JP2002297384A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JP2002297384A
JP2002297384A JP2001096054A JP2001096054A JP2002297384A JP 2002297384 A JP2002297384 A JP 2002297384A JP 2001096054 A JP2001096054 A JP 2001096054A JP 2001096054 A JP2001096054 A JP 2001096054A JP 2002297384 A JP2002297384 A JP 2002297384A
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JP2001096054A
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Tomohiro Yasuda
知弘 安田
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SCIO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザによる設定条件の変動に対応して、ユー
ザにより要求される種々のデータ処理を実行し得る適応
性の高いシステムを提供する。 【解決手段】本システムは、SE1と、TS2と、クラ
ス管理部5と、オブジェクト管理部6とを備えている。
SE1は「設定条件」に応じ、クラス管理部5により管
理されているクラスをインスタンス化してオブジェクト
を生成する。オブジェクト管理部6はSE1に生成され
たオブジェクトを管理する。TS2はユーザによるデー
タ処理の要求に応じ、オブジェクト管理部6により管理
されているオブジェクトが有するメソッドのうち当該デ
ータ処理の実行に必要なメソッドを機能させることで各
オブジェクトのプロパティを必要に応じて加味しながら
データ処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザによる設定
条件に基づき、ユーザにより要求されるデータ処理を実
行するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】Java言語等によるプログラミングに
関して「オブジェクト指向」という思想がある。この思
想によれば、プログラム単位であるオブジェクトが有す
る状態及び機能を定義するクラスの設計を基礎としてプ
ログラムが作成される。オブジェクト指向に沿って作成
されたプログラムによれば、クラスがインスタンス化さ
れることで状態及び機能を有するオブジェクトが生成さ
れ、各オブジェクトが連携しながら状態に応じて諸機能
を発揮することでプログラム全体としての機能が発揮さ
れる。
【0003】このオブジェクト指向によれば、プログラ
ムの開発効率が向上するという利点がある。これは、基
礎となる機能を実現するプログラムが作成された後、既
存のクラスの機能を受け継ぎながら新たな機能が付加さ
れたクラスを新たに定義する「継承」により当該プログ
ラムのバージョンアップを行えるからである。これによ
り従来のようにバージョンアップに際してプログラム全
体を再設計する必要がなくなり、上述のようにプログラ
ムの開発効率が向上する。
【0004】しかし、プログラムがユーザの手元に渡っ
た後は、もはやプログラマーの関与するところではなく
なる。このため、ユーザはバージョンアップされたプロ
グラムを利用するには、CD−ROM等の記録媒体を通
じてその端末装置に当該プログラムをインストールする
必要がありユーザフレンドリーとは言い難かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はユー
ザによる設定条件の変動に対応して、ユーザにより要求
される種々のデータ処理を実行し得る適応性の高いシス
テムを提供することを解決課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のデータ処理システムは、クラスを管理するク
ラス管理部と、前記設定条件に応じ、該クラス管理部に
より管理されているクラスをインスタンス化して機能を
表すメソッドを有するプログラム単位部分としてのオブ
ジェクトを生成するオブジェクト生成部と、該オブジェ
クト生成部により生成されたオブジェクトを管理するオ
ブジェクト管理部と、該オブジェクト管理部により管理
されているオブジェクトのメソッドのうち前記データ処
理の要求に応じたメソッドを機能させることで、該デー
タ処理を実行するデータ処理部とを備えていることを特
徴とする。
【0007】本発明によれば、ユーザの要求に応じて実
行可能なデータ処理はオブジェクト管理部により管理さ
れているオブジェクトが有するメソッドに依存するが、
このオブジェクトはユーザによる設定条件に応じて生成
される。従って、ユーザはその意思に応じた条件設定に
よりいかなるデータ処理を本システムに実行させるかを
容易に変更することができる。
【0008】上記システムにおいて、前記オブジェクト
生成手段は状態を表すプロパティを有するオブジェクト
を生成し、前記データ処理部は前記オブジェクト管理部
により管理されているオブジェクトのプロパティの値の
うち前記データ処理の要求に応じたプロパティの値に基
づいて該データ処理を実行することが好ましい。
【0009】本発明によれば、オブジェクトが有するプ
ロパティの値に基づいてデータ処理を実行される。従っ
て、ユーザはその意思に応じ条件設定によりいかなるプ
ロパティを有するオブジェクトを生成させるかにより、
いかなるデータ処理を本システムに実行させるかを容易
に変更することができる。
【0010】上記システムにおいて、前記条件の設定に
は前記クラス管理部により管理されるクラスの削除又は
外部クラス源からの追加が含まれていることが好まし
