JP2002267763A - 地震予知システム - Google Patents

地震予知システム

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JP2002267763A
JP2002267763A JP2001070734A JP2001070734A JP2002267763A JP 2002267763 A JP2002267763 A JP 2002267763A JP 2001070734 A JP2001070734 A JP 2001070734A JP 2001070734 A JP2001070734 A JP 2001070734A JP 2002267763 A JP2002267763 A JP 2002267763A
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清 弘原海
Ryuichi Haraguchi
竜一 原口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的高い確率で地震予知に利用可能な地震
前兆異常情報を用いた地震予知システムを構築する。 【解決手段】 地震前兆異常情報を処理するサーバ6と
各種データを記録する記憶装置7とで構成し、サーバ6
は地震前兆異常情報を利用者に提供させる収集手段、収
集した地震前兆異常情報を分類別に集計して地震予知情
報に加工する処理手段、地震予知情報を地理的分布で利
用者に閲覧させる表示手段を備え、記憶装置は収集した
地震前兆異常情報の異常データをレコード単位とする異
常情報データベース14、加工した地震予知情報の予知デ
ータをレコード単位とする予知情報データベース15、地
震前兆異常情報の提供を促し、かつ地震予知情報を地理
的分布で表示するホームページデータ16、地震予知情報
を地理的分布で表示するための地図データ17を備えてな
る地震予知システム1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収集した地震前兆
異常情報を地理的分布により視覚表示する地震予知シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】地震予知は、自然災害予防対策の中で
も、とりわけ関心の高いものであり、一方では従来より
様々な科学的アプローチが試みられている。他方では、
地震前後の環境変化の情報を収集し、事実に即した地震
予知を試みようとする例も見られる。特に、地震前に目
撃される人体感覚での検知可能な地震前兆異常現象は
「宏観異常現象」と呼ばれ、古くからよく知られてお
り、この地震前兆異常現象と地震との相関関係を明らか
にすることで、地震予知を試みようとしているわけであ
る。地震前兆異常現象としては、例えば地震前に鯰が暴
れたであるとか、地震前に空が光ったであるとか、地震
前に井戸水が濁った、等を例示することができる。
【0003】こうした地震前兆異常現象は、文献等にも
見られることから、集計的解析に対しての情報量、情報
収集期間は十分にあるが、それぞれが目撃した人の個性
に基づく文章的な情報で、科学的な地震との相関関係を
明らかにするには、解析に時間がかかり、結果としてリ
アルタイムな地震予知への利用が難しい側面がある。あ
くまで、地震との相関関係の明らかな代表的な環境変化
を地震前兆異常情報として公開しておき、各個人が実際
に目撃した環境変化を前記例示の地震前兆異常情報に照
らし合わせて、個人毎に地震の到来を判断してもらう利
用方法しかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】地震前兆異常現象は、
経験則から、そして科学的な相関関係の解明から、比較
的高い確率で地震の予知を可能にする。しかしながら、
やはり広範囲よりある程度の数の地震前兆異常情報が寄
せられなければ、単なる環境異変か地震かの判別がつき
にくい。ところが、十分な地震前兆異常情報の収集、解
析に時間がかかり、結果として地震予知に役立てること
ができず、これまでは単なる情報収集の範囲を超えるこ
とができなかった。そこで、比較的高い確率で地震予知
