JP2002284652A - 化粧用またはパーソナルケア用組成物 - Google Patents
化粧用またはパーソナルケア用組成物Info
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Abstract
マーの皮膜形成性を改善したヘアスタイリングポリマー
を含む化粧用またはパーソナルケア用組成物を提供する
こと。 【解決手段】 化粧用あるいはパーソナルケア用組成物
は酸性官能基、酸性官能基に由来するアニオン基、ある
いは前記基の混合物から選択される1つあるいは複数の
基を有するヘアスタイリングポリマーと、アミノ基、ア
ミノ基の酸塩、あるいは前記基の混合物から選択される
1つあるいは複数の基を有する、部分あるいは完全フッ
素化化合物であって、1個の芳香環を含む部分あるいは
完全フッ素化化合物と、化粧品として許容される希釈剤
あるいは担体とを含む。この組成物は高湿度条件下で特
に有効である。
Description
ソナルケア用組成物、前記組成物による毛髪のトリート
メント法または毛髪美容トリートメントのための前記組
成物の使用に関する。
持したいという願望は広く行き渡っている。毛髪のスタ
イリングを達成するための最も一般的なアプローチは、
シャンプーまたは/あるいはコンディショニング後の湿
った毛髪、あるいは乾いたスタイリング済みの毛髪への
組成物の適用である。これらの組成物は、一時的なスタ
イリングに役立ち、水あるいはシャンプーでの洗髪によ
り容易に取り除くことができる。今日まで、スタイリン
グに役立つヘアケア用組成物に使用される原料は、一般
に天然あるいは合成樹脂であり、たとえばスプレー、ム
ース、ジェルまたはローションのような形態で適用され
てきた。
る高水準のスタイル保持性、あるいは強力な持続性を得
ることが、望ましくなっている。典型的なヘアスプレー
において、持続性は、National Starch
Chemical Company供給のAMPHO
MER(商標)、BASF供給のLUVIMER(商
標)、ISP Chemicals供給のGANTRE
Z(商標)、また三菱化学(Mitsubishi C
hemicals)供給のシリコーングラフトコポリマ
ーなど、市販のスタイリングポリマーの使用により達成
される。
親水性または疎水性ビニルモノマーを含む炭素主鎖を有
する。これらのポリマーは、ノニオン性であってもよ
く、あるいは電荷、通常、負電荷を有していてもよい。
親水性モノマーは、ポリマーを水溶性にするために使用
され、疎水性モノマーは、一般にスタイリング樹脂の耐
湿性を向上させるために選択される。
を含む組成物は、高湿度の条件下では、十分な性能を発
揮できないことが知られている。したがって、これらの
組成物を用いてスタイリングした毛髪は、周囲湿度が増
加したりあるいは毛髪または/あるいは頭皮が湿ってく
ると、その形状または組成物が与えた他のいかなる利益
をも失う。
グ樹脂は、アルカリ化剤を用いて、対応する酸から形成
(中和)される。
化ナトリウム、カリウムまたはアンモニウムなどの無機
塩基または/あるいは有機塩基である。化粧品処方に一
般に使用される有機塩基は、アルキルまたは/あるいは
ヒドロキシアルキル、第一級、第二級または第三級アミ
ンである。処方に使用されるこのような材料の例は、2
−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(A
MPD)、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1−
プロパノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール
(AB)、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノ
ールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TE
A)、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、ジイ
ソプロパノールアミン(DIPA)、トリイソプロパノ
ールアミン(TIPA)またはジメチルステアラミン
(DMS)である。実際、12あるいは16個の炭素を
含む高級アルキル鎖アミンでさえも湿気に対処するため
に使用されてきたが、さしたる成果は得られなかった。
脂の皮膜特性の向上を助けるが、高湿度の条件下では十
分に性能を発揮しない。
アミンで少なくとも部分的に中和された酸基を有するポ
リマーを含むヘアスタイリング処方を開示している。フ
ッ素化アミンは、好ましくは、少なくとも1個の指定さ
れた線状フルオロアルキル(アルケニル)基または場合
によっては1個の指定された線状アルキル基あるいは水
素を含む第一級あるいは第二級アミンである。この処方
は、スプレー性を損なうことのない柔軟な疎水性皮膜を
提供すると言われている。
1個のフッ素化酸と塩基性基を有する少なくとも1個の
ポリマーから形成される複合体、あるいはフッ素化酸の
塩とプロトン化あるいは四級化されたアミン基を有する
ポリマーとの複合体を含むヘアトリートメント用組成物
を開示している。この組成物はまた、少なくとも1個の
皮膜形成性毛髪固着ポリマーを含む。これらの組成物
は、毛髪固着性能を減じることなく毛髪上に付着する残
存物の量を減少させると言われている。
疎水性−親油性過フッ素化化合物又は、場合によって、
ヘアスタイリング樹脂を含むヘアトリートメント組成物
に関する。これらの組成物は、皮脂あるいは皮脂分泌物
の過剰な流出を大幅に減ずると言われているが、中和剤
として働く過フッ素化化合物についての言及はない。
むフッ素化アミン化合物をヘアスタイリング組成物での
中和剤として使用することについての言及はない。
使用は、高湿度条件下でのスタイリング樹脂の保持力を
顕著に改善することが見出されている。
スタイリングポリマーを含む化粧用またはパーソナルケ
ア用組成物で、特に高湿度条件下でのヘアスタイリング
ポリマーの皮膜形成性を改善した組成物を提供すること
である。
ナルケア用組成物に他の利点を提供することである。例
えば、本発明の組成物は、意外にも、低粘性ポリマー皮
膜の特性から選択される1つあるいは複数の有利な特性
を有する可能性があり、毛髪に適用すると毛髪の保持性
を改善しかつ/または毛髪のつやを向上しかつ/または
毛髪のより自然な動きを与えることができる。
能基、酸性官能基に由来するアニオン基、あるいは前記
基の混合物から選択される1つあるいは複数の基を有す
るヘアスタイリングポリマーと、アミノ基、アミノ基の
酸塩、あるいは前記基の混合物から選択される1つある
いは複数の基を有する、部分あるいは完全フッ素化化合
物であって、1個の芳香環を含む部分あるいは完全フッ
素化化合物と、化粧品として許容される希釈剤あるいは
担体とを含む化粧用あるいはパーソナルケア用組成物が
提供される。
成物を用いて毛髪を処理する方法を提供する。
明の組成物の毛髪美容トリートメントへの使用を提供す
る。
物)本発明の組成物は、1つあるいは複数のアミノ基ま
たは少なくとも1個の芳香環を有する、部分あるいは完
全フッ素化化合物を含む。組成物において、化合物は、
