JP2002266646A - ターボクーリングシステム - Google Patents
ターボクーリングシステムInfo
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Abstract
において、排気ターボ過給機における高圧力比化を過給
機効率を低下させることなく可能として、シリンダ内の
空気過剰率の低下を伴うことなく、ターボクーリングシ
ステムからエンジンに供給される給気の温度状態を外部
への放熱温度レベル以下に低下せしめることにより、N
Oxの発生を抑制でき、燃料消費率の低減及びシリンダ
7内熱負荷の低減をも実現し得るターボクーリングシス
テムを提供する。 【解決手段】 エンジンから排気管を経て供給される排
気ガスにより駆動される排気ターボ過給機の第1のコン
プレッサで加圧された空気を冷却後ターボクーリング過
給機の第2のコンプレッサで加圧し冷却して膨張タービ
ンにて膨張仕事をなさしめ、該加圧空気を降温させてエ
ンジンに供給するようにしたターボクーリングシステム
において、前記排気管の前記排気ターボ過給機入口より
も上流部位に、排気ガス中に蒸気を噴出せしめる蒸気流
量制御装置付きの蒸気供給装置を設けたことを特徴とす
る。
Description
ンの給気装置等に適用され、排気ターボ過給機の第1の
コンプレッサで加圧された後冷却された空気をターボク
ーリング過給機の第2のコンプレッサで加圧し、該ター
ボクーリング過給機の膨張タービンにおいて前記加圧空
気により膨張仕事をなさしめて降温させ、この低温空気
をエンジンに供給するようにしたターボクーリングシス
テムに関する。
素酸化物)低減のための有効な手段の1つとして、ター
ボクーリングシステムが提案されている。かかるターボ
クーリングシステムとして本件出願人らによって提供さ
れているものの1例を図7に示す。図において100は
エンジン、7は該エンジンのシリンダ、5は給気室、6
は排気集合管である。1は排気ターボ過給機で、エンジ
ン100の前記排気集合管6から排気管8を経て導入さ
れる排気ガスにより駆動されるタービン1a及び該ター
ビン1aに同軸駆動されるコンプレッサ1bにより構成
される。
サ1b空気出口と後述するターボクーリング過給機2の
コンプレッサ2b空気入口とを接続する空気管、3は該
空気管9の管路に設けられて前記排気ターボ過給機1の
コンプレッサ1bからの加圧空気を冷却する第1の空気
冷却器である。2はターボクーリング過給機で、膨張タ
ービン2aと該膨張タービン2aに回転軸18により同
軸に連結されて駆動されるコンプレッサ2bとにより構
成される。4は前記ターボクーリング過給機2のコンプ
レッサ2b空気出口に空気管9aを介して接続され該コ
ンプレッサ2bからの加圧空気を冷却する第2の空気冷
却器で、該空気冷却器4の空気出口は空気管9bを介し
て前記膨張タービン2aの空気入口に接続されている。
10は前記膨張タービン2aの空気出口と前記エンジン
100の給気室5とを接続する給気管である。
て、図7の系統図及び図6の線図(図6においてA1は
空気温度、B1は空気圧力)に示すように、前記排気タ
ーボ過給機1のタービン1aはエンジン100の前記排
気集合管6から排気管8を経て導入される排気ガスによ
り駆動され、該タービン1aに同軸駆動されるコンプレ
ッサ1bは大気からの空気(圧力Pa、温度Ta)を所
定の圧力比で以って加圧し昇圧させる(圧力Pc1、温
度Tc1)。該コンプレッサ1bにて加圧、昇温された
加圧空気は第1の空気冷却器3において冷却、降温され
(圧力Pc10、温度Tc10)、空気管9を通ってタ
ーボクーリング過給機2のコンプレッサ2bに導入され
る。該コンプレッサ2bにおいては前記加圧空気を所定
の圧力比で以って加圧し昇圧させて(圧力Pc2、温度
Tc2)、第2の空気冷却器4に送る。
却、降温された加圧空気(圧力Pc3、温度Tc3)は
空気管9bを介して前記膨張タービン2aに供給され
る。該膨張タービン2aに導入された加圧空気はここで
