JP2002300832A - 餌 木 - Google Patents

餌 木

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JP2002300832A
JP2002300832A JP2001107181A JP2001107181A JP2002300832A JP 2002300832 A JP2002300832 A JP 2002300832A JP 2001107181 A JP2001107181 A JP 2001107181A JP 2001107181 A JP2001107181 A JP 2001107181A JP 2002300832 A JP2002300832 A JP 2002300832A
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JP
Japan
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bait
pin
squid
chemiluminescent
cuttlefish
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Pending
Application number
JP2001107181A
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English (en)
Inventor
Kiyohiro Usugumo
清博 薄雲
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SPACE ACCESS KK
Original Assignee
SPACE ACCESS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学発光体を擬餌に取付けてイカに対するア
ピール性とイカの針がかり性を高められるようにした餌
木を提供する。 【解決手段】 擬餌2の背中に、片端を固定したピン6
と、そのピンの自由端を掛け外しするフック7を設けて
ピン6に透明チューブ等を用いて細長い化学発光体を縦
添えして取付けられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アオリイカや甲
イカなどの釣りに用いる餌木に関する。
【0002】
【従来の技術】餌木は、エビや小魚の姿に似せて作った
擬餌の尾の部分に掛け針を設けたイカ釣り用の擬餌針で
ある。
【0003】この餌木を用いたイカ釣りは、専ら朝、夕
のまずめや夜に行われるので、餌木は、水中で良く目立
ち、イカの気を引き易いものが求められる。このため、
表面にエビや小魚の表皮を模した着色を施したり、光沢
をつけたりして擬餌をより本物の生き餌に似せることが
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】擬餌がいかにうまく作
られていても、暗い海中ではさほど目立たないため、餌
木の位置から遠く離れているイカに気付かせるのは難し
い。そこで、集魚用の化学発光体を併用することも行わ
れ出している。
【0005】ケミホタルと言う名で市販されているこの
化学発光体は、樹脂とガラスを重ねた二層構造の細長い
透明管の中に化学液を封入してあり、全体を折り曲げて
内側のガラス管を割ると化学液の化学反応が起こって発
光する。この化学発光体は、化学液の反応が8時間程度
持続し、その間、光り続けるため、夜釣りで浮子に取付
けて魚の当りを見る目印となすほか、集魚用の光源とし
ても利用され、タチ魚釣りなどでは必需品となってい
る。
【0006】イカは、光を好むので、化学発光体を餌木
の近くの道糸に取付けると、広い範囲に生息しているイ
カをさそうことが可能になる。ところが、この方法で
は、イカが化学発光体そのものにしがみつくことがあ
る。イカが餌木と化学発光体のどちらにしがみついてい
るのかは、目視不可能な釣り人には判らないので、せっ
かくの当りがあっても釣り逃がすことが多くなる。
【0007】この発明は、この不具合を無くして釣果を
高められるようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、餌木の擬餌の背中に、細長い
化学発光体を縦添え状態に取付け可能なピンを前後方向
に伸ばして設けたのである。
【0009】この餌木は、前記ピンの一端をL字状に屈
曲させて擬餌に固定し、ピンの他端を自由端とし、その
自由端を擬餌に固定して設けたフックに掛け外し自在と
なしたものにすると、より好ましいものになる。
【0010】
【作用】この発明では、擬餌の背中にピンを設けてその
ピンに化学発光体を縦添え状態に取付けられるようにし
たので、化学発光体の光を利用してイカに対するアピー
ル効果と集魚効果を高めることができる。化学発光体を
横向きに取付けると、横からは点光源にしか見えず、あ
まり目立たないが、縦添えすれば良く目立ち、遠くのイ
カもさそえるようになる。
【0011】また、擬餌に化学発光体を取付けるので、
擬餌と化学発光体が一体になり、そのため、化学発光体
を狙ったイカは擬餌にしがみつくことになり、針にかか
る確率が高まる。