遊離アミンの形態、あるいは酸塩あるいは遊離アミンま
たは酸塩の混合物として、アミノ基を有してよい。
合物は、RNR1R2の式を有し、式中、Rはアリー
ル、アラルキル、ヘテロアリールあるいはヘテロアラル
キル基から選択される部分あるいは完全フッ素化された
基であり、R1またはR2は各々独立して1から12個
の炭素原子を有するアルキル、アリール、アラルキル、
ヘテロアリールあるいはヘテロアラルキル基から選択さ
れ、前記基は場合によってフッ素化されているかあるい
はHである。
あることである。また、Rがフッ素あるいは部分あるい
は完全フッ素化C1〜C6アルキル(例えば、トリフル
オロメチル)から選択される1つあるいは複数の基、ま
たは場合によって、1つあるいは複数の他の置換基で、
環上を置換されたフェニル基であることも好ましい。
2つが結合し合って、窒素と、窒素、酸素あるいは硫
黄、好ましくは窒素から選択される少なくとも1個の他
のヘテロ原子を含む4、5、6あるいは7員複素環式環
を形成してもよい。複素環式環は、フェニル基あるいは
窒素、酸素もしくは硫黄から選択される少なくとも1個
のヘテロ原子を含み、かつ部分的あるいは完全に不飽和
であるもう1個の複素環式環に縮合することがある。
は、直鎖を含み、また3個以上の炭素原子を含むアルキ
ル基については、分枝またはシクロアルキル基も含む。
シクロアルキル基は、場合によって窒素、酸素あるいは
硫黄から選択されるヘテロ原子を含んでもよい。直鎖ア
ルキルの例には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチルまたはヘキシルが含まれる。分枝アルキルの例
には、イソプロピル、イソブチルまたはtert−ブチ
ルが含まれる。シクロアルキル基の例には、シクロプロ
ピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキ
シルが含まれる。
下に定義するアリール、アラルキルまたはへテロアリー
ル基または/あるいは1つあるいは複数の基、例えば、
アミノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、フェニ
ル、ヒドロキシ、スルフィド、チオール、エステル(す
なわち、−CO2−R3で、式中R3は、C1〜6の非
置換アルキル、アルケニルあるいはアルキニル、または
本明細書中に定義されるアラルキル、アリール、ヘテロ
アリールあるいはヘテロアラルキルから選択される)、
またはアミド(すなわち、−CONR4R5で、式中R
4またはR5が独立して水素、C1〜6の非置換アルキ
ル、アルケニルあるいはアルキニル、または本明細書中
に定義されるアリール、アラルキル、ヘテロアリールあ
るいはヘテロアラルキル基から選択される)で置換され
ていてよい。アルキル基は、アルキル鎖内をO、Sまた
はNHから選択される1つあるいは複数のヘテロ原子で
置換されていてよい。
は、用語「アルキル」と同様に定義されるが、これらの
基はそれぞれ、1つあるいは複数の炭素−炭素二重ある
いは三重結合を含む。
は、場合によって、1つあるいは複数の基、例えばアミ
ノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、フェニル、
ヒドロキシ、スルフィド、チオール、エステル(すなわ
ち、−CO2−R3で、式中R 3は、C1〜6の非置換
アルキル、アルケニルあるいはアルキニル、または本明
細書中に定義するアラルキルから選択される)またはア
ミド(すなわち、−CONR4R5で、式中R4または
R5は各々独立して水素、C1〜6の非置換アルキル、
アルケニルあるいはアルキニル、または本明細書中に定
義するアラルキル基から選択される)で置換されていて
もよい、フェニルまたは、少なくとも1つの完全芳香
環、例えば、ナフタレンまたは3,4−ジヒドロナフタ
レンなどを含む他の多環式縮合環化合物を含む。
は、アリールで置換されたC1〜C 6アルキル(例え
ば、ベンジル)を意味する。
ル」は、いずれかの環内に少なくとも1個のヘテロ原
子、例えば、窒素、硫黄あるいは酸素あるいはこれらの
混合物などを含み、少なくとも環の1つが芳香環である
単環式または多環式縮合あるいは非縮合環を意味する。
前記のヘテロ原子を含む環は、3、4、5、6、7ある
いは8員環であってよい。用語「ヘテロアリール」は、
芳香環に加え、部分あるいは完全飽和環を含む化合物を
含むことを意図する。ヘテロ原子は、部分あるいは完全
飽和環あるいは芳香環内に位置していてよい。
的な例には、アリール置換されたピペラジン、アゾ化合
物、ピラゾール、チアゾール、オキサゾール、1,2,
4−トリアゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾ
ール、ピリミジン、チアジアジン、ピリジン、チオフェ
ン、アゼピン、カルバゾール、キノリンまたはイソキノ
リンが含まれる。
キル」は、ヘテロアリールで置換されたC1〜C6アル
キル(例えば、ピラゾリルメチル)を意味する。
に定義するアルキル、アルカリルあるいはアリール基あ
るいは、例えば、アミノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、ニトロ、フェニル、ヒドロキシ、スルフィド、チオ
ール、エステル(すなわち、−CO2−R3で、式中R
3は、C1〜6の非置換アルキル、アルケニルあるいは
アルキニル、または本明細書中に定義するアラルキルか
ら選択される)、またはアミド(すなわち、−CONR
4R5で、式中R4またはR5は独立して水素、C
1〜6の非置換アルキル、アルケニルあるいはアルキニ
ル、または本明細書中に定義するアラルキル基から選択
される)から選択される1つあるいは複数の他の基で置
換されていてよい。
子、好ましくは少なくとも3個のフッ素原子を含む。フ
ッ素原子は、相当する非フッ素化化合物中の炭素原子と
結合する水素原子のいずれか1個を置換してよい。
は、市販されている。この化合物は、当業者に周知の従
来技法により、アミンをフッ素化あるいは既にフッ素化
された化合物中にアミノ基を形成することにより得るこ
とが可能である。
アミンの非限定的例には、4−(トリフルオロメチル)
アニリン、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(ト
リフルオロメチル)アニリン、(1−(2,5−ジクロ
ロ−フェニル)−エチリデン)−(2−トリフルオロメ
チル−フェニル)−アミン、(1−(4−クロロ−フェ
ニル)−プロピリデン)−(2−トリフルオロメチル−
フェニル)−アミン、(1−ベンゾトリアゾール−1−
イル−ブチル)−(2−クロロ−4−フルオロ−フェニ
ル)−アミン、(1−ベンゾトリアゾール−1−イル−
ブチル)−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−アミ
ン、(1−ベンゾトリアゾール−1−イル−ブチル)−
(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−ア
ミン、(1−ベンゾトリアゾール−1−イル−ブチル)
