JP2002300877A - Dnaマイクロアレイ - Google Patents

Dnaマイクロアレイ

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JP2002300877A
JP2002300877A JP2001105595A JP2001105595A JP2002300877A JP 2002300877 A JP2002300877 A JP 2002300877A JP 2001105595 A JP2001105595 A JP 2001105595A JP 2001105595 A JP2001105595 A JP 2001105595A JP 2002300877 A JP2002300877 A JP 2002300877A
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Tsutomu Nishine
勤 西根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析時間を短縮でき、携行性に優れたDNA
マイクロアレイを提供する。 【解決手段】 反応部15及びハイブリダイゼーション
部31を温度制御する。リザーバー5からリザーバー7
へ向かって流れる電気浸透流を発生させ、流路21,2
3,25を介して、リザーバー9から検体を、リザーバ
ー11から参照試料を、リザーバー13から試薬を反応
部15に導入し、反応部15で検体の塩基配列に基づく
標識cDNAを合成する。反応部15の混合液を流路2
7を介して精製部17に送って精製し、さらに流路29
を介してハイブリダイゼーション部31に送る。標識c
DNA及び参照試料はハイブリダイゼーション部31内
に固定された相補的なDNAプローブとハイブリダイゼ
ーションを形成して保持される。標識cDNAが保持さ
れたDNAプローブを特定することにより検体の塩基配
列を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のDNA(デ
オキシリボ核酸)プローブが固相表面に固定されたDN
Aマイクロアレイに関するものである。DNAマイクロ
アレイは、生物学分野や医学分野、薬学分野、農学分野
などにおいて、DNAハイブリダイゼーションに基づく
DNAの発現解析や診断などに用いられる。本明細書に
おいて、DNAプローブの語は、オリゴヌクレオチド、
ポリヌクレオチド、及びDNAのホスホジエステル結合
をペプチド結合に変換した人工核酸(ペプチド核酸)を
含む。DNAプローブとしては、例えばmRNA(メッ
センジャーリボ核酸)の相補的な配列をもつcDNA
(相補的なDNA)を1本鎖にしたものが用いられる。
【0002】
【従来の技術】検体に含まれるDNAの塩基配列を特定
するに当って、まず、ガラスやシリコンからなる基板の
上に、複数個のDNAプローブを固定したDNAマイク
ロアレイを準備する。検体としてのmRNAからcDN
Aを合成し、さらに標識を施す。得られた標識されたc
DNA(標識cDNAという)をDNAマイクロアレイ
に接触させ、DNAマイクロアレイに固定されたDNA
プローブとの間でハイブリダイゼーションさせる(以
下、ハイブリダイゼーション処理という)。標識cDN
Aは配列が相補的なDNAプローブに保持され、過剰量
の標識cDNAは洗浄操作で除去される。標識cDNA
がハイブリダイゼーションを形成したDNAプローブを
特定することにより、検体に含まれるDNAの塩基配列
を特定することができる。漏れを無くすためにできるだ
け多くのDNAプローブを基板の上に固定するのが現在
の主流である。DNAハイブリダイゼーション処理は、
感染症や食品衛生分野における感染源の特定、DNAの
発現解析などにおいて非常に有用な手段である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のDNAマイクロ
アレイでは、検体から合成したcDNAなどの試料を多
くのDNAプローブと同時に接触させるので効率よくハ
イブリダイゼーション処理を行なうことができる。しか
し、試料の調製には専用の装置を用いており、試料の調
製に手間がかかり、分析時間が長くなるという問題があ
った。さらに、試料の調製に専用の装置を用いるので、