に利用可能な地震前兆異常情報を用いた地震予知システ
ムを構築するため、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、収集した地震前兆異常情報を地理的分布により視覚
表示して地震予知する地震予知システムであって、この
地震前兆異常情報を処理するサーバと各種データを記録
する記憶装置とで構成し、サーバは地震前兆異常情報を
利用者に提供させる収集手段、収集した地震前兆異常情
報を分類別に集計して地震予知情報に加工する処理手
段、地震予知情報を地理的分布で利用者に閲覧させる表
示手段を備え、記憶装置は収集した地震前兆異常情報の
異常データをレコード単位とする異常情報データベー
ス、加工した地震予知情報の予知データをレコード単位
とする予知情報データベース、地震前兆異常情報の提供
を促し、かつ地震予知情報を地理的分布で表示するホー
ムページデータ、そして地震予知情報を地理的分布で表
示するための地図データを備えてなり、サーバの表示手
段が記憶装置のホームページデータを用いてインターネ
ットにホームページを公開し、このホームページを通し
てこのサーバの収集手段が利用者に目撃日時、目撃場所
及び目撃内容からなる地震前兆異常情報の提供を促し、
提供されたこの地震前兆異常情報を記憶装置の異常情報
データベースに異常データとして追加し、このサーバの
処理手段が収集した地震前兆異常情報の異常データを分
類別に集計して記憶装置の予知情報データベースに予知
データとして追加し、このサーバの表示手段が記憶装置
の地図データ及び予知データベースの予知データを用
い、前記地図データ上に地理的分布させた予知データを
ホームページ内に表示して利用者に閲覧させる地震予知
システムである。
【0006】本発明は、インターネットを利用して、広
範囲かつ迅速に地震前兆異常情報を収集し、分類毎の異
常データの集計数=予知データの集計数をグラフ等によ
り「視覚表示」し、リアルタイムに地震前兆異常情報又
は加工した地震予知情報をインターネット上に公開する
ことで、地震予知可能な地震前兆異常情報の取扱いを実
現している。本発明の地震予知システムの利用者は、視
覚表示された地図上の予知データ(通常集計数を表すグ
ラフ)を見て、各人の責任において地震到来の有無を予
知することになる。すなわち、本発明の地震予知システ
ムは、正確には地震到来の有無を判別しやすい地震前兆
異常情報をより多く、かつできるだけリアルタイムに収
集し、広く提供するもので、地震予知システム自身が地
震予知をした結果を提示するものではない。
【0007】サーバは、ホームページをインターネット
に公開したり、収集した地震前兆異常情報を取扱うコン
ピュータで、インターネットに対するWebサーバやMail
サーバの機能を有する。ホームページの公開(Webサーバ
機能)と、各データの処理(データ処理部及びグラフ作成
部)とを、別のサーバで構成してもよい。利用者側から
説明すれば、それぞれがインターネットに接続可能な端
末(コンピュータ、PDA又はインターネット利用が可能な
携帯電話等)を用いて、ホームページから直接又はメー
ルで地震前兆異常情報をサーバへ提供し、地震予知情報
をホームページ上で閲覧する。記憶装置は、サーバが取
扱うホームページデータ地図データのほかに、収集した
地震前兆異常情報や地震予知情報や、既登録者のユーザ
ーデータをデータベースとして記録する。
【0008】大量の地震前兆異常情報を収集しながら、
リアルタイムに分類、集計して視覚表示するためには、
収集時における地震前兆異常情報の書式を予め定めてお
くと都合がいい。これから、(a)地震前兆異常情報の目
撃場所は、都道府県単位情報又は市区町村単位情報に限
ったり(範囲書式)、更に(b)地震前兆異常情報の目撃場
所は、海中、湖中、河川、陸上及び空中からなる具体的
な地理情報とする(地理書式)。また、(c)地震前兆異常
情報の目撃内容は、異常種類を上位から下位へ複数に分
類した絞り込み段階それぞれに設定した選択項目で、各
絞り込み段階の択一的な選択項目の選択により分類容易
にすると、コンピュータで処理しやすいデータ形式で地
震前兆異常情報を収集できる(現象書式)。
【0009】(a)範囲書式は、収集した地震前兆異常情
