JP2002284100A - 滑走路とターミナル分離型の海上空港 - Google Patents

滑走路とターミナル分離型の海上空港

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JP2002284100A
JP2002284100A JP2001130353A JP2001130353A JP2002284100A JP 2002284100 A JP2002284100 A JP 2002284100A JP 2001130353 A JP2001130353 A JP 2001130353A JP 2001130353 A JP2001130353 A JP 2001130353A JP 2002284100 A JP2002284100 A JP 2002284100A
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由紀夫 藤本
Eiji Shintaku
英司 新宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、航空機離着陸時の騒音問題が少な
く、空港の夜間離着陸が可能で、空港周辺の住居の安全
性が高く、海洋環境の破壊が少なく、旅客の空港へのア
クセスが容易で、かつ空港建設費用を低く抑えた海上空
港に関する。 【解決手段】海岸から数キロメートル離れた海上に、滑
走路および誘導路からなる着陸帯を配備し、旅客ターミ
ナル、貨物ターミナル、駐機場、燃料施設、整備場を海
岸近くの陸上に配備し、陸上の駐機場と海上の着陸帯と
の間に航空機輸送のための連絡橋を配備して、旅客と貨
物を乗せた航空機を車輪付動力台車に搭載して輸送す
る。前記車輪付動力台車が前記連絡橋の所定の走行路を
はずれることなく走行できるようにするため、前記連絡
橋と前記車輪付動力台車には走行路保持手段を備えて、
駐機場と誘導路の間を最短に近い経路で、航空機を安全
かつ迅速に輸送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空港に関連する施設
のうち、海上に配備する空港施設と陸上に配備する空港
施設とを分離して建設し、陸上の駐機場と海上の着陸帯
との間を旅客と貨物を乗せた航空機を車輪付動力台車に
搭載して輸送することにより、航空機離着陸時の騒音問
題を小さくし、空港建設における土地確保の問題を少な
くし、航空機離着陸時の周辺住居の安全性を向上させ、
また海上に建設する施設の規模を縮小して海洋環境破壊
を少なくし、旅客にとって空港へのアクセスが容易で、
かつ空港建設費用も低く抑えた海上空港に関する。
【0002】
【従来の技術】海上空港の必要性は、周囲を海に囲ま
れ、人工密度が高く、各所で都市化が進み、かつ起伏の
激しい国土を有する我国では、現在および将来にわたっ
て生じると考えられる。
【0003】海上空港の建設方式には、埋立て方式、ポ
ンツーン型浮体方式、海中に多数のパイプを立ててその
上に建設する杭式桟橋方式、あるいは空港の本体下部に
多数の浮力体を配置して浮力を持たせる半潜水方式など
が提案されているが、これらでは滑走路、誘導路、管制
塔、旅客ターミナル、貨物ターミナル、駐機場、整備
場、燃料施設などの施設を、海上に建設した空港に一体
配備している。また、海上空港に鉄道の駅やアクセス道
路を配備し、海上空港と陸上との間を連絡橋や鉄道橋な
どで結び、旅客や貨物はバス、電車、トラック、自動車
などを用いて空港と陸上の間を輸送する方式が検討され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】空港は大都市あるいは
その近郊において必要性が高いが、すでに都市形成がな
された場所に空港を建設する場合、土地確保の問題、騒
音問題、地形の問題などから海上空港が必要になる場合
がある。また、既設空港の拡張計画においても上述の問
題が生じて海上空港が必要になる場合がある。さらに、
空港の夜間使用を実現しようとする場合においても海上
空港が必要になる場合がある。
【0005】しかしながら、海上空港において空港施設
および関連施設の大部分を海上に建設した空港に一体配