従来のDNAマイクロアレイは携行性などの点で現場で
の分析には向かなかった。そこで本発明は、分析時間を
短縮できるとともに、携行性に優れたDNAマイクロア
レイを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるDNAマ
イクロアレイは、1又は複数の基板により構成され、そ
の基板上に、バッファーを収容するための上流側バッフ
ァー収容部と、検体を収容するための検体収容部と、検
体と反応して検体に基づく増幅物を生成するための試薬
を収容するための試薬収容部と、検体収容部からの検体
と試薬収容部からの試薬を混合して増幅物を生成させる
ための反応部と、反応部からの混合液から増幅物を精製
するための精製部と、DNAプローブが固定されてお
り、DNAプローブと精製部からの増幅物をハイブリダ
イゼーションさせるためのハイブリダイゼーション部
と、バッファーを収容するための下流側バッファー収容
部と、上流側バッファー収容部と反応部との間、検体収
容部と反応部との間、試薬収容部と反応部との間、反応
部と精製部との間、精製部とハイブリダイゼーション部
との間、及びハイブリダイゼーション部と下流側バッフ
ァー収容部との間をそれぞれ連通するための流路が形成
されてなるものである。
【0005】本発明にかかるDNAマイクロアレイを用
いたハイブリダイゼーション処理では、基板上に形成さ
れた各部及び流路にバッファーを充填する。検体収容部
には検体を収容し、試薬収容部には試薬を収容する。電
気浸透流又は機械的な吸引もしくは加圧により、上流側
バッファー収容部、反応部、精製部、ハイブリダイゼー
ション部、下流側バッファー収容部の順に各部間の流路
を介してバッファーの流れを形成する。上記バッファー
の流れにより、又は電気浸透流もしくは機械的な加圧に
より、検体収容部及び試薬収容部と反応部との間の両流
路に液体の流れを生じさせ、検体収容部に収容された検
体及び試薬収容部に収容された試薬を反応部に導入し、
反応部において検体に基づく増幅物を生成させる。上記
バッファーの流れにより、増幅物を含む反応部の混合液
を精製部に送り、精製部で増幅物を精製する。精製した
増幅物をハイブリダイゼーション部に送り、ハイブリダ
イゼーション部に固定されたDNAプローブとハイブリ
ダイゼーションさせる。増幅物がハイブリダイゼーショ
ンしたDNAプローブを特定することにより、検体の塩
基配列を特定する。このように、試料調製から塩基配列
の特定までを行なうことができるので、分析時間を短縮
でき、携行性に優れている。さらに、反応スケールを低
減することができ、検体、試薬及びバッファーの消費量
削減の効果も得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明にかかるDNAマイクロア
レイにおいて、上記基板上に、参照試料を収容するため
の参照試料収容部と、参照試料収容部と反応部との間を
連通するための流路がさらに形成されていることが好ま
しい。その結果、ハイブリダイゼーション処理時に参照
試料とハイブリダイゼーション部のDNAプローブがハ
イブリダイゼーションを形成したか否かを検出すること
により、ハイブリダイゼーション処理が適切に行なわれ
たかどうかを判定することができ、測定の信頼性を向上
させることができる。
【0007】
【実施例】図1は一実施例を示す平面図である。図2は
その実施例を示す斜視図である。DNAマイクロアレイ
1は、例えばガラス又はシリコンからなる1枚の板状基
板3により構成される。基板3の寸法は、例えば長さが
10〜30mm、幅が30〜120mmである。
【0008】基板3の表面には、例えば円筒状の凹部か
らなる上流側バッファーリザーバー5(上流側バッファ
ー収容部)、下流側バッファーリザーバー(下流側バッ
ファー収容部)7、検体リザーバー(検体収容部)9、
リファレンスリザーバー(参照試料収容部)11及び試
薬リザーバー(試薬収容部)13、並びに例えば直方体
状の凹部からなる反応部15及び精製部17が形成され
ている。
【0009】バッファーリザーバー5,7は電気浸透流
媒体としてのバッファーを収容するためのものであり、
それらの寸法は、例えば直径が1〜5mm、深さが1〜
3mmである。検体リザーバー9は例えばmRNAを含
