JP2002300095A - ディジタル信号伝送方式 - Google Patents

ディジタル信号伝送方式

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JP2002300095A
JP2002300095A JP2001102721A JP2001102721A JP2002300095A JP 2002300095 A JP2002300095 A JP 2002300095A JP 2001102721 A JP2001102721 A JP 2001102721A JP 2001102721 A JP2001102721 A JP 2001102721A JP 2002300095 A JP2002300095 A JP 2002300095A
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JP
Japan
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transmission
signal
digital signal
station
transmission signal
Prior art date
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Application number
JP2001102721A
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English (en)
Inventor
Natsuki Nakamura
夏樹 中村
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送状態が悪い場合でも、移動体からの伝送
信号の全ての期間の信号を、必ず固定受信局で受信でき
るようにした伝送システムを実現すること。 【解決手段】 映像信号、音声信号、データ信号等のデ
ィジタル信号を移動体送信局より固定受信局へ伝送する
方式において、上記ディジタル信号から第1の伝送信号
と、当該第1の伝送信号を所定の時間遅延させた第2の
伝送信号を生成し、高周波無線伝送路を用い、これら2
つの伝送信号を上記固定受信局へ伝送し、これら2つの
伝送信号を使って伝送エラーによって発生する伝送信号
劣化を補正し、連続した上記元のディジタル信号を復元
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体から高周波
無線伝送装置を使って、画像、音声、データ等のディジ
タル信号を固定局へ伝送する伝送方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体(中継車)から、取材した画
像、音声、データ信号等を、移動しながら、固定局(放
送局)へ伝送し、これをテレビジョン信号として放送す
ることがある。 これは、例えば、マラソン中継がこれ
に当たる。
【0003】移動体から固定局への伝送は、放送の前に
リハーサルと呼ばれる事前調査が行われ、同じコースを
移動体で走り、送信地点と固定受信局間の伝送状態が調
べられる。 例えば、移動体がビルの谷間を走るときだ
とか、伝送状態が悪くて伝送信号の乱れる場所は事前に
分かっており、放送時に移動体がこの場所を通過すると
きは、別の地点からの映像、音声、データ信号に切り換
えて、放送には乱れた信号を出さないようにしている。
また放送局には、この間の移動体からの信号は伝送エ
ラーのため、正常な信号は伝送されないことになる。
もし、この期間に決定的内容の映像があったとしても、
どこにもその信号は残ってなくて消えてしまったことに
なる。
【0004】図2は、従来方式の移動体からの伝送方式
を示した図である。 移動体送信局1で作られた映像、
音声、データ信号は、高周波無線伝送路2の伝送波T1
を使って固定受信局3へ送られ信号処理されて、放送用
の送信信号が得られる。
【0005】図5は、上記の伝送路2において、時間t
aのとき伝送状態の悪い期間Toff1(図で網掛けの期
間)が生じたとすると、この期間の伝送信号Aは受信す
ることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、移動体か
らの伝送信号は、伝送状態が悪いと受信することができ
ない。 そのため、この間に伝送した信号は、たとえ重
要な内容を持っていたとしても、受信できずに消えてし
まうことになる。
【0007】本発明はこれらの欠点を除去し、伝送状態
が悪い場合でも、移動体からの伝送信号の全ての期間の
信号を、必ず固定受信局で受信できるようにした伝送シ
ステムを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、映像信号、音声信号、データ信号等のディ
ジタル信号を移動体送信局より固定受信局へ伝送する方
式において、上記ディジタル信号から第1の伝送信号
と、当該第1の伝送信号を所定の時間遅延させた第2の
伝送信号を生成し、高周波無線伝送路を用い、これら2
つの伝送信号を上記固定受信局へ伝送するものである。
【0009】また、上記第2の伝送信号の遅延時間を、
上記第1の伝送信号の伝送状態に応じて適応的に変える
ものである。
【0010】また、上記固定受信局で、受信した上記2
つの伝送信号を使って、伝送エラーによって発生する伝
送信号劣化を補正し、連続した上記元のディジタル信号
を復元するものである。
【0011】高周波無線伝送路を時分割多重、または周
波数分離による多重を行い、2つの伝送信号を持つ伝送
路を作る。 第1の伝送信号T1は、移動体送信局より
送られる本線信号を伝送する。 第2の伝送信号T2
は、本線信号を遅延回路で所定の時間遅延させた信号と
する。
【0012】そして、伝送状態の悪い地点からの伝送信
号は、移動体が伝送状態の良い地点に達する時間だけ遅
延させ、第2の伝送信号T2で送る。 この遅延時間量
は、伝送状態を示すデータから決められるが、伝送状態
の変化が少ないときは、固定遅延量でよいが、伝送状態
が複雑に変化するときは、伝送状態に合わせて遅延量を
適応的に変化させて、第2の伝送信号T2を用いて伝送
する。
【0013】以上の伝送方式によって、第1の伝送信号
T1を使って伝送された映像、音声、データ信号は固定
受信局で受信され、移動中に伝送状態が不良の位置があ
って、その間の伝送できない信号部分があったとして
も、その欠落信号部分は時間を遅らせて、移動体が伝送
状態の良好な地点に移動してきたときに、第2の伝送信
号T2を使って固定受信局へ伝送する。
【0014】固定受信局では、伝送信号T1、T2を受