−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アミン、
(1−ナフタレン−1−イル−エチル)−(2,2,2
−トリフルオロ−1−フェニル−エチリデン)−アミ
ン、(1−ピリジン−2−イル−エチリデン)−(2−
トリフルオロメチル−フェニル)−アミン、(1−ピリ
ジン−3−イル−エチリデン)−(2−トリフルオロメ
チル−フェニル)−アミン、(1−ピリジン−4−イル
−エチリデン)−(2−トリフルオロメチル−フェニ
ル)−アミン、(1−チオフェン−2−イル−エチリデ
ン)−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アミ
ン、(2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチル−フ
ェニル)−ジプロピル−アミン、(2−(3,4−ジメ
トキシ−フェニル)−エチル)−(4−フルオロ−ベン
ジリデン)−アミン、(2−ベンジルオキシ−ベンジリ
デン)−(4−フルオロ−フェニル)−アミン、(2−
ブロモ−4,6−ジフルオロ−フェニル)−イソキノリ
ン−1−イル−アミン、(2−クロロ−5−ニトロ−ベ
ンジリデン)−(3−フルオロ−4−メチル−フェニ
ル)−アミン、(2−クロロ−フェニル)−(4−(2
−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−5−メチル−
チアゾ−ル−2−イル)−アミン、(2−ジフルオロメ
トキシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−(1,2,4)
トリアゾール−4−イル−アミン、(2−ジフルオロメ
トキシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−(2−メトキシ
−フェニル)−アミン、(2−ジフルオロメトキシ−5
−ニトロ−ベンジリデン)−(3−ニトロ−フェニル)
−アミン、(2−ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベ
ンジリデン)−(3−トリフルオロメチル−フェニル)
−アミン、(2−ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベ
ンジリデン)−(4−ジフルオロメトキシ−フェニル)
−アミン、(2−ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベ
ンジリデン)−(4−フルオロ−フェニル)−アミン、
(2−ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベンジリデ
ン)−(4−ヨード−フェニル)−アミン、(2−ジフ
ルオロメトキシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−(4−
メトキシ−フェニル)−アミン、(2−ジフルオロメト
キシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−(4−トリフルオ
ロメトキシ−フェニル)−アミン、(2−ジフルオロメ
トキシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−(5−メチル−
2−フェニル−2H−ピラゾール−3−イル)−アミ
ン、(2−ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベンジリ
デン)−(5−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)
−アミン、(2−ジブルオロメトキシ−5−ニトロ−ベ
ンジリデン)−ナフタレン−1−イル−アミン、(2−
フルオロ−ベンジリデン)−(4−p−トリル−ピペラ
ジン−1−イル)−アミン、(2−フルオロ−ベンジリ
デン)−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−
イル)−アミン、(3,4−ジクロロ−フェニル)−
(4−フルオロ−ベンジリデン)−アミン、(3,4−
ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−イリデン)−(2−
トリフルオロメチル−フェニル)−アミン、(3,5−
ジクロロ−フェニル)−(4−フルオロ−ベンジリデ
ン)−アミン、(3−(4−フルオロ−フェニル)−1
−フェニル−1H−ピラゾール−4−イルメチレン)−
(4−メトキシ−フェミル−)アミン、(3−(4−フ
ルオロ−フェニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール
−4−イルメチレン)−p−トリル−アミン、(3−
(4−フルオロ−フェニル)−1−フェニル−1H−ピ
ラゾール−4−イルメチレン)−フェニル−アミン、
(3−クロロ−フェニル)−(2−ジフルオロメトキシ
−5−ニトロ−ベンジリデン)−アミン、(3−フルオ
ロ−4−メチル−フェニル)−(1H−インドール−3
−イルメチレン)−アミン、(3−ニトロ−ベンジリデ
ン)−(5−トリフルオロメチル−ベンゾチアゾール−
2−イル)−アミン、(4−(2−クロロ−ベンジル)
−ピペラジン−1−イル)−(2−トリフルオロメチル
−ベンジリデン)−アミン、(4−(2−クロロ−ベン
ジル)−ピペラジン−1−イル)−(4−フルオロ−ベ
ンジリデン)−アミン、(4−(4−クロロ−フェニ
ル)−ピペラジン−1−イル)−(2−フルオロ−ベン
ジリデン)−アミン、(4−フルオロ−ベンジリデン)
−(4−p−トリル−ピペラジン−1−イル)−アミ
ン、(4−フルオロ−ベンジリデン)−ナフタレン−2
−イル−アミン、(4−フルオロ−ベンジリデン)−ピ
リジン−2−イル−アミン、(4−p−トリル−ピペラ
ジン−1−イル)−(2−トリフルオロメチル−ベンジ
リデン)−アミン、(4−tert−ブチル−6−トリ
フルオロ−メチル−ピリミジン−2−イル)−(2,6
−ジニトロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ア
ミン、(5−クロロ−ピリジン−2−イル)−(4−フ
ルオロ−ベンジリデン)−アミン、(6−メトキシ−
3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−イリデン)
−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アミン、
(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イルメチレ
ン)−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−アミ
ン、(ビス−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−
メチレン)−トリチル−アミン、3,5−ジメチル−n
−(4−(トリフルオロメチル)ベンジリデン)−4H
−1,2,4−トリアゾール−4−アミン、(2,4−
