JP2002271719A - データ転送方法及び装置並びにそれを用いたデータ転送サービス方式 - Google Patents

データ転送方法及び装置並びにそれを用いたデータ転送サービス方式

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JP2002271719A
JP2002271719A JP2001064529A JP2001064529A JP2002271719A JP 2002271719 A JP2002271719 A JP 2002271719A JP 2001064529 A JP2001064529 A JP 2001064529A JP 2001064529 A JP2001064529 A JP 2001064529A JP 2002271719 A JP2002271719 A JP 2002271719A
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Hiroyuki Tada
浩之 多田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが何処にいても、また何時でも、ビデ
オ装置などのデータ記録再生装置への記録の予約などが
できるのみならず、何時でも何処でも、記録した内容を
視聴することができるデータ転送方法及び装置並びにそ
れを用いたデータ転送サービス方式を提供すること。 【解決手段】データ転送方法として、ユーザが指定する
データ記録再生装置にアクセスし、そのデータ記録再生
装置から指定のデータを通信回線を通して取り込み、取
り込んだデータをユーザが所有する携帯電子機器で受信
可能な形式に変換して前記ユーザが所有する携帯電子機
器に送信する。ユーザの自宅などに設置されたデータ記
録再生装置にセンターなどのデータ転送装置がアクセス
してデータを取り出し、このデータをユーザが所有する
携帯電子機器に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送方法及
び装置並びにそれを用いたデータ転送サービス方式、例
えば携帯電話などの無線通信網やインターネット等のネ
ットワークを使ってユーザの指定するビデオセットなど
のデータ記録再生装置からデータを取り出し、そのデー
タをユーザが所有する携帯電子機器に送信する技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話によるデータ通信やイン
ターネットが急速に普及し、また通信料の低価格・定額
化も進み、携帯電話でデータの送受信を行なったり、イ
ンターネットへ常時接続したりするサービスも徐々に普
及しつつある。このようなサービスの一つとして、ユー
ザの自宅のビデオ装置を遠隔地から制御する技術或いは
サービスがある。このような従来の発明の一例として
は、例えば特開平9−102827号公報に示されたも
のがある。これは、センターのデータベースにビデオ装
置の録画予約を行なうために必要な情報として、例えば
番組の放送チャンネルや放送開始時刻などでなる番組表
を記録しておき、携帯端末はセンターとの間で通信可能
でデータベースを検索でき、番組表を受け取る。そし
て、ユーザは上記番組表を参照して、録画する番組の放
送チャンネルや放送開始時刻などを確認し、携帯端末に
入力すると、これらの情報はネットワークを介してビデ
オ装置に送信され、ビデオ装置では録画予約が実行され
る、というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遠隔制御装置にあっては、センターが録画予
約を行なうために必要な情報をユーザの携帯端末に送付
し、ユーザが録画予約操作をするというものであり、ユ
ーザは外出先で録画内容を視聴するということはできな
い。
【0004】そのため、録画予約を行ない、その指定し
た番組が録画されたとしても、ユーザは帰宅してから録
画された番組を視聴する時間が無い場合は、録画した内
容のみがビデオ装置に蓄積されるだけで、いつの間にか
番組を録画したことも忘れてしまうという不具合があっ
た。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、ユーザが何処にいても、また何時で
