JP2002279059A - 経営分析システム - Google Patents
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 公認会計士または税理士が行う会計事務所業
務及びクライアントの経営業務をシステマチックに支援
する。 【解決手段】 会計事務所とASP(Application Serv
ice Provider)処理装置をパソコン又は情報携帯端末を
介して接続し、クライアントの財務データ及び非財務デ
ータに基づいて、ASP処理により経済株価(Economic
Stock Price)を算出し、更に、経済株価と経常利益及
び営業キャッシュフローに基づいて経営分析レポートを
作成し、公認会計士による監査が義務付けられていない
小規模な企業についても内部統制の評価を行い、経済株
価及び各種レポートをASP処理装置から会計事務所を
経由してクライアントに連絡する。
務及びクライアントの経営業務をシステマチックに支援
する。 【解決手段】 会計事務所とASP(Application Serv
ice Provider)処理装置をパソコン又は情報携帯端末を
介して接続し、クライアントの財務データ及び非財務デ
ータに基づいて、ASP処理により経済株価(Economic
Stock Price)を算出し、更に、経済株価と経常利益及
び営業キャッシュフローに基づいて経営分析レポートを
作成し、公認会計士による監査が義務付けられていない
小規模な企業についても内部統制の評価を行い、経済株
価及び各種レポートをASP処理装置から会計事務所を
経由してクライアントに連絡する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明経営分析システムは、
公認会計士又は税理士が行う会計事務所業務を支援する
ものである。
公認会計士又は税理士が行う会計事務所業務を支援する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、税理士が行う会計事務所業務は、
その本来の業務である税務代理、税務書類作成及び税務
相談とは裏腹にクライアントにおける記帳代行、決算書
類作成及び労務管理等への比重が多くを占めていた。し
かし、昨今のコンピュータ技術の目まぐるしい進歩によ
り、クライアントの自計化が進み、会計事務所における
記帳代行業務等が奪われつつあると同時に、当然の事な
がらクライアントも会計事務所に対し、より高度なサー
ビス提供を要求するようになっている。
その本来の業務である税務代理、税務書類作成及び税務
相談とは裏腹にクライアントにおける記帳代行、決算書
類作成及び労務管理等への比重が多くを占めていた。し
かし、昨今のコンピュータ技術の目まぐるしい進歩によ
り、クライアントの自計化が進み、会計事務所における
記帳代行業務等が奪われつつあると同時に、当然の事な
がらクライアントも会計事務所に対し、より高度なサー
ビス提供を要求するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クライアントへの高度
なサービス要求に応えられない会計事務所はその存続す
ら危ぶまれるようになっている。なお、経営支援ノウハ
ウのある会計事務所は、ある程度までは当該要求に応え
ることができるが、やはり、個人の資質に委ねられる部
分が多いため、限界が生じてくる。したがって,今後競
争激化が予想される会計事務所業界において、クライア
ントの要求に適格に応えつつ、同業他者との差別化を図
り,その競争に打ち勝ち、存続を確実なものとする手段
が講じられなければならない。また、公認会計士が行う
会計監査業務においても、クライアントの財務的健全性
を証明する内部統制の有効性判断を会計監査人の資質に
委ねているため、公正な評価が損なわれる恐れがある。
本発明経営分析システムは、公認会計士又は税理士が行
う会計事務所業務及びクライアントの経営業務をシステ
マチックに支援するものである。
なサービス要求に応えられない会計事務所はその存続す
ら危ぶまれるようになっている。なお、経営支援ノウハ
ウのある会計事務所は、ある程度までは当該要求に応え
ることができるが、やはり、個人の資質に委ねられる部
分が多いため、限界が生じてくる。したがって,今後競
争激化が予想される会計事務所業界において、クライア
ントの要求に適格に応えつつ、同業他者との差別化を図
り,その競争に打ち勝ち、存続を確実なものとする手段
が講じられなければならない。また、公認会計士が行う
会計監査業務においても、クライアントの財務的健全性
を証明する内部統制の有効性判断を会計監査人の資質に
委ねているため、公正な評価が損なわれる恐れがある。
本発明経営分析システムは、公認会計士又は税理士が行
う会計事務所業務及びクライアントの経営業務をシステ