ビス(ジフルオロメトキシ)フェニル)−1,3−チア
ゾール−2−アミン、(3−ニトロフェニル)−n−
(3−(トリフルオロメチル)フェニル−1,3−チア
ゾール−2−アミン、4−(4−エトキシフェニル)−
n−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,3
−チアゾール−2−アミン、(4−フルオロフェニル)
−n−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,
3−チアゾール−2−アミン、(4−メトキシフェニ
ル)−n−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−
1,3−チアゾール−2−アミン、4−(4−ニトロフ
ェニル)−n−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)−1,3−チアゾール−2−アミン、フェニル−n
−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−1,3−
チアゾール−2−アミン、(4−フルオロフェニル)−
n−(3−メトキシベンジリデン)−4H−1,3,4
−チアジアジン−2−アミン、ベンゾ(H)イソキノリ
ン−4−イル−(4−フルオロ−ベンジリデン)−アミ
ン、ベンゾトリアゾール−1−イルメチル−(2,3,
4−トリフルオロ−フェニル)−アミン、ベンゾトリア
ゾール−1−イルメチル−(2,5−ジフルオロ−フェ
ニル)−アミン、ベンゾトリアゾール−1−イルメチル
−(4−フルオロ−3−ニトロ−フェニル)−アミン、
ベンジル−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロ−ベ
ンジリデン)−アミン、ビフェニル−4−イル−(2−
ジフルオロメトキシ−5−ニトロ−ベンジリデン)−ア
ミン、カルバゾール−9−イル−(2−ジフルオロメト
キシ−ベンジリデン)−アミン、カルバゾール−9−イ
ル−(4−ジフルオロメトキシ−ベンジリデン)−アミ
ン、エチル−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチル−
フェニル)−アミン、n−(2−(ジフルオロメトキ
シ)−5−ニトロベンジリデン)−2−メチル−1,3
−オキサゾ−ル−5−アミン、n−(3−フルオロベン
ジリデン)−3,5−ジメチル−4H−1,2,4−ト
リアゾ−ル−4−アミン、n−(4−((ジフルオロメ
チル)チオ)フェニル)−3,4,5,6−テトラヒド
ロ−2H−アゼピン−7−アミン、n−(4−(2−メ
トキシフェニル)−1−ピペラジニル)−n−(2−
(トリフルオロメチル)ベンジリデン)アミン、n−
(4−((ジフルオロメトキシ)フェニル)−3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−アゼピン−7−アミン、
n−(4−フルオロベンジリデン)−3,5−ジメチル
−4H−1,2,4−トリアゾール−4−アミン、n−
(5−ブロモ−2−フルオロベンジリデン)−3,5−
ジメチル−4H−1,2,4−トリアゾール−4−アミ
ン、n−ベンジル−2−(4−フルオロフェニル)−4
−((4−メチルフェニル)スルホニル)−1,3−オ
キサゾール−5−アミン、またはn−フェニル−3−
(トリフルオロメチル)(1,2,4)トリアゾロ
(3,4−b)(1,3,4)チアジアゾール−6−ア
ミンが含まれる。
ば、塩化水素酸塩あるいは臭化水素酸塩)あるいは遊離
アミンと酸塩の混合物として、組成物中に含まれてよ
い。
合物は、2,3,5,6−テトラフルオロ−4(トリフ
ルオロメチル)アニリン、4−(トリフルオロメチル)
アニリンまたはこれらの混合物からなるグループから選
択される。
って、さらに非フッ素化アミンを含んでよい。
またはパーソナルケア用組成物に通常、使用されている
アミンである。好ましくは、アミンは、2−アミノ−2
−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)、2
−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール(A
EPD)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール
(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール(AB)、モ
ノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン
(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイ
ソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノー
ルアミン(DIPA)、トリイソプロパノールアミン
(TIPA)またはジメチルステアラミン(DMS)ま
たはこれらの混合物からなるグループから選択される。
いはラウラミドプロピルジメチルアミンなどの長鎖アミ
ン中和剤は、US 4,874,604に記述されてい
るように、組成物に使用してもよい。
でもよい。無機塩基は、好ましくは、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、ホウ砂また
はこれらの混合物からなるグループから選択される。
フッ素化化合物と非フッ素化アミンとの重量比は、1
0:1から1:10、好ましくは5:1から1:5、よ
り好ましくは2:1から1:2の範囲内にあってよい。
または完全フッ素化化合物および非フッ素化アミンとの
重量比は、100:1から1:100の範囲内にある。
グポリマーの中和率は10から100%、好ましくは5
0から99%、より好ましくは90から98%の範囲内
にある。
比率は、スタイリング樹脂ならびに処方の性質に依存す
る。所与のスタイリング樹脂のいずれかを中和するのに
必要なグラムで表した塩基の量(WB)は、下に示すよ
うに、ポリマーの酸価(A)、ポリマーの量(WP)、
塩基の分子量(MB)、酸性部分の分子量(MA)また
は中和率(N)を考慮に入れた計算式から演繹できる。 WB=WP×A/100×1/MA×MB×N% 酸価(A)は、例えば既知量のポリマーを塩基で滴定す
ることにより実験的に、あるいはスタイリング樹脂の当
初の酸含有量を考慮することにより理論的に、決定する
ことができる。例えば、モノマーを含むカルボン酸30
%のスタイリング樹脂は、酸価30ということになる。
素化化合物の量は、総組成物の0.001重量%から1
0重量%、好ましくは0.01重量%から5重量%、よ
り好ましくは総組成物の0.1重量%から0.7重量%
の範囲内にある。
アニオン基、あるいは前記基の混合物を有するヘアスタ
イリングポリマーを含む。
アスタイリングポリマーは、カルボン酸基または/ある
いはそれらの塩を含む。
の)0.01重量%から10重量%、より好ましくは
0.1重量%から10重量%、のヘアスタイリングポリ
マーを含む。ポリマーの量は、例えば、組成物の総重量
に対して0.5重量%から10重量%、好ましくは0.