も、ビデオ装置などのデータ記録再生装置への記録の予
約などができるのみならず、何時でも何処でも、記録し
た内容を視聴することができるデータ転送方法及び装置
並びにそれを用いたデータ転送サービス方式を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ転送方
法として、ユーザが指定するデータ記録再生装置にアク
セスするステップと、アクセスしたデータ記録再生装置
から指定のデータを通信回線を通して取り込むステップ
と、取り込んだデータをユーザが所有する携帯電子機器
で受信可能な形式に変換するステップと、形式変換した
データを前記ユーザが所有する携帯電子機器に送信する
ステップとから構成したものである。これによれば、ユ
ーザの自宅などに設置されたデータ記録再生装置にセン
ターなどのデータ転送装置がアクセスしてデータを取り
出し、このデータをユーザが所有する携帯電子機器に送
信するから、ユーザは、自身が録画予約などにより記録
した番組を外出先にいても、また外での休憩中や食事中
において視聴することができるようになり、時間の節約
ができる上、せっかく記録したデータ内容を見ないで終
わるということはなくなる。
【0007】本発明はまた、データ転送装置として、ネ
ットワーク接続手段と、ユーザが指定するデータ記録再
生装置にアクセスするアクセス手段と、ネットワークを
介してデータを送受信可能なデータ送受信手段と、受信
したデータを携帯電子機器で受信可能な形式に変換する
データ変換手段と、複数のユーザ情報を格納する顧客デ
ータ格納部と、データの送受信および変換動作をコント
ロールする制御手段とを備えたものである。これによ
り、ユーザからの要求により、ユーザが指定するデータ
記録再生装置にアクセスして指定のデータを通信回線を
通して取り込み、取り込んだデータをユーザが所有する
携帯電子機器で受信可能な形式に変換して前記ユーザが
所有する携帯電子機器に送信することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は本発明により構築さ
れるデータ転送サービス方式を実行するためのデータ転
送システムの全体構成を概略的に示す図である。図1に
おいて、1はセンター、2はユーザの自宅に設置された
データ記録再生装置としてのビデオ装置、3はユーザが
所有する携帯端末(携帯電話)、4は上記センター1、
ビデオ装置2および携帯端末3を通信可能に接続するネ
ットワークである。
【0009】センター1にはビデオ装置2と携帯端末3
との間のデータの送受を仲介するセンター装置が設置さ
れる。図2はセンター1に設置されるセンター装置の構
成を示すブロック図である。このセンター装置5は、登
録したユーザに関するデータが格納された顧客データベ
ース11と、顧客の家庭内ビデオ装置2へコマンドデー
タ等を送信する第1の送信部12と、顧客の家庭内ビデ
オ装置2からの画像データや音声データを受信する第1
の受信部13と、顧客の携帯端末3からの指示や要求に
関するデータを受信する第2の受信部14と、顧客の携
帯端末3へ画像データや音声データ、或いは案内データ
を送信する第2の送信部15とを備えている。またセン
ター装置5は、上記第1の受信部13から受信した画像
データや音声データを携帯端末3で受信可能なデータ形
式に変換するデータ変換手段16と、このセンター1が
行なうデータ転送サービスを利用したユーザに対して課
金処理を行なう課金処理部20と、上記各機能部11〜
16および20の動作をコントロールする制御部17と
を備えている。
【0010】データ変換手段16は、受信した映像デー
タや音声データを携帯端末3に送信でき、また、この携
帯端末3の出力部(表示部やスピーカ)に出力すること
が可能な形式に変換する映像音声データ変換部19と、
これらの映像データや音声データの制御用のデータを変
換する制御GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェ
ース)変換部18とを有している。制御部17はCPU
などのデータ処理手段から構成されている。
【0011】顧客データベース11には、センター1に
登録しているユーザの住所、氏名などのデータベースの
他にそのユーザが指定するビデオ装置2にアクセスする
ための電話番号、使用機種、採用する録画方式などのデ
ータが格納されている。
