JP2002289883A - 太陽電池パネル診断システム - Google Patents
太陽電池パネル診断システムInfo
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- JP2002289883A JP2002289883A JP2001085402A JP2001085402A JP2002289883A JP 2002289883 A JP2002289883 A JP 2002289883A JP 2001085402 A JP2001085402 A JP 2001085402A JP 2001085402 A JP2001085402 A JP 2001085402A JP 2002289883 A JP2002289883 A JP 2002289883A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽電池パネルに特別な装置を付加すること
なく、太陽電池パネルの異常を正確に検出する。 【解決手段】 パネル発電施設21,22,23がIS
P24,25を介してインターネット通信網28に接続
されているとともに、太陽電池パネル診断システムの判
断手段としての診断サーバ26と気象データサバ27と
が接続されており、診断サーバ26は、パネル発電施設
21,22,23より送信される一日の発電量データを
収集するとともに、気象データサーバ27から気象デー
タを収集する。そして、収集した発電データおよび気象
データからパネル発電施設21,22,23の太陽電池
パネルの状態を監視し、何らかの異常を検出した場合
は、インターネット通信網28を介して、各パネル発電
施設21,22,23のホームゲートウェイ7に異常を
通知する。
なく、太陽電池パネルの異常を正確に検出する。 【解決手段】 パネル発電施設21,22,23がIS
P24,25を介してインターネット通信網28に接続
されているとともに、太陽電池パネル診断システムの判
断手段としての診断サーバ26と気象データサバ27と
が接続されており、診断サーバ26は、パネル発電施設
21,22,23より送信される一日の発電量データを
収集するとともに、気象データサーバ27から気象デー
タを収集する。そして、収集した発電データおよび気象
データからパネル発電施設21,22,23の太陽電池
パネルの状態を監視し、何らかの異常を検出した場合
は、インターネット通信網28を介して、各パネル発電
施設21,22,23のホームゲートウェイ7に異常を
通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電に使用
される太陽電池パネルの劣化、故障、または太陽電池パ
ネル表面への付着物による異常を検出するための太陽電
池パネル診断システムに関するものである。
される太陽電池パネルの劣化、故障、または太陽電池パ
ネル表面への付着物による異常を検出するための太陽電
池パネル診断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽電池発電システムの一例とし
ては、系統連係型太陽電池発電システムがある。この系
統連係型太陽電池発電システムは、太陽電池パネルの出
力をインバータ回路で交流電力に変換し、商用配電線と
の連係運転を行い、系統連係型太陽電池発電システムを
設置した施設での消費電力を上回るインバータ出力は、
商用配電線電力会社へ売電するといったものである。
ては、系統連係型太陽電池発電システムがある。この系
統連係型太陽電池発電システムは、太陽電池パネルの出
力をインバータ回路で交流電力に変換し、商用配電線と
の連係運転を行い、系統連係型太陽電池発電システムを
設置した施設での消費電力を上回るインバータ出力は、
商用配電線電力会社へ売電するといったものである。
【0003】太陽電池パネルに異常が発生した場合に
は、売電できなくなるのみならず、施設で利用する電力
を供給できなくなり、商用電力を利用することになる。
は、売電できなくなるのみならず、施設で利用する電力
を供給できなくなり、商用電力を利用することになる。
【0004】このような発電システムでは、太陽電池パ
ネルの異常により、発電量が低下したとしても、商用電
力により補間されるため、異常に気がつかないことがあ
る。また、太陽電池パネルの出力特性は、太陽電池パネ
ルの受光日射強度と太陽電池セルの温度で決定されるた
め、太陽発電システムの出力は絶えず変動し、極端に発
電量が低くなる場合でなければ、太陽電池パネルの異常
を検出するのは困難であった。
ネルの異常により、発電量が低下したとしても、商用電
力により補間されるため、異常に気がつかないことがあ
る。また、太陽電池パネルの出力特性は、太陽電池パネ
ルの受光日射強度と太陽電池セルの温度で決定されるた
め、太陽発電システムの出力は絶えず変動し、極端に発
電量が低くなる場合でなければ、太陽電池パネルの異常
を検出するのは困難であった。
【0005】また、太陽電池パネルの異常を検出する従
来の方法としては、特開平7−334746号公報や特
開2000−207662号公報に開示されている異常
検出方法がある。この異常検出方法は、太陽電池セルの
所定枚数ごとに、出力センサーを取り付け、各出力セン
サー間で出力の大きさを比較することで、異常を検出す
るというものである。
来の方法としては、特開平7−334746号公報や特
開2000−207662号公報に開示されている異常
検出方法がある。この異常検出方法は、太陽電池セルの
所定枚数ごとに、出力センサーを取り付け、各出力セン
サー間で出力の大きさを比較することで、異常を検出す
るというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
異常検出方法においては、各出力センサー間の比較を行
うことで、比較的簡単に異常を検出することが可能とな
るが、出力センサーが多数必要になることや、太陽電池
パネルの均一な汚れには対応できないといった問題があ
った。
異常検出方法においては、各出力センサー間の比較を行
うことで、比較的簡単に異常を検出することが可能とな
るが、出力センサーが多数必要になることや、太陽電池
パネルの均一な汚れには対応できないといった問題があ
った。
【0007】また、他の異常検出方法として、インバー
タ回路の代わりに用いられるインバータ装置に含まれる
コンピュータを利用して太陽電池パネルの発電量を予測
し、実績発電量と予測された発電量とを比較し異常を検
出するといった方法もある。
タ回路の代わりに用いられるインバータ装置に含まれる
コンピュータを利用して太陽電池パネルの発電量を予測
し、実績発電量と予測された発電量とを比較し異常を検
出するといった方法もある。
【0008】しかしながら、太陽電池パネルは、一定電
圧動作または最大電力点において動作していることか
ら、実際の太陽光発電システムの動作を厳密には予測で
きない。そのため、この異常検出方法には、動作を予測
し、計算された予測値と実績発電量との比較に基づき異
常を検出することは困難であるといった問題がある。
圧動作または最大電力点において動作していることか
ら、実際の太陽光発電システムの動作を厳密には予測で
