JP2002297653A - 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末 - Google Patents

携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末

Info

Publication number
JP2002297653A
JP2002297653A JP2001097180A JP2001097180A JP2002297653A JP 2002297653 A JP2002297653 A JP 2002297653A JP 2001097180 A JP2001097180 A JP 2001097180A JP 2001097180 A JP2001097180 A JP 2001097180A JP 2002297653 A JP2002297653 A JP 2002297653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication terminal
portable communication
displayed
information category
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001097180A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiro Nakano
中野  哲浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001097180A priority Critical patent/JP2002297653A/ja
Publication of JP2002297653A publication Critical patent/JP2002297653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定しておいた有限な数の情報カテゴリ
の情報を固定的にスクリーンセーバ時にディスプレイに
表示するだけでなく、時と場合によりユーザの要望に合
う情報をリアルタイムに予測し、表示すること。 【解決手段】 放送された情報を格納する放送データ記
憶部12と、これらの放送された情報のうちディスプレ
イ3に表示する情報カテゴリを示すフラグの値を格納す
るフラグ状態記憶部11とを有する。フラグの値が変わ
ることで表示される情報カテゴリが「株価」から「天
気」のように変わる。フラグのには2種類有り、固定フ
ラグの変更はキー操作部2でユーザが変更できるが、変
動フラグの変更は、端末1において、例えば、電子メー
ルで表示されたワードに対応する情報カテゴリを自動的
に選ぶように、変更がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバシステムが
無線通信サービス網を介してPHSや携帯電話を含む各
種携帯型通信端末に対して情報サービスを行う場合の好
適な携帯型通信端末情報サービスシステムおよびそれに
使用する携帯型通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバシステムのPHSや携帯電
話への情報サービスは、サーバ、または携帯端末から予
め設定しておいた有限な数の情報カテゴリ(例えば、天
気や株価といった情報カテゴリ)の情報を選択的に抽出
してスクリーンセーバ時に表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、いつも決まった情報カテゴリであり、飽
きやすい。また、本当に知りたい情報は時と場所と場合
によって変化するので、その都度表示する情報カテゴリ
の設定を操作して変更したり、直接、特定の情報カテゴ
リにわざわざアクセスするのは、非常に不便であるとい
う問題がある。
【0004】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
携帯型通信端末の状態やデータによって、ユーザの所望
する情報カテゴリを予測し表示する携帯型通信端末を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明によれば、複数の情報カテゴリに分
類される情報を有するサーバシステムから無線通信サー
ビス網の基地局装置を介して複数の携帯型通信端末に対
して情報を放送する携帯型通信端末情報サービスシステ
ムであって、放送された全情報の中から、前記携帯型通
信端末が前記情報カテゴリを選択して表示すべき前記情
報を選択する場合において、前記携帯型通信端末の操作
に応じて表示すべき前記情報カテゴリを変更すると共
