JP2002274398A - 電動式動力舵取装置 - Google Patents

電動式動力舵取装置

Info

Publication number
JP2002274398A
JP2002274398A JP2001076360A JP2001076360A JP2002274398A JP 2002274398 A JP2002274398 A JP 2002274398A JP 2001076360 A JP2001076360 A JP 2001076360A JP 2001076360 A JP2001076360 A JP 2001076360A JP 2002274398 A JP2002274398 A JP 2002274398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
electric power
steering
power steering
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001076360A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoo Nakai
基生 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2001076360A priority Critical patent/JP2002274398A/ja
Publication of JP2002274398A publication Critical patent/JP2002274398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電動モータの駆動力を操舵軸又はラックバーに
伝えて操舵を補助する電動式動力舵取装置において、制
御部等を冷却する効果が高いこと。 【解決手段】制御部34のケース20の所定部20aは
ラックハウジング6内に臨んで放熱部21を構成する。
ラックバー5と一体に移動するピストン22は、ラック
ハウジング6の内周に摺接する一方向シール24を有す
る。ピストン22の移動に伴ってラックバー5の軸方向
に沿う気流を発生させ、放熱部21周辺の空気を押しや
ってこれを入れ換え、制御部34を効果的に冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操舵補助力の発生源
として電動モータを用いてなる電動式動力舵取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電動式動力舵取装置では、ユ
ーザーによりステアリングホイールを介して与えられる
操舵トルクをトルクセンサにより検出し、このトルクセ
ンサの検出結果に基づいて電動モータの電流を制御し、
ステアリングホイールの回転に応じた舵取機構の動作を
電動モータの回転により補助し、舵取りのための運転者
の労力負担を軽減するようにしている。
【0003】舵取り機構としては、ステアリングシャフ
トの下端に形成されたピニオンに、車両の左右方向に延
在するラックバーを組み合わせたラックアンドピニオン
機構が一般的である。一方、電動式動力舵取装置には、
操舵補助用の電動モータのトルクを、ステアリングホイ
ールに連なる操舵軸に伝えるC−EPS(コラム型電動
式動力舵取装置)と、電動モータのトルクを、車幅方向
に沿って延びるラックバーに伝えるR−EPS(ラック
アシスト型電動式動力舵取装置)、D・D−EPS(ダ
イレクトドライブ型電動式動力舵取装置)、ラックを駆
動するピニオンをアシストするP−EPS(ピニオンア
シスト型電動式動力舵取装置)がある。
【0004】また、一般的にC−EPSでは、電動モー
タをギヤハウジングに取り付け、P−EPS、R−EP
S、D・D−EPSでは、ラックハウジングに取り付け
る。なお、D・D−EPSの場合、電動モータとしてブ
ラシレスモータを用いるのが一般的である。このような
場合、電動モータの動作をモータドライバを介して制御
する制御部や、モータドライバを含む電装ユニットも、
電動モータに隣接してギヤハウジングやラックハウジン
グに取り付けることが一般的である。特にR−EPS、
P−EPS、D・D−EPSでは、電装ユニットがエン
ジンルーム内に配置され、比較的温度の高い環境にある
ことになる。
【0005】ところで、パワードライバは、電動モータ
を駆動させるためのパワースイッチング素子等の駆動素
子を含んでいるが、この駆動素子が高温にならないよう
にしなければならず、制御部や電装ユニットを通風部に
臨む配置としている。また、駆動素子をラックハウジン
グ内に収容する一方、電動モータのロータの端部を延長
してその表面に放射状フィンを形成し、ロータの回転に
伴ってフィンにより駆動素子に風を当てて冷却すること
が試みられている(例えば特開平06−255501号
公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
放射状フィンは、駆動素子の近くに滞留している高温の
空気を駆動素子に接触させるにとどまり、冷却効果が充
分でないという問題がある。本発明は上記課題に鑑みて
なされたものであり、制御部等を冷却する効果の高い電
動式動力舵取装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するため、請求項1記載の本発明は、電動モータ
の駆動力を、ステアリングホイールに連なる操舵軸、又
は車幅方向に沿って延びる舵取駆動軸に伝えて操舵を補
助する電動式動力舵取装置において、上記電動モータの
駆動を制御する制御部と、舵取駆動軸を軸長方向に移動
自在に収容するハウジングと、ハウジング内又はハウジ
