JP2002297153A - 音楽データ配信システム、音楽データ配信装置、通信装置、音楽再生装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

音楽データ配信システム、音楽データ配信装置、通信装置、音楽再生装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体

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JP2002297153A
JP2002297153A JP2001096172A JP2001096172A JP2002297153A JP 2002297153 A JP2002297153 A JP 2002297153A JP 2001096172 A JP2001096172 A JP 2001096172A JP 2001096172 A JP2001096172 A JP 2001096172A JP 2002297153 A JP2002297153 A JP 2002297153A
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JP
Japan
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music
music data
information
voiceprint
computer
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Application number
JP2001096172A
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English (en)
Inventor
Mika Kirimoto
美香 桐本
Tatsuo Inoue
健生 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信した音楽データをユーザが自由にコピー
することができるとともに、不正に音楽データを入手し
た者が音楽を再生することを防止する音楽データ配信シ
ステム、音楽データ配信装置、通信装置、音楽再生装
置、コンピュータプログラム、及び記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 コンピュータ(通信装置)2によってユ
ーザの音声を取り込み、声紋情報を生成した後、この声
紋情報をコンピュータ(音楽データ配信装置)1へ送信
する。コンピュータ2は、声紋情報をユーザによって指
定された音楽に係る音楽データに埋め込み、声紋情報を
埋め込んだ音楽データをコンピュータ2へ送信する。音
楽を再生するとき、コンピュータ2が、ユーザの音声を
取り込んで声紋情報を生成するとともに、前記音楽デー
タから声紋情報を抽出し、両声紋情報を照合し、照合結
果に基づいて、音楽を再生するか否かを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽の再生に用い
られる音楽データを配信するための音楽データ配信シス
テム、該音楽データ配信システムに用いられる音楽デー
タ配信装置、通信装置、及び音楽再生装置、コンピュー
タを音楽データ配信装置、通信装置、及び音楽再生装置
として機能させるためのコンピュータプログラム、並び
に該コンピュータプログラムが記録してある記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット又はデジタル放送ネット
ワーク等に接続されたサーバ装置から、例えばMP3
(MPEG-1 Audio Layer-III)形式の音楽データを、パー
ソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assis
tants )、携帯電話機、又は専用の音楽データ受信装置
等のクライアント装置へダウンロードし、各クライアン
ト装置又は携帯型の音楽再生装置等によって音楽データ
を再生する音楽データ配信システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
従来の音楽データ配信システムでは、音楽データのコピ
ーを行えないように構成していない場合に、サーバ装置
からクライアント装置にダウンロードした音楽データを
コピーして、この音楽に係る著作権者等に無断で頒布
し、前記音楽データを正当に入手したユーザ以外の者
が、頒布された音楽データを用いて前記クライアント装
置以外の機器で音楽を再生することができるため、著作
権の保護の観点から好ましくないという問題があった。
【0004】また、音楽データのコピーを行えないよう
に構成した場合には、音楽データをダウンロードしたク
ライアント装置でしか音楽を再生することができず、ダ
ウンロードした音楽データのバックアップコピーを行う
こともできないため、ユーザにとって不便であるという
問題があった。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、生体的特徴に関する特徴情報及び音楽の再生に
用いられる音楽データに基づいて、前記特徴情報が埋め
込まれた音楽データを生成する音楽データ生成手段と、
該音楽データ生成手段によって生成された音楽データ
を、外部の通信装置へ送信する送信手段とを設ける構成
とすることにより、音楽データを自由にコピーすること
ができるとともに、音楽データを正当に入手したユーザ
以外の者による音楽の再生を防止する音楽データ配信シ
ステム、該音楽データ配信システムに用いられる音楽デ
ータ配信装置、通信装置、及び音楽再生装置、並びにコ
ンピュータを音楽データ配信装置、通信装置、及び音楽
再生装置として機能させるためのコンピュータプログラ
ムを提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、特徴情報を生成する
特徴情報生成手段と、特徴情報が埋め込まれた音楽デー
タから特徴情報を抽出する抽出手段と、前記特徴情報生
成手段によって生成された特徴情報及び前記抽出手段に
よって抽出された特徴情報を照合する照合手段とを設
け、該照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽を
再生するか否かを決定すべく構成することにより、音楽
データを自由にコピーすることができるとともに、音楽
データを正当に入手したユーザ以外の者による音楽の再
生を防止する音楽データ配信システム、該音楽データ配
信システムに用いられる通信装置及び音楽再生装置、並
びにコンピュータを通信装置及び音楽再生装置として機
能させるためのコンピュータプログラムを提供すること
にある。
【0007】本発明の更に他の目的は、声紋に関する声
紋情報及び音楽の再生に用いられる音楽データに基づい
て、前記声紋情報が埋め込まれた音楽データを生成する
音楽データ生成手段と、該音楽データ生成手段によって
生成された音楽データを、外部の通信装置へ送信する送
信手段とを設ける構成とすることにより、音楽データを
自由にコピーすることができるとともに、音楽データを
正当に入手したユーザ以外の者による音楽の再生を防止
する音楽データ配信システム、該音楽データ配信システ
ムに用いられる音楽データ配信装置、通信装置、及び音
楽再生装置、コンピュータを音楽データ配信装置、通信
装置、及び音楽再生装置として機能させるためのコンピ
ュータプログラム、並びに該コンピュータプログラムが
記録してある記録媒体を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、声紋情報を生成
する声紋情報生成手段と、声紋情報が埋め込まれた音楽
データから声紋情報を抽出する抽出手段と、前記声紋情
報生成手段によって生成された声紋情報及び前記抽出手
段によって抽出された声紋情報を照合する照合手段とを
設け、該照合手段による照合結果に基づいて、音楽を再
生するか否かを決定すべく構成することにより、音楽デ
ータを自由にコピーすることができるとともに、音楽デ
ータを正当に入手したユーザ以外の者による音楽の再生
を防止する音楽データ配信システム、該音楽データ配信
システムに用いられる通信装置及び音楽再生装置、コン
ピュータを通信装置及び音楽再生装置として機能させる
ためのコンピュータプログラム、並びに該コンピュータ
プログラムが記録してある記録媒体を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る音楽デー
タ配信システムは、音楽の再生に用いられる音楽データ
を配信するための音楽データ配信システムにおいて、音
楽を特定する特定情報を受け付ける受付手段を具備し、
該受付手段によって受け付けた特定情報を外部へ送信す
る通信装置と、該通信装置から送信された特定情報を受
信する受信手段と、該受信手段が受信した特定情報によ
って特定される音楽の再生に用いられる音楽データを検
索する検索手段と、外部から与えられ、生体的特徴に関
する特徴情報、及び前記検索手段によって検索された音
楽データに基づいて、前記特徴情報が埋め込まれた音楽
データを生成する音楽データ生成手段と、該音楽データ
生成手段によって生成された音楽データを、前記通信装
置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第2発明に係る音楽データ配信システム
は、第1発明に係る音楽データ配信システムにおいて、
前記通信装置は、生体に関する生体情報を受け付ける受
付手段と、該受付手段によって受け付けた生体情報に基
づいて、特徴情報を生成する特徴情報生成手段と、該特
徴情報生成手段によって生成された特徴情報を外部へ送
信する送信手段と、外部から受信した音楽データから特
徴情報を抽出する抽出手段と、前記特徴情報生成手段に
よって生成された特徴情報及び前記抽出手段によって抽
出された特徴情報を照合する照合手段とを更に具備し、
該照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽データ
を用いて音楽を再生するか否かを決定すべくなしてある
ことを特徴とする。
【0011】第3発明に係る音楽データ配信システム