報の地理的集計を図る際の基礎になるデータである。本
発明の地震予知システムを利用して地震予知する人は、
上述の通りあくまでホームページを閲覧する利用者であ
る。こうした利用者は、ほぼ各市区町村に在住である。
これから、各利用者に即せば、目撃場所を市区町村単位
に分類して集計すると、各利用者による地震予知に相応
しい。また、個々の情報毎に細かく地理分布しても、疎
らになりすぎて、地震予知をもたらす情報としてのまと
まりも少ない。少し範囲を広げて都道府県単位にする
と、広域な情報分布が分かりやすくなり、より広い範囲
を基礎として震源地の予測等がしやすくなる。
【0010】(b)地理書式は、収集した地震前兆異常情
報の意味付けを図る際の基礎になるデータであり、より
具体的な解析を図る際の指標となる。例えば、同じ地震
前兆異常情報でも、目撃対象となる現象が発生した具体
的な地理情報によって意味合いが異なってくる。そこ
で、目撃場所を具体的な地理情報として分類、集計する
ことも、より具体的な地震予知を助ける。具体的な地理
情報としては、海中、湖中、河川、陸上及び空中の区分
として例示できるが、このほかにも考えられ、前記区分
に限らない。
【0011】(c)現象書式は、地震前兆異常現象の取扱
いを改善するため、絞り込み段階それぞれで選んだ選択
項目の組合せにより、多種多様な地震前兆異常現象をコ
ンピュータで処理を可能な数値データで表現できるよう
にする。こうした選択項目からの選択は、前述のような
数値データによる表現のほか、個人毎に異なる現象認識
の恣意性をなくし、集計に適した均一な基準に基づく情
報提供を実現する作用もある。絞り込み段階とは、地震
前兆異常現象を段階的に詳細にしていく表現段階で、上
位に異常種類、下位に異常詳細とした場合、異常種類に
「天象/気象」「昆虫」「小動物」等、異常詳細に
「雲」「ミミズ」「蜘蛛」「犬」「猫」等を例示でき
る。異常種類は(b)地理書式と重なる場合もあるが、前
記から理解されるように、あくまで異常現象の表現であ
る点が異なる。これらは、ホームページからの情報提供
の場合であるが、メールによる情報提供であっても、地
震前兆異常現象を表現する言葉を、絞り込み段階の選択
項目に限るようにすれば、受信したメール本文から適宜
言葉を選別し、サーバにおいて寄せられた地震前兆異常
現象を容易に数値化できる。
【0012】また、単なる環境異常は経時的変動が少な
いのに対して、地震に対する地震前兆異常現象は経時的
に増加する。こうした情報数の変化の違いに基づき、環
境異常に基づく情報と地震前兆異常情報とを区別するた
め、予知データは目撃日時及び目撃場所を集計基礎とし
て地震前兆異常情報を分類、集計した結果であり、異な
る時間区切りで時系列の異なる予知データを並べて地理
的に分布させて表示することにより、この予知データの
集計数変化から地震予知させることとした。ここで、集
計数の変化割合は地震に対する切迫度を意味することに
なり、例えばこうした予知データの集計数における変化
割合を示すことで、地震到来時間をある程度予測しやす
くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明の地震予
知システム1と利用者の端末2,3,4,5との関係を表
す地震予知システム利用構成図、図2は本発明の地震予
知システム1のサーバ6及び記憶装置7の一例を表す内
部構成図、図3はサーバ6からインターネット8上に公
開する地震予知システム1のホームページ9におけるメ
イン画面の表示図、図4は同ホームページ9におけるロ
グイン画面の表示図、図5は同ホームページ9における
情報入力画面(目撃日時及び場所)の表示図、図6は同ホ
ームページ9における情報入力画面(目撃内容)の表示
図、図7は情報入力後の処理の一例を表すフローチャー
ト図、図8は日付更新時の処理の一例を表すフローチャ
ート図、図9は地震前兆異常情報を地理的分布により視
覚表示するマップ画面の表示図であり、図10は地震前兆
異常情報の一覧画面の表示図である。本例は、利用者か
ら提供される地震前兆異常情報(宏観異常情報)の信頼度
を高めるため、情報提供可能な利用者を事前登録者に限