きない。そのため、この異常検出方法には、動作を予測
し、計算された予測値と実績発電量との比較に基づき異
常を検出することは困難であるといった問題がある。
【0009】また、さらに他の異常検出方法として、特
開平7−123594号公報に開示されている方法があ
る。この異常検出方法は、発電量と、その発電量を記録
した状況データを記憶保存し、測定された状況データ
と、保存されていた過去の状況データとを比較し、同等
と判断できた場合に、測定された発電量データと保存さ
れていた過去の発電量データとを比較することで、太陽
電池パネルの異常を検出するといった方法である。
開平7−123594号公報に開示されている方法があ
る。この異常検出方法は、発電量と、その発電量を記録
した状況データを記憶保存し、測定された状況データ
と、保存されていた過去の状況データとを比較し、同等
と判断できた場合に、測定された発電量データと保存さ
れていた過去の発電量データとを比較することで、太陽
電池パネルの異常を検出するといった方法である。
【0010】この異常検出方法では、発電量データとし
て一日の発電量のうちのピーク(ピーク発電量)を用
い、状況データとして天候状況を用い、測定された天候
情報と、保存されている過去の天候情報を比較し、同等
であると判断された場合に、それぞれのピーク発電量を
比較している。そのため、天候等の影響を受けやすい太
陽電池パネルの診断では、簡単でかつ信頼性の高い比較
が可能になる。
て一日の発電量のうちのピーク(ピーク発電量)を用
い、状況データとして天候状況を用い、測定された天候
情報と、保存されている過去の天候情報を比較し、同等
であると判断された場合に、それぞれのピーク発電量を
比較している。そのため、天候等の影響を受けやすい太
陽電池パネルの診断では、簡単でかつ信頼性の高い比較
が可能になる。
【0011】しかしながら、この異常検出方法には、天
候取得装置が必要となり、また、天候状況を正確に取得
できなければ、比較の信頼性も低いものとなるといった
問題があった。
候取得装置が必要となり、また、天候状況を正確に取得
できなければ、比較の信頼性も低いものとなるといった
問題があった。
【0012】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたものであり、太陽電池パネルに特別な装置を付加
することなく、正確に異常検出を行うことができる太陽
電池パネル診断システムを提供することを目的としてい
る。
されたものであり、太陽電池パネルに特別な装置を付加
することなく、正確に異常検出を行うことができる太陽
電池パネル診断システムを提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】一般に、太陽電池セル
は、日照時間やセル温度によって出力特性が変動する。
また、太陽電池パネルへの日照量はパネルの設置条件に
もよるが、ほぼ正午が最大になる。そこで、天候により
日照量の減少の影響を受けないとした場合には、太陽電
池セルの温度による発電量が変化することを考慮し、例
えば午前11時〜午後1時に一日の発電量のピークが現
れる。即ち、天候が快晴であるという条件を付加する
と、信頼できる最大発電量を得ることが可能となる。
は、日照時間やセル温度によって出力特性が変動する。
また、太陽電池パネルへの日照量はパネルの設置条件に
もよるが、ほぼ正午が最大になる。そこで、天候により
日照量の減少の影響を受けないとした場合には、太陽電
池セルの温度による発電量が変化することを考慮し、例
えば午前11時〜午後1時に一日の発電量のピークが現
れる。即ち、天候が快晴であるという条件を付加する
と、信頼できる最大発電量を得ることが可能となる。
【0014】また、天候が快晴であるならば、日射量を
考慮する必要がなく、季節や太陽電池パネルの経年劣化
を考慮するのみで、最大発電量を予測することが可能と
なる。
考慮する必要がなく、季節や太陽電池パネルの経年劣化
を考慮するのみで、最大発電量を予測することが可能と
なる。
【0015】また、近年、インターネット通信網への接
続環境の普及により、容易にインターネット通信網への
接続環境をもつことが可能である。この接続環境を利用
できれば、インターネット通信網経由で、天候データと
して例えば気象庁の天候測定データを取得し、利用する
ことが可能となる。
続環境の普及により、容易にインターネット通信網への
接続環境をもつことが可能である。この接続環境を利用
できれば、インターネット通信網経由で、天候データと
して例えば気象庁の天候測定データを取得し、利用する
ことが可能となる。
【0016】しかし、気象庁等の天気データを利用した
場合には、天気データの局所性を反映できていない場合
がある。そこで、周辺の太陽電池パネルを備えた施設の
予測最大発電量と実績発電量とを参照することで、局所
性による誤判定をなくすことができ、より微妙な判定を
することができる。
場合には、天気データの局所性を反映できていない場合
がある。そこで、周辺の太陽電池パネルを備えた施設の
予測最大発電量と実績発電量とを参照することで、局所
性による誤判定をなくすことができ、より微妙な判定を
することができる。
【0017】このような点に鑑み、本発明の太陽電池パ
ネル診断システムは、太陽電池パネルにより発電を行う
一つのパネル発電施設に設置された太陽電池パネルの診
断を行うシステムであって、一定の時間間隔で測定され
る太陽電池パネルの発電量データを記録する記録手段
と、他のパネル発電施設との通信を行う通信手段と、一
つのパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最大発
電量と前記記録手段に記録されている発電量データの中
の実績最大発電量とを比較し、実績最大発電量が予測最
大発電量より少ない場合には、前記通信手段を介して、
他のパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最大発
電量および実績最大発電量に関するデータを取得し、他
のパネル発電施設における予測最大発電量に対する実績
最大発電量の割合と前記一つのパネル発電施設における
予測最大発電量に対する実績最大発電量の割合とを比較
し、前記一つのパネル発電施設における割合の方が他の
パネル発電施設における割合より低い場合には太陽電池
パネルにおいて異常が発生していると判断する判断手段
とを備えていることを特徴とする。
ネル診断システムは、太陽電池パネルにより発電を行う
一つのパネル発電施設に設置された太陽電池パネルの診
断を行うシステムであって、一定の時間間隔で測定され
る太陽電池パネルの発電量データを記録する記録手段
と、他のパネル発電施設との通信を行う通信手段と、一
つのパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最大発
電量と前記記録手段に記録されている発電量データの中
の実績最大発電量とを比較し、実績最大発電量が予測最
大発電量より少ない場合には、前記通信手段を介して、
他のパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最大発
