JP2002291762A - インプラント用止めねじ操作器具及びその使用方法 - Google Patents

インプラント用止めねじ操作器具及びその使用方法

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英雄 一青
Noriyasu Hashioka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術に必要とされる止めねじその他の部材を
目的箇所へ運び、取り付け、ねじ止めする等の作業を確
実かつ円滑に行う。 【構成】 全体が杆状であり、先端に止めねじとの契合
のための契合部21を有し、基端に操作のための操作部
22を有する契合杆20と、全体が契合杆20を挿通可
能な管状であり、先端に止めねじ10と螺合可能なめね
じ部28を有し、基端に契合杆20の操作部22を配置
する套管25とから構成され、契合杆20と套管25と
は、先端の契合部21が套管25の先端部から突出する
量を可変とする僅かな遊び27をもって組み合わせて成
るインプラント用止めねじ操作器具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨に取り付けたイ
ンプラントに用いる止めねじ及びそれを使用する部材を
取り扱う操作器具及びその使用方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば椎体に骨ねじ、或いはペディクル
スクリューなどと称するインプラントをねじ込み等の手
段によって植立し、複数箇所のインプラントをロッドと
コネクタなどと称する部材を用いて緊締するような手術
が行われる。この手術に使用されるロッドやコネクタ、
止めねじ或いはその他の部材は完全に消毒された状態で
取り扱われ、従って術者或いは補助者が施行中手を触れ
ることはなく、消毒された何らかの器具を用いて、目的
箇所へ部材を運び、嵌め合わせ、ねじ止め等を行うこと
になる。
【0003】そのために使用されてきた器具は、例えば
大小各種の鉗子であり、或いはそれに併用されるドライ
バーなどである。手術のために切開され、かつ器具によ
って強制的に拡げられている目的箇所に所望の部材を運
び、嵌め合わせたり挿入したりの作業を行うために鉗子
はあまりに不便であり、適切な器具があれば簡単に伝え
る作業に多くの時間を費やさねばならない、という問題
があった。しかしながら、必要な部材を最適な状態で操
作する器具が不足していることが、手術時間を長引かせ
る原因の一つとして挙げられるとすれば、それは論外の
ことと言わなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は手術に必要とされる
部材を、目的箇所へ運び或いは取り付け、ねじ止めする
等の作業が確実かつ円滑に行えるようにすることであ
る。また本発明の他の課題は、手術時間を最少限度にま
で短縮可能とし、患者にかかる負担を軽減することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、インプラント用止めねじ操作器具を、全体
が杆状であり、先端に止めねじとの契合のための契合部
を有し、基端に操作のための操作部を有する契合杆と、
全体が契合杆を挿通可能な管状であり、先端に止めねじ
と螺合可能なめねじ部を有し、基端に契合杆の操作部を
配置する套管とから構成し、契合杆と套管とは、先端の
契合部が套管の先端部から突出する量を可変とする僅か
な遊びをもって組み合わせる、という手段を講じたもの
である。上記の操作器具は、止めねじの契合相手に契合
杆先端の契合部を契合し、先端のめねじ部を止めねじの
1又は2以上のねじ山にねじ合わせることにより、止め
ねじ及びそれを使用する部材を操作器具によって保持
し、目的の箇所へ運ぶという使用法を可能とし、止めね
じ及びそれを使用する部材の取扱いを格段と容易化す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る止めねじ操作器具
は、骨に取り付けたインプラントに用いる止めねじ等を
取り扱う器具である。本発明の操作器具は止めねじその
ものを確実に取り扱うこと、つまり、契合及び螺合によ
って止めねじを確固に保持することを可能にする。その
ことが、止めねじと同時に使用するインプラント及びそ
れに関係した諸々の部材を取り扱うことをも可能にす
る。
【0007】本発明の操作器具は、全体が杆状である契
合杆と、契合杆を挿通するための全体が管状である套管
との2部分より成る。契合杆は套管に差し込まれ、先端
側を止めねじに当てがい、基端側を操作する。套管と契