に、前記携帯型通信端末または前記基地局装置が保持す
るデータ内のワードが予め決められたワードと対応する
場合に、前記表示すべき情報カテゴリの少なくとも一部
を自動的に変更する。
【0006】このことにより、データ内のワードによっ
て、自動的に表示する情報カテゴリの一部または全てを
変更することができるので、端末のユーザにとって都合
の良い情報カテゴリに属する情報を自動的に提供でき
る。
【0007】請求項2の発明によれば、前記情報カテゴ
リには対応するキーワードが設定されて、前記携帯型通
信端末または前記基地局装置に記憶されており、この記
憶されたキーワードを、前記携帯型通信端末または前記
基地局装置が保持するデータから検出することにより、
この検出されたキーワードに対応する前記情報カテゴリ
に係る前記情報を前記携帯型通信端末に表示する。この
ことにより、ユーザがその時々で求める情報の種類をよ
り簡単に予測し設定することができる。
【0008】請求項3の発明によれば、前記情報カテゴ
リに対応する前記キーワードと、前記放送された全情報
の中から選択し得る情報とを記憶する記憶手段が携帯型
通信端末の中に設けられている。このことにより、端末
にキーワードが記憶されているので、各端末のユーザに
合致したキーワードの設定が可能となり、端末ユーザの
要求に合った情報カテゴリを選択できる携帯型通信端末
を提供できる。
【0009】請求項4の発明によれば、前記記憶手段に
は前記ユーザが設定変更操作をすることによってのみ設
定変更された情報カテゴリを記憶する記憶領域と、前記
キーワードから自動的に選択され変更された情報カテゴ
リを記憶する記憶領域とを備える。このことにより、表
示する情報カテゴリを固定して設定する記憶領域と、変
動的に設定する記憶領域とに分けられているから、情報
カテゴリの選択が容易になる。
【0010】請求項5の発明によれば、前記自動的に選
択し変更される情報カテゴリを、前記ユーザが設定変更
操作をすることによってのみ設定変更される情報カテゴ
リとは、区別して優先順位を付けて表示する。このこと
により、ユーザが固定的に設定した情報よりも、携帯型
端末のデータによって変動する、その時々により変わる
情報を優先して見る事が出来るし、その逆に設定するこ
とも出来る。
【0011】また、請求項6の発明によれば、前記携帯
型通信端末で使用する電子メール内の表示が、前記各情
報カテゴリに対応する前記キーワードと一致する場合
に、前記記憶領域に記憶された前記情報カテゴリを前記
キーワードから自動的に選択し、この選択された情報カ
テゴリを表示することに変更する。このことにより、例
えば、電子メールの文章に“明日晴れるかなー?”とい
う文章が含まれている場合、“晴れ”というキーワード
を検出して、気象情報を有する情報カテゴリを新たに選
択するといったことができる。
【0012】請求項7の発明によれば、前記携帯型通信
端末での通話時の音声を認識する音声認識機能により抽
出されたワードが、前記各情報カテゴリに対応するキー
ワードと一致する場合に、前記記憶領域に記憶された前
記情報カテゴリを前記キーワードから自動的に選択し変
更する。これにより、通話の内容に対応した情報を表示
させることができる。
【0013】請求項8の発明によれば、前記携帯型通信
端末はスケジュール機能を有する端末からなり、前記ス
ケジュール機能で表示されたワードが、前記各情報カテ
ゴリに対応する前記キーワードと一致する場合に、前記
記憶領域に記憶された前記情報カテゴリを前記キーワー
ドから自動的に選択し変更することができる。このこと
により、ユーザのスケジュールの内容に応じた情報提供
をすることができる。
【0014】請求項9の発明によれば、前記携帯型通信
端末が地図表示機能を有し、表示された地図上の位置情
報が、前記各情報カテゴリに対応する前記キーワードと
一致する場合に、前記記憶領域に記憶された前記情報カ
テゴリを前記キーワードから自動的に選択し変更する。
このことにより、ユーザのいる位置に応じた情報提供を
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。ここで、情報カテゴリとは例えばグルメ、ニュ
ース、遊び、天気、株価など携帯型通信端末のディスプ
レイに表示される情報の名称を言う。また、これらの情
報カテゴリに対応してフラグ(1または0の値を持つ)
がフラグ状態記憶部の中に設定され記憶されており、ユ
ーザが管理する固定フラグと自動的に変化する変動フラ
グの2種類が設定されている。更にキーワードとは、各
情報カテゴリの情報表示において良く使われる言葉や記
号であって、情報カテゴリと対になってフラグ状態記憶
部に記憶されているワードを示すものである。そして電
子メール中に、このキーワードが有るか無いかで変動フ
