能で
ある。そこで、レベンソン型位相シフトマスクの実用化
が検討されている。以下に、片掘り込み型および両掘り
込み型のレベンソン型位相シフトマスクの従来の製造方
法を説明する。
【0013】片掘り込み型の場合、まず、図10(a)
に示すように、石英ガラスからなる基材31上にクロム
膜32aを形成し、その上層にレジスト33aを塗布す
る。レジスト33aとしては電子線レジストを用いる。
これにより、レジスト付きブランクス34が形成され
る。次に、図10(b)に示すように、電子線リソグラ
フィ工程によりレジスト33aに露光および現像を行
い、所定のパターンを有するレジスト33を形成する。
【0014】次に、図10(c)に示すように、レジス
ト33をマスクとしてクロム膜32aにエッチングを行
い、遮光膜32を形成する。その後、図10(d)に示
すように、レジスト33を除去する。次に、図11
(e)に示すように、レジスト41aを塗布し、その上
層に帯電防止膜42を塗布する。レジスト41aとして
は電子線レジストを用いる。
【0015】次に、図11(f)に示すように、電子線
リソグラフィ工程によりレジスト41aに露光および現
像を行い、所定のパターンでレジスト41を形成する。
続いて、図11(g)に示すように、レジスト41をマ
スクとして基材31にエッチングを行い、位相シフタ4
3を形成する。このエッチングには例えばフッ素系ガス
であるCHF3 が用いられる。CHF3 を単独で用いて
エッチングを行った場合、エッチングの断面はテーパ状
となる。
【0016】その後、レジスト41を除去することによ
り、図11(h)に示すレベンソン型位相シフトマスク
45が形成される。図11(h)に示すように、片掘り
込み型のレベンソン型位相シフトマスク45は、遮光膜
32が形成されていない部分(光透過部)の一部に、基
材31の表面が掘り込まれた位相シフタ43を有する。
【0017】これにより、光透過部のうち位相シフタ4
3部分を透過する光の位相と、それ以外の部分を透過す
る光の位相とが反転する。したがって、像面でパターン
間に光強度零となる部分ができ、通常のバイナリマスク
では分解できない近接パターンの像が分解可能となる。
【0018】両堀り込み型のレベンソン型位相シフトマ
スクを製造する場合は、図10(a)〜図10(c)に
示す工程が片掘り込み型の場合と共通する。したがっ
て、図10(c)に示すように、遮光膜32を形成した
後の工程から説明する。まず、図12(a)に示すよう
に、レジスト33をマスクとして基材31にエッチング
を行い、位相シフタ43aを形成する。
【0019】このとき、位相シフタ43b形成領域(4
3b)も位相シフタ43aの所定の深さでエッチングさ
れる。このエッチングには例えばフッ素系ガスであるC
HF 3 が用いられる。CHF3 を単独で用いてエッチン
グを行った場合、エッチングの断面はテーパ状となる。
その後、図12(b)に示すように、レジスト33を除
去する。
【0020】次に、図12(c)に示すように、レジス
ト46aを塗布し、その上層に帯電防止膜42を塗布す
る。レジスト46aとしては電子線レジストを用いる。
次に、図13(d)に示すように、電子線リソグラフィ
工程によりレジスト46aに露光および現像を行い、位
相シフタ43bのパターンでレジスト46を形成する。
【0021】次に、図13(e)に示すように、レジス
ト46をマスクとして基材31にエッチングを行い、位
相シフタ43bを形成する。このエッチングにも例えば
フッ素系ガスであるCHF3 が用いられる。CHF3
単独で用いてエッチングを行った場合、エッチングの断
面はテーパ状となる。
【0022】その後、レジスト46を除去することによ
り、図13(f)に示すレベンソン型位相シフトマスク
50が形成される。図13(f)に示すように、両掘り
込み型のレベンソン型位相シフトマスク50は、遮光膜
32が形成されていない部分(光透過部)の一部に、基
材31の表面が浅く掘り込まれた位相シフタ43aを有
し、残りの部分の光透過部に、基材31の表面が深く掘
り込まれた位相シフタ43bを有する。
【0023】これにより、位相シフタ43a部分を透過
する光の位相と、位相シフタ43b部分を透過する光の
位相とが反転する。したがって、像面でパターン間に光
強度零となる部分ができ、通常のバイナリマスクでは分
解できない近接パターンの像が分解可能となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の片掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクの
製造方法によれば、図11(h)に示すように、位相シ
フタ43部分の基材31がテーパ状にエッチングされ、
垂直な断面形状が得られない。両掘り込み型の場合も同
様に、図13(f)に示すように、位相シフタ43a、
43b部分の基材31がテーパ状にエッチングされ、垂
直な断面形状が得られない。また、片掘り込み型、両掘
り込み型のいずれの場合も、位相シフタ部分の表面が凸
状となる。
【0025】位相シフタ部分のエッチング断面がテーパ
状となった場合、導波管効果の影響が大きくなり、位相
シフタ部分を透過する光強度が顕著に減衰する。また、
このような光強度の減衰は、マスク面内で不均一に起こ
る。したがって、このようなレベンソン型位相シフトマ
スクを用いてフォトリソグラフィを行うと、露光される
面で所望の光強度が得られず、パターンを良好に転写す
ることができない。
【0026】位相シフトマスクにおいて所望の位相差を
得るためには、エッチング部分のエッチング深さを厳し
く制御することが要求される。位相シフタ部分の表面が
凸状となった場合、位相シフタ部分での位相差がばらつ
くだけでなく、光強度も一様とならなくなる。これによ