膨張して降圧、降温され(給気圧力Ps、給気温度T
s)、この低温加圧空気は給気管10を通ってエンジン
100の給気室5に送られ燃焼に供される。一方、前記
のような膨張タービン2aでの加圧空気の膨張仕事によ
り、該膨張タービン2aと同軸のコンプレッサ2bに駆
動力が供給される。
ターボクーリング過給機2の膨張タービン2a出口から
の低温加圧空気が供給されることとなり、該エンジン1
00の給気温度が外部への放熱温度レベル以下に低下せ
しめられ、これによってエンジン100のシリンダ7内
におけるNOx(窒素酸化物)の発生が抑制される。ま
た、併せて給気温度の低下による給気量(空気重量流
量)の増加により燃料消費率が低減されるとともに、給
気温度の低下によってシリンダ7内の熱負荷が低減され
エンジン100の耐久性が向上する。
クーリングシステムにおいては、排気ターボ過給機1の
コンプレッサ1b及びターボクーリング過給機2のコン
プレッサ2bにて構成される2段のコンプレッサにおい
て所定の圧力比で以って加圧し昇圧させた空気を、膨張
タービン2aにて膨張させることにより、エンジン10
0への給気の温度を外部への放熱温度レベル以下に低下
せしめている。このため、ターボクーリング過給機2へ
の入力仕事として排気ターボ過給機1のコンプレッサ1
bにおいて、図5に示すように、エンジン100への給
気の温度を外部への放熱温度レベル以下に低下せしめる
に要する基準給気圧力Ps0及び基準給気温度Ts0が
得られるような高圧の空気を得ることを要する。
ーリングシステムにおける各段のコンプレッサ及び空気
冷却器における空気圧力及び温度の1例を示している。
図においてA1は空気温度、B1は空気圧力である。図
5に明らかなように、エンジン100の給気圧力Ps及
び給気温度Tsを、前記のように、外部への放熱温度レ
ベル以下に低下せしめて、NOx(窒素酸化物)の発生
の抑制、燃料消費率の低減、シリンダ7内熱負荷の低減
等において所要の効果を得るための基準給気圧力Ps0
及び基準給気温度Ts0とするには、排気ターボ過給機
1のコンプレッサ1bにおいて圧力比が4以上という高
圧力比を必要とする。
ングシステムにおいては、エンジン100の排気ガスに
より駆動される排気ターボ過給機1のコンプレッサ1b
では、前記圧力比が4以上という高圧力比をエンジン1
00からの排気ガスエネルギーにより得るのは困難であ
ることから、かかる従来技術においては前記排気ターボ
過給機1のコンプレッサ1bにおいて前記のような十分
に高い圧力比が得られず、図6に示すように、エンジン
100への給気圧力が、前記基準給気圧力Ps0よりも
小さいPs1の給気圧力しか得られず、エンジンシリン
ダ7内の空気過剰率の低下が避けられない事態となって
いる。これにより、かかる従来技術にあっては、空気過
剰率の不足による燃焼の悪化や燃料消費率の増加、排気
煙の悪化を引き起こし、さらにはターボクーリングシス
テム本来の目的であるNOx(窒素酸化物)の発生の抑
制も実現困難となる。等の問題点を有している。
ターボクーリングシステムを備えたエンジンにおいて、
排気ターボ過給機における高圧力比化を過給機効率を低
下させることなく可能として、エンジンシリンダ内の空
気過剰率の低下を伴うことなく、ターボクーリングシス
テムからエンジンに供給される給気の温度状態を外部へ
の放熱温度レベル以下に低下せしめることにより、NO
x(窒素酸化物)の発生を抑制でき、燃料消費率の低減
及びシリンダ7内熱負荷の低減をも実現し得るターボク
ーリングシステムを提供することを目的とする。
決するため、請求項1記載の発明として、エンジンから
排気管を経て供給される排気ガスにより駆動されるター
ビン及び該タービンと同軸にて駆動される第1のコンプ
レッサを備えた排気ターボ過給機と、該排気ターボ過給
機で加圧した後冷却された空気を加圧する第2のコンプ
レッサ及び該加圧空気により膨張仕事をなさしめて該加
圧空気を降温させるとともに前記第2のコンプレッサを