備した場合、海上に建設する施設の規模が極めて大きく
なり、空港建設費用が増大するとともに、海洋環境の破
壊も増大するという問題がある。
【0006】本発明は、滑走路と誘導路からなる着陸帯
および航空機の離着陸に必要な施設のみを海上に配備
し、その他の空港施設と空港関連施設を海岸に面した陸
上側に配備することによって、騒音問題が少なく、離着
陸時の空港周辺の住居への安全性が高く、空港の使用時
間に制限を受けにくく、旅客にとって空港へのアクセス
が容易で、かつ海洋環境の破壊も小さい空港を実現する
ことが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の滑走路とターミナル分離型の海上空港は、 [1]滑走路および誘導路からなる着陸帯を海上に配備
し、旅客ターミナル、貨物ターミナル、駐機場、燃料施
設、整備場を海岸近くの陸上に配備し、陸上の駐機場と
海上の着陸帯との間に航空機輸送用の連絡橋を配備し
て、旅客と貨物を乗せた航空機を前記連絡橋を用いて輸
送することを特徴とする。
【0008】[2]また、前記連絡橋において旅客と貨
物を乗せた航空機を輸送する手段が、前記航空機を搭載
して走行する車輪付動力台車であることを特徴とする。
【0009】[3]また、前記連絡橋において、前記車
輪付動力台車が前記連絡橋の所定の走行路をはずれるこ
となく走行できるようにするために、前記連絡橋に敷設
軌道などの走行路保持手段を備えたこと、および前記車
輪付動力台車にも案内輪などの走行路保持手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態例に係
る滑走路とターミナル分離型の海上空港の全体概略図で
ある。図1に示すように、海岸から数キロメートル離れ
た海上に滑走路6、誘導路からなる着陸帯1および航空
機の離着陸に直接必要な施設を建設する。陸上側には旅
客ターミナル2、貨物ターミナル、駐機場3、整備場、
燃料施設などを建設する。また、陸上側の駐機場3と海
上側の着陸帯1との間には、2本の航空機輸送用の連絡
橋40A、40Bを建設する。
【0011】連絡橋40A,40Bは図1に示すよう
に、駐機場3と着陸帯1の間をできるだけ直線に結ぶ形
状に建設する。また、出発のため滑走路6へ向かう航空
機と、到着後に旅客ターミナル2へ向かう航空機を独立
に輸送できるように間隔を開けて2本を配備する。な
お、図1においては、航空機輸送のための車輪付動力台
車80と搭載された航空機7を誇張して描いてあるが、
2つの連絡橋40A、40Bの間隔は航空機を搭載した
車輪付動力台車がすれ違える間隔である。
【0012】駐機場3は図1に示すように、連絡橋40
A、40Bが直接接続できるように海岸に面した場所に
配置する。また、鉄道の駅や空港へのアクセス道路、駐
車場などの関連施設も陸上側に建設する。消防設備5は
陸上側および着陸帯1に隣接した場所に2箇所配備し、
管制塔4は着陸帯に近い海上あるいは陸上側に配備す
る。
【0013】着陸帯1は埋立て方式、浮体方式、杭式桟
橋方式などいずれの方式で建設しても良いが、連絡橋4
0A、40Bが着陸帯1に接続する箇所は、上下左右に
動揺しない構造様式とする。
【0014】図2は連絡橋40の上を、車輪付動力台車
80に航空機7を搭載して輸送する一実施例を示す概略
図である。図2(a)はその側面図であり、図2(b)
はその正面図である。
【0015】連絡橋40は図2に示すように、海底に間
隔を開けて基礎部と脚部を建設し、その上に航空機輸送
路を建設する。連絡橋40の上面は、海面の干満や波浪
の影響を受けない高さにする。また、連絡橋40の上面
はできるだけ平坦かつ水平にして、車輪付動力台車80
に搭載された航空機7の揺れと傾斜を少なくする。
【0016】図2(a)において、車輪付動力台車80
の長さは、搭載する航空機7の前輪と主輪の間の距離以
上であるが、航空機7の胴体後部および尾翼部分は車輪
付動力台車80からはみ出す構造とする。また、図2
(b)において、車輪付動力台車80の幅は、搭載する
航空機7の左右の主輪間隔以上であるが、航空機の主翼
部分は車輪付動力台車80からはみ出す構造にする。こ
