JP2002279327A - 電子取引システム、電子取引方法および光ディスク - Google Patents

電子取引システム、電子取引方法および光ディスク

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JP2002279327A
JP2002279327A JP2001080993A JP2001080993A JP2002279327A JP 2002279327 A JP2002279327 A JP 2002279327A JP 2001080993 A JP2001080993 A JP 2001080993A JP 2001080993 A JP2001080993 A JP 2001080993A JP 2002279327 A JP2002279327 A JP 2002279327A
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JP2001080993A
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Masahiro Masuzawa
正弘 升澤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引ごとにクレジットカード番号、名義等の
入力を行うことなく電子取引が行え、電子取引の内容を
記録することができる電子取引システム、電子取引方法
および光ディスクを提供すること。 【解決手段】 プリペイドディスクをセット後、ROM
部プログラムが起動し、プリペイドディスク発行者と更
新情報が正しいかをチェックする(S101〜10
5)。更新情報が一致し、ROM部初期金額と使用金額
との差額が0以上である場合(S105;Y、S10
6;Y)、取引金額を受信し、ROM部初期金額と使用
金額との差額より小さい否かを判断する(S107〜1
08)。取引金額が小さい場合(S108;Y)、購入
履歴、使用金額情報を記録し、更新情報をプリペイドデ
ィスクに記録し(S109〜111)、同じ情報を発行
者に送信し(S112)、電子取引を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク内容の書
き換えが可能である光ディスクなどの記憶媒体を用いた
電子取引システム、電子取引方法および光ディスクに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インターネット上で買い物を
行うとき、使用者は販売者のサイトへアクセスし、自分
のクレジットカードおよびその他の情報を販売者のサイ
トへ送ることにより買い物を行う。このような電子取引
について、特開平11−203560号公報に電子取引
用のプリペイドカードを利用する技術が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−203560号公報記載のようなプリペイドカー
ド方式では、パソコンでのプリペイドカードおよびその
記録再生装置が普及していないという問題があった。従
来の電子取引では、販売者のサイトの機密保持が不充分
などの理由により、自分のクレジットカード番号、名義
などその他の情報が外部に流出、漏洩などした場合、悪
用される危険性がある。また、買い物の度に、すなわち
電子取引を行うときに各取引ごとにクレジットカード番
号、名義等の入力を行う必要があるという不便さもあ
り、また、電子取引の内容も記録されることもなかっ
た。また、電子取引に用いられる光ディスクは、電子取
引を行うときに必要なプログラムおよび情報を光ディス
クごとに記録装置で記録する必要があり、製造コストが
高くなってしまう。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、取引ごと
にクレジットカード番号、名義等の入力を行うことなく
電子取引が行え、また、電子取引の内容を記録すること
ができる電子取引システム、電子取引方法および光ディ
スクを提供することである。本発明の第2の目的は、製
造コストを抑えることができる電子取引システム、電子
取引方法および光ディスクを提供することである。本発
明の第3の目的は、クレジットカード番号、名義などの
情報が漏洩しないようにし、漏洩したとしても使用する
ことができない電子取引システム、電子取引方法および
光ディスクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、他の端末装置とネットワークを介して情報の送受信
が可能な端末装置に所定の記憶媒体を挿入することによ
り電子取引を行う電子取引システムにおいて、前記記憶
媒体は、前記端末装置から前記記憶媒体を発行する発行
者の発行者情報、前記記憶媒体に対する貨幣価値情報、
当該記憶媒体を使用する使用者情報などの固有の情報を
取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取
得した固有の情報を記録する記録プログラム、インター
ネット上での商品を購入などの電子取引を実行するため
のプログラム、前記固有の情報を更新する更新プログラ
ムなどの所定の処理を実行するプログラムが格納されて
いるプログラム格納手段と、前記プログラム格納手段に
格納されている各種のプログラムによって所定の処理が
施された情報を記録する記録手段と、を備えたことによ