【0012】図3は本発明において使用される携帯端末
の構成を示すブロック図である。この携帯端末3は、通
話およびデータ通信などの各種動作をコントロールする
制御手段としてのCPU21と、CPU21に各種コマ
ンドが入力される入力部22と、画像が表示される表示
部23と、音声が出力されるスピーカ24と、各種デー
タが格納されるメモリ25と、この携帯端末3へのデー
タの入力および出力を行なうデータ入出力部26と、こ
の携帯端末3へのデータの入力および出力を無線回線
(携帯通信回線など)を使って実行する通信制御部27
とを備えている。通信制御部27には通信用のアンテナ
28が接続されている。
【0013】メモリ25は、処理データを一時的に記憶
するRAM(随時書き換え可能なメモリ)および動作プ
ログラム及びデータが記憶されるROM(読み出し専用
メモリ)からなるメモリからなる。通信制御部27は、
例えばPHS網と通信を行なうために高周波回路、変復
調回路およびTDMA/TDD処理回路を有する。また
通信制御部27は放送局からの放送電波を受信する機能
を備えていてもよい。入力部22は携帯端末3の本体部
に取り付けられたボタンをキーボードとして使用しても
よいし、また、表示部23の画面をタッチパネルとして
データ入力するようにしてもよい。表示部23は液晶表
示器および表示回路から構成される。
【0014】図4は本発明において用いられ家庭内に設
置されるビデオ装置2の構成を示すブロック図である。
このビデオ装置2は、記録再生やデータの送受信置など
の各種動作をコントロールする制御手段としてのCPU
31と、CPU31に各種コマンドを入力するための入
力部32と、画像が表示される表示部33と、音声が出
力されるスピーカ34と、各種データが格納されるメモ
リ35と、このビデオ装置2へのデータの入力および出
力を行なうデータ入出力部36と、このビデオ装置2へ
のデータの入力および出力を通信回線(公衆電話回線、
データ通信回線或いはインターネットなど)を使って実
行する通信制御部37とを備えている。通信制御部37
には通信用のアンテナ38が接続されている。またビデ
オ装置2は、記録した映像、音声データを蓄積するため
の外部補助記憶手段39と、同じく記録した映像、音声
データを蓄積するための内部補助記憶手段40と、これ
ら外部補助記憶手段39および内部補助記憶手段40に
蓄積されたそれぞれの映像音声について、録画日時、録
画開始時刻、録画終了時刻、録画チャンネルなどの情報
である制御GUIを作成し、リスト形式にして格納する
制御GUI格納部41とを有している。
【0015】この実施の形態に係るビデオ装置2は、上
記データ入出力部36および通信制御部37を備えてい
ることから、外部からコマンドを受信し、このコマンド
にしたがって動作したり、或いは上記コマンドに応答し
てコマンド要求を発した外部装置に対してデータを送信
することが可能である。このビデオ装置2において、メ
モリ35は、処理データを一時的に記憶するRAM(随
時書き換え可能なメモリ)および動作プログラム及びデ
ータが記憶されるROM(読み出し専用メモリ)からな
るメモリからなる。通信制御部27は、接続された通信
網(有線、無線を問わない、インターネットでもよい)
と通信を行なうために必要な各種通信機能を有する。ま
た通信制御部27は放送局からの放送電波を受信したり
CATVから映像音声データを受信する機能を備えてい
てもよい。入力部32はビデオ装置2の本体部に取り付
けられたボタンをキーボードとして使用してもよい。ビ
デオ装置2の表示部33としてはテレビ受像機の表示部
が用いられる。また、ビデオ装置2のスピーカ34もま
たテレビ受像機のスピーカが用いられる。外部補助記憶
手段39としては、例えばビデオテープ、光ディスク、
CD、DVDなどの記憶媒体を使用した記憶手段があ
る。また内部補助記憶手段40としては内蔵ハードディ
スクなどの記憶媒体を使用した記憶手段がある。
【0016】上記構成を有するデータ転送システムの動
作について説明する。ユーザの自宅に設置されたビデオ
装置2とユーザが所有する携帯端末3とは直接通信をす
ることができ、ユーザは、その携帯端末3からコマンド
を発信して、ビデオ装置2の録画予約などのセットを行
なうことができる。またこれとは異なり、ユーザがその
携帯端末3からセンター装置5へ向けて録画予約などの