り、マスク面内のCD均一性が低下して、パターンを高
精度に転写することができなくなる。
【0027】バイナリマスクやハーフトーン型位相シフ
トマスクの場合は、石英ガラスからなる基材にエッチン
グを行わないため、上記のような問題は起こらない。し
かしながら、図8(b)〜(c)に示すように、バイナ
リマスクのクロム膜32aにエッチングを行う工程、あ
るいは図9(b)〜(c)に示すように、ハーフトーン
型位相シフトマスクのCrON膜36aにエッチングを
行う工程で、エッチング断面がテーパ状となったり、遮
光膜32、36のエッジ部分がダメージを受けてエッジ
ラフネスが増大したりする。これにより、マスク面内の
CD均一性が低下して、パターンを高精度に転写するこ
とができなくなる。
【0028】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、したがって本発明は、マスクのエッチング部
の形状やマスクのCD均一性を改善できるマスクの製造
方法を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のマスクの製造方法は、光透過性の基材上の
一部に遮光膜を形成し、前記基材に光透過部と遮光部と
を設ける工程と、前記光透過部上の一部および前記遮光
部上にレジストを形成する工程と、前記レジストをマス
クとし、フッ素系ガスと不活性ガスを含有するエッチン
グガスを用いてエッチングを行い、位相シフタを形成す
る工程であって、前記位相シフタ部分を透過する光の位
相と、前記位相シフタ以外の部分の前記光透過部を透過
する光の位相とが反転するような所定の深さまで前記エ
ッチングを行う工程と、前記レジストを除去する工程と
を有することを特徴とする。
【0030】好適には、前記不活性ガスはHe、Ar、
XeおよびN2 のうちの少なくとも1種を含む。好適に
は、前記フッ素系ガスはCHF3 、CF4 およびSF6
のうちの少なくとも1種を含む。好適には、前記エッチ
ングを行う工程において、前記フッ素系ガスと前記不活
性ガスの流量比を調節することにより、前記位相シフタ
端部のエッチング断面および前記位相シフタ表面の形状
を制御する。
【0031】好適には、前記遮光膜を形成する工程は、
前記基材上に遮光材料層を形成する工程と、前記遮光材
料層上に、前記遮光部のパターンを有する第2のレジス
トを形成する工程と、前記第2のレジストをマスクとし
て前記遮光材料層にエッチングを行い、前記遮光膜を形
成する工程と、前記第2のレジストを除去する工程とを
含む。
【0032】好適には、前記光透過部上の一部および前
記遮光部上に前記レジストを形成する工程は、前記光透
過部上および前記遮光部上にレジスト材料を塗布し、レ
ジスト材料層を形成する工程と、前記レジスト材料層上
に帯電防止膜を形成する工程と、前記レジスト材料層に
前記帯電防止膜を介して露光および現像を行い、前記レ
ジストを形成する工程とを含む。好適には、前記遮光膜
はクロム系材料、モリブデン系材料、タングステン系材
料またはジルコニウム系材料を含む。
【0033】これにより、位相シフタ部分と遮光膜部分
との境界部分で、位相シフタの側壁が基材に対してほぼ
垂直となり、かつ位相シフタ部分の掘り込み量が均一と
なる。したがって、マスク面内の位相差均一性が改善さ
れる。本発明のマスクの製造方法により製造されたマス
クを用いてリソグラフィを行った場合、微細パターンを
高解像度・高精度で転写することが可能となる。
【0034】上記の目的を達成するため、本発明のマス
クの製造方法は、光透過性の基材上に遮光材料層を形成
する工程と、前記遮光材料層上の一部に第1のレジスト
を形成する工程と、前記第1のレジストをマスクとして
前記遮光材料層にエッチングを行い、前記基材上の一部
に遮光膜を形成し、前記基材に光透過部と遮光部とを設
ける工程と、前記第1のレジストをマスクとし、フッ素
系ガスと不活性ガスを含有する第1のエッチングガスを
用いて、前記光透過部に第1のエッチングを行い、第1
の深さを有する第1の位相シフタを形成する工程と、前
記第1のレジストを除去する工程と、前記第1の位相シ
フタ上の一部および前記遮光部上に第2のレジストを形
成する工程と、前記第2のレジストをマスクとし、フッ
素系ガスと不活性ガスを含有する第2のエッチングガス
を用いて第2のエッチングを行い、第2の位相シフタを
形成する工程であって、前記第1の位相シフタ部分を透
過する光の位相と、前記第2の位相シフタ部分を透過す
る光の位相とが反転するような第2の深さまで前記第2
のエッチングを行う工程と、前記第2のレジストを除去
する工程とを有することを特徴とする。
【0035】好適には、前記不活性ガスはHe、Ar、
XeおよびN2 のうちの少なくとも1種を含む。好適に
は、前記フッ素系ガスはCHF3 、CF4 およびSF6
のうちの少なくとも1種を含む。好適には、前記第1の
エッチングを行う工程において、前記フッ素系ガスと前
記不活性ガスの流量比を調節することにより、前記第1
の位相シフタ端部のエッチング断面および前記第1の位
相シフタ表面の形状を制御する。
【0036】好適には、前記第2のエッチングを行う工
程において、前記フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量
比を調節することにより、前記第2の位相シフタ端部の
エッチング断面および前記第2の位相シフタ表面の形状
を制御する。好適には、前記第1のエッチングガスと前
記第2のエッチングガスは同じ組成である。
【0037】好適には、前記第1の位相シフタ上の一部
および前記遮光部上に前記第2のレジストを形成する工
程は、前記第1の位相シフタ上および前記遮光部上にレ
ジスト材料を塗布し、レジスト材料層を形成する工程
と、前記レジスト材料層上に帯電防止膜を形成する工程
