JP2002300157A - 電子印鑑システム - Google Patents

電子印鑑システム

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JP2002300157A
JP2002300157A JP2001102950A JP2001102950A JP2002300157A JP 2002300157 A JP2002300157 A JP 2002300157A JP 2001102950 A JP2001102950 A JP 2001102950A JP 2001102950 A JP2001102950 A JP 2001102950A JP 2002300157 A JP2002300157 A JP 2002300157A
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electromagnetic wave
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JP2001102950A
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English (en)
Inventor
Kyoji Kawashita
恭二 川下
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印鑑との併用を実現すると共に電子的
認証機能も具備する電子印鑑システムを提供する。 【解決手段】 (a)固有のID番号情報を記憶する記憶
手段と、ID番号情報を電磁波に含めるための手段と、
ID番号情報を含む電磁波を送信する手段とを具備する
電子印鑑と、(b)ID番号情報を含む電磁波を受信する
手段と、受信した電磁波からID番号情報を抽出する手
段と、抽出されたID番号情報を出力する手段とを具備
する電子タブレットと、(c)固有のID番号情報を保管
しかつ電子タブレットから出力されたID番号情報に対
して認証処理を実行する認証サーバとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的認証機能を
具備する電子印鑑システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国では種々の契約、認証、承
認等に係る文書に押印するための印鑑(「印判」、
「印」、「判」、「印章」とも称される)が広く用いら
れている。その種類も多様であり、実印、銀行印、認印
等、あるいは、社印、代表印、データ印等が用途に応じ
て使い分けられている。一般的な形態としては、円柱若
しくは角柱であってその一方の端面に姓、名前、名称等
が印刻されている。これに朱肉若しくはインク等を塗布
し、紙面上に転写する。一方、最近のコンピュータ及び
通信関連技術の発達に伴い、電子的な署名や認証に対す
る関心が高まり、また電子商取引等における企業若しく
は個人の認証の重要性は増している。例えば、インター
ネットに接続したりするとき、最初にID番号とパスワ
ードを入力し、サーバにより認証されるとアクセスが許
可されるというログイン手続がある。また、カードにI
D番号とパスワードを記憶したICチップを組み込んだ
ICカードが会員証や診察券等に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように電子的認証
システムも普及しつつあるが、従来の印鑑は我が国の慣
行として深く浸透しており、公私ともに手続等において
利用される場面も多く、将来的に急速に廃れるとは考え
られない。また一方で、社会のあらゆる分野においてI
T技術の適用が進んでいることも否めず、従来の印鑑利
用形態においてもまた、その効率化と共に認証手段とし
ての実効性の確保が要求されていることは確かである。
かかる現状に鑑み本発明は、従来の印鑑との併用を実現
すると共に電子的認証機能も具備する電子印鑑システム
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明は、以下の構成による電子印鑑システムを提供
する。