は、第1又は第2発明に係る音楽データ配信システムに
おいて、生体情報を受け付ける受付手段と、該受付手段
によって受け付けた生体情報に基づいて、特徴情報を生
成する特徴情報生成手段と、前記通信装置によって受信
された音楽データから特徴情報を抽出する抽出手段と、
前記特徴情報生成手段によって生成された特徴情報及び
前記抽出手段によって抽出された特徴情報を照合する照
合手段とを具備し、該照合手段による照合結果に基づい
て、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを決
定する音楽再生装置を更に備えることを特徴とする。
【0012】第4発明に係る音楽データ配信システム
は、音楽の再生に用いられる音楽データを配信するため
の音楽データ配信システムにおいて、音楽を特定する特
定情報の入力を受け付ける受付手段を具備し、該受付手
段によって受け付けた特定情報を外部へ送信する通信装
置と、該通信装置から送信された特定情報を受信する受
信手段と、該受信手段が受信した特定情報によって特定
される音楽の再生に用いられる音楽データを検索する検
索手段と、外部から与えられ、声紋に関する声紋情報、
及び前記検索手段によって検索された音楽データに基づ
いて、前記声紋情報が埋め込まれた音楽データを生成す
る音楽データ生成手段と、該音楽データ生成手段によっ
て生成された音楽データを、前記通信装置へ送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】第5発明に係る音楽データ配信システム
は、第4発明に係る音楽データ配信システムにおいて、
前記通信装置は、音声入力部と、該音声入力部によって
入力された音声に基づいて、声紋情報を生成する声紋情
報生成手段と、該声紋情報生成手段によって生成された
声紋情報を外部へ送信する送信手段と、外部から受信し
た音楽データから声紋情報を抽出する抽出手段と、前記
声紋情報生成手段によって生成された声紋情報及び前記
抽出手段によって抽出された声紋情報を照合する照合手
段とを更に具備し、該照合手段による照合結果に基づい
て、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを決
定すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第6発明に係る音楽データ配信システム
は、第4又は第5発明に係る音楽データ配信システムに
おいて、音声入力部と、該音声入力部によって入力され
た音声に基づいて、声紋情報を生成する声紋情報生成手
段と、前記通信装置によって受信された音楽データから
声紋情報を抽出する抽出手段と、前記声紋情報生成手段
によって生成された声紋情報及び前記抽出手段によって
抽出された声紋情報を照合する照合手段とを具備し、該
照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽データを
用いて音楽を再生するか否かを決定する音楽再生装置を
更に備えることを特徴とする。
【0015】第7発明に係る音楽データ配信装置は、音
楽の再生に用いられる音楽データを配信するための音楽
データ配信装置において、音楽を特定する特定情報を外
部から受信する受信手段と、該受信手段が受信した特定
情報によって特定される音楽の再生に用いられる音楽デ
ータを検索する検索手段と、生体的特徴に関する与えら
れた特徴情報、及び前記検索手段によって検索された音
楽データに基づいて、前記特徴情報が埋め込まれた音楽
データを生成する音楽データ生成手段と、該音楽データ
生成手段によって生成された音楽データを外部へ送信す
る送信手段とを備えることを特徴とする。
【0016】第8発明に係る音楽データ配信装置は、音
楽の再生に用いられる音楽データを配信するための音楽
データ配信装置において、音楽を特定する特定情報を外
部から受信する受信手段と、該受信手段が受信した特定
情報によって特定される音楽の再生に用いられる音楽デ
ータを検索する検索手段と、声紋に関する与えられた声
紋情報、及び前記検索手段によって検索された音楽デー
タに基づいて、前記声紋情報が埋め込まれた音楽データ
を生成する音楽データ生成手段と、該音楽データ生成手
段によって生成された音楽データを外部へ送信する送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0017】第9発明に係る通信装置は、音楽を特定す
る特定情報の入力を受け付ける受付手段を具備し、該受
付手段によって受け付けた特定情報を外部へ送信し、送
信した特定情報によって特定される音楽の再生に用いら
れる音楽データを外部から受信する通信装置において、
生体に関する生体情報を受け付ける受付手段と、該受付
手段によって受け付けた生体情報に基づいて、生体的特
徴に関する特徴情報を生成する特徴情報生成手段と、該
特徴情報生成手段によって生成された特徴情報を外部へ
送信する送信手段と、外部から特徴情報が埋め込まれた
音楽データを受信する受信手段と、該受信手段によって
受信した音楽データから特徴情報を抽出する抽出手段
と、前記特徴情報生成手段によって生成された特徴情報
及び前記抽出手段によって抽出された特徴情報を照合す
る照合手段とを備え、該照合手段による照合結果に基づ
いて、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを
決定することを特徴とする。
【0018】第10発明に係る通信装置は、音楽を特定
する特定情報の入力を受け付ける受付手段を具備し、該
受付手段によって受け付けた特定情報を外部へ送信し、
送信した特定情報によって特定される音楽の再生に用い
られる音楽データを外部から受信する通信装置におい
て、音声入力部と、該音声入力部によって入力された音
声に基づいて、声紋に関する声紋情報を生成する声紋情
報生成手段と、該声紋情報生成手段によって生成された
声紋情報を外部へ送信する送信手段と、外部から声紋情
報が埋め込まれた音楽データを受信する受信手段と、該
受信手段によって受信した音楽データから声紋情報を抽
出する抽出手段と、前記声紋情報生成手段によって生成
された声紋情報及び前記抽出手段によって抽出された声
紋情報を照合する照合手段とを備え、該照合手段による
照合結果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再
生するか否かを決定することを特徴とする。
【0019】第11発明に係る音楽再生装置は、音楽を
再生する音楽再生装置において、生体に関する生体情報
を受け付ける受付手段と、該受付手段によって受け付け
た生体情報に基づいて、生体的特徴に関する特徴情報を
生成する特徴情報生成手段と、外部から与えられ、音楽
の再生に用いられる音楽データから、該音楽データに予
め埋め込まれた特徴情報を抽出する抽出手段と、前記特
徴情報生成手段によって生成された特徴情報及び前記抽
出手段によって抽出された特徴情報を照合する照合手段
とを具備し、該照合手段による照合結果に基づいて、前
記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを決定する
ことを特徴とする。
【0020】第12発明に係る音楽再生装置は、音楽を
再生する音楽再生装置において、音声入力部と、該音声
入力部によって入力された音声に基づいて、声紋に関す
る声紋情報を生成する声紋情報生成手段と、外部から与
えられ、音楽の再生に用いられる音楽データから、該音
楽データに予め埋め込まれた声紋情報を抽出する抽出手
段と、前記声紋情報生成手段によって生成された声紋情
報及び前記抽出手段によって抽出された声紋情報を照合
する照合手段とを具備し、該照合手段による照合結果に
基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否
かを決定することを特徴とする。
【0021】第13発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、音楽の再生に用いられる音楽デー
タを生成させるためのコンピュータプログラムにおい
て、コンピュータを、生体的特徴に関する与えられた特
徴情報、及び与えられた音楽データに基づいて、前記特
徴情報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽データ
生成手段として機能させることを特徴とする。
【0022】第14発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、音楽の再生に用いられる音楽デー
タを生成させるためのコンピュータプログラムにおい
て、コンピュータを、声紋に関する与えられた声紋情
報、及び与えられた音楽データに基づいて、前記声紋情
報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽データ生成
手段として機能させることを特徴とする。
【0023】第15発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、音楽を再生させるためのコンピュ
ータプログラムにおいて、コンピュータを、生体に関す
る与えられた生体情報に基づいて、生体的特徴に関する
特徴情報を生成する特徴情報生成手段と、特徴情報が埋
め込まれており、音楽の再生に用いられる与えられた音
楽データから特徴情報を抽出する抽出手段と、前記特徴
情報生成手段によって生成された特徴情報及び前記抽出
手段によって抽出された特徴情報を照合する照合手段
と、該照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽デ
ータを用いて音楽を再生するか否かを決定する決定手段
として機能させることを特徴とする。
【0024】第16発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、音楽を再生させるためのコンピュ
ータプログラムにおいて、コンピュータを、与えられた
音声に基づいて、声紋に関する声紋情報を生成する声紋
情報生成手段と、声紋情報が埋め込まれており、音楽の
再生に用いられる与えられた音楽データから声紋情報を
抽出する抽出手段と、前記声紋情報生成手段によって生
成された声紋情報及び前記抽出手段によって抽出された