と、前記レジスト材料層に前記帯電防止膜を介して露光
および現像を行い、前記第2のレジストを形成する工程
とを含む。好適には、前記遮光膜はクロム系材料、モリ
ブデン系材料、タングステン系材料またはジルコニウム
系材料を含む。
【0038】これにより、位相シフタ部分と遮光膜部分
との境界部分で、位相シフタの側壁が基材に対してほぼ
垂直となり、かつ位相シフタ部分の掘り込み量が均一と
なる。したがって、マスク面内の位相差均一性が改善さ
れる。本発明のマスクの製造方法により製造されたマス
クを用いてリソグラフィを行った場合、微細パターンを
高解像度・高精度で転写することが可能となる。
【0039】上記の目的を達成するため、本発明のマス
クの製造方法は、光透過性の基材上に遮光材料層を形成
する工程と、前記遮光材料層上の一部にレジストを形成
する工程と、前記レジストをマスクとし、ハロゲン系ガ
スと不活性ガスを含有するエッチングガスを用いて前記
遮光材料層にエッチングを行い、前記基材上の一部に遮
光膜を形成する工程と、前記レジストを除去する工程と
を有することを特徴とする。
【0040】好適には、前記不活性ガスはHe、Ar、
XeおよびN2 のうちの少なくとも1種を含む。好適に
は、前記ハロゲン系ガスはCHF3 、CF4 、SF6
よびCl2 のうちの少なくとも1種を含む。好適には、
前記エッチングを行う工程において、前記フッ素系ガス
と前記不活性ガスの流量比を調節することにより、前記
遮光膜端部のエッチング断面形状および前記遮光膜の線
幅のばらつきを制御する。好適には、前記遮光膜はクロ
ム系材料、モリブデン系材料、タングステン系材料また
はジルコニウム系材料を含む。
【0041】これにより、遮光膜の断面形状を改善し、
マスク面内のCD均一性を向上させることができる。し
たがって、本発明のマスクの製造方法により製造された
マスクを用いてリソグラフィを行った場合、微細パター
ンを高解像度・高精度で転写することが可能となる。
【0042】上記の目的を達成するため、本発明のマス
クの製造方法は、光透過性の基材上に、所定の透過率で
光を透過させる半遮光材料層を形成する工程であって、
前記基材のみを透過する光の位相と、前記基材および前
記半遮光材料層を透過する光の位相とが反転するような
所定の厚さの前記半遮光材料層を形成する工程と、前記
半遮光材料層上の一部にレジストを形成する工程と、前
記レジストをマスクとし、ハロゲン系ガスと不活性ガス
を含有するエッチングガスを用いて前記半遮光材料層に
エッチングを行い、前記基材上の一部に半遮光膜を形成
する工程と、前記レジストを除去する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0043】好適には、前記不活性ガスはHe、Ar、
XeおよびN2 のうちの少なくとも1種を含む。好適に
は、前記ハロゲン系ガスはCHF3 、CF4 、SF6
よびCl2 のうちの少なくとも1種を含む。好適には、
前記エッチングを行う工程において、前記フッ素系ガス
と前記不活性ガスの流量比を調節することにより、前記
半遮光膜端部のエッチング断面形状および前記半遮光膜
の線幅のばらつきを制御する。好適には、前記遮光膜は
クロム系材料、モリブデン系材料、タングステン系材料
またはシリコン系材料を含む。
【0044】これにより、半遮光膜の断面形状を改善
し、マスク面内のCD均一性を向上させることができ
る。したがって、本発明のマスクの製造方法により製造
されたマスクを用いてリソグラフィを行った場合、微細
パターンを高解像度・高精度で転写することが可能とな
る。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のマスクの製造方
法の実施の形態について、図面を参照して説明する。 (実施形態1)図1(a)は本実施形態の位相シフトマ
スクの製造方法により製造される片堀り込み型のレベン
ソン型位相シフトマスク1の断面図である。図1(a)
に示すように、レベンソン型位相シフトマスク1の基材
2上に、局所的に遮光膜3が形成されている。遮光膜3
が形成されていない部分(光透過部)の一部は、基材2
の表面が堀り込まれ、位相シフタ4が形成されている。
これにより、光透過部のうち位相シフタ4部分を透過す
る光の位相と、それ以外の部分を透過する光の位相とが
反転する。
【0046】基材2には石英ガラスが用いられ、遮光膜
3には例えばクロムが用いられる。図1(a)に示すレ
ベンソン型位相シフトマスク1は、位相シフタ部分4と
遮光膜3部分との境界部分で、位相シフタ4の壁面が基
材表面に対して垂直となるように加工されている。ま
た、位相シフタ4の表面は基材表面にほぼ平行に平坦に
加工されている。これにより、導波管効果の影響が抑制
されている。
【0047】また、位相シフタ4aは、高精度に制御さ
れた所望の深さdで形成されている。これにより、所望
の位相差を得ることが可能となっている。例えば、光源
としてKrFレーザを用いるフォトリソグラフィに、レ
ベンソン型位相シフトマスク1を使用する場合、位相シ
フタ4の深さdを244nmとすることにより、位相差
を180°とすることができる。
【0048】次に、本実施形態の位相シフトマスクの製
造方法について説明する。まず、図1(b)に示すよう
に、石英ガラスからなる基材2上にクロム膜3aを形成
し、その上層にレジスト5aを塗布する。基材2として
は、例えば厚さ0.25インチ、直径6インチの石英ガ
ラスウェハを用いる。クロム膜3aは例えばスパッタリ
ングにより形成し、クロム膜の厚さは例えば数10nm
程度とする。レジスト5aとしては電子線レジストを用
いる。これにより、レジスト付きブランクス6が形成さ
れる。
【0049】ここでは、遮光膜3の材料として単層のク
ロム膜3aを用いるが、クロム膜3aのかわりにタング