り、前記第1の目的を達成する。請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、前記プログラム格納
手段に格納されている所定の処理を実行するプログラム
は、読み出し専用であることにより、前記第2の目的を
達成する。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、前記記録手段に記憶され
ている情報を読み出して取得する情報取得手段と、前記
プログラム格納手段に格納されているプログラムによっ
て電子取引を実行する場合、前記情報取得手段で取得し
た情報の機密を保持して保証するために機密情報を付加
する機密情報付加手段と、前記機密情報付加手段によっ
て付加された機密情報を取得して、この機密情報が確か
なものであるかどうか認証する認証手段と、前記認証手
段による認証結果を記録する認証記録手段と、を備え、
前記認証記録手段によって認証結果が記録されたことが
電子取引完了とすることにより、前記第3の目的を達成
する。
【0007】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、前記認証手段は、前記機密情報付加手段
によって機密情報が付加された情報と、前記記憶媒体の
記憶手段に記憶されている情報とが一致するかどうかも
認証できることにより、前記第3の目的を達成する。請
求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、
前記認証手段によって前記記録手段に記録されている情
報と前記機密情報付加手段によって機密情報が付加され
た情報とが一致すると判断された場合、前記プログラム
格納手段によって格納されているプログラムに従って電
子取引を実行することにより、前記第3の目的を達成す
る。
【0008】請求項6記載の発明では、他の端末装置と
ネットワークを介して情報の送受信が可能な端末装置に
所定の記憶媒体を挿入することにより電子取引を行う電
子取引方法において、前記記憶媒体は、前記端末装置か
ら前記記憶媒体を発行する発行者の発行者情報、前記記
憶媒体に対する貨幣価値情報、当該記憶媒体を使用する
使用者情報などの固有の情報を取得する情報取得手段
と、前記情報取得手段によって取得した固有の情報を記
録する記録プログラム、インターネット上での商品を購
入などの電子取引を実行するためのプログラム、前記固
有の情報を更新する更新プログラムなどの所定の処理を
実行するプログラムが格納されているプログラム格納手
段と、前記プログラム格納手段に格納されている各種の
プログラムによって所定の処理が施された情報を記録す
る記録手段と、を備え、前記記録手段に記憶されている
情報を読み出して取得する第1のステップと、前記第1
のステップで格納されているプログラムによって電子取
引を実行する場合、前記情報取得手段で取得した情報の
機密を保持して保証するために機密情報を付加する第2
のステップと、前記第2のステップによって付加された
機密情報を取得して、この機密情報が確かなものである
かどうか認証する第3のステップと、前記第3のステッ
プによる認証結果を記録する第4のステップと、からな
り、前記第4のステップによって認証結果が記録された
ことが電子取引完了となることにより、前記第1の目的
を達成する。
【0009】請求項7記載の発明では、他の端末装置と
ネットワークを介して情報の送受信が可能な端末装置で
電子取引を行う電子取引システムで使用されるプログラ
ムが格納されている光ディスクにおいて、前記端末装置
から前記光ディスクを発行する発行者の発行者情報、前
記光ディスクに対する貨幣価値情報、前記光ディスクを
使用して当該電子取引システムにおいて電子取引を実行
する使用者の使用者情報などの固有の情報を取得する情
報取得機能と、前記情報取得機能によって取得した固有
の情報を記録する記録プログラム、インターネット上で
の商品を購入などの電子取引を実行するためのプログラ
ム、前記固有の情報を更新する更新プログラムなどの所
定の処理を実行するプログラムが格納されているプログ
ラム格納機能と、前記プログラム格納手段に格納されて
いる各種のプログラムによって所定の処理が施された情
報を記録する記録機能と、をコンピュータに実現させる
ためのコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納さ
れていることにより、前記第1の目的を達成する。請求
項8記載の発明では、請求項7記載の発明において、前
記プログラム格納機能によって格納されている所定の処
理を実行するプログラムは、読み出し専用であることに
より、前記第2の目的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図
1は、本実施の形態に係る電子取引システムの概略構成
を示した図である。なお、本実施の形態に係る書き換え
可能な光ディスクについて、本実施の形態では一例とし
てプリペイドディスクやクレジットディスクとして説明
する。使用者が各使用者ごとのPC(パーソナルコンピ
ュータ)端末1a、1b、1cに備えられているCD−
R(Compact Disc Recordabl
e)、CD−RW(Compact Disc ReW
ritable)などにプリペイドディスク2a、2
b、2c・・・を挿入、設置すると、使用者自身の個人
情報などがプリペイドディスク2a、2b、2c・・・
からネットワークを介してサーバ3側に送信される。各
使用者は、各PC端末1a、1b、1c・・・上の画面
