JP2002290959A - 侵入者検出方法および装置 - Google Patents

侵入者検出方法および装置

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JP2002290959A
JP2002290959A JP2001086243A JP2001086243A JP2002290959A JP 2002290959 A JP2002290959 A JP 2002290959A JP 2001086243 A JP2001086243 A JP 2001086243A JP 2001086243 A JP2001086243 A JP 2001086243A JP 2002290959 A JP2002290959 A JP 2002290959A
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雅恵 笹野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常領域検出に用いる閾値をシーン毎に低コ
ストで最適化する。 【解決手段】背景画像と監視画像との輝度差分を閾値と
比較して異常領域を抽出し、該異常領域が局所的な場合
にその特徴量から侵入者を検出する。異常領域が広範囲
にわたり且つその異常領域が微少な環境変動に起因する
繰り返しノイズによるものであるとき、その異常領域の
各画素の閾値を前記繰り返しノイズを抽出し難い値に修
正すると共に背景画像を現在の画像に更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景画像と監視画
像との差分の特徴量から侵入者の検出を行う方法および
装置において、蛍光灯フリッカ等のノイズが存在する場
合にその閾値の最適化を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モノクロの背景画像の画素と現在のモノ
クロの監視画像の同一画素との輝度差分(背景差分)を
当該画素の閾値と比較し、その閾値を超える画素からな
る領域を異常領域として抽出し、その異常領域の特徴量
から侵入者を検出する方法は良く知られているが、異常
領域を正確に検出するためには、輝度差分を2値化する
際の閾値に、シーン毎に適切な値を用いなければならな
い。
【0003】すなわち、閾値が高すぎると異常領域を検
出できず、逆に低すぎると環境変動に伴う背景の輝度変
化までも異常領域とし誤認してしまい、本来の異常物体
の形状がノイズに埋もれて曖昧になってしまう可能性が
ある。
【0004】そこで、従来では、異常領域を的確に抽出
するために、シーン毎に可変の閾値を用いることが考え
られており、例えば、画像の平均輝度や輝度分散、カメ
ラのゲインコントロールの出力値、シャッタパルスの値
等を閾値決定時の参照値とすることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、輝度のノイ
ズレベルは監視しているシーンによって異なるのが普通
であり、例えば、CCDカメラのオートゲインコントロ
ール(AGC)が働いている場合、暗い部屋では明るい
部屋に比べて電流の増幅率が高いためにランダムノイズ
が生じやすくなる。
【0006】また、一口に明るい部屋といっても、太陽
光のように輝度の時間変化のタイムスケールが長い状況
では、差分結果の時間変動も少ないが、例えば蛍光灯の
みで照らされた部屋では、カメラの画像の取り込み周期
と蛍光灯の電源の周期によるフリッカとによって、フリ
ッカノイズの影響が大きくなる。
【0007】このとき、画面の輝度はフリッカの周期
(例えば、電源周波数が50Hzで監視画像の取込タイミ
ングが1/30秒のときは、1/10秒)で変動しており、監視
画像の取り込みタイミングによっては、差分結果が比較
的大きな値をとることがあり得る。すなわち、同じよう
な照明であっても、輝度変化のノイズレベルが異なるこ
とがある。
【0008】したがって、閾値決定の参照値としては、
上述のような量を用いる従来の手法だけでは、シーン毎
に最適な閾値を決定することができない。また、フリッ
カに関しては、オートアイリスレンズ等を用いて画像処
理部に入力される画像そのものを調整する方法もよく用
いられるが、オートアイリスレンズはその機能を持たな
いレンズに比べて高価である。
【0009】本発明の目的は、低コストで異常領域検出
に用いる閾値をシーン毎に最適化することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明は、背景画像の画素と監視画像の画素
との輝度差分を当該各画素の閾値と比較して該閾値を超
える画素からなる領域を異常領域として抽出し、該異常
領域が局所的な場合にその特徴量から侵入者を検出する
侵入者検出方法において、前記異常領域が広範囲にわた