ける。 伝送状態の不良によって、伝送信号T1の一部
が欠落したとき、この欠落部分は伝送信号T2を使って
補償するが、この間の実時間が異なるので、そのままで
は使用できない。 そこで、蓄積装置を使って信号欠落
期間を補償し、欠落のない連続信号にして使用すること
ができる。
【0015】その結果、移動体送信局からの伝送信号の
全期間の信号を、必ず、固定受信局で受信できるように
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態の1例
を、図1の構成図、および図3、図4のタイミング図を
使って説明する。
【0017】移動体送信局(例えばテレビジョン中継車)
11で作られた映像、音声、データ信号は、ディジタル
信号に変換され、データ圧縮処理、多重化処理等が行わ
れ、第1の伝送信号として高周波変調されて無線伝送路
12を使って固定受信局13へ伝送される。 また、移
動体送信局11側において、第1の伝送信号T1は、固
定遅延回路または第1の伝送信号T1の伝送状態に合わ
せて遅延時間を適応的に変える可変遅延回路11DLを通
して第2の伝送信号T2とし、無線伝送路12を使って
固定受信局13へ伝送する。
【0018】ここで、第1の伝送信号T1と第2の伝送
信号T2の多重は、周波数分割多重による方法、時分割
多重による方法がある。
【0019】従来の技術の説明でも述べたが、テレビジ
ョン放送で用いられる中継車からの伝送は、放送の前に
リハーサルが行われ、中継するコースを移動体で走り、
移動体と固定受信局との間の伝送状態は全コースについ
て調査されている。 従って移動体がリハーサル時とほ
ぼ同等の速度で走るとすると、伝送不良の場所は時間情
報でその位置は特定されることになる。
【0020】次に、図3、図4のタイミング図で本発明
の動作を説明する。 図3は第1の伝送信号T1と第2
の伝送信号T2との遅延時間を固定にしたときのタイミ
ング図である。 ここで、横軸を時間とすると、伝送路
は、リハーサルによって時刻taにおいて、伝送状態の
悪い期間Toff1(図で網掛けの期間)が発生することが分
かっている。
【0021】このため、放送時には、移動体からの映
像、音声、データ信号の多重化信号が伝送信号T1とし
て送られると共に、この多重化信号を固定遅延回路11
DLによって遅延時間Td1だけ遅らせて生成した伝送信
号T2も固定受信局13へ伝送される。 このときの遅
延時間Td1は、Td1≧Toff1の関係になければいけ
ない。
【0022】受信側では伝送信号T1、T2を受け、T
1の信号欠落期間Aの部分は、信号欠落していない伝送
信号T2のAの部分を使って補償する。 ただし、この
間の実時間が異なるので、実時間の放送としては使用で
きないが、蓄積装置を使って信号欠落期間を補償し、連
続信号にして使用することはできる。
【0023】図4は、第1の伝送信号T1に対する第2
の伝送信号T2の遅延時間を、伝送状態に合わせて適応
的に変える可変遅延回路11DLを用い、無線伝送路2を
使って固定受信局13へ伝送したときのタイミング図で
ある。 ここで、横軸を時間とすると、伝送路は、リハ
ーサルによって時刻taのときに伝送状態の悪い期間T
off1、同様に時刻TbのときToff2、TcのときToff3
(それぞれ図で網掛けの期間)が発生することが分かっ
ている。
【0024】このため、放送時には、移動体からの映
像、音声、データ信号の多重化信号を伝送信号T1とし
て伝送すると共に、上記伝送状態データに基づき、可変
遅延回路11DLで、欠落した信号をどの期間に伝送信号
T2を使って伝送したらよいかを自動的にスケジューリ
ングし、それに合わせて遅延時間を適応的に変えて生成
した伝送信号T2を固定受信局13へ伝送する。 この
とき、伝送状態の悪い期間Toff1によって伝送できない
信号Aは、遅延時間Td1遅らせて伝送信号T2で送
る。 また、Td1≧Toff1であると共に、伝送信号T
2で信号Aを伝送する期間は、Toff1より長くある必要
がある。 同様に、欠落期間Toff2、Toff3について
は、遅延時間をTd2にして、欠落信号B,Cを伝送信
号T2で送る。
【0025】
【発明の効果】本発明の伝送方式によれば、伝送状態が
不良になったとしても、その間のデータは遅延回路を通
し、伝送状態が良好な期間に別チャンネルで伝送を行う
ようにしているため、固定受信局で、伝送信号の全ての
期間を受信できるようになる。この別チャンネルで伝送
された信号は、遅延回路を通るので本線信号とは実時間
が異なり、そのまま使用することはできないが、蓄積装
置を使って信号欠落期間を補償し、連続信号にして使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体伝送方式を使った構成を示すブ
ロック図
【図2】従来の移動体伝送方式を示すブロック構成図。
【図3】本発明による移動体伝送方式の動作を説明する
ための各部信号タイミング図
【図4】本発明による移動体伝送方式の動作を説明する
ための各部信号タイミング図
【図5】従来の移動体伝送方式の動作を説明するための
各部信号タイミング図
【符号の説明】
11:移動体送信局、11DL:遅延回路、12:伝送
路、13:固定受信局。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号、音声信号、データ信号等のデ
    ィジタル信号を移動体送信局より固定受信局へ伝送する
    方式において、上記ディジタル信号から第1の伝送信号
    と、当該第1の伝送信号を所定の時間遅延させた第2の
    伝送信号を生成し、高周波無線伝送路を用い、これら2
    つの伝送信号を上記固定受信局へ伝送することを特徴と
    するディジタル信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2の伝送信号
    の遅延時間を、上記第1の伝送信号の伝送状態に応じて
    適応的に変えることを特徴とするディジタル信号伝送方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記固定受
    信局で、受信した上記2つの伝送信号を使って、伝送エ
    ラーによって発生する伝送信号劣化を補正し、連続した
    上記元のディジタル信号を復元することを特徴とするデ
    ィジタル信号伝送方式。
JP2001102721A 2001-03-30 2001-03-30 ディジタル信号伝送方式 Pending JP2002300095A (ja)

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