合杆とは相対的に軸周り及び軸方向に動き回る。
【0008】契合杆は、先端に、止めねじとの契合のた
めの契合部を有している。契合の形態は、止めねじ側と
の関係で決められ、例えばソケットヘッドねじの場合に
は六角形のソケットとキーや四角形のソケットとキー、
或いはプラス(+)形やマイナス(−)形に切ってある
溝とそこに嵌まる先端を持ったものなどの組み合わせに
よって構成される。契合杆の基端には、操作部が設けら
れ、この操作部は軸周り方向の回転及び軸方向への移動
操作を行う。
【0009】本発明の止めねじを取り扱う操作器具の最
小限度の機能のために特別な操作部は必要でなく、摘み
易いように頭状に膨らんでいれば十分である。しかし止
めねじ及び止めねじを有する部材を運ぶだけでなく、必
要なトルクを加えてねじ止めするドライバー(ねじ回
し)として使用する場合、そのためのハンドルが必要で
ある。本発明の操作器具はこのようなドライバーを含
む。
【0010】套管は、契合杆を挿通して相対動を生じさ
せるパイプ状のものであると考えて良く、先端には止め
ねじと螺合可能なめねじ部を有する。また、套管の基端
には契合杆の操作部が配置される。さらに、契合杆と套
管との相対的な動作、套管を止め或いは動かすことがし
易いように保持する保持部を外面の適当な箇所に設ける
ことが望ましい。所望により前記ハンドルと同様に必要
なトルクを得るため半径方向外方へ突出した押さえ部を
使用することができる。
【0011】このような契合杆と套管とは、先端の契合
部が套管の先端部から或る程度突出し、その突出量を可
変調整可能にする僅かな遊びをもって組み合わせる。こ
の遊びは、契合杆の抜け出し防止のために契合杆と套管
との間に設ける抜け止め部に設けることができ、例え
ば、止めねじ及びめねじのねじピッチで少なくとも1ピ
ッチ分ほど確保されていることが望ましい。
【0012】本発明のインプラント用止めねじ操作器具
を使用することによって、止めねじの契合相手に契合杆
先端の契合部を契合し、套管の遊びを利用して、先端の
めねじ部を止めねじの1又は2以上のねじ山にねじ合わ
せることにより、止めねじ及びそれを使用する部材を操
作器具によって保持し、目的の箇所へ運ぶことができ
る。このとき、止めねじがインプラントや関係部材に半
ばねじ込まれた状態であれば、それらのインプラントや
部材を止めねじとともに、目的とする箇所へ運ぶことと
なる。
【0013】
【実施例】図1に本発明に係るインプラント用止めねじ
操作器具A、B2種の例を示す。図1(a)は止めねじ
及びそれを使用する部材を取り扱う操作器具Aであり、
図1(b)は、操作器具Aを用いて目的箇所へ運ばれた
ものをねじ止めに必要なトルクを加えて緊締する操作器
具Bである。止めねじ10は、ソケットヘッドねじとし
て示されており、多角形の受け穴11を基端に有してお
り、外周には数個のねじ山を持つおねじ部12を有して
いる(図3参照)。
【0014】図2に示されているように、本発明の操作
器具A、Bは、全体として直杆状の契合杆20を有し、
契合杆20の先端には、止めねじ10の多角形の受け穴
11を契合相手とする契合部21が設けられている。契
合部21は、受け穴11の深さよりも十分に長く、さら
に、止めねじ10よりも長く形成されている。 契合杆
20の基端には、操作のための膨頭状の操作部22が取
り付けられる。23は組み付けねじを示しており、操作
部22を契合杆20に組み付けるために、契合杆基端部
分にねじ止めしている。
【0015】さらに操作部22には、嵌め込んだ契合杆
20との間にて隙間を生じる先端開口部が設けられてお
り、そこに次に説明する套管25の基端が入り込む。即
ち、套管25の基端外周に形成された係合凹部26に組
み込みねじ24の棒先が入り込み、それにより契合杆2
0と套管25とを一体的に結合していると同時に、契合
杆20と套管25とが軸方向に僅かな遊び27をもって
相対的に動き得るように設定されている。
【0016】套管25は、全体が、契合杆20を挿通可
能な管状であり、先端には前記止めねじ10のおねじ部
12と螺合可能なめねじ部28が形成されている。この
套管25の先端からは契合杆20の先端契合部21が突
出し、かつその突出量が前記遊び27分だけ調整可能な
状態にある。
【0017】実施例として例示する操作器具A、Bの場
合、止めねじ10は4山のおねじ部12を有しており、
めねじ部28も3山のねじ山を有している。しかし止め
ねじ10の受け穴11には、突出する先端の契合部21
が進入して突き当たるので、止めねじ10がめねじ部2
8に入り込んでしまうことはない。また、図1、図2に
示すように組み立てられた状態において、契合部21を