るとき、その異常領域が微少な環境変動に起因する繰り
返しノイズによるものか否かを判断し、繰り返しノイズ
によるものと判断されたときは前記異常領域の各画素の
閾値を前記繰り返しノイズを抽出し難い値に修正すると
共に背景画像を現在の画像に更新することを特徴とする
侵入者検出方法とした。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記繰り返しノイズによるものか否かの判断を、全
領域に対する前記異常領域の割合が所定値を超えている
か否か、前記背景画像と前記監視画像の相関が所定値以
上か否か、前記ノイズが日照変化のタイムスケールに比
較して短い周期で繰り返されるか否か、等で判断するこ
とを特徴と侵入者検出方法とした。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記繰り返しノイズによるものと判断された
前記異常領域の各画素の値を1とし、そうでないと判断
された該各画素の値を0として、同一画素について直前
の値と現在の値をAND演算した結果を新たな値として
ノイズ発生の画素の位置を蓄積記録して、異常領域を確
定することを特徴とする侵入者検出方法とした。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記閾値修正を、背景画像の更新から現在までの各
回の全画面平均輝度の最大値と最小値の差分からなる変
化幅と前記確定した異常領域の各画素の閾値とを比較
し、前者が後者より小さい画素についてはその閾値を前
記変化幅に置換し、前者が後者よりも大きい画素につい
てはその閾値を所定ステップだけ大きくすることで行う
ことを特徴とする侵入者検出方法とした。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜4の発明の
いずれか1つにおいて、前記繰り返しノイズによるもの
か否かの判断で、繰り返しノイズと判断されないとき、
それまでの蓄積情報をクリアし、前記閾値を初期値にリ
セットし、背景画像を現在の監視画像に更新することを
特徴とする侵入者検出方法とした。
【0015】請求項6の発明は、画像を取り込む画像入
力部と、該画像入力部で取り込んだ画像を保存する背景
画像メモリ、同入力画像メモリ、閾値メモリおよびノイ
ズ発生位置記憶メモリを有する画像記録部と、前記背景
画像メモリの背景画像の画素と前記入力画像メモリの監
視画像の画素との輝度差分を前記閾値メモリの各画素の
閾値と比較し該比較結果が前記閾値を超える画素からな
る領域を異常領域として抽出する画像処理部と、前記閾
値メモリに閾値設定を行う閾値設定部と、前記画像処理
部で得られた異常領域が局所的な場合にその特徴量から
侵入者の判断を行う判断部とを具備する侵入者検出装置
であって、前記異常領域の範囲が広範囲にわたり且つそ
の原因が繰り返しノイズによるものと判断されたとき、
前記ノイズ発生位置記憶メモリのノイズ発生位置に対応
する前記閾値メモリの閾値を、前記繰り返しノイズが検
出され難い閾値に修正すると共に、前記背景画像メモリ
の内容を前記画像入力部が取り込んでいる現在の画像に
更新することを特徴とする侵入者検出装置とした。
【0016】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記ノイズ発生位置記憶メモリは、前記繰り返しノ
イズによるものと判断された前記異常領域の各画素の値
を1とし、そうでないと判断された該各画素の値を0と
して、同一画素について直前の値と現在の値をAND演
算した結果を新たな値として蓄積記録して、異常領域を
確定することを特徴とする侵入者検出装置とした。
【0017】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記画像処理部は、背景画像の更新から現在までの
各回の全画面平均輝度の最大値と最小値の差分からなる
変化幅と前記確定した異常領域の各画素の閾値とを比較
し、前者が後者より小さい画素については前記閾値メモ
リの当該閾値を前記変化幅に置換し、前者が後者よりも
大きい画素については前記閾値メモリの当該閾値を所定
ステップだけ大きくすることを特徴とする侵入者検出装
置とした。
【0018】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記異常領域の範囲が広範囲にわたり且つその原因
が繰り返しノイズによるものでないと判断されたとき、
前記ノイズ発生位置記憶メモリの内容をクリアすると共
に、前記閾値メモリの閾値を初期値にリセットすること
を特徴とする侵入者検出装置とした。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明では、画面の狭からぬ範囲
に異常領域が広がった場合に、その要因がノイズ的な輝