駆動する膨張タービンを備えたターボクーリング過給機
とを有し、前記ターボクーリング過給機の膨張タービン
から送出される低温空気を前記エンジンに供給するよう
にしたターボクーリングシステムにおいて、前記排気管
の前記排気ターボ過給機入口よりも上流部位に、排気ガ
ス中に蒸気を噴出せしめる蒸気供給装置を設けてなるこ
とを特徴とするターボクーリングシステムを提案する。
の具体的構成に係り、請求項1において、前記蒸気供給
装置は、前記排気管内に開口し蒸気源から送給される蒸
気を排気ガス中に噴出する蒸気管と、該蒸気管に設けら
れて前記蒸気の流量及び圧力の何れか一方または双方を
調整する蒸気流量制御装置とを備えてなる。
蒸気流量または圧力の制御手段に係り、請求項2におい
て、エンジンの給気圧力を検出する給気圧力検出器と、
エンジン回転数、エンジン出力等のエンジン出力状態を
検出するエンジン出力状態検出器と、該エンジン出力状
態検出器からのエンジン出力状態検出値に対応する基準
給気圧力を設定する基準給気圧力設定手段及び前記給気
圧力検出器からの給気圧力検出値と前記基準給気圧力と
を比較して給気圧力偏差を算出する給気圧力比較手段及
び前記給気圧力偏差に基づき前記蒸気流量制御装置にお
ける蒸気流量または蒸気圧力を算出する蒸気状態算出手
段を有して前記蒸気状態算出手段にて算出された蒸気流
量または蒸気圧力の制御信号を前記蒸気流量制御装置に
出力するコントローラとを備えてなることを特徴とす
る。
管を経て供給される排気ガスにより駆動されるタービン
及び該タービンと同軸にて駆動される第1のコンプレッ
サを備えた排気ターボ過給機と、該排気ターボ過給機で
加圧した後冷却された空気を加圧する第2のコンプレッ
サ及び該加圧空気により膨張仕事をなさしめて該加圧空
気を降温させるとともに前記第2のコンプレッサを駆動
する膨張タービンを備えたターボクーリング過給機とを
有し、前記ターボクーリング過給機の膨張タービンから
送出される低温空気を前記エンジンに供給するようにし
たターボクーリングシステムにおいて、前記排気管の前
記排気ターボ過給機入口よりも上流部位に、排気ガス中
に水を霧化して噴出せしめる水噴射装置を設けてなるこ
とを特徴とする。
噴射量または水噴射圧力の制御手段に係り、請求項4に
おいて、エンジンの給気圧力を検出する給気圧力検出器
と、エンジン回転数、エンジン出力等のエンジン出力状
態を検出するエンジン出力状態検出器と、該エンジン出
力状態検出器からのエンジン出力状態検出値に対応する
基準給気圧力を設定する基準給気圧力設定手段及び前記
給気圧力検出器からの給気圧力検出値と前記基準給気圧
力とを比較して給気圧力偏差を算出する給気圧力比較手
段及び前記給気圧力偏差に基づき前記水噴射装置におけ
る水噴射量または水噴射圧力を算出する水噴射状態算出
手段を有して前記水噴射状態算出手段にて算出された水
噴射量または水噴射圧力の制御信号を前記水噴射装置に
出力するコントローラとを備えてなることを特徴とす
る。
気管の排気ターボ過給機入口よりも上流部位に、排気ガ
ス中に蒸気を噴出せしめる蒸気供給装置を設け、請求項
2のように、前記蒸気供給装置を、前記排気管内に開口
し蒸気源から送給される蒸気を排気ガス中に噴出する蒸
気管及び該蒸気管に設けられて蒸気流量及び蒸気圧力の
何れか一方または双方を調整する蒸気流量制御装置によ
り構成して、前記蒸気供給装置により排気管内を通流す
る排気ガス中に高圧蒸気を噴出せしめているため、排気
ターボ過給機のタービンへの排気ガスの圧力及び流量が
増大して排気エネルギーが増大せしめられ、該排気ター
ボ過給機のコンプレッサ駆動動力が増大して該コンプレ
ッサにおける圧力比を所要の高圧力比にすることができ
る。
レッサににおける圧力比が従来技術と同一レベルであっ
ても、前記ターボクーリング過給機の膨張タービン入口
の空気圧力が上昇し、エンジンの給気温度を外部への放
熱温度レベル以下に低下せしめて、所要の給気圧力、即
ちNOx(窒素酸化物)の発生の抑制、燃料消費率の低