ラグが立ったり立たなかったりするものである。
【0016】情報カテゴリが天気であれば、キーワード
には天気、寒い、暑い、晴れ等が有り、情報カテゴリが
株価であれば、キーワードには日経平均、東証等が有
る。そして基本的には、携帯型通信端末のディスプレイ
は、スクリーンセーバ時に最初にユーザが設定した情報
カテゴリ(株価等)に固定された放送データを表示す
る。
【0017】以下の実施例によれば、最初にユーザが設
定した情報カテゴリ(株価等)に固定された放送データ
を表示するだけでなく、基地局や携帯型通信端末の、そ
の時の状態に応じて、フレキシブルに、その時々にユー
ザが必要としていたり、関心のある放送データも表示で
きる。
【0018】ここで、基地局や携帯型通信端末の状態と
は、以下のものである。基地局の状態に関しては、大雨
・洪水等の緊急を要する気象情報が基地局側において入
手された場合であったり、政治の重要決定事項が基地局
側において入手された場合等が考えられる。携帯型通信
端末の状態に関しては、送受信する電子メールやスケジ
ュールに含まれるワード(言葉や記号)がフラグ状態記
憶部に記憶されているキーワードに対応する場合等であ
る。また、フラグ状態記憶部の中には、各情報カテゴリ
に対応する固定フラグや変動フラグの値と、変動フラグ
を立てるトリガとなるキーワードを記憶している。この
キーワードは固定されていても良いし、端末のユーザが
キーワードを変更できる様にしていても良い。また、情
報カテゴリそのものも、基地局からのデータにより追加
・削除ができてもよいものとする。
【0019】固定フラグはユーザが変更可能だが、ユー
ザが変更しない限りは固定のフラグであり、1を設定す
ると、その情報カテゴリに対応する情報をディスプレイ
に表示する。変動フラグは、基地局や携帯型通信端末の
状態により変動するフラグで、例えば、メール中のキー
ワードが、ある情報カテゴリに対応するのを検出した場
合には、その変動フラグに1を設定し、対応する情報を
ディスプレイに表示する。また、変動フラグのうち1に
設定できる数や時間を限定することもできる。
【0020】例えば、“今日は晴れるかなー?”という
電子メール文章中の“晴れ”というキーワードを制御回
路が検出すると、情報カテゴリの天気の変更フラグを自
動的に1に設定する。そして制御回路はフラグ状態記憶
部を参照して、固定フラグに1が設定されている情報を
抽出して、ディスプレイに表示する。
【0021】以下、図1を参照しながら説明する。図1
は携帯型通信端末となる携帯電話機1の回路構成図であ
る。この携帯電話機1にはキー操作検出手段としてのキ
ー操作部2、数字情報や文字情報あるいは記号情報や画
像情報などを表示する表示手段としてのディスプレイ
3、マイク(送話器)4ならびにスピーカ(受話器)
5、無線を送受信するためのアンテナ6が設けられてい
る。
【0022】また、制御手段ならびに判定手段としての
制御回路7は、マイクロコンピュータを主体として構成
されており、この制御回路7には、音声処理部8、デー
タ変換部9、送受信部10、GPS部13、上記ディス
プレイ3およびキー操作部2が接続されている。また、
上記制御回路7には、記憶手段としてのフラグ状態記憶
部11、ならびに放送データ記憶部12が接続されてい
る。
【0023】音声処理部8は、上記マイク4ならびにス
ピーカ5に接続されており、マイク4から与えられた受
話信号を符号化することによって音声データを生成し、
その音声データをデータ変換部9に出力すると共に、デ
ータ変換部9から与えられた音声データを復号化するこ
とによって送話信号を生成し、その送話信号をスピーカ
5に出力するようになっている。
【0024】データ変換部9は、音声処理部8や放送デ
ータ記憶部12から与えられた音声データを通信データ
に変換し、その通信データを送受信部10に出力すると
共に、送受信部10から与えられた通信データを音声デ
ータに変換し、その音声データを音声処理部8に出力す
るようになっている。
【0025】送受信部10は、上記アンテナ6に接続さ
れており、搬送波をデータ変換部9から与えられた通信
データで変調処理することにより、通信データを送信信
号としてアンテナ6から図示せぬ基地局に送信すると共
に、基地局から受信信号として与えられた通信データを
復調処理し、その復調処理された通信データをデータ変
換部9に出力するようになっている。また、この送受信
部10は、基地局から送信された着信信号を受信する
と、着信検出信号を制御回路7に出力するようになって
いる。
【0026】これによって、発声に応じてマイク4に集
音された受話信号は、音声処理部8で符号化されて音声
データに変換され、データ変換部9で通信データに変換