った地震予知システム1であるが、情報の閲覧は他の利
用者も可能としている。
【0014】地震予知システム1は、図1に見られるよ
うに、インターネット8に接続されたサーバ6によって
サービスを提供する。基本的にはコンピュータ4,5を
対象としたホームページ9(図3以下参照)によりサービ
ス提供であるが、例えばインターネット利用可能な携帯
電話2やPDA(Personal Digital Assitant個人情報端末)
3でも閲覧可能なホームページも併用すれば、およそイ
ンターネット8に接続できる端末2,3,4,5をでサー
ビス提供が可能となる。利用者は、インターネット8を
介してサーバ6が公開するホームページ9を閲覧し、事
前登録者が目撃した地震前兆異常情報をホームページ9
から寄せることになる。また、サーバ6はインターネッ
ト8に接続しているので、このほかメールによる情報取
得も可能である(図2中細線矢印及び細破線矢印参照)
が、本例では主としてホームページ9からの情報取得に
ついて述べる。
【0015】地震予知システム1の具体的な構成は、図
2に見られるように、地震前兆異常情報を処理するサー
バ6と各種データを記録する記憶装置7とで構成する。
まず、サーバ6は地震前兆異常情報を利用者に提供させ
る収集手段としてMailサーバ機能10及びWebサーバ機能1
1を、収集した地震前兆異常情報を分類別に集計して地
震予知情報に加工する処理手段としてデータ処理部12及
びグラフ作成部13を備える。
【0016】Mailサーバ機能10及びWebサーバ機能11
は、インターネット8における通常のサーバ機能と同様
で、本発明におけるWebサーバ機能11は予知情報を地理
的分布で利用者に閲覧させる表示手段をも兼ねる。ま
た、データ処理部12及びグラフ作成部13は、地震前兆異
常情報としての異常データと、地震予知情報としての予
知データとを取扱う処理プログラムにより特定されるコ
ンピュータの機能で、ハード的に従来のコンピュータと
変わりはない。
【0017】記憶装置7は、本例ではサーバ6に対して
別体で表示している(図1又は図2参照)が、サーバ内蔵
であってもよい。この記憶装置7には、利用者から寄せ
られた地震前兆異常情報としての異常データをレコード
単位とする異常情報データベース14(図2中異常情報D
B)、加工した地震予知情報の予知データをレコード単位
とする予知情報データベース15(図2中予知情報DB)、ホ
ームページデータ16、地図データ17のほか、事前登録者
のユーザーデータベース18(図2中ユーザーDB)を備えて
いる。
【0018】異常情報データベース14は、利用者から取
得した地震前兆異常情報をそのまま記録するデータベー
スで、主として利用者が生の地震前兆異常情報を一覧す
る場合(図10参照)に利用するほか、地震予知情報を得る
ための加工前データを提供する。
【0019】予知情報データベース15は、地震予知に適
した予知データを得るために、取得した地震前兆異常情
報の異常データを分類、集計して、視覚表示するための
グラフ用統計データ(1ヶ月集計、1週間集計)、統計対
象としたフラグ付異常データやグラフデータを記録する
データベースで、新規情報入力時や日付変更時にデータ
処理部12及びグラフ作成部13が参照して地図データ17上
に予知データを地理的分布させたマップ画面を作成す
る。
【0020】ホームページデータ16は、ホームページ9
用の背景データ等である。地図データ17は、特にマップ
画面用のホームページデータと見ることができ、予知デ
ータを得る際、目撃場所の分類である範囲書式に適合し
た一定地理範囲相当に分割した地図データである。ユー
ザーデータベース18は、地震前兆異常情報を寄せる利用
者が既登録者か否かを識別するためのユーザー識別情報
データベースである。
【0021】地震予知システム1では、地震前兆異常情
報をリアルタイムに収集して、地理的分布により視覚表
示することで、地震予知のための情報を広く公開するこ
とを主眼としているので、ホームページ9の構成や入力
書式等は自由である。例えば、地震予知システム1が公
開しているホームページ9にアクセスした利用者は、ま
ず図3に見られるようなホームページ9のメイン画面か