75重量%から6重量%の範囲内にあってよい。
温度または高湿度においてある程度の結合強度(ここ
で、結合強度は本明細書中「結合強度決定法」という見
出しのついた項中の例に記述されている方法により決定
される)を維持し、したがってスタイリング組成物がこ
れらの条件下で毛髪のスタイリングへの効果を維持する
ことができる。したがって、組成物は、好ましくは、少
なくとも15g(より好ましくは少なくとも25g)の
結合強度、例えば20℃で相対湿度80%において15
gから80gあるいは25gから70gなどの結合強度
を有する。
アスプレー、ジェルまたはムースなどのヘアスタイリン
グ組成物に使用される。ヘアスタイリングポリマーは、
周知の商品であり、ポリマーをアニオン性にする部分を
含むような多くのポリマーが市販されている。このよう
なアニオン性ポリマーは、一般に、酸型ポリマーを中和
することによりアニオン化され、本発明の組成物での使
用に適する。適切なヘアスタイリングポリマーには、例
えば、ブロックまたはグラフトコポリマーが含まれる。
ポリマーは、合成あるいは天然由来でもよい。
ニルとクロトン酸のコポリマー、酢酸ビニル、クロトン
酸またはネオデカン酸ビニルなどα−分枝飽和脂肪族モ
ノカルボン酸のビニルエステルのターポリマー、メチル
ビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー(モル比
は約1:1)、ここでコポリマーは、エタノールあるい
はブタノールなど1から4個の炭素原子を含む飽和アル
コールで50%エステル化されている。
分としてアクリル酸あるいはメタクリル酸を含むアクリ
ル酸コポリマー、例えば、1から22個の炭素原子を有
する1つあるいは複数の飽和アルコールとアクリル酸あ
るいはメタクリル酸とのエステル(メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、メタクリル酸t
−ブチル、メタクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−へ
キシル、アクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ラウリ
ルまたはアクリル酸ベヘニルなど)、1から6個の炭素
原子を有するグリコール(ヒドロキシプロピルメタクリ
レートまたはヒドロキシエチルアクリレートなど)、ス
チレン、ビニルカプロラクタム、酢酸ビニル、アクリル
アミド、アルキル基中に1から8個の炭素原子を有する
アルキルアクリルアミドまたはメタクリルアミド(メタ
クリルアミド、t−ブチルアクリルアミドまたはn−オ
クチルアクリルアミドなど)または他の相溶する不飽和
モノマー。
ンなど、分枝シリコーンを含んでもよい。
の具体的な例は、National Starchが市
販するRESYN(登録商標)28−2930(酢酸ビ
ニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニルコポリマー)、
BASFが市販するULTRAHOLD(登録商標)8
(CTFA名 アクリレート/アクリルアミドコポリマ
ー:Acrylates/acrylamide co
polymer)、ISP Corporationが
市販するGANTREZ(登録商標)ESシリーズ(メ
チルビニルエーテルまたは無水マレイン酸のエステル化
コポリマー)である。
マーには、カルボキシル化ポリウレタンが含まれる。カ
ルボキシル化ポリウレタン樹脂は、カルボキシル側基を
有する、線状で末端にヒドロキシル基を有するコポリマ
ーである。これらは少なくとも一方の末端で、エトキシ
ル化または/あるいはプロポキシル化されていてよい。
カルボキシル基は、カルボン酸基あるいはエステル基で
あることができ、ここでエステル基のアルキル部分は、
1から3個の炭素原子を含む。カルボキシル化ポリウレ
タン樹脂は、また、ポリビニルピロリドンまたはポリウ
レタンのコポリマーであってよく、CTFA名 PVP
/polycarbamyl polyglycol
esterを有する。適切なカルボキシル化ポリウレタ
ン樹脂は、EP−A−0619111または米国特許第
5000955号に開示されている。他の適切な親水性
ポリウレタンは、米国特許第3822238号、第41
56066号、第4156067号、第4255550
号または第4743673号に開示されている。
には、Eastmanが市販するEastman AQ
−48 Ultra(商標)などの親水性ポリエステル
が含まれる。
イリングポリマーとして使用できる。例には、t−ブチ
ルアミノエチルメタクリレートなどのモノマー由来のカ
チオン基ならびにアクリル酸あるいはメタクリル酸など
のモノマー由来のカルボキシル基を含むことがある両性
ヘアスタイリングポリマーが含まれる。両性ヘアスタイ
リングポリマーの特異的な例の1つは、Nationa
l Starch and Chemical Cor
porationが市販するAmphomer(登録商
標)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチル
アミノエチルメタクリレートコポリマー)である。
アスプレー組成物に処方されるが、またムース、ジェ
ル、ローション、トニック、スプレー、シャンプー、コ
ンディショナー、リンス、ハンドまたはボディローショ
ン、フェイシャルモイスチャライザー、サンスクリー
ン、抗アクネ製剤、外用鎮痛剤、マスカラなどを含む種
々の製品にも処方することができる。本発明の組成物
は、化粧品として許容される希釈剤あるいは担体を含
む。好ましくは、本発明組成物は、ヒト毛髪のスタイリ
ングに使用され、より好ましくは、そのようなものとし
て包装または表示される。
総重量に対し0.01重量%から10重量%(好ましく
は0.01重量%から5重量%)のシリコーンを含む。
本発明による特に好ましい組成物は、以下を含むヘアス
プレー組成物である。
ましくは0.1重量%から10重量%)のヘアスタイリ
ングポリマー、(ii)0.001重量%から10重量
%(好ましくは0.01重量%から1重量%)の部分あ
るいは完全フッ素化化合物、(iii)場合によって
は、0.01重量%から5重量%のシリコーン、(i
v)少なくとも20重量%(好ましくは少なくとも50
%)の水、または(v)50重量%までの噴射剤。
成物を処方するために必要な、担体または付加的成分
は、製品の種類によって変化し、当業者ならごく普通に
選択することができる。以下に、これらの担体または付
加的成分のいくつかを記述する。
用に適した担体の混合物を含むことができる。担体は、
組成物に対し約0.5重量%から約99.5重量%、好
ましくは約5.0重量%から約99.5重量%、より好
ましくは約10.0重量%から約98.0重量%で存在
する。本明細書中で使用しているように、句「毛髪への
適用に適する」は、担体が毛髪の美的価値を損なうと
か、ネガティブな影響を与える、あるいはその下にある
皮膚に対して刺激を引き起こすことがないことを意味す
る。
担体には、例えば、ヘアスプレー、ムース、トニック、
ジェル、シャンプー、コンディショナーまたはリンスの
処方に使用される担体が含まれる。適切な担体の選択は
また、用いようとする特定の組成物または、処方する製
品が、適用した表面上に残ることを意図したもの(例え
ば、ヘアスプレー、ムース、トニックあるいはジェル)
であるかどうか、あるいは使用後洗い流すことを意図し
たもの(例えば、シャンプー、コンディショナー、リン
ス)であるかどうかにも依存することになる。
物に、通常使用される広範な成分を含むことができる。
担体は、使用されている特定の組成物を溶解あるいは分
散させるための溶剤を含むことができ、水、C1〜C6
アルコール、低級アルキルの酢酸塩またはこれらの混合
物が好ましい。担体はまた、アセトン、炭化水素(イソ
ブタン、ヘキサン、デセンなど)、ハロゲン化炭化水素
(Freonなど)またはシクロメチコンなどの揮発性
シリコーンなど、種々の付加的成分を含むことができ
る。
ク、ジェル、あるいはムースである場合、好ましい溶剤
には、水、エタノール、揮発性シリコーン誘導体または
これらの混合物が含まれる。このような混合物に使用さ
れる溶剤は、互いに混和しても混和しなくてもよい。ム
ースまたはエアゾールヘアスプレーは、また、製品を泡
として(ムースの場合)、あるいは細かく均一なスプレ
ーとして(エアゾールヘアスプレーの場合)供給するた
めに、通常の噴射剤のいずれかを使用することができ
る。適切な噴射剤の例には、トリクロロフルオロメタ