され、さらに、送受信部10で搬送波を変調処理するこ
とによって、送信信号として基地局に送信されることに
なる。また、送受信部10で復調処理された通信データ
は、データ変換部9で音声データに変換され、音声処理
部8で復号化されて送話信号に変換され、送話信号とし
てスピーカ5から出力されることになる。
【0027】ディスプレイ3は、制御回路7から着信表
示信号、メモリダイヤル情報表示信号、メモ文字情報表
示信号などの各種表示信号が与えられるようになってお
り、それら各種表示信号が与えられることに応じて、数
字情報、文字情報あるいは記号情報、画像情報などによ
る各種表示メッセージを表示するようになっている。
【0028】また、キー操作部2は、各種キーのうちの
いずれかのキーが操作されることに応じて、キー操作検
出信号を制御回路7に出力するようになっており、この
とき、制御回路7は、キー操作部2から与えられたキー
操作検出信号を解読して識別するようになっている。
【0029】記憶手段内のフラグ状態記憶部11は、図
示しない基地局側に置かれたサーバシステムから無線通
信サービス網を介して複数の携帯型通信端末に対して放
送される情報のうち、ディスプレイに表示する情報カテ
ゴリを示すフラグの値を格納する。放送データ記憶部1
2は、サーバシステムから無線通信サービス網を介して
放送される情報を格納する。GPS部13は、衛星から
受信した位置情報データを処理するためのもので、その
処理したデータを制御回路7に出力する。GPSアンテ
ナ14は、衛星からの位置情報データを受信し、その受
信データをGPS部13に出力するようになっている。
【0030】次に、上記構成の作用について、図2に示
すフローチャートを参照して説明する。尚、制御回路7
は、着信を待機している状態(待ち受け状態)にあり、
その状態から、情報カテゴリをユーザが手動または基地
局や携帯型通信端末の状態に応じて自動で変更し、この
変更した情報カテゴリに基づいて放送データを表示する
場合について説明する。
【0031】まず、待ち受け状態において、ユーザが表
示したい情報カテゴリをキー操作部2により設定または
変更することを制御回路7が認識した場合(図2のステ
ップS1で「YES」と判断)、設定または変更された
情報カテゴリに対応するフラグ状態記憶部11の固定フ
ラグを1に設定し、この固定フラグを1に設定した情報
カテゴリを変動フラグで表示設定される情報カテゴリよ
りも優先して表示するかどうかを、例えば、優先順位の
高低を示す図示しないフラグを立てることによって設定
する。そして、この優先順位の設定は、ユーザがキー操
作部2により表示したい情報カテゴリを設定変更した後
に、優先順位の設定をどうするのかの質問の画面をディ
スプレイ3に出してユーザに選択設定させることで行な
うが、ユーザが優先順位を選択設定しない時は、変動フ
ラグが立った情報カテゴリの方が固定フラグの立った情
報カテゴリよりも優先されるようにされている(ステッ
プS2)。
【0032】また、ユーザが意図的に情報カテゴリを設
定または変更しないところのステップS1でNOの場合
においても、基地局や携帯型通信端末の状態から、各情
報カテゴリに対応するキーワード等を制御回路7が検出
した場合(ステップS3で「YES」と判断)のうち、
該当する情報カテゴリの固定フラグが既に1に設定され
てはいないと判断した場合(ステップS4で「YES」
と判断)、検出したキーワード等に対応するフラグ状態
記憶部11の変動フラグを1に設定し、それ以外の変動
フラグをリセットする(ステップS5)。ステップS3
で、基地局や携帯型通信端末の状態から、各情報カテゴ
リに対応するキーワード等を制御回路7が検出しなかっ
た場合(ステップS3で「NO」と判断)、ステップS
6に進み、基地局から携帯型通信端末に送信される制御
チャネルの中に放送データが含まれているか否かを制御
回路7で判断する。そして、制御チャネルの中に放送デ
ータが含まれていると認識した場合(ステップS6で
「YES」)、放送データ記憶部12の記憶内容を、新
しく受信した放送データの内容に書き換えて蓄積する
(ステップS7)。
【0033】以上により、フラグ状態記憶部11のフラ
グの状態と、放送データ記憶部12の放送データの内容
が決定されるが、制御回路7は、ステップS8で、放送
データ記憶部12に蓄積された放送データの内容のう
ち、フラグ状態記憶部11の表フラグの状態の中で、フ
ラグが立っている放送データをディスプレイ3に表示す
るようデータを出力する。この場合、前述の優先順位を
考慮することは勿論である。
【0034】以上は、待ち受け中にユーザがディスプレ
イ3に表示する情報カテゴリの固定フラグをメニューを
表示し、そこから選択することにより、所望の情報カテ
ゴリを設定または変更し、次に、基地局や携帯型通信端