む検体を収容するためのものである。リファレンスリザ
ーバー11は参照試料を収容するためのものである。試
薬リザーバー13は検体としてのmRNAからcDNA
を合成するための試薬及びcDNAの合成過程でcDN
Aに標識物質を組み込むための試薬を収容するためのも
のである。検体リザーバー9、リファレンスリザーバー
11及び試薬リザーバー13の寸法は、例えば直径が1
〜3mm、深さが1〜3mmである。
【0010】反応部15は検体リザーバー9に収容され
た検体と試薬リザーバー13に収容された試薬及び標識
物質とを反応させるためのものである。精製部17は反
応部15で反応された後の混合液から過剰量の標識物質
及びハイブリダイゼーションに不要な夾雑物を除去する
ためのものであり、例えば標識物質及び夾雑物除去用の
ゲル濾過を行なうためのゲルや、標識物質及び夾雑物除
去を選択的に吸着するための物質が表面に固定されたガ
ラスビーズなどが収容されている。反応部15及び精製
部17の寸法は、例えば長さが1〜3mm、幅が0.2
〜1.0mm、深さが0.2〜1.0mmである。
【0011】リザーバー5、反応部15間は基板3表面
に形成された流路19により、検体リザーバー9、反応
部15間は基板3表面に形成された流路21により、リ
ファレンスリザーバー11、反応部15間は基板3表面
に形成された流路23により、試薬リザーバー13、反
応部15間は基板3表面に形成された流路25により、
反応部15、精製部17間は基板3表面に形成された流
路27よりそれぞれ連通されている。流路19,21,
23,25,27の寸法は、例えば幅が50〜100μ
m、深さが50〜100μmである。
【0012】精製部17とリザーバー7との間の基板3
表面に、ハイブリダイゼーション部31が形成されてい
る。ハイブリダイゼーション部31は精製部17とリザ
ーバー7との間に設けられており、精製部17、ハイブ
リダイゼーション部31間は流路29により、ハイブリ
ダイゼーション部31、リザーバー7間は流路33によ
り連通されている。ハイブリダイゼーション部31の寸
法は、例えば全長が5〜50mm、幅が50〜100μ
m、深さが50〜100μmである。図3に示すよう
に、ハイブリダイゼーション部31内にはDNAプロー
ブを含むスポット35が配列されている。例えばスポッ
ト35の直径は100μmであり、各スポット35では
分子数106〜109程度のDNAプローブ(重さで約1
ng(ナノグラム))がハイブリダイゼーション部31
内面に固定されている。各スポット35にはそれぞれ1
種類のDNAプローブが固定されている。これらのスポ
ット35は分離して配置されており、どのスポット35
位置にどの種類のDNAプローブを固定したかが明確に
されている。流路29,33の寸法は、例えば幅が50
〜100μm、深さが50〜100μmである。
【0013】図1から図3を用いて検体に含まれるDN
Aの塩基配列を特定する操作を説明する。この操作で
は、検体や試薬、標識物質、cDNAなどの物質を移動
させる手段として電気浸透流を用いた。また、この操作
では、検体としてmRNAを用いた。リザーバー5,
7、反応部15、精製部17、流路19,21,23,
25,27,29,33及びハイブリダイゼーション部
31にバッファーを充填する。精製部17に標識物質及
び夾雑物除去を選択的に吸着するための物質が表面に固
定されたガラスビーズを収容する。検体リザーバー9に
mRNAを含む検体を収容し、リファレンスリザーバー
11に参照試料を収容し、試薬リザーバー13にmRN
AからcDNAを合成するための試薬及びcDNAの合
成過程でcDNAに標識物質を組み込むための試薬を収
容する。
【0014】反応部15及びハイブリダイゼーション部
31をそれぞれ温度制御する。リザーバー5,7間への
電圧の印加によってリザーバー5,7間の流路19、反
応部15、流路27、精製部17、流路29、ハイブリ
ダイゼーション部31及び流路33に収容されたバッフ
ァーに、リザーバー5からリザーバー7へ向かって流れ
る電気浸透流が発生するようにリザーバー5,7間に所
定の電圧を印加する。
【0015】流路19、反応部15、流路27、精製部
17、流路29、ハイブリダイゼーション部31及び流