に従ってサーバ3側の情報を取得し、この取得した情報
に従って買い物、登録などを行うようになっている。図
1では、一例として、各使用者がネットワーク10を介
してサーバ3と接続されている電子取引システムとして
説明したが、これに限られるものではなく、使用者がサ
ーバ3側と直接に接続されているようにしてもよいし、
プリペイドディスクの発行者用、商品の提供者用などと
いうようにサーバ3が複数あるようにしてもよい。
【0011】まず、書き換え可能な光ディスクとしてプ
リペイドディスクを用いた電子取引システムの第1の実
施の形態について図2および図3を参照して説明する。
なお、図2はプリペイドディスクの構成を示した図であ
り、図3は、プリペイドディスクを用いた電子取引の処
理手順を示したフローチャートである。第1の実施形態
においてプリペイドディスクとは、光ディスク上に貨幣
情報が含まれていて、インターネット上で買い物をする
ことにより貨幣価値がさがる光ディスクのことをいうと
する。従って、このような機能を有する光ディスクは、
追記あるいは書き換えが可能な光ディスクに限られ、本
実施の形態では一例としてCD−RまたはCD−RWに
利用するものとして説明する。プリペイドディスクの発
行者は、ブランクのCD−Rに貨幣価値に相当する情
報、発行者の情報、インターネット上で買い物をすると
きに必要なプログラム、使用者の情報をCD−Rに記録
するために必要なプログラム、プリペイドディスクの内
容をコピーできないようにするプログラムなどの必要な
情報やプログラムをあらかじめCD−Rに記録して販売
を行う。このようなあらゆる情報を記録したCD−Rを
発行者が1枚ごと記録装置で記録する手間や、貨幣価値
に相当する情報が改ざんされる危険性防止のために、情
報やプログラムをあらかじめCD−Rのマスタリングで
行い、ROMとしてCD−R上に形成しておくようにす
る。これにより、1枚ごとに記録する必要がなくなり、
貨幣価値に相当する情報が改ざんされる危険性をなくす
ことができる。
【0012】ここで、プリペイドディスクの状態につい
て図2を参照して説明する。図2では、プリペイドディ
スクの状態をISO9660形式でデータが書かれてい
るものとして説明するが、プリペイドディスクは、IS
O9660に限定されるものではなく、UDF形式のデ
ータや特殊フォーマットで書かれたデータでもよい。図
2(a)は、プリペイドディスクの初期状態を示してい
る。HybridCD−R/RWディスク(Orang
e Bookに規定されている)として提供されてお
り、第1sessionがROMで形成されている。こ
のため、初期貨幣価値はROMであるため変更が全く不
可能であり、プリペイドディスクの金額を大きくしよう
とすることを防止することができる。使用者情報は、図
2(b)のように第2sessionに追記され、購入
履歴などは第3session以降に追記されていき、
図2(c)のように最終sessionの情報が最新の
情報であり、この情報をもとに電子取引が行われる。
【0013】Hybrid CD−RWの場合は、デー
タを書き換えることができるので、図2(d)のように
更新することが可能である。なお、ISO9660のデ
ータは基本的に書き換えることは不可能であるので、専
用の書き換えプログラムがROM(第1sessio
n)に用意されている必要がある。Hybrid CD
−Rの場合も最終sessionの使用金額を0円にし
て更新することが可能であるが、未使用の記録領域がな
くなると更新ができなくなる。以上のように、インター
ネット上で買い物を行う前に、使用者はプリペイドディ
スクをCD−R/RWドライブにセットし、買い物に必
要な情報をあらかじめ記録する。買い物に必要な情報と
は、使用者の氏名や住所などをいい、このような情報を
記録するためのプログラムはあらかじめプリペイドディ
スクのなかに含まれていて、使用者の名義などを変更す
る場合も、同じプログラムで行うようになっている。こ
の作業は、使用者の名義などの変更を行わない場合に
は、一番最初に一度だけ行えばよい。
【0014】インターネット上で買い物を行うとき、使
用者はプリペイドディスクをCD−R/RWドライブに
セットし、販売者のサイトへアクセスするだけでよい。
購入するときに販売者のサイトは、プリペイドディスク
の残金、プリペイドディスクの発行者、使用者およびそ
の住所などをプリペイドディスクから得る。購入を完了
するには、プリペイドディスクの残金を変更し、変更し
たことを販売者へ通知することにより行う。以上のよう
な販売者のサイトとのやり取りは、プリペイドディスク
が持っているプログラムが自動的に行う。また、プリペ
イドディスクの残金を変更するとき、購入履歴などを同
時に記録するようにしてもよい。これにより、購入した
ものの内容、金額、購入日などの情報を後で確認するこ
とができる。プリペイドディスクにおいては、残金を変
更することによりインターネット上で買い物を行ってい
るので、例えば使用者の情報が販売者のサイトから流出
したとしても、使用者に金銭的被害は発生しないように
することができる。
【0015】プリペイドディスクは貨幣価値がなくなれ
ば使用できなくなるので、記録が追記型のCD−Rで充
分機能を果たせるが、プリペイドディスクの貨幣価値が
なくなった後、プリペイドディスク使用者がプリペイド
ディスク発行者に対し、貨幣価値があるように申請して
情報を書き換えるようにしてもよい。この場合、CD−
Rよりは書き換え可能なCD−RWの方が好ましい。こ