【0005】(1)本発明による電子印鑑システムは、
(a)固有のID番号情報を記憶する記憶手段と、前記記
憶されたID番号情報を電磁波に含めるための手段と、
前記ID番号情報を含む電磁波を送信する手段とを具備
する電子印鑑と、(b)前記ID番号を含む電磁波を受信
する手段と、前記受信した電磁波から前記ID番号情報
を抽出する手段と、前記抽出されたID番号情報を出力
する手段とを具備する電子タブレットと、(c)前記固有
のID番号情報を保管しかつ前記電子タブレットから出
力された前記ID番号情報に対して認証処理を実行する
認証サーバとを有する。
【0006】(2)上記(1)のシステムにおいて、前
記電子印鑑が柱状の形態で成型されかつその端面に刻印
が形成されていることが好適である。
【0007】(3)上記(1)又は(2)のシステムに
おいて、前記ID番号情報を電磁波に含めるための手段
が、前記ID番号情報に基づいて前記電磁波の周波数特
性、時間的特性若しくは強度的特性を変化させることに
より該ID番号情報を該電磁波に含めることが好適であ
る。
【0008】(4)上記(1)〜(3)のいずれかのシ
ステムにおいて、前記ID番号情報を含む電磁波を送信
するに先立って認証開始情報を含む電磁波を送信するこ
とが好適である。
【0009】(5)上記(4)のシステムにおいて、前
記認証開始情報が、前記電子印鑑に設けられたサイドス
イッチの操作により発生することが好適である。
【0010】(6)上記(1)〜(5)のいずれかのシ
ステムにおいて、前記電子印鑑により送信される電磁波
が、前記電子タブレットから送信された電磁波による誘
導電圧により発生することが好適である。
【0011】(7)上記(6)のシステムにおいて、前
記電子タブレットから送信された電磁波による誘導電圧
から前記電子印鑑の電源を生成することが好適である。
【0012】(8)上記(1)〜(7)のいずれかのシ
ステムにおいて、前記電子タブレットが情報端末装置に
接続され、前記情報端末装置が通信ネットワークを介し
て前記認証サーバへ接続可能であることが好適である。
【0013】(9)本発明による電子印鑑と電子タブレ
ットの組合せは、上記(1)〜(8)のいずれかのシス
テムにおいて用いられるものである。
【0014】(10)本発明による電子印鑑は、上記
(1)〜(8)のいずれかのシステムにおいて用いられ
るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 1.電子印鑑システム全体構成 図1は、本発明による電子印鑑システムの全体を極めて
概略的に示す構成図である。本発明による電子印鑑シス
テムの主要構成要素は、電子印鑑10と、電子タブレッ
ト40と、認証サーバ80であるが、さらに電子タブレ
ット40を入力装置として接続する情報端末装置60を
用いることが好適である。
【0016】従来、コンピュータ若しくはCAD装置等
の入力装置の1つとして、コードレスの位置指示器と電
子タブレットからなる装置が知られている(特開昭63-7
0326号、特開平2-53805号、特開平7-261909号、特開平1
0-214148号各公報等)。本発明はその機構を利用するこ
とが好適であるので簡単に説明する。位置指示器は、ペ
ン型、カーソル型等種々あるが共振回路を内蔵する。一
方、電子タブレットは細長いループコイルを一定方向
(例えばx軸)に多数並設した平面と信号処理回路とを
具備する。多数のループコイルを並設した平面は、その
上に存在する位置指示器の位置を検出するために用いら
れる。先ず、タブレットのループコイルを送信状態と
し、所定の周波数の電磁波(又は電波、以下同様)を送
信させると、位置指示器の共振回路がその電磁波を受信
することにより誘導電圧を発生する。この位置指示器に
発生した誘導電圧もまた電磁波を送信することとなる。
このとき、ループコイルを受信状態とすると位置指示器
からの電磁波を受信して誘導電圧を発生する。図5は、
タブレットと位置指示器の間で授受されるこの電磁波の
波形を模式的に表した図である。横軸は時間、縦軸は電
磁波若しくは誘導電圧のレベルである。図5(a)は、
タブレットのループコイルが送信状態のとき、所定周波
数の電磁波を一定期間の持続と一定期間の中断を繰り返