い。
【0011】本発明によれば、ユーザはクラスの削除・
追加により、当該クラスから生成可能なオブジェクトの
種類を削除・追加することができ、ひいては本システム
により実行可能なデータ処理を容易に変更することがで
きる。
【0012】上記システムにおいて、前記条件の設定に
は前記クラス管理部により管理されているクラスの指定
が含まれ、前記オブジェクト生成部は該条件設定により
指定されたクラスのコンストラクタを機能させることで
該クラスをインスタンス化してプロパティの値が未設定
の第1オブジェクトを生成する第1処理部を備えている
ことが好ましい。
【0013】本発明によれば、第1処理部により生成さ
れた第1オブジェクトのメソッドが機能することでユー
ザにより要求されるデータ処理を実行することができ
る。
【0014】上記システムにおいて、前記条件の設定に
は第1オブジェクトのプロパティの値の設定が含まれ、
前記オブジェクト生成部は該第1オブジェクトの初期化
メソッドを機能させ、該第1オブジェクトが有し、値が
設定済みのプロパティのクラスをインスタンス化し、該
プロパティの値が設定済みの第2オブジェクトを生成す
ることで該第1オブジェクトのプロパティの値を設定す
る第2処理部を備えていることが好ましい。
【0015】また、前記第2処理部は第1オブジェクト
に値が未設定のプロパティがある場合、該第1オブジェ
クトが有し、値が未設定のプロパティのクラスをインス
タンス化し、該プロパティの値が未設定の第2オブジェ
クトを生成することで該第1オブジェクトのプロパティ
の値を未設定とすることが好ましい。
【0016】本発明によれば、第2処理部により生成さ
れた第2オブジェクトのメソッドが機能することでユー
ザにより要求されるデータ処理を実行することができ
る。また、必要に応じてユーザにより設定されたプロパ
ティの値に基づいてデータ処理を実行することができ
る。
【0017】上記システムにおいて、前記条件の設定に
は前記クラス管理部により管理されるクラスと前記オブ
ジェクト管理部により管理されるオブジェクトとの関連
付けが含まれ、前記オブジェクト生成部はユーザによる
該関連付けに応じ、該関連付けされたクラスをインスタ
ンス化し、該関連付けされたオブジェクトのプロパティ
の値の全部又は一部を継承する新オブジェクトを生成す
ることが好ましい。
【0018】同様に、前記条件の設定には前記クラス管
理部により管理されるクラスと、前記オブジェクト管理
部により管理される第1オブジェクトとの関連付けが含
まれ、該関連付けに応じて前記第1処理部は該関連付け
されたクラスのコンストラクタを機能させることで該ク
ラスをインスタンス化してプロパティ値が未設定の新第
1オブジェクトを生成し、前記第2処理部は該新第1オ
ブジェクトのメソッドを機能させることで該新第1オブ
ジェクトのプロパティクラスをインスタンス化し、該プ
ロパティの値が設定済みの新第2オブジェクトを生成
し、これにより該関連付けされた第1オブジェクトのプ
ロパティの値の全部又は一部を新第1オブジェクトのプ
ロパティの値として設定することが好ましい。
【0019】本発明によれば、既存の(第1)オブジェ
クトに関連付けられたクラスから生成される新(第1)
オブジェクトは当該既存の(第1)オブジェクトのプロ
パティの値を継承した形で生成される。従って、ユーザ
は当該既存の(第1)オブジェクトから新(第1)オブ
ジェクトに継承されたプロパティの値を重複入力する必
要がなく、これにより本システムの使い勝手を向上させ
ることができる。
【0020】上記システムにおいて、ユーザにより要求
される前記データ処理には所定情報の提供が含まれてい
ることが好ましい。
【0021】特に、前記データ処理には一のプロパティ
の値又は該プロパティの値に基づいて決定される所定情
報の提供が含まれ、前記オブジェクト管理部により管理
されている第1オブジェクトの中から該一のプロパティ
又は該一のプロパティの値の取得に必要な他のプロパテ
ィを有する第1オブジェクトを選定するオブジェクト選
定部を備え、前記データ処理部は該オブジェクト選定部
により選定された第1オブジェクトのメソッドを機能さ
せることで該一の又は他のプロパティの値を取得するこ
とが好ましい。
【0022】本発明によれば、ユーザにより要求される
一のプロパティ又は一のプロパティの取得に必要な他の
プロパティを有する第1オブジェクトが選定され、この
第1オブジェクトのメソッドが機能することで、一の又
は他のプロパティの値が取得される。従って、ユーザは
一のプロパティの値を直接的に又は他のプロパティの値
から間接的に取得することができる。
【0023】また、上記システムにおいて、前記一のプ
ロパティの値が前記他のプロパティの値から演算される
場合、前記オブジェクト選定部により該他のプロパティ
を有するとして選定された第1オブジェクトのメソッド
には、該他のプロパティの値を取得し、該他のプロパテ
ィの値に基づいて該一のプロパティの値を演算するメソ
ッドが含まれていることが好ましい。
【0024】さらに、上記システムにおいて、前記他の
プロパティの値が未設定で且つさらに他のプロパティの
値から演算される場合、前記オブジェクト選定部により
該さらに他のプロパティを有するとして選定された第1
オブジェクトのメソッドには、該さらに他のプロパティ
の値を取得し、該さらに他のプロパティの値に基づいて
該他のプロパティの値を演算するメソッドが含まれてい
ることが好ましい。
【0025】また、第1オブジェクトのメソッドには該
第1オブジェクトが有するプロパティを有する第2オブ
ジェクトのメソッドをさらに機能させ、これにより該プ
ロパティの値を取得する機能を有するメソッドが含まれ
ていることが好ましい。
【0026】本発明によれば、ユーザは一のプロパティ
の値型のプロパティの値から演算される場合、また、当
該他のプロパティがさらに他のプロパティの値から演算
される場合であっても、当該一のプロパティの値又はこ