路33に収容されたバッファーに生じた電気浸透流によ
り、流路21,23,25において反応部15に向かう
液の流れが発生し、検体リザーバー9からは検体が、リ
ファレンスリザーバー11からは参照試料が、試薬リザ
ーバー13からは試薬が反応部15に送られる。反応部
15では、検体と試薬が反応し、標識されたcDNAが
mRNAから合成される。cDNAを合成する方法とし
ては、所定の一定温度によりmRNAからcDNAを合
成できる方法を用いることが好ましい。
【0016】標識cDNAや過剰量の標識物質、参照試
料などを含む反応部15の混合液は、電気浸透流により
流路27を介して精製部17に送られる。精製部17で
は、精製部17に収容されたガラスビーズにより、過剰
量の標識物質やハイブリダイゼーションの夾雑物などが
除去される。標識cDNA及び参照試料は精製部17及
び流路29を通過し、電気浸透流によりハイブリダイゼ
ーション部31を移動し、ハイブリダイゼーション部3
1を移動する間に、スポット35に固定された相補的な
DNAプローブとハイブリダイゼーションを形成し、相
補的なDNAプローブが固定されたスポット35位置に
保持される。標識cDNA及び参照試料が流路33を介
してリザーバー7に到達した後、リザーバー5,7への
電圧の印加を停止する。
【0017】ハイブリダイゼーション部31に存在する
標識物質を検出することにより、標識cDNAがどのス
ポット35位置に保持されているかを検出し、標識cD
NAひいては検体に含まれていたmRNAの塩基配列を
特定する。検出方法としては、例えば標識物質として蛍
光物質を用いれば、ガラス又はシリコンからなる基板3
を通して蛍光検出する方法を用いることができる。ま
た、参照試料を検出することにより、ハイブリダイゼー
ション処理が適切に行なわれたか否かを判断することが
できる。
【0018】この実施例では、1枚の基板3に、リザー
バー5、検体リザーバー9、リファレンスリザーバー1
1、試薬リザーバー13、反応部15、精製部17及び
ハイブリダイゼーション部31を形成しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、各部分又は複数の
部分を別々の基板上に作成し、使用時にそれらの基板を
直接接合又はインターフェース部を介して接合し、実質
的に1枚の基板として使用してもよい。
【0019】また、上記操作では検体や標識cDNAな
どの物質を移動させる手段として電気浸透流を用いてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、ペリス
ターポンプなどの機械的な吸引及び加圧機構など、物質
を移動させることができる手段であればどのような手段
であってもよい。また、上記操作では、検体としてmR
NAを用いているが、本発明が適用される測定対象はm
RNAに限定されるものではなく、DNA断片など、他
の測定対象の塩基配列の決定に用いることもできる。ま
た、上記実施例では、検体リザーバー9に予め抽出した
mRNAを注入するように各部及び流路が設けている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、基板上に
mRNAを抽出するための部位を設けて、mRNAを抽
出するところからハイブリダイゼーション処理を行なう
ことができるようにしてもよい。
【0020】また、上記実施例では精製部17にガラス
ビーズを充填して過剰量蛍光物質及び夾雑物の除去を行
なっているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば過剰量標識物質及び夾雑物除去用のゲル濾過
を行なうためのゲルを精製部17に充填してゲル濾過に
より過剰量標識物質及び夾雑物を除去してもよいし、電
気泳動により過剰量標識物質及び夾雑物を除去してもよ
い。また、基板3の材料、形状及び寸法、リザーバー
5,7,9,11,13、反応部15、精製部17、流
路19,21,23,25,27及びハイブリダイゼー
ション部31の形状及び寸法並びにそれらの構成は上記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかるDNAマイクロアレイで
は、基板上に上流側バッファー収容部と、検体収容部