末の状態により変動フラグが設定され、次に、放送デー
タを制御チャネルから受信した際に、放送データ記憶部
12に記憶されている放送データの内容を書き換え、フ
ラグ状態記憶部11の各表示フラグの状態に応じて、放
送データ記憶部12の内容をディスプレイ3に表示する
場合について説明したが、放送データ記憶部12やフラ
グ状態記憶部11の記憶内容を書き換える順番は図2の
フローチャートのとおりでなくともよい。
【0035】このように上記実施例によれば、最初にユ
ーザが設定した情報カテゴリに固定された放送データを
表示するだけでなく、基地局や携帯型通信端末の状態に
応じて、フレキシブルにその時々にユーザが必要として
いたり、関心のある放送データも表示できる。
【0036】図3は図1のフラグ状態記憶部11の内容
の例で、各情報カテゴリに対応する固定フラグや変動フ
ラグの値と、変動フラグを自動的に立てるトリガとなる
キーワードを記憶する。本キーワードは固定でもいい
し、ユーザが変更できてもいいものとする。また、情報
カテゴリそのものも、基地局からのデータにより追加・
削除ができてもいいものとする。
【0037】固定フラグはユーザが変更可能だが、ユー
ザが変更しない限りは固定のフラグであり、1を設定す
ると、その情報カテゴリに対応する情報をスクリーンセ
ーバ時にディスプレイ3に表示する。
【0038】変動フラグは、基地局や携帯型通信端末の
状態により変動するフラグで、例えば、メール中のワー
ドがある情報カテゴリに対応するのを検出した場合に、
その変動フラグに1を設定し、対応する情報をディスプ
レイ3にスクリーンセーバ時に表示する。変動フラグの
うち1に設定できる数や時間を限定することもできる。
【0039】例えば、図1において、制御回路7は、着
信を待機している状態にあり、その状態から、ユーザが
表示したい情報カテゴリをキー操作部2により設定また
は変更することを制御回路7が認識した場合、設定また
は変更された株価に関する情報カテゴリに対応するフラ
グ状態記憶部11の固定フラグを図3のように1に設定
する(ステップS2)。そして、何も無ければ、制御回
路7は、ステップS8で、放送データ記憶部12に蓄積
された放送データの内容のうち、フラグ状態記憶部11
のフラグの状態の中で、フラグが立っている株価に関す
る放送データをディスプレイ3に表示するようデータを
出力し、図4のような表示をディスプレイに現わして、
株価の情報を入手できる。なお、図3のように複数の固
定フラグが1に立っている場合で、全ての情報カテゴリ
の放送データが有る時は、最近に固定フラグが立ったも
のから順に優先して表示する。あるいは、これら全て
(「グルメ」「ニュース」「株価」)の放送データのア
イコンを表示させて、ユーザに選択設定させても良い。
【0040】次に、メール中のワードにより、対応する
情報カテゴリを表示する場合について特に説明する。ユ
ーザが電子メールを受信したとして、基地局や携帯型通
信端末の状態から、各情報カテゴリに対応するキーワー
ド等を制御回路7が検出した場合(ステップS3で「Y
ES」と判断)、検出したキーワード等に対応するフラ
グ状態記憶部11の変動フラグを1に設定する(ステッ
プS5)。この場合は、今日は晴れるかなー?”という
図5のような電子メールの文章中の“晴れ”というキー
ワードを制御回路7が検出して、図6に示すように情報
カテゴリの天気の変更フラグを1に自動設定する。制御
回路7は、スクリーンセーバ状態のディスプレイ3に対
し、フラグ状態記憶部11を参照して、変動フラグに1
が設定されている天気情報を抽出して図7のように表示
する。
【0041】次に、図5のような内容が携帯電話機を使
用している通話中に話された場合について説明する。こ
の場合は、通話時の音声を認識する音声認識機能を制御
回路7内に有し、この音声認識機能により抽出された通
話内の「晴れ」というワードが、情報カテゴリに対応す
るキーワードの「晴れ」と一致する場合に、前記キーワ
ード「晴れ」から自動的にキーワードに対応する情報カ
テゴリを選択し、この選択された情報カテゴリが放送デ
ータ記憶部に記憶された情報カテゴリ内に有れば、この
選択された情報カテゴリを表示すべき情報カテゴリに変
更する。
【0042】次に基地局装置の状態または保持するデー
タによって変動フラグが自動的に立つ例について説明す
る。ここで、基地局の状態または保持するデータとは、
大雨・洪水等の緊急を要する気象情報が入手された場合
であったり、政治の重要決定事項入手された場合等が考
えられる。図8は例に図示せぬ放送機関から所定の大雨
の緊急情報が入った場合に、基地局装置が保存するデー
タ内の予め決められた所定部分に「緊急」のワードが含
まれているので、天気の変動フラグが自動的に立ち、入