減、シリンダ7内熱負荷の低減等において所要の効果を
得るための基準給気圧力及び基準給気温度を得ることが
できる。これにより、十分な量のエンジンシリンダ内へ
の給気量が維持され、シリンダ内での空気過剰率の低下
を伴うことなく、NOx(窒素酸化物)の発生を抑制で
きるとともに、燃料消費率の低減及びシリンダ7内熱負
荷の低減をも実現可能となる。
ても、水噴射装置から排気ガス中に水を霧化して噴出せ
しめることにより、前記発明と同様に、排気ターボ過給
機のコンプレッサ圧力比を、外部への放熱温度レベル以
下に給気温度を低下せしめ得る給気圧力及び給気温度、
即ち基準給気圧力及び基準給気温度を保持できる高圧力
比とすることができる。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
ーリングシステムの系統図、図2は前記実施例における
蒸気供給装置の要部断面図である。図3は第2実施例を
示す図2対応図である。図4は前記第1実施例における
制御ブロック図である。図5は本発明における給気圧
力、温度線図、図6は従来技術における給気圧力、温度
線図である。
エンジン、7は該エンジンのシリンダ(この例では6シ
リンダを示す)、5は給気室、05は該給気室5と各シ
リンダ7とを接続する給気管、6は排気集合管、06は
各シリンダ7と前記排気集合管6とを接続する排気出口
管である。1は排気ターボ過給機で、エンジン100の
前記排気集合管6から排気管8を経て導入される排気ガ
スにより駆動されるタービン1a及び該タービン1aに
回転軸1cを介して同軸駆動されるコンプレッサ1bに
より構成される。
サ1b空気出口と後述するターボクーリング過給機2の
コンプレッサ2b空気入口とを接続する空気管、3は該
空気管9の管路に設けられて前記排気ターボ過給機1の
コンプレッサ1bから送出された加圧空気を冷却する第
1の空気冷却器である。2はターボクーリング過給機
で、後述する第2の空気冷却器からの加圧空気による膨
張仕事を行う膨張タービン2aと該膨張タービン2aに
回転軸18を介して同軸駆動されるコンプレッサ2bと
により構成される。4は前記ターボクーリング過給機2
のコンプレッサ2b空気出口に空気管9aを介して接続
され該コンプレッサ2bからの加圧空気を冷却する第2
の空気冷却器で、該空気冷却器4の空気出口は空気管9
bを介して前記膨張タービン2aの空気入口に接続され
ている。10は前記膨張タービン2aの空気出口と前記
エンジン100の給気室5とを接続する給気管である。
様である。本発明は排気ターボ過給機への排気エネルギ
ー増大手段に係るものである。即ち第1実施例を示す図
1及び図2において、30は排気ガス中に蒸気を噴出せ
しめる蒸気供給装置で、前記排気管8の前記排気ターボ
過給機1入口よりも上流部位に設けられている。31は
前記蒸気供給装置30に接続されて該蒸気供給装置30
に高圧の蒸気を供給する蒸気源である。該蒸気源31と
しては、蒸気プラントにおける廃熱回収ボイラから抽出
された蒸気、蒸気タービンの抽気段から抽気された蒸気
等が好適であるが、これらに限られることなく広範囲の
蒸気供給手段が用いられる。
に、前記排気管8内に開口し前記蒸気源31から送給さ
れる蒸気35を該排気管8内を通流する排気ガス中に蒸
気供給口34から噴出する蒸気管32、及び該蒸気管3
2に設けられて前記蒸気35の流量及び圧力を調整する
蒸気流量、圧力制御弁33とを備えている。そして、該
蒸気流量、圧力制御弁33は、前記排気管8内に供給さ
れる蒸気の流量及び圧力の双方を調整する機能を備え、
後述するコントローラ20からの蒸気流量及び蒸気圧力
の制御信号uが入力され、該制御信号uに基づき弁の開
度を調整して流量調整を行うとともに、蒸気圧力調整用
スプリングのセット圧を変えて蒸気圧力調整を行うよう
になっている。尚、蒸気流量、圧力制御弁33の、弁の
開度を調整する機構及びスプリングのセット圧を変える
機構自体は周知であるので、詳細な説明は省略する。