れによって、車輪付動力台車80の寸法を小さくして軽
量化を行なうとともに、かつ連絡橋40の幅も小さくす
ることができる。
【0017】図3は車輪付動力台車と連絡橋の一実施例
を、上面から見た図である。連絡橋40の上面はコンク
リート道路42であり、両側に敷設軌道41が備えてあ
る。連絡橋40の幅は車輪付動力台車80の幅に近い寸
法であり、片側2車線の道路程度の幅になる。
【0018】車輪付動力台車80は電動モータなどの動
力で駆動し、前進と後進いずれの方向にも走行可能なも
のとする。なお、旅客を乗せた状態の航空機7は、機首
が車輪付動力台車の進行方向に一致するようにする。
【0019】航空機7は車輪付動力台車80の上面に備
えられた車輪止めで固定されて輸送されるが、航空機7
を車輪付動力台車80に乗せるときおよび降ろすときに
は、航空機7の車輪が車輪付動力台車80の上面を移動
することになる。このため、車輪付動力台車80の上面
は、航空機重量がどの位置に加わっても強度を保てる構
造とし、多数の車輪を分散して配置するようにする。ま
た、多数の車輪を分散して配置することにより、連絡橋
40の路面に作用する単位面積当たりの荷重を抑えるこ
とができる。
【0020】図4は車輪付動力台車80と連絡橋40の
一実施例を詳細に示した図である。連絡橋の上面はコン
クリート道路42であり、両側に敷設軌道41が備えて
ある。車輪付動力台車80の車輪には、それ自身の重量
に加えて旅客と貨物および燃料を積載した航空機重量が
負荷されるためかなりの重量が加わる。これらの重量を
分担して支えるため、車輪付動力台車80は、たとえば
多数のゴム車輪81と軌道用車輪82を備えた構造とす
る。軌道用車輪82は走行路を保持するための案内輪の
役目も果たす。
【0021】なお、たとえば、航空機輸送中に大地震が
生じて、軌道用車輪82が敷設軌道41から脱輪し、車
輪付動力台車80が横に多少ずれた場合であっても、車
輪付動力台車80は多数のゴム車輪によって支持された
幅広構造であるので、連絡橋40から車輪付動力台車8
0がはみ出して傾斜するような事態には至らない。
【0022】図5は連絡橋40の形式と、車輪付動力台
車80の形式に関する別の実施例を二つ示した図であ
る。図5(a)は連絡橋40の上面が複数の敷設軌道4
1を備えた鉄橋形式の骨組み44であって、車輪付動力
台車80に鉄道方式の軌道車輪82を複数列配置した例
である。図5(b)は連絡橋40が中央部に走行路保持
のための凸部43を備えたコンクリート道路42であっ
て、車輪付動力台車80が多数のゴム車輪81と案内輪
83によって走行する例である。このほか図3に示した
ように、連絡橋40の上面にコンクリート道路42と敷
設軌道41を併用する形式も考えられる。
【0023】図6は連絡橋40と駐機場3との接続部分
の断面構造の一実施例を示す図である。連絡橋40の高
さは駐機場3との接続部において、車輪付動力台車80
の上面が駐機場3の表面と同一高さになるようにする。
また、必要に応じて車輪付動力台車80には、油圧装置
による高さ制御機能を備えて、航空機7を車輪付動力台
車80に乗せるときおよび降ろすときに段差無くかつ安
定して移動できるようにする。なお、着陸帯1と連絡橋
40の接続部分についても上記と同様の方法を用いる。
【0024】次に、航空機が出発および到着するとき
の、車輪付動力台車80の使用方法を順を追って説明す
る。本発明の滑走路とターミナル分離型の海上空港にお
いては、旅客は陸上側の旅客ターミナル2のボーデイン
グブリッジあるいは駐機場3の搭乗設備から乗り降りす
る。また、貨物も陸上側の駐機場において積み下ろしす
る。燃料も陸上側において積載する。これらは一般の空
港と全く同じである。
【0025】図7は旅客の乗り込みと貨物の積載が完了
した航空機7を、車輪付動力台車80まで移動させる手
順を説明する図である。航空機7は牽引車Kによる押し
出しで駐機場3に押し出される。その後、航空機エンジ
ンによる自力走行あるいは牽引車Kの牽引によって車輪
付動力台車80の待機位置まで移動し、航空機7の機首
が車輪付動力台車80の走行方向を向くように搭載す
る。搭載後に航空機7の車輪は、車輪付動力台車80の
上面に備えられた車輪止めで固定される。