度変化によるものか、日照変化や照明点滅などの環境変
化によるものかを識別し、前者の場合に異常領域の発生
した範囲を認定し、その異常領域が短期間繰り返される
場合に、その領域についての閾値を高くする。また、環
境が大きく変化したときは、それまでの閾値情報を廃棄
して、新しい環境での閾値を再度設定する。以下、詳し
く説明する。
【0020】図1は本発明の1つの実施形態の侵入者検
出装置のブロック図、図2はその処理のフローチャー
ト、図3はノイズ的輝度変化発生時の閾値修正のフロー
チャートである。
【0021】図1において、1はカメラ等の画像入力
部、2は取り込んだ画像を保存する画像記録部である。
この画像記録部2は入力画像メモリ、背景画像メモリ、
閾値メモリ、およびノイズ発生位置記憶メモリを具備す
る。3は背景差分や異常領域抽出等の処理を行う画像処
理部、4は画像記憶部2の閾値メモリに閾値情報を設定
する閾値設定部、5は異常領域の要因判断を行う判断
部、6は警報出力やモニタ出力を行う出力部、7は全体
の動作の制御を行う中央制御部である。
【0022】さて、処理に当たっては、予め、閾値のデ
フォルト値(初期値)を閾値設定部4に設定しておく。
この設定では、従来の方法と同様に、背景画像の平均輝
度や輝度分散、背景取り込み時の光量等に応じた値を基
準に決める。例えば、光量が大きいときは低い閾値に、
少ないときは高い閾値に設定する。このデフォルト値
は、画素ごとに異なる値としても、また画面全体の各画
素に共通の閾値としても良いが、いずれの場合も画像記
録部2の閾値メモリ上に画像として持ち、その値を画素
ごとに変化できるようにする。
【0023】侵入者検出装置の電源を投入し、検出処理
に入ると、図2のフローチャートにおいて、画像入力部
1より背景画像を取り込み(S1)、画像記録部2の閾
値メモリにおける閾値を閾値設定部4に予め設定されて
いるデフォルト値に設定する(S2)。このとき、必要
ならば背景画像の特徴量に応じてその閾値を設定するこ
ともできる。
【0024】次に、画像入力部1から監視画像を取り込
み(S3)、続けて画像処理部3にて前記取り込んだ背
景画像とその監視画像との背景差分を演算する(S
4)。また、同じく画像処理部3にてこの背景差分と画
像記録部2の閾値メモリに記録された閾値を比較して、
閾値以上の輝度差が見られる画素を異常画素と判断し
て、監視画像の各画素を2値化(閾値を超える画素を異
常画素=1、そうでない画素=0)する。このようにし
て閾値を超える画素からなる異常領域を抽出して、その
範囲を特定する(S5)。
【0025】次に、ステップS6において、異常領域が
なければ監視画像取り込みのステップS3に戻るが、異
常領域が抽出されれば、次のステップS7において、そ
の異常領域の範囲の全体に対する割合を調べて、その範
囲が所定値を超えていないときは局所的として、侵入者
検出処理S8に入り、侵入者の判断処理を行う。この判
断処理は既知であるのでここでは省略する。
【0026】ステップ7において、異常領域の割合が所
定値を超えているときは、この異常領域がノイズ的な輝
度変化によるものか、あるいは環境の大きな変動による
ものかを、次のステップS9で判断する。
【0027】このステップS9の判断では、(a)異常領
域が比較的大きく広がっている、(b)背景画像と監視画
像の相関度が高い、(c)前回の背景画像更新の時刻から
の経過時間が基準時間よりも短い、の3つ条件を同時に
満たすとき、ノイズ的な輝度変化と判断する。なお、蛍
光灯フリッカノイズでは、(b)の監視画像のみならず背
景画像もその影響を受けるので、両者とも複数回(例え
ば電源周波数が50Hzで画像取り込みが30Hzで行
われるときは、3回の平均をとると輝度の振動の振幅が
抑えられる。)の平均画像を使用する。(c)の基準時間
は、日照変化のタイムスケール等から決め、例えば1〜
2秒位にする。(a)、(b)が同時に満たされるのは、輝度
の平均移動が全画面的に生じる場合、すなわちフリッカ
のようなノイズ的輝度変化であると判断してよい。
(a)、(b)が満たされ(c)が満たされない場合は、その変
化は単発的なものである可能性がある。(a)、(b)、(c)
が同時に満たされるときは、ノイズレベルよりも閾値が
低いため同じ状況がその後も繰り返される可能性があ
る。よって、3つの条件がみたされた場合には閾値修正
が必要であることを意味する。
【0028】ステップ9での判断の結果、ノイズ的な輝
度変化と判断されたときは、異常領域、つまりノイズ発
生領域の各画素位置の累積記憶を行う(S10)。画像
記録部2のノイズ発生位置記憶メモリは、各画素が0又
は1の値をもつ2値画像を示すものであり、各画素の初
期値は1である。そして、当該画素にノイズがあるとス
テップS9で判断されると当該画素の1又は0とそのノ
イズ有りの判断での1のAND処理を行い、これを所定
