JP2002302924A - 組立式護岸構造体 - Google Patents

組立式護岸構造体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】単純明瞭な構造でありながら力学的に安定した
充分な設計強度を有し、護岸後面の土圧に充分に耐え、
波浪の回折及び波圧を減少できるようにすると共に親水
空間としての役割まで兼備するものを提供することにあ
る。 【解決手段】沿岸等の所望の箇所に構築する基礎壇(3)
と、基礎壇(3)に立設する支持体(17)と、支持体(17)に
弾性材(12)を介し傾斜させて支持させる前面壁体(W)
と、支持体(17)と前面壁体(W)との間に形成される留水
池(15)と、支持体(17)と留水池(15)及び前面壁体(W)の
上部を覆うカバー(16)とを少なくとも備え、前面壁体
(W)は、外面に凹面部(6)と凸面部(5)を形成するととも
に凹面部(6)に留水池(15)に通じる通水孔(7)を形成した
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、護岸の構築構造体に関
し、特に海岸の保護、又は後面敷地を造成する為、又は
海岸の土砂崩壊及び流失を防止する為の施設物である組
立式護岸構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した海岸の土砂崩壊及び流失
を防止等の為の施設物として、捨石を利用した石築式護
岸や、大型コンクリート成型ブロックで均一に積置した
護岸等が、数多く構築されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように従来の石築式護岸では、波浪がひどい地域の場
合、構造自体が不安定で護岸としての安定性に劣り、護
岸の崩壊及び流失といった脆弱点があるとともに、護岸
周辺の景観と調和するための水に親しむ空間(親水空
間)としての考慮が全くなかった。
【0004】また、大型コンクリート成型ブロック(blo
ck)で構築した護岸では、構築する時に多量の大型コン
クリート成型ブロックを設置するが、その時、後面の土
圧によって大型コンクリート成型ブロックが崩壊される
恐れがあるのが実情であった。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みて開発さ
れたものであり、その目的とするところは、石築式護岸
や大型コンクリート成型ブロックによる護岸の欠点を解
決し、より単純明瞭な構造でありながら力学的に安定し
た充分な設計強度を有し、護岸後面の土圧に充分に耐
え、波浪の回折及び波圧を減少できるようにすると共に
親水空間としての役割まで兼備できる組立式護岸構造体
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を有
効に達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、請求項1に記載の本発明の組立式護岸構造体は、
沿岸等の所望の箇所に構築する基礎壇(3)と、この基礎
壇(3)に立設する支持体(17)と、この支持体(17)に所定
間隔を以って弾性材(12)を介し傾斜させて支持させる前
面壁体(W)と、支持体(17)と前面壁体(W)との間に形成さ
れる空間である留水池(15)と、支持体(17)と留水池(15)
及び前面壁体(W)の上部を覆うカバー(16)とを少なくと
も備え、前面壁体(W)は、外面に凹面部(6)と凸面部(5)
を形成するとともに凹面部(6)に留水池(15)に通じる通
水孔(7)を形成した構成である。
【0007】請求項2に記載の本発明の組立式護岸構造
体は、コンクリート成型ブロックを積置してなる組立式
護岸(1)において、捨石(2)を平面的に布設して基礎壇
(3)を形成し、この基礎壇(3)の上面に下端壁(4)が設け
られ、その一側端には下端壁(4)より高くて、傾斜度を
有する止め顎(4e)が突出されるように形成し、この下端
壁(4)のおよそ中央部には隔壁(4a)を垂直に立てられ、
上記の隔壁(4a)の反海水方向には外側面が傾斜度を有す
る後面部壁(4b)を連設し、この隔壁(4a)の前方にはこの
隔壁(4a)から相互一定な距離をおいて一側面に同一角度
