JP2002294323A - 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法 - Google Patents

電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法

Info

Publication number
JP2002294323A
JP2002294323A JP2001103227A JP2001103227A JP2002294323A JP 2002294323 A JP2002294323 A JP 2002294323A JP 2001103227 A JP2001103227 A JP 2001103227A JP 2001103227 A JP2001103227 A JP 2001103227A JP 2002294323 A JP2002294323 A JP 2002294323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric furnace
scrap
waste
melting
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001103227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4739566B2 (ja
Inventor
Katsushiro Seki
勝四郎 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKI SHOTEN KK
Seki Shoten KK
Original Assignee
SEKI SHOTEN KK
Seki Shoten KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKI SHOTEN KK, Seki Shoten KK filed Critical SEKI SHOTEN KK
Priority to JP2001103227A priority Critical patent/JP4739566B2/ja
Publication of JP2002294323A publication Critical patent/JP2002294323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4739566B2 publication Critical patent/JP4739566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Discharge Heating (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化石燃料等に代わる安全な燃料であって、地
球資源の消費を抑えることのできる燃料、すなわち新し
い電気炉用還元溶解促進剤を提供する。 【解決手段】 電気炉50内に、スクラップ層51・・・
と、一辺若しくは径が8〜40mmで廃プラスチックを
主原料としたピース層52・・・と、を交互に積層した後
にアーク放電による溶解を開始する。 【効果】 ピースは廃プラスチックを主成分とし、廃プ
ラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がスクラップ
の鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結果、スクラ
ップを還元させることができる。また、廃プラスチック
は炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であるから、ス
クラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。特に、低温
になりやすい領域ではピースの熱量は有用であり、低温
域の解消に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化石燃料等に代わる
安全な燃料であって、地球資源の消費を抑えることので
きる燃料、すなわち新しい電気炉用還元溶解促進剤及び
それを用いた電気炉の操業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の電気炉の原理図であり、電
気炉100は、アーク放電によりスクラップを溶解する
設備であって、基礎101に立てた架構102に、耐火
物103を内張りしたカップ形状の炉体104を図面表
裏方向に傾動可能に載せ、この炉体104の上部開口を
炉蓋106で塞ぎ、この炉蓋106に3本の電極107
・・・(・・・は複数を示す。以下同じ)を貫通させ、電極1
07・・・にケーブル108を繋ぎ、給電装置109から
ケーブル108を通じて電極107・・・に給電してアー
ク放電させる設備である。
【0003】なお、炉蓋106は炉蓋昇降旋回機構11
0にて上昇し旋回させることで開けることができ、蓋開
時にスクラップを炉内へ投入することができる。また、