電量および実績最大発電量に関するデータを取得し、他
のパネル発電施設における予測最大発電量に対する実績
最大発電量の割合と前記一つのパネル発電施設における
予測最大発電量に対する実績最大発電量の割合とを比較
し、前記一つのパネル発電施設における割合の方が他の
パネル発電施設における割合より低い場合には太陽電池
パネルにおいて異常が発生していると判断する判断手段
とを備えていることを特徴とする。
【0018】また、前記実績最大発電量としては、一日
のうちの所定の時間帯の発電量のピーク値を用いてい
る。
のうちの所定の時間帯の発電量のピーク値を用いてい
る。
【0019】また、前記記録手段として、インターネッ
ト通信網への接続のためのホームゲートウェイを使用し
ている。
ト通信網への接続のためのホームゲートウェイを使用し
ている。
【0020】また、前記気象条件をインターネット通信
網経由で取得し、一つのパネル発電施設付近での気象条
件が快晴であるときに、太陽電池パネルにおいて異常が
発生しているか否かの判断を行う構成としている。
網経由で取得し、一つのパネル発電施設付近での気象条
件が快晴であるときに、太陽電池パネルにおいて異常が
発生しているか否かの判断を行う構成としている。
【0021】さらに、前記他のパネル発電施設は、一つ
のパネル発電施設の近隣にあるパネル発電施設とする。
のパネル発電施設の近隣にあるパネル発電施設とする。
【0022】以上のような構成とすることにより、イン
ターネット接続環境がある場合には、特別な装置を必要
としない低コストな太陽電池診断システムを構築するこ
とができる。
ターネット接続環境がある場合には、特別な装置を必要
としない低コストな太陽電池診断システムを構築するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の太陽電池パネル診
断システムの一実施の形態について図面を参照しつつ説
明する。
断システムの一実施の形態について図面を参照しつつ説
明する。
【0024】図1は、本発明の太陽電池パネル診断シス
テムの一実施の形態を示す説明図である。なお、この太
陽電池パネル診断システムは、太陽電池パネルによる発
電を行うパネル発電施設内に設置されたものであり、図
1には太陽電池パネル診断システムと共にパネル発電施
設およびその周辺機器も図示されている。
テムの一実施の形態を示す説明図である。なお、この太
陽電池パネル診断システムは、太陽電池パネルによる発
電を行うパネル発電施設内に設置されたものであり、図
1には太陽電池パネル診断システムと共にパネル発電施
設およびその周辺機器も図示されている。
【0025】パネル発電施設は、太陽電池パネル1と、
太陽電池パネル1の出力部に接続されているインバータ
回路2と、このインバータ回路2に接続されており、イ
ンバータ回路2を制御する制御回路5とを備えている。
太陽電池パネル1の出力部に接続されているインバータ
回路2と、このインバータ回路2に接続されており、イ
ンバータ回路2を制御する制御回路5とを備えている。
【0026】また、インバータ回路2に接続されている
分電盤3は、住宅内に設置された分電盤を示しており、
分電盤3に接続された負荷6は、住宅内の各種の負荷を
示している。さらに、分電盤3に接続された系統電力4
は、電力会社の系統電力を示している。
分電盤3は、住宅内に設置された分電盤を示しており、
分電盤3に接続された負荷6は、住宅内の各種の負荷を
示している。さらに、分電盤3に接続された系統電力4
は、電力会社の系統電力を示している。
【0027】このパネル発電施設では、インバータ回路
2により、太陽電池パネル1で発電された直流電力を系
統電力4と同等の品質の交流電力に変換し、連係運転に
より分電盤3を通して負荷6に交流電力を供給するとと
もに、余剰電力は、分電盤3を介して、系統電力4に流
れるようになっている。
2により、太陽電池パネル1で発電された直流電力を系
統電力4と同等の品質の交流電力に変換し、連係運転に
より分電盤3を通して負荷6に交流電力を供給するとと
もに、余剰電力は、分電盤3を介して、系統電力4に流
れるようになっている。
【0028】インバータ回路2の動作は制御回路5によ
り制御されており、ホームゲートウェイ7は、制御回路
5より発電量データやインバータ回路2の動作状況等の
データを収集し記録する手段であるとともに、制御回路
5へ動作の指示を行うものである。
り制御されており、ホームゲートウェイ7は、制御回路
5より発電量データやインバータ回路2の動作状況等の
データを収集し記録する手段であるとともに、制御回路
5へ動作の指示を行うものである。
【0029】ホームゲートウェイ7には、インターネッ
ト通信網への接続手段として、ISDN(integr
ated service digital netw
ork)接続されたISDN TA(ターミナルアダプ
タ)装置11が接続されている。そして、ホームゲート
ウェイ7は、ISDN回線を通じてISP(インターネ
ットサービスプロバイダ)に接続されていることで、イ
ンターネット通信網に接続可能となっている。このホー
ムゲートウェイ7には、端末装置8,9,10が接続さ
れており、端末装置8,9,10は、ホームゲートウェ
イ7を通じてインターネット通信網に接続可能となって
いる。
ト通信網への接続手段として、ISDN(integr
ated service digital netw
ork)接続されたISDN TA(ターミナルアダプ
タ)装置11が接続されている。そして、ホームゲート
ウェイ7は、ISDN回線を通じてISP(インターネ
ットサービスプロバイダ)に接続されていることで、イ
ンターネット通信網に接続可能となっている。このホー
ムゲートウェイ7には、端末装置8,9,10が接続さ
れており、端末装置8,9,10は、ホームゲートウェ
イ7を通じてインターネット通信網に接続可能となって
いる。
【0030】ユーザーは、端末装置8,9,10を用
い、ホームゲートウェイ7を介して制御回路5から発電
量やインバータ回路2の運転状態等のデータを取りこ
み、参照することができる。また、ユーザーは、端末装
置8,9,10を用いて、制御回路5への動作の指示を
行うこともできる。
い、ホームゲートウェイ7を介して制御回路5から発電
量やインバータ回路2の運転状態等のデータを取りこ
み、参照することができる。また、ユーザーは、端末装
置8,9,10を用いて、制御回路5への動作の指示を
行うこともできる。
【0031】図2は、本発明の太陽電池パネル診断シス
テムのネットワーク構成の一例を示す説明図である。
テムのネットワーク構成の一例を示す説明図である。
【0032】パネル発電施設21,22,23は、IS
P24,25にISDN回線で接続されている。また、
ISP24,25はISDN回線からのダイアルアップ
接続要求により、インターネット通信網28への接続サ
ービスを供給する。インターネット通信網28には、I
SP24,25、診断サーバ26および気象データサー
バ27が接続されている。
P24,25にISDN回線で接続されている。また、
ISP24,25はISDN回線からのダイアルアップ
接続要求により、インターネット通信網28への接続サ