ら各種サービスを選択する。本例では、「1 宏観異常
マップ閲覧」ボタン19、「2 宏観異常情報一覧」ボタ
ン20、「3 宏観異常情報提供」ボタン21及び「4 宏
観異常情報BBS」ボタン22から、サービスの選択が可能
である。
【0022】宏観異常マップ閲覧又は宏観異常情報一覧
は、それぞれ収集された地震前兆異常情報を視覚表示又
は一覧表示で閲覧するサービスで、基本的には不特定多
数の利用者に開放している。宏観異常情報BBSは、地震
前兆異常情報に関する利用者相互の理解を助けるための
意見交換掲示板である。地震前兆異常を目撃した利用者
は、「3 宏観異常情報提供」ボタン21を押して、メイ
ン画面から情報入力画面(図5以下参照)へと移ってい
く。このメイン画面は、記憶装置7内のホームページデ
ータ16を参照したサーバ6のWebサーバ機能11がインタ
ーネット8上に公開している(図2太線矢印参照)。
【0023】「3 宏観異常情報提供」ボタン21を選択
した利用者は、まず事前登録者か否かをチェックするた
め、図4に見られるように、ホームページ9のログイン
画面へ移る。地震前兆異常情報は、確かに数が多いほど
好ましいが、いたずらや悪意による間違った情報が混入
すると、統計的信頼性が低下して、地震予知システム1
の利用価値を低下させかねない。そこで、本例では、地
震予知システム1の利用価値を一定程度に維持するた
め、こうした事前登録者のみに情報提供を許すことにし
ている。必ずしも信頼性維持について万全な対策ではな
いが、情報提供利用者が事前登録者であることにより、
各利用者が入力した地震前兆異常情報確認のためにメー
ルを送ったり、多数の地震前兆異常情報が寄せられた際
に、同じ地域に住む事前登録者に対して更なる情報提供
又は確認を促すメールを送ることができる、等の利点が
ある(図2中細線矢印参照)。
【0024】既登録者は「ログイン名」入力欄23及び
「パスワード」入力欄24を入力して「入力」ボタン25を
押し、次のホームページ9の情報登録画面(図5)へ移
る。サーバ6のWebサーバ機能11は、入力されたログイ
ン名及びパスワードを記憶装置7のユーザーデータベー
ス17に突き合わせ、利用者が既登録者であることを確
認、認証する(図2中太破線矢印参照)。未登録者は、ロ
グイン画面における「宏観異常情報モニター登録」ボタ
ン26を押して新規登録画面(図示略)へ移り、住所、氏
名、連絡先、メールアドレス等を記憶装置7のユーザー
データベース18に登録を済ませた後(図2中太破線矢印
参照)、同じく情報登録画面へ移る。
【0025】本例の情報入力画面は、目撃日時及び目撃
場所と目撃内容を別ページに分けてあり、地震前兆異常
情報を2段階で登録してもらうようにしている。情報の
入力態様は自由であるので、1段階で同じページから全
情報を入力してもらうようにしてもよい。こうした入力
フォームは、サーバ6のWebサーバ機能11が記憶装置7
のホームページデータ16を参照して表示している。ま
ず、図5に見られるホームページ9の情報入力画面(目
撃日時及び場所)では、「目撃日時」入力欄27から、
年、月、日、時、分を入力してもらう。定常(地震の前
兆が見られない状態)的には、時分までの情報は必須と
はならないが、地震到来が近いと時分単位での変化も重
要と思われるので、できる範囲で細かく目撃日時を入力
してもらうとよい。
【0026】本例では、(a)範囲書式として、ポップア
ップで一覧できる選択項目を「都道府県」選択欄28及び
「市区町村」選択欄29それぞれに割り当て、利用者が選
択項目から特定するだけで、目撃場所を特定して入力で
きるようにしている。また、併せて、具体的な地理情報
を目撃場所の情報として追加できるように、本例では、
(b)地理書式として「海中」チェックボタン30、「湖
中」チェックボタン31及び「陸上」チェックボタン32の
3要素を排他的に(いずれかのみ)選択できるようにして
いる。更に細かな区分も可能であるが、基本的には都道
府県単位又は市区町村単位からなる(a)範囲書式のみに
従って情報を分類、集計すれば十分であるため、付加的
な要素の意味合い(b)地理書式は、前記3要素程度の分
類で十分である。
【0027】次に、図6に見られるホームページ9の情