のとき、プリペイドディスク使用者がプリペイドディス
ク発行者に直接プリペイドディスクを持っていき、貨幣
と交換でプリペイドディスクの情報を書き換える場合は
問題とならないが、インターネット上でプリペイドディ
スク使用者がプリペイドディスク発行者のサイトにアク
セスし、貨幣価値があるように申請して情報を書き換え
るような場合、プリペイドディスクからの情報の認識、
認証を行う必要がある。
【0016】まず、貨幣価値があるように申請して情報
を書き換えるためには、貨幣の支払いが必要である。そ
のためにプリペイドディスク使用者は、プリペイドディ
スク発行者に対して少なくとも金融機関などを登録する
必要がある。そのような情報をインターネット上で送信
するには、安全性のため機密を保持するような機能が必
要であり、例えば、プリペイドディスク使用者の情報を
暗号化してプリペイドディスク発行者に送信し、暗号化
された情報を復号化するには固有の暗号鍵を必要とし、
その暗号鍵はプリペイドディスク発行者しかわからない
ようにすることにより、機密が保持できる。このとき、
プリペイドディスク使用者の情報を暗号化するプログラ
ムは、あらかじめプリペイドディスクに用意されている
ものとする。例えば、プリペイドディスク使用者の情報
を分割して時間をおいて送信し、分割された情報のどれ
とどれが組み合わさるのか、どのように復号されるのか
をプリペイドディスク発行者しかわからないようにする
ことにより、機密を保持することができる。このとき、
プリペイドディスク使用者の情報を分割するプログラム
は、あらかじめプリペイドディスクに用意されているも
のとする。このように、機密保持のためのプログラムは
あらかじめプリペイドディスクに用意されていて、プリ
ペイドディスク発行者しか情報を認識できないようにす
る。また、本実施の形態に係る電子取引でのプリレイド
ディスクの情報書き換えは、上述のような機密保持方法
に限定されるものではなく、プリペイドディスク発行者
側からプログラムをダウンロードして行うようにしても
よい。
【0017】次に、プリペイドディスク使用者の情報が
プリペイドディスク発行者に登録され、インターネット
上でプリペイドディスク発行者がプリペイドディスク発
行者のサイトにアクセスし、貨幣価値があるように申請
した場合、プリペイドディスク発行者はプリペイドディ
スク発行者に貨幣価値情報を書き換える専用のプログラ
ムを送信し、貨幣価値情報を書き換えた後、専用のプロ
グラムが消滅するようにする。これにより、プリペイド
ディスク使用者が貨幣価値情報を書き換えることができ
ないようにすることができる。また、貨幣価値情報を書
き換えたことを示す履歴をプリペイドディスク上とプリ
ペイドディスク発行者の両方で残しておくようにする。
これにより、万が一プリペイドディスク使用者が貨幣価
値情報を不正に書き換えることができても、プリペイド
ディスク発行者が監視するようなプログラムがあらかじ
め入れられてあるので、プリペイドディスク使用者がプ
リペイドディスクを使用すると監視を始め、プリペイド
ディスク上の履歴とプリペイドディスク発行者の履歴が
異なる場合に、プリペイドディスクが使用できないよう
にする。このようにプリペイドディスクの情報が正規な
ものかどうかプリペイドディスク発行者が監視し、不正
なものの場合は電子取引を中止させることにより、プリ
ペイドディスクの改ざんを防止することができる。
【0018】ここで、図3のフローチャートを参照して
プリペイドディスクを用いた電子取引について説明す
る。電子取引を開始するとプリペイドディスクをセット
するように要求される。プリペイドディスクセット後
(ステップ101)、プリペイドディスクのROM部プ
ログラムが起動し(ステップ102)、全て自動で電子
取引が行われる。最初に使用する場合、使用者情報を入
力する必要があり、更新情報チェックにおいてプリペイ
ドディスク発行者と更新情報が正しいかをチェックする
(ステップ103〜105)。使用者情報がNG、すな
わちプリペイドディスクの初めての使用であり、使用者
情報の入力がまだである場合(ステップ103;N)、
使用者情報を入力して記録する(ステップ104)。不
正に金額情報を書き換えた場合、更新情報が一致せず
(ステップ105;N)、取引を中止する(ステップ1
13)。
【0019】更新情報が一致し(ステップ105;
Y)、ROM部初期金額と使用金額との差額が0以上で
ある場合(ステップ106;Y)、取引金額を受信し
(ステップ107)、この受信した取引金額がROM部
初期金額と使用金額との差額より小さい否かを判断する
(ステップ108)。取引金額がROM部初期金額と使
用金額との差額より小さい場合(ステップ108;
Y)、購入履歴、使用金額情報を記録し(ステップ10
9)、電子取引先に使用者情報、発行者情報を送信し
(ステップ110)、使用者情報先に商品を送り、発行
者情報先に金額を請求する。最後に更新情報をプリペイ
ドディスクに記録し(ステップ111)、それと同じ情
報を発行者に送信し(ステップ112)、電子取引を終
了する。発行者は、送信されてきた更新情報でプリペイ
ドディスクを監視し、不正が行われないようにすること
ができる。なお、本実施の形態におけるプリペイドディ
スクによる電子取引は、図3に示したようなのフローチ
ャートに限定されるものではなく、プリペイドディスク
の残金が取引金額よりも小さいとき取引を中止している
が、例えば、新たに別のプリペイドディスクをセットす
るように要求し、2枚合わせたプリペイドディスクで金