ービスを供給する。インターネット通信網28には、I
SP24,25、診断サーバ26および気象データサー
バ27が接続されている。
【0033】図2に示す、パネル発電施設21,22,
23は、ISP24,25を介してインターネット通信
網28に接続されている。太陽電池パネル診断システム
の判断手段としての診断サーバ26は、パネル発電施設
21,22,23より送信される一日の発電量データを
収集するとともに、気象データサーバ27から気象デー
タを収集する。
23は、ISP24,25を介してインターネット通信
網28に接続されている。太陽電池パネル診断システム
の判断手段としての診断サーバ26は、パネル発電施設
21,22,23より送信される一日の発電量データを
収集するとともに、気象データサーバ27から気象デー
タを収集する。
【0034】診断サーバ26は、収集した発電データお
よび気象データからパネル発電施設21,22,23の
太陽電池パネルの状態を監視し、何らかの異常を検出し
た場合は、インターネット通信網28を介して、各パネ
ル発電施設21,22,23のホームゲートウェイ7
(図1参照)に異常があることを連絡する。
よび気象データからパネル発電施設21,22,23の
太陽電池パネルの状態を監視し、何らかの異常を検出し
た場合は、インターネット通信網28を介して、各パネ
ル発電施設21,22,23のホームゲートウェイ7
(図1参照)に異常があることを連絡する。
【0035】ホームゲートウェイ7は、診断サーバ26
より異常の連絡を受けた場合に、端末装置8,9,10
に、異常発生表示と異常度合い表示とを行うように指示
し、ユーザーに適切な対応方法を示す。例えば、端末装
置8,9,10のHTTP(Hypertext Tr
ansfer Protocol)接続を実行し、診断
対応用のWeb(World Wide Web)ペー
ジを端末装置8,9,10において表示し、ユーザーへ
対応方法の指示を行う。また、このWebページの中
で、ユーザーに対して太陽電池パネル表面に付着物が無
いか等といった確認指示を表示し、その確認指示に対す
るユーザーの回答によって次の対応方法を表示するとい
った手順で適切な対応法を示してもよい。さらに、異常
の度合いが深刻であると判断できる場合には、電話や電
子メールによる相談やサービスの派遣の確認等といった
対応も可能となる。
より異常の連絡を受けた場合に、端末装置8,9,10
に、異常発生表示と異常度合い表示とを行うように指示
し、ユーザーに適切な対応方法を示す。例えば、端末装
置8,9,10のHTTP(Hypertext Tr
ansfer Protocol)接続を実行し、診断
対応用のWeb(World Wide Web)ペー
ジを端末装置8,9,10において表示し、ユーザーへ
対応方法の指示を行う。また、このWebページの中
で、ユーザーに対して太陽電池パネル表面に付着物が無
いか等といった確認指示を表示し、その確認指示に対す
るユーザーの回答によって次の対応方法を表示するとい
った手順で適切な対応法を示してもよい。さらに、異常
の度合いが深刻であると判断できる場合には、電話や電
子メールによる相談やサービスの派遣の確認等といった
対応も可能となる。
【0036】図3は、図1に示す太陽電池パネル診断シ
ステムにおけるホームゲートウェイ7の構成例を示して
いる。
ステムにおけるホームゲートウェイ7の構成例を示して
いる。
【0037】このホームゲートウェイ7は、CPU(C
entral Processing Unit)31
を中心に構成されている。CPU31には、システムバ
ス38を通じてRAM(Random Access
Memory)32、ROM(Read Only M
emory)33、不揮発性記憶装置34、汎用I/O
35、シリアルインタフェース36、端末通信アダプタ
37が接続されている。ROM33には、CPU31の
基本的な動作プログラムなどが格納されている。不揮発
性記憶装置34は、CPU31のホームゲートウェイと
しての動作プログラムや、各種データを格納しており、
HDD(Hard Disk Drive)やFlas
h Memoryなどで構成されている。RAM32に
は、一時的に保管するデータや、動作プログラムが格納
される。汎用I/O35は、図1に示すインバータ回路
2を制御する制御回路5に接続され、インバータ回路2
の動作制御や太陽電池の発電データの取得が可能であ
る。シリアルインタフェース36には、図1に示すIS
DNTA装置11が接続されており、インターネット通
信網への接続を可能とする。端末通信アダプタ37は、
図1に示す端末装置8、9、10との通信を行なう。
entral Processing Unit)31
を中心に構成されている。CPU31には、システムバ
ス38を通じてRAM(Random Access
Memory)32、ROM(Read Only M
emory)33、不揮発性記憶装置34、汎用I/O
35、シリアルインタフェース36、端末通信アダプタ
37が接続されている。ROM33には、CPU31の
基本的な動作プログラムなどが格納されている。不揮発
性記憶装置34は、CPU31のホームゲートウェイと
しての動作プログラムや、各種データを格納しており、
HDD(Hard Disk Drive)やFlas
h Memoryなどで構成されている。RAM32に
は、一時的に保管するデータや、動作プログラムが格納
される。汎用I/O35は、図1に示すインバータ回路
2を制御する制御回路5に接続され、インバータ回路2
の動作制御や太陽電池の発電データの取得が可能であ
る。シリアルインタフェース36には、図1に示すIS
DNTA装置11が接続されており、インターネット通
信網への接続を可能とする。端末通信アダプタ37は、
図1に示す端末装置8、9、10との通信を行なう。
【0038】図4は、図2に示す太陽電池パネル診断シ
ステムのネットワーク構成における診断サーバ26の構
成例を示している。
ステムのネットワーク構成における診断サーバ26の構
成例を示している。
【0039】この診断サーバは、CPU41を中心に構
成されている。CPU41には、システムバス51を通
じてRAM42、ROM43、不揮発性記憶装置44、
汎用I/O45、ネットワークアダプタ48、ビデオコ
ントローラ49が接続されている。ROM43には、C
PU41の基本的な動作プログラムなどが格納されてい
る。不揮発性記憶装置44は、CPU41の診断サーバ
としての動作プログラム(図3、図4に示すフローチャ
ートを実行するプログラム)や、各発電施設の設置場所
や定格出力などの各種データを格納しており、HDDや
Flash Memoryなどで構成されている。RA
M42には、一時的に保管するデータや、動作プログラ
ムが格納される。汎用I/O45は、キーボード46お
よびマウス47が接続されており、診断サーバと診断サ
ーバ管理者とのインタフェースを担当する。ネットワー
クアダプタ48は、図2で示されるインターネット通信
網28に接続されており、診断サーバのインターネット
通信網28への接続を可能とするものである。ビデオコ
ントローラ49には、表示装置50が接続され、診断サ
ーバの状態などを表示する。なお、ホームゲートウェイ