ング内に連なって上記気流を導く通風路内に臨んで制御
部の熱を逃がすための放熱部と、舵取駆動軸の駆動に伴
ってハウジング内に舵取駆動軸の軸長方向に沿う気流を
発生させる気流発生手段とを備えることを特徴とするも
のである。
【0008】本発明では、ラックバー等の舵取駆動軸の
移動に伴って、舵取駆動軸の軸長方向に沿って気流を流
すことにより、放熱部周辺の空気を入れ換えて、制御部
を効果的に冷却することができる。請求項2記載の発明
は、請求項1において、上記気流発生手段は、ハウジン
グの内周に摺接しつつ舵取駆動軸と一体に移動するピス
トンを含むことを特徴とするものである。本発明では、
ピストンがハウジング内を移動することにより、ハウジ
ング内に軸長方向に沿って流れる気流を確実に発生させ
ることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2におい
て、上記ピストンの外周には、ハウジングの内周に摺接
する一方向シールが設けられることを特徴とするもので
ある。本発明では、舵取駆動軸の軸長方向への空気の流
れを一方向に制限することができ、放熱部周辺の空気を
確実に入れ換えることができる。請求項4記載の発明
は、請求項1,2又は3において、上記気流発生手段
は、ハウジングから露出する舵取駆動軸の端部を取り囲
んで伸縮するベローズを含むことを特徴とするものであ
る。本発明では、もともとあるベローズの伸縮を利用
し、簡単な構造にて容易に舵取駆動軸の軸方向に沿う気
流を発生させることができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、上記ハウジング内からベローズ内への空気の流入の
みを許容する第1の逆止弁と、ベローズ内から外部への
空気の排出のみを許容する第2の逆止弁とをさらに備え
ることを特徴とするものである。本発明では、ハウジン
グ内の熱を持った空気を、ベローズの伸長に伴ってベロ
ーズ内に吸込み、この吸い込んだ空気をベローズの収縮
に伴って外部へ放出する。ベローズの伸縮により確実に
ハウジング内の空気を外部へ排出でき、放熱を良くする
ことができる。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一つにおいて、上記操舵軸を貫通してハウジン
グ内を外部に連通させる通風路をさらに備えることを特
徴とするものである。本発明では、気流発生手段がハウ
ジング内に舵取駆動軸の軸方向に沿って気流を発生させ
るのに応じて、通風路を介して例えば冷たい空気を外部
からハウジング内に導入させることができ、冷却効果を
高めることができる。請求項7記載の発明は、請求項6
において、上記通風路の両端のポートの少なくとも一方
に設けられ、通風路を介するハウジング内への空気の吸
入のみを許容する逆止弁をさらに備えることを特徴とす
るものである。本発明では、気流発生手段がハウジング
内に舵取駆動軸の軸方向に沿って気流を発生させるのに
応じて、外部の冷たい空気を通風路を介してハウジング
内に確実に導入させて、冷却効果を高めることができ
る。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一つにおいて、上記電動モータは、ハウジング
内又はハウジング内に連なって上記気流を導く通風路内
に臨むことを特徴とするものである。本発明では、電動
モータをも効果的に冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態の電動式動力舵取装置の概略構成を示す模式図であ
る。本実施の形態では、ラックハウジングに配置した電
動モータによりラックバーを駆動する、いわゆるR−E
PS、D.D−EPSに則して説明するが、これに限ら
ず、本発明を、いわゆるC−EPS、P−EPSに適用
することもできる。
【0014】図1を参照して、電動式動力舵取装置1
は、ステアリングホイール2に連結しているステアリン
グシャフト3と、ステアリングシャフト3の先端部に設
けられたピニオンギヤ4と、このピニオンギヤ4に噛み
合うラックギヤ5aを形成して車幅方向に沿って延びる
舵取駆動軸としてのラックバー5とを有している。ラッ
クバー5は筒状をなすラックハウジング6を貫通して軸
長方向に摺動自在に保持されている。
【0015】ラックバー5の両端部には自在継手7を介
してそれぞれタイロッド8が結合されており、各タイロ
ッド8は図示していないが、対応するナックルアームを
介して対応する車輪に連結されている。ラックハウジン
グ6から露出するラックバー5の端部、自在継手7及び
タイロッド8の一部は伸縮可能なベローズ26により覆
われている。ステアリングホイール2が操作されてステ
アリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオ
ンギヤ4およびラックギヤ5aによって、車両の左右方
向に沿ってのラックバー5の直線運動に変換される。こ
れにより、車輪の転舵が達成される。
【0016】また、本電動式動力舵取装置1では、トル
クセンサ9によって操舵トルクを検出し、その検出結果
に基づいて操舵補助用の例えば三相ブラシレスモータ1
0の駆動電流を制御することにより、ラックバー5に与
えられる操舵補助力を調整している。モータ10は、ラ
ックハウジング6に固定されるケース11を備えてお
り、このケース11内には、ラックバー5を取り囲むよ
うにロータ12が配置され、さらに、ロータ12を取り
囲むようにステータ13が配置されている。
【0017】ロータ12の一端部にはボールナット14
が連結されている。このボールナット14は、ラックバ
ー5の途中部に形成されたボールねじ溝5bにボール1
5を介して螺合していて、これによりボールねじ機構1
6が構成されている。モータ10への通電が行われて、