マチックに支援するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】会計事務所において,内
部統制評価チェックリストに基づいてクライアントの非
財務データに関してヒアリングを行い,パソコン,又は
携帯情報端末に入力するステップ、ASP(Applicatio
n Service Provider)とデータベースを備えたASP処
理装置において、会計事務所からの財務データ及び非財
務データをインターネットを介して入力するステップ、
ASP処理装置において、財務データ及び非財務データ
に基づいて経済株価(ESP)を算定するステップ、A
SP処理装置において、経済株価及び経営分析レポート
をインターネットを介して会計事務所のパソコン又は携
帯情報端末に出力するステップ、とにより経営分析シス
テムを構成する。
部統制評価チェックリストに基づいてクライアントの非
財務データに関してヒアリングを行い,パソコン,又は
携帯情報端末に入力するステップ、ASP(Applicatio
n Service Provider)とデータベースを備えたASP処
理装置において、会計事務所からの財務データ及び非財
務データをインターネットを介して入力するステップ、
ASP処理装置において、財務データ及び非財務データ
に基づいて経済株価(ESP)を算定するステップ、A
SP処理装置において、経済株価及び経営分析レポート
をインターネットを介して会計事務所のパソコン又は携
帯情報端末に出力するステップ、とにより経営分析シス
テムを構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明経営分析システムの実施例
を図1〜図5及び表1〜表5を参照して具体的に説明す
る。
を図1〜図5及び表1〜表5を参照して具体的に説明す
る。
【0006】
【表1】
【0007】
【表2】
【0008】
【表3】
【0009】
【表4】
【0010】
【表5】
【0011】図1、図2に示すように、会計事務所はク
ライアントの財務データ並びに非財務データをASP
(Application Service Provider)装置の入力画面に従
いパソコン又は携帯情報端末により順次入力していく。
その際非財務データにおいては内部統制評価チェックリ
スト(表4)に基づきクライアントの経営者にヒアリン
グし、その結果を入力する。
ライアントの財務データ並びに非財務データをASP
(Application Service Provider)装置の入力画面に従
いパソコン又は携帯情報端末により順次入力していく。
その際非財務データにおいては内部統制評価チェックリ
スト(表4)に基づきクライアントの経営者にヒアリン
グし、その結果を入力する。
【0012】内部統制評価システムについて説明する。
「内部統制」については公認会計士協会の監査基準委員
会報告書第四号(中間報告)に記載されているので、詳
細な説明は省略するが、内部統制組織の概要は次の通り
である。「適正な財務諸表の作成に関連する内部統制組
織とは、会計取引の認識、測定、集計、記録及び報告に
ついて経営者がこれらの正確性と網羅性を保持するため
に設定した仕組みであり、この仕組みには資産の保全及
び負債の管理に関わるものも一部含まれる。」
「内部統制」については公認会計士協会の監査基準委員
会報告書第四号(中間報告)に記載されているので、詳
細な説明は省略するが、内部統制組織の概要は次の通り
である。「適正な財務諸表の作成に関連する内部統制組
織とは、会計取引の認識、測定、集計、記録及び報告に
ついて経営者がこれらの正確性と網羅性を保持するため
に設定した仕組みであり、この仕組みには資産の保全及
び負債の管理に関わるものも一部含まれる。」
【0013】従来、内部統制の評価は次のように行われ
ている これまで内部統制の評価は、公認会計士の監査を受け
ることが義務付けられる大会社、株式公開会社(公開準
備会社を含む)等の一部の企業についてのみ、監査法人
により実施されていた。しかしながら、企業評価という
観点からは、上述のような一部の会社のみでなく、全て
の会社において、内部統制制度の整備、運用状況の評価
結果が反映されるべきである。 また、内部統制の評価は、主として監査法人が監査を
実施する際に、監査をどの程度の範囲において実施する
かを判断するために実施されてきた。しかしながら、内
部統制は、段落0012に記載したとおり、本来、会社
経営者が自らの会社の資産保全、負債管理、および経理
情報を中心とした計数情報が正確かつタイムリーに経営
者に伝達されるように、経営者自らが構築するものであ
る。この意味においても内部統制の評価は全ての企業に
おいて,実施されるべきものである。
ている これまで内部統制の評価は、公認会計士の監査を受け