の傾斜度を有し、旦つ隔壁(4a)より少し小さい高さの前
面部壁(4c)(4d)が各々連設されて留水池(15)を形成され
るようにし、この前面部壁(4c)(4d)の上端は前面壁体
(W)を支持するブロック(11)がコンクリート現場打設で
作られるようにし、その一側方に前面壁体(W)が波浪か
らの衝撃などの外力を吸収し最小化する為に、その一側
方に同じ高さの伸縮ゴム板(12)が連設できるようにし、
前面部壁(4c)(4d)と一定な距離だけに離隔して前面部壁
(4c)(4d)と同じ傾斜度を有する前面壁体(W)を構成し、
この前面壁体(W)の外海側壁体〈8〉には水平方肉に多数
段の水平凹面部(6)と凸面部(5)が形成されるようにし、
各凹面部(6)には多数個の一定な直径の海水通水孔(7)を
穿設して一定な距離をおき、左右側に凸面部(5)と同じ
高さの左右側壁(9)(10)を形成し、このように構成され
た前面壁体(W)は上記支持ブロック(13)の上端におかれ
るようになり、前両壁体(W)と止め顎(4e)の間に固定ブ
ロック(14)を据置して、前面壁体(W)の上端一側面が伸
縮ゴム板(12)に付着されるようにし、最上端部にカバー
コンクリート(16)を据置固定してなる構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図に基づいて説明する。図1は本発明で実施される組
立式護岸構造体を示す一部断面の説明図であり、図2は
本発明で実施される組立式護岸構造体の横断面図であ
る。
【0009】上記の図に示すように、(1)は本発明の実
施の形態の一例である組立式護岸構造体であって、この
組立式護岸構造体(1)は、沿岸等の所望の箇所に構築す
る基礎壇(3)と、この基礎壇(3)に立設する支持体(17)
と、この支持体(17)に所定間隔を以って弾性材(12)を介
し傾斜させて支持させる前面壁体(W)と、支持体(17)と
前面壁体(W)との間に形成される空間である留水池(水
を留める空間部)(15)と、支持体(17)と留水池(15)及び
前面壁体(W)の上部を覆うカバー(16)とを少なくとも備
えている。
【0010】図示の組立式護岸構造体1は、多数の捨石
(2)によって形成した基礎壇(3)と、この基礎壇(3)の上
に設けた下端壁(4)と、下端壁(4)の一側端部に設けた止
め顎(4e)と、下端壁(4)の前後方向の略中央部又は中央
部に設けた隔壁(4a)と、隔壁(4a)の後側に隔壁(4a)を支
持するように設けた後面部壁(4b)と、上記止め顎(4e)側
である前面を傾斜させて裾広がりに形成するとともに隔
壁(4a)より低く形成し、上記隔壁(4a)の前側に隔壁(4a)
の長手方向に所定間隔を以って設けた前面部壁(4c)(4d)
と、外面側に水平凹面部(6)と水平凸面部(5)とを交互に
連続して有するとともに各水平凹面部(6)に複数の通水
孔(7)を有し、上記前面部壁(4c)(4d)と一定距離を隔て
て前面部壁(4c)(4d)の傾斜面に沿って設けた前面壁体
(W)と、前面部壁(4c)(4d)の上端に設けて前面壁体(W)を
支持するブロック(11)と、前面壁体(W)とブロック(11)
との間に設けた波浪による衝撃等の外力を吸収する伸縮
ゴム板基礎壇(3)と、前面壁体(W)と隔壁(4a)との間の空
間に設けた留水池(15)と、前面壁体(W)の両側に設けた
側壁(9)(10)と、上記前面壁体(W) とブロック(11)と隔
壁(4a)及び後面部壁(4b)の各上端を覆うカバーコンクリ
ート(11)とを少なくとも備えた構成からなる。
【0011】より具体的に図示の組立式護岸構造体を詳
述すると、先ず構築する箇所に多数の捨石(2)を一定範
囲内の厚みで上面を平面的になるように設けて基礎壇
(3)を形成する。この基礎壇(3)の上面には下端壁(4)を
設ける。下端壁(4)の一側端部には、下端壁(4)より少し
高くて海側の面を傾斜させた止め顎(ストッパー)(4e)
が上方に突出するようにして設けてある。止め顎(4e)の
海側と反対の面は下端壁(4)から垂直に形成されてい
る。また、止め顎(4e)の上面は平らに形成してある。
【0012】下端壁(4)の前後方向(海側と反海側の方
向)のおよそ中央部には、止め顎(4e)と平行に隔壁(4a)
が垂直に設けてある。隔壁(4a)の反海側である後側に