電極107・・・は電極昇降機構111により昇降させる
ことができ任意の高さに保持させることができる。これ
により、電極107・・・とスクラップ並びに炉体104
との間にアーク放電を発生させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9は図8の9−9線
断面図であり、炉体104の中央に配置した3本の電極
107・・・の回りはアーク放電に直接晒されて高温域A
になるが、耐火物103の近傍はアーク放電から離れて
いるため低温域Bになる。この低温域Bではスクラップ
の溶解は遅れるため、電気炉の操業時間が延び、電気炉
の生産率が低下する。
【0005】図10は従来の低温域解消法の原理図であ
り、従来は、炉蓋から若しくは炉体開口からランス11
1,111と称する耐熱製管を通し、このランス11
1,11を介して酸素ガス、コークス粉又は重油を炉体
104内の低温な箇所へ吹込むことで、低温域を解消す
る試みがなされている。しかし、酸素ガスは爆発しやす
く取扱いが難しいガスである。また、コークス粉は石炭
を原料とするものであるから、化石燃料を消費すること
になる。同様に、重油も化石燃料を消費することにな
る。近年の地球規模の環境問題並びに貴重な資源の消費
を抑制するという観点からは、コークス粉や重油を大量
に消費することは好ましくない。従って、本発明の目的
は、化石燃料等に代わる安全な燃料であって、地球資源
の消費を抑えることのできる燃料、すなわち新しい電気
炉用還元溶解促進剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、電気炉に投入するスクラップに混ぜるこ
とでスクラップの溶解を促進すると共に還元作用を発揮
させる電気炉用還元溶解促進剤において、この電気炉用
還元溶解促進剤は、古紙、熱軟化性廃プラスチック、熱
硬化性廃プラスチック、その他の可燃廃棄物及び不燃性
廃棄物のうちの一つ又は複数を、混合して固めた、一辺
若しくは径が8〜40mmのピースであることを特徴す
る。
【0007】ピースは廃プラスチックを主成分とし、廃
プラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がスクラッ
プの鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結果、スク
ラップを還元させることができる。また、廃プラスチッ
クは炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であるから、
スクラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。特に、低
温になりやすい領域ではピースの熱量は有用であり、低
温域の解消に寄与する。低温域が解消できれば、生産時
間の短縮が図れる。そしてピースで必要熱の一部を賄っ
たことにより、電気炉へ供給する電力の節約も図れる。
【0008】廃プラスチックは従来は埋立て若しくは焼
却されていたが、本発明では電気炉用還元溶解促進剤に
利用するため、地球資源の有効利用を促すことができ
る。従って、請求項1によれば、地球資源の有効利用を
促しつつ、電気炉の生産性向上、並びに電気代の節約が
図れる。
【0009】なお、ピースのサイズが8mm未満であれ
ば、燃焼持続時間が短くなり過ぎる。また、ピースのサ
イズが40mm超であれば、ピース間に隙間ができてピ
ースの充填密度が高めにくくなる。そこで、ピースのサ
イズを8〜40mmにすることとした。
【0010】請求項2は、電気炉内に吹込むことでスク
ラップの溶解を促進すると共に還元作用を発揮させる電
気炉用還元溶解促進剤において、この電気炉用還元溶解
促進剤は、古紙、熱軟化性廃プラスチック、熱硬化性廃
プラスチック、その他の可燃廃棄物及び不燃性廃棄物の
うちの一つ又は複数を、混合して固めてピースにし、こ
のピースを更に破砕処理により0.01〜3.0mmの
大きさにした粉末であることを特徴とする。
【0011】請求項1と異なる点は、ピースを更に破砕
処理したことにある。廃プラスチックなどを直接破砕処
理して粉末化することは従来技術で可能である。しか
し、この従来技術によれば、空隙を多く含んだ軽い粉末
しか得られない。これに対して、請求項2によれば、ピ
ース化する段階で減容処理、すなわち押し固めることで
密度を高めたので、これを破砕して得た粉末も緻密にな
り、重い粉末となる。重い粉末であるから、吹込み方向
が定まり、飛散の心配がない。
【0012】そして、粉末は廃プラスチックを主成分と
し、廃プラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がス
クラップの鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結
果、スクラップを還元させることができる。また、廃プ
ラスチックは炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であ
るから、スクラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。