額を支払うようにしてもよい。
【0020】ここで、図4のフローチャートを参照して
機密保持に関する電子取引について説明する。図4は、
プリペイドディスクを用いた機密保持に関する電子取引
の処理手順を示したフローチャートである。プリペイド
ディスクをセットして(ステップ201)、更新プログ
ラムを起動すると(ステップ202)、更新情報のチェ
ックをプリペイドディスク発行者が行う(ステップ20
3)。発行者の更新情報とプリペイドディスクの更新情
報が一致しない場合(ステップ203;N)、プリペイ
ドディスクが改ざんされているので、更新を中止する
(ステップ211)。発行者の更新情報とプリペイドデ
ィスクの更新情報が一致する場合(ステップ203;
Y)、使用者情報の暗号化あるいは分割化を行い(ステ
ップ204)、発行者へ送信する(ステップ205)。
暗号あるいは分割するのに専用のプログラムが必要であ
り、このプログラムはROMとしてプログラムディスク
に用意されているものとする。また、発行者側は、専用
のプログラムを用いて暗号あるいは分割された使用者情
報を復元する。
【0021】ここで、発行者側の処理として、発行者は
使用者情報を認識し(ステップ206)、新規更新情報
を使用者側に送信する(ステップ207)。更新情報を
受信すると(ステップ208)、使用金額情報を0に書
き換え(ステップ209)、更新情報をさらに書き換え
て(ステップ210)、更新処理を終了する。以上のよ
うに、発行者は、使用者情報に記載されている金融機関
などにプリペイドディスクの金額を請求することがで
き、使用者は、発行者から新規の更新情報が送られてく
ると、プリペイドディスクの金額を初期の状態に戻すこ
とができる。
【0022】次に、書き換え可能な光ディスクとしてク
レジットディスクを用いた電子取引システムの第2の実
施の形態について図5を参照して説明する。なお、図5
はクレジットディスクの構成を示した図である。第2の
実施形態においてクレジットディスクとは、クレジット
カードと同様な役割を果たすものであるが、インターネ
ット上で買い物を行うとき、クレジットカードよりも簡
便で機密性に優れていることを特徴とする。まず、クレ
ジットディスク発行者は、クレジットディスク発行者の
情報、インターネット上で買い物をするときに必要なプ
ログラム、クレジットディスク使用者の情報、クレジッ
トディスクの内容をコピーできないようにするプログラ
ムなどの必要な情報やプログラムをブランクのCD−R
に記録し、クレジットディスク使用者に配布する。この
ような情報が記録されたCD−Rをクレジットディスク
発行者が1枚ごと記録装置で記録する手間を省くため
に、クレジットディスク発行者の情報、クレジットディ
スク使用者の情報をインターネット上でセットするため
のプログラム、インターネット上で買い物をするときに
必要なプログラム、クレジットディスクの内容をコピー
できないようにするプログラムなどの必要な情報やプロ
グラムをあらかじめCD−Rのマスタリングで行い、R
OMとしてCD−R上に形成する。これにより、クレジ
ットディスク発行者が1枚ごとに記録する必要がなく、
また、このようなディスクはクレジットディスク使用者
の情報が記録されていないので、店頭やその他の場所で
無料で配布することが可能で、簡単に普及させることが
できる。
【0023】ここで、クレジットディスクの状態につい
て図5を参照して説明する。図5(a)はクレジットデ
ィスクの初期状態を示している。最低限必要な情報のみ
がROMになっていて、この状態で使用することはでき
ない。図5(b)に示すような使用者情報を記録するこ
とにより使用できるようになる。このときパスワードな
どディスク個々に設定できる情報を記録しておく。これ
により、このディスクが第3者に使用された場合、第3
者はパスワードなどを知らないので使用することができ
ない。CD−Rの場合、図5(c)、(d)に示したよ
うに購入履歴などが追記して記録され、CD−RWの場
合は第3sessionが書き換えられる。なお、図5
のクレジットディスクは、一例としてデータがISO9
660形式で示されているが、これに限られるものでは
なく、UDF形式のデータ、または特殊フォーマットで
書かれたデータなどにしてもよい。
【0024】まず、クレジットディスクに使用者の情報
を記録するために、クレジットディスク発行者にインタ
ーネット上で申請を行う。このときに必要なプログラム
は、クレジットディスク使用者の情報をインターネット
上でセットするためのプログラムである。また、クレジ
ットディスク使用者は、クレジットディスク発行者に少
なくとも金融機関などの情報を登録する必要があり、ク
レジットディスク発行者はクレジットディスク使用者に
クレジット番号、パスワードなどの情報を交付し、クレ
ジットディスクに記録する。これ以降、このクレジット
ディスクは固有のクレジット番号を持ち、正規のパスワ
ードを入力しないと使用できないようにする。以上のよ
うな作業をインターネット上で行う場合、安全性のため
機密を保持する機能が必要になる。例えば、クレジット
ディスク使用者の情報を暗号化してクレジットディスク
発行者に送信し、暗号化された情報を復号化するには固
有の暗号鍵を必要とし、その暗号鍵はクレジットディス
ク発行者しかわからないというようにすることにより、
機密を保持することができる。
【0025】逆に、クレジットディスク発行者がクレジ
ット番号やパスワードを送信する場合も同様の方法を使
用することができる。このとき、クレジットディスク使