声紋情報を照合する照合手段手段と、該照合手段による
照合結果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再
生するか否かを決定する決定手段として機能させること
を特徴とする。
【0025】第17発明に係る記録媒体は、コンピュー
タに、音楽の再生に用いられる音楽データを生成させる
ためのコンピュータプログラムが記録してあるコンピュ
ータでの読み取りが可能な記録媒体において、コンピュ
ータを、声紋に関する与えられた声紋情報、及び与えら
れた音楽データに基づいて、前記声紋情報が埋め込まれ
た音楽データを生成する音楽データ生成手段として機能
させるコンピュータプログラムが記録してあることを特
徴とする。
【0026】第18発明に係る記録媒体は、コンピュー
タに、音楽を再生させるためのコンピュータプログラム
が記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録
媒体において、コンピュータを、生体に関する与えられ
た生体情報に基づいて、生体的特徴に関する特徴情報を
生成する特徴情報生成手段と、特徴情報が埋め込まれて
おり、音楽の再生に用いられる与えられた音楽データか
ら特徴情報を抽出する抽出手段と、前記特徴情報生成手
段によって生成された特徴情報及び前記抽出手段によっ
て抽出された特徴情報を照合する照合手段と、該照合手
段による照合結果に基づいて、前記音楽データを用いて
音楽を再生するか否かを決定する決定手段として機能さ
せるコンピュータプログラムが記録してあることを特徴
とする。
【0027】第1、第7、及び第13発明による場合
は、例えば、指紋又は虹彩等の生体的特徴に関する特徴
情報を音楽データに埋め込むので、特徴情報によって音
楽データを正当に入手したユーザを特定することがで
き、このユーザだけが音楽を再生することができるよう
に構成することによって、音楽データを自由にコピーす
ることができるとともに、ユーザ以外の者による音楽の
再生を防止することができる。
【0028】なお、第1発明による場合には、受信手
段、検索手段、音楽データ生成手段、及び送信手段を一
の装置に設けてあってもよく、通信することが可能とし
てある複数の装置に分散させて設けてあってもよい。
【0029】第2、第3、第9、第11、及び第15発
明による場合は、音楽を再生するときに、再生を指示し
た者の生体情報から特徴情報を生成し、照合手段によっ
て、音楽データに埋め込まれた特徴情報から特定される
個人と、前記再生を指示した者とが同一人物であるか否
かを判別し、前記個人と前記再生を指示した者が同一人
物である場合にだけ、音楽を再生することができるよう
に構成することによって、音楽データを自由にコピーす
ることができるとともに、音楽データを正当に入手した
ユーザ以外の者による音楽の再生を防止することができ
る。
【0030】第4、第8、第14、及び第17発明によ
る場合は、声紋に関する声紋情報を音楽データに埋め込
むので、声紋情報によって音楽データを正当に入手した
ユーザを特定することができ、このユーザだけが音楽を
再生することができるように構成することによって、音
楽データを自由にコピーすることができるとともに、ユ
ーザ以外の者による音楽の再生を防止することができ
る。
【0031】なお、第4発明による場合には、受信手
段、検索手段、音楽データ生成手段、及び送信手段を一
の装置に設けてあってもよく、通信することが可能とし
てある複数の装置に分散させて設けてあってもよい。
【0032】第5、第6、第10、第12、第16、及
び第18発明による場合は、音楽を再生するときに、再
生を指示した者の音声から声紋情報を生成し、照合手段
によって、音楽データに埋め込まれた声紋情報から特定
される個人と、前記再生を指示した者とが同一人物であ
るか否かを判別し、前記個人と前記再生を指示した者が
同一人物である場合にだけ、音楽を再生することができ
るように構成することによって、音楽データを自由にコ
ピーすることができるとともに、音楽データを正当に入
手したユーザ以外の者による音楽の再生を防止すること
ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る通信
装置の実施の形態の要部の構成を示す模式図である。図
において、1は音楽データ配信装置として用いるコンピ
ュータを示しており、2,2,…は通信装置として用い
るコンピュータを示している。
【0034】コンピュータ1は、音楽データの配信を行
う業者又はインターネットサービスプロバイダのような
外部ネットワーク32への接続サービスを提供する業者
が有する通信ネットワーク30に接続されている。この
通信ネットワーク30はルータ等の接続装置31により
インターネット等の外部ネットワーク32に接続されて
いる。
【0035】また、コンピュータ2,2,…は、インタ
ーネットサービスプロバイダのような外部ネットワーク
32への接続サービスを提供する業者が有する通信ネッ
トワーク40,40,…に接続されており、通信ネット
ワーク40,40,…は接続装置41,41,…により
外部ネットワーク32に接続されている。
【0036】また外部ネットワーク32には、記録媒体
34を有する外部サーバコンピュータ33が接続されて
いる。
【0037】また図1において、5は携帯型の音楽再生
装置である。該音楽再生装置5には、カード型半導体メ
モリである可搬型記録媒体29aを着脱することが可能
であり、該可搬型記録媒体29aに格納された後述する
複合データに含まれる音楽データを用いて、音楽を再生
することができるようになっている。
【0038】図2は、コンピュータ1の構成を示すブロ
ック図である。図において、11はCPUを、12はR
AMを、13は外部記憶装置を、14はハードディスク
を、15は通信インタフェースを、16は画像出力イン
タフェースを、17は入力インタフェースを夫々示して
いる。
【0039】CPU11は、バスを介して接続されてい
るハードウェア各部を制御するとともに、ハードディス
ク14に格納されたコンピュータプログラムを実行す
る。
【0040】RAM12は、SRAM,DRAM,フラ
ッシュメモリ等で構成されており、CPU11によるコ
ンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデー
タを記憶する。
【0041】外部記憶装置13は、CD−ROMドライ
ブ又はフレキシブルディスクドライブ等で構成されてお
り、本発明のコンピュータプログラムが記録されている
CD−ROM又はフレキシブルディスク等の可搬型記録
媒体13aから本発明に係る音楽データ配信装置のコン
ピュータプログラムを読み取ることができる。
【0042】ハードディスク14は、様々なコンピュー
タプログラムが記憶してあり、外部記憶装置13により
読み取った本発明のコンピュータプログラムを格納する
ことができる。また、ハードディスク14内には、後述
するユーザ登録データベースDB1及び音楽データベー
スDB2が設けられている。
【0043】通信インタフェース15、は通信ネットワ
ーク30と接続するためのインタフェースであり、Ethe
rnetインタフェース、モデム、又はDSUなどから構成
される。
【0044】画像出力インタフェース16は、CRT又
はLCD等から構成される画像表示装置16aに接続さ
れ、画像表示装置16aに画像に関する信号を出力し、
画像表示装置16aに画像を表示させるようになってい
る。
【0045】入力インタフェース17は、キーボード又
はマウス等から構成される入力装置17aに接続され、
ユーザが入力装置17aを操作することによって、コン
ピュータ1に様々なデータを入力することができるよう
になっている。
【0046】またコンピュータ1のハードディスク14
には、HTTP(Hypertext Transfer Protocol )を使
用してHTML(Hypertext Markup Language )形式の
データ(HTMLデータ)並びに画像及び音声等のデー
タをWWWクライアントへ提供するためのコンピュータ
プログラム(WWWサーバプログラム)が記憶されてい
る。CPU11がこのコンピュータプログラムを実行す
ることにより、コンピュータ1はWWWサーバとして機
能する。
【0047】図3は、ユーザ登録データベースDB1を
説明する説明図である。ユーザ登録データベースDB1
は、ハードディスク等から構成されており、ユーザの氏
名、住所、電話番号、クレジットカード番号、及び後述
するようなユーザの声紋情報が関連付けられて記憶され
る。
【0048】図4は、音楽データベースDB2を説明す
る説明図である。音楽データベースDB2は、ハードデ
ィスク等から構成されており、歌手名又は演奏者名、曲
名、及びPCM形式の音楽データが関連付けて記憶され
ている。
【0049】本発明に係る音楽データ配信装置のコンピ
ュータプログラムは可搬型記録媒体13aから読み取る
以外にも、外部ネットワーク32を介して外部サーバコ
ンピュータ33に接続し、前記コンピュータプログラム
を記録してある記録媒体34からコンピュータ1へ前記
コンピュータプログラムをダウンロードすることにより
ハードディスク14に格納し、格納されたコンピュータ
プログラムをCPU11がRAM12にロードすること
によって、コンピュータ1は本発明の情報処理装置とし
て機能する。
【0050】図5は、コンピュータ2の構成を示すブロ
ック図である。図において、21はCPUを、22はR
AMを、23は外部記憶装置を、24はハードディスク
を、25は通信インタフェースを、26は画像出力イン
タフェースを、27は音声入出力インタフェースを、2
8は入力インタフェースを、29はメモリドライブを夫
々示している。
【0051】CPU21は、バスを介して接続されてい
るハードウェア各部を制御するとともに、ハードディス
ク24に格納されたコンピュータプログラムを実行す
る。
【0052】RAM22は、SRAM,DRAM,フラ
ッシュメモリ等で構成されており、CPU21によるコ
ンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデー
タを記憶する。
【0053】外部記憶装置23は、CD−ROMドライ
ブ又はフレキシブルディスクドライブ等で構成されてお