ステンやモリブデンシリサイド等からなる層を形成して
もよい。また、これらの材料からなる層を積層させ、多
層膜を形成してもよい。例えば、クロム膜の表面に酸化
クロム膜を形成し、2層構造の遮光膜を形成することも
できる。
【0050】次に、図1(c)に示すように、電子線リ
ソグラフィ工程によりレジスト5aに露光および現像を
行い、遮光膜3(図1(a)参照)のパターンでレジス
ト5を形成する。続いて、図1(d)に示すように、レ
ジスト5をマスクとしてクロム膜3aにエッチングを行
い、遮光膜3を形成する。
【0051】クロム膜3aのエッチングはドライエッチ
ングまたはウェットエッチングにより行われる。ウェッ
トエッチングの場合、エッチング液としては、硝酸第2
セリウムアンモニウム((NH42 Ce(NO3
6 )を含有する溶液を用いることができる。このエッチ
ング液の組成は、例えば、硝酸第2セリウムアンモニウ
ム13〜18重量%、過塩素酸(HClO4 )3〜5重
量%、純水77〜84重量%とする。クロム膜3aにエ
ッチングを行った後、図2(e)に示すように、レジス
ト5を除去する。
【0052】次に、図2(f)に示すように、レジスト
7aを塗布し、その上層に帯電防止膜8を塗布する。レ
ジスト7aとしては電子線レジストを用いる。図1
(c)に示す工程で、レジスト5aに電子線描画を行っ
てレジスト5を形成する場合には、クロム膜3aを接地
するため、ブランクス6の帯電は無視できる。これに対
し、図2(f)に示すレジスト7aに電子線描画を行う
際には、基材2の石英ガラスが描画面に局所的に露出す
る。したがって、石英ガラスの露出部分が帯電し、後か
ら入射する電子の位置がずれることがある(チャージア
ップ)。
【0053】このようなチャージアップを防止する目的
で、帯電防止膜8が形成される。帯電防止膜としては、
水溶性または有機溶剤可溶型の導電性ポリマーが用いら
れる。このようなポリマーを含む溶液を、例えばスピン
コートによりレジスト7a上に厚さ20〜30nm程度
塗布する。次に、図2(g)に示すように、電子線リソ
グラフィ工程によりレジスト7aに露光および現像を行
い、位相シフタ4(図1(a)参照)のパターンでレジ
スト7を形成する。
【0054】続いて、図2(h)に示すように、レジス
ト7をマスクとして基材2にエッチングを行う。このエ
ッチングには不活性ガスであるHeをCHF3 に添加し
た混合ガスを用い、エッチング深さが位相シフタ4の所
望の深さdとなるまでエッチングを行う。
【0055】エッチングガスにHeを添加することによ
り、エッチング部分の断面形状を垂直にし、エッチング
部分の底部を平坦にすることができる。CHF3 とHe
の流量比は特に限定されず、どちらの流量が高くてもよ
い。レジストの種類や厚さ、あるいはエッチング部分の
深さ等を考慮して、CHF3 とHeの流量比を適宜決定
する。
【0056】ここで、フッ素系ガスとしてCHF3 を用
いるかわりに、CF4 やSF6 等の他のフッ素系ガスを
用いることもできる。また、不活性ガスとしてHeを用
いるかわりに、Ar、Xe、N2 等を用いることもでき
る。また、これらの不活性ガス以外に、O2 等を添加す
ることもできる。その後、レジスト7を除去することに
より、図1(a)に示す片堀り込み型のレベンソン型位
相シフトマスク1が得られる。
【0057】上記のレベンソン型位相シフトマスク1の
エッチング部分(位相シフタ4)の形状を走査電子顕微
鏡(SEM)、原子間力顕微鏡(AFM)および断面S
EM等を使用して調べた結果、位相シフタ4部分と遮光
膜3部分との境界部分で、位相シフタ4の側壁が基材2
に対してほぼ垂直となっていることが確認された。
【0058】また、位相シフタ4部分の掘り込み量が均
一となり、マスク面内の位相差均一性が改善された。例
えば、マスク面内の4つのコーナー部分と、中心部の5
点でAFMにより段差部分を調べた結果、本実施形態の
マスクの製造方法によれば、位相差均一性が2倍近く向
上することが確認された。
【0059】さらに、上記のレベンソン型位相シフトマ
スク1について、光強度シミュレーション顕微鏡を用い
て透過光の光強度分布を測定した。光強度シミュレーシ
ョン顕微鏡は、マスクに紫外光を照射する光源と、マス
クを透過した光を検出するCCD(charge coupled dev
ice)を含む。
【0060】レベンソン型位相シフトマスク1を用いて
フォトリソグラフィを行う場合、図3(a)に示すよう
に、基材2側から光が照射される。図3(b)はレベン
ソン型位相シフトマスク1を透過する光の振幅分布を模
式的に示す。図3(c)は露光されるレジスト膜面上の
光の振幅分布を模式的に示す。図3(d)はレジスト膜
面上の光の強度分布を模式的に示す。
【0061】図3(c)に示すように、位相シフタ4以
外の光透過部(非シフタ部分)を透過する光と、位相シ
フタ4部分を透過する光が重なり合う部分では、光強度
が互いに打ち消される。これにより、図3(d)に示す
ように、2つの光強度ピークが分離される。線幅のばら
つきを低減するためには、2つのピークが同じ高さであ
ることが望ましい。
【0062】図3(e)は、Heを添加せずにCHF3
単独でエッチングを行った場合のエッチング断面を模式
的に示す。図3(f)は、図3(e)に対応する光強度
シミュレーション顕微鏡の測定結果を示す。エッチング
断面がテーパ状となっている場合、導波管効果の影響を
受け、ピーク強度が均一とならない。
【0063】図3(g)はCHF3 にHeを添加してエ
ッチングを行った場合のエッチング断面を模式的に示
す。図3(h)は図3(g)に対応する光強度シミュレ
ーション顕微鏡の測定結果を示す。エッチング断面が垂
直な場合、導波管効果の影響が低減され、2つのピーク
の光強度がほぼ等しくなる。したがって、透過光の光強
度をマスク面内で均一とし、パターンを高解像度で転写