とISPとの間の接続環境は、ISDN回線での接続を
例として示したが、通常のアナログ電話回線とモデムと
で実現してもよく、また専用線等で実現してもよい。
成されている。CPU41には、システムバス51を通
じてRAM42、ROM43、不揮発性記憶装置44、
汎用I/O45、ネットワークアダプタ48、ビデオコ
ントローラ49が接続されている。ROM43には、C
PU41の基本的な動作プログラムなどが格納されてい
る。不揮発性記憶装置44は、CPU41の診断サーバ
としての動作プログラム(図3、図4に示すフローチャ
ートを実行するプログラム)や、各発電施設の設置場所
や定格出力などの各種データを格納しており、HDDや
Flash Memoryなどで構成されている。RA
M42には、一時的に保管するデータや、動作プログラ
ムが格納される。汎用I/O45は、キーボード46お
よびマウス47が接続されており、診断サーバと診断サ
ーバ管理者とのインタフェースを担当する。ネットワー
クアダプタ48は、図2で示されるインターネット通信
網28に接続されており、診断サーバのインターネット
通信網28への接続を可能とするものである。ビデオコ
ントローラ49には、表示装置50が接続され、診断サ
ーバの状態などを表示する。なお、ホームゲートウェイ
とISPとの間の接続環境は、ISDN回線での接続を
例として示したが、通常のアナログ電話回線とモデムと
で実現してもよく、また専用線等で実現してもよい。
【0040】図5は、図2に示す太陽電池パネル診断シ
ステムを構成する診断サーバ26における太陽電池パネ
ルの異常検出アルゴリズムの一例を示すフローチャート
である。
ステムを構成する診断サーバ26における太陽電池パネ
ルの異常検出アルゴリズムの一例を示すフローチャート
である。
【0041】まず、ステップS1では、日没後、パネル
発電施設から送られてきた一日の発電量データが存在す
るか否かを確認する。存在しない場合は、通信手段の異
常や、ホームゲートウェイの異常等が考えられる。但
し、本発明は太陽電池パネルの異常検出が特徴であり、
通信手段やホームゲートウェイの異常検出ではないた
め、この場合の異常検出処理については詳細な説明を省
略する。一方、一日の発電量データが存在する場合は、
この一日の中での最大発電量とこの最大発電量を得た時
間(最大発電時間)とに関する実績データを抽出する。
発電施設から送られてきた一日の発電量データが存在す
るか否かを確認する。存在しない場合は、通信手段の異
常や、ホームゲートウェイの異常等が考えられる。但
し、本発明は太陽電池パネルの異常検出が特徴であり、
通信手段やホームゲートウェイの異常検出ではないた
め、この場合の異常検出処理については詳細な説明を省
略する。一方、一日の発電量データが存在する場合は、
この一日の中での最大発電量とこの最大発電量を得た時
間(最大発電時間)とに関する実績データを抽出する。
【0042】ステップS2では、パネル発電施設ごとに
診断サーバに登録されているパネル発電施設の場所に基
づき、その施設が存在する地域の天候データを気象デー
タサーバ27から取得する。
診断サーバに登録されているパネル発電施設の場所に基
づき、その施設が存在する地域の天候データを気象デー
タサーバ27から取得する。
【0043】ステップS3では、ステップS1およびス
テップS2で得られた実績データおよび気象データに基
づき、パネル発電施設の太陽電池パネルの診断を行う。
テップS2で得られた実績データおよび気象データに基
づき、パネル発電施設の太陽電池パネルの診断を行う。
【0044】ステップS4では、太陽電池パネルの異常
が検出されたか否かを判断する。もし、ステップS3で
の診断結果において異常が検出されれば(ステップS4
での判断結果がYESの場合は)、ステップS5に移行
する。一方、ステップS3での診断結果において異常が
検出されなければ(ステップS4での判断結果がNOの
場合は)、ステップS6に移行する。
が検出されたか否かを判断する。もし、ステップS3で
の診断結果において異常が検出されれば(ステップS4
での判断結果がYESの場合は)、ステップS5に移行
する。一方、ステップS3での診断結果において異常が
検出されなければ(ステップS4での判断結果がNOの
場合は)、ステップS6に移行する。
【0045】ステップS5では、異常が検出されたパネ
ル発電施設へ異常検出を通達する。即ち、ステップS3
での診断結果に基づき、このパネル発電施設のゲートウ
ェイに異常があると通達する。そして、ステップS6に
移行する。
ル発電施設へ異常検出を通達する。即ち、ステップS3
での診断結果に基づき、このパネル発電施設のゲートウ
ェイに異常があると通達する。そして、ステップS6に
移行する。
【0046】ステップS6では、診断対象となっている
全てのパネル発電施設の診断が完了したか否かを判断す
る。もし、全てのパネル発電施設の診断が完了している
場合は(ステップS6での判断結果がYESである場合
は)、診断を終了し、次の日にステップS1に戻り前述
の処理を実行する。一方、全てのパネル発電施設の診断
が完了していない場合は(ステップS6での判断結果が
NOである場合は)、ステップS1に戻り診断の完了し
ていないパネル発電施設について前述の処理を実行す
る。
全てのパネル発電施設の診断が完了したか否かを判断す
る。もし、全てのパネル発電施設の診断が完了している
場合は(ステップS6での判断結果がYESである場合
は)、診断を終了し、次の日にステップS1に戻り前述
の処理を実行する。一方、全てのパネル発電施設の診断
が完了していない場合は(ステップS6での判断結果が
NOである場合は)、ステップS1に戻り診断の完了し
ていないパネル発電施設について前述の処理を実行す
る。
【0047】次に、前述の図5に示すステップS3につ
いてより詳細に説明する。
いてより詳細に説明する。
【0048】図6は、図5に示すステップS3で行われ
る処理の詳細を示すフローチャートである。
る処理の詳細を示すフローチャートである。
【0049】ステップS11では、ステップS1で得ら
れた実績データに基づき、最大発電時間が、パネル発電
施設ごとに診断サーバに登録されている最大発電時間範
囲内の時間であるか否かを判断する。もし、最大発電時
間範囲内の時間ではない場合は(ステップS11での判
断結果がNOである場合は)、ステップS20に移行す
る。一方、最大発電時間範囲内の時間である場合は(ス
テップS11での判断結果がYESである場合は)、ス
テップS12に移行する。
れた実績データに基づき、最大発電時間が、パネル発電
施設ごとに診断サーバに登録されている最大発電時間範
囲内の時間であるか否かを判断する。もし、最大発電時
間範囲内の時間ではない場合は(ステップS11での判
断結果がNOである場合は)、ステップS20に移行す
る。一方、最大発電時間範囲内の時間である場合は(ス
テップS11での判断結果がYESである場合は)、ス
テップS12に移行する。
【0050】ステップS12では、ステップS2で取得
したパネル発電施設の天候データを参照し、最大発電時
間範囲の天気が快晴であるか否かを判断する。もし、晴
天ではない場合は(ステップS12での判断結果がNO