数回繰り返す。ノイズがある限り当該画素の値は1にな
るが、単発的にノイズありと判断されたときは、当該画
素の最終的な値は0になる。このようにしてステップS
10では、AND処理の繰り返しにより確実なノイズ発
生画素による異常領域が特定される。
【0029】次に、このようにして累積して得た異常領
域に基づき、閾値の修正を行う(S11)。図3はこの
閾値修正のフローチャートである。まず、前回の背景更
新から現時刻までの間の毎回の画像取り込み時の全画面
平均輝度の最大値Dmaxと最小値Dminを閾値設定部4に
記憶しておく。そして、閾値設定部4にて閾値メモリの
内容を調べ、上記累積して得た異常領域の各画素の閾値
を、前記最大値Dmaxと最小値Dminの変化幅Δ(=Dma
x−Dmin)と比較する(S111)。この比較の結果、
変化幅Δより小さな閾値の画素は、その閾値を変化幅Δ
に置き換える(S112)。これにより、それらの画素
の閾値はより大きな閾値に修正される。逆に変化幅Δよ
り大きな閾値の画素については、その閾値を1ステップ
だけ大きくする(S113)。かくして、異常領域のい
ずれの画素も少なくとも閾値Δに修正され、そのΔより
大きな閾値はより大きな閾値に修正されることになる。
そしてステップS3〜S12が繰り返されると、異常領
域の各画素の最終的な閾値はノイズを識別するレベルよ
りも大きな値となる。
【0030】この閾値メモリの閾値修正が完了すると、
背景画像メモリの内容を画像入力部で取り込まれる現時
点の画像に更新し(S12)、監視画像の取り込みのス
テップS3に戻る。ここで背景画像を更新するのは、全
画面的変化が生じた際の最新の画像を背景画像とするた
めである。
【0031】一方、前記ステップS9の判断でノイズ的
変化があると判断されず、異常領域の範囲が大きな環境
変化によるもの(例えば、照明の点灯/消灯等)と判断
されたときは、それまでの累積情報をクリアする(S1
3)。すなわち、ノイズ発生位置記憶メモリの全ての画
素の値を1に再セットし、さらに全画面平均輝度の最大
値と最小値を、その時点の全画面平均輝度値に置き換え
る。これにより、ノイズ発生位置記憶メモリでは再度ノ
イズ発生位置の累積記憶が最初から開始され、全画面平
均輝度の最大値と最小値の処理も最初から開始される。
そして、背景画像も更新し(S14)、閾値メモリの閾
値をデフォルト値に戻すステップS2に戻る。
【0032】これにより、広範囲の異常領域がノイズに
よるものと判断され閾値が修正されていたときでも、そ
の後監視画像が大きく変化したときは、その閾値がデフ
ォルト値にリセットされ、新しい環境下での監視動作に
戻る。
【0033】
【発明の効果】以上から本発明によれば、監視領域のノ
イズレベルおよびノイズ発生位置が自動的に認識され、
シーンごとに必要に応じて閾値が最適化されるので、侵
入者の検出がより正確に行われるようになる。また、本
発明の方法や装置は、カメラ等の画像入力部の仕様に影
響を受けずに応用できるので、比較的低コストな監視装
置でも安定した画像認識を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の侵入者検出装置のブロッ
クである。
【図2】 同侵入者検出装置の処理のフローチャートで
ある。
【図3】 図2のステップS11の詳しいフローチャー
トである。
【符号の説明】
1:画像入力部、2:画像記録部、3:画像処理部、
4:閾値設定部、5:判断部、6:出力部、7:中央制
御部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 13/194 G08B 13/194 Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 CA08 CA12 CA16 CE12 DA06 DB02 DB08 DC32 DC39 5C054 AA01 EJ05 FC05 FC12 FF02 GA04 GB14 HA18 5C084 AA01 AA07 BB04 BB34 DD11 GG52 GG56 GG78 5L096 BA02 CA02 EA43 FA02 GA08 HA01 KA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背景画像の画素と監視画像の画素との輝度
    差分を当該各画素の閾値と比較して該閾値を超える画素
    からなる領域を異常領域として抽出し、該異常領域が局
    所的な場合にその特徴量から侵入者を検出する侵入者検
    出方法において、 前記異常領域が広範囲にわたるとき、その異常領域が微
    少な環境変動に起因する繰り返しノイズによるものか否
    かを判断し、繰り返しノイズによるものと判断されたと
    きは前記異常領域の各画素の閾値を前記繰り返しノイズ