かる構成からなるターボクーリングシステムの動作につ
き説明する。図5はかかるターボクーリングシステムの
空気圧力、温度線図で、B2は本発明における圧力、A
2は温度、B1は図6に示す従来技術ベースの圧力、A
1は温度である。図1及び図5において、前記排気ター
ボ過給機1のタービン1aはエンジン100の前記排気
集合管6から排気管8を経て導入される排気ガスにより
駆動され、該タービン1aに同軸駆動されるコンプレッ
サ1bは大気からの空気(圧力Pa、温度Ta)を所定
の圧力比で以って加圧し昇圧させる。前記排気管8内を
通流する排気ガス中には、前記蒸気源31から供給され
た高圧の蒸気35が前記蒸気供給装置30の蒸気管32
を通して噴出せしめられる。これにより、排気ターボ過
給機1のタービン1aへの排気ガスの圧力及び流量が増
大せしめられて排気エネルギーが増大せしめられ、該タ
ービン1aと同軸のコンプレッサ1bの駆動動力が増大
する。前記蒸気管32を通して噴出せしめられる高圧蒸
気35の流量及び圧力は、前記蒸気流量、圧力制御弁3
3により後述する手段にて調整される。
ネルギーが増大せしめられた排気ガスは、排気ターボ過
給機1のタービン1aに供給されて該タービン1aを駆
動し、該タービン1aと同軸のコンプレッサ1bが高圧
力比で以って大気からの空気(圧力Pa、温度Ta)を
加圧し昇圧させる(圧力Pc1、温度Tc1)。該コン
プレッサ1bにて加圧、昇温された加圧空気(圧力Pc
1、温度Tc1)は第1の空気冷却器3において冷却、
降温され(圧力Pc10、温度Tc10)、空気管9を
通ってターボクーリング過給機2のコンプレッサ2bに
導入される。該コンプレッサ2bにおいては前記加圧空
気を所定の圧力比で以って加圧し昇圧させて(圧力Pc
2、温度Tc2)第2の空気冷却器4に送る。
却、降温された加圧空気(圧力Pc3、温度Tc3)は
空気管9bを介して前記膨張タービン2aに供給され
る。該膨張タービン2aに導入された加圧空気はここで
膨張して降圧、降温され(給気圧力Ps、給気温度T
s)、この低温加圧空気(給気)は給気管10を通って
エンジン100の給気室5に送られ燃焼に供される。一
方、前記のような膨張タービン2aでの加圧空気の膨張
仕事により、該膨張タービン2aと同軸のコンプレッサ
2bに駆動力が供給される。以上の動作によって、エン
ジン100にはターボクーリング過給機2の膨張タービ
ン2a出口からの低温加圧空気が供給されることとな
る。
外部への放熱温度レベル以下に低下せしめて、NOx
(窒素酸化物)の発生の抑制、燃料消費率の低減、シリ
ンダ7内熱負荷の低減等において所要の効果を得るため
の給気圧力即ち基準給気圧力Ps0及び基準給気温度T
s0とするには、前述のように、排気ターボ過給機1の
コンプレッサ1bにおける圧力比e=Pc1/Paを4
以上の高圧力比にすることを要するが、図7に示される
従来のターボクーリングシステムでは前記排気ターボ過
給機1のコンプレッサ1bにおいて前記のような圧力比
e=Pc1/Paが4以上の高圧力比は得られず、前記
基準給気圧力Ps0に達しないPs1の基準給気圧力し
か得られない。
装置30により、排気管8内を通流する排気ガス中に高
圧の蒸気35を噴出せしめているため、次に示すよう
に、排気ターボ過給機1のタービン1aへの排気ガスの
圧力及び流量が増大して排気エネルギーが増大せしめら
れ、該タービン1aと同軸のコンプレッサ1bの駆動動
力が増大し、前記排気ターボ過給機1のコンプレッサ1
bにける圧力比e=Pc1/Paを4以上の高圧力比に
することができる。
事量つまり排気エネルギーWは、 W=k(Q×Te×Pe) (1) 但し、Q=排気ガス流量 Te=排気ガス温度 Pe=排気ガス圧力 k=比例定数 従って、前記蒸気供給装置30により排気ターボ過給機
1に流入する排気ガスに高圧の蒸気35を供給すること
によって、排気ガス圧力Peが増大するとともに排気ガ
ス流量Qも増大し、これにより排気ターボ過給機1のタ
ービン1aに流入する排気ガスの排気エネルギーWが増