手された緊急情報がスクリーンセーバ時に端末のディス
プレイに表示された例を示す。
【0043】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のでない。変動フラグを立てるきっかけとなる携帯電話
の状態は、メール中のワードに限らず、GPS部からの
情報を元にした位置情報でもよく、またスケジュール中
のワード等であってもよい。図9はスケジュール機能を
有する端末において、その日の15時に「ドライブ」と
予定をいれておいたところ、「ドライブ」というワード
に関連する情報カテゴリの「交通」が選択され、スクリ
ーンセーバ時に道路情報が表示された例を示す。
【0044】また、携帯電話機が地図表示機能を有する
場合は、表示された地図上の位置情報、例えば、「愛知
県」と「刈谷市」の両方が、ある一つの情報カテゴリに
対応するキーワード群の2つのキーワードと一致する場
合に、「愛知県」「刈谷市」という2つのキーワードを
持つ情報カテゴリを記憶手段から自動的に選択し、表示
するようにしても良い。
【0045】なお、携帯型通信端末1としては、携帯電
話、PHS(簡易型携帯電話機))、無線機能付き電子
手帳でも良い。キー操作部は、キーが端末本体と一体化
していても、別装着でも、ディスプレイと一体のタッチ
パネル方式であってもよく、実施例に示したものに限定
されることはない。また、情報の表示はディスプレイへ
の表示に限らず、振動、音、音声、光等の形態で表示し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の携帯型通信端末となる携帯電
話機の回路構成図である。
【図2】上記携帯電話機の作動を示すフローチャートで
ある。
【図3】上記携帯電話機のフラグ状態記憶部の内容をキ
ー操作部により設定変更した例を示す説明図である。
【図4】上記携帯電話機の固定フラグの設定に基づいた
ディスプレイの表示内容を示す図である。
【図5】上記携帯電話機でのメール内容を示す図であ
る。
【図6】上記メール中の携帯電話機においてフラグ状態
記憶部の変動フラグが自動的に変更された後の内容を示
す説明図である。
【図7】上記携帯電話機の上記変動フラグの変更に基づ
いたディスプレイの表示内容を示す図である。
【図8】基地局装置の状態または保持するデータによっ
て変動フラグが立ち、この変動フラグの変更に基づいた
上記携帯電話機のディスプレイの表示内容を示す図であ
る。
【図9】スケジュール機能を持つ携帯電話機の変動フラ
グの変更に基づいたディスプレイの表示内容を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 キー操作部 3 ディスプレイ 4 マイク 5 スピーカ 6 アンテナ 7 制御回路 8 音声処理部 9 データ変換部 10 送受信部 11 フラグ状態記憶部 12 放送データ記憶部 13 GPS部 14 GPSアンテナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/487 H04M 11/08 11/08 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 5B075 NK02 NK46 PP13 PQ02 5K015 AB01 5K024 AA71 CC11 FF03 5K067 AA34 BB04 EE02 EE10 EE23 FF23 FF31 HH22 HH24 KK15 5K101 KK02 KK18 LL12 NN18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報カテゴリに分類される情報を
    有するサーバシステムから無線通信サービス網の基地局
    装置を介して複数の携帯型通信端末に対して情報を放送
    する携帯型通信端末情報サービスシステムであって、 放送された全情報の中から、前記携帯型通信端末が前記
    情報カテゴリを選択して表示すべき前記情報を選択する
    場合において、前記携帯型通信端末の操作に応じて表示
    すべき情報カテゴリを変更すると共に、前記携帯型通信
    端末または前記基地局装置が保持するデータ内のワード
    が予め決められたワードと対応する場合に、前記表示す
    べき情報カテゴリの少なくとも一部を自動的に変更する
    ことを特徴とする携帯型通信端末情報サービスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記情報カテゴリには対応するキーワー
    ドが設定されて、前記携帯型通信端末または前記基地局
    装置に記憶されており、この記憶されたキーワードを、