特に、低温になりやすい領域では粉末の熱量は有用であ
り、低温域の解消に寄与する。低温域が解消できれば、
生産時間の短縮が図れる。そして粉末で必要熱の一部を
賄ったことにより、電気炉へ供給する電力の節約も図れ
る。
【0013】廃プラスチックは従来は埋立て若しくは焼
却されていたが、本発明では電気炉用還元溶解促進剤に
利用するため、地球資源の有効利用を促すことができ
る。従って、請求項2によれば、地球資源の有効利用を
促しつつ、電気炉の生産性向上、並びに電気代の節約が
図れる。
【0014】なお、粉末の粒径が0.01mm未満であ
ると微細過ぎて製造が困難となり、製造コストが嵩む。
また、粉末の粒径が3.0mm超であると燃焼時間が長
くなり、目的の箇所で燃焼させることが困難になる。そ
こで、粉末は0.01〜3.0mmの大きさにした。
【0015】請求項3の電気炉の操業方法は、電気炉内
に、スクラップ層と、一辺若しくは径が8〜40mmで
廃プラスチックを主原料としたピース層と、を交互に積
層した後にアーク放電による溶解を開始することを特徴
とする。
【0016】ピースは廃プラスチックを主成分とし、廃
プラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がスクラッ
プの鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結果、スク
ラップを還元させることができる。また、廃プラスチッ
クは炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であるから、
スクラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。特に、低
温になりやすい領域ではピースの熱量は有用であり、低
温域の解消に寄与する。低温域が解消できれば、生産時
間の短縮が図れる。そしてピースで必要熱の一部を賄っ
たことにより、電気炉へ供給する電力の節約も図れる。
【0017】なお、ピースのサイズが8mm未満であれ
ば、燃焼持続時間が短くなり過ぎる。また、ピースのサ
イズが40mm超であれば、ピース間に隙間ができてピ
ースの充填密度が高めにくくなる。そこで、ピースのサ
イズを8〜40mmにすることとした。
【0018】請求項4の電気炉の操業方法は、スクラッ
プの溶解中に、電極から離れた炉内低温域、覗き窓、出
鋼口、出滓口の少なくとも1つに向って、ランスを用い
て0.01〜3.0mmの大きさで廃プラスチックを主
原料とした粉末を吹込むことを特徴とする。
【0019】粉末は廃プラスチックを主成分とし、廃プ
ラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がスクラップ
の鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結果、スクラ
ップを還元させることができる。また、廃プラスチック
は炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であるから、ス
クラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。
【0020】この様な粉末を、電極から離れた炉内低温
域、覗き窓、出鋼口、出滓口の少なくとも1つに向っ
て、ランスを用いて吹込むことにより、低温域が解消で
きて生産時間の短縮が図れる。そして粉末で必要熱の一
部を賄ったことにより、電気炉へ供給する電力の節約も
図れる。
【0021】なお、粉末の粒径が0.01mm未満であ
ると微細過ぎて製造が困難となり、製造コストが嵩む。
また、粉末の粒径が3.0mm超であると燃焼時間が長
くなり、目的の箇所で燃焼させることが困難になる。そ
こで、粉末は0.01〜3.0mmの大きさにした。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1(a),(b)は本発明に
係る電気炉用還元溶解促進剤の製造フロー図である。S
T××はステップ番号を示す。なお、各工程を実施する
ための装置の例は図2〜図4で説明する。
【0023】電気炉用還元溶解促進剤はピースと粉末の
2形態があるので、ピース及び粉末の製造工程を説明す
る。図左の(a)は本発明に係るピースの製造工程図で
ある。 ST01(混合工程):古紙、熱軟化性廃プラスチッ
ク、熱硬化性廃プラスチック、その他の可燃廃棄物及び
不燃性廃棄物のうちの一つ又は複数を、混合する。
【0024】古紙の代表例はダンボールや雑誌や製紙原
料にならない古紙である。熱硬化性廃プラスチックと
は、温度を上げると一時は流動体になるが、次第に化学
変化を起こして固まり、固い物質に変化してしまうもの
で、フェノール樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂などが
これにあたる。
【0025】その他の可燃廃棄物とは、布、紙、木材、
FRP(繊維強化プラスチック)、ラミネート紙などの
廃棄物をいう。その他の不燃性廃棄物とは、グラスウー
ル、石灰、鉱滓などの廃棄物をいう。