は、外側面(反海側)を海側に適宜の傾斜角度(例えば
65°等)で傾斜形成した後面部壁(4b)が設けてある。
後面部壁(4b)は隔壁(4a)を支持する。
【0013】上記の下端壁(4)と止め顎(4e)と隔壁(4a)
及び後面部壁(4b)は、コンクリート等によって一体的に
形成されている。なお、これらをそれぞれ別体として形
成し、支持体(17)としてそれぞれを強固に連結してもよ
い。
【0014】上記隔壁(4a)の前側(海側)には、止め顎(4
e)側である前面を傾斜させて裾広がりに形成するととも
に隔壁(4a)より少し低く形成した前面部壁(4c)(4d)が、
隔壁(4a)の前側(海側)に隔壁(4a)の長手方向に所定間隔
を以って設けてある。
【0015】この前面部壁(4c)(4d)の上端には、後述す
る前面壁体(W)を支持するブロック(11)がコンクリート
現場打設で作られる。ブロック(11)の一側方である海側
には、伸縮ゴム板(12)が連設され、波浪からの衝撃など
の外力を吸収して最小化する。
【0016】前面壁体(W)は、伸縮ゴム板(12)を介して
上記ブロック(11)で支持される。この前面壁体(W)は、
前面部壁(4c)(4d)と同じ傾斜度を有し、外海側壁(8)の
面には水平方向に多数段の水平凹面部(6)と凸面部(5)が
形成され、各凹面部(6)には多数個の一定な直径の海水
通水孔(7)が穿設されていて、さらに一定距離をおき左
右側に凸面部(5)と同じ高さの左右側壁(9)(10)が形成さ
れる。
【0017】このように構成された前面壁体(W)は、止
め顎(4e)側の下端壁(4)の上に設けた上面平坦な支持ブ
ロック(13)の上に置かれる。前面壁体(W)と止め顎(4e)
の間には、固定ブロック(14)を据置して前面壁体(W)が
滑るのを防止するようにする。
【0018】前面壁体(W)の上端の一側面が伸縮ゴム板
(12)に附着されるようにし、最上端部にカバーコンクリ
ート(16)を据置固定して前面壁体(W) とブロック(11)と
隔壁(4a)及び後面部壁(4b)の各上端を覆う。そして隔壁
(4a)と後面部壁(4b)の間は、捨石(2)を充填して陸地と
連結する。
【0019】上述のような構成からなる本発明の組立式
護岸構造体1は、図示のように海岸線に沿って構築する
ことにより、外海側Sから寄せる波浪は、前面壁体(W)の
水平で多数段に連続形成されてある凹面部(6)と凸面部
(5)にぶつかって反射、回折されて波力を弱化させると
同時に、各凹面部(6)に穿設された多数個の海水通水孔
(7)を通じて、一部の波浪が留水池(15)に進入しながら
波力を消尽させ、更にこの時発生する衝撃を伸縮ゴム板
(12)によって吸収することにより、前面壁体(W)の破損
を最大限に防ぐことができる。
【0020】また、前面壁体(W)は、後方の隔壁(4a)及
び前面部壁(4b)(4c)(4d)から分離されているので、周辺
環境と外海からくる波浪の規模によって自由に海側の凹
凸模様を図示以外の凹凸模様に変更して選択することが
でき、消波機能ばかりでなく見る人に美感を感じさせる
ことができる。さらに前面壁体(W)は、水に親しむ空間
としての効果も得ることができ、また、後側に消波の役
割をする前面壁体(W)とは別途に隔壁(4a)と各前面部壁
(4c)(4d)、 前面部壁(4b)で壁体を構成しているので、
土圧から組立式護岸構造体1を保護することが可能であ
り、堅固で安定性のある護岸を提供できるようになる。
【0021】なお、支持体(17)は、前面壁体(W)との間
に留水池(15)を形成できるようにして上記前面壁体(W)
を支持できれば、図示の例に限らず如何なる形状、構造
のものであってもよい。また、弾性材(12)は波浪等によ
って前面壁体(W)に受ける外力による圧力を減少できれ
ばゴム材に限らず他の材質の部材であってもよい。
【0022】
【発明の効果】上記した説明でも明らかなように本発明
の組立式護岸構造体では、外海の沿岸等の所望の箇所に
構築することにより、外海から打ち寄せる波浪は前面壁
体の凹面部及び凸面部にぶつかれて反射、回折されて波
力を弱化させるとともに、凹面部の通水孔から波浪の一
部が留水池に進入して波力を消尽させ、更に弾性材によ
って波浪による衝撃も吸収されるため前面壁体の破損を