り、本発明のコンピュータプログラムが記録されている
CD−ROM又はフレキシブルディスク等の可搬型記録
媒体23aから本発明に係る通信装置のコンピュータプ
ログラムを読み取ることができる。
【0054】ハードディスク24は、様々なコンピュー
タプログラムが記憶してあり、外部記憶装置23により
読み取った本発明のコンピュータプログラムを格納する
ことができる。
【0055】通信インタフェース25、は通信ネットワ
ーク40と接続するためのインタフェースであり、Ethe
rnetインタフェース、モデム、又はDSUなどから構成
される。
【0056】画像出力インタフェース26は、CRT又
はLCD等から構成される画像表示装置26aに接続さ
れ、画像表示装置26aに画像に関する信号を出力し、
画像表示装置26aに画像を表示させるようになってい
る。
【0057】音声入出力インタフェース27は、スピー
カ27a及びマイクロフォン27bに接続され、CPU
21から出力された音声信号を入力し、この音声信号に
応じた音声をスピーカ27aに出力させ、マイクロフォ
ン27bから音声を入力し、この音声に応じた音声情報
を発生する。
【0058】入力インタフェース28は、キーボード又
はマウス等から構成される入力装置28aに接続され、
ユーザが入力装置28aを操作することによって、コン
ピュータ1に様々なデータを入力することができるよう
になっている。
【0059】メモリドライブ29は、カード型半導体メ
モリである可搬型記録媒体29aを着脱することが可能
であり、可搬型記録媒体29aに対して読み書きを行
う。
【0060】また、コンピュータ2のハードディスク2
4には、HTTPを使用してWWWサーバと通信を行
い、HTML形式のデータ(HTMLデータ)並びに画
像及び音声等のデータを読み出し、これに応じた画面を
表示し、また音声を出力するためのコンピュータプログ
ラム(WWWクライアントプログラム)が記憶してあ
り、CPU21がこのコンピュータプログラムを実行す
ることにより、コンピュータ1はWWWクライアントと
して機能する。
【0061】本発明に係る通信装置のコンピュータプロ
グラムは可搬型記録媒体23aから読み取る以外にも、
外部ネットワーク32を介して外部サーバコンピュータ
33に接続し、前記コンピュータプログラムを記録して
ある記録媒体34からコンピュータ1へ前記コンピュー
タプログラムをダウンロードすることによりハードディ
スク24に格納し、格納されたコンピュータプログラム
をCPU21がRAM22にロードすることによって、
コンピュータ1は本発明の通信装置として機能する。
【0062】図6は、音楽再生装置5の構成を示すブロ
ック図である。図において、51はCPUを、52はR
AMを、53はROMを、54は操作部を、55はマイ
クロフォンを、56は音声出力端子を、57はメモリド
ライブを夫々示している。
【0063】CPU51は、バスを介して接続されてい
るハードウェア各部を制御するとともに、ROM53に
格納されたコンピュータプログラムを実行する。
【0064】RAM52は、SRAM,DRAM,フラ
ッシュメモリ等で構成されており、CPU51によるコ
ンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデー
タを記憶する。
【0065】ROM53は、メモリドライブ57に装着
されたカード型の可搬型記録媒体に格納された音楽デー
タを用いて、音楽を再生するためのコンピュータプログ
ラムが記憶してある。
【0066】操作部54は、ユーザが音楽の再生、巻き
戻し、早送り、再生の停止等を指示するための複数の操
作ボタンによって構成されている。
【0067】マイクロフォン55は、A/D変換器(図
示せず)に接続されており、マイクロフォン55によっ
て取り込んだ音声を、デジタルデータとしてCPU51
へ与えるようになっている。
【0068】音声出力端子56は、再生している音楽に
応じた音声信号を出力すべくなしてあり、接続されたヘ
ッドフォン又はスピーカ等から、音声を出力することが
できるようになっている。
【0069】メモリドライブ57は、カード型半導体メ
モリである可搬型記録媒体29aを着脱することが可能
であり、可搬型記録媒体29aに記憶してあるデータを
読み出すことができる。
【0070】次に、本発明に係る音楽データ配信システ
ムの動作について説明する。図7、図8、及び図9は、
本発明に係る音楽データ配信システムの動作の流れを示
すフローチャートである。ユーザがコンピュータ2に接
続されている入力装置28aを操作することにより、U
RL(Uniform Resource Locator)のようなコンピュー
タ1のHTMLデータの記憶位置を示すデータの入力を
行い、コンピュータ2のCPU21が、このようなデー
タの入力を受け付ける(ステップ101)。そして、C
PU21は、受け付けたデータに基づいて、通信インタ
フェース25に、コンピュータ1へHTMLデータを要
求するデータを送信させる(ステップ102)。
【0071】コンピュータ1の通信インタフェース15
は、コンピュータ2から送信されたデータを受信し(ス
テップ103)、コンピュータ1のCPU11がこのデ
ータを受け付けて、HTMLデータをハードディスク1
4から読み出し、通信インタフェース15に、コンピュ
ータ2へHTMLデータを送信させる(ステップ10
4)。このHTMLデータには、後述する声紋情報の生
成に用いられるコンピュータプログラムが含まれてお
り、コンピュータ2がこのHTMLデータを読み出すこ
とによって、前記コンピュータプログラムが実行される
ようになっている。コンピュータ2の通信インタフェー
ス25は、HTMLデータを受信し(ステップ10
5)、CPU21がこのHTMLデータを受け付けて、
該HTMLデータに応じた画面を画像表示装置26aに
表示させるべく、画像出力インタフェース26から信号
を出力させる(ステップ106)。
【0072】図10は、画像表示装置26aの表示画面
の一例を示す模式図である。前記HTMLデータによっ
て、画像表示装置26aには、図10に示すような画面
が表示される。この表示画面では、図10に示す如く、
ユーザの氏名、住所、電話番号、及びクレジットカード
番号等をユーザが各別に入力するための複数の入力欄
と、各種操作を行うための操作ボタンと、操作を説明す
るメッセージとが表示される。ユーザは、初めて該音楽
データ配信システムを使用する場合(ステップ10
7)、入力装置28aを操作することによって、ユーザ
の氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号、ユー
ザ名、及びパスワードを入力し、ユーザ登録と表示され
た操作ボタンを押すような操作を行うことによって入力
したデータを送信する指示を行う。CPU21は、この
ようなデータの入力を受け付け(ステップ108)、デ
ータを通信インタフェース25に送信させる(ステップ
109)。
【0073】また、ステップ107において、少なくと
も1度は該音楽データ配信システムを使用したことがあ
るユーザが、該音楽データ配信システムを使用する場
合、録音開始と表示された操作ボタンを押すような操作
を行うことによって、コンピュータ2に録音の開始の指
示を行い、マイクロフォン27bに向かってキーワード
を発声した後、録音終了と表示された操作ボタンを押す
ような操作を行うことによって、コンピュータ2に録音
の終了の指示を行う。
【0074】ユーザから録音の開始が指示されたときに
は、マイクロフォン27bによる音声の取り込みが開始
され、ユーザから録音の終了が指示されたときには、マ
イクロフォン27bによる音声の取り込みが終了される
(ステップ110)。マイクロフォン27bによって取
り込まれた音声は、音声入出力インタフェース27によ
ってPCM方式にてデジタル化され、音声入出力インタ
フェース27bからデジタルデータとして出力される。
【0075】CPU21は、前述したコンピュータプロ
グラムを実行して、音声入出力インタフェース27から
出力されたデータに対して処理を行い、声紋情報を生成
する(ステップ111)。そして、ステップ109へ移
り、生成した声紋情報を通信インタフェース25に送信
させる。
【0076】声紋情報は、前述したキーワードをユーザ
が発音したときに得られる音声を周波数分析することに
よって得られ、周波数及び時間の2次元平面におけるス
ペクトルの強さの分布状態によって表される。ステップ
111においては、音声入出力インタフェース27から
出力されたデータを、所定時間間隔で分割し、分割して
得られた各データに対してFFT(高速フーリエ変換)
処理を施すことによって、声紋情報を生成している。
【0077】コンピュータ1の通信インタフェース15
がデータを受信し(ステップ112)、CPU11がこ
のデータを受け付けて、例えば、このデータに、氏名、
住所、電話番号、及びクレジットカード番号が含まれて
いるか否かを判別することによって、このデータが初め
て該音楽データ配信システムを使用するユーザから送信
されたものか、少なくとも1度は該音楽データ配信シス
テムを使用したことがあるユーザから送信されたものか
を判別する(ステップ113)。
【0078】前記データが、初めて該音楽データ配信シ
ステムを使用するユーザから送信されたものである場
合、このデータに含まれる氏名、住所、電話番号、クレ
ジットカード番号、ユーザ名、及びパスワードを、ユー
ザ登録データベースDB1に記憶させて、ユーザ登録デ
ータベースDB1を更新する(ステップ114)。な
お、ステップ114の処理では、ユーザ登録データベー
スDB1に登録されているユーザ名が重複しないよう
に、既にユーザ登録データベースDB1に登録されてい
るユーザ名と同じユーザ名を受け付けた場合には、別の
ユーザ名を入力させるためのHTMLデータをコンピュ
ータ2へ送信し、別のユーザ名のデータをユーザに送信
させ、このユーザ名をユーザ登録データベースDB1に
記憶するようにしてあるが、説明を簡単にするために省
略する。
【0079】次に、CPU11は、ハードディスク14
から、ユーザに音声を入力させるためのHTMLデータ
を読み出し、このHTMLデータを通信インタフェース
15に送信させる(ステップ115)。このHTMLデ