要求を発信し、センター装置5がビデオ装置2に対して
コマンドを発信して、ビデオ装置2の録画予約などのセ
ットを行なうようにする、すなわち、録画予約をセンタ
ー1経由で行なうこともできる。
【0017】ビデオ装置2は、自機がデータの記録を行
なうとその記録内容を外部補助記憶手段39または内部
補助記憶手段40に格納する。そして、これらの補助記
憶手段39、40に記録したデータに対して題名を付与
するとともに、記録した年月日および記録開始時刻と終
了時刻、放送チャンネルなどのデータを記録し、それら
のデータ項目を検索キーとする制御GUIを作成して制
御GUI格納部41に格納する。これにより制御GUI
格納部41には内部補助記憶手段40または、このビデ
オ装置2にセッティングされた外部補助記憶手段39に
記録されたデータのメニューがリスト形式で格納されて
いる。
【0018】ユーザは、自己の指定するビデオ装置2が
記録したデータ内容を見たいときはセンター1に設置さ
れたセンター装置5を携帯端末3を使って呼び出し、デ
ータ内容を見たい旨の要求を送る。センター装置5の制
御部17は上記要求を受け取るとユーザについての本人
確認をパスワードを入力させるなどによって行なった
後、顧客データベース11からそのユーザの情報を取り
出し、その顧客データに基づいてユーザのビデオ装置2
を通信により呼び出す。このビデオ装置2はセンター装
置5からの呼び出しに応答して、制御GUI格納部41
から記録内容のリストからなる制御用GUIを読み出し
てセンター装置5へ送付する。
【0019】センター装置5では制御GUIを第1の受
信部13で受信するとともにこの制御GUIを制御GU
I変換部18へ送り、この制御GUI変換部18におい
て、家庭内機器用の制御GUIを携帯端末用の制御GU
Iに変換する。図5は上記家庭内機器であるビデオ装置
2用の制御GUIから携帯端末3用の制御GUIに変換
する態様を説明する図である。この図から明らかなよう
に、ビデオ装置2用の制御GUIは図5(a)に示すよ
うに各録画データについてのものがリスト形式で格納さ
れ且つ画面表示されるようになっているのに対して、携
帯端末3用の制御GUIは図5(b)に示すように1つ
の項目(録画単位)についての制御GUIが表示され、
ボタン操作により次の制御GUIに順送りされるように
なっている。
【0020】なお、上記図5におけるビデオ装置2用の
制御GUIから携帯端末3用の制御GUIへの変換は携
帯端末3を使ってセンター1経由でビデオ装置2の録画
予約を行なう場合においても同様にして行なわれる。す
なわち、ユーザがその携帯端末3からセンター装置5へ
向けて録画予約などの要求を発信すると、センター装置
5がビデオ装置2に対して制御GUIの転送を要求す
る。これに応答してビデオ装置2から制御GUI一部
(一録画単位分)が送られてくると、センター装置5で
はその制御GUIを第1の受信部13で受信するととも
にこの制御GUIを制御GUI変換部18へ送り、この
制御GUI変換部18において、家庭内機器用の制御G
UIを携帯端末用の制御GUIに変換し、その後携帯端
末3へ送信する。これにより、上述したのと同様に、ビ
デオ装置2用の制御GUIは図5(a)に示すように各
録画データについてのものがリスト形式で格納され且つ
画面表示されるようになっているのに対して、携帯端末
3用の制御GUIは制御GUI変換部18での変換処理
により、図5(b)に示すように1つの項目(録画単
位)についての制御GUIが表示され、ユーザはボタン
操作により録画予約の日時や時刻、或いはチャンネルを
入力する。そして図5(b)中における「予約設定」の
ボタンを押すと録画予約情報がセンター装置5へ送信さ
れ、このセンター装置5においてさらに制御GUIの変
換が行なわれて、ビデオ装置の制御GUIに予約設定が
なされる。
【0021】上述のようにして変換された制御GUI
は、センター装置5の第2の送信部15から携帯端末3
へ送信される。そして携帯端末3で受信されると、その
表示部23に図5(b)に示すような態様で表示され
る。ユーザは、上記制御GUIを見て自分が見たい録画
番組を決定し、その番組を指示する。
【0022】携帯端末3から番組指示のコマンドが送信
されると、このコマンドはセンター装置5の第2の受信
部14において受信される。すると、制御部17は、指