することが可能となる。
【0064】(実施形態2)図4(a)は本実施形態の
位相シフトマスクの製造方法により製造される両堀り込
み型のレベンソン型位相シフトマスク11の断面図であ
る。図4(a)に示すように、レベンソン型位相シフト
マスク11の基材2上に、局所的に遮光膜3が形成され
ている。
【0065】遮光膜3が形成されていない部分(光透過
部)の一部は、基材2の表面が相対的に浅く堀り込ま
れ、位相シフタ4aが形成されている。それ以外の光透
過部には、基材2の表面が相対的に深く堀り込まれた位
相シフタ4bが形成されている。これにより、光透過部
のうち位相シフタ4a部分を透過する光の位相と、位相
シフタ4b部分を透過する光の位相とが反転する。
【0066】基材2には石英ガラスが用いられ、遮光膜
3には例えばクロムが用いられる。図4(a)に示すレ
ベンソン型位相シフトマスク11は、位相シフタ4a部
分と遮光膜3部分との境界部分、あるいは位相シフタ4
b部分と遮光膜3との境界部分で、位相シフタ4aまた
は4bの壁面が基材表面に対して垂直となるように加工
されている。これにより、導波管効果の影響が抑制され
ている。さらに、位相シフタ4a、4bの表面は基材表
面にほぼ平行に平坦に加工されている。
【0067】また、位相シフタ4a、4bは、それぞれ
高精度に制御された所望の深さda、db で形成されて
いる。これにより、所望の位相差を得ることが可能とな
っている。例えば、光源としてKrFレーザを用いるフ
ォトリソグラフィに、レベンソン型位相シフトマスク1
1を使用する場合、位相シフタ4aの深さda を310
nm、位相シフタ4bの深さdb を554nm、両者の
差を244nmとすることにより、位相差を180°と
することができる。
【0068】次に、本実施形態のマスクの製造方法につ
いて説明する。本実施形態のマスクの製造方法は、図1
(b)〜図1(d)に示す工程が実施形態1と共通す
る。したがって、図1(d)に示すように、遮光膜3を
形成した後の工程から説明する。まず、図4(b)に示
すように、レジスト5をマスクとして、基材2に位相シ
フタ4aを形成するためのエッチングを行う。
【0069】このとき、位相シフタ4b形成領域(4
b)の基材2は、位相シフタ4a形成領域の基材2と同
じ深さまでエッチングされる。このエッチングには不活
性ガスであるHeをCHF3 に添加した混合ガスを用
い、エッチング深さが位相シフタ4aの所望の深さda
となるまでエッチングを行う。
【0070】エッチングガスにHeを添加することによ
り、エッチング部分の断面形状を垂直にし、エッチング
部分の底部を平坦にすることができる。CHF3 とHe
の流量比は特に限定されず、どちらの流量が高くてもよ
い。レジストの種類や厚さ、あるいはエッチング部分の
深さ等を考慮して、CHF3 とHeの流量比を適宜決定
する。その後、図4(c)に示すように、レジスト5を
除去する。
【0071】次に、図5(d)に示すように、レジスト
9aを塗布し、その上層に帯電防止膜8を塗布する。レ
ジスト9aとしては電子線レジストを用いる。次に、図
5(e)に示すように、電子線リソグラフィ工程により
レジスト9aに露光および現像を行い、位相シフタ4b
のパターン(図4(a)参照)でレジスト9を形成す
る。
【0072】続いて、図5(f)に示すように、レジス
ト9をマスクとして、基材2に位相シフタ4bを形成す
るためのエッチングを行う。このエッチングには不活性
ガスであるHeをCHF3 に添加した混合ガスを用い、
エッチング深さが位相シフタ4bの所望の深さdb とな
るまでエッチングを行う。
【0073】エッチングガスにHeを添加することによ
り、エッチング部分の断面形状を垂直にし、エッチング
部分の底部を平坦にすることができる。CHF3 とHe
の流量比は特に限定されず、どちらの流量が高くてもよ
い。レジストの種類や厚さ、あるいはエッチング部分の
深さ等を考慮して、CHF3 とHeの流量比を適宜決定
する。その後、レジスト9を除去することにより、図4
(a)に示す両堀り込み型のレベンソン型位相シフトマ
スク11が得られる。
【0074】上記の本実施形態のマスクの製造方法によ
れば、位相シフタ4a部分と遮光膜3部分との境界部
分、あるいは位相シフタ4bと遮光膜3部分との境界部
分で、位相シフタ4aまたは4bの側壁を基材2に対し
てほぼ垂直に加工することが可能となる。また、位相シ
フタ4a、4b部分を基材2の表面に平行に、平坦に加
工することが可能となる。したがって、レベンソン型位
相シフトマスク11において導波管効果の影響が低減さ
れる。
【0075】上記の本実施形態の位相シフトマスクの製
造方法により製造された位相シフトマスクについて、実
施形態1と同様にSEM、AFM、断面SEMおよび光
強度シミュレーション顕微鏡等を用いて調べた結果、実
施形態1の位相シフトマスク1と同様に、マスク面内の
位相差均一性や光強度の面内均一性が改善されているこ
とが確認された。
【0076】(実施形態3)図6(a)は本実施形態の
位相シフトマスクの製造方法により製造されるバイナリ
マスク16の断面図である。図6(a)に示すように、
バイナリマスク16の基材2上に、局所的に遮光膜3が
形成されている。遮光膜3以外の部分は一様に光透過部
となっている。
【0077】次に、本実施形態のマスクの製造方法につ
いて説明する。まず、図6(b)に示すように、石英ガ
ラスからなる基材2上にクロム膜3aを形成し、その上
層にレジスト5aを塗布する。レジスト5aとしては電
子線レジストを用いる。これにより、レジスト付きブラ
ンクス6が形成される。
【0078】次に、図6(c)に示すように、電子線リ
ソグラフィ工程によりレジスト5aに露光および現像を
行い、所定のパターンを有するレジスト5を形成する。