ロータ12にトルクが与えられると、その与えられたト
ルクは、ロータ12に連結されたボールナット14に伝
達される。ボールナット14に伝達されたトルクは、ボ
ールねじ機構16によってラックバー5の車幅方向への
駆動力に変換される。こうしてモータ10から発生する
力がラックバー5に与えられる。
【0018】操舵補助力の大きさは、モータ10の駆動
電流を制御することにより調整される。モータ10の駆
動電流は、制御基板17に実装された制御回路によりモ
ータドライバ18を介して制御されるようになってい
る。モータドライバ18にはロータ12と電気的に接続
されるパワースイッチング素子等の駆動素子19が含ま
れている。制御基板17やモータドライバ18は、モー
タ10に隣接してラックハウジング6に固定されるケー
ス20内に収容され、いわゆるECUと呼ばれる制御部
34を構成している。また、ケース20の底部等の所定
部20aには駆動素子19等が直付けにて実装されてい
る。このケース20の所定部20aは、ラックハウジン
グ6内に臨んでおり、放熱部21(ヒートシンクともい
う)を構成している。
【0019】一方、ラックバー5の途中部には、ラック
ハウジング6の内周6aに摺接しつつラックバー5と一
体に移動する気流生成手段としてのピストン22が取り
付けられている。図1及び図2を参照して、ピストン2
2は、ラックバー5に固定される環状の本体23と、本
体23の周囲に固定される断面略コの字形形状の一方向
シール24とを備える。シール24はラックハウジング
6の内周6aに摺接するシールリップ25を有してお
り、シールリップ25はラックバー5の軸長方向の一方
向のみ(図1,図2の例では、ピストン22の右方から
左方へ)の空気の通過を許容する。
【0020】本実施の形態では、ピストン22が放熱部
22側(図1において左方)へ移動するときに、ラック
ハウジング6内にラックバー5の軸長方向に沿う気流が
生成され、この気流によって放熱部22周辺の空気を押
しやることができ、その結果、ラックハウジング6内の
空気を対流させたり、ラックハウジング6外へ排出させ
たりすることができる。これにより、放熱部22の熱を
効果的に奪って、制御部34に対する冷却効果を高める
ことができ、特に放熱部22に直付けしてある駆動素子
19に対する冷却効果を非常に高くすることができる。
また、ラックハウジング6内に収容されるモータ10を
も効果的に冷却することができる。
【0021】次いで、図3は本発明の別の実施の形態を
示している。図3を参照して、本実施の形態が図1の実
施の形態と異なるのは、下記である。すなわち、まず、
気流発生手段として、ベローズ26を用いた点にある。
ベローズ26はラックバー5の軸長方向の移動に伴って
伸縮するゴム等の弾性部材からなる。ベローズ26の一
端とラックバー5との間や、ベローズ26の他端とタイ
ロッド8との間には、それぞれ第1及び第2の逆止弁と
しての一方向シール27a,27bが配置され、これに
より、ラックハウジング6からベローズ26を介する空
気の排出のみが許容される。すなわち、ベローズ26の
伸長に伴ってラックハウジング6内の空気をベローズ2
6内に吸込み、この吸い込んだ空気をベローズ26の収
縮に伴って外部へ放出するわけである。各シール27
a,27bがラックバー5又はタイロッド8に摺接する
環状のシールリップを備えている点は、図1の実施の形
態のピストン22のシール24と同様である。
【0022】また、ステアリングシャフト3を貫通し
て、ベローズ26の伸長に伴って外気をラックハウジン
グ6内に導くための通風路28が形成されている。ステ
アリングシャフト3は、下端にピニオンギヤ4を形成す
るインプットシャフト29と、このインプットシャフト
29の上端に一体回転可能に連結されるヨーク30とを
備えており、通風路28はインプットシャフト29とヨ
ーク30を貫通して形成されている。
【0023】図3及び図4を参照して、通風路28はヨ
ーク30の上部側面に開口する第1ポート31と、ラッ
クハウジング6内においてインプットシャフト29の側
面に開口する第2ポート32とを有している。各ポート
31,32のそれぞれには、通風路28を介してラック
ハウジング6内への外気の吸入のみを許容する逆止弁3
3a,33bが設けられている。本実施の形態によれ
ば、通常設けられるベローズ26を用いる簡単な構造に
て容易にラックバー5の軸長方向に沿う気流を発生させ
ることができる。
【0024】特に、ベローズ26に逆止弁としての一方
向シール27a,27bを装備しているので、ラックハ
ウジング6内の空気をベローズ26を介して外部へ確実
に放出し、放熱を良くすることができる。しかも、ラッ
クハウジング6内に発生された気流に引かれることによ
り、ステアリングシャフト3を貫く通風路28を介して
相対的に冷たい空気が、ラックハウジング6内に導入さ
れるので、冷却効果を一層高めることができる。
【0025】また、通風路28にはラックハウジング6
内への空気の吸入のみを許容する逆止弁33a,33b
が装備されているので、ラックハウジング6内に確実に
空気を導入させることができる。逆止弁33a,33b
は少なくとも一方を設けておけば良いが、双方を設ける
ことにより、冷却効果をさらに高めるという利点があ
る。なお、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明をコラム型の電動式動力舵取装置に適用
し、ピストン22やベローズ26によりラックハウジン
グ6内に発生させた気流を、ラックハウジング6内に連
通する通風路に導き、この通風路に放熱部21を臨ませ
ておいても良い。この場合、通風路は操舵軸を収容する
ギヤハウジングに設けることができる。その他、本発明