ることが義務付けられる大会社、株式公開会社(公開準
備会社を含む)等の一部の企業についてのみ、監査法人
により実施されていた。しかしながら、企業評価という
観点からは、上述のような一部の会社のみでなく、全て
の会社において、内部統制制度の整備、運用状況の評価
結果が反映されるべきである。 また、内部統制の評価は、主として監査法人が監査を
実施する際に、監査をどの程度の範囲において実施する
かを判断するために実施されてきた。しかしながら、内
部統制は、段落0012に記載したとおり、本来、会社
経営者が自らの会社の資産保全、負債管理、および経理
情報を中心とした計数情報が正確かつタイムリーに経営
者に伝達されるように、経営者自らが構築するものであ
る。この意味においても内部統制の評価は全ての企業に
おいて,実施されるべきものである。
【0014】これまでの内部統制の評価は、「監査」と
いう概念を認識する公認会計士を中心とした一部の専門
家を中心として実施されてきたため、その評価項目、評
価内容等は、通常、それ以外の人々には理解しにくいも
のとなっている。また、公認会計士等の使用する「内部
統制評価質問書」は、通常、質問項目が、並列的に“羅
列”されているのみであり、各質問項目の内部統制の評
価にあたえる影響度合は加味されていない。以上のこと
から、専門家である公認会計士でさえも、内部統制を適
確かつ正確に評価するには、経験、知識、能力、センス
が要求される。したがって、そこには評価を行う公認会
計士によって、評価結果にバラツキが生じる余地があ
る。
いう概念を認識する公認会計士を中心とした一部の専門
家を中心として実施されてきたため、その評価項目、評
価内容等は、通常、それ以外の人々には理解しにくいも
のとなっている。また、公認会計士等の使用する「内部
統制評価質問書」は、通常、質問項目が、並列的に“羅
列”されているのみであり、各質問項目の内部統制の評
価にあたえる影響度合は加味されていない。以上のこと
から、専門家である公認会計士でさえも、内部統制を適
確かつ正確に評価するには、経験、知識、能力、センス
が要求される。したがって、そこには評価を行う公認会
計士によって、評価結果にバラツキが生じる余地があ
る。
【0015】出願人の考える内部統制評価システム段落
0013、0014に記載したこれまでの内部統制の評
価の課題点を克服すべく考察したものであり、その特徴
は以下のとおりである。
0013、0014に記載したこれまでの内部統制の評
価の課題点を克服すべく考察したものであり、その特徴
は以下のとおりである。
【0016】(1)内部統制の評価についての知識、経
験のない者であっても、質問項目にチェックを行うこと
により、各質問項目に関する回答が本発明経営分析シス
テム内において点数化され、自動的に評価される。した
がって、会計事務所の税理士、担当者でも、これを行う
ことができ、いわゆる大企業以外の企業においても内部
統制の評価が容易に行いうる。 (2)本発明経営分析システム内において、各質問項目
の内部統制の評価に与える影響度合が、点数によりラン
クづけされるため、内部統制の問題点を的確に浮かび上
がらせることができる(ポイントを的確にとらえること
ができる)。 (3)質問項目を当社のシステム内において、処理する
ことにより、評価の結果に経験、知識、能力、センスに
よるバラツキが生じない。 (4)各質問項目をチェックすることにより、上記
(1)〜(3)による統合的な評価結果のみならず、こ
れに対する改善提案を本発明経営分析システムからアウ
トプットし、顧客に提案することが即座に行うことがで
き、かつ、その改善提案のレベルは均一化されている。
験のない者であっても、質問項目にチェックを行うこと
により、各質問項目に関する回答が本発明経営分析シス
テム内において点数化され、自動的に評価される。した
がって、会計事務所の税理士、担当者でも、これを行う
ことができ、いわゆる大企業以外の企業においても内部
統制の評価が容易に行いうる。 (2)本発明経営分析システム内において、各質問項目
の内部統制の評価に与える影響度合が、点数によりラン
クづけされるため、内部統制の問題点を的確に浮かび上
がらせることができる(ポイントを的確にとらえること
ができる)。 (3)質問項目を当社のシステム内において、処理する
ことにより、評価の結果に経験、知識、能力、センスに
よるバラツキが生じない。 (4)各質問項目をチェックすることにより、上記
(1)〜(3)による統合的な評価結果のみならず、こ
れに対する改善提案を本発明経営分析システムからアウ
トプットし、顧客に提案することが即座に行うことがで
き、かつ、その改善提案のレベルは均一化されている。
【0017】経済株価算出上の係数の算出ロジック 経済株価算出上の企業評価係数(以下ESP係数)は1.