    前記携帯型通信端末または前記基地局装置が保持するデ
    ータから検出することにより、この検出されたキーワー
    ドに対応する前記情報カテゴリに係る前記情報を前記携
    帯型通信端末に表示することを特徴とする請求項1に記
    載の携帯型通信端末情報サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記情報カテゴリに対応し、ユーザが設
    定可能な前記キーワードと、前記放送された全情報の中
    から前記キーワードに対応して選択し得る情報とを記憶
    する記憶手段が設けられた請求項2に記載の携帯型通信
    端末情報サービスシステムに用いる携帯型通信端末。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段には、前記ユーザが設定変
    更操作をすることによって設定変更された情報カテゴリ
    を記憶する記憶領域と、前記キーワードから自動的に選
    択され変更された情報カテゴリを記憶する記憶領域とが
    備えられていることを特徴とする請求項3に記載の携帯
    型通信端末。
  5. 【請求項5】 前記自動的に選択され変更された情報カ
    テゴリを、前記ユーザが設定変更操作をすることによっ
    て設定変更された情報カテゴリよりも優先して表示する
    か、または、逆に前記ユーザが設定変更操作をすること
    によって設定変更された情報カテゴリを、前記自動的に
    選択され変更された情報カテゴリよりも優先して表示す
    るかを設定することを特徴とする請求項4に記載の携帯
    型通信端末。
  6. 【請求項6】 前記携帯型通信端末は電子メールの機能
    を有し、該電子メール内の表示が、前記各情報カテゴリ
    に対応する前記キーワードと一致する場合に、前記記憶
    手段に記憶された前記情報カテゴリを前記キーワードか
    ら自動的に選択し、この選択された情報カテゴリを表示
    する事を特徴とする請求項3ないし5の何れかに記載の
    携帯型通信端末。
  7. 【請求項7】 前記携帯型通信端末は通話時の音声を認
    識する音声認識機能を有し、該音声認識機能により抽出
    されたワードが前記各情報カテゴリに対応するキーワー
    ドと一致する場合に、前記記憶手段に記憶された前記情
    報カテゴリを、前記キーワードから自動的に選択し、こ
    の選択された情報カテゴリを表示する事を特徴とする請
    求項3ないし5の何れかに記載の携帯型通信端末。
  8. 【請求項8】 前記携帯型通信端末はスケジュール機能
    を有する端末からなり、前記スケジュール機能で表示さ
    れたワードが、前記各情報カテゴリに対応する前記キー
    ワードと一致する場合に、前記記憶手段に記憶された前
    記情報カテゴリを前記キーワードから自動的に選択し、
    この選択された情報カテゴリを表示する事を特徴とする
    請求項3ないし5の何れかに記載の携帯型通信端末。
  9. 【請求項9】 前記携帯型通信端末が地図表示機能を有
    し、表示された地図上の位置情報が、前記各情報カテゴ
    リに対応する前記キーワードと一致する場合に、前記記
    憶手段に記憶された前記情報カテゴリを、前記キーワー
    ドから自動的に選択し、この選択された情報カテゴリを
    表示する事を特徴とする請求項3ないし5の何れかに記
    載の携帯型通信端末。
JP2001097180A 2001-03-29 2001-03-29 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末 Pending JP2002297653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097180A JP2002297653A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097180A JP2002297653A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002297653A true JP2002297653A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18950992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001097180A Pending