して間欠的に送信する送信信号を表す。図5(b)は、
(a)の送信信号に応答して位置指示器の共振回路に発
生する誘導電圧を示す。図5(c)は、タブレットのル
ープコイルが受信状態のとき、(b)の誘導信号に応答
してループコイルに発生する誘導電圧すなわち受信信号
を示す。受信信号の誘導電圧のレベルに基づいて位置指
示器の位置(座標)が計算される。従って、タブレット
上の多数のループコイルについて順次送信状態と受信状
態を切換える操作が繰り返されることにより、位置指示
器の位置を求めていた。
【0017】本発明の電子印鑑10は、従来の位置指示
器の基本的機構を具備し、電子タブレット40との間で
上記のような電磁波を授受することが可能である。但
し、本発明の場合、印鑑という性格上、電子印鑑10の
電子タブレット40上での正確な位置を検出することは
重要ではない。むしろ、特定の意味をもつ情報(ID番
号)を電子印鑑10から電子タブレット40へ伝達する
ことが、主要な機能となる。
【0018】因みに、従来の位置指示器でも、座標値以
外の種々の情報(ペン型位置指示器における傾き、筆
圧、複数のサイドスイッチのオンオフ状態等)を上記電
磁波を介して授受する技術が確立されている。例えば、
ペン型位置指示器のサイドスイッチを手動でオンにする
と位置指示器の共振回路に対して付加的なコンデンサが
接続されることにより共振周波数が僅かに変化する。ル
ープコイルの受信信号からこの周波数のわずかな変化を
位相角の変化量として検出することで、そのサイドスイ
ッチに割り当てられた情報を取得することができた。別
の例では、筆圧により共振回路のコイルのインダクタン
スが変化するように構成し、やはり共振周波数の変化か
ら筆圧変化を検出することができた(特開昭64-53223号
公報)。本発明は、これらの技術を応用するものであ
る。
【0019】本発明の電子印鑑10は、認証用の識別標
識として固有にID番号を有し、そのID番号を電子印
鑑10の本体内に記憶している。ID番号は、例えば、
32ビットからなるコードによる。電子印鑑10に内蔵
される電子回路は、通常、ICチップ等により構成され
るが、このID番号を記憶するための記憶素子を含む。
【0020】電子印鑑10のID番号の原本データは、
認証サーバ80が保管しており、認証サーバ80は要求
に応じてID番号の認証を行う。従って、電子印鑑10
を用いて電子的認証を行う場合は、この固有のID番号
を電子タブレット40に伝達し、電子タブレット40を
接続している情報端末装置60へ伝送し、さらに情報端
末装置60から認証サーバ80へ伝送する。認証サーバ
80は、保管しているID番号原本データと照合するこ
とによりそのID番号の正当性を調べ、その結果を情報
端末装置60へ回答する。尚、認証サーバ80は、認証
局等の特定の機関に設置された適宜のコンピュータであ
り、ID番号は高度のセキュリティをもって厳正に保管
されるものとする。
【0021】電子印鑑10と電子タブレット40の内部
機構の詳細については後述する。情報端末装置60は、
電子タブレット40を入力装置の1つとして接続してい
る適宜のコンピュータである。この情報端末装置60
は、例えば、電子印鑑10を用いる当該手続等の処理に
関係するコンピュータ自体である場合や、そのような処
理コンピュータに接続された入力用コンピュータである
場合がある。情報端末装置60は、電子タブレット40
が検出したID番号情報を取得し、適宜の通信ネットワ
ーク70を介して認証サーバ80へ伝送する。図示の例
は、簡略化されており、実際には、情報端末装置60が
LANに接続された個々のコンピュータであるなど多様
なシステム構成が考えられ、情報伝達の行程に幾つかの
サーバが介在する場合もあり得る。当然ながら通信ネッ
トワーク70を介した情報伝送を行うには、所定の通信
機能を必要とする。
【0022】本発明の電子印鑑10の更なる特徴は、図
1に示す通り、従来の印鑑と同様の形態(円柱又は角柱
等)により成型され、かつ、その端面に実際に刻印が形
成されていることである。つまり、本発明の電子印鑑1
0は、電子的認証に用いられるのみでなく、従来の印鑑
と同様に朱肉等をつけて押印するためにも用いることが