ータにも、前述した声紋情報の生成に用いられるコンピ
ュータプログラムが含まれており、コンピュータ2がこ
のHTMLデータを読み出すことによって、前記コンピ
ュータプログラムが実行されるようになっている。コン
ピュータ2の通信インタフェース25は、HTMLデー
タを受信し(ステップ116)、CPU21がこのHT
MLデータを受け付けて、該HTMLデータに応じた画
面を画像表示装置26aに表示させるべく、画像出力イ
ンタフェース26から信号を出力させる(ステップ11
7)。
【0080】図11は、画像表示装置26aの表示画面
の一例を示す模式図である。前記HTMLデータによっ
て、画像表示装置26aには、図11に示すような画面
が表示される。この表示画面では、図11に示す如く、
ユーザが録音の開始及び終了を指示するための操作ボタ
ンと、該操作ボタンの内の録音開始と表示された操作ボ
タンを押した後に、所定のキーワードをマイクロフォン
に向かって発声し、発声し終わった後に、録音終了と表
示された操作ボタンを押すように、操作の手順を説明す
るメッセージが表示される。ユーザは、録音開始と表示
された操作ボタンを押すような操作を行うことによっ
て、コンピュータ2に録音の開始の指示を行い、マイク
ロフォン27bに向かってキーワードを発声した後、録
音終了と表示された操作ボタンを押すような操作を行う
ことによって、コンピュータ2に録音の終了の指示を行
う。
【0081】前述したように、マイクロフォン27bに
よって音声が取り込まれ(ステップ118)、音声入出
力インタフェース27bからデータとして出力される。
そして、CPU21が、前記コンピュータプログラムを
実行して、このデータに対して処理を行って声紋情報を
生成し(ステップ119)、生成した声紋情報を通信イ
ンタフェース25に送信させる(ステップ120)。
【0082】通信インタフェース25によって、前記声
紋情報が受信され(ステップ121)、CPU11が、
ユーザ登録データベースDB1のこのユーザに関するレ
コードに、前記声紋情報を追加すべく、ユーザ登録デー
タベースDB1を更新し(ステップ122)、ステップ
124へ処理を移す。
【0083】ステップ113において、通信インタフェ
ース15によって受信したデータが、少なくとも1度は
該音楽データ配信システムを使用したことがあるユーザ
から送信されたものである場合、即ち、前記データが声
紋情報である場合、該声紋情報と、ユーザ登録データベ
ースDB1に記憶されている声紋情報とを、パターンマ
ッチング等の公知の技術を用いて照合し(ステップ12
3)、ステップ112において通信インタフェース15
によって受信した声紋情報に略一致する声紋情報のユー
ザを検索する。
【0084】次に、CPU11は、ハードディスク14
から、ユーザに歌手名又は演奏者名、及び曲名を入力さ
せるためのHTMLデータを読み出し、このHTMLデ
ータを通信インタフェース15に送信させる(ステップ
124)。コンピュータ2の通信インタフェース25
は、HTMLデータを受信し(ステップ125)、CP
U21がこのHTMLデータを受け付けて、該HTML
データに応じた画面を画像表示装置26aに表示させる
べく、画像出力インタフェース26から信号を出力させ
る(ステップ126)。
【0085】図12は、画像表示装置26aの表示画面
の一例を示す模式図である。前記HTMLデータによっ
て、画像表示装置26aには、図12に示すような画面
が表示される。この表示画面では、図12に示す如く、
歌手名又は演奏者名、及び曲名をユーザが各別に入力す
るための2つの入力欄と、入力したデータを送信する指
示を行うための操作ボタンとが表示される。ユーザは、
入力装置28aを操作することによって、歌手名又は演
奏者名、及び曲名を入力し、送信と表示された送信ボタ
ンを押すような操作を行うことによって、入力したデー
タを送信する指示を行う。CPU21は、このようなデ
ータの入力を受け付け(ステップ127)、データを通
信インタフェース25に送信させる(ステップ12
8)。
【0086】コンピュータ1の通信インタフェース15
がデータを受信し(ステップ129)、CPU11がこ
のデータを受け付けて、このデータに含まれる歌手名又
は演奏者名、及び曲名を検索キーとして、音楽データベ
ースDB2から音楽データを検索する(ステップ13
0)。そして、ユーザ登録データベースDB1からこの
ユーザの声紋情報を読み出し(ステップ131)、検索
の結果得られた音楽データに対して、次のように声紋情
報を埋め込み、声紋情報が埋め込まれた音楽データを生
成する(ステップ132)。
【0087】図13は声紋情報が埋め込まれた音楽デー
タを生成する処理を説明する説明図である。ステップ1
32の処理では、音楽データを所定時間毎に分割し、分
割した各データに対してFFT処理を施す。音楽の最初
の部分(演奏時間t0の部分)のFFT処理結果のデー
タ(以下、変換データという)に対しては、声紋情報の
内、最初の時間の最も低周波のゲインが埋め込まれる。
このとき、変換データの各ゲインの内、声紋情報のゲイ
ンと最も近いゲインを選出し、これを前記声紋情報のゲ
インと置き換えることによって、埋め込みを行う。また
同時に、声紋情報を埋め込んだ周波数位置(図13では
F6)を、鍵データの先頭のデータとする。同様に、演
奏時間t1の部分の変換データに対して、声紋情報の最
初の時間の2番目に低周波のゲインが埋め込まれ、声紋
情報を埋め込んだ周波数位置(図13ではF9)を鍵デ
ータに次のデータとして追加する。このように、時間順
の変換データに対して、声紋情報の最初の時間のゲイン
が低周波側から順に埋め込まれ、声紋情報を埋め込んだ
周波数位置が鍵データに追加される。声紋情報の最初の
時間の最も高周波のゲインを変換データに埋め込んだ後
は、時間順の変換データに対して、声紋情報の次の時間
のゲインが、同様に低周波側から順に埋め込まれ、声紋
情報を埋め込んだ周波数位置が鍵データに追加される。
【0088】このようにして、声紋情報の全てのゲイン
を変換データに埋め込み、声紋情報を埋め込んだ周波数
位置を表す鍵データが生成される。
【0089】更に、声紋情報が埋め込まれた変換データ
に対して、フーリエ逆変換処理を施し、PCM形式の複
数の音楽データを生成し、これらを時間順に繋ぎ合わせ
てPCM形式の1つの音楽データとする。そして、この
PCM形式の音楽データを更にMP3形式の音楽データ
へ変換し、声紋情報が埋め込まれた音楽データが生成さ
れる。
【0090】なお、本実施の形態においては、変換デー
タに含まれる各ゲインの内、この変換データに埋め込む
対象の声紋情報のゲインに最も近いゲインを選出し、選
出したゲインを前記声紋情報のゲインと置き換えること
によって、音楽データに声紋情報を埋め込む構成につい
て述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、
変換データに含まれるゲインと、この変換データの直前
の変換データに含まれる前記ゲインと同一周波数成分の
ゲインとを比較し、変換データに含まれる各ゲインの内
で、この変換データの直前の変換データに含まれるゲイ
ンより小さいゲインであって、この直前の変換データに
含まれるゲインとの差が最も大きい周波数成分のゲイン
を選出し、このゲインを前記声紋情報のゲインと置き換
えることによって、音声データに声紋情報を埋め込む構
成としてもよい。
【0091】次に、CPU11は、このようにして生成
された音楽データ及び鍵データと、音楽を再生するため
のコンピュータプログラムとを組み合わせて、一体の複
合データとし(ステップ133)、通信インタフェース
15に送信させる(ステップ134)。そして、コンピ
ュータ2の通信インタフェース25によって前記複合デ
ータが受信され(ステップ135)、CPU21が、該
複合データを、ハードディスク24に記憶させて(ステ
ップ136)、処理を終了する。
【0092】そして、コンピュータ1からコンピュータ
2への複合データの送信回数に応じて、ユーザに対して
課金がなされ、クレジットカード番号を用いて決済が行
われる。
【0093】次に、本発明に係る通信装置(コンピュー
タ2)が音楽を再生するときの動作について説明する。
図14は、本発明に係る通信装置が音楽を再生するとき
の動作の流れを示すフローチャートである。ユーザが入
力装置28aを操作することによって、音楽データ及び
鍵データと、音楽の再生用コンピュータプログラムが一
体とされた複合データを実行する指示がなされた場合、
CPU21によって、前記音楽データ、鍵データ、及び
再生用コンピュータプログラムが読み出され(ステップ
21)、前記再生用コンピュータプログラムが実行さ
れ、コンピュータ2が次のような動作を行う。まず、C
PU21が、図15に示すような画面を画像表示装置2
6aに表示させるべく、画像出力インタフェース26か
ら信号を出力させる(ステップ22)。
【0094】図15は、画像表示装置26aの表示画面
の一例を示す模式図である。この表示画面では、図15
に示す如く、ユーザが録音の開始及び終了を指示するた
めの操作ボタンと、該操作ボタンの内の録音開始と表示
された操作ボタンを押した後に、所定のキーワードをマ
イクロフォンに向かって発声し、発声し終わった後に、
録音終了と表示された操作ボタンを押すように、操作の
手順を説明するメッセージが表示される。ユーザが、録
音開始と表示された操作ボタンを押すような操作を行う
ことによって、コンピュータ2に録音の開始の指示を行
い、マイクロフォン27bに向かってキーワードを発声
した後、録音終了と表示された操作ボタンを押すような
操作を行うことによって、コンピュータ2に録音の終了
の指示を行う。
【0095】前述したように、マイクロフォン27bに
よって音声が取り込まれ(ステップ23)、音声入出力
インタフェース27bからデータとして出力される。そ
して、CPU21が、このデータに対して前述した声紋
情報の生成と同様の処理を行い、声紋情報を生成する
(ステップ24)。
【0096】次に、読み出された音楽データから、次の
ようにして声紋情報が抽出される(ステップ25)。ま
ず、CPU21によって、MP3形式の音楽データがP
CM形式の音楽データへ変換され、得られたPCM形式
の音楽データがRAM22又はハードディスク24等に