である場合は)、ステップS20に移行する。一方、晴
天である場合は(ステップS12での判断結果がYES
である場合は)、ステップS13に移行する。
したパネル発電施設の天候データを参照し、最大発電時
間範囲の天気が快晴であるか否かを判断する。もし、晴
天ではない場合は(ステップS12での判断結果がNO
である場合は)、ステップS20に移行する。一方、晴
天である場合は(ステップS12での判断結果がYES
である場合は)、ステップS13に移行する。
【0051】ステップS13では、施設で発電できるで
あろう予測最大発電量と、ステップS11で得た実績最
大発電量とを比較する。
あろう予測最大発電量と、ステップS11で得た実績最
大発電量とを比較する。
【0052】このとき、診断サーバ26では、パネル発
電施設の太陽電池特性(定格出力、設置場所から予測さ
れる補正ファクタ、時間経過劣化ファクタおよび季節フ
ァクタ(太陽光の入射角度や気温)から決まる特性)か
ら太陽電池パネルの最大発電量を予測し、これを予測最
大発電量とする。なお、この予測最大発電量を初めて予
測する際には、時間経過劣化ファクタの劣化度合いとし
て、通常設置における劣化度合いの最大値を用いる。
電施設の太陽電池特性(定格出力、設置場所から予測さ
れる補正ファクタ、時間経過劣化ファクタおよび季節フ
ァクタ(太陽光の入射角度や気温)から決まる特性)か
ら太陽電池パネルの最大発電量を予測し、これを予測最
大発電量とする。なお、この予測最大発電量を初めて予
測する際には、時間経過劣化ファクタの劣化度合いとし
て、通常設置における劣化度合いの最大値を用いる。
【0053】ステップS13での判断の結果、実績最大
発電量が予測最大発電量と同等または実績最大発電量が
予測発電量以上(同等or以上)であると判断された場
合は、ステップS14に移行する。一方、ステップS1
3での判断の結果、実績最大発電量が予測最大発電量よ
り少ない(同等以下)と判断された場合は、ステップS
15に移行する。
発電量が予測最大発電量と同等または実績最大発電量が
予測発電量以上(同等or以上)であると判断された場
合は、ステップS14に移行する。一方、ステップS1
3での判断の結果、実績最大発電量が予測最大発電量よ
り少ない(同等以下)と判断された場合は、ステップS
15に移行する。
【0054】ステップS14では、パネル発電施設用の
異常発生カウンタを0にクリアする。さらに、実績最大
発電量と予測最大発電量とが一致するように、時間経過
劣化ファクタの時間値の調整を行い、劣化度合いの補正
を行い、その後、ステップS20に移行する。
異常発生カウンタを0にクリアする。さらに、実績最大
発電量と予測最大発電量とが一致するように、時間経過
劣化ファクタの時間値の調整を行い、劣化度合いの補正
を行い、その後、ステップS20に移行する。
【0055】前述のステップS13で実績最大発電量が
予測最大発電量よりも少なければ何らかの異常が発生し
ている可能性が高いと判断できる。しかし、天候データ
はパネル発電施設が存在する場所を含む地域の天候を示
しており、パネル発電施設での天候ではないことから、
可能性として実績データの最大発電時間の天候が快晴で
はなかった場合が考えられる。また、快晴であったとし
ても環境(自動車の排気ガス等による空気の汚染度合い
や、火山灰等)の影響を受けている可能性もある。
予測最大発電量よりも少なければ何らかの異常が発生し
ている可能性が高いと判断できる。しかし、天候データ
はパネル発電施設が存在する場所を含む地域の天候を示
しており、パネル発電施設での天候ではないことから、
可能性として実績データの最大発電時間の天候が快晴で
はなかった場合が考えられる。また、快晴であったとし
ても環境(自動車の排気ガス等による空気の汚染度合い
や、火山灰等)の影響を受けている可能性もある。
【0056】そこで、ステップS15では、診断中のパ
ネル発電施設の近隣に他のパネル発電施設が存在するか
否かを判断する。もし、近隣に他のパネル発電施設が無
い場合は(ステップS15での判断結果が近隣にパネル
発電施設無しであった場合は)、ステップS16に移行
し、また、近隣に他のパネル発電施設が存在する場合
は、そのパネル発電施設について予測最大発電量に対す
る実績最大発電量の割合を調べる。さらに、診断中のパ
ネル発電施設について予測最大発電量に対する実績最大
発電量の割合を調べ、診断中のパネル発電施設での割合
と他のパネル発電施設での割合とを比較する。もし、診
断中のパネル発電施設での割合と他のパネル発電施設で
の割合とが同じぐらいであった場合は(ステップS15
での判断結果が同じくらいであった場合は)、ステップ
S20に移行する。一方、診断中のパネル発電施設での
割合が他のパネル発電施設での割合よりも低い場合は
(ステップS15での判断結果が割合が低いであった場
合は)、ステップS16に移行する。
ネル発電施設の近隣に他のパネル発電施設が存在するか
否かを判断する。もし、近隣に他のパネル発電施設が無
い場合は(ステップS15での判断結果が近隣にパネル
発電施設無しであった場合は)、ステップS16に移行
し、また、近隣に他のパネル発電施設が存在する場合
は、そのパネル発電施設について予測最大発電量に対す
る実績最大発電量の割合を調べる。さらに、診断中のパ
ネル発電施設について予測最大発電量に対する実績最大
発電量の割合を調べ、診断中のパネル発電施設での割合
と他のパネル発電施設での割合とを比較する。もし、診
断中のパネル発電施設での割合と他のパネル発電施設で
の割合とが同じぐらいであった場合は(ステップS15
での判断結果が同じくらいであった場合は)、ステップ
S20に移行する。一方、診断中のパネル発電施設での
割合が他のパネル発電施設での割合よりも低い場合は
(ステップS15での判断結果が割合が低いであった場
合は)、ステップS16に移行する。
【0057】ただし、診断中のパネル発電施設での割合
と他のパネル発電施設での割合とが同じぐらいであった
場合には、例えば、太陽電池パネル上に火山灰等が堆積
している等、診断中のパネル発電施設と近隣の他のパネ
ル発電施設との両方で異常が発生している可能性があ
る。そのため、異常発生カウンタを0にクリアせずに、
これまでの異常発生件数を保持した状態でステップS2
0に移行する。
と他のパネル発電施設での割合とが同じぐらいであった
場合には、例えば、太陽電池パネル上に火山灰等が堆積
している等、診断中のパネル発電施設と近隣の他のパネ
ル発電施設との両方で異常が発生している可能性があ
る。そのため、異常発生カウンタを0にクリアせずに、
これまでの異常発生件数を保持した状態でステップS2
0に移行する。
【0058】ステップS16では、診断中のパネル発電
施設用の異常発生カウンタに1を加算する。
施設用の異常発生カウンタに1を加算する。
【0059】ステップS17では、ステップS15で調
べた予測最大発電量に対する実績最大発電量の割合か
ら、実績最大発電量が予測最大発電量よりも極端に低い
か否かを判断する。もし、極端に低い場合は(ステップ
S17での判断結果がYESである場合は)、ステップ
S19に移行する。一方、極端に低くない場合は(ステ