用者の情報を暗号化するプログラムは、クレジットディ
スク使用者の情報をインターネット上でセットするため
のプログラムに含まれていればよい。また、例えば、ク
レジットディスク使用者の情報を分割して時間をおいて
送信し、分割された情報のどれとどれが組み合わさるの
か、どのように復号されるのかなどをクレジットディス
ク発行者しかわからないようにすることにより、機密を
保持することができる。このとき、クレジットディスク
使用者の情報を分割するプログラムは、クレジットディ
スク使用者の情報をインターネット上でセットするため
のプログラムに含まれていればよいとする。このように
機密保持のためのプログラムは、あらかじめプリペイド
ディスクに用意されていて、プリペイドディスク発行者
しか情報を認識できないようにすればよい。また、本実
施の形態に係る電子取引でのクレジットディスクの情報
書き換えは、上述のような機密保持方法に限定されるも
のではなく、クレジットディスク発行者側からプログラ
ムをダウンロードして行うようにしてもよい。
【0026】以上のように、クレジット番号、パスワー
ドなどの情報をクレジットディスクに記録することで、
クレジットディスクをインターネットで買い物を行うと
き使用することができるようになる。実際、インターネ
ットで買い物を行う場合、クレジットディスク使用者は
クレジットディスクをCD−R/RWドライブにセット
し、販売者のサイトへアクセスするだけでよい。購入す
るとき販売者のサイトはクレジットディスク発行者の情
報、クレジットディスク使用者の販売に必要な最小の情
報などをクレジットディスクから得るようになってい
る。ここでいう販売に必要な最小の情報とは、クレジッ
ト番号、使用者の氏名、使用者の住所などであり、使用
者の金融機関情報、クレジット番号のパスワード情報な
どの機密性を有する情報は除外されるものとする。購入
を完了するには、購入履歴をクレジットディスクに記録
し、記録が行われたことを販売者およびクレジットディ
スク発行者に通知することにより行う。以上のような販
売者のサイトとのやり取りは、プリペイドディスクが持
っているプログラムが自動的に行う。このように、イン
ターネット上での買い物がクレジットディスクに対して
行われるので、クレジット番号などの情報が第3者に漏
れたとしても、クレジット番号に対応するクレジットデ
ィスク自体を第3者が所有しているということはないの
で、クレジット番号を悪用することができない。
【0027】さらに機密性を強化するために、クレジッ
トディスク発行者がクレジットディスクが使用されてい
るとき、クレジットディスクが正規なものかどうか監視
するようにしてもよい。例えば、販売履歴がクレジット
ディスクとクレジットディスク発行者の両方で保存され
ていて、販売履歴が両方で一致すればクレジットディス
クが使用できるようにしておくことにより実現すること
ができる。クレジットディスク使用者とクレジットディ
スク発行者のインターネット上での情報交換の内容は、
上述のような方法により第3者には判別不可能であるの
で、もし第3者がクレジット番号などの情報を入手した
としても、販売者のサイトのみからしか得ることができ
ないことになる。従って、クレジットディスクに保存さ
れている全ての販売履歴は得ることができないので、ク
レジットディスクを偽造したとしても正規なものでない
と識別されるようになっている。また、例えば、クレジ
ットディスクに暗号鍵を持たせ、クレジットディスクが
使用される度に暗号鍵が新規に更新されるようにしても
よい。この暗号鍵がクレジットディスクとクレジットデ
ィスク発行者の両方で一致すればクレジットディスクが
使用できるようにしておけばよい。暗号鍵は絶えず更新
されるので、クレジットディスクの偽造は困難になる。
【0028】以上、第1および第2の各実施の形態にお
いてプリペイドディスク、クレジットディスクという例
で光ディスクを説明したが、これに限られるものではな
く、例えばデビットディスクにように認証機関が金融機
関(機能的にはクレジットディスクと同じである)であ
ってもよく、電子取引のためのディスク一般に利用して
もよい。以上のように、各実施の形態では、電子取引を
行うとき必要な情報およびプログラムが追記あるいは書
き換え可能な光ディスク上に記録されているので、電子
取引を自動的に行うことができ、また機密に優れた電子
取引のための光ディスクを提供することができる。さら
には、光ディスク上の情報が第3者に漏洩したとして
も、漏洩した情報の使用が不可能であったり、漏洩した
情報に対応する光ディスクがその他に存在しないので機
密に優れた電子取引方法を提供することができる。
【0029】また、電子取引を行うときに必要なプログ
ラムおよび情報が少なくともROMとして記録されてい
るので、電子取引を自動的に行うことができ、また機密
に優れた電子取引のための光ディスクを低コストで提供
することができる。また、電子取引を行うときに認証機
関のみが光ディスクの情報を認識することができるの
で、第3者が光ディスクの情報を認識することができな
い電子取引方法を提供することができる。さらには、電
子取引を行うときに認証機関が光ディスクの情報を監視
し、第3者が光ディスクの情報を何らかの方法で入手し
使用しようとしても、認証機関に不正に情報を使用して
いることが判明するので、第3者が光ディスクの情報を
使用することができない電子取引方法を提供することが
できる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、記憶媒体は、