定された番組の映像音声データを送信するようビデオ装
置2に対してコマンドを発する。ビデオ装置2は、この
コマンドに対応して指定された番組を再生するととも
に、その再生データをセンター装置5に向けて送信す
る。この送信データはセンター装置の第1の受信部13
において受信される。その受信データは映像音声データ
変換部19へ送られ、この映像音声データ変換部19に
おいて、ビデオ装置2用の映像音声データをユーザが所
有する携帯電子機器で受信し表示することが可能な形式
に変換する。
【0023】この映像音声データの変換処理に際して
は、例えば次のような変換処理を行なう。 (1)フォーマットの変換処理 このフォーマット変換処理においては、例えば画像デー
タをMPEG2からMPEG4へ変換するといった処理
がある。 (2)ビットレートの変換処理 このビットレートの変換処理においては、例えばビット
レートを2Mbpsから64Mbpsへ変換するといっ
た処理がある。 (3)サイズの変換処理 これはそれぞれの機種の表示部へ画像が納まるようにサ
イズを変換するもので、このサイズの変換処理において
は、例えばサイズをCIF(360x288)からQC
IF(180x144)へ変換するといった処理があ
る。 (4)色数の変換処理 これは画像を彩色する色データの数を変換するもので、
この色数の変換処理においては、例えばカラー映像から
白黒映像へ変換するといった処理がある。
【0024】このように、映像音声データ変換部19に
おいて各種のデータ変換処理をうけた後、映像音声デー
タは第2の送信部15へ送られ、この第2の送信部15
から携帯端末3へ送信される。
【0025】ユーザは送信されてきた映像音声データ
を、自己が所有する携帯端末3により受信し、映像を表
示部23に表示するとともに、音声をスピーカから出力
し、録画(或いは記録)した番組データを視聴すること
ができる。
【0026】以上のデータベース転送サービスを実行す
ることにより、センター1ではユーザに対して課金処理
を行なう。この課金処理はセンター装置5の課金処理部
20において実行される。
【0027】課金処理に際しては、例えば次のような方
法で処理を行なう。 (1)データ転送操作要求の回数による課金方法 この課金方法としては、例えばビデオ録画予約:1回1
円、録画映像の変換送信:1回10円といった処理があ
る。 (2)データ変換するソースの長さによる課金方法 この課金方法としては、例えば30分の映像変換送信:
10円、1時間の映像変換:1回20円といった処理が
ある。 (3)データ変換後の映像の品質による課金方法 この課金方法としては、例えば、 時間品質として、1時間番組を30分に要約:10
円、1時間番組を10分に要約:10円といった処理が
ある。 ビットレート品質として、2Mbpsの映像:10
円、64Mbpsの映像:1円といった処理がある。 色数品質として、カラーの映像:10円、白黒の映
像:5円といった処理がある。 (4)上記(1)〜(3)の課金方法を組み合わせた方
法 この課金方法としては、例えば久我映像変換送信:1回
10円、ソースの長さ30分:10円、ビットレート6
4Mbpsの映像:1円、カラーの映像:10円、以上
合計で31円といった処理がある。
【0028】このような課金方法によりセンターはユー
ザからサービス料金を受け取ることができる。
【0029】なお、この実施の形態においてビデオ装置
2はユーザの自宅に設置されているものとしたが、必ず
しもこのような態様に限られるものではなく、ユーザの
仕事場、或いはよく立ち寄る場所など、ユーザが指定し
た場所にあるビデオ装置であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はデータ転
送方法或いはサービスとして、ユーザが指定するデータ
記録再生装置にアクセスし、そのデータ記録再生装置か
ら指定のデータを通信回線を通して取り込み、取り込ん
だデータをユーザが所有する携帯電子機器で受信可能な
形式に変換して前記ユーザが所有する携帯電子機器に送
信するようにしたため、ユーザの自宅などに設置された
データ記録再生装置にセンターなどのデータ転送装置が
アクセスしてデータを取り出し、このデータをユーザが
所有する携帯電子機器に送信するから、ユーザは、自身
が録画予約などにより記録した番組を外出先にいても、