できる。また、電子タブレット40の上に文書を置いて
押印することもでき、その場合、電子的認証と同時に押
印することができる。従来のコードレス位置指示器は、
通常、電子タブレット面上1cm程度の高さまでは十分
に検出動作が可能であるので、コードレス位置指示器の
技術を適用した本発明の電子印鑑の端面に刻印を形成し
ても、電子的認証動作においては全く影響がない。この
ように、電子印鑑10はコードレスであるため、従来の
印鑑と同じ感覚で取り扱うことができる。
【0023】2.電子印鑑回路の構成 図2は、電子印鑑10に内蔵される電子印鑑回路20の
一例の概略構成図である。実際には1又は複数のICチ
ップから構成されることが好適である。
【0024】電磁波送受信部21は、例えばコイルL1
とコンデンサC1からなる固有共振周波数をもつ共振回
路を有する。この共振回路は、電子タブレット40から
共振周波数による電磁波(図5(a))を受信すること
に応答して誘導電圧を発生する(図5(b))。
【0025】電源生成部22は、発生した誘導電圧から
直流成分を抽出し適宜波形整形等の処理を行うことによ
り電子印鑑回路20を駆動する電源を生成する。この技
術は公知である。これにより電子印鑑10に電池を内蔵
させる必要がなく軽量小型化とすることができ、電池交
換の手間が不要となる。但し、電源としてこの機構を設
けず、電池を利用する場合も本発明の範囲に含まれるも
のとする。
【0026】信号入力部23は、通常は使用されない
が、電子タブレット40から送信された電磁波に特定の
情報が含まれている場合に、その特定の情報を抽出し、
後述の信号制御部24に渡す役割を果たす。例えば、こ
の電子印鑑10の製造時にID番号を書き込む場合や、
ID番号を消去若しくは書き換える場合にそれらの情報
を含んだ電磁波を受信することになる。電磁波に対して
特定の情報を含める方法は幾つかあり、それによって抽
出方法も異なる。電磁波に対して特定の情報を含める方
法は、電磁波の持続期間若しくは中断期間を変更する場
合、振幅を変調させる場合、周波数若しくは位相を変調
させる場合等がある。抽出方法としては、適宜フィル
タ、コンパレータ等の所定の演算回路等を組み合わせる
ことにより行う。尚、後続の信号処理ステップのために
必要な場合はAD変換処理も行う。
【0027】信号制御部24は、電子印鑑回路20の中
央制御を行い、各部から受け取った信号に基づいて処理
を行い適宜命令を送ったり、信号を出力したりする。基
本的にはデジタル信号による処理を行う。
【0028】ID番号記憶部25は、予め割り当てられ
た固有のID番号を記憶する。例えば32ビットからな
るコードである。32ビットのコードを用いると40億
個以上の固有のID番号を設定することができる。
【0029】サイドスイッチ信号発生部27は、図1に
示した電子印鑑10の側面に設けられたスイッチS1が
オンにされたとき信号を発生する。サイドスイッチS1
のオン信号は、電子印鑑のID番号の認証開始信号のト
リガーとなる。スイッチS1は、例えばプッシュ式であ
り、電子印鑑10を持ったときに指で押しやすい場所に
設けられる。
【0030】信号出力部26は、信号制御部24からの
命令信号に基づいて、スイッチ2及びスイッチ3のオン
オフを制御する信号を出力する。スイッチ2及びスイッ
チ3は、それぞれコンデンサC2及びC3を上記の共振
回路に付加する役割を果たす。従って、スイッチ2又は
スイッチ3がオンとなったとき共振回路の共振周波数が
変化することとなる。これは、従来技術における周波数
変調を用いた情報伝達機構を利用したものである。
【0031】3.電子タブレット回路の構成 図3は、電子タブレット40に内蔵される電子タブレッ
ト回路50の一例の概略構成図である。電磁波送受信部
51は、前述の従来技術の通り、複数のループコイルL
0が並設されている。また、各ループコイルを送信状態
(信号発生部52と接続)又は受信状態(信号検出部5
3と接続)に切り替えかつループコイルを順次走査する
切換スイッチ機構を含む。ループコイルの切換方法及び
走査方法については、公知の適宜の方法を用いる。もっ
とも本発明の場合、電子印鑑10の位置を検出すること