固有の情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段に
よって取得した固有の情報に所定の処理を実行するプロ
グラムが格納されているプログラム格納手段と、プログ
ラム格納手段に格納されている各種のプログラムによっ
て所定の処理が施された情報を記録する記録手段と、を
備えたので、電子取引を自動的に行うことができ、また
機密に優れた電子取引のための光ディスクを提供するこ
とができる。請求項2記載の発明では、プログラム格納
手段に格納されている所定の処理を実行するプログラム
は、読み出し専用であるので、電子取引を行うときに必
要なプログラムおよび情報が少なくともROMとして記
録されており、電子取引を自動的に行うことができ、ま
た機密に優れた電子取引のための光ディスクを低コスト
で提供することができる。
【0031】請求項3記載の発明では、認証記録手段に
よって認証結果が記録されたことが電子取引完了とする
ので、電子取引を自動的に行うことができ、また、光デ
ィスク上の情報が第3者に漏洩したとしても、漏洩した
情報の使用が不可能であったり、漏洩した情報に対応す
る光ディスクがその他に存在しないので機密に優れた電
子取引システムを提供することができる。請求項4記載
の発明では、認証手段は、機密情報付加手段によって機
密情報が付加された情報と、記憶媒体の記憶手段に記憶
されている情報とが一致するかどうかも認証できるの
で、第3者が光ディスクの情報を認識することができな
い電子取引システムを提供することができる。請求項5
記載の発明では、認証手段によって記録手段に記録され
ている情報と機密情報付加手段によって機密情報が付加
された情報とが一致すると判断された場合、プログラム
格納手段によって格納されているプログラムに従って電
子取引を実行するので、電子取引を行うときに認証機関
が光ディスクの情報を監視し、第3者が光ディスクの情
報を何らかの方法で入手し使用しようとしても、認証機
関に不正に情報を使用していることが判明し、第3者が
光ディスクの情報を使用することができない電子取引シ
ステムを提供することができる。
【0032】請求項6記載の発明では、記憶媒体は、固
有の情報を取得する情報取得手段と、固有の情報に所定
の処理を実行するプログラムが格納されているプログラ
ム格納手段と、プログラム格納手段に格納されている各
種のプログラムによって所定の処理が施された情報を記
録する記録手段と、を備え、第4のステップによって認
証結果が記録されたことが電子取引完了となるので、電
子取引を自動的に行うことができ、また、光ディスク上
の情報が第3者に漏洩したとしても、漏洩した情報の使
用が不可能であったり、漏洩した情報に対応する光ディ
スクがその他に存在しないので機密に優れた電子取引方
法を提供することができる。
【0033】請求項7記載の発明では、端末装置から光
ディスク内の固有の情報を取得する情報取得機能と、情
報取得機能によって取得した固有の情報に所定の処理を
実行するプログラムが格納されているプログラム格納機
能と、プログラム格納手段に格納されている各種のプロ
グラムによって所定の処理が施された情報を記録する記
録機能と、をコンピュータに実現させるためのコンピュ
ータ読み取り可能なプログラムが格納されていることに
より、電子取引を自動的に行うことができ、また、光デ
ィスク上の情報が第3者に漏洩したとしても、漏洩した
情報の使用が不可能であったり、漏洩した情報に対応す
る光ディスクがその他に存在しないので機密に優れた電
子取引方法を提供することができる。請求項8記載の発
明では、プログラム格納機能によって格納されている所
定の処理を実行するプログラムは、読み出し専用である
ので、電子取引を行うときに必要なプログラムおよび情
報が少なくともROMとして記録されており、電子取引
を自動的に行うことができ、また機密に優れた電子取引
のための光ディスクを低コストで提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電子取引システムの概略構
成を示した図である。
【図2】プリペイドディスクの構成を示した図である。
【図3】プリペイドディスクを用いた電子取引の処理手
順を示したフローチャートである。
【図4】プリペイドディスクを用いた機密保持に関する
電子取引の処理手順を示したフローチャートである。
【図5】クレジットディスクの構成を示した図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c・・・ PC(パーソナルコンピュ
ータ)端末 2a、2b、2c・・・ 光ディスク 3 サーバ 10 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の端末装置とネットワークを介して情
    報の送受信が可能な端末装置に所定の記憶媒体を挿入す
    ることにより電子取引を行う電子取引システムにおい
    て、 前記記憶媒体は、前記端末装置から前記記憶媒体を発行
    する発行者の発行者情報、前記記憶媒体に対する貨幣価
    値情報、当該記憶媒体を使用する使用者情報などの固有
    の情報を取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段によって取得した固有の情報を記録す
    る記録プログラム、インターネット上での商品を購入な
    どの電子取引を実行するためのプログラム、前記固有の