ップS17での判断結果がNOである場合は)、ステッ
プS18に移行する。
べた予測最大発電量に対する実績最大発電量の割合か
ら、実績最大発電量が予測最大発電量よりも極端に低い
か否かを判断する。もし、極端に低い場合は(ステップ
S17での判断結果がYESである場合は)、ステップ
S19に移行する。一方、極端に低くない場合は(ステ
ップS17での判断結果がNOである場合は)、ステッ
プS18に移行する。
【0060】ステップS18では、異常発生カウンタの
内容を確認し、所定数(例えば5)以上になっているか
否かを判断する。もし、5以上である場合は(ステップ
S18での判断結果がYESである場合は)、これまで
も診断サーバ26において、予測最大発電量に対する実
績最大発電量が低く、さらに、近隣の他のパネル発電施
設との比較を行った結果、局所性もみられなかったこと
になり、あきらかに異常があると判断できるため、ステ
ップS19に移行する。ステップS19では、診断中の
パネル発電施設の太陽電池パネルにおいて異常が検出さ
れたとの判断が行われ、診断処理を終了する。
内容を確認し、所定数(例えば5)以上になっているか
否かを判断する。もし、5以上である場合は(ステップ
S18での判断結果がYESである場合は)、これまで
も診断サーバ26において、予測最大発電量に対する実
績最大発電量が低く、さらに、近隣の他のパネル発電施
設との比較を行った結果、局所性もみられなかったこと
になり、あきらかに異常があると判断できるため、ステ
ップS19に移行する。ステップS19では、診断中の
パネル発電施設の太陽電池パネルにおいて異常が検出さ
れたとの判断が行われ、診断処理を終了する。
【0061】一方、ステップS18において、5より小
さい場合は(ステップS18での判断結果がNOである
場合は)、ステップS20に移行する。ステップS20
では、診断中のパネル発電施設の太陽電池パネルは正常
であるとの判断が行われ、診断処理を終了する。
さい場合は(ステップS18での判断結果がNOである
場合は)、ステップS20に移行する。ステップS20
では、診断中のパネル発電施設の太陽電池パネルは正常
であるとの判断が行われ、診断処理を終了する。
【0062】
【発明の効果】本発明の太陽電池パネル診断システム
は、一定の時間間隔で測定される太陽電池パネルの発電
量データを記録する記録手段と、他のパネル発電施設と
の通信を行う通信手段と、一つのパネル発電施設の太陽
電池特性に基づく予測最大発電量と記録手段に記録され
ている発電量データの中の実績最大発電量とを比較し、
実績最大発電量が予測最大発電量より少ない場合には、
通信手段を介して、他のパネル発電施設の太陽電池特性
に基づく予測最大発電量および実績最大発電量に関する
データを取得し、他のパネル発電施設における予測最大
発電量に対する実績最大発電量の割合と一つのパネル発
電施設における予測最大発電量に対する実績最大発電量
の割合とを比較し、一つのパネル発電施設における割合
の方が他のパネル発電施設における割合より低い場合に
は太陽電池パネルにおいて異常が発生していると判断す
る判断手段とを備えている。これにより、太陽電池パネ
ルに特別な装置を付加することなく、太陽電池パネルに
発生した異常を検出することができる。
は、一定の時間間隔で測定される太陽電池パネルの発電
量データを記録する記録手段と、他のパネル発電施設と
の通信を行う通信手段と、一つのパネル発電施設の太陽
電池特性に基づく予測最大発電量と記録手段に記録され
ている発電量データの中の実績最大発電量とを比較し、
実績最大発電量が予測最大発電量より少ない場合には、
通信手段を介して、他のパネル発電施設の太陽電池特性
に基づく予測最大発電量および実績最大発電量に関する
データを取得し、他のパネル発電施設における予測最大
発電量に対する実績最大発電量の割合と一つのパネル発
電施設における予測最大発電量に対する実績最大発電量
の割合とを比較し、一つのパネル発電施設における割合
の方が他のパネル発電施設における割合より低い場合に
は太陽電池パネルにおいて異常が発生していると判断す
る判断手段とを備えている。これにより、太陽電池パネ
ルに特別な装置を付加することなく、太陽電池パネルに
発生した異常を検出することができる。
【0063】また、実績最大発電量として、一日のうち
の所定の時間帯の発電量のピーク値を用いることによ
り、信頼できる実績最大発電量を得ることができるの
で、この信頼性の高い実績最大発電量と予測最大発電量
との比較を行なうことで、誤診断を防止することができ
る。
の所定の時間帯の発電量のピーク値を用いることによ
り、信頼できる実績最大発電量を得ることができるの
で、この信頼性の高い実績最大発電量と予測最大発電量
との比較を行なうことで、誤診断を防止することができ
る。
【0064】また、記録手段として、インターネット通
信網への接続のためのホームゲートウェイを用いること
により、より容易に診断を行うことができる。
信網への接続のためのホームゲートウェイを用いること
により、より容易に診断を行うことができる。
【0065】また、気象条件をインターネット通信網経
由で取得し、一つのパネル発電施設付近での気象条件が
快晴であるときに、太陽電池パネルにおいて異常が発生
している可能性があるか否かの判断を行う構成としたの
で、気象条件に影響されることなく、予測最大発電量と
実績最大発電量との比較を行なうことができる。
由で取得し、一つのパネル発電施設付近での気象条件が
快晴であるときに、太陽電池パネルにおいて異常が発生
している可能性があるか否かの判断を行う構成としたの
で、気象条件に影響されることなく、予測最大発電量と
実績最大発電量との比較を行なうことができる。
【0066】また、他のパネル発電施設として、一つの
パネル発電施設の近隣にあるパネル発電施設を利用する
場合には、局所的な天候の違いに対応することができ
る。つまり、近隣のパネル発電施設のデータを利用する
ことで、局所的な天候の違いによる誤診断を防止するこ
とができる。
パネル発電施設の近隣にあるパネル発電施設を利用する
場合には、局所的な天候の違いに対応することができ
る。つまり、近隣のパネル発電施設のデータを利用する
ことで、局所的な天候の違いによる誤診断を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の太陽電池パネル診断システムの一実施
の形態を示す説明図である。
の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の太陽電池パネル診断システムのネット
ワーク構成の一例を示す説明図である。
ワーク構成の一例を示す説明図である。
【図3】図1に示す太陽電池パネル診断システムにおけ
るホームゲートウェイの構成図である。
るホームゲートウェイの構成図である。
【図4】図2に示す太陽電池パネル診断システムのネッ
トワーク構成における診断サーバの構成図である。
トワーク構成における診断サーバの構成図である。
【図5】図2に示す太陽電池パネル診断システムを構成
する診断サーバーにおける太陽電池パネルの異常検出ア
ルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