【0026】熱軟化性廃プラスチックとは、常温では固
体であるが、熱を加えると溶けて軟化し、流動体とな
り、また冷えると固まって固体になるもので、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリプロピレンなどがこれにあた
る。
【0027】配合例(%は全て重量%)としては、古紙
を10%、熱硬化性廃プラスチックを70%、その他の
可燃廃棄物を5%、熱軟化性廃プラスチックを10%と
する。又は、古紙を1〜5%、残りの95〜99%を廃
プラスチック総計(熱硬化性廃プラスチック+熱軟化性
廃プラスチック)とする。配合例であるから、種類及び
配合割合を適宜変更することは差支えない。
【0028】古紙は成形性を高める上で混入することが
望ましい。ただし、古紙の割合が増すに連れて発熱量が
低下し、電気炉用還元溶解促進剤としての価値が低下す
る。従って、発熱量その他を勘案して前記価値が低下し
ない範囲で古紙を混入する。
【0029】熱軟化性廃プラスチックは、燃料の機能と
接着剤の機能の双方を有する。従って、熱軟化性廃プラ
スチックの配合割合は大きい分には差支えない。
【0030】ST02(破砕工程):得られた混合物を
8〜80mmの大きさに破砕する。破砕物の大きさが8
0mmを超えると、ピース造粒に影響し、8〜40mm
のピースが製造困難になるからである。従って、破砕物
の大きさは80mm以下であれば小さいほど良い。しか
し、小さくするほど製造コストが嵩むので、8mmに止
める。8〜80mmの大きさに破砕すればよいが、好ま
しくは40mm程度とする。造粒(整粒)並びに破砕コ
ストの双方を十分に満足するからである。
【0031】ST03(圧縮工程):得られた破砕物
を、熱軟化性廃プラスチックが軟化するまで圧縮する。
熱軟化性廃プラスチックは高圧で圧縮すると、摩擦熱が
発生し、この熱で軟化し、粘性がでるため、接着作用が
発生する。特に、後述するダイ孔を通じて破砕物を押出
すときに、ダイ孔の押出し抵抗により大きな摩擦熱が発
生する。
【0032】ST04(整粒工程):得られた圧縮物を
8〜40mmのピースにする。ピースのサイズが8mm
未満であれば、燃焼持続時間が短くなり過ぎる。また、
ピースのサイズが40mm超であれば、ピース間に隙間
ができてピースの充填密度が高めにくくなる。そこで、
ピースのサイズを8〜40mmにすることとした。
【0033】以上の工程から明らかなように、格別に乾
燥工程を要しないこと、原材料が廃棄物であるため入手
が容易であることを特徴とする。
【0034】図2は本発明の電気炉用還元溶解促進剤を
製造するのに適した破砕装置の原理図であり、破砕装置
10は、上から投入した混合物11を、固定刃12と回
転刃13とで切断し、8mm〜80mmの目のスクリー
ン14を通じて落下させる装置である。スクリーン14
を替えることで破砕物21の大きさを変更することがで
きる。15はプッシャであり、回転刃13の回転速度に
応じて混合物11を押出す作用をなす。16は排出コン
ベアである。この破砕装置10で混合物11を8〜80
mmの破砕物21にすることができる。なお、破砕装置
10の構成は一例を示すものであり、8〜80mmの破
砕物21が得られれば他の構造ものでも差支えない。
【0035】図3は本発明の電気炉用還元溶解促進剤を
製造するのに適した圧縮・整粒装置の原理図であり、こ
の圧縮・整粒装置30は、破砕物21を回転ドラム状の
ダイ31に投入する投入ダクト32と、ダイ31を支え
るとともに回転させるローラ33,34と、ダイ31に
開けた多数のダイ孔35・・・(・・・は複数個を示す。以下
同様。)と、ダイ31の外周面に沿って配置したカッタ
36と、ケーシング37とからなり、投入ダクト32を
通じてダイ31に投入した破砕物21は前記ローラ33
で強く押された結果、ダイ孔35・・・に進入する。その
後にカッタ36で切断することでピース41・・・にな
る。この作用は分かりにくいので次図で詳しく説明す
る。
【0036】図4は図3に示した圧縮・整粒装置の作用
原理図であり、便宜上、円筒形状のダイ31は展開して
平板形状にした。ダイ孔35には前の破砕物21が入っ
ており、そこへローラ33で別の破砕物21を押し込む
と、「ところてん」の様にダイ31の厚さに相当するだ
けダイ31から破砕物21Aが食み出す。そこで、この
食み出した破砕物21Aをカッタ36で切断すれば、一
定の径で、一定の長さのピース41を切出すことができ
る。
【0037】図1の(b)は、ST05を追加したもの
であり、ST01〜ST04の説明は省略する。すなわ
ち、整粒工程(ST04)で得た8〜40mmの大きさ
のピースを、ST05では破砕し、0.01〜3.0m
mの大きさにした粉末にする。この粉末化工程で用いる
装置は説明を省略するが、破砕機、切断機、圧潰機の何
れか又はこれらの組合わせにより適宜細粒化し、分級ふ
るいで粒子を分級すればよい。
【0038】(b)ではピースを更に破砕処理したこと
を特徴とする。廃プラスチックなどを直接破砕処理して
粉末化することは従来技術で可能である。しかし、この
従来技術によれば、空隙を多く含んだ軽い粉末しか得ら