    を抽出し難い値に修正すると共に背景画像を現在の画像
    に更新することを特徴とする侵入者検出方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記繰り返しノイズによるものか否かの判断を、全領域
    に対する前記異常領域の割合が所定値を超えているか否
    か、前記背景画像と前記監視画像の相関が所定値以上か
    否か、前記ノイズが日照変化のタイムスケールに比較し
    て短い周期で繰り返されるか否か、等で判断することを
    特徴と侵入者検出方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記繰り返しノイズによるものと判断された前記異常領
    域の各画素の値を1とし、そうでないと判断された該各
    画素の値を0として、同一画素について直前の値と現在
    の値をAND演算した結果を新たな値としてノイズ発生
    の画素の位置を蓄積記録して、異常領域を確定すること
    を特徴とする侵入者検出方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記閾値修正を、背景画像の更新から現在までの各回の
    全画面平均輝度の最大値と最小値の差分からなる変化幅
    と前記確定した異常領域の各画素の閾値とを比較し、前
    者が後者より小さい画素についてはその閾値を前記変化
    幅に置換し、前者が後者よりも大きい画素についてはそ
    の閾値を所定ステップだけ大きくすることで行うことを
    特徴とする侵入者検出方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つにおいて、 前記繰り返しノイズによるものか否かの判断で、繰り返
    しノイズと判断されないとき、それまでの蓄積情報をク
    リアし、前記閾値を初期値にリセットし、背景画像を現
    在の監視画像に更新することを特徴とする侵入者検出方
    法。
  6. 【請求項6】画像を取り込む画像入力部と、該画像入力
    部で取り込んだ画像を保存する背景画像メモリ、同入力
    画像メモリ、閾値メモリおよびノイズ発生位置記憶メモ
    リを有する画像記録部と、前記背景画像メモリの背景画
    像の画素と前記入力画像メモリの監視画像の画素との輝
    度差分を前記閾値メモリの各画素の閾値と比較し該比較
    結果が前記閾値を超える画素からなる領域を異常領域と
    して抽出する画像処理部と、前記閾値メモリに閾値設定
    を行う閾値設定部と、前記画像処理部で得られた異常領
    域が局所的な場合にその特徴量から侵入者の判断を行う
    判断部とを具備する侵入者検出装置であって、 前記異常領域の範囲が広範囲にわたり且つその原因が繰
    り返しノイズによるものと判断されたとき、前記ノイズ
    発生位置記憶メモリのノイズ発生位置に対応する前記閾
    値メモリの閾値を、前記繰り返しノイズが検出され難い
    閾値に修正すると共に、前記背景画像メモリの内容を前
    記画像入力部が取り込んでいる現在の画像に更新するこ
    とを特徴とする侵入者検出装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記ノイズ発生位置記憶メモリは、前記繰り返しノイズ
    によるものと判断された前記異常領域の各画素の値を1
    とし、そうでないと判断された該各画素の値を0とし
    て、同一画素について直前の値と現在の値をAND演算
    した結果を新たな値として蓄積記録して、異常領域を確
    定することを特徴とする侵入者検出装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記画像処理部は、背景画像の更新から現在までの各回
    の全画面平均輝度の最大値と最小値の差分からなる変化
    幅と前記確定した異常領域の各画素の閾値とを比較し、
    前者が後者より小さい画素については前記閾値メモリの
    当該閾値を前記変化幅に置換し、前者が後者よりも大き
    い画素については前記閾値メモリの当該閾値を所定ステ
    ップだけ大きくすることを特徴とする侵入者検出装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記異常領域の範囲が広範囲にわたり且つその原因が繰
    り返しノイズによるものでないと判断されたとき、前記
    ノイズ発生位置記憶メモリの内容をクリアすると共に、
    前記閾値メモリの閾値を初期値にリセットすることを特
    徴とする侵入者検出装置。
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