最も突出させて止めねじ10の受け穴11に契合させた
ときに、そのおねじ部12とめねじ部28とは螺合しな
いかまたはすぐに外れる状態にあり、遊び27を利用し
て契合杆20を後退させるとおねじ部12とめねじ部2
8とが螺合可能になる設定は、使用上好ましい条件であ
る。
【0018】操作器具A、Bには、契合杆20及び套管
25を相対的に動かすために押さえ部29、30が設け
られる。この押さえ部29、30は、所謂ローレット等
によって構成され、使用者が力を入れ易い位置及び態様
に設けられる。
【0019】さらに、ねじ止めに必要なトルクを加える
ことができる操作器具Bの方には、ハンドル31を契合
杆20の操作部22に設け、かつ套管25にも保持部3
2を適当な箇所に設ける。ハンドル31は緊締ねじ33
によって操作部22に取り付けられており、保持部32
は別の緊締ねじ34によって套管25に取り付けられて
いる。しかし、ハンドル31は契合杆側と、また保持部
32は套管25と夫々一体構造に形成できることは勿論
である。
【0020】本発明の操作器具A、Bによる取り扱いの
対象となるものは、まず今まで触れて来た止めねじ10
であり、また図1に例示されているような部材である。
各部材においてインプラント13は、椎体にねじ込み可
能なねじ部14を有し、他端の頭部には、コネクタ15
の取り付け腕16を差し込み可能な取り付け部17を有
する。コネクタ15には別のコネクタ15′の取り付け
腕16′を差し込み可能な取り付け部17′があり、各
々は取り付け部17、17′にてロッド18にも取り付
けられる。
【0021】次に本発明のインプラント用止めねじ操作
器具A、Bを使用する方法の例について、図5を参照し
ながら説明する。最初、操作器具Aの契合部21を止め
ねじ10の受け穴11に契合させ(図5(a))、契合
杆20と套管25との遊びにより止めねじ10に螺合可
能な状態にあるめねじ部28を契合杆20を停止し套管
25を回転して螺合させる(図5(b))。契合部21
が受け穴11の底に突き当たり、かつまたおねじ部12
とめねじ部28とが1山又は2山以上螺合している状態
になると、止めねじ10は契合部21と螺合部とによっ
て確固として操作器具Aに把持又は保持されることにな
り、脱落する恐れは全くない。この状態は図3に示され
ている。
【0022】図5(a)、(b)の場合、止めねじ10
は単独ではなく、予めコネクタ15のめねじ部19にね
じ込まれた状態で示されているので、止めねじ10のお
ねじ部12は套管25と部材の両めねじ部28、19に
同時に螺合しており、かつまた套管25の先端が部材端
部に突き当たり、これらによってコネクタ(部材)15
が止めねじ10と共に操作器具Aに把持されることにな
る。ここに示されているように、止めねじ10をコネク
タ(部材)15のめねじ部19に少なくとも1山、好ま
しくは2山以上残して(突出させて)ねじ込んでおくこ
とにより、部材(15、15′…)の把持は円滑に行わ
れる。
【0023】このようにして止めねじ10およびコネク
タ15を操作器具Aに把持することで、その腕16をイ
ンプラント13の取り付け部17に差し込む操作、即ち
目的の箇所へ運ぶ操作を確実、簡単に行うことができ
る。これは別のコネクタ15′を先きのコネクタ15に
腕16′を取り付け部17′へ差し込んで接続する作業
にも当然適用される。図4にはその作業の例が示されて
いるが、同図のように取り付け部17′が口内にテーパ
を有し、止めねじ10で締結される部分のみ平行面とな
っているものは、腕16′の差し込みが容易である。
【0024】目的の箇所に運ばれた部材の取り付け、例
えば図5(c)においてコネクタ15の取り付け部1
7′に別のコネクタ15′の腕16′を差し込み、両コ
ネクタ15、15′を結合するには、套管25の先端を
部材端部に突き当てた状態で停止させ、契合杆20を回
転させることによってねじ込む操作をする。その際のね
じ込み量が不足である場合、契合杆20を停止させて套
管25を逆方向へ回し戻し、套管25の先端を部材端部
から離して套管25を停止し、再度契合杆20を回転さ
せ、止めねじ10をねじ込んで固定する。固定された止
めねじ10から操作器具Aを外すことは遊び27を利用
して簡単に行うことができ、さらに必要なら契合杆20
を停止させて套管25を逆方向へ回し戻せば良い(図5
(c)の破線)。
【0025】図5(d)は、コネクタ15の取り付け部
17′に差し込まれた腕16′を、止めねじ10に必要
なトルクを加えて固定する状態を示している。従って、
図57(d)に示されている契合部21はねじ回しの機
能を持つ操作器具Bのそれである。初めの操作器具Aで