報入力画面(目撃内容)では、入力された目撃日時を表示
しながら、続いて(c)現象書式として「異常種類」選択
欄33及び「異常詳細」選択欄34から、大区分及び小区分
の異常現象の内容をポップアップで一覧できる選択項目
から選び、入力してもらう。利用者による選択が容易と
なるように、「異常種類」選択欄33及び「異常詳細」選
択欄34それぞれに、選択項目毎の代表的な異常現象の写
真を見ることができる「参照」ボタン35,36を付加して
いる。各選択項目及び異常現象の写真は、それぞれホー
ムページデータ16である。
【0028】本例では、(c)現象書式の別表現として異
常の程度を、利用者自身の判断によって7段階の「異常
程度」チェックボタン37から選んでもらうようにしてい
る。この異常程度は主観的な判断であるが、到来すると
思われる地震の規模を想像する指標として利用したり、
収集した異常データを集計する際の閾値(統計に用い
る、用いないの判別基準)として用いる。また、「具体
事項」入力欄38に、最後に具体的な文章表現による入力
をしてもらう。こうした目撃日時、目撃場所、目撃内
容、異常程度及び具体事項からなる地震前兆異常情報
は、「登録」ボタン39を押してもらうと、1レコード単
位の異常データとして記憶装置7の異常情報データベー
ス14に追加される(図2中太線矢印参照)。
【0029】利用者からの地震前兆異常情報を取得した
サーバ6では、次に異常データの分類して予知データに
加工し、グラフ作成のための集計に移る。サーバ6のWe
bサーバ機能11から直接又は記憶装置7の異常情報デー
タベース14から新たな異常データを受け取ったサーバ6
のデータ処理部12は、図7に見られるように、異常デー
タの登録後、まず都道府県単位(又は市区町村単位)で異
常程度による篩分けをする。本例ではマップ画面から容
易に地震予知を試みられるように、異常種類又は異常詳
細では分類せず、異常程度で3以上(図6中弱異常以上)
のみを集計している。異常程度が3未満(2以下)は集計
対象とはならないが、後述する情報一覧(図10参照)によ
って利用者が適宜確認することができる。
【0030】篩分けされた異常データは、まず(1)過去
1ヶ月集計を1加算し、(2)グラフ作成部13によってグ
ラフデータ(バーグラフ)を作成し、(3)この異常データ
に1ヶ月フラグを付した予知データをレコード単位とし
て予知情報データベース15に追加すると共に、(4)予知
情報データベース15内の1ヶ月集計及び前記グラフデー
タ(1ヶ月集計分)を更新する。同様に、1週間集計につ
いても計算し、異常データに1週間フラグを付した予知
データをレコード単位として予知情報データベース15に
追加すると共に、予知情報データベース15内の1週間集
計及び前記グラフデータ(1週間集計分)を更新する。異
常種類又は異常詳細を用いた場合、予知データ及びグラ
フデータは、それぞれ異常種類毎又は異常詳細毎に計算
し、予知情報データベース15に追加又は更新することに
なる。
【0031】本例のように、時系列に沿って過去1ヶ月
単位又は過去1週間単位で利用する予知データ及びグラ
フデータを作成する場合、日付の更新に伴って各データ
の更新も必要となる。この場合、図8に見られるよう
に、例えば1ヶ月集計及びグラフデータ(1ヶ月集計分)
については、フラグに従って予知情報データベース15か
らデータ処理部12が個々に各予知データをピックアップ
し、日付を基準として再計算、フラグの付け直しを図
り、その後グラフ作成、予知情報データベース15の1ヶ
月集計及びグラフデータ(1週間集計分)を更新する。1
週間集計も同様である。これにより、常に利用者が閲覧
した当日を基準として、地震前兆異常情報の過去1ヶ月
又は過去1週間の情報数を頼りに、より正しい地震予知
を試みることができるようになる。
【0032】本発明の最大の特徴は、インターネット8
を介して大量の地震前兆異常情報を収集し、その情報数
を地理的分布による視覚表示する点にある。上記処理に
従って過去1ヶ月又は過去1週間でそれぞれ異常データ
を分類し、予知情報として集計して作成したグラフは、
図8に見られるように、サーバ6のWebサーバ機能11が
参照する記憶装置7の地図データ17上に配置してマップ