0から1.5までとし、以下の方法で算出する。 ESP係数=(内部統制評価係数+1.0) 内部統制評価係数=0.0〜0.5
0から1.5までとし、以下の方法で算出する。 ESP係数=(内部統制評価係数+1.0) 内部統制評価係数=0.0〜0.5
【0018】内部統制評価係数の算出方法 内部統制評価係数の算出方法は以下の方法により算出さ
れる。質問はレベル1からレベル3まで区分される。レ
ベル1とレベル2は、1つのテーマに対し原則として5個
の質問とし、各レベルにおけるテーマは36個あるので、
それぞれのレベルで約180個の質問となる。レベル3は
質問数を限定しないが、スタート段階においてはレベル
1、2と同じく約180個を想定している。係数は、同レ
ベルの質問に対するYESの数(以下充足率という)によ
り、次のように算出する。なお、以下において、 とする。
れる。質問はレベル1からレベル3まで区分される。レ
ベル1とレベル2は、1つのテーマに対し原則として5個
の質問とし、各レベルにおけるテーマは36個あるので、
それぞれのレベルで約180個の質問となる。レベル3は
質問数を限定しないが、スタート段階においてはレベル
1、2と同じく約180個を想定している。係数は、同レ
ベルの質問に対するYESの数(以下充足率という)によ
り、次のように算出する。なお、以下において、 とする。
【式1】 各レベルの充足率は、 により算出する。
【0019】例えば、次の場合内部統制評価係数は以下
のとおり算出する。
のとおり算出する。
【式2】 なお、各レベルの質問について全て答えないと(該当な
しでも良い)次のレベルにステップアップできない。ま
た未回答のレベルの数値は1とみなす。また、将来3年
間の予想経常利益の累計がマイナスとなる場合には、上
記内部統制係数は乗じないこととする。
しでも良い)次のレベルにステップアップできない。ま
た未回答のレベルの数値は1とみなす。また、将来3年
間の予想経常利益の累計がマイナスとなる場合には、上
記内部統制係数は乗じないこととする。
【0020】将来3年間の予想利益は以下のとおり算出
する 過去36ヶ月の月次の経常利益の単純平均を算出する 上記の単純平均値を2年間分把握する 上記2年間分のデータから、最小二乗法を用いた近似
直線を作成する 上記近似直線により将来36ヶ月分の経常利益の予想値
を把握するという手順によることとする。 具体的には、経済株価を算出する月を基準月とすると、 基準月から58ヶ月前の月次経常利益から23ヶ月前の月
次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算出する 同じく基準月から57ヶ月前の月次経常利益から22ヶ月
前の月次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算出
する 同様にして基準月から35ヶ月前の月次経常利益から基
準月の月次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算
出する。以上で、24個分の単純平均値が把握できる 上記24個分の数値から最小二乗法による近似直線を把
握し、基準月の翌月から将来24ヶ月先までの経常利益を
推定することになる。
する 過去36ヶ月の月次の経常利益の単純平均を算出する 上記の単純平均値を2年間分把握する 上記2年間分のデータから、最小二乗法を用いた近似
直線を作成する 上記近似直線により将来36ヶ月分の経常利益の予想値
を把握するという手順によることとする。 具体的には、経済株価を算出する月を基準月とすると、 基準月から58ヶ月前の月次経常利益から23ヶ月前の月
次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算出する 同じく基準月から57ヶ月前の月次経常利益から22ヶ月
前の月次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算出
する 同様にして基準月から35ヶ月前の月次経常利益から基
準月の月次の経常利益までの36個の数値の単純平均を算
出する。以上で、24個分の単純平均値が把握できる 上記24個分の数値から最小二乗法による近似直線を把
握し、基準月の翌月から将来24ヶ月先までの経常利益を
推定することになる。
【0021】図1は本発明経営分析システムの構成を示
しており、図2は本発明経営分析システムを実施する業
務フローチャートを示している。本システムにおいて
は、クライアントから直接ASP処理装置にアクセスす
ることはできない。図1の右端に示すように、会計事務
所ではASP処理された経済株価(ESP)並びに各種
レポートを取り込み下記の方法によりクライアントへ報
告する。 パソコンにより取り込みインターネット経由でクライ
アントのパソコンへ報告する。 携帯情報端末により取り込み赤外線通信又はインター
ネット経由によりクライアントの携帯情報端末へ報告す
る。
しており、図2は本発明経営分析システムを実施する業
務フローチャートを示している。本システムにおいて
は、クライアントから直接ASP処理装置にアクセスす
ることはできない。図1の右端に示すように、会計事務