の特許請求の範囲内で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電動式動力舵取装置の
概略構成を示す模式図である。
【図2】図1のピストン周辺の拡大図である
【図3】本発明の別の実施の形態の概略構成を示す模式
図である。
【図4】図3の実施の形態のステアリングシャフトの分
解断面図である。
【符号の説明】
1 電動式動力舵取装置 2 ステアリングホイール 3 ステアリングシャフト(操舵軸) 5 ラックバー(舵取駆動軸) 6 ラックハウジング 6a 内周 10 モータ 11 ケース 12 ロータ 13 ステータ 16 ボールねじ機構 17 制御基板 19 駆動素子 20 ケース 20a 所定部 21 放熱部 22 ピストン 24 シール 26 ベローズ 27a,27b シール(逆止弁) 28 通風路 31 第1のポート 32 第2のポート 33a,33b 逆止弁 34 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 9/02 H02K 9/02 Z 9/04 9/04 Z 11/00 11/00 X Fターム(参考) 3D033 CA02 CA04 CA16 JB01 5H607 AA02 BB01 BB09 CC03 CC05 EE52 FF08 5H609 BB03 BB06 BB12 BB18 PP02 PP07 PP16 QQ02 QQ12 QQ23 RR01 RR27 RR37 RR42 RR63 5H611 AA09 QQ08 TT01 TT02 UA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの駆動力を、ステアリングホイ
    ールに連なる操舵軸、又は車幅方向に沿って延びる舵取
    駆動軸に伝えて操舵を補助する電動式動力舵取装置にお
    いて、 上記電動モータの駆動を制御する制御部と、 舵取駆動軸を軸長方向に移動自在に収容するハウジング
    と、 ハウジング内又はハウジング内に連なって上記気流を導
    く通風路内に臨んで制御部の熱を逃がすための放熱部
    と、 舵取駆動軸の駆動に伴ってハウジング内に舵取駆動軸の
    軸長方向に沿う気流を発生させる気流発生手段とを備え
    ることを特徴とする電動式動力舵取装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記気流発生手段は、
    ハウジングの内周に摺接しつつ舵取駆動軸と一体に移動
    するピストンを含むことを特徴とする電動式動力舵取装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記ピストンの外周に
    は、ハウジングの内周に摺接する一方向シールが設けら
    れることを特徴とする電動式動力舵取装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3において、上記気流発
    生手段は、ハウジングから露出する舵取駆動軸の端部を
    取り囲んで伸縮するベローズを含むことを特徴とする電
    動式動力舵取装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、上記ハウジング内から
    ベローズ内への空気の流入のみを許容する第1の逆止弁
    と、ベローズ内から外部への空気の排出のみを許容する
    第2の逆止弁とをさらに備えることを特徴とする電動式
    動力舵取装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れか一つにおいて、
    上記操舵軸を貫通してハウジング内を外部に連通させる
    通風路をさらに備えることを特徴とする電動式動力舵取
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、上記通風路の両端のポ
    ートの少なくとも一方に設けられ、通風路を介するハウ
    ジング内への空気の吸入のみを許容する逆止弁をさらに
    備えることを特徴とする電動式動力舵取装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れか一つにおいて、
    上記電動モータは、ハウジング内又はハウジング内に連
    なって上記気流を導く通風路内に臨むことを特徴とする
    電動式動力舵取装置。
JP2001076360A 2001-03-16 2001-03-16 電動式動力舵取装置 Pending JP2002274398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076360A JP2002274398A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 電動式動力舵取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076360A JP2002274398A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 電動式動力舵取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002274398A true JP2002274398A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18933310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001076360A Pending JP2002274398A (ja) 2001-03-16 2001-03-16 電動式動力舵取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002274398A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005329869A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP2008312433A (ja) * 2007-05-17 2008-12-25 Nsk Ltd アクチュエータ