ン、ジクロロジフルオロメタン、ジフルオロエタン、ジ
メチルエーテル、プロパン、n−ブタンあるいはイソブ
タンなどの成分が含まれる。粘度の低いトニックあるい
はヘアスプレー製品では、また、乳化剤を使用してもよ
い。適切な乳化剤の例には、ノニオン、カチオン、アニ
オン界面活性剤、あるいはこれらの混合物が含まれる。
このような乳化剤を使用する場合には、乳化剤は、組成
物の総重量に対し約0.01重量%から約7.5重量%
のレベルで存在することが好ましい。噴射剤のレベル
は、所望通りに調節してよいが、一般に、ムース組成物
については、総重量に対し約3重量%から約30重量
%、エアゾールヘアスプレー組成物については、総重量
に対し約15重量%から約50重量%である。
ており、通常の非エアゾールポンプスプレー、すなわち
上記に記述した通り、「アトマイザー」、エアゾール容
器あるいは噴射剤を含む缶、または噴射剤として圧縮空
気を使用するポンプエアゾール容器も含む。
リンスである場合、担体は、種々のコンディショニング
成分を含むことができる。ヘアケア組成物がシャンプー
である場合、担体は、例えば、界面活性剤、懸濁剤、ま
たは増粘剤を含むことができる。ヘアスタイリングクリ
ームあるいはジェルはまた、典型的に構造剤あるいは増
粘剤を、典型的に0.01重量%から10重量%の量で
含む。
例えば、O/W(oil−in−water)、W/O
(water−in−oil)、W/O/W(wate
r−in−oil−in−water)、またはO/W
/シリコーン(oil−in−water−in−si
licone)エマルションを含むエマルション担体は
本明細書中で有用である。これらのエマルションは、例
えば、約100cpsから約200,000cpsの、
広い範囲の粘着性で適用できる。これらのエマルション
はまた、メカニカルポンプ容器あるいは通常の噴射剤を
用いる加圧エアゾール容器のいずれかを使用するスプレ
ーの形態においても供給することができる。これらの担
体はまた、ムースの形態においても供給できる。他の適
切な局所用担体には、油、アルコール、またはシリコー
ン(例えば、鉱油、エタノール、イソプロパノール、ジ
メチコン、シクロメチコンなど)などの無水液状溶剤、
水ベースの単相液状溶剤(例えば、水−アルコール溶剤
系)、またはこれらの無水物または水ベースの単相溶剤
の増粘タイプ(例えば、ここでは適切なガム質、樹脂、
ワックス、ポリマー、塩などの添加により、溶剤の粘度
は固体あるいは半固体を形成する程度に増加している)
が含まれる。
でも、水またはエタノールを含み、水の量は、好ましく
は少なくとも組成物の20重量%、より好ましくは少な
くとも40重量%(少なくとも50重量%など)、より
好ましくは少なくとも60重量%、より好ましくは少な
くとも70重量%、さらにより好ましくは少なくとも組
成物の80重量%である。水と有機溶剤(例えばエタノ
ールを含む)との重量比は、好ましくは1:4から1
0:1、より好ましくは1:1から10:1、最も好ま
しくは2:1から10:1まで変化してもよい。組成物
は、あるいは、唯一の溶剤として水を含んで、すなわち
VOC(揮発性有機化合物)濃度0%であってもよい。
種々の付加的成分を使用することができる。以下にその
例を示す。
ポリマー、N−ビニルピロリドンと酢酸ビニルなど相溶
性のあるノニオンモノマーとのコポリマーなどのノニオ
ンヘアスタイリングポリマー。種々の重量平均分子量を
有するN−ビニルピロリドンを含むノニオンポリマー
は、ISP Corporationより市販されてい
る。− そのような材料の具体的な例は、PVP K−
90の名称で販売されている平均分子量約630,00
0のN−ビニルピロリドンのホモポリマーまたはPVP
K−120の名称で販売されている平均分子量約1,
000,000のN−ビニルピロリドンのホモポリマー
である。
マーは、架橋シリコーン樹脂あるいはガム質である。特
異的な例には、EP−A−0240350に記述されて
いる硬質シリコーンポリマーまたはWO 96/311
88に記述されている架橋シリコーンガムが含まれる。
例えば、低級アルキルのアミノアルキルアクリレートな
どアミノ官能基を有するアクリル酸モノマーあるいはジ
メチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリル酸
モノマーと、N−ビニルピロリドン、ビニルカプロラク
タム、メタクリル酸アルキル(メタクリル酸メチルまた
はメタクリル酸エチルなど)またはアクリル酸アルキル
(アクリル酸エチルまたはアクリル酸n−ブチルなど)
など相溶するモノマーとのコポリマー。
ISP CorporationよりCopolyme
r 845、Copolymer 937またはCop
olymer 958として市販されている、N−ビニ
ルピロリドンまたはジメチルアミノエチルメタクリレー
トのコポリマー、ISP Corporationより
Styleze(登録商標) CC10として市販され
ている、N−ビニルピロリドンまたはジメチルアミノプ
ロピルアクリルアミドあるいはメタクリルアミドのコポ
リマー、N−ビニルピロリドンまたはジメチルアミノエ
チルメタクリレートのコポリマー、ビニルカプロラクタ
ム、N−ビニルピロリドンまたはジメチルアミノエチル
メタクリレートのコポリマー、ポリクオタニウム−4
(ジアリルジモニウムクロリドまたはヒドロキシエチル
セルロースのコポリマー)、ISPよりGafquat
(登録商標) 734、755または755Nとして、
またBASFよりLuviquat(登録商標) PQ
11として市販されている、ポリクオタニウム−11
(硫酸ジエチルとビニルピロリドンまたはジメチルアミ
ノエチルメタクリレートのコポリマーとの反応により生
成)、BASFよりLuviquat(登録商標) F
C 370、FC 550、FC 905またはHM−
552として市販されている、ポリクオタニウム−16
(メチルビニルイミダゾリウムクロリドまたはビニルピ
ロリドンから生成)、BASFよりLuviquat
(登録商標) Holdとして市販されている、ポリク
オタニウム−46(ビニルカプロラクタムまたはビニル
ピロリドンとメチルビニルイミダゾリウムメトサルフェ
ートとの反応により調製)である。
ク、アルギン酸塩、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘
導体またはキトサンあるいはこれらの塩または誘導体が
含まれる。市販品の例には、Kytamer(登録商
標) (Amerchol製品)Amaze(登録商
標)(National Stach製品)が含まれ
る。
%から1重量%の量の、香料あるいは芳香物質。
シル、2−エチルヘキシルN,N−ジメチル−p−アミ
ノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズ
イミダゾール−5−スルホン酸、オクトクリレン、オキ
シベンゾン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オク
チル、4,4’−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメ
タン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、3−ベン
ジリデンカンフル、3−(4−メチルベンジリデン)カ
ンフル、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄、ま
たはこれらの混合物などのサンスクリーン剤。
ン、二硫化セレン、硫黄、コールタールなどのふけ防止
剤。
ン物質などのヘアコンディショニング剤。炭化水素は、
直鎖あるいは分枝鎖のいずれでもよく、約10から約1
6個、好ましくは約12から約16個の炭素原子を含ん
でよい。適切な炭化水素の例は、デカン、ドデカン、テ
トラデカン、トリデカンまたはこれらの混合物である。
本明細書中で有用な、適切なシリコーンコンディショニ
ング剤の例は、環状あるいは線状のポリジメチルシロキ
サン、フェニルまたはアルキルフェニルシリコーン、ま
たはシリコーンコポリオールのいずれを含んでもよい。
本明細書中で有用なカチオンコンディショニング剤は、
第四級アンモニウム塩あるいは脂肪族アミンの塩を含ん
でよい。
ー組成物用界面活性剤。シャンプーについては、そのレ
ベルは好ましくは、組成物の総重量に対し、約10重量
%から約30重量%、好ましくは12重量%から約25
重量%である。コンディショナーについては、界面活性
剤の好ましいレベルは、組成物の総重量に対し、約0.