次に、図6(d)に示すように、レジスト5をマスクと
してクロム膜3aに反応性イオンエッチング(RIE;
reactive ion etching)を行い、遮光膜3を形成する。
【0079】このエッチングにはCl2 とO2 の混合ガ
スに、不活性ガスであるHeを添加したエッチングガス
を用いる。Cl2 またはO2 とHeとの流量比は特に限
定されず、レジストの種類や厚さ、あるいはクロム膜3
aの厚さ等を考慮して、適宜決定する。遮光膜3を形成
後、電子線レジスト5を除去することにより、図6
(a)に示すバイナリマスク16が得られる。
【0080】上記の本実施形態のマスクの製造方法によ
れば、クロム膜3a用のエッチングガスにHeを添加す
ることにより、エッチング部分の断面形状を改善し、C
D均一性を向上させることができる。例えば、マスク面
内110mm角でのCD均一性は、Heを添加しない場
合にはRange/2=0.020μmであるのに対
し、Heを添加した場合、Range/2=0.014
μmと改善された。
【0081】(実施形態4)図7(a)は本実施形態の
位相シフトマスクの製造方法により製造されるハーフト
ーン型位相シフトマスク21の断面図である。図7
(a)に示すように、ハーフトーン型位相シフトマスク
21の基材2上に、局所的に遮光膜22が形成されてい
る。遮光膜22以外の部分は一様に光透過部となってい
る。
【0082】ハーフトーン型位相シフトマスク21は、
遮光膜22が一部光を透過させる。遮光膜22部分を透
過する光の位相と、遮光膜22以外の部分(光透過部)
を透過する光の位相は反転する。これを利用して、遮光
部と光透過部の境界部で光強度を低下させる。
【0083】次に、本実施形態のマスクの製造方法につ
いて説明する。まず、図7(b)に示すように、石英ガ
ラスからなる基材2上に例えばクロム酸化窒化膜(Cr
ON膜)22aを形成し、その上層にレジスト5aを塗
布する。レジスト5aとしては電子線レジストを用い
る。これにより、レジスト付きブランクス23が形成さ
れる。
【0084】CrON膜22aを形成するかわりに、例
えばMoSiONのようなモリブデン−シリコン系材
料、WSiONのようなタングステン−シリコン系材
料、SiNのようなシリコン系材料からなる層を形成し
てもよい。CrON膜22aまたは上記のような各種材
料からなる層の光透過率は例えば数%〜10%程度とす
る。
【0085】次に、図7(c)に示すように、電子線リ
ソグラフィ工程によりレジスト5aに露光および現像を
行い、所定のパターンを有するレジスト5を形成する。
次に、図7(d)に示すように、レジスト5をマスクと
してCrON膜22aにRIEを行い、遮光膜22を形
成する。
【0086】このエッチングにはCl2 とO2 の混合ガ
スに、不活性ガスであるHeを添加したエッチングガス
を用いる。Cl2 またはO2 とHeとの流量比は特に限
定されず、レジストの種類や厚さ、あるいはCrON膜
22aの厚さ等を考慮して、適宜決定する。
【0087】遮光膜22を形成後、レジスト5を除去す
ることにより、図7(a)に示すハーフトーン型位相シ
フトマスク21が得られる。上記の本実施形態のマスク
の製造方法によれば、CrON膜22a用のエッチング
ガスにHeを添加することにより、エッチング部分の断
面形状を改善し、CD均一性を向上させることができ
る。
【0088】例えば、Cl2 ガス流量を70sccm、
2 ガス流量を10sccm、Heガス流量を10sc
cmとし、真空度を120mTorr(≒16Pa)、
電極間隔を100mmとしてエッチングを行ったとき、
マスク面内110mm角でのCD均一性は、Range
/2=0.014μmであった。一方、Heを添加しな
い場合のCD均一性はRange/2=0.020μm
であり、Heを添加することによりCD均一性は改善さ
れた。
【0089】本発明のマスクの製造方法の実施形態は、
上記の説明に限定されない。例えば、遮光膜の材料はク
ロム系材料に限定されず、例えばモリブデン系材料やタ
ングステン系材料、あるいはジルコニウム系材料に変更
することもできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で、種々の変更が可能である。
【0090】
【発明の効果】本発明のマスクの製造方法によれば、マ
スクのエッチング部の形状やマスクのCD均一性を改善
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施形態1に係るマスク
の製造方法により製造される片掘り込み型のレベンソン
型位相シフトマスクの断面図であり、図1(b)〜
(d)は本発明の実施形態1に係るマスクの製造方法の
製造工程を示す断面図である。
【図2】図2(e)〜(h)は本発明の実施形態1に係
るマスクの製造方法の製造工程を示す断面図であり、図
1(d)に続く工程を示す。
【図3】図3(a)〜(d)はレベンソン型位相シフト
マスクの原理を説明する図であり、図3(e)はHeを
添加しない場合の位相シフタ部分の断面図であり、図3
(f)は図3(e)に対応する光強度シミュレーション
顕微鏡の測定結果を示し、図3(g)はHeを添加した
場合の位相シフタ部分の断面図であり、図3(h)は図
3(g)に対応する光強度シミュレーション顕微鏡の測
定結果を示す。
【図4】図4(a)は本発明の実施形態2に係るマスク
の製造方法により製造される両掘り込み型のレベンソン
型位相シフトマスクの断面図であり、図4(b)および
(c)は本発明の実施形態2に係るマスクの製造方法の
製造工程を示す断面図である。
【図5】図5(d)〜(f)は本発明の実施形態2に係
るマスクの製造方法の製造工程を示す断面図であり、図
4(c)に続く工程を示す。
【図6】図6(a)は本発明の実施形態3に係るマスク