所ではASP処理された経済株価(ESP)並びに各種
レポートを取り込み下記の方法によりクライアントへ報
告する。 パソコンにより取り込みインターネット経由でクライ
アントのパソコンへ報告する。 携帯情報端末により取り込み赤外線通信又はインター
ネット経由によりクライアントの携帯情報端末へ報告す
る。
【0022】図3及び図4は、本発明経営分析システム
の経済株価算出ロジックによる企業経済価値及び経済株
価、に関するグラフと数値を示している。
の経済株価算出ロジックによる企業経済価値及び経済株
価、に関するグラフと数値を示している。
【0023】次に、本発明経営分析システムをテスト運
用している状況におけるパソコン画面上のハードコピー
の実例を表6(パスワード入力後の初期画面)、表7
(クライアント新規登録画面)、表8(経済株価基礎デ
ータ入力画面)、表9(内部統制評価チェックリストの
テーマ選択画面)、表10(内部統制チェックリストの
入力画面)、表11(内部統制評価分析レポートの出力
画面)に示す。
用している状況におけるパソコン画面上のハードコピー
の実例を表6(パスワード入力後の初期画面)、表7
(クライアント新規登録画面)、表8(経済株価基礎デ
ータ入力画面)、表9(内部統制評価チェックリストの
テーマ選択画面)、表10(内部統制チェックリストの
入力画面)、表11(内部統制評価分析レポートの出力
画面)に示す。
【0024】
【表6】
【0025】
【表7】
【0026】
【表8】
【0027】
【表9】
【0028】
【表10】
【0029】
【表11】
【0030】
【発明の効果】本発明経営分析システムは会計事務所の
業務品質向上並びにクライアントへの経営情報提供のた
めの画期的なツールである。具体的には次の特徴があ
る。 24時間いつでもパソコン又は携帯情報端末によりイ
ンターネット経由でASPサーバーにアクセスし、クラ
イアントのデータを入手利用することが可能となる。 経営分析システムのメニューの内、内部統制評価シス
テムは非財務データをパラメータ化し、査定することに
より、標準的かつ恣意性を排除した評価が可能である。 経営分析システムのメニューの内、最も際立っている
点は、経済株価評価計算システムで非上場企業を対象と
したもので、非財務データ分析(上記)の結果と財務
データの融合をはかり、企業価値を経済株価に集約し経
営管理、経営戦略をする上での材料となり得る。 本発明経営分析システムで用いる経済株価は、独自の
発想に基づき計算された企業価値を表現するものであ
り、非上場企業の企業価値を単一の指数にしたものであ
る。 経済株価=財務データと非財務データの融合という考え
方に基づき算定されており、今後の経済株価をアップさ
せる事が経営者の課題であるため、経営者はこの経済株
価に注意をはらい経営していくことになる。
業務品質向上並びにクライアントへの経営情報提供のた
めの画期的なツールである。具体的には次の特徴があ
る。 24時間いつでもパソコン又は携帯情報端末によりイ
ンターネット経由でASPサーバーにアクセスし、クラ
イアントのデータを入手利用することが可能となる。 経営分析システムのメニューの内、内部統制評価シス
テムは非財務データをパラメータ化し、査定することに
より、標準的かつ恣意性を排除した評価が可能である。 経営分析システムのメニューの内、最も際立っている
点は、経済株価評価計算システムで非上場企業を対象と
したもので、非財務データ分析(上記)の結果と財務
データの融合をはかり、企業価値を経済株価に集約し経
営管理、経営戦略をする上での材料となり得る。 本発明経営分析システムで用いる経済株価は、独自の
発想に基づき計算された企業価値を表現するものであ
り、非上場企業の企業価値を単一の指数にしたものであ
る。 経済株価=財務データと非財務データの融合という考え
方に基づき算定されており、今後の経済株価をアップさ
せる事が経営者の課題であるため、経営者はこの経済株
価に注意をはらい経営していくことになる。
【図1】本発明経営分析システムの実施例における構成
図。
図。
【図2】本発明経営分析システムの実施例における業務
フローチャートを示す図。
フローチャートを示す図。
【図3】(A),(B)は企業経済価値のグラフと数値を
示す図。
示す図。
【図4】(A),(B)は経済株価のグラフと数値を示す
図。
図。
【図5】(A),(B)は総演算税引後事業CF比率及び
自己資本税引後事業CF比率のグラフと数値を示す図。
自己資本税引後事業CF比率のグラフと数値を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 15/00 310A
Claims (4)
- 【請求項1】 会計事務所において、クライアントの財
務データをパソコン又は携帯情報端末に入力するステッ
プ、 会計事務所において,内部統制評価チェックリストに基
づいてクライアントの非財務データに関してヒアリング
を行い,パソコン,又は携帯情報端末に入力するステッ
プ、 ASPサーバーとデータベースを備えたASP処理装置
において、会計事務所からの財務データ及び非財務デー
タをインターネットを介して入力するステップ、 ASP処理装置において、財務データ及び非財務データ