画面を構成する。こうしたマップ画面は、メイン画面
(図3)から直接各地域毎のページに飛んで閲覧できるよ
うにするほか、入力された異常データの目撃場所に応じ
て、情報登録後自動的に該当地域のページを表示するよ
うにすれば便利である。
【0033】この地理的分布により視覚表示されたマッ
プ画面は、(1)地理的に収集された情報数の偏りによっ
て、およそどの地域を中心に地震が到来するかの予測情
報を与えるほか、(2)並記される過去1ヶ月又は過去1
週間の情報数を比較することによる経時的な情報数の変
移によって、およそいつ頃地震が到来するか、又は地震
到来の可能性の高さであるかの予測情報を与える。あく
まで、こうした地震予知の判断をするのは閲覧する利用
者であり、各利用者は自己責任に基づいて地震対策を図
ることになる。
【0034】表示されたマップ画面の各県名、グラフ下
の情報数は、それぞれリンクボタン40,41であり、利用
者がそれらを選択すると、例えば図10に見られるような
情報一覧へ移るようにしてある。マップ画面から得られ
る予測情報は、単なる統計的結果であって、内容が不明
であり、必ずしも地震到来と結びつく確実な地震前兆異
常情報でない場合もありうる。このため、各利用者は、
より詳細な地震予知に役立つ情報を閲覧するため、こう
した情報一覧を参照できるようにしておくことが好まし
い。情報一覧画面が表示するデータは、サーバ6のWeb
サーバ機能11が参照する記憶装置7の異常情報データベ
ース14から呼出す生の異常データであり、グラフ作成か
ら除外された異常程度3未満又は過去1ヶ月より前の情
報も併せて表示するとよい。この情報一覧画面は、メイ
ン画面(図3)から直接飛んで閲覧することもできる。
【0035】本発明の地震予知システム1は、必ずしも
科学的に証明された論拠に基づいて正確な地震予知の根
拠となりうる情報を提供するものではないが、実証的か
つ蓋然性の高い地震前兆異常情報(宏観異常情報)の数量
的な集積に基づく統計的手法により、利用者各人の自己
責任においてではあるが、より実際的に分かりやすい地
震予知情報を提供する。上記例示では、最も簡易な構成
を例示したが、収集する地震前兆異常情報には、より詳
細な異常種類や異常詳細がデータとして確保されてお
り、多くのデータの集積に伴って、統計的な異常種類相
互又は異常詳細相互の関連性が判明すれば、各異常デー
タの相互関係から、更に詳しい予知情報を含むマップ画
面の視覚表示も可能になる考えられる。この観点から、
本発明の地震予知システム1は、こうした地震前兆異常
情報の収集、解析地震予知システムとしても有用であ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は、インターネットがもたらす速
報性と広範囲からの地震前兆異常情報の収集を可能と
し、これまで事後的な確認にしか利用しずらかった地震
前兆異常情報を用いた実用的な地震予知システムを構築
できるようにする。こうした速報性と広範囲からの情報
収集は、科学的な地震前兆異常情報と地震との因果関係
がない現状において、情報数に従う統計的手法による地
震予知をもたらすわけである。また、大量に収集される
地震前兆異常情報は、各地震前兆異常現象情報と地震と
の因果関係、又は地震前兆異常現象情報相互の関連性を
科学的に解明する資料ともなりうる。このように、本発
明は、多くの利用者による地震前兆異常現象の観察を利
用した地震予知システムを与える効果と、地震前兆異常
現象解明の解析地震予知システムを得る効果とがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地震予知システムと利用者の端末との
関係の地震予知システム利用構成図である。
【図2】本発明の地震予知システムのサーバ及び記憶装
置の一例を表す内部構成図である。
【図3】サーバからインターネット上に公開する地震予
知システムのホームページにおけるメイン画面の表示図
である。
【図4】ホームページにおけるログイン画面の表示図で
ある。
【図5】ホームページにおける情報入力画面(目撃日時
及び場所)の表示図である。
【図6】ホームページにおける情報入力画面(目撃内容)