れに基づいた所定情報を取得できる。
【0027】上記システムにおいて、前記オブジェクト
管理部により管理され、前記一の又は他のプロパティを
有する第1オブジェクトのメソッドには、該一の又は他
のプロパティの値を外部プロパティ値源から取得する機
能を有するメソッドが含まれていることが好ましい。
【0028】本発明によれば、システム内に存在しない
プロパティの値が外部プロパティ値源から取得されるの
で、ユーザは当該存在しないプロパティの値に関する情
報をも取得することができる。
【0029】上記システムにおいて、前記データ処理部
は、前記オブジェクト生成部により所定のクラス源にあ
るクラスがインスタンス化されて生成され、前記データ
処理の要求に応じたメソッドを有するオブジェクトであ
ることが好ましい。
【0030】本発明によれば、データ処理部として生成
されるオブジェクトのメソッドが機能することで他のオ
ブジェクトを機能させ、これによりユーザにより要求さ
れるデータ処理を実行することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明のデータ処理システムの実
施形態について図面を用いて説明する。図1は本実施形
態のデータ処理システムの構成説明図であり、図2及び
図3は本実施形態のデータ処理システムに係るディスプ
レイ表示の説明図であり、図4乃至図7は本実施形態の
データ処理システムの機能説明図である。
【0032】図1に示す本実施形態のデータ処理システ
ムはネットワークを介して複数の業者bに係るサーバコ
ンピュータbxと通信可能なユーザcのパソコン、携帯
電話、PHS、PDA等の端末cxにより構成されてい
る。サーバコンピュータbxは本発明の「外部クラス
源」及び「外部プロパティ値源」を構成する。ユーザc
の端末cxはディスプレーdと、キーボードkと、マウ
スmとを備えている。
【0033】端末cxはソービングエンジン(SE:S
olving Engine)1と、ツールソフトウェ
ア(TS:Tool Software)2と、アクセ
プトインターフェース(AI:accept inte
rface)3と、ユーザインターフェース(UI:U
ser Interface)4とを備えている。SE
1はクラス管理部5と、オブジェクト管理部6と、第1
処理部7及び第2処理部8とを備えている。
【0034】SE1はクラスをインスタンス化すること
でオブジェクトを生成する「オブジェクト生成部」の役
割を担う。TS2はオブジェクトのメソッドを機能させ
ることでユーザcにより要求されるデータ処理を実行す
る「データ処理部」の役割を担う。図1ではTS2は1
つだが複数で存在してもよい。AI3はSE1と協働し
てオブジェクトを選定する「オブジェクト選定部」の役
割を担う。なお、このオブジェクトの選定条件として使
用される単語(キーワード)は予め規定の辞書に登録さ
れた単語の中から選択・採用され、これにより後述する
オブジェクトの選定が可能とされている。
【0035】UI4はユーザcによるキーボードkやマ
ウスmの操作に応じた形で、SE1やTS2等を機能さ
せてデータ処理を可能とする役割を担う。クラス管理部
5はオブジェクトの設計図ともいうべき「クラス」を管
理する。オブジェクト管理部6はクラスから生成された
「オブジェクト」を管理する。
【0036】上記構成の本システムの機能について図2
乃至図7を用いて説明する。本実施形態では業者bによ
り提供される種々のサービスであって、ユーザcにより
入力される生年月日、職業等の個人情報や、法制度や経
済動向等の動的な要因に応じて変動するサービスの内容
を表示するためのデータ処理が行われる。
【0037】まず、本システムによるデータ処理の概要
について、端末cxのディスプレーdにおける表示を図
2及び図3に示しながら説明する。本システムの起動に
伴い端末cxのディスプレイdには図2(a)に示すよ
うに3つのウィンドウ、即ち「クラスウィンドウ」w1
と、「アセットウィンドウ」w2 と、「ツールウィンド
ウ」w3 とが表示される。
【0038】クラスウィンドウw1 にはクラス管理部1
により管理されているクラスに対応するアイコン、即ち
「個人」、「サービスA」、「サービスB」、・・等の
アイコンが表示されている。サービスに係るクラスはユ
ーザcがその端末cxによりネットワークを介して業者
bのホームページにアクセスし「業者bが新種のサービ
スを提供している」ということを知得した上でその端末
cxにダウンロードすることが可能とされている。
【0039】アセットウィンドウw2 にはオブジェクト
管理部2により管理されているオブジェクトの一部に対
応するアイコンが表示されるが初期段階では空である。
なお始めからオブジェクトが生成されている場合には当
該オブジェクトに対応するアイコンが初期段階から表示
されていてもよい。
【0040】ツールウィンドウw3 にはデータ処理を実
行する複数のTS4に対応するアイコン、即ち「ツール
1 」、「ツールT2 」、・・のアイコンが表示され
る。これらTS4はユーザcがその端末cxによりネッ
トワークを介して業者bのホームページにアクセスし
「業者bが新種のツールソフトを提供している」という
ことを知得した上でその端末cxにダウンロードするこ
とが可能とされている。
【0041】次に、ユーザcがマウスmの操作により
「個人」アイコンをクラスウィンドウw1 からアセット
ウィンドウw2 に移動させると、図2(b)に示すよう
にテーブルt1 が表示される。テーブルt1 には「個人
情報その1」及び「個人情報その2」の設定欄が表示さ
れ、ユーザcはキーボードk等を操作してこれら設定欄
に応じてx1 、x2 との内容を入力・設定する。これ
は、業者bにより提供されるサービスA、B、・・の内
容が個人情報その1及びその2に応じて変動し得るの
で、様々な個人情報に応じてサービスA、B、・・の内
容を個別具体的に表示させるためである。また、このと