記憶される。次に、得られたPCM形式の音楽データが
所定時間毎に分割され、夫々の音楽データに対してFF
T処理が施され、複数の変換データが生成される。各変
換データの内、音楽の最初の部分の変換データから、鍵
データの先頭のデータによって表される周波数位置のゲ
インが取り出され、次の部分の変換データから、鍵デー
タの先頭から2番目のデータによって表される周波数位
置のゲインが取り出される。以後、変換データから時間
順にゲインが取り出される。
【0097】このように取り出されたゲインは、低周波
側のゲインから高周波側のゲインへと順次割り当てら
れ、最も高周波のゲインに割り当てられた後は、次の時
間における低周波側のゲインから高周波側のゲインへと
順次割り当てられ、これが繰り返される。
【0098】そして、CPU21は、ステップ24にて
生成された声紋情報と、ステップ25にて抽出された声
紋情報との照合を行う(ステップ26)。これは、パタ
ーンマッチング等の公知の技術によってなされる。照合
の結果、両声紋情報が、略一致する場合には(ステップ
27)、ステップ25において、RAM22又はハード
ディスク24に記憶されたPCM形式の音楽データを用
いて音楽を再生し(ステップ28)、再生が終了したと
きに処理を終了する。また、ステップ27において、両
声紋情報が略一致しない場合には、処理を終了する。
【0099】また、ユーザが入力装置28aを操作する
ことによって、コンピュータ2のハードディスクに記憶
されている複合データを、メモリドライブ29に装着さ
れている可搬型記録媒体29aに記憶することができ
る。ユーザは、複合データを記憶してある可搬型記録媒
体29aを音楽再生装置5のメモリドライブ57に装着
し、該音楽再生装置5に備えられた操作部54を操作す
ることによって、前記複合データに含まれる音楽データ
を用いて、音楽を再生することができる。
【0100】なお、本実施の形態においては、音楽デー
タから声紋情報を抽出するときに生成したPCM形式の
音楽データをRAM22又はハードディスク24に記憶
しておき、音楽の再生時にこのPCM形式の音楽データ
を用いて再生する構成について述べたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば音楽の再生時に、CPU21
によって複合データに含まれているMP3形式の音楽デ
ータを復号し、復号して得られたデータに応じた音声信
号を音声入出力インタフェース27へ出力することによ
って、音楽を再生する構成としてもよいことはいうまで
もない。
【0101】次に、本発明に係る音楽再生装置が、音楽
を再生するときの動作について説明する。図16は、本
発明に係る音楽再生装置が音楽を再生するときの動作の
流れを示すフローチャートである。ユーザが操作部54
を操作することによって、メモリドライブ57に装着さ
れている可搬型記録媒体29aに記憶されている複合デ
ータに含まれる音楽データを用いて、音楽を再生する指
示がなされた場合、CPU51によって、前記音楽デー
タ、鍵データ、及び再生用コンピュータプログラムが読
み出され(ステップ31)、ROM53に格納されてい
るコンピュータプログラムによって、音楽再生装置5が
次のような動作を行う。まず、ユーザが操作部54を操
作することによって、音楽再生装置5に録音の開始の指
示を行い、マイクロフォン55に向かってキーワードを
発声した後、操作部54を操作することによって、音楽
再生装置5に録音の終了の指示を行う。
【0102】ユーザから録音の開始が指示されたときに
は、マイクロフォン55による音声の取り込みが開始さ
れ、ユーザから録音の終了が指示されたときには、マイ
クロフォン55による音声の取り込みが終了される(ス
テップ32)。マイクロフォン55によって取り込まれ
た音声は、PCM方式にてデジタル化され、デジタルデ
ータとしてCPU51に与えられる。
【0103】CPU51は、与えられたデータに対して
処理を行い、声紋情報を生成する(ステップ33)。こ
の処理は、前述したステップ111の声紋情報の生成の
処理と同様であるので、説明を省略する。
【0104】ステップ34の処理は、前述したステップ
25の処理において、PCM形式の音楽データの記憶先
をRAM52又は可搬型記録媒体29aとした場合と同
様であり、ステップ35〜37の処理は、前述したステ
ップ26〜28の処理と同様であるので、説明を省略す
る。
【0105】なお、本実施の形態においては、ユーザ登
録データベースDB1及び音楽データベースDB2をコ
ンピュータ1に設ける構成について述べたが、これに限
定されるものではなく、例えば、ユーザ登録データベー
スDB1を有する装置及び音楽データベースDB2を有
する装置をコンピュータ1の外部に設け、コンピュータ
1と前記装置との間で通信を行って、コンピュータ1か
らユーザ登録データベースDB1の検索及び更新、並び
に音楽データベースDB2の検索新を行う構成としても
よい。
【0106】また、本実施の形態においては、コンピュ
ータ2(通信装置)でユーザの声紋情報を生成し、この
声紋情報をコンピュータ2からコンピュータ1(音楽デ
ータ配信装置)へ送信して、コンピュータ1にて音楽デ
ータに声紋情報を埋め込む構成について述べたが、これ
に限定されるものではなく、コンピュータ2でユーザの
音声を取り込み、この結果得られた例えばPCM形式の
音声データをコンピュータ2からコンピュータ1へ送信
し、コンピュータ1にて前記音声データに基づいて声紋
情報を生成し、生成した声紋情報を音楽データに埋め込
む構成としてもよいことはいうまでもない。
【0107】また、本実施の形態においては、コンピュ
ータ2によって可搬記録媒体29aに複合データを書き
込み、この可搬型記録媒体29aを音楽再生装置5に装
着し、可搬型記録媒体29aに記憶してある複合データ
を用いて音楽の再生を行う構成について述べたが、これ
に限定されるものではなく、コンピュータ2及び音楽再
生装置5に、例えばUSB(Universal Serial Bus)又
はIEEE1394等の通信規格に準ずる通信インタフェースを
夫々設け、コンピュータ2及び音楽再生装置5の間で通
信を行って、コンピュータ2から複合データを送信し、
音楽再生装置5内に設けたメモリにこの複合データを記
憶して、メモリに記憶された複合データを用いて音楽の
再生を行う構成としてもよい。
【0108】また、本実施の形態においては、コンピュ
ータ1からコンピュータ2へ複合データとして送信する
ときの音楽データをMP3形式の音楽データとし、コン
ピュータ2及び音楽再生装置5がMP3形式の音楽デー
タを用いて音楽を再生する構成について述べたが、これ
に限定されるものではなく、例えばPCM形式のような
MP3形式とは異なる形式の音楽データをコンピュータ
1からコンピュータ2へ送信し、この形式の音楽データ
を用いて、コンピュータ2及び音楽再生装置5が音楽を
再生する構成としてもよいことはいうまでもない。
【0109】また、本実施の形態においては、複合デー
タを音楽データ、鍵データ、及び再生用コンピュータプ
ログラムから構成し、コンピュータ2のCPU21によ
って前記再生用コンピュータプログラムを実行して、前
記音楽データに係る音楽を再生する構成について述べた
が、これに限定されるものではなく、例えば、音楽デー
タ及び鍵データから複合データを構成し、これをコンピ
ュータ1からコンピュータ2へ送信し、コンピュータ2
のハードディスク24に、前記再生用コンピュータプロ
グラムを予め記憶しておいて、CPU21によって前記
再生用コンピュータプログラムを実行して、前記音楽デ
ータに係る音楽を再生する構成としてもよい。
【0110】また、本実施の形態においては、コンピュ
ータ1によって音楽データに声紋情報を埋め込み、音楽
を再生するときに、コンピュータ2が、マイクロフォン
27bからユーザの音声を取り込み、この音声から声紋
情報を生成するとともに、受信した音楽データから声紋
情報を抽出し、両声紋情報を照合して、音楽を再生する
か否かを決定する構成について述べたが、これに限定さ
れるものではなく、ユーザの生体的特徴、例えば指紋又
は虹彩等を表す特徴情報を、コンピュータ1によって音
楽データに埋め込み、音楽を再生するときに、コンピュ
ータ2が、ユーザの指紋又は虹彩等を含む画像を取り込
み、この画像から前記指紋又は虹彩等を表す特徴情報を
生成するとともに、受信した音楽データから特徴情報を
抽出し、両特徴情報を照合して、音楽を再生するか否か
を決定する構成としてもよい。
【0111】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1、第7、及び第
13発明による場合は、生体的特徴に関する特徴情報及
び音楽の再生に用いられる音楽データに基づいて、前記
特徴情報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽デー
タ生成手段と、該音楽データ生成手段によって生成され
た音楽データを、外部の通信装置へ送信する送信手段と
を設けてある構成としたので、例えば、指紋又は虹彩等
の生体的特徴に関する特徴情報を音楽データに埋め込む
ことによって、音楽データを正当に入手したユーザを特
定することができ、このユーザだけが音楽を再生するこ
とができるように構成することによって、音楽データを
自由にコピーすることができるとともに、ユーザ以外の
者による音楽の再生を防止することができる。
【0112】第2、第3、第9、第11、及び第15発
明による場合は、特徴情報を生成する特徴情報生成手段
と、特徴情報が埋め込まれた音楽データから特徴情報を
抽出する抽出手段と、前記特徴情報生成手段によって生
成された特徴情報及び前記抽出手段によって抽出された
特徴情報を照合する照合手段とを設けてあり、該照合手
段による照合結果に基づいて、音楽を再生するか否かを
決定すべく構成したので、音楽を再生するときに、再生
を指示した者の特徴情報を生成し、照合手段によって、
音楽データに埋め込まれた特徴情報から特定される個人
と、前記再生を指示した者とが同一人物であるか否かを
判別し、前記個人と前記再生を指示した者が同一人物で
ある場合にだけ、音楽を再生することによって、音楽デ
ータを自由にコピーすることができるとともに、音楽デ
ータを正当に入手したユーザ以外の者による音楽の再生