【0012】なお、ピンの片端を自由端にしてその自由
端をフックに対して掛け外し自在となしたものは、化学
発光体の着け外しを手軽に迅速に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。図1に示すように、例示
の餌木1は、エビに似せた擬餌2の先端に道糸連結用の
縒り戻し3を、腹部に重り4を、尾部に傘状に開いた掛
け針5を設けて成る。この擬餌2の背中に、ばね性を有
する線材(例えばステンレス鋼線)で形成されたピン6
と、そのピンの自由端を掛け外しするフック7を設けて
いる。
【0014】ピン6は、図1における左端を擬餌2の背
中に突き刺し、接着剤を併用して擬餌2に固定してあ
る。また、自由端側を擬餌2から浮き上らせるために、
固定端側をL字状に屈曲させてある。このピン6は、フ
ック7に対する自由端の係止状態が、ピンの弾性復元力
によって保たれるようにしてある。
【0015】このピン6の自由端をフック7から外し、
ピン6に軟質樹脂で形成された透明スリーブ8(図2、
図3参照)等を嵌める。市販の化学発光体にはその透明
スリーブ8又はそれに代わるC字クリップが取付け具と
して附属させてあり、それを使用すればよい。透明スリ
ーブ8又はそれに代わるC字クリップを取付けたら、そ
の内側に化学発光体9を圧入して取付け、図2に示すよ
うに、ピン6の自由端を再びフック7に係止させてこの
状態で餌木1を使用する。
【0016】なお、ピン6に対する化学発光体9の取付
けは、ゴムリングなどを用いて行ってもよい。
【0017】図4は例示の餌木の擬餌2の断面を表して
いる。この擬餌2は、木やプラスチックで形成される芯
体2aの外周にエビの腹部の表皮に似た感じの色模様を
着けた金属光沢を有する樹脂フィルム2bを巻き、さら
に、その外側にエビの背の縞模様に似せた模様を刷り込
んだメッシュシート2cを被せ、図1に示す目玉2dと
鳥毛で作られた鰭2eを取付けて作られており、内側の
樹脂フィルム2bの模様が外から透けて見え、よく目立
つものになっている。なお、樹脂フィルム2bとメッシ
ュシート2cは、縦に2つ割りして接着剤で接合する芯
体2aの合わせ面間に両端を挟み込んで固定している。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の餌木は、
擬餌の背中にピンを設けたので、そのピンに視認性を高
める化学発光体を取付けてイカに対するアピール性と集
魚効果を高めることができ、広い範囲に生息しているイ
カをさそうことが可能になる。
【0019】また、擬餌が化学発光体を背負う状態にな
るので、イカは化学発光体を狙っても擬餌にしがみつく
ことになり、針がかりする確率も高まる。従って、当然
の結果として釣果も高まる。
【0020】なお、実施形態で述べたフックとピンを設
けると、化学発光体の着け外しを簡単に迅速に行え、使
い勝手の良い餌木を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の餌木の実施形態を示す側面図
【図2】ピンに対する化学発光体の取付け状態を示す図
【図3】化学発光体の取付け部の拡大断面図
【図4】擬餌の断面の一例を示す図
【符号の説明】
1 餌木 2 擬餌 2a 芯体 2b 樹脂フィルム 2c メッシュシート 3 縒り戻し 4 重り 5 掛け針 6 ピン 7 フック 8 透明スリーブ 9 化学発光体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬餌の背中に、細長い化学発光体を縦添
    え状態に取付け可能なピンを前後方向に伸ばして設けた
    餌木。
  2. 【請求項2】 前記ピンの一端をL字状に屈曲させて擬
    餌に固定し、ピンの他端を自由端とし、その自由端を擬
    餌に固定して設けたフックに掛け外し自在となした請求
    項1記載の餌木。
JP2001107181A 2001-04-05 2001-04-05 餌 木 Pending JP2002300832A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330164A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Taniyama Shoji Kk 釣り用仕掛け及びこれに用いる疑似餌
JP2012029621A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Globeride Inc ルアー
JP2012231802A (ja) * 2012-08-31 2012-11-29 Globeride Inc ルアー

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JP2012029621A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Globeride Inc ルアー
JP2012231802A (ja) * 2012-08-31 2012-11-29 Globeride Inc ルアー

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