きアセットウィンドウw2 に個人情報その1がx1 でそ
の2がx2 である「個人z」を表すアイコンが表示され
る。なお、後述のように個人情報その1及びその2がオ
ブジェクトの各「プロパティ」を表し、それらの内容x
1 、x2 が「プロパティの値」を表す。
【0042】続いて、ユーザcがマウスmの操作により
ツールウィンドウw3 において「ツールT1 」のアイコ
ンをクリックすると、図2(c)に示すようにツールT
1 のウィンドウw4 が表示される。ここで、「サービス
A」アイコンがクラスウィンドウw1 からウィンドウw
4 に移動されると、図2(c)に示すようにテーブルt
2 が表示される。テーブルt2 にはサービスAに関する
条件の設定欄が表示され、ユーザcはキーボードk等を
操作してこれら設定欄に応じてyという条件を入力・設
定する。これは、サービスAの内容が条件に応じて変動
し得るので、様々な条件下でのサービスAの内容を個別
具体的に表示させるためである。なお、後述のように条
件がオブジェクトの「プロパティ」を表し、条件yが
「プロパティの値」を表す。
【0043】そして、ユーザcがマウスmの操作により
図3(a)に示すようにツールT1のウィンドウw4
メニューバーmbの中から所定メニューをクリックする
とテーブルt3 が表示される。テーブルt3 には上記個
人情報その1の内容(一のプロパティの値)と、上記個
人zに対して条件yの下で提供されるサービスAの内容
(一のプロパティの値)とが表示される。なお、後述の
ようにサービスAの内容は個人情報その2の内容x2
基づいて条件yが反映された関数g(x2 )により演算
される。
【0044】また、ユーザcがマウスmの操作によりク
ラスウィンドウw1 にある「サービスB」アイコンをウ
ィンドウw4 にある「サービスA」アイコンに重ねたと
き、即ち既存の第1オブジェクトと新たなクラスとが関
連付けられるとき、テーブルt3 には上記個人情報その
1の内容と、上記個人zに対して条件yの下で提供され
るサービスBの内容とが表示される。なお、このときテ
ーブルt3 にはサービスBの内容のみならずサービスA
の内容等も表示されてよい。
【0045】ここで、上述のようにユーザcによる個人
情報その1がx1 、その2がx2 及び条件がyという設
定に応じ、業者bから提供されるサービスA、Bの内容
h等がを表示されるとき、本システムがどのように機能
するかの詳細について図2及び図3に対応させながら図
4乃至図7を用いて説明する。
【0046】まず、図2(b)に示すように「個人」ア
イコンがクラスウィンドウw1 からアセットウィンドウ
2 に移動される。このとき、SE1の第1処理部7は
「個人」クラスのメソッドのうち「コンストラクタ」を
機能させることでクラス管理部1により管理されている
「個人」クラスをインスタンス化して第1オブジェクト
11を生成する(図4s1)。第1オブジェクト11は
プログラムの単位部分としての機能を表す「メソッド
(群)」と、「個人情報その1」及び「個人情報その
2」という状態を表す「プロパティ(群)」とを有して
いる。なお、この段階では第1オブジェクト11のプロ
パティの値、即ち個人情報その1及びその2の内容は未
設定である。
【0047】次に、UI6によりディスプレーdに表示
される図2(b)のテーブルt1 の設定欄に応じてユー
ザcにより個人情報その1及びその2がx1 、x2 とそ
れぞれ入力・設定される。このとき、SE1の第2処理
部8は「個人」第1オブジェクト11のプロパティのク
ラスの「コンストラクタ」を機能させることで各クラス
をインスタンス化して第2オブジェクト12a、12b
を生成する(図4s2)。第2オブジェクト12a、1
2bはそれぞれ機能を表すメソッド群と、また、値が
「x1 」のプロパティ(個人情報その1)、値「x2
のプロパティ(個人情報その2)とを有する。第2オブ
ジェクト12a及び12bが生成されることで第1オブ
ジェクト11のプロパティの値が設定される。このと
き、UI4によって図2(b)に示すようにディスプレ
ーdのアセットウィンドウw2 に個人情報その1、その
2がそれぞれx1 、x2 である「個人z」を表すアイコ
ンが表示される。
【0048】続いて、ツールウィンドウw3 において
「ツールT1 」アイコンがクリックされたとき、UI4
を通じて図2(c)に示すウィンドウw4 が表示され
る。また、「サービスA」アイコンがツールウィンドウ
3 からツールT1 のウィンドウw4 に移動されたと
き、UI4を通じて図2(c)に示すテーブルt2 がデ
ィスプレーdに表示される。このとき、SE1の第1処
理部7が「サービスA」クラスの「コンストラクタ」を
機能させることで「サービスA」クラスをインスタンス
化して第1オブジェクト21を生成する(図4s3)。
第1オブジェクト21はプログラムの単位部分としての
機能を表す「メソッド(群)」と、「条件」及び「サー
ビス内容」という状態を表す「プロパティ」とを有して
いる。なお、この段階では第1オブジェクト11のプロ
パティの値、即ち条件及び具体的なサービス内容は未設
定である。
【0049】次に、図2(c)のテーブルt2 の設定欄
に応じて条件がyと入力・設定される。このとき、SE
1の第2処理部8は第1オブジェクト21のプロパティ
「条件」及び「サービス内容」のそれぞれのクラスの
「コンストラクタ」を機能させることで、各クラスをイ
ンスタンス化して第2オブジェクト22a、22bを生
成する(図4s4)。第2オブジェクト22a、22b
はそれぞれ機能を表すメソッド群と、また、値が「y」
のプロパティ「条件」及び値が未設定のプロパティ「サ
ービス内容」とを有する。第2オブジェクト22a、2
2bが生成されることで第1オブジェクト21のプロパ
ティ「条件」の値が「y」に設定され、プロパティ「サ
ービス内容」の値が未設定とされる。
【0050】そして、ツールT1 のウィンドウw4 にお
いてメニューバーmbから所定のメニューがクリックさ