また外での休憩中や食事中において視聴することができ
るようになり、時間の節約ができる上、せっかく記録し
たデータ内容を見ないで終わるということはなくなる等
種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構築されるデータ転送サービス方
式を実行するためのデータ転送システムの一実施の形態
の全体構成を概略的に示す図
【図2】前記実施の形態において、センターに設置され
るセンター装置の構成を示すブロック図
【図3】前記実施の形態において使用される携帯端末の
構成を示すブロック図
【図4】前記実施の形態において用いられ家庭内に設置
されるビデオ装置の構成を示すブロック図
【図5】ビデオ装置用の制御GUIから携帯端末用の制
御GUIに変換する態様を説明する図であり、(a)は
ビデオ装置用の制御GUIのデータ構成を表し、(b)
は携帯端末用の制御GUIのデータ構成を表す図
【符号の説明】
1 センター 2 ビデオ装置(データ記録再生装置) 3 携帯端末(携帯電子機器) 4 ネットワーク 11 顧客データベース 12 第1の送信部 13 第1の受信部 14 第2の受信部 15 第2の送信部15 16 データ変換手段 17 制御部 18 制御GUI変換部 19 映像音声データベース変換部 20 課金処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04Q 9/00 301D H04Q 9/00 301 321D 321 321Z H04N 5/91 L Fターム(参考) 5C052 AB04 AC10 CC01 DD04 EE03 5C053 FA29 JA16 LA04 LA05 LA06 LA07 LA15 5D102 AB09 AC01 HA04 HA17 HA20 HA28 5K048 BA03 DA07 DC07 EB02 EB15 FB10 FB15 HA03 HA23 5K101 KK11 LL12 MM07 NN18 PP04 UU19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが指定するデータ記録再生装置に
    アクセスするステップと、アクセスしたデータ記録再生
    装置から指定のデータを通信回線を通して取り込むステ
    ップと、取り込んだデータをユーザが所有する携帯電子
    機器で受信可能な形式に変換するステップと、形式変換
    したデータを前記ユーザが所有する携帯電子機器に送信
    するステップとから成るデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク接続手段と、ユーザが指定
    するデータ記録再生装置にアクセスするアクセス手段
    と、ネットワークを介してデータを送受信可能なデータ
    送受信手段と、受信したデータを携帯電子機器で受信可
    能な形式に変換するデータ変換手段と、複数のユーザ情
    報を格納する顧客データ格納部と、データの送受信およ
    び変換動作をコントロールする制御手段とを備え、 前記制御手段は、ユーザからの要求により、ユーザが指
    定するデータ記録再生装置にアクセスして指定のデータ
    を通信回線を通して取り込み、取り込んだデータをユー
    ザが所有する携帯電子機器で受信可能な形式に変換して
    前記ユーザが所有する携帯電子機器に送信することを特
    徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 ユーザの要求をセンターで受け、センタ
    ー装置によりユーザが指定するデータ記録再生装置にア
    クセスし、そのデータ記録再生装置から指定のデータを
    通信回線を通して取り込み、取り込んだデータをユーザ
    が所有する携帯電子機器で受信及び表示可能な形式に変
    換して前記ユーザが所有する携帯電子機器に送信するこ
    とにより、ユーザの指定するデータ記録再生装置からデ
    ータを取り出し、このデータをユーザが所有する携帯電
    子機器に転送することを特徴とするデータ転送サービス
    方式。
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