に基づいて経済株価(ESP)を算定するステップ、 ASP処理装置において,経済株価と経常利益及び営業
キャッシュフローに基づいて経営分析レポートを作成す
るステップ、 ASP処理装置において,経済株価及び経営分析レポー
トをインターネットを介して会計事務所のパソコン又は
携帯情報端末に出力するステップ、からなることを特徴
とする経営分析システム。 - 【請求項2】 企業評価修正純資産価額=純資産価額+
有価証券、不動産、その他の資産負債の含み損益、 将来3年間の予想利益=過去36ヶ月間の平均経常利益を2
年間把握した数値に対して、最小二乗法に基づく近似直
線を算出することによって推定、 企業評価係数(ESP係数)=1.0〜1.5の変数…内部統
制評価に基づき査定、とすると、 企業価値=企業評価修正純資産価額+将来3年間の予想
利益×企業評価係数 経済株価(ESP)=企業価値÷発行済株式数 となることを特徴とする請求項1の経営分析システム。 - 【請求項3】 会計事務所では、ASP処理された経済
株価及び各種レポートをパソコンにより取り込み、イン
ターネット経由でクライアントのパソコンに出力するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の経営分析システ
ム。 - 【請求項4】 会計事務所では、ASP処理された経済
株価及び各種レポートをパソコン又は携帯情報端末によ
り取り込み,インターネット又は赤外線通信によりクラ
イアントのパソコン又は携帯情報端末に出力することを
特徴とする請求項1又は2に記載の経営分析システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001392654A JP2002279059A (ja) | 2000-12-22 | 2001-12-25 | 経営分析システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-390977 | 2000-12-22 | ||
JP2000390977 | 2000-12-22 | ||
JP2001392654A JP2002279059A (ja) | 2000-12-22 | 2001-12-25 | 経営分析システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002279059A true JP2002279059A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=26606406
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001392654A Pending JP2002279059A (ja) | 2000-12-22 | 2001-12-25 | 経営分析システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002279059A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097267A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Layers Strategy Consulting:Kk | 内部監査統制支援システム及び該システムに用いられる統制サーバ、内部監査統制支援方法、内部監査統制支援プログラム |
JP2015176392A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社 永田会計 | 経営サポート装置及び経営サポートプログラム |
JP2020166794A (ja) * | 2019-03-30 | 2020-10-08 | 宇都宮市 | 収支予測装置、収支予測プログラム及び収支予測方法 |
CN116341931A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-06-27 | 宁波钢铁有限公司 | 一种多偏好钢铁企业经营数据分析系统及方法 |
-
2001
- 2001-12-25 JP JP2001392654A patent/JP2002279059A/ja active Pending
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JP7112368B2 (ja) | 2019-03-30 | 2022-08-03 | 宇都宮市 | 収支予測装置、収支予測プログラム及び収支予測方法 |
CN116341931A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-06-27 | 宁波钢铁有限公司 | 一种多偏好钢铁企业经营数据分析系统及方法 |
CN116341931B (zh) * | 2023-05-23 | 2023-10-17 | 宁波钢铁有限公司 | 一种多偏好钢铁企业经营数据分析系统及方法 |
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