は重要ではなく、電子印鑑10からID番号情報を含む
電磁波を受信することを目的とするので、複雑な切換方
法及び操作方法は不要である。例えば、最初に全てのル
ープコイルを走査して電子印鑑10の粗位置が判明した
ならば、最も近い(すなわち最大の誘導電圧を発生可
能)ループコイルを選択してそのループコイル(又はそ
の近傍の数本のループコイル群)から送信しかつ受信す
るようにすればよい。
【0032】信号発生部52は、ループコイルL0のた
めの送信信号を発生する。本発明では、ID番号情報の
受信を行っていない標準状態のときは、電子印鑑10の
共振回路の共振周波数で一定期間持続し、一定期間中断
する送信信号を繰り返し発生して電磁波送受信部51へ
送る。ID番号情報の受信動作中は、最適な受信を行う
べく、持続期間及び中断期間の調整、タイミングの調
整、繰り返し回数の選択等が行われる場合がある。
【0033】信号検出部53は、ループコイルL0に発
生した誘導電圧すなわち受信信号をループコイルL0か
ら受取り、その受信信号に対して適宜信号処理を行う。
電子印鑑10の粗位置を判断するために受信信号のピー
ク値等のレベル検知も行うが、本発明では、受信信号に
含まれる情報すなわちID番号情報を抽出することが重
要となる。図2の例では、共振周波数の周波数変調を用
いてID番号情報を電磁波に含める手法をとっているた
め、信号検出部53は周波数変調を検知する必要があ
る。このため、適宜フィルタ、コンパレータ等の所定の
演算回路等を組み合わせる。さらに、AD変換処理を行
い、抽出された情報をデジタル信号とする。
【0034】信号制御部54は、電子タブレット回路5
0の中央制御を行い、各部から受け取った信号に基づい
て処理を行い適宜命令を送ったり、信号を出力したりす
る。例えば、電磁波送受信部51、信号発生部52及び
信号検出部53に対して適宜命令を送ることにより、電
子印鑑10との間の電磁波の授受における送受信切換及
びタイミング等を制御する。基本的にはデジタル信号に
よる処理を行う。また、検知されたID番号情報をID
番号信号出力部55へ送出する。
【0035】ID番号信号出力部55は、電子タブレッ
トの外部へID番号情報を出力するためのインターフェ
ースを行う。従って、信号制御部54から受け取ったI
D番号情報を、図1の情報端末装置60に適合する形式
で出力する。
【0036】4.電子的認証プロセス 図4は、本発明の電子印鑑による電子的認証プロセスの
流れを概略的に示す図であり、左側が電子印鑑における
処理プロセスの流れを、右側が電子タブレット及びその
後の処理プロセスの流れを示している。必要に応じて、
図2、図3及び図6を参照する。尚、図6(イ)〜
(ト)は、認証動作時の回路の各部(図2及び図3に記
載)に現れる信号波形又は信号内容を模式的に表してい
る。(ニ)を除き、横軸は時間、縦軸は電磁波若しくは
誘導電圧のレベルを示す。図6(イ)は、電子タブレッ
ト40のループコイルL0から送信される送信信号すな
わち電子印鑑10の共振周波数をもつ電磁波を表す。
【0037】4-1)電子印鑑における処理プロセス ・ステップ101:電子印鑑10のサイドスイッチS1
をユーザが押すことにより、サイドスイッチS1のオン
信号が信号制御部24に入力される。例えば、図6
(ロ)に示す一定のパルス信号である。
【0038】・ステップ102:サイドスイッチS1の
オン信号を検知した信号制御部24は、信号出力部26
に対して認証開始命令を出力する。これを受けて信号出
力部26は、コンデンサC2を共振回路L1C1に接続
するべくスイッチS2を制御する認証開始信号を出力す
る。例えば、図6(ハ)に示す一定のパルス信号であ
る。これによりスイッチS2が一定期間だけ閉じ、その
間はコンデンサC2が共振回路に接続されることによ
り、共振回路の共振周波数が変化することとなる。
【0039】・ステップ103:コンデンサC2が付加
された状態で電磁波送受信部21から電子タブレット4
0へ送信される変調された信号は、認証開始情報を意味
する信号である。例えば、図6(ヘ)の一連の誘導信号
ピークのうち最初の信号ピークである。この認証開始情
報を含む信号を受信した電子タブレット40の処理プロ