はコネクタ15…を目的箇所へ配置する作業を行い、従
って止めねじ10の端部から突出量が若干大きいが、後
の操作器具Bにより確固に緊締することによって、正規
の締結状態になる(図5(e))。
【0026】正しく取り付けられている止めねじ10及
び部材を取り外す場合には、操作器具Bの契合部21を
止めねじ10の受け穴11に契合させ、ハンドル31を
利用して契合杆20を回し戻し、緩めれば良い(図5
(f))。緩めた場合にも止めねじ10と套管25のめ
ねじ部28とを1〜3山ほど螺合させた状態で把持し、
その止めねじ10及び部材を別の箇所へ運ぶ器具となる
ことはいうまでもない。
【0027】図6は、このような本発明によって組み立
てられるべき脊椎Sの固定装置を示しており、要所の椎
体に複数個のインプラント13を植設し、それらをロッ
ド18に直接、或いはコネクタ15、15′を用いて間
接に結合し、一定の矯正状態を得る術式を説明してい
る。図6に示されていない身体組織の切開部分からイン
プラント13やコネクタ15…等の部材を切開部分から
インプラント13やコネクタ15…等の部材を目的箇所
へ運び、固定するために、本発明の操作器具は画期的な
ものとなるであろう。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、止めねじ単体は勿論、止めねじを予
めねじ入れてあるインプラントやコネクタその他の部材
を、手術の必要に応じて随時に目的箇所へ運び或いは取
り付け、さらにねじ止めするまでの作業を非常に確実
に、従って円滑に行うことができるという効果を奏す
る。本発明により、無菌の状態を保って行われる手術に
おいて、必要な部品及び部材が目的箇所へ的確に運ばれ
ることになり、手術時間を短縮し、患者に及ぼす手術の
負担を著しく軽減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係るインプラント用止めねじ操
作器具の実施例を示す斜視図。 (b)同じくもう一つの実施例を示す斜視図。
【図2】(a)図1(a)のものの縦断面図。 (b)図1(b)のものの縦断面図。
【図3】本発明の操作器具と止めねじ及び部材を例示し
た断面図。
【図4】使用時の例を示す断面図。
【図5】(a)契合の説明のための断面図。 (b)部材を把持する状態の断面図。 (c)止めねじで部材を目的箇所に配置するための断面
図。 (d)止めねじを緊締している状態の断面図。 (e)締結を完了した状態の断面図。 (f)止めねじを緩める状態の断面図。
【図6】本発明を使用して施行される術例の説明図。
【符号の説明】
10 止めねじ 11 受け穴 13 インプラント 15、15′ コネクタ 20 契合杆 21 契合部 22 操作部 25 套管 27 遊び 28 めねじ部 31 ハンドル 32 保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C060 LL13 LL15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨に取り付けたインプラントに用いる止
    めねじ及びそれを使用する部材を取り扱う操作器具であ
    って、全体が杆状であり、先端に止めねじとの契合のた
    めの契合部を有し、基端に操作のための操作部を有する
    契合杆と、全体が、契合杆を挿通可能な管状であり、先
    端に止めねじと螺合可能なめねじ部を有し、基端に契合
    杆の操作部を配置する套管とから成り、契合杆と套管と
    は、先端の契合部が套管の先端部から突出する量を可変
    とする僅かな遊びをもって組み合わされていることを特
    徴とするインプラント用止めねじ操作器具。
  2. 【請求項2】 止めねじのねじ止めに必要なトルクを加
    えるハンドルを契合杆の操作部に設け、かつ套管に必要
    なトルクを加える保持部を套管の基部に設けて成る請求
    項1記載のインプラント用止めねじ操作器具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の操作器具の使用方法であ
    って、止めねじの契合相手に契合杆先端の契合部を契合
    し、先端のめねじ部を止めねじの1又は2以上のねじ山
    にねじ合わせることにより、止めねじ及びそれを使用す
    る部材を操作器具によって保持し、目的の箇所へ運ぶこ
    とを特徴とするインプラント用止めねじ操作器具の使用
    方法。
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