JP2002297653A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002297653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043102A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Ntt Docomo Inc コンテンツ設定装置、コンテンツ設定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0951314A (ja) * 1995-08-09 1997-02-18 Hitachi Ltd 情報伝達システム、受信装置及び情報の選択方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0951314A (ja) * 1995-08-09 1997-02-18 Hitachi Ltd 情報伝達システム、受信装置及び情報の選択方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043102A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Ntt Docomo Inc コンテンツ設定装置、コンテンツ設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2365050C (en) A communication network terminal supporting a plurality of applications
US7366529B2 (en) Communication network terminal supporting a plurality of applications
KR100790117B1 (ko) 디지털 방송 채널 선택 장치 및 방법
JP4983005B2 (ja) 電子機器、優先接続装置、優先接続方法及び優先接続プログラム
US7894799B2 (en) System and method for selectively receiving digital multimedia broadcasting (DMB) data broadcast
KR100617784B1 (ko) 이동통신 단말기의 전화번호 검색 장치 및 방법
US20050197112A1 (en) Mobile terminal for transmitting emergency message and method thereof
CN101741978A (zh) 便携式终端、音频输出控制方法和音频输出控制程序
WO2006135120A1 (en) Mobile terminal for transmitting emergency message and method thereof
US20020111155A1 (en) Language selecting method and mobile communication system
KR100825406B1 (ko) 휴대 단말기의 음성 알림 서비스 시스템 및 서비스 제공방법
KR100793772B1 (ko) 이동통신 단말기의 연락처 정보 공유 방법
KR20060106468A (ko) 이동통신 단말기에서 단축번호를 이용한 콜 발신 방법
JP2002297653A (ja) 携帯型通信端末情報サービスシステムおよび端末
KR100472298B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 스팸 메시지 처리 방법
KR20060013293A (ko) 위치 서비스를 제공하는 이동통신 단말기 및 그 서비스제공 방법
JP2011072003A (ja) 電子機器
KR20060065046A (ko) 날씨 정보에 따른 알람 제공 기능을 가지는 무선통신단말기 및 그 방법과 날씨 정보 전송 장치 및 그 방법
KR100486779B1 (ko) 이동통신단말기에 있어서 문자메시지의 음성 제공 방법
KR101455843B1 (ko) 휴대용 단말기의 알람 설정 방법
RU31666U1 (ru) Система предоставления данных о местонахождении объекта или объектов (варианты)
KR100554796B1 (ko) 날씨정보가 제공되는 휴대폰
JP4145134B2 (ja) 携帯通信機器
KR20000046064A (ko) 통신단말기의 날씨정보 디스플레이 방법
JP2000069563A (ja) 移動無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406