セスは、後述するステップ201以降で説明する。
【0040】・ステップ104:信号制御部24は、ス
テップ101のサイドスイッチS1のオン信号を検知し
たとき、ID番号記憶部25に対してID番号の出力を
要求する。
【0041】・ステップ105:出力要求に対しID番
号記憶部25は、信号制御部24に対してID番号を出
力する。こうして信号制御部24はID番号情報を取得
する。ID番号情報を含む信号の受け渡し方法は任意で
ある。例えば、図6(ニ)に示すように32ビットのコ
ードからなるID番号が記憶されているとすると、これ
を8ビットずつパラレルで出力したり、シリアルで出力
したりする。
【0042】・ステップ106:信号制御部24は、取
得したID番号情報に基づき、信号出力部26に対して
ID番号送信命令を出力する。これを受けて信号出力部
26は、コンデンサC3を共振回路L1C1に接続する
べくスイッチS3を制御するID番号信号を出力する。
例えば、図6(ホ)に示す一連のパルス信号である。こ
の場合、32ビットからなるID番号コードがシリアル
信号として出力される。「0」のビットに対してはスイ
ッチS3は開であり、「1」のビットに対してはスイッ
チS3が閉じる。スイッチS3が閉じた期間はコンデン
サC3が共振回路に接続されることにより、共振回路の
周波数が変化することとなる。コンデンサC3の付加に
よる周波数変化は、上記の認証開始信号のためのコンデ
ンサC2の付加による周波数変化とは異なるものとす
る。
【0043】・ステップ107:ID番号信号に応じて
変調された信号が電磁波送信部21から電子タブレット
40へ送信される。図6(ヘ)の例では、「0」ビット
に対してはコンデンサC3が共振回路に非接続であり共
振周波数は変化せず、「1」ビットに対してはコンデン
サC2が共振回路に接続され共振周波数が変化する。こ
のID番号情報を含む信号を受信した電子タブレット4
0の処理プロセスは、後述するステップ204以降で説
明する。尚、図6(ヘ)では認証開始信号とその後のI
D番号信号を連続で示しているが、この図は説明のため
の便宜的な図であり、実施において適宜のタイミング処
理により一定の間隙を設けたり、送信を繰り返したりす
ることは任意である。
【0044】4-2)電子タブレット及びその後の処理プロ
セス ・ステップ201:電子タブレット40の電磁波送受信
部51は、上記ステップ103の認証開始情報を含む信
号を電子印鑑10から受信する。例えば、図6(ト)の
一連の受信信号ピークのうち最初の信号ピーク(開始ビ
ット)である。
【0045】・ステップ202:信号検出部53におけ
る受信信号処理により認証開始情報を意味する変調を検
知し、認証開始情報を抽出する。抽出した認証開始情報
を信号制御部54に送る。例えば、一定の長さのパルス
信号を送信する。
【0046】・ステップ203:信号制御部54は、信
号検出部53から認証開始情報を含む信号を受信する
と、認証開始を認知すると共にその後に続くID番号情
報を受信するために必要な準備を整える。
【0047】・ステップ204:続いて電磁波送受信部
51がID番号情報を含む電磁波を受信する。例えば、
図6(へ)の電子印鑑10からの送信信号に対応して図
6(ト)のように受信信号が発生する。尚、図6(ト)
では開始ビットの信号とその後のID番号信号を連続で
示しているが、この図は説明のための便宜的な図であ
り、実施において適宜のタイミング処理により一定の間
隙を設けたり、受信を繰り返したりすることは任意であ
る。
【0048】・ステップ205:信号検出部53におけ
る受信信号処理によりID番号情報を抽出する。抽出し
たID番号情報を信号制御部54に送る。例えば、シリ
アル若しくはパラレルの一連のパルス信号として送信す
る。
【0049】・ステップ206:信号制御部54は、I
D番号情報を取得する。この時点はID番号情報はデジ
タルデータに復帰されている。
【0050】・ステップ207:信号制御部54は、検
知したID番号情報を電子タブレットの外部へ出力すべ
く信号出力部55へ渡す。信号出力部55は、電子タブ
レット50が接続された情報端末装置60に適合するフ
ォーマットでID番号情報を出力する。