の表示図である。
【図7】情報入力後の処理の一例を表すフローチャート
図である。
【図8】日付更新時の処理の一例を表すフローチャート
図である。
【図9】地震前兆異常情報を地理的分布により視覚表示
するマップ画面の表示図である。
【図10】地震前兆異常情報の一覧画面の表示図である。
【符号の説明】
1 地震予知システム 6 サーバ 7 記憶装置 8 インターネット 9 ホームページ 10 Mailサーバ機能 11 Webサーバ機能 12 データ処理部 13 グラフ作成部 14 異常情報データベース(異常情報DB) 15 予知情報データベース(予知情報DB) 16 ホームページデータ 17 地図データ 18 ユーザーデータベース(ユーザーDB)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 BB12 BB18 BB73 DD02 FF01 FF02 FF17 FF19 FF20 FF23 GG14 GG23 GG67 5K048 BA21 BA34 DC07 EB08 EB10 FB08 FB10 HA01 HA02 5K101 KK13 LL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集した地震前兆異常情報を地理的分布
    により視覚表示して地震予知する地震予知システムであ
    って、該地震前兆異常情報を処理するサーバと各種デー
    タを記録する記憶装置とで構成し、サーバは地震前兆異
    常情報を利用者に提供させる収集手段、収集した地震前
    兆異常情報を分類別に集計して地震予知情報に加工する
    処理手段、地震予知情報を地理的分布で利用者に閲覧さ
    せる表示手段を備え、記憶装置は収集した地震前兆異常
    情報の異常データをレコード単位とする異常情報データ
    ベース、加工した地震予知情報の予知データをレコード
    単位とする予知情報データベース、地震前兆異常情報の
    提供を促し、かつ地震予知情報を地理的分布で表示する
    ホームページデータ、そして地震予知情報を地理的分布
    で表示するための地図データを備えてなり、サーバの表
    示手段が記憶装置のホームページデータを用いてインタ
    ーネットにホームページを公開し、該ホームページを通
    して該サーバの収集手段が利用者に目撃日時、目撃場所
    及び目撃内容からなる地震前兆異常情報の提供を促し、
    提供された該地震前兆異常情報を記憶装置の異常情報デ
    ータベースに異常データとして追加し、該サーバの処理
    手段が収集した地震前兆異常情報の異常データを分類別
    に集計して記憶装置の予知情報データベースに予知デー
    タとして追加し、該サーバの表示手段が記憶装置の地図
    データ及び予知データベースの予知データを用い、前記
    地図データ上に地理的分布させた予知データをホームペ
    ージ内に表示して利用者に閲覧させる地震予知システ
    ム。
  2. 【請求項2】 地震前兆異常情報の目撃場所は、都道府
    県単位情報又は市区町村単位情報である請求項1記載の
    地震予知システム。
  3. 【請求項3】 地震前兆異常情報の目撃場所は、海中、
    湖中、河川、陸上及び空中からなる具体的な地理情報で
    ある請求項1記載の地震予知システム。
  4. 【請求項4】 地震前兆異常情報の目撃内容は、異常種
    類を上位から下位へ複数に分類した絞り込み段階それぞ
    れに設定した選択項目で、各絞り込み段階の択一的な選
    択項目の選択により分類容易にした請求項1記載の地震
    予知システム。
  5. 【請求項5】 予知データは、目撃日時及び目撃場所を
    集計基礎として地震前兆異常情報を分類、集計した結果
    であり、異なる時間区切りで時系列の異なる予知データ
    を並べて地理的に分布させて表示することにより、該予
    知データの集計数変化から地震予知させる請求項1記載
    の地震予知システム。
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