れたとき、図3(a)に示すように個人情報その1と、
上記個人zに対して条件yの下で提供されるサービスA
の内容とがテーブルt3 に表示される。以下、「個人情
報その1」の表示に要する処理と、「サービス内容」の
表示に要する処理とに分けて説明する。
【0051】まず、テーブルt3 への「個人情報その
1」の表示に要する処理について図5を用いて説明す
る。ここではまずメニューバーmbから所定のメニュー
がクリックされた旨(図3(a)参照)がUI4からT
S2に連絡される。これを受けてTS2からSE1に対
し、テーブルt3 に表示されるプロパティ「個人情報そ
の1」を有する第1オブジェクトの通知が依頼される
(s11)。
【0052】次に、SE1がオブジェクト管理部6によ
り管理されている複数の第1オブジェクトのうち1つを
指定した上で、AI3を呼出す(s12)。これを受け
てAI3は指定された第1オブジェクトの「検索メソッ
ド」を機能させ(s13)、当該第1オブジェクトがプ
ロパティ「個人情報その1」を有していれば「tru
e」、有していなければ「false」とSE1に通知
させる(s14)。従って、SE1は第1オブジェクト
11については「true」、第1オブジェクト21に
ついては「false」との連絡を受ける。なお、第1
オブジェクト11、21のほかにも第1オブジェクトが
存在する場合も同様である。
【0053】続いて、SE1は「true」と通知され
たのが第1オブジェクト11である旨をTS2に対して
通知する(s15)。次に、TS2は通知に係る第1オ
ブジェクト11の「検索メソッド」を機能させる(s1
6)。すると、プロパティ「個人情報その1」を有する
第2オブジェクト12aの「取得メソッド」が機能し
(s17)、第2オブジェクト12aが第1オブジェク
ト11に対してプロパティ「個人情報その1」の値が
「x1 」であると通知する(s18)。そして、プロパ
ティ「個人情報その1」の値が「x1 」である旨がSE
1に通知される(s19)。また、TS2はディスプレ
ーdにプロパティ「個人情報その1」の値「x1 」を表
示させる(図3(a)参照)。
【0054】次に、テーブルt3 への「サービスAの内
容」の表示に要する処理について図6を用いて説明す
る。ここでも上記s11〜s18の手続が実行される。
即ちまず、TS2からSE1に対し、テーブルt3 に表
示されるプロパティ「サービス内容」を有する第1オブ
ジェクトの通知が依頼される(s11)。そして、最終
的にプロパティ「サービス内容」を有する第2オブジェ
クト22bの「取得メソッド」が機能する(s18)。
しかるに、当該プロパティ値は未設定であり、演算によ
り求められる必要がある。
【0055】この場合、第2オブジェクト22bの「取
得メソッド」が機能することで、上記s11〜s19と
同様の処理s21〜s29が実行される。
【0056】即ち、まず、第2オブジェクト22bの取
得メソッドが機能することでSE1に対し、テーブルt
3 に表示されるプロパティ「サービス内容」の演算に必
要な「個人情報その2」を有する第1オブジェクトの通
知が依頼される(s21)。次に、SE1はオブジェク
ト管理部6により管理され、第1オブジェクト21を除
く第1オブジェクトの中から1つが指定された上で、A
I3が呼出される(s22)。これを受けてAI3は指
定された第1オブジェクトの「検索メソッド」を機能さ
せ(s23)、当該第1オブジェクトがプロパティ「個
人情報その2」を有していれば「true」、有してい
なければ「false」とSE3に対して通知させる
(s24)。従って、SE1は第1オブジェクト11に
ついて「true」との通知を受ける。
【0057】続いて、SE1は「true」と連絡のあ
ったのが第1オブジェクト11である旨を第2オブジェ
クト22bに対して通知する(s25)。次に、第2オ
ブジェクト22bの取得メソッドが通知に係る第1オブ
ジェクト11の「検索メソッド」を機能させる(s2
6)。これによりプロパティ「個人情報その2」を有す
る第2オブジェクト12bの「取得メソッド」が機能し
(s27)、プロパティ「個人情報その2」の値が「x
2 」である旨が第2オブジェクト12bから際1オブジ
ェクト11に対して通知される(s28)。すると、第
1オブジェクト11の検索メソッドが機能してプロパテ
ィ「個人情報その2」の値が「x2 」である旨が第2オ
ブジェクト22bに通知される(s29)。そして、第
2オブジェクト22bの取得メソッドは通知された値
「x2 」に基づいてプロパティ「サービス内容」の値を
演算し、演算されたプロパティ「サービス内容」の値
「g(x 2 )」をTS2に通知する。これに応じてTS
2はこの値「g(x2 )」をディスプレーdに表示させ
る。
【0058】なお、オブジェクト管理部6により管理さ
れている第2オブジェクトのいずれもがプロパティ「個
人情報その2」の値を有していない場合、第2オブジェ
クト22bの演算メソッドはネットワークを介してサー
バ(プロパティ値源)bxから当該値をダウンロードす
ることが可能とされている。従って、プロパティ「個人
情報その1」、「個人情報その2」、さらには「条件」
がかかるダウンロードにより本システムの外部から取得
可能な場合にはユーザcはテーブルt1 、t2に応じた
入力・設定を省略することができる。
【0059】ここで、クラスウィンドウw1 の「サービ
スB」アイコンがウィンドウw4 の「サービスA」アイ
コンに重ねられたときの本システムの機能について図
7、さらには図4〜図6を再び用いて説明する。この機
能の概要は、図7に示すようにサービスAに係る第1オ
ブジェクト21Aのプロパティの値のうち設定済みのも
のが「継承」され、新たなメソッドが追加されたメソッ
ド群を有するサービスBに係る新たな第1オブジェクト
21Bが生成されるというものである。
【0060】その詳細な処理であるが、まず「サービス
B」クラスから第1オブジェクト21Bが生成される