れない。これに対して、(b)によれば、ピース化する
段階で減容処理、すなわち押し固めることで密度を高め
たので、これを破砕して得た粉末も緻密になり、重い粉
末となる。
【0039】以上の方法で製造したピース又は粉末を用
いて行う電気炉の操業方法を次に説明する。図5は本発
明のピースを利用する電気炉の断面図であり、電気炉5
0内に、スクラップ層51・・・と、一辺若しくは径が8
〜40mmで廃プラスチックを主原料としたピース層5
2・・・と、を交互に積層した後にアーク放電による溶解
を開始する。
【0040】廃プラスチックを主原料とするピースをス
クラップに混ぜることで、本発明の目的を達成すること
は可能である。しかし、スクラップとピースとを予め混
合したものをスクラップコンベアで電気炉へチャージ使
用とすると、スクラップとピースの大きさが著しく異な
るため、ピースがスクラップコンベアからこぼれるなど
の不具合が発生する。そこで、図5ではスクラップとピ
ースを別々にチャージすることで、ピースの飛散を防止
するようにした。すなわち、ピースはチューブやホース
で炉内へ吹込むことができる。そこで、スクラップは従
来のコンベア又はバケットをそのまま用いてチャージ
し、ピースはチューブ又はホースでチャージする如く
に、スクラップとピースを別々にチャージすることで、
原料投入作業を簡単にすることができる。
【0041】ピース層52を構成するピースは廃プラス
チックを主成分とし、廃プラスチックは炭素を豊富に含
み、この炭素がスクラップの鉄元素に結合する酸素に結
びつく。この結果、スクラップを還元させることができ
る。また、廃プラスチックは炭素及び水素を豊富に含む
良質な燃料であるから、スクラップ溶解に必要な熱の一
部を提供する。ピースで必要熱の一部を賄ったことによ
り、電気炉へ供給する電力の節約も図れる。
【0042】なお、ピースのサイズが8mm未満であれ
ば、燃焼持続時間が短くなり過ぎる。また、ピースのサ
イズが40mm超であれば、ピース間に隙間ができてピ
ースの充填密度が高めにくくなる。そこで、ピースのサ
イズを8〜40mmにすることとした。
【0043】図6は本発明の粉末を利用する電気炉の操
業方法の第1説明図であり、炉体53に被せた蓋54を
貫通させることでランス55・・・の先を、電極56・・・か
ら離れた炉内低温域、具体的には耐火壁57の近傍が低
温域であるために、この辺りに向けて、0.01〜3.
0mmの大きさで廃プラスチックを主原料とした粉末5
9・・・を吹込む。この粉末59・・・は廃プラスチックを予
め減容処理、すなわち押し固めることで密度を高めたの
で、これを破砕して得た粉末も緻密になり、重い粉末と
なる。重い粉末であるから、吹込み方向が定まり、飛散
の心配がない。
【0044】そして、粉末は廃プラスチックを主成分と
し、廃プラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がス
クラップの鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結
果、スクラップを還元させることができる。また、廃プ
ラスチックは炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であ
るから、スクラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。
特に、低温になりやすい領域では粉末の熱量は有用であ
り、低温域の解消に寄与する。低温域が解消できれば、
生産時間の短縮が図れる。そして粉末で必要熱の一部を
賄ったことにより、電気炉へ供給する電力の節約も図れ
る。
【0045】図7は本発明の粉末を利用する電気炉の操
業方法の第2説明図であり、ランス55・・・の先を出鋼
口61や出滓口62に向けて0.01〜3.0mmの大
きさで廃プラスチックを主原料とした粉末59・・・を吹
込む。粉末59・・・は微細粒であるため、迅速に燃焼
し、その熱で出鋼口61や出滓口62の附近を温める。
一般に、出鋼口61や出滓口62は断熱させにくく、他
の部分より低温になりやすい。そこで、この様な低温域
を温めれば、低温域が解消でき、生産時間の短縮が図れ
る。そして粉末で必要熱の一部を賄ったことにより、電
気炉へ供給する電力の節約も図れる。
【0046】図示しないが炉外から炉内を覗く覗き窓の
附近も低温域になる。そこで、覗き窓へもランスで本発
明の粉末59・・・を吹き付けることは望ましい。従っ
て、粉末59・・・は炉内の低温域(出鋼口61や出滓口
62や覗き窓若しくはこれに類する箇所)に吹込めばよ
く、吹込む場所は例示した場所に限定するものではな
い。
【0047】尚、電気炉は電極が3本である交流電気炉
を例示したが、電極が1本である直流電気炉であっても
本発明は適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、電気炉用還元溶解促進剤を、古紙、
熱軟化性廃プラスチック、熱硬化性廃プラスチック、そ
の他の可燃廃棄物及び不燃性廃棄物のうちの一つ又は複
数を、混合して固めた、一辺若しくは径が8〜40mm
のピースとした。ピースは廃プラスチックを主成分と