【0051】・ステップ208:情報端末装置60は、
電子タブレット50から電子印鑑10のID番号情報を
取得する。そして、情報端滅装置60は、そのID番号
情報と共に認証要求を適宜の通信ネットワーク70を介
して認証サーバ80へ伝送する。
【0052】・ステップ209:認証サーバ80は、認
証要求に含まれるID番号情報を、保管しているID番
号情報と照合することによりその正当性を承認し、認証
結果を情報端末装置60へ回答する。正当性が承認され
ない場合もその旨を回答する。
【0053】・ステップ10:情報端末装置60は、認
証結果を受信する。正当性が承認された場合、その電子
印鑑10の認証処理は完了する。正当性が承認されなか
った場合は、例えば、情報端末装置60の表示画面上に
再度の認証実行をユーザに対して促す表示を行ったりす
る。
【0054】5.その他 上記の例では、電子印鑑10から電子タブレット40へ
のID番号情報を含む電磁波の伝達において周波数特性
を変化させる手法を用いたが、公知の別の手法を利用す
ることもできる。例えば、伝達する電磁波の時間的特性
を変化させる場合は、電磁波の持続時間若しくは断絶時
間の長さを変化させることにより「0」と「1」のビッ
トを区別することもできる。また、例えば、電磁波の強
度的特性を変化させる場合は、電磁波のレベル値の高低
により「0」と「1」のビットを区別することもでき
る。認証開始情報の伝達についても同様であり、周波数
特性の変化の手法以外に、時間的特性の変化及び強度的
特性の変化を利用することができる。また、ユーザの操
作上の便宜のため、情報端末装置60の表示装置上に電
子印鑑認証についての操作方法、認証処理の進行状況及
び認証結果等を説明する表示を行ってもよい。更に別の
実施例として、上記情報端末装置60の具備する通信機
能を、上記電子タブレット40が具備することにより電
子タブレット40が情報端末装置の役割も担うことがで
きる。この場合、電子タブレット40から通信ネットワ
ーク70を介して認証サーバ80へID番号情報が伝送
され、認証サーバ80からの認証結果を電子タブレット
40が受信することとなる。尚、電子タブレット40
は、認証状況を表示するための適宜の表示装置も具備す
るものとする。
【0055】
【発明の効果】本発明による電子印鑑システムは、固有
のID番号を記憶した電子印鑑について、当該ID番号
をコードレスで電子タブレットにより検知し、検知され
たID番号に対し認証サーバが認証処理を実行すること
により本人であることを認証する。さらに、本発明で用
いられる電子印鑑は従来の印鑑と同様に刻印もされてお
り、従来の印鑑利用形態との併用も可能である。また、
電子的認証を実行しつつ、電子タブレット上に置かれた
文書に押印することもできる。本発明による電子印鑑
は、将来的に益々情報の電子化が進む社会における個人
認証手段として有用である。また、従来の印鑑から電子
的認証への移行期間においても、双方の用途に使用でき
る電子印鑑は実用性に優れている。さらに、電子印鑑も
本人認証手段であることにおいては従来の印鑑と変わり
ないが、その取り扱いの重要性の認識は既にユーザにお
いて確立されており、新たなトラブルを生じるおそれが
ない点でも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子印鑑システムの全体を極めて
概略的に示す構成図である。
【図2】本発明の電子印鑑に内蔵される電子印鑑回路の
一例の概略構成図である。
【図3】本発明の電子タブレットに内蔵される電子タブ
レット回路の一例の概略構成図である。
【図4】本発明の電子印鑑による電子的認証プロセスの
流れを概略的に示す図であり、左側が電子印鑑における
処理プロセスの流れを、右側が電子タブレットにおける
処理プロセスの流れを示している。
【図5】(a)〜(c)は、標準状態での電子タブレッ
トと位置指示器(又は電子印鑑)の間で授受される電磁
波の波形を模式的に表した図である。
【図6】(イ)〜(ト)は、認証動作時の回路の各部
(図2及び図3に記載)に現れる信号波形等を模式的に
表している。
【符号の説明】