    情報を更新する更新プログラムなどの所定の処理を実行
    するプログラムが格納されているプログラム格納手段
    と、 前記プログラム格納手段に格納されている各種のプログ
    ラムによって所定の処理が施された情報を記録する記録
    手段と、を備えたことを特徴とする電子取引システム。
  2. 【請求項2】 前記プログラム格納手段に格納されてい
    る所定の処理を実行するプログラムは、読み出し専用で
    あることを特徴とする請求項1記載の電子取引システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記記録手段に記憶されている情報を読
    み出して取得する情報取得手段と、 前記プログラム格納手段に格納されているプログラムに
    よって電子取引を実行する場合、前記情報取得手段で取
    得した情報の機密を保持して保証するために機密情報を
    付加する機密情報付加手段と、 前記機密情報付加手段によって付加された機密情報を取
    得して、この機密情報が確かなものであるかどうか認証
    する認証手段と、 前記認証手段による認証結果を記録する認証記録手段
    と、を備え、 前記認証記録手段によって認証結果が記録されたことが
    電子取引完了とすることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の電子取引システム。
  4. 【請求項4】 前記認証手段は、前記機密情報付加手段
    によって機密情報が付加された情報と、前記記憶媒体の
    記憶手段に記憶されている情報とが一致するかどうかも
    認証できることを特徴とする請求項3記載の電子取引シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記認証手段によって前記記録手段に記
    録されている情報と前記機密情報付加手段によって機密
    情報が付加された情報とが一致すると判断された場合、
    前記プログラム格納手段によって格納されているプログ
    ラムに従って電子取引を実行することを特徴とする請求
    項4記載の電子取引システム。
  6. 【請求項6】 他の端末装置とネットワークを介して情
    報の送受信が可能な端末装置に所定の記憶媒体を挿入す
    ることにより電子取引を行う電子取引方法において、 前記記憶媒体は、前記端末装置から前記記憶媒体を発行
    する発行者の発行者情報、前記記憶媒体に対する貨幣価
    値情報、当該記憶媒体を使用する使用者情報などの固有
    の情報を取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段によって取得した固有の情報を記録す
    る記録プログラム、インターネット上での商品を購入な
    どの電子取引を実行するためのプログラム、前記固有の
    情報を更新する更新プログラムなどの所定の処理を実行
    するプログラムが格納されているプログラム格納手段
    と、 前記プログラム格納手段に格納されている各種のプログ
    ラムによって所定の処理が施された情報を記録する記録
    手段と、を備え、 前記記録手段に記憶されている情報を読み出して取得す
    る第1のステップと、 前記第1のステップで格納されているプログラムによっ
    て電子取引を実行する場合、前記情報取得手段で取得し
    た情報の機密を保持して保証するために機密情報を付加
    する第2のステップと、 前記第2のステップによって付加された機密情報を取得
    して、この機密情報が確かなものであるかどうか認証す
    る第3のステップと、 前記第3のステップによる認証結果を記録する第4のス
    テップと、からなり、 前記第4のステップによって認証結果が記録されたこと
    が電子取引完了となることを特徴とする電子取引方法。
  7. 【請求項7】 他の端末装置とネットワークを介して情
    報の送受信が可能な端末装置で電子取引を行う電子取引
    システムで使用されるプログラムが格納されている光デ
    ィスクにおいて、 前記端末装置から前記光ディスクを発行する発行者の発
    行者情報、前記光ディスクに対する貨幣価値情報、前記
    光ディスクを使用して当該電子取引システムにおいて電
    子取引を実行する使用者の使用者情報などの固有の情報
    を取得する情報取得機能と、 前記情報取得機能によって取得した固有の情報を記録す
    る記録プログラム、インターネット上での商品を購入な
    どの電子取引を実行するためのプログラム、前記固有の
    情報を更新する更新プログラムなどの所定の処理を実行
    するプログラムが格納されているプログラム格納機能
    と、 前記プログラム格納手段に格納されている各種のプログ
    ラムによって所定の処理が施された情報を記録する記録
    機能と、をコンピュータに実現させるためのコンピュー
    タ読み取り可能なプログラムが格納されていることを特
    徴とする光ディスク。
  8. 【請求項8】 前記プログラム格納機能によって格納さ
    れている所定の処理を実行するプログラムは、読み出し
    専用であることを特徴とする請求項7記載の光ディス
    ク。
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