し、廃プラスチックは炭素を豊富に含み、この炭素がス
クラップの鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結
果、スクラップを還元させることができる。また、廃プ
ラスチックは炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であ
るから、スクラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。
特に、低温になりやすい領域ではピースの熱量は有用で
あり、低温域の解消に寄与する。低温域が解消できれ
ば、生産時間の短縮が図れる。そしてピースで必要熱の
一部を賄ったことにより、電気炉へ供給する電力の節約
も図れる。
【0049】廃プラスチックは従来は埋立て若しくは焼
却されていたが、本発明では電気炉用還元溶解促進剤に
利用するため、地球資源の有効利用を促すことができ
る。従って、請求項1によれば、地球資源の有効利用を
促しつつ、電気炉の生産性向上、並びに電気代の節約が
図れる。
【0050】請求項2は、電気炉用還元溶解促進剤を、
古紙、熱軟化性廃プラスチック、熱硬化性廃プラスチッ
ク、その他の可燃廃棄物及び不燃性廃棄物のうちの一つ
又は複数を、混合して固めてピースにし、このピースを
更に破砕処理により0.01〜3.0mmの大きさにし
た粉末とした。
【0051】請求項1と異なる点は、ピースを更に破砕
処理したことにある。廃プラスチックなどを直接破砕処
理して粉末化することは従来技術で可能である。しか
し、この従来技術によれば、空隙を多く含んだ軽い粉末
しか得られない。これに対して、請求項2によれば、ピ
ース化する段階で減容処理、すなわち押し固めることで
密度を高めたので、これを破砕して得た粉末も緻密にな
り、重い粉末となる。重い粉末であるから、吹込み方向
が定まり、飛散の心配がない。
【0052】そして、粉末は廃プラスチックを主成分と
し、請求項1と同様にスクラップを還元させることがで
きる。また、廃プラスチックは炭素及び水素を豊富に含
む良質な燃料であるから、スクラップ溶解に必要な熱の
一部を提供する。特に、低温になりやすい領域では粉末
の熱量は有用であり、低温域の解消に寄与する。低温域
が解消できれば、生産時間の短縮が図れる。そして粉末
で必要熱の一部を賄ったことにより、電気炉へ供給する
電力の節約も図れる。
【0053】廃プラスチックは従来は埋立て若しくは焼
却されていたが、本発明では電気炉用還元溶解促進剤に
利用するため、地球資源の有効利用を促すことができ
る。従って、請求項2によれば、地球資源の有効利用を
促しつつ、電気炉の生産性向上、並びに電気代の節約が
図れる。
【0054】請求項3の電気炉の操業方法は、電気炉内
に、スクラップ層と、一辺若しくは径が8〜40mmで
廃プラスチックを主原料としたピース層と、を交互に積
層した後にアーク放電による溶解を開始することを特徴
とする。ピースは廃プラスチックを主成分とし、廃プラ
スチックは炭素を豊富に含み、この炭素がスクラップの
鉄元素に結合する酸素に結びつく。この結果、スクラッ
プを還元させることができる。また、廃プラスチックは
炭素及び水素を豊富に含む良質な燃料であるから、スク
ラップ溶解に必要な熱の一部を提供する。特に、低温に
なりやすい領域ではピースの熱量は有用であり、低温域
の解消に寄与する。低温域が解消できれば、生産時間の
短縮が図れる。そしてピースで必要熱の一部を賄ったこ
とにより、電気炉へ供給する電力の節約も図れる。
【0055】請求項4の電気炉の操業方法は、スクラッ
プの溶解中に、電極から離れた炉内低温域、覗き窓、出
鋼口、出滓口の少なくとも1つに向って、ランスを用い
て0.01〜3.0mmの大きさで廃プラスチックを主
原料とした粉末を吹込むことを特徴とする。粉末は廃プ
ラスチックを主成分とし、廃プラスチックは炭素を豊富
に含み、この炭素がスクラップの鉄元素に結合する酸素
に結びつく。この結果、スクラップを還元させることが
できる。また、廃プラスチックは炭素及び水素を豊富に
含む良質な燃料であるから、スクラップ溶解に必要な熱
の一部を提供する。この様な粉末を、電極から離れた炉
内低温域、覗き窓、出鋼口、出滓口の少なくとも1つに
向って、ランスを用いて吹込むことにより、低温域が解
消できて生産時間の短縮が図れる。そして粉末で必要熱
の一部を賄ったことにより、電気炉へ供給する電力の節
約も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気炉用還元溶解促進剤の製造フ
ロー図
【図2】本発明の電気炉用還元溶解促進剤を製造するの
に適した破砕装置の原理図
【図3】本発明の電気炉用還元溶解促進剤を製造するの
に適した圧縮・整粒装置の原理図
【図4】図3に示した圧縮・整粒装置の作用原理図
【図5】本発明のピースを利用する電気炉の断面図
【図6】本発明の粉末を利用する電気炉の操業方法の第
1説明図
【図7】本発明の粉末を利用する電気炉の操業方法の第
2説明図
【図8】従来の電気炉の原理図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】従来の低温域解消法の原理図