大する。
プレッサ1bにおける圧力比e=Pc1/Paを所要の
e=4程度まで増大することができ、図5のB2線に示
すように、ターボクーリング過給機2のコンプレッサ2
bにおける圧力比e=Pc2/Pc10が従来技術と同
一レベルであっても、前記膨張タービン2a入口の空気
圧力Pc3が上昇し、エンジン100の給気温度Tsを
外部への放熱温度レベル以下に低下せしめて、所要の給
気圧力、即ちNOx(窒素酸化物)の発生の抑制、燃料
消費率の低減、シリンダ7内熱負荷の低減等において所
要の効果を得るための基準給気圧力Ps0を得ることが
できる。
圧力制御弁33の蒸気流量及び圧力制御手段について図
4により説明する。図4において、21は給気圧力検出
器で前記給気管10あるいは給気室5に取り付けられて
給気圧力Psを検出する。22はエンジン100のクラ
ンク軸回転数Neを検出するエンジン回転数検出器、2
3はエンジン100の出力Le(あるいは燃料調整ラッ
クの変位)を検出するエンジン出力検出器である。
ンク軸回転数Neの検出信号及びエンジン出力検出器2
3からのエンジン出力Leの検出信号はコントローラ2
0の基準給気圧力設定部25に入力される。該基準給気
圧力設定部25においては、前記エンジン100のクラ
ンク軸回転数Ne検出値及びエンジン出力検出値Leに
適応する給気圧力、即ち基準給気圧力Ps0を予め設定
された設定テーブルから選出、あるいは前記クランク軸
回転数Ne検出値及びエンジン出力検出値Leに基づき
算出して給気圧力比較器24に入力する。
検出器21で検出された給気圧力の検出値Psが入力さ
れており、該給気圧力比較器24においては該給気圧力
の検出値Psと前記基準給気圧力Ps0とを比較してそ
の偏差ΔPsを算出して蒸気流量、圧力算出部26に入
力する。該蒸気流量、圧力算出部26においては、給気
圧力偏差ΔPsに基づき、前記蒸気流量、圧力制御弁3
3の蒸気流量制御量つまり弁の開度及び蒸気圧力制御量
つまり蒸気圧力調整用スプリングのセット圧が、前記基
準給気圧力Ps0及び基準給気温度Ts0を保持できる
蒸気流量制御量及び蒸気圧力制御量になるような制御量
uを算出して前記蒸気流量、圧力制御弁33に入力す
る。
弁の開度及び蒸気圧力調整用スプリングのセット圧を前
記制御量uになるように調整する。これにより、前記蒸
気供給装置30により、排気管8内を通流する排気ガス
中に噴出される高圧蒸気35の流量及び圧力を、エンジ
ン100の給気圧力Ps及び給気温度Tsが前記基準給
気圧力Ps0及び基準給気温度Ts0になるような値に
制御することができる。
置30により、排気管8内を通流する排気ガス中に高圧
蒸気35を噴出せしめているため、排気ターボ過給機1
のタービン1aへの排気ガスの圧力及び流量が増大して
排気エネルギーが増大せしめられ、排気ターボ過給機1
のコンプレッサ1b駆動動力が増大して該コンプレッサ
1bにける圧力比を所要の高圧力比にすることができ
る。従って、ターボクーリング過給機2のコンプレッサ
2bにおける圧力比が従来技術と同一レベルであって
も、前記膨張タービン2a入口の空気圧力Pc3が上昇
し、エンジン100の給気温度Tsを外部への放熱温度
レベル以下に低下せしめて、所要の給気圧力、即ちNO
x(窒素酸化物)の発生の抑制、燃料消費率の低減、シ
リンダ7内熱負荷の低減等において所要の効果をなすた
めの基準給気圧力Ps0及び基準給気温度Ts0を得る
ことができる。これにより、十分な量のエンジンシリン
ダ内への給気量が維持され、シリンダ内での空気過剰率
の低下を伴うことなく、NOx(窒素酸化物)の発生を
抑制できるとともに、燃料消費率の低減及びシリンダ7
内熱負荷の低減をも実現可能となる。
記排気管8内に供給される蒸気流量または蒸気圧力の何
れか一方を調整する機能を備えるようにして、コントロ
ーラ20からの制御信号uも、蒸気流量または蒸気圧力
の何れか一方を制御する制御信号としてもよい。
は、前記排気管8の前記排気ターボ過給機1入口よりも