(図4s3参照)。このとき第1オブジェクト21Bの
メソッドのうち「継承初期化メソッド」が機能すること
でユーザcによるプロパティの値の設定がなくとも、第
1オブジェクト21Aのプロパティ「条件」の値「y」
を継承した第2オブジェクト、及びプロパティ「サービ
ス内容」の値が未設定のままの第2オブジェクトが生成
される(図4s4参照)。そして、図5のs11〜s1
9、図6のs21〜s30の処理が実行され、テーブル
3 には上記個人情報その1の内容と、上記個人zに対
して条件yの下で提供されるサービスBの内容とが表示
される。なお、ここではサービスBの内容は個人情報そ
の2の内容x2 に基づいて条件yが反映されて関数h
(x2 )により演算される。
【0061】本システムによれば、ユーザcの要求に応
じて実行可能な情報提供(データ処理)はオブジェクト
管理部6により管理されている第1オブジェクト、第2
オブジェクトが有するメソッドに依存する。ここで、こ
れら第1オブジェクト及び第2オブジェクトはユーザc
による個人情報その1、その2、条件の設定等の「条件
設定」に応じて生成される。従って、ユーザcはその意
思に応じた条件設定によりいかなる情報提供(データ処
理)を本システムに実行させるかを容易に変更すること
ができる。
【0062】また、ユーザcは「条件設定」としてクラ
ス管理部5により管理されるクラスの削除又は外部クラ
ス源からの追加が可能とされている。即ち、サービスに
係るクラスはユーザcがその端末cxによりネットワー
クを介して業者bのホームページにアクセスし「業者b
が新種のサービスを提供している」ということを知得し
た上でその端末cxにダウンロードすることが可能とさ
れている。
【0063】従って、ユーザcはクラスの削除・追加に
より、当該クラスから生成可能な第1オブジェクト、第
2オブジェクトの種類を削除・追加することができ、ひ
いては本システムにより実行可能な情報提供(データ処
理)を容易に変更することができる。
【0064】ユーザcは「条件設定」として、クラスア
イコンのアセットウィンドウw2 又はウィンドウw4
の移動により、クラス管理部1により管理されているク
ラスの指定が可能である。そして、この「条件設定」に
応じて第1処理部7によりプロパティの値が未設定の第
1オブジェクトが生成される。従って、第1処理部7に
より生成された第1オブジェクトのメソッドが機能する
ことでユーザにより要求されるデータ処理を実行するこ
とができる。
【0065】また、ユーザcは「条件設定」としてテー
ブルt1 、t2 に応じた第1オブジェクトのプロパティ
の全部又は一部の値の設定が可能である。そして、この
「条件設定」に応じて第2処理部8によりプロパティの
値が設定済みの又は未設定の第2オブジェクトが生成さ
れる。従って、第2処理部8により生成された第2オブ
ジェクトのメソッドが機能することでユーザcにより要
求される情報提供(データ処理)を実行することができ
る。
【0066】さらに、ユーザcは「条件設定」として、
クラスアイコンと第1オブジェクトのアイコンとを重ね
合わせることで(図3(b)参照)、クラスと既存の第
1オブジェクトとの「関連付け」が可能である。そし
て、既存の第1オブジェクトに関連付けられたクラスか
ら生成される新第1オブジェクトは当該既存の第1オブ
ジェクトのプロパティの値の一部を継承した形で生成さ
れる(図7参照)。従って、ユーザcは当該既存の第1
オブジェクトから新第1オブジェクトに継承されたプロ
パティの値を重複入力する必要がなく、これにより本シ
ステムの使い勝手を向上させることができる。
【0067】本システムによれば、テーブルt3 への表
示を通じてユーザcに提供される一のプロパティ(個人
情報その1)を有する第2オブジェクト12aが選定さ
れる(図5s16、s17)。また、この第2オブジェ
クト12aの「取得メソッド」が機能することで、当該
一のプロパティの値(x1 )が取得される(図5s1
8、s19)。従って、ユーザcに対して当該一のプロ
パティの値を直接的に提供することができる。
【0068】また、テーブルt3 への表示を通じてユー
ザcに提供される一のプロパティ(サービス内容)の演
算に必要な他のプロパティ(個人情報その2)を有する
第2オブジェクト12bが選定される(図6s26、s
27)。さらに、この第2オブジェクト12bの「取得
メソッド」が機能することで、当該他のプロパティの値
(x2 )が取得される(図6s28、s29)。そし
て、第1オブジェクト21の「演算メソッド」が機能す
ることで他のプロパティの値(x2 )に基づいて当該一
のプロパティの値(g(x2 ))が演算される(図6s
30)。従って、ユーザcに対して当該一のプロパティ
の値を間接的に提供することができる。
【0069】なお、他のプロパティの値(x2 )が未設
定で且つさらに他のプロパティの値から演算される場
合、図5、図6に示すのと同様の処理によってさらに他
のプロパティの値を取得し、さらに他のプロパティの値
に基づいて他のプロパティの値を演算させてもよい。
【0070】この場合、一のプロパティの値が他のプロ
パティの値から演算され、当該他のプロパティがさらに
他のプロパティの値から演算される場合であっても当該
一のプロパティの値をユーザcに対して提供することが
できる。
【0071】また、SE3及びAI5(第1選定部)
は、第1オブジェクト11等の「検索メソッド」を機能
させることで一の又は他のプロパティを有する第1オブ
ジェクトを選定する(図5s12〜s15、図6s22
〜s25)。かかる第1オブジェクトの絞込みにより
「取得メソッド」を機能させるべき第2オブジェクトを
効率よく絞り込むことができる。
【0072】また、オブジェクト管理部6により管理さ
れ、一の又は他のプロパティを有する第1オブジェクト
のメソッドを機能させることで一の又は他のプロパティ
の値をサーバ(外部プロパティ値源)bxから取得可能