防止できる。
【0023】また、単純明瞭な構造でありながら力学的
に安定した充分な設計強度を有し、護岸後面の土圧に充
分に耐えうる。
【0024】また、前面壁体は隔壁と前面部壁及び後面
部壁から分離されているので、前面壁体周辺環境と外海
から来る波浪の規模によって、凹面部と凸面部及び通水
孔を形成した他の外面形状の前面壁体を自由に選択して
構築することにより、消波機能ばかりでなく見る人に美
感を感じさせることができると共に親水空間としての効
果も得ることができ、この親水空間としての役割まで兼
備できる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で実施される組立式護岸構造体を示す一
部断面の説明図である。
【図2】本発明で実施される組立式護岸構造体の横断面
図である。
【符号の説明】
W 前面壁体 1 組立式護岸構造体 2 捨石 3 基礎壇 4 下端壁 4a 隔壁 4b 後面部壁 4c,4d 前面部壁 4e 止め顎 5 凸面部 6 凹面部 7 通水孔 8 外海側壁 9,10 左右側壁 11 ブロック(b1ock) 12 伸縮ゴム板 13 支持ブロック 14 固定ブロック 15 留水池 16 カバーコンクリート 17 支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】沿岸等の所望の箇所に構築する基礎壇(3)
    と、この基礎壇(3)に立設する支持体(17)と、この支持
    体(17)に所定間隔を以って弾性材(12)を介し傾斜させて
    支持させる前面壁体(W)と、支持体(17)と前面壁体(W)と
    の間に形成される空間である留水池(15)と、支持体(17)
    と留水池(15)及び前面壁体(W)の上部を覆うカバー(16)
    とを少なくとも備え、前面壁体(W)は、外面に凹面部(6)
    と凸面部(5)を形成するとともに凹面部(6)に留水池(15)
    に通じる通水孔(7)を形成した構成である組立式護岸構
    造体。
  2. 【請求項2】コンクリート成型ブロックを積置してなる
    組立式護岸(1)において、捨石(2)を平面的に布設して基
    礎壇(3)を形成し、この基礎壇(3)の上面に下端壁(4)が
    設けられ、その一側端には下端壁(4)より高くて、傾斜
    度を有する止め顎(4e)が突出されるように形成し、この
    下端壁(4)のおよそ中央部には隔壁(4a)を垂直に立てら
    れ、上記の隔壁(4a)の反海水方向には外側面が傾斜度を
    有する後面部壁(4b)を連設し、この隔壁(4a)の前方には
    この隔壁(4a)から相互一定な距離をおいて一側面に同一
    角度の傾斜度を有し、旦つ隔壁(4a)より少し小さい高さ
    の前面部壁(4c)(4d)が各々連設されて留水池(15)を形成
    されるようにし、この前面部壁(4c)(4d)の上端は前面壁
    体(W)を支持するブロック(11)がコンクリート現場打設
    で作られるようにし、その一側方に前面壁体(W)が波浪
    からの衝撃などの外力を吸収し最小化する為に、その一
    側方に同じ高さの伸縮ゴム板(12)が連設できるように
    し、前面部壁(4c)(4d)と一定な距離だけに離隔して前面
    部壁(4c)(4d)と同じ傾斜度を有する前面壁体(W)を構成
    し、この前面壁体(W)の外海側壁体〈8〉には水平方肉に
    多数段の水平凹面部(6)と凸面部(5)が形成されるように
    し、各凹面部(6)には多数個の一定な直径の海水通水孔
    (7)を穿設して一定な距離をおき、左右側に凸面部(5)と
    同じ高さの左右側壁(9)(10)を形成し、このように構成
    された前面壁体(W)は上記支持ブロック(13)の上端にお
    かれるようになり、前両壁体(W)と止め顎(4e)の間に固
    定ブロック(14)を据置して、前面壁体(W)の上端一側面
    が伸縮ゴム板(12)に付着されるようにし、最上端部にカ
    バーコンクリート(16)を据置固定してなる組立式護岸構
    造体。
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