上流部位に、該排気管8内を通流する排気ガス中に水4
4を霧化して噴出せしめる水噴射装置40を設けてい
る。図において、42は水供給源(図示省略)からの水
44が供給される水供給管、42はこの水44を加圧し
前記排気ガス中に霧化して噴出せしめる水噴射弁、43
は該水噴射弁42からの水噴射量または水噴射圧力を調
整する水流量、圧力制御弁である。この場合も、前記第
1実施例と同様に、前記水噴射装置40から排気ガス中
に水44を霧化して噴出せしめることにより、排気ター
ボ過給機1のコンプレッサ圧力比を、外部への放熱温度
レベル以下に給気温度Tsを低下せしめ得る給気圧力及
び給気温度、即ち基準給気圧力Ps0及び基準給気温度
Ts0を保持できる高圧力比とすることができる。
は、図4において、コントローラ20の蒸気流量、圧力
算出部26を、給気圧力比較器24からの給気圧力偏差
に基づき前記水噴射装置40における水噴射量または水
噴射圧力を算出する水噴射流量、圧力算出部とし、該水
噴射流量、圧力算出部にて算出された水噴射量または水
噴射圧力の制御信号を前記水流量、圧力制御弁43に出
力するように置き換えればよい。
の発明によれば、排気管の排気ターボ過給機入口よりも
上流部位に、排気ガス中に蒸気を噴出せしめる蒸気供給
装置を設け、請求項2のように、前記蒸気供給装置を構
成する蒸気流量制御装置により、蒸気流量及び蒸気圧力
の何れか一方または双方を調整するようにして、前記蒸
気供給装置により排気管内を通流する排気ガス中に高圧
蒸気を蒸気流量及び蒸気圧力を調整しつつ噴出せしめて
いるため、排気ターボ過給機のタービンへの排気ガスの
排気エネルギーが増大せしめられ、該排気ターボ過給機
のコンプレッサ駆動動力が増大して該コンプレッサにお
ける圧力比を、過給機効率を低下させることなく所要の
高圧力比に上昇せしめることができる。
張タービン入口の空気圧力が上昇し、該ターボクーリン
グ過給機の機能を従来のものよりも上げることなく、か
つ各過給機の過給機効率を低下させることなくエンジン
の給気温度を外部への放熱温度レベル以下に低下せしめ
て、所要の給気圧力、即ちNOx(窒素酸化物)の発生
の抑制、燃料消費率の低減、シリンダ7内熱負荷の低減
等において所要の効果を得るための基準給気圧力及び基
準給気温度を得ることができる。これにより、十分な量
のエンジンシリンダ内への給気量が維持され、シリンダ
内での空気過剰率の低下を伴うことなく、NOx(窒素
酸化物)の発生を抑制できるとともに、燃料消費率の低
減及びシリンダ7内熱負荷の低減をも実現可能となる。
も、水噴射装置から排気ガス中に水を霧化して噴出せし
めることにより、前記発明と同様に、排気ターボ過給機
のコンプレッサ圧力比を、外部への放熱温度レベル以下
に給気温度を低下せしめ得る給気圧力及び給気温度、即
ち基準給気圧力及び基準給気温度を保持できる高圧力比
とすることができる。
システムの系統図である。
断面図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンから排気管を経て供給される排
気ガスにより駆動されるタービン及び該タービンと同軸
にて駆動される第1のコンプレッサを備えた排気ターボ
過給機と、該排気ターボ過給機で加圧した後冷却された
空気を加圧する第2のコンプレッサ及び該加圧空気によ
り膨張仕事をなさしめて該加圧空気を降温させるととも
に前記第2のコンプレッサを駆動する膨張タービンを備
えたターボクーリング過給機とを有し、前記ターボクー
リング過給機の膨張タービンから送出される低温空気を
前記エンジンに供給するようにしたターボクーリングシ
ステムにおいて、前記排気管の前記排気ターボ過給機入
口よりも上流部位に、排気ガス中に蒸気を噴出せしめる
蒸気供給装置を設けてなることを特徴とするターボクー
リングシステム。 - 【請求項2】 前記蒸気供給装置は、前記排気管内に開
口し蒸気源から送給される蒸気を排気ガス中に噴出する
蒸気管と、該蒸気管に設けられて前記蒸気の流量及び圧