である。従って、システム内に存在しないプロパティの
値が外部プロパティ値源から取得されるので、ユーザc
は当該存在しないプロパティの値に関する情報をも取得
することができる。
【0073】本実施形態では「データ処理」としてテー
ブルt3 への情報開示が実行されたが、他の実施形態と
して適宜追加・削除が可能なオブジェクトのメソッドが
機能することで可能な他のあらゆるデータ処理が実行さ
れてもよい。
【0074】なお、上記実施形態において、SE(オブ
ジェクト生成部)1はユーザcによるデータ処理の要求
に応じ、所定のクラス源にある又はあったクラスをイン
スタンス化してTS(データ処理部)2を情報提供(デ
ータ処理)に必要なメソッドを有するオブジェクトとし
て生成してもよい。この場合、TS2としてクラスから
生成されるオブジェクトのメソッドが機能することで他
の第1オブジェクトや第2オブジェクトのメソッドを機
能させ、これによりユーザcにより要求される情報提供
等のデータ処理を実行することができる。また、業者b
に係るサーバbxは当該TS2を生成可能なクラスの本
システムへのダウンロードを可能とする「外部クラス
源」であってもよい。
【0075】また、上記実施形態において全てのクラス
が「検索メソッド」等の汎用ルーチンを実行するメソッ
ドを有する共通の「基底クラス」から派生していてもよ
い。この場合、各クラスが類似のメソッドを実装する必
要がなくなる。
【0076】さらに、上記実施形態においてTS2のウ
ィンドウw4 内のアイコンに対応する第1オブジェクト
が1つのみであり、当該第1オブジェクトが有するプロ
パティの値からだけでは図3(a)のテーブルt3 に示
す個人情報その1及びサービス内容(所定情報)を提供
できないので、TS2はSE1に対して「所定情報」の
提供に必要なプロパティの値を有する第1オブジェクト
の通知を依頼したが(図5s11)、他の実施形態とし
てウィンドウw4 内に存在する一又は複数のアイコンに
対応する第1オブジェクトが有するプロパティの値のみ
から「所定情報」の提供が可能な場合、TS2はSE1
に当該「所定情報」の取得に必要なプロパティを有する
第1オブジェクトの通知依頼(図5s11参照)をしな
くてもよい。これはTS2がUI4からどのアイコンが
ウィンドウw4 にあるか、ひいては手持ちの第1オブジ
ェクトとしてどのようなものがあるかを事前に通知され
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のデータ処理システムの構成説明図
【図2】本実施形態のデータ処理システムに係るディス
プレー表示の説明図
【図3】本実施形態のデータ処理システムに係るディス
プレー表示の説明図
【図4】本実施形態のデータ処理システムの機能説明図
【図5】本実施形態のデータ処理システムの機能説明図
【図6】本実施形態のデータ処理システムの機能説明図
【図7】本実施形態のデータ処理システムの機能説明図
【符号の説明】
1‥SE(ソービングエンジン)、2‥TS(ツールソ
フトウェア:データ処理部)、3‥AI(アクセプトイ
ンターフェース)、4‥UI(ユーザインターフェー
ス)、5‥クラス管理部、6‥オブジェクト管理部、7
‥第1処理部、8‥第2処理部、11、21、21A、
21B‥第1オブジェクト、12a、12b、22a、
22b‥第2オブジェクト、b‥業者、bx‥サーバコ
ンピュータ(外部クラス源、外部プロパティ値源)、c
‥ユーザ、cx‥端末、d‥ディスプレー、k‥キーボ
ード、m‥マウス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザによる設定条件に基づき、ユーザに
    より要求されるデータ処理を実行するシステムであっ
    て、 クラスを管理するクラス管理部と、 前記設定条件に応じ、該クラス管理部により管理されて
    いるクラスをインスタンス化して機能を表すメソッドを
    有するプログラム単位部分としてのオブジェクトを生成
    するオブジェクト生成部と、 該オブジェクト生成部により生成されたオブジェクトを
    管理するオブジェクト管理部と、 該オブジェクト管理部により管理されているオブジェク
    トのメソッドのうち前記データ処理の要求に応じたメソ
    ッドを機能させることで、該データ処理を実行するデー
    タ処理部とを備えていることを特徴とするデータ処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記オブジェクト生成手段は状態を表すプ
    ロパティを有するオブジェクトを生成し、 前記データ処理部は前記オブジェクト管理部により管理
    されているオブジェクトのプロパティの値のうち前記デ
    ータ処理の要求に応じたプロパティの値に基づいて該デ
    ータ処理を実行することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ処理システム。
  3. 【請求項3】前記条件の設定には前記クラス管理部によ
    り管理されるクラスの削除又は外部クラス源からの追加
    が含まれていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    データ処理システム。
  4. 【請求項4】前記条件の設定には前記クラス管理部によ
    り管理されているクラスの指定が含まれ、前記オブジェ
    クト生成部は該条件設定により指定されたクラスのコン
    ストラクタを機能させることで該クラスをインスタンス
    化してプロパティの値が未設定の第1オブジェクトを生
    成する第1処理部を備えていることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】前記条件の設定には第1オブジェクトのプ
    ロパティの値の設定が含まれ、前記オブジェクト生成部