の製造方法により製造されるバイナリマスクの断面図で
あり、図6(b)〜(d)は本発明の実施形態3に係る
マスクの製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図7】図7(a)は本発明の実施形態4に係るマスク
の製造方法により製造されるハーフトーン型位相シフト
マスクの断面図であり、図7(b)〜(d)は本発明の
実施形態4に係るマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図である。
【図8】図8(a)〜(d)はバイナリマスクの従来の
製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図9】図9(a)〜(d)はハーフトーン型位相シフ
トマスクの従来の製造方法の製造工程を示す断面図であ
る。
【図10】図10(a)〜(d)は片掘り込み型または
両掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクの従来の
製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図11】図11(e)〜(h)は片掘り込み型のレベ
ンソン型位相シフトマスクの従来の製造方法の製造工程
を示す断面図であり、図10(d)に続く工程を示す。
【図12】図12(a)〜(c)は両掘り込み型のレベ
ンソン型位相シフトマスクの従来の製造方法の製造工程
を示す断面図であり、図10(c)に続く工程を示す。
【図13】図13(d)〜(f)は両掘り込み型のレベ
ンソン型位相シフトマスクの従来の製造方法の製造工程
を示す断面図であり、図12(c)に続く工程を示す。
【符号の説明】
1、11、45、50…レベンソン型位相シフトマス
ク、2、31…基材、3、22、32、36…遮光膜、
3a、32a…クロム膜、4、4a、4b、43、43
a、43b…位相シフタ、5、5a、7、7a、9、9
a、33、33a、41、41a、46、46a…レジ
スト、6、23、34、37…レジスト付きブランク
ス、8、42…帯電防止膜、16、35…バイナリマス
ク、21、40…ハーフトーン型位相シフトマスク、2
2a、36a…CrON膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H095 BB03 BB16 BC24 5F004 AA09 DA01 DA04 DA16 DA18 DA22 DA23 DA25 DA26 DB08 EB07

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性の基材上の一部に遮光膜を形成
    し、前記基材に光透過部と遮光部とを設ける工程と、 前記光透過部上の一部および前記遮光部上にレジストを
    形成する工程と、 前記レジストをマスクとし、フッ素系ガスと不活性ガス
    を含有するエッチングガスを用いてエッチングを行い、
    位相シフタを形成する工程であって、前記位相シフタ部
    分を透過する光の位相と、前記位相シフタ以外の部分の
    前記光透過部を透過する光の位相とが反転するような所
    定の深さまで前記エッチングを行う工程と、 前記レジストを除去する工程とを有するマスクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記不活性ガスはHe、Ar、Xeおよび
    2 のうちの少なくとも1種を含む請求項1記載のマス
    クの製造方法。
  3. 【請求項3】前記フッ素系ガスはCHF3 、CF4 およ
    びSF6 のうちの少なくとも1種を含む請求項1記載の
    マスクの製造方法。
  4. 【請求項4】前記エッチングを行う工程において、前記
    フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量比を調節すること
    により、前記位相シフタ端部のエッチング断面および前
    記位相シフタ表面の形状を制御する請求項1記載のマス
    クの製造方法。
  5. 【請求項5】前記遮光膜を形成する工程は、前記基材上
    に遮光材料層を形成する工程と、 前記遮光材料層上に、前記遮光部のパターンを有する第
    2のレジストを形成する工程と、 前記第2のレジストをマスクとして前記遮光材料層にエ
    ッチングを行い、前記遮光膜を形成する工程と、 前記第2のレジストを除去する工程とを含む請求項1記
    載のマスクの製造方法。
  6. 【請求項6】前記光透過部上の一部および前記遮光部上
    に前記レジストを形成する工程は、前記光透過部上およ
    び前記遮光部上にレジスト材料を塗布し、レジスト材料
    層を形成する工程と、 前記レジスト材料層上に帯電防止膜を形成する工程と、 前記レジスト材料層に前記帯電防止膜を介して露光およ
    び現像を行い、前記レジストを形成する工程とを含む請
    求項1記載のマスクの製造方法。
  7. 【請求項7】前記遮光膜はクロム系材料、モリブデン系
    材料、タングステン系材料またはジルコニウム系材料を
    含む請求項1記載のマスクの製造方法。
  8. 【請求項8】光透過性の基材上に遮光材料層を形成する
    工程と、 前記遮光材料層上の一部に第1のレジストを形成する工
    程と、 前記第1のレジストをマスクとして前記遮光材料層にエ
    ッチングを行い、前記基材上の一部に遮光膜を形成し、
    前記基材に光透過部と遮光部とを設ける工程と、 前記第1のレジストをマスクとし、フッ素系ガスと不活
    性ガスを含有する第1のエッチングガスを用いて、前記
    光透過部に第1のエッチングを行い、第1の深さを有す