2重量%から約3重量%である。本発明の組成物におい
て有用な界面活性剤には、アニオン、ノニオン、カチオ
ン、双性イオンまたは両性界面活性剤が含まれる。
ー組成物用カルボン酸ポリマー増粘剤。これらの架橋ポ
リマーは、アクリル酸、置換アクリル酸およびこれらの
アクリル酸または置換アクリル酸の塩またはエステル由
来の1つあるいは複数のモノマーを含み、ここで架橋剤
は2つ以上の炭素−炭素二重結合を含み、多価アルコー
ルに由来する。本明細書中で有用なカルボン酸ポリマー
増粘剤の例は、カーボマー、アクリレート/C10−C
30アルキルアクリレートクロスポリマー、またはこれ
らの混合物からなるグループから選択される。本発明の
組成物は、組成物の総重量に対し、約0.025重量%
から約1重量%、より好ましくは約0.05重量%から
約0.75重量%、もっとも好ましくは約0.10重量
%から約0.50重量%のカルボン酸ポリマー増粘剤を
含んでよい。
化するための乳化剤。適切な乳化剤のタイプには、ポリ
エチレングリコール20ソルビタンモノラウレート(ポ
リソルベート 20)、ポリエチレングリコール5ダイ
ズステロール、ステアレス−20、セテアレス−20、
PPG−2メチルグルコースエーテルジステアレート、
セテス−10、ポリソルベート 80、リン酸セチル、
セチルリン酸カリウム、セチルリン酸ジエタノールアミ
ン、ポリソルベート 60、ステアリン酸グリセリル、
PEG−100ステアレート、またはこれらの混合物が
含まれる。乳化剤は、個別に、あるいは2つ以上の混合
物として使用されることができ、組成物の総重量に対
し、約0.1重量%から約10重量%、より好ましくは
約1重量%から約7重量%、もっとも好ましくは約1重
量%から約5重量%を占めることができる。
ば、アスコルビン酸、ビタミンE、酢酸トコフェロー
ル、レチノイン酸、レチノール、レチノイドなど)。
e−PoulencのJaguar(登録商標)シリー
ズとして市販されているグアーヒドロキシプロピルトリ
モニウムクロリドまたはヒドロキシプロピルグアーヒド
ロキシプロピルトリモニウムクロリドなどのカチオング
アーガム誘導体)。
たは金属イオン封鎖剤、または香料、着色剤、毛髪栄養
剤、精油などの美容成分。
ての使用に適するものは、WO 93/03703に記
述されたイオンコポリマー、WO 93/23446に
開示されたポリシロキサン分枝ポリマー、WO 95/
00106あるいはWO 95/32703に記述され
たシリコーン含有ポリカルボン酸コポリマー、WO95
/01383、WO 95/06078、WO 95/
06079またはWO 95/01384に記述された
熱可塑性弾性コポリマー、WO 95/04518ある
いはWO 95/05800に開示されたシリコーン分
枝接着性ポリマー、WO 96/21417に教示のシ
リコーンマクロ分枝ポリマー、WO96/32918の
シリコーンマクロマー、WO 98/48770あるい
はWO 98/48771あるいはWO 98/487
72あるいはWO 98/48776の接着性ポリマ
ー、WO 98/51261の分枝ポリマーまたはWO
98/51755に記述された分枝コポリマーである。
い実施形態をさらに例示する。言及されるすべてのパー
センテージは、他に表示がなければ、総重量に対する重
量%である。
を示し、また毛髪に接着するかどうかを評価するため
に、ポリマーと1本の繊維との間の結合強度を、自動結
合強度キットを用いて測定する。この方法は、自動結合
強度キットを用いて、ポリマーと、2本の直角に交差す
る毛髪繊維間の結合の切断力をグラム単位で測定すると
いう原理に基づいている。これは、Diastron
Limited(英国 アンドーバー)により立案さ
れ、ヘアスタイリング業界において広く用いられてい
る。
アによって制御されたLacquer試験用カルーセル
を取り付けたDiastron model600(D
iastron Ltd.、英国 アンドーバーより入
手)。
ペイン人の毛髪(Hugo Royer、英国 サンド
ハーストより入手)を、まず、エーテル中に1分間沈
め、清浄にする。次いで、ベースシャンプー(16%
SELS 2EO)で洗浄し、まっすぐな状態で、25
℃、相対湿度50%で12時間、風乾する。
ノール混合液で希釈して3%濃度溶液を調製する。
トウェアのパラメータ テストパラメータの値は、MTTWinコントロールパ
ネル内(Lacquer Testing Routi
ne)で、以下のように設定する。
剤(例えば、Cyanolit(商標))を用いて、用
意されたアルミニウムブロックに据え付ける。
に、試料を載せたアルミニウムブロックをはめ込む。
付けブロックを用いて、25個の毛髪試料の両端に、取
付けブロックにより決定されている30mmの間隔を空
けて、真鍮製着せ金具を取り付ける。
髪繊維と交差するように置き、互いに直角になるように
する。
交差する点の上またはカルーセルの中央に最も近い末端
で、鋭利な刃を用いて切断する。
E InternationalPty Ltdより入
手)を用いて、試験するスタイリングポリマーの3%濃
度溶液1マイクロリットルを繊維の交差個所に落とす。
ち、結合強度の測定が実施される条件下で3時間、乾燥
させる。
自動試験法を実施する。
録される。結合により支持される荷重ピークが、個々の
試験について記録され、平均荷重または標準偏差がカル
ーセルについて算出される。
た2種類の一般的なスタイリング樹脂の結合強度を高湿
度条件下(20℃、相対湿度80%)で、上記に詳述し
た方法により測定した。
mer 28−4910(National Star
ch and Chemicals Companyが
市販)またはLuviset PUR(BASFが市
販)であった。
に、フルオロアミン4−(トリフルオロメチル)アニリ
ン(TFMA)で中和した。
1−プロパノール(AMP)などの典型的な中和塩基を
対照として選択した。中和レベルは、すべての実験にお
いて、95%に定めた。
8−4910を特定のフルオロアミンで中和した。対照
として、フルオロアミンで中和したポリマー皮膜の性能
をAMPで中和したAmphomer 28−4910
と比較した。
TFMAとAMP(50:50)の混合物で中和した。
これを、対照としてAMPのみで中和したLuvise
tPURと比較した。
homer 28−4910試料の20℃、相対湿度8
0%における結合強度データを、対照とともに、下記の
表1に示す。
したAmphomerがAMPで中和した物質と同様の
結合強度を示すことを表している。一方、TFEAで中
和したAmphomer 28−4910の結合強度
は、非常に小さかった(結合強度0)。
uviset PURの20℃、相対湿度80%におけ
る結合強度のデータを、下記の表2に示す。
したAmphomer 28−4910がAMPで中和