    は該第1オブジェクトの初期化メソッドを機能させ、該
    第1オブジェクトが有し、値が設定済みのプロパティの
    クラスをインスタンス化し、該プロパティの値が設定済
    みの第2オブジェクトを生成することで該第1オブジェ
    クトのプロパティの値を設定する第2処理部を備えてい
    ることを特徴とする請求項4記載のデータ処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記第2処理部は第1オブジェクトに値が
    未設定のプロパティがある場合、該第1オブジェクトが
    有し、値が未設定のプロパティのクラスをインスタンス
    化し、該プロパティの値が未設定の第2オブジェクトを
    生成することで該第1オブジェクトのプロパティの値を
    未設定とすることを特徴とする請求項5記載のデータ処
    理システム。
  7. 【請求項7】前記条件の設定には前記クラス管理部によ
    り管理されるクラスと前記オブジェクト管理部により管
    理されるオブジェクトとの関連付けが含まれ、前記オブ
    ジェクト生成部はユーザによる該関連付けに応じ、該関
    連付けされたクラスをインスタンス化し、該関連付けさ
    れたオブジェクトのプロパティの値の全部又は一部を継
    承する新オブジェクトを生成することを特徴とする請求
    項2記載のデータ処理システム。
  8. 【請求項8】前記条件の設定には前記クラス管理部によ
    り管理されるクラスと、前記オブジェクト管理部により
    管理される第1オブジェクトとの関連付けが含まれ、該
    関連付けに応じて前記第1処理部は該関連付けされたク
    ラスのコンストラクタを機能させることで該クラスをイ
    ンスタンス化してプロパティ値が未設定の新第1オブジ
    ェクトを生成し、前記第2処理部は該新第1オブジェク
    トのメソッドを機能させることで該新第1オブジェクト
    のプロパティクラスをインスタンス化し、該プロパティ
    の値が設定済みの新第2オブジェクトを生成し、これに
    より該関連付けされた第1オブジェクトのプロパティの
    値の全部又は一部を新第1オブジェクトのプロパティの
    値として設定することを特徴とする請求項5又は6記載
    のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】ユーザにより要求される前記データ処理に
    は所定情報の提供が含まれていることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項10】前記データ処理には一のプロパティの値
    又は該プロパティの値に基づいて決定される所定情報の
    提供が含まれ、前記オブジェクト管理部により管理され
    ている第1オブジェクトの中から該一のプロパティ又は
    該一のプロパティの値の取得に必要な他のプロパティを
    有する第1オブジェクトを選定するオブジェクト選定部
    を備え、前記データ処理部は該オブジェクト選定部によ
    り選定された第1オブジェクトのメソッドを機能させる
    ことで該一の又は他のプロパティの値を取得することを
    特徴とする請求項5又は6記載のデータ処理システム。
  11. 【請求項11】前記一のプロパティの値が前記他のプロ
    パティの値から演算される場合、前記オブジェクト選定
    部により該他のプロパティを有するとして選定された第
    1オブジェクトのメソッドには、該他のプロパティの値
    を取得し、該他のプロパティの値に基づいて該一のプロ
    パティの値を演算するメソッドが含まれていることを特
    徴とする請求項10記載のデータ処理システム。
  12. 【請求項12】前記他のプロパティの値が未設定で且つ
    さらに他のプロパティの値から演算される場合、前記オ
    ブジェクト選定部により該さらに他のプロパティを有す
    るとして選定された第1オブジェクトのメソッドには、
    該さらに他のプロパティの値を取得し、該さらに他のプ
    ロパティの値に基づいて該他のプロパティの値を演算す
    るメソッドが含まれていることを特徴とする請求項10
    又は11記載のデータ処理システム。
  13. 【請求項13】第1オブジェクトのメソッドには該第1
    オブジェクトが有するプロパティを有する第2オブジェ
    クトのメソッドをさらに機能させ、これにより該プロパ
    ティの値を取得する機能を有するメソッドが含まれてい
    ることを特徴とする請求項10、11又は12記載のデ
    ータ処理システム。
  14. 【請求項14】前記オブジェクト管理部により管理さ
    れ、前記一の又は他のプロパティを有する第1オブジェ
    クトのメソッドには、該一の又は他のプロパティの値を
    外部プロパティ値源から取得する機能を有するメソッド
    が含まれていることを特徴とする請求項10、11、1
    2又は13記載のデータ処理システム。
  15. 【請求項15】前記データ処理部は、前記オブジェクト
    生成部により所定のクラス源にあるクラスがインスタン
    ス化されて生成され、前記データ処理の要求に応じたメ
    ソッドを有するオブジェクトであることを特徴とする請
    求項1乃至14のいずれか1つに記載のデータ処理シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004272911A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Microsoft Corp コンピューティング環境におけるオブジェクト内のフィールドのカスタマイズ

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