を防止することができる。
【0113】第4、第8、第14、及び第17発明によ
る場合は、声紋に関する声紋情報及び音楽の再生に用い
られる音楽データに基づいて、前記声紋情報が埋め込ま
れた音楽データを生成する音楽データ生成手段と、該音
楽データ生成手段によって生成された音楽データを、外
部の通信装置へ送信する送信手段とを設けてある構成と
したので、声紋情報によって音楽データを正当に入手し
たユーザを特定することができ、このユーザだけが音楽
を再生することができるように構成することによって、
音楽データを自由にコピーすることができるとともに、
ユーザ以外の者による音楽の再生を防止することができ
る。
【0114】第5、第6、第10、第12、第16、及
び第18発明による場合は、声紋情報を生成する声紋情
報生成手段と、声紋情報が埋め込まれた音楽データから
声紋情報を抽出する抽出手段と、前記声紋情報生成手段
によって生成された声紋情報及び前記抽出手段によって
抽出された声紋情報を照合する照合手段とを設けてあ
り、該照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽デ
ータを再生するか否かを決定すべく構成してあるので、
音楽を再生するときに、再生を指示した者の声紋情報を
生成し、照合手段によって、音楽データに埋め込まれた
声紋情報から特定される個人と、前記再生を指示した者
とが同一人物であるか否かを判別し、前記個人と前記再
生を指示した者が同一人物である場合にだけ、音楽を再
生することによって、音楽データを自由にコピーするこ
とができるとともに、音楽データを正当に入手したユー
ザ以外の者による音楽の再生を防止することができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の実施の形態の要部の構
成を示す模式図である。
【図2】コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザ登録データベースを説明する説明図であ
る。
【図4】音楽データベースを説明する説明図である。
【図5】コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図6】音楽再生装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る音楽データ配信システムの動作の
流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る音楽データ配信システムの動作の
流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る音楽データ配信システムの動作の
流れを示すフローチャートである。
【図10】画像表示装置の表示画面の一例を示す模式図
である。
【図11】画像表示装置の表示画面の一例を示す模式図
である。
【図12】画像表示装置の表示画面の一例を示す模式図
である。
【図13】声紋情報が埋め込まれた音楽データを生成す
る処理を説明する説明図である。
【図14】本発明に係る通信装置が音楽を再生するとき
の動作の流れを示すフローチャートである。
【図15】画像表示装置の表示画面の一例を示す模式図
である。
【図16】本発明に係る音楽再生装置が音楽を再生する
ときの動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ 11 CPU 12 RAM 13 外部記憶装置 13a 可搬型記録媒体 14 ハードディスク 15 通信インタフェース 2 コンピュータ(通信装置) 21 CPU 22 RAM 23 外部記憶装置 23a 可搬型記録媒体 24 ハードディスク 25 通信インタフェース 27 音声入出力インタフェース 27a スピーカ 27b マイクロフォン 29 メモリドライブ 29a 可搬型記録媒体 33 外部サーバコンピュータ 34 記録媒体 5 音楽再生装置 51 CPU 52 RAM 53 ROM 55 マイクロフォン 56 音声出力端子 57 メモリドライブ DB1 ユーザ登録データベース DB2 音楽データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 G10L 3/00 551G 9/18 M H04L 9/32 H04L 9/00 673D 675A Fターム(参考) 5B085 AE27 5D015 AA03 HH00 5D044 AB05 BC01 CC05 DE49 DE50 EF05 FG18 GK12 HL08 HL11 5D045 DA20 5J104 AA07 KA01 KA04 KA18 NA27 PA07 PA10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽の再生に用いられる音楽データを配
    信するための音楽データ配信システムにおいて、 音楽を特定する特定情報を受け付ける受付手段を具備
    し、該受付手段によって受け付けた特定情報を外部へ送
    信する通信装置と、該通信装置から送信された特定情報
    を受信する受信手段と、該受信手段が受信した特定情報
    によって特定される音楽の再生に用いられる音楽データ
    を検索する検索手段と、外部から与えられ、生体的特徴
    に関する特徴情報、及び前記検索手段によって検索され
    た音楽データに基づいて、前記特徴情報が埋め込まれた
    音楽データを生成する音楽データ生成手段と、該音楽デ
    ータ生成手段によって生成された音楽データを、前記通
    信装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする
    音楽データ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は、生体に関する生体情報
    を受け付ける受付手段と、該受付手段によって受け付け
    た生体情報に基づいて、特徴情報を生成する特徴情報生
    成手段と、該特徴情報生成手段によって生成された特徴
    情報を外部へ送信する送信手段と、外部から受信した音
    楽データから特徴情報を抽出する抽出手段と、前記特徴
    情報生成手段によって生成された特徴情報及び前記抽出
    手段によって抽出された特徴情報を照合する照合手段と
    を更に具備し、該照合手段による照合結果に基づいて、
    前記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを決定す
    べくなしてあることを特徴とする請求項1に記載の音楽
    データ配信システム。
  3. 【請求項3】 生体情報を受け付ける受付手段と、該受
    付手段によって受け付けた生体情報に基づいて、特徴情
    報を生成する特徴情報生成手段と、前記通信装置によっ
    て受信された音楽データから特徴情報を抽出する抽出手
    段と、前記特徴情報生成手段によって生成された特徴情
    報及び前記抽出手段によって抽出された特徴情報を照合
    する照合手段とを具備し、該照合手段による照合結果に
    基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否
    かを決定する音楽再生装置を更に備えることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の音楽データ配信システム。
  4. 【請求項4】 音楽の再生に用いられる音楽データを配
    信するための音楽データ配信システムにおいて、 音楽を特定する特定情報の入力を受け付ける受付手段を
    具備し、該受付手段によって受け付けた特定情報を外部
    へ送信する通信装置と、該通信装置から送信された特定
    情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した特定
    情報によって特定される音楽の再生に用いられる音楽デ
    ータを検索する検索手段と、外部から与えられ、声紋に
    関する声紋情報、及び前記検索手段によって検索された
    音楽データに基づいて、前記声紋情報が埋め込まれた音
    楽データを生成する音楽データ生成手段と、該音楽デー
    タ生成手段によって生成された音楽データを、前記通信
    装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする音
    楽データ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記通信装置は、音声入力部と、該音声
    入力部によって入力された音声に基づいて、声紋情報を
    生成する声紋情報生成手段と、該声紋情報生成手段によ
    って生成された声紋情報を外部へ送信する送信手段と、
    外部から受信した音楽データから声紋情報を抽出する抽
    出手段と、前記声紋情報生成手段によって生成された声
    紋情報及び前記抽出手段によって抽出された声紋情報を
    照合する照合手段とを更に具備し、該照合手段による照
    合結果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生
    するか否かを決定すべくなしてあることを特徴とする請
    求項4に記載の音楽データ配信システム。
  6. 【請求項6】 音声入力部と、該音声入力部によって入
    力された音声に基づいて、声紋情報を生成する声紋情報
    生成手段と、前記通信装置によって受信された音楽デー
    タから声紋情報を抽出する抽出手段と、前記声紋情報生
    成手段によって生成された声紋情報及び前記抽出手段に
    よって抽出された声紋情報を照合する照合手段とを具備
    し、該照合手段による照合結果に基づいて、前記音楽デ
    ータを用いて音楽を再生するか否かを決定する音楽再生
    装置を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記
    載の音楽データ配信システム。
  7. 【請求項7】 音楽の再生に用いられる音楽データを配