【0026】航空機7を搭載した車輪付動力台車80は
電動モータなどの動力で走行し、海上の着陸帯1に到着
すると、その後は航空機エンジンの推力によって自力走
行し、誘導路を経て滑走路の離陸開始位置に到着する。
【0027】一方、空中にある航空機が着陸した場合に
は、航空機がエンジン推力で自力走行し、着陸帯1の特
定箇所に待機中の車輪付動力台車80まで移動する。こ
の場合には、航空機7の機首が車輪付動力台車80の走
行方向である陸上側に向くように搭載する。搭載が完了
すると航空機の車輪は車輪止めで固定する。その後、車
輪付動力台車80が航空機7を駐機場3まで輸送する。
駐機場3から旅客を降ろすボーデイングブリッジまでの
間は一般の空港と同じように航空機エンジンによって自
力走行するか、牽引車で移動させる。
【0028】また、別の方法として、牽引車Kと航空機
7をともに車輪付動力台車80に搭載して輸送する方法
も可能である。すなわち、図7において駐機場3で航空
機7を牽引したままの状態で車輪付動力台車80に搭載
し、航空機7と牽引車Kの両方を搭載した状態で輸送
し、着陸帯1で航空機を牽引車で引き出した後に、牽引
装置をはずす。
【0029】到着した航空機を車輪付動力台車80に乗
せるときも牽引車Kを用いて、航空機7を牽引して車輪
付動力台車80に乗せ、両方を搭載した状態で駐機場3
に輸送する。駐機場3で航空機7を牽引車Kで引き出し
た後、ボーデイングブリッジまで牽引する。
【0030】この方法では、車輪付動力台車80と同じ
数の牽引車Kが別に必要になるが、航空機を車輪付動力
台車に積み降ろしする時のパイロットの負担を軽減で
き、また、牽引装置の着脱回数が減るので、航空機輸送
の高速化が可能になる。
【0031】次に、連絡橋40と車輪付動力台車80を
用いた場合の、駐機場3から滑走路までの航空機の輸送
時間について説明する。連絡橋40は前述したように直
線かつ水平に近い形状に建設してあるので、車輪付動力
台車80に搭載した航空機7の旅客は、鉄道車両に乗っ
て鉄橋を渡る場合と類似した感覚を感じることになる。
車輪付動力台車80の平均走行速度が例えば毎時30k
mであって、駐機場3から着陸帯1までの連絡橋40の
長さが例えば5kmの場合、着陸帯へは約10分間で到
着できることになる。
【0032】着陸帯での航空機の引き出し作業に約5分
を要し、復路に10分間を要するとすると、車輪付動力
台車は約25分で駐機場に戻ってくることになる。2組
の連絡橋40A,40Bにおいて2台の車輪付動力台車
を使用する場合、15分間隔程度で出発が可能になる。
【0033】航空機の離着陸の頻度が高い海上空港にお
いて、2台の車輪付動力台車による航空機の輸送能力が
不足する場合には、待機用の車輪付動力台車を準備す
る。図8は待機用の車輪付動力台車の配置を説明する図
である。
【0034】片方の連絡橋40において車輪付動力台車
80を2台備えた構造とし、連絡橋40と駐機場3との
接続部、および連絡橋40と着陸帯1の接続部におい
て、2台の車輪付動力台車80A、80Bが直列に配置
できるようにする。先頭側の第1の車輪付動力台車80
Aが航空機を搭載して出発した後に、引き続いて第2の
車輪付動力台車80Bに航空機を搭載して出発する。こ
の方法を用いると航空機の輸送能力を向上させることが
できる。
【0035】次に、連絡橋の下を航行する船舶について
説明する。連絡橋を駐機場平面と同じ高さに建設した場
合、海面と連絡橋の走行路下面との間隔があまり大きく
取れない場合が生じる。この場合には、連絡橋の下を横
断する大きい船舶については、航行規制を行なう必要が
ある。
【0036】なお、着陸帯と駐機場を結ぶ連絡橋の形式
と車輪付動力台車の構造、牽引車の使用方法などの実施
形態については、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、これらを本発明の適用範囲から除外するも
のではない。
【0037】
【発明の効果】本発明における滑走路とターミナル分離
型の海上空港では、海上の施設を滑走路と誘導路からな
る着陸帯に限定して配備することにより、海上に建設す
る空港施設の規模を小さくすることができる。これによ