と、試薬収容部と、反応部と、精製部と、ハイブリダイ
ゼーション部と、下流側バッファー収容部と、上流側バ
ッファー収容部と反応部との間、検体収容部と反応部と
の間、試薬収容部と反応部との間、反応部と精製部との
間、精製部とハイブリダイゼーション部との間、及びハ
イブリダイゼーション部と下流側バッファー収容部との
間をそれぞれ連通するための流路が形成され、上流側バ
ッファー収容部、反応部、精製部、ハイブリダイゼーシ
ョン部、下流側バッファー収容部の順に各部間の流路を
介するバッファーの流れにより、検体収容部に収容され
た検体及び試薬収容部に収容された試薬を反応部に導入
して検体に基づく増幅物を生成し、増幅物を含む反応部
の混合液を精製部に送って精製し、精製した増幅物をハ
イブリダイゼーション部に送ってハイブリダイゼーショ
ン処理を行なうことができるようにしたので、分析時間
を短縮でき、携行性に優れている。さらに、反応スケー
ルを低減することができ、検体、試薬及びバッファーの
消費量削減の効果も得られる。
【0022】本発明にかかるDNAマイクロアレイにお
いて、上記基板上に、参照試料収容部と、参照試料収容
部と反応部との間を連通するための流路がさらに形成さ
れているようにすれば、ハイブリダイゼーション処理時
に、参照試料とハイブリダイゼーション部のDNAプロ
ーブがハイブリダイゼーションを形成したか否かを検出
することにより、ハイブリダイゼーション処理が適切に
行なわれたかどうかを判定することができ、測定の信頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例を示す斜視図である。
【図3】同実施例のハイブリダイゼーション部の一部分
を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1 DNAマイクロアレイ 3 基板 5 上流側バッファーリザーバー 7 下流側バッファーリザーバー 9 検体リザーバー 11 リファレンスリザーバー 13 試薬リザーバー 15 反応部 17 精製部 19,21,23,25,27,29,33 流路 31 ハイブリダイゼーション部 35 スポット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 37/00 102 C12N 15/00 F A Fターム(参考) 4B024 AA11 AA20 CA01 HA14 4B029 AA23 CC03 4B063 QA01 QA13 QA18 QQ42 QQ52 QR08 QR32 QR55 QR62 QS02 QS25 QS34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数の基板により構成され、その
    基板上に、 バッファーを収容するための上流側バッファー収容部
    と、 検体を収容するための検体収容部と、 検体と反応して検体に基づく増幅物を生成するための試
    薬を収容するための試薬収容部と、 前記検体収容部からの検体と前記試薬収容部からの試薬
    を混合して増幅物を生成させるための反応部と、 前記反応部からの混合液から増幅物を精製するための精
    製部と、 DNAプローブが固定されており、DNAプローブと前
    記精製部からの増幅物をハイブリダイゼーションさせる
    ためのハイブリダイゼーション部と、 バッファーを収容するための下流側バッファー収容部
    と、 前記上流側バッファー収容部と前記反応部との間、前記
    検体収容部と前記反応部との間、前記試薬収容部と前記
    反応部との間、前記反応部と前記精製部との間、前記精
    製部と前記ハイブリダイゼーション部との間、及び前記
    ハイブリダイゼーション部と前記下流側バッファー収容
    部との間をそれぞれ連通するための流路が形成されてな
    るDNAマイクロアレイ。
  2. 【請求項2】 前記基板上に、参照試料を収容するため
    の参照試料収容部と、前記参照試料収容部と前記反応部
    との間を連通するための流路がさらに形成されている請
    求項1に記載のDNAマイクロアレイ。
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