    信するための音楽データ配信装置において、 音楽を特定する特定情報を外部から受信する受信手段
    と、該受信手段が受信した特定情報によって特定される
    音楽の再生に用いられる音楽データを検索する検索手段
    と、生体的特徴に関する与えられた特徴情報、及び前記
    検索手段によって検索された音楽データに基づいて、前
    記特徴情報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽デ
    ータ生成手段と、該音楽データ生成手段によって生成さ
    れた音楽データを外部へ送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする音楽データ配信装置。
  8. 【請求項8】 音楽の再生に用いられる音楽データを配
    信するための音楽データ配信装置において、 音楽を特定する特定情報を外部から受信する受信手段
    と、該受信手段が受信した特定情報によって特定される
    音楽の再生に用いられる音楽データを検索する検索手段
    と、声紋に関する与えられた声紋情報、及び前記検索手
    段によって検索された音楽データに基づいて、前記声紋
    情報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽データ生
    成手段と、該音楽データ生成手段によって生成された音
    楽データを外部へ送信する送信手段とを備えることを特
    徴とする音楽データ配信装置。
  9. 【請求項9】 音楽を特定する特定情報の入力を受け付
    ける受付手段を具備し、該受付手段によって受け付けた
    特定情報を外部へ送信し、送信した特定情報によって特
    定される音楽の再生に用いられる音楽データを外部から
    受信する通信装置において、 生体に関する生体情報を受け付ける受付手段と、該受付
    手段によって受け付けた生体情報に基づいて、生体的特
    徴に関する特徴情報を生成する特徴情報生成手段と、該
    特徴情報生成手段によって生成された特徴情報を外部へ
    送信する送信手段と、外部から特徴情報が埋め込まれた
    音楽データを受信する受信手段と、該受信手段によって
    受信した音楽データから特徴情報を抽出する抽出手段
    と、前記特徴情報生成手段によって生成された特徴情報
    及び前記抽出手段によって抽出された特徴情報を照合す
    る照合手段とを備え、該照合手段による照合結果に基づ
    いて、前記音楽データを用いて音楽を再生するか否かを
    決定することを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 音楽を特定する特定情報の入力を受け
    付ける受付手段を具備し、該受付手段によって受け付け
    た特定情報を外部へ送信し、送信した特定情報によって
    特定される音楽の再生に用いられる音楽データを外部か
    ら受信する通信装置において、 音声入力部と、該音声入力部によって入力された音声に
    基づいて、声紋に関する声紋情報を生成する声紋情報生
    成手段と、該声紋情報生成手段によって生成された声紋
    情報を外部へ送信する送信手段と、外部から声紋情報が
    埋め込まれた音楽データを受信する受信手段と、該受信
    手段によって受信した音楽データから声紋情報を抽出す
    る抽出手段と、前記声紋情報生成手段によって生成され
    た声紋情報及び前記抽出手段によって抽出された声紋情
    報を照合する照合手段とを備え、該照合手段による照合
    結果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生す
    るか否かを決定することを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 音楽を再生する音楽再生装置におい
    て、 生体に関する生体情報を受け付ける受付手段と、該受付
    手段によって受け付けた生体情報に基づいて、生体的特
    徴に関する特徴情報を生成する特徴情報生成手段と、外
    部から与えられ、音楽の再生に用いられる音楽データか
    ら、該音楽データに予め埋め込まれた特徴情報を抽出す
    る抽出手段と、前記特徴情報生成手段によって生成され
    た特徴情報及び前記抽出手段によって抽出された特徴情
    報を照合する照合手段とを具備し、該照合手段による照
    合結果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生
    するか否かを決定することを特徴とする音楽再生装置。
  12. 【請求項12】 音楽を再生する音楽再生装置におい
    て、 音声入力部と、該音声入力部によって入力された音声に
    基づいて、声紋に関する声紋情報を生成する声紋情報生
    成手段と、外部から与えられ、音楽の再生に用いられる
    音楽データから、該音楽データに予め埋め込まれた声紋
    情報を抽出する抽出手段と、前記声紋情報生成手段によ
    って生成された声紋情報及び前記抽出手段によって抽出
    された声紋情報を照合する照合手段とを具備し、該照合
    手段による照合結果に基づいて、前記音楽データを用い
    て音楽を再生するか否かを決定することを特徴とする音
    楽再生装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、音楽の再生に用いら
    れる音楽データを生成させるためのコンピュータプログ
    ラムにおいて、 コンピュータを、生体的特徴に関する与えられた特徴情
    報、及び与えられた音楽データに基づいて、前記特徴情
    報が埋め込まれた音楽データを生成する音楽データ生成
    手段として機能させることを特徴とするコンピュータプ
    ログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、音楽の再生に用いら
    れる音楽データを生成させるためのコンピュータプログ
    ラムにおいて、 コンピュータを、声紋に関する与えられた声紋情報、及
    び与えられた音楽データに基づいて、前記声紋情報が埋
    め込まれた音楽データを生成する音楽データ生成手段と
    して機能させることを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、音楽を再生させるた
    めのコンピュータプログラムにおいて、 コンピュータを、生体に関する与えられた生体情報に基
    づいて、生体的特徴に関する特徴情報を生成する特徴情
    報生成手段と、特徴情報が埋め込まれており、音楽の再
    生に用いられる与えられた音楽データから特徴情報を抽
    出する抽出手段と、前記特徴情報生成手段によって生成
    された特徴情報及び前記抽出手段によって抽出された特
    徴情報を照合する照合手段と、該照合手段による照合結
    果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生する
    か否かを決定する決定手段として機能させることを特徴
    とするコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータに、音楽を再生させるた
    めのコンピュータプログラムにおいて、 コンピュータを、与えられた音声に基づいて、声紋に関
    する声紋情報を生成する声紋情報生成手段と、声紋情報
    が埋め込まれており、音楽の再生に用いられる与えられ
    た音楽データから声紋情報を抽出する抽出手段と、前記
    声紋情報生成手段によって生成された声紋情報及び前記
    抽出手段によって抽出された声紋情報を照合する照合手
    段手段と、該照合手段による照合結果に基づいて、前記
    音楽データを用いて音楽を再生するか否かを決定する決
    定手段として機能させることを特徴とするコンピュータ
    プログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、音楽の再生に用いら
    れる音楽データを生成させるためのコンピュータプログ
    ラムが記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な
    記録媒体において、 コンピュータを、声紋に関する与えられた声紋情報、及
    び与えられた音楽データに基づいて、前記声紋情報が埋
    め込まれた音楽データを生成する音楽データ生成手段と
    して機能させるコンピュータプログラムが記録してある
    ことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記
    録媒体。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、音楽を再生させるた
    めのコンピュータプログラムが記録してあるコンピュー
    タでの読み取りが可能な記録媒体において、 コンピュータを、生体に関する与えられた生体情報に基
    づいて、生体的特徴に関する特徴情報を生成する特徴情
    報生成手段と、特徴情報が埋め込まれており、音楽の再
    生に用いられる与えられた音楽データから特徴情報を抽
    出する抽出手段と、前記特徴情報生成手段によって生成
    された特徴情報及び前記抽出手段によって抽出された特
    徴情報を照合する照合手段と、該照合手段による照合結
    果に基づいて、前記音楽データを用いて音楽を再生する
    か否かを決定する決定手段として機能させるコンピュー
    タプログラムが記録してあることを特徴とするコンピュ
    ータでの読み取りが可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109166585A (zh) * 2018-11-02 2019-01-08 珠海格力电器股份有限公司 语音控制的方法及装置、存储介质

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