【符号の説明】
41…電気炉用還元溶解促進剤(ピース)、50…電気
炉、51…スクラップ層、52…ピース層、55…ラン
ス、56…電極、57…耐火壁、59…電気炉用還元溶
解促進剤(粉末)、61…出鋼口、62…出滓口、B…
低温域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 7/20 B09B 3/00 ZAB Fターム(参考) 3K084 AA03 AA13 BA07 4D004 AA07 AA12 AC04 BA03 CA03 CA04 CA14 CA15 DA03 DA20 4K001 AA10 BA22 BA24 CA26 FA10 GA16 GB01 HA12 4K014 CB01 CB05 CB09 CC04 CD13 CD18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気炉に投入するスクラップに混ぜるこ
    とでスクラップの溶解を促進すると共に還元作用を発揮
    させる電気炉用還元溶解促進剤において、この電気炉用
    還元溶解促進剤は、古紙、熱軟化性廃プラスチック、熱
    硬化性廃プラスチック、その他の可燃廃棄物及び不燃性
    廃棄物のうちの一つ又は複数を、混合して固めた、一辺
    若しくは径が8〜40mmのピースであることを特徴と
    した電気炉用還元溶解促進剤。
  2. 【請求項2】 電気炉内に吹込むことでスクラップの溶
    解を促進すると共に還元作用を発揮させる電気炉用還元
    溶解促進剤において、この電気炉用還元溶解促進剤は、
    古紙、熱軟化性廃プラスチック、熱硬化性廃プラスチッ
    ク、その他の可燃廃棄物及び不燃性廃棄物のうちの一つ
    又は複数を、混合して固めてピースにし、このピースを
    更に破砕処理により0.01〜3.0mmの大きさにし
    た粉末であることを特徴とした電気炉用還元溶解促進
    剤。
  3. 【請求項3】 電気炉内に、スクラップ層と、一辺若し
    くは径が8〜40mmで廃プラスチックを主原料とした
    ピース層と、を交互に積層した後にアーク放電による溶
    解を開始することを特徴とする電気炉の操業方法。
  4. 【請求項4】 スクラップの溶解中に、電極から離れた
    炉内低温域、覗き窓、出鋼口、出滓口の少なくとも1つ
    に向って、ランスを用いて0.01〜3.0mmの大き
    さで廃プラスチックを主原料とした粉末を吹込むことを
    特徴とする電気炉の操業方法。
JP2001103227A 2001-04-02 2001-04-02 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法 Expired - Lifetime JP4739566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103227A JP4739566B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103227A JP4739566B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002294323A true JP2002294323A (ja) 2002-10-09
JP4739566B2 JP4739566B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=18956313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001103227A Expired - Lifetime JP4739566B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4739566B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511747A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 ニューサウス・イノベーションズ・ピーティーワイ・リミテッド フェロアロイの製造
JP2009057600A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Kyoei Steel Ltd 廃トナーの利用方法
KR101406594B1 (ko) 2007-12-26 2014-06-12 주식회사 포스코 전기로내 함철부산물을 사용하는 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000185322A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Daido Steel Co Ltd 金属溶解方法