    る第1の位相シフタを形成する工程と、 前記第1のレジストを除去する工程と、 前記第1の位相シフタ上の一部および前記遮光部上に第
    2のレジストを形成する工程と、 前記第2のレジストをマスクとし、フッ素系ガスと不活
    性ガスを含有する第2のエッチングガスを用いて第2の
    エッチングを行い、第2の位相シフタを形成する工程で
    あって、前記第1の位相シフタ部分を透過する光の位相
    と、前記第2の位相シフタ部分を透過する光の位相とが
    反転するような第2の深さまで前記第2のエッチングを
    行う工程と、 前記第2のレジストを除去する工程とを有するマスクの
    製造方法。
  9. 【請求項9】前記不活性ガスはHe、Ar、Xeおよび
    2 のうちの少なくとも1種を含む請求項8記載のマス
    クの製造方法。
  10. 【請求項10】前記フッ素系ガスはCHF3 、CF4
    よびSF6 のうちの少なくとも1種を含む請求項8記載
    のマスクの製造方法。
  11. 【請求項11】前記第1のエッチングを行う工程におい
    て、前記フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量比を調節
    することにより、前記第1の位相シフタ端部のエッチン
    グ断面および前記第1の位相シフタ表面の形状を制御す
    る請求項8記載のマスクの製造方法。
  12. 【請求項12】前記第2のエッチングを行う工程におい
    て、前記フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量比を調節
    することにより、前記第2の位相シフタ端部のエッチン
    グ断面および前記第2の位相シフタ表面の形状を制御す
    る請求項8記載のマスクの製造方法。
  13. 【請求項13】前記第1のエッチングガスと前記第2の
    エッチングガスは同じ組成である請求項8記載のマスク
    の製造方法。
  14. 【請求項14】前記第1の位相シフタ上の一部および前
    記遮光部上に前記第2のレジストを形成する工程は、前
    記第1の位相シフタ上および前記遮光部上にレジスト材
    料を塗布し、レジスト材料層を形成する工程と、 前記レジスト材料層上に帯電防止膜を形成する工程と、 前記レジスト材料層に前記帯電防止膜を介して露光およ
    び現像を行い、前記第2のレジストを形成する工程とを
    含む請求項8記載のマスクの製造方法。
  15. 【請求項15】前記遮光膜はクロム系材料、モリブデン
    系材料、タングステン系材料またはジルコニウム系材料
    を含む請求項8記載のマスクの製造方法。
  16. 【請求項16】光透過性の基材上に遮光材料層を形成す
    る工程と、 前記遮光材料層上の一部にレジストを形成する工程と、 前記レジストをマスクとし、ハロゲン系ガスと不活性ガ
    スを含有するエッチングガスを用いて前記遮光材料層に
    エッチングを行い、前記基材上の一部に遮光膜を形成す
    る工程と、 前記レジストを除去する工程とを有するマスクの製造方
    法。
  17. 【請求項17】前記不活性ガスはHe、Ar、Xeおよ
    びN2 のうちの少なくとも1種を含む請求項16記載の
    マスクの製造方法。
  18. 【請求項18】前記ハロゲン系ガスはCHF3 、CF
    4 、SF6 およびCl2 のうちの少なくとも1種を含む
    請求項16記載のマスクの製造方法。
  19. 【請求項19】前記エッチングを行う工程において、前
    記フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量比を調節するこ
    とにより、前記遮光膜端部のエッチング断面形状および
    前記遮光膜の線幅のばらつきを制御する請求項16記載
    のマスクの製造方法。
  20. 【請求項20】前記遮光膜はクロム系材料、モリブデン
    系材料、タングステン系材料またはジルコニウム系材料
    を含む請求項16記載のマスクの製造方法。
  21. 【請求項21】光透過性の基材上に、所定の透過率で光
    を透過させる半遮光材料層を形成する工程であって、前
    記基材のみを透過する光の位相と、前記基材および前記
    半遮光材料層を透過する光の位相とが反転するような所
    定の厚さの前記半遮光材料層を形成する工程と、 前記半遮光材料層上の一部にレジストを形成する工程
    と、 前記レジストをマスクとし、ハロゲン系ガスと不活性ガ
    スを含有するエッチングガスを用いて前記半遮光材料層
    にエッチングを行い、前記基材上の一部に半遮光膜を形
    成する工程と、 前記レジストを除去する工程とを有するマスクの製造方
    法。
  22. 【請求項22】前記不活性ガスはHe、Ar、Xeおよ
    びN2 のうちの少なくとも1種を含む請求項21記載の
    マスクの製造方法。
  23. 【請求項23】前記ハロゲン系ガスはCHF3 、CF
    4 、SF6 およびCl2 のうちの少なくとも1種を含む
    請求項21記載のマスクの製造方法。
  24. 【請求項24】前記エッチングを行う工程において、前
    記フッ素系ガスと前記不活性ガスの流量比を調節するこ
    とにより、前記半遮光膜端部のエッチング断面形状およ
    び前記半遮光膜の線幅のばらつきを制御する請求項21
    記載のマスクの製造方法。
  25. 【請求項25】前記半遮光膜はクロム系材料、モリブデ
    ン系材料、タングステン系材料またはシリコン系材料を
    含む請求項21記載のマスクの製造方法。
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