って海洋環境破壊を小さくすることができる。また、旅
客ターミナル、貨物ターミナル、駐機場、燃料施設など
の施設が陸上側に配備されているので、旅客の航空機へ
の乗り降り、貨物の積み下ろし、燃料の積み込み方法な
どは一般の空港と同じであり、旅客に不便を強いことが
無い。また、陸上側に鉄道の駅やアクセス道路が配備さ
れているので、旅客にとって空港へのアクセスも容易で
ある。さらに、滑走路が陸上から離れた場所にあるの
で、離着陸時の航空機騒音を和らげることができ、航空
機の夜間離着陸も可能になる。離着陸時に万一航空機事
故が発生した場合でも、周辺住民への被害が少ない。駐
機場と着陸帯との間の移動時間は、車輪付動力台車の駆
動装置にリニアモータを採用することにより、滑らかで
高速な輸送が可能になり、一般の空港における駐機場か
ら滑走路までの移動時間に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る滑走路とターミナ
ル分離型の海上空港の全体概略構成図である。
【図2】滑走路とターミナルを結ぶ連絡橋と航空機輸送
の一実施形態例を示す図である。
【図3】航空機を搭載した車輪付動力台車を上部から見
た図である。
【図4】連絡橋と車輪付動力台車の実施例の断面図であ
る。
【図5】連絡橋の形式と車輪付動力台車の形式の実施例
を示す図である。
【図6】連絡橋と駐機場の接続部を示す概略図である。
【図7】旅客ターミナルと車輪付動力台車との間の航空
機移動を説明する図である。
【図8】待機用の車輪付動力台車の配置を説明する図で
ある。
【符号の説明】 1 着陸帯 2 旅客ターミナル 3 駐機場 4 管制塔 5 消防設備 6 滑走路 7 航空機 40 40A,40B 連絡橋 41 敷設軌道 42 コンクリート道路 43 走行路保持のための凸部 44 鉄橋形式の骨組み 80 80A,80B 車輪付動力台車 81 ゴム車輪 82 軌道用車輪 83 案内輪 K 牽引車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海上空港において、滑走路および誘導路
    からなる着陸帯を海上に配備し、旅客ターミナル、貨物
    ターミナル、駐機場、燃料施設、整備場を海岸近くの陸
    上に配備し、陸上の駐機場と海上の着陸帯との間に航空
    機輸送用の連絡橋を配備して、旅客と貨物を乗せた航空
    機を前記連絡橋を用いて輸送することを特徴とする滑走
    路とターミナル分離型の海上空港。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連絡橋において旅客と貨
    物を乗せた航空機を輸送する手段が、前記航空機を搭載
    して走行する車輪付動力台車であることを特徴とする滑
    走路とターミナル分離型の海上空港。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の連絡橋において、請求項
    2記載の車輪付動力台車が前記連絡橋の所定の走行路を
    はずれることなく走行できるようにするために、前記連
    絡橋に敷設軌道などの走行路保持手段を備えたこと、お
    よび前記車輪付動力台車にも案内輪などの走行路保持手
    段を備えたことを特徴とする滑走路とターミナル分離型
    の海上空港。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102556361A (zh) * 2012-02-22 2012-07-11 北京科实医学图像技术研究所 全天候环保机场
CN103661932A (zh) * 2013-11-29 2014-03-26 殷业 一种普通舰船上舰载飞机海上起飞方法
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CN115871948A (zh) * 2023-02-17 2023-03-31 秦皇岛优益创联特种车辆制造有限公司 一种机动飞机跑道

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