10 電子印鑑 20 電子印鑑回路 21 電磁波送受信部 22 電源生成部 23 信号入力部 24 信号制御部 25 ID番号記憶部 26 信号出力部 27 サイドスイッチ信号発生部 30 刻印 40 電子タブレット 50 電子タブレット回路 51 電磁波送受信部 52 信号発生部 53 信号検出部 54 信号制御部 55 ID番号信号出力部 60 情報端末装置 70 通信ネットワーク 80 認証サーバ C1、C2、C3 コンデンサ L0、L1 コイル S1 サイドスイッチ S2、S3 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC00 CA11 CA23 5B058 CA15 YA20 5B085 AA08 AE01 AE11 5J104 AA07 KA01 NA05 PA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)固有のID番号情報を記憶する記憶
    手段と、前記記憶されたID番号情報を電磁波に含める
    ための手段と、前記ID番号情報を含む電磁波を送信す
    る手段とを具備する電子印鑑と、 (b)前記ID番号を含む電磁波を受信する手段と、前記
    受信した電磁波から前記ID番号情報を抽出する手段
    と、前記抽出されたID番号情報を出力する手段とを具
    備する電子タブレットと、 (c)前記固有のID番号情報を保管しかつ前記電子タブ
    レットから出力された前記ID番号情報に対して認証処
    理を実行する認証サーバとを有することを特徴とする電
    子印鑑システム。
  2. 【請求項2】 前記電子印鑑が柱状の形態で成型されか
    つその端面に刻印が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の電子印鑑システム。
  3. 【請求項3】 前記ID番号情報を電磁波に含めるため
    の手段が、前記ID番号情報に基づいて前記電磁波の周
    波数特性、時間的特性若しくは強度的特性を変化させる
    ことにより該ID番号情報を該電磁波に含めることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電子印鑑システム。
  4. 【請求項4】 前記ID番号情報を含む電磁波を送信す
    るに先立って認証開始情報を含む電磁波を送信すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子印鑑
    システム。
  5. 【請求項5】 前記認証開始情報が、前記電子印鑑に設
    けられたサイドスイッチの操作により発生することを特
    徴とする請求項4に記載の電子印鑑システム。
  6. 【請求項6】 前記電子印鑑により送信される電磁波
    が、前記電子タブレットから送信された電磁波による誘
    導電圧により発生することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の電子印鑑システム。
  7. 【請求項7】 前記電子タブレットから送信された電磁
    波による誘導電圧から前記電子印鑑の電源を生成するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の電子印鑑システム。
  8. 【請求項8】 前記電子タブレットが情報端末装置に接
    続され、前記情報端末装置が通信ネットワークを介して
    前記認証サーバへ接続可能であることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の電子印鑑システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載のいずれかの電子印
    鑑システムにおいて用いられる電子印鑑と電子タブレッ
    トの組合せ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8に記載のいずれかの電子
    印鑑システムにおいて用いられる電子印鑑。
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