する診断サーバーにおける太陽電池パネルの異常検出ア
ルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示すステップS3で行われる処理の詳細
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1 太陽電池パネル 2 インバータ回路 3 分電盤 4 系統電力 5 制御回路 6 負荷 7 ホームゲートウェイ 8,9,10 端末装置 11 ISDN TA装置 21,22,23 パネル発電施設 24,25 ISP 26 診断サーバ 27 気象データサーバ 28 インターネット通信網 31 CPU 32 RAM 33 ROM 34 不揮発性記憶装置 35 汎用I/O 36 シリアルインタフェース 37 端末通信アダプタ 38 システムバス 41 CPU 42 RAM 43 ROM 44 不揮発性記憶装置 45 汎用I/O 46 キーボード 47 マウス 48 ネットワークアダプタ 49 ビデオコントローラ 50 表示装置 51 システムバス
Claims (5)
- 【請求項1】 太陽電池パネルにより発電を行う一つの
パネル発電施設に設置された太陽電池パネルの診断を行
うシステムであって、 一定の時間間隔で測定される太陽電池パネルの発電量デ
ータを記録する記録手段と、 他のパネル発電施設との通信を行う通信手段と、 一つのパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最大
発電量と前記記録手段に記録されている発電量データの
中の実績最大発電量とを比較し、実績最大発電量が予測
最大発電量より少ない場合には、前記通信手段を介し
て、他のパネル発電施設の太陽電池特性に基づく予測最
大発電量および実績最大発電量に関するデータを取得
し、他のパネル発電施設における予測最大発電量に対す
る実績最大発電量の割合と前記一つのパネル発電施設に
おける予測最大発電量に対する実績最大発電量の割合と
を比較し、前記一つのパネル発電施設における割合の方
が他のパネル発電施設における割合より低い場合には太
陽電池パネルにおいて異常が発生していると判断する判
断手段とを備えていることを特徴とする太陽電池パネル
診断システム。 - 【請求項2】 前記実績最大発電量として、一日のうち
の所定の時間帯の発電量のピーク値が用いられる請求項
1記載の太陽電池パネル診断システム。 - 【請求項3】 前記記録手段が、インターネット通信網
への接続のためのホームゲートウェイである請求項1ま
たは請求項2記載の太陽電池パネル診断システム。 - 【請求項4】 前記気象条件がインターネット通信網経
由で取得されるものであり、一つのパネル発電施設付近
での気象条件が快晴であるときに、太陽電池パネルにお
いて異常が発生しているか否かの判断を行う請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載の太陽電池パネル診断シス
テム。 - 【請求項5】 前記他のパネル発電施設が、一つのパネ
ル発電施設の近隣にあるパネル発電施設である請求項1
から請求項4のいずれかに記載の太陽電池パネル診断シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001085402A JP2002289883A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 太陽電池パネル診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001085402A JP2002289883A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 太陽電池パネル診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002289883A true JP2002289883A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18940916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001085402A Pending JP2002289883A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 太陽電池パネル診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002289883A (ja) |
Cited By (13)
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---|---|---|---|---|
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JP2010527570A (ja) * | 2007-05-17 | 2010-08-12 | エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド | 分散型インバータ及びインテリジェントゲートウェイ |
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FR2953026A1 (fr) * | 2009-11-23 | 2011-05-27 | Philippe Gerad Francois Cavenel | Dispositif de detection a distance de defaut de fonctionnement d'un ou plusieurs panneaux solaires photovoltaiques dans une installation de panneaux solaires photovoltaiques |
JP2011163987A (ja) * | 2010-02-11 | 2011-08-25 | Denso Corp | 日照情報収集システムおよび日照情報送信機 |
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CN106233555A (zh) * | 2014-03-31 | 2016-12-14 | 天瑟咨询有限公司 | 发电系统分析装置以及方法 |
JPWO2016103666A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-08-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 監視装置、太陽光発電装置、監視システムおよび監視方法 |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001085402A patent/JP2002289883A/ja active Pending
Cited By (19)
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