した物質と同様の結合強度を示すことを表している。
Pで中和したLuviset PURが、非常に高湿度
の条件下(20℃、相対湿度80%)で、良い性能を示
すことを表している。このポリマー皮膜の接着結合強度
は、このように過酷で不利な条件下で非常に大きかった
(36g)。一方、対照(AMPで中和した)物質の性
能は非常に悪かった(結合強度0)。明らかに、TFM
Aの導入は、Luviset PURポリウレタンスタ
イリング樹脂の相対湿度(RH)80%における性能に
顕著な効果を及ぼす。
方例以下は、本発明による組成物の実施例である。
0−B(92%活性) 以下の実施例において、Luviset PURは、A
MPまたは等モル量のTFTFMAあるいはTFMAで
95%中和され、Polymer 1として表示されて
いる。TFMAは実施例5、6、9または10で使用さ
れている。TFTFMAは、実施例7または8で使用さ
れている。
のように処方される。
に処方される。
うに処方される。
のように処方される。
ゾール組成物は、下記のように処方される。
アスプレー組成物は、下記のように処方される。
Claims (21)
- 【請求項1】 酸性官能基、酸性官能基に由来するアニ
オン基、あるいは前記基の混合物から選択される1つあ
るいは複数の基を有するヘアスタイリングポリマーと、
アミノ基、アミノ基の酸塩、あるいは前記基の混合物か
ら選択される1つあるいは複数の基を有する、部分ある
いは完全フッ素化化合物であって、1個の芳香環を含む
部分あるいは完全フッ素化化合物と、化粧品として許容
される希釈剤あるいは担体とを含む化粧用あるいはパー
ソナルケア用組成物。 - 【請求項2】 部分あるいは完全フッ素化化合物がRN
R1R2の式を有し、式中、Rはアリール、アラルキ
ル、ヘテロアリールあるいはヘテロアラルキル基から選
択される部分あるいは完全フッ素化された基であり、R
1またはR2は独立して1から12個の炭素原子を有す
るアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリールあ
るいはヘテロアラルキル(基)から選択され、前記各基
は場合によってフッ素化されているかあるいはHであ
る、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 R1またはR2がHであり、Rがフッ素
あるいは部分あるいは完全フッ素化C1〜C6アルキル
から選択される1つあるいは複数の基で環上を置換され
たフェニル基である、請求項1または2に記載の組成
物。 - 【請求項4】 部分あるいは完全フッ素化化合物が2,
3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチ
ル)アニリン、4−(トリフルオロメチル)アニリンま
たはこれらの混合物からなるグループから選択される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項5】 さらに非フッ素化アミンを含む、請求項
1から4のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項6】 非フッ素化アミンが2−アミノ−2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エ
チル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メ
チル−1−プロパノール、2−アミノ−1−ブタノー
ル、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、
ジメチルステアラミンまたはこれらの混合物からなるグ
ループから選択される、請求項5に記載の組成物。 - 【請求項7】 ヘアスタイリングポリマーがカルボン酸
基または/あるいはこれらの塩を含む、請求項1から6
のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項8】 さらに無機塩基を含む、請求項1から7
のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項9】 無機塩基が水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化アンモニウム、ホウ砂またはこれらの混
合物からなるグループから選択される、請求項8に記載
の組成物。 - 【請求項10】 部分あるいは完全フッ素化化合物と非
フッ素化アミンとの重量比が10:1から1:10の範
囲にある、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成
物。 - 【請求項11】 無機塩基と部分あるいは完全フッ素化
化合物または非フッ素化アミンとの重量比が100:1
から1:100の範囲にある、請求項1から10のいず
れか一項に記載の組成物。 - 【請求項12】 ヘアスタイリングポリマーの中和率が
10から100%の範囲にある、請求項1から11のい
ずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項13】 ヘアスタイリングポリマーが0.01
から10重量%の量で存在する、請求項1から12のい
ずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項14】 部分あるいは完全フッ素化化合物が
0.001から10重量%の量で存在する、請求項1か
ら13のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項15】 さらにシリコーンを0.01から10
重量%の量で含む、請求項1から14のいずれか一項に
記載の組成物。 - 【請求項16】 化粧品として許容される希釈剤あるい
は担体がエタノールまたは/あるいは水を含む、請求項
1から15のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項17】 組成物が少なくとも40重量%の水を
含む、請求項16に記載の組成物。 - 【請求項18】 非エアゾールポンプスプレーの形態で
包装される、請求項1から17のいずれか一項に記載の
組成物。 - 【請求項19】 ヘアスタイリング組成物である、請求
項1から18のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項20】 請求項1から19のいずれか一項に記
載の組成物を毛髪に適用することを含む、毛髪のトリー
トメント法。 - 【請求項21】 請求項1から19のいずれか一項に記
載の毛髪美容トリートメントのための組成物の使用。
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