JP2000288715A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Seki Shoten:Kk 溶湯用保温材及びその製造方法
JP2000297289A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Mitsui Mining Co Ltd 廃プラスチック成型燃料、及びその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07150264A (ja) * 1993-10-25 1995-06-13 Ishii Masaru 高温可溶融物の分別処理方法
JPH07222963A (ja) * 1994-02-16 1995-08-22 Misao Kaneko 廃棄物の溶融処理方法
JPH09316512A (ja) * 1996-05-31 1997-12-09 Nkk Corp 酸化鉄ブリケットを副原料として使用する鋼の溶製方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000185322A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Daido Steel Co Ltd 金属溶解方法
JP2000288715A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Seki Shoten:Kk 溶湯用保温材及びその製造方法
JP2000297289A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Mitsui Mining Co Ltd 廃プラスチック成型燃料、及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511747A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 ニューサウス・イノベーションズ・ピーティーワイ・リミテッド フェロアロイの製造
KR101365413B1 (ko) 2004-09-03 2014-02-19 뉴사우스 이노베이션즈 피티와이 리미티드 합금철의 제조
JP2009057600A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Kyoei Steel Ltd 廃トナーの利用方法
KR101406594B1 (ko) 2007-12-26 2014-06-12 주식회사 포스코 전기로내 함철부산물을 사용하는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4739566B2 (ja) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4229267B2 (ja) 耐熱性に優れた超軽量の難燃性断熱材組成物とその製造装置およびこれを用いた製造方法
CN205002124U (zh) 一种垃圾焚烧用高效焚烧炉
JP3967539B2 (ja) セメントの製造方法
CN104477902B (zh) 多孔骨料制备方法及其高强度石墨的制备工艺
CN114130800B (zh) 使用固体废物制造回收物品的方法
CN102355759A (zh) 铁合金冶炼专用炭电极及其制备方法
JP2002294323A (ja) 電気炉用還元溶解促進剤及び電気炉の操業方法
CN1735702A (zh) 还原含铬材料的方法
CN206247846U (zh) 一种基于电子束枪的感应炉熔硅起炉装置
CN1112952A (zh) 1/3焦煤配焦粉单独炼焦:生产优质冶金焦和冶金铸造焦
CN206152936U (zh) 一种回收利用大理石废料的破碎装置
CN110252779B (zh) 一种利用矿化垃圾进行木塑板材一体化生产的工艺
CN102653826A (zh) 回收镁合金车屑的装置及方法
CN213000227U (zh) 一种用于砖瓦砾建筑垃圾破碎机
CN108500254A (zh) 一种利用石墨烯增强受电弓碳滑条材料制备方法及其材料
JP4537536B2 (ja) 固形燃料の製造方法及び固形燃料
JP3941701B2 (ja) 製鋼方法
JP5652441B2 (ja) 高炉への合成樹脂材の吹き込み方法
JP2003064423A (ja) 金属原料入り助燃材およびその製造方法
CN206799535U (zh) 用于悬浮催化裂解无焰燃烧塑料或橡胶废弃物的装备
JP5135964B2 (ja) 高炉への合成樹脂材の吹き込み方法
JPH09310110A (ja) ごみ焼却飛灰処理および溶銑製造方法
JP3899563B2 (ja) Frp廃棄物の処理方法
JP2003129138A (ja) 使用済み自動車又は使用済み家電機器のリサイクル処理方法
CN102954684B (zh) 一种电弧炉盖的制作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4739566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term