力の何れか一方または双方を調整する蒸気流量制御装置
とを備えてなることを特徴とする請求項1記載のターボ
クーリングシステム。 - 【請求項3】 エンジンの給気圧力を検出する給気圧力
検出器と、エンジン回転数、エンジン出力等のエンジン
出力状態を検出するエンジン出力状態検出器と、該エン
ジン出力状態検出器からのエンジン出力状態検出値に対
応する基準給気圧力を設定する基準給気圧力設定手段及
び前記給気圧力検出器からの給気圧力検出値と前記基準
給気圧力とを比較して給気圧力偏差を算出する給気圧力
比較手段及び前記給気圧力偏差に基づき前記蒸気流量制
御装置における蒸気流量または蒸気圧力を算出する蒸気
状態算出手段を有して前記蒸気状態算出手段にて算出さ
れた蒸気流量または蒸気圧力の制御信号を前記蒸気流量
制御装置に出力するコントローラとを備えてなることを
特徴とする請求項2記載のターボクーリングシステム。 - 【請求項4】 エンジンから排気管を経て供給される排
気ガスにより駆動されるタービン及び該タービンと同軸
にて駆動される第1のコンプレッサを備えた排気ターボ
過給機と、該排気ターボ過給機で加圧した後冷却された
空気を加圧する第2のコンプレッサ及び該加圧空気によ
り膨張仕事をなさしめて該加圧空気を降温させるととも
に前記第2のコンプレッサを駆動する膨張タービンを備
えたターボクーリング過給機とを有し、前記ターボクー
リング過給機の膨張タービンから送出される低温空気を
前記エンジンに供給するようにしたターボクーリングシ
ステムにおいて、前記排気管の前記排気ターボ過給機入
口よりも上流部位に、排気ガス中に水を霧化して噴出せ
しめる水噴射装置を設けてなることを特徴とするターボ
クーリングシステム。 - 【請求項5】 エンジンの給気圧力を検出する給気圧力
検出器と、エンジン回転数、エンジン出力等のエンジン
出力状態を検出するエンジン出力状態検出器と、該エン
ジン出力状態検出器からのエンジン出力状態検出値に対
応する基準給気圧力を設定する基準給気圧力設定手段及
び前記給気圧力検出器からの給気圧力検出値と前記基準
給気圧力とを比較して給気圧力偏差を算出する給気圧力
比較手段及び前記給気圧力偏差に基づき前記水噴射装置
における水噴射量または水噴射圧力を算出する水噴射状
態算出手段を有して前記水噴射状態算出手段にて算出さ
れた水噴射量または水噴射圧力の制御信号を前記水噴射
装置に出力するコントローラとを備えてなることを特徴
とする請求項4記載のターボクーリングシステム。
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002266646A true JP2002266646A (ja) | 2002-09-18 |
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JP (1) | JP3825269B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102635434A (zh) * | 2011-02-11 | 2012-08-15 | 曼柴油机和涡轮机欧洲股份公司 | 用于使得增压的内燃机工作的方法 |
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UA95093C2 (uk) | 2005-12-07 | 2011-07-11 | Нікомед Фарма Ас | Спосіб одержання кальцієвмісної сполуки |
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- 2001-03-13 JP JP2001071044A patent/JP3825269B2/ja not_active Expired - Fee Related
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