JP2010093986A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Hitachi Automotive Systems Ltd 電動アクチュエータの制御装置
JP2013141969A (ja) * 2012-01-13 2013-07-22 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd パワーステアリング装置
JP2015107750A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 日信工業株式会社 ブレーキシステム用入力装置および車両用ブレーキシステム
CN104828131A (zh) * 2014-02-06 2015-08-12 株式会社昭和 转向装置和用于转向装置的外壳

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005329869A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP4508726B2 (ja) * 2004-05-21 2010-07-21 株式会社ショーワ 電動パワーステアリング装置
JP2008312433A (ja) * 2007-05-17 2008-12-25 Nsk Ltd アクチュエータ
JP2010093986A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Hitachi Automotive Systems Ltd 電動アクチュエータの制御装置
JP2013141969A (ja) * 2012-01-13 2013-07-22 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd パワーステアリング装置
JP2015107750A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 日信工業株式会社 ブレーキシステム用入力装置および車両用ブレーキシステム
CN104828131A (zh) * 2014-02-06 2015-08-12 株式会社昭和 转向装置和用于转向装置的外壳
CN104828131B (zh) * 2014-02-06 2018-01-12 株式会社昭和 转向装置和用于转向装置的外壳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140077633A1 (en) Vehicle
US20090266640A1 (en) Electric power steering apparatus
GB2275901A (en) Electrically operated power steering apparatus for vehicles
US20040174133A1 (en) Servo motor with a built-in drive circuit
US10427709B2 (en) Electric motor and electric power steering apparatus having the same
SE534838C2 (sv) Kylanordning för elmotor
ATE422437T1 (de) Antriebseinheit mit optimierter kühlung
JP4469850B2 (ja) 自動車のためのステアリング伝動装置
WO2009101794A1 (ja) 車両用操舵装置
JP2002274398A (ja) 電動式動力舵取装置
JP2007259560A (ja) モータ
US20050173183A1 (en) Vehicle power steering device
JP6684190B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2005086855A (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御回路組付構造
JP7156892B2 (ja) モータの構造
US20220281516A1 (en) Belt driven rotary assist apparatus for recirculating ball steering gears
US20160318483A1 (en) Wiper motor
JP2010093986A (ja) 電動アクチュエータの制御装置
JP7210255B2 (ja) 自動車ビークルワイパーシステム用のギヤモータ
KR20170098555A (ko) 전동식 조향장치의 감속기
JP2778678B2 (ja) 電動パワーステアリングのモータの冷却装置
JP2008201236A (ja) 電動パワーステアリングシステム
JP2778676B2 (ja) 電動パワーステアリングのブラシレスモータ駆動装置
JP2009138697A (ja) 車両用コンプレッサ
JP2778677B2 (ja) 電動パワーステアリングの駆動装置