JP2002263631A - 製品の分解・組立システム、同方法 - Google Patents
製品の分解・組立システム、同方法Info
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済みの部品を取り出すための分解工程
と、新たな製品を組立てるための組立工程で構成要素を
共用し、かつ組立・分解を逐次交互に行う新規な循環型
生産システムを提供する。 【解決手段】 製品を生産する設備と、使用済みの製品
を分解して生産に使用するユニットまたは部品として供
するために処理する設備とを備える。処理後のユニット
または部品を生産に提供することが可能な製品の分解・
組立システムである。生産を行う各工程と処理を行う各
工程との間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行
う工程の両方の実行で共用する設備を備える。この設備
は、互いに可逆的な動作または同種の動作を行うことに
より可逆的な工程または同種の作業を行える。この可逆
的な工程または同種の作業を逐次交互に遂行する。
と、新たな製品を組立てるための組立工程で構成要素を
共用し、かつ組立・分解を逐次交互に行う新規な循環型
生産システムを提供する。 【解決手段】 製品を生産する設備と、使用済みの製品
を分解して生産に使用するユニットまたは部品として供
するために処理する設備とを備える。処理後のユニット
または部品を生産に提供することが可能な製品の分解・
組立システムである。生産を行う各工程と処理を行う各
工程との間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行
う工程の両方の実行で共用する設備を備える。この設備
は、互いに可逆的な動作または同種の動作を行うことに
より可逆的な工程または同種の作業を行える。この可逆
的な工程または同種の作業を逐次交互に遂行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用済みの製品を分
解して使用済みの部品を取り出し、検査、再生処理等を
行い再度新たな製品に組み込む部品再使用のための生産
システム、いわゆる分解・組立交互遂行型循環生産シス
テム及び同方法に関する。
解して使用済みの部品を取り出し、検査、再生処理等を
行い再度新たな製品に組み込む部品再使用のための生産
システム、いわゆる分解・組立交互遂行型循環生産シス
テム及び同方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
環境保全に対する企業の取り組みは急務となっている。
省資源、資源の有効活用の観点から複写機、プリンター
等特定の使用済み製品においては各種の再利用が活発に
展開されている。使用済み製品の再利用のひとつとして
再製造機がある。これは回収製品の外観清掃と一部を分
解し、必要最低限の部品交換や修理を行う、いわゆる中
古機と呼ばれるものである。中古機は新品機に比べて品
質の保証が曖昧であり、市場における評価は低く、コス
トメリットも小さいものであった。
環境保全に対する企業の取り組みは急務となっている。
省資源、資源の有効活用の観点から複写機、プリンター
等特定の使用済み製品においては各種の再利用が活発に
展開されている。使用済み製品の再利用のひとつとして
再製造機がある。これは回収製品の外観清掃と一部を分
解し、必要最低限の部品交換や修理を行う、いわゆる中
古機と呼ばれるものである。中古機は新品機に比べて品
質の保証が曖昧であり、市場における評価は低く、コス
トメリットも小さいものであった。
【0003】このような状況から、再製造機が有効に利
用され、且つリサイクルを拡大する方法として、再製造
機の品質を新造機と同等に保証し、市場に投入すること
が考えられている。すなわち、市場から回収された使用
済み製品を分解し、部品を洗浄、再生、修理、検査し、
検査基準に合格した部品を新品部品とともに、従来の生
産ラインに投入し、再製造機に使用する。この結果、再
製造機であっても新造機と同等の品質が保証され再製造
機に対する市場の評価も向上し、従来のやり方に比べ製
品リサイクルの拡大、省資源化に大きく貢献されること
が期待される。
用され、且つリサイクルを拡大する方法として、再製造
機の品質を新造機と同等に保証し、市場に投入すること
が考えられている。すなわち、市場から回収された使用
済み製品を分解し、部品を洗浄、再生、修理、検査し、
検査基準に合格した部品を新品部品とともに、従来の生
産ラインに投入し、再製造機に使用する。この結果、再
製造機であっても新造機と同等の品質が保証され再製造
機に対する市場の評価も向上し、従来のやり方に比べ製
品リサイクルの拡大、省資源化に大きく貢献されること
が期待される。
【0004】特開平11−239926号公報に開示の
技術では、製品リサイクルシステムの中で、分解→生産
工程に対して、高品質で合理的なシステムを提供する方
法として、使用済みの製品を分解して使用済みの部品を
取り出すための分解ラインと、新たな製品を組み立てる
ための組立ラインと、分解ラインで取り出された使用済
みの部品を組立ラインに供給する第1の搬送装置と、新
たな部品を貯蔵しておくための貯蔵部と、貯蔵部から組
立ラインに新たな部品を供給する第2の搬送装置と、組
立ラインにおける新たな製品の組立量と分解ラインから
の使用済みの部品の供給量とに応じて、貯蔵部から組立
ラインに新たな部品を必要量供給するように制御する制
御装置とを具備するシステムが提案されている。
技術では、製品リサイクルシステムの中で、分解→生産
工程に対して、高品質で合理的なシステムを提供する方
法として、使用済みの製品を分解して使用済みの部品を
取り出すための分解ラインと、新たな製品を組み立てる
ための組立ラインと、分解ラインで取り出された使用済
みの部品を組立ラインに供給する第1の搬送装置と、新
たな部品を貯蔵しておくための貯蔵部と、貯蔵部から組
立ラインに新たな部品を供給する第2の搬送装置と、組
立ラインにおける新たな製品の組立量と分解ラインから
の使用済みの部品の供給量とに応じて、貯蔵部から組立
ラインに新たな部品を必要量供給するように制御する制
御装置とを具備するシステムが提案されている。
【0005】特開平11−291135号公報に開示の
技術では、複数の作業を自動的に行う自動機により製品
を自動組立て及び自動分解するシステムにおいて、分解
した部品を有効に再利用でき、ラインの向きを変えるこ
となく組立て作業と分解作業の両方に柔軟に対応できる
自動組立て、分解システムとして、自動機に搬入された
部品から、実行すべき作業が組立て作業であるか分解作
業であるかを判断し、その結果に応じて部品の自動組立
て及び製品検査、または分解しながら部品検査を行って
再利用できる部品を分別する作業を選択的に実行する方
法が提案されている。
技術では、複数の作業を自動的に行う自動機により製品
を自動組立て及び自動分解するシステムにおいて、分解
した部品を有効に再利用でき、ラインの向きを変えるこ
となく組立て作業と分解作業の両方に柔軟に対応できる
自動組立て、分解システムとして、自動機に搬入された
部品から、実行すべき作業が組立て作業であるか分解作
業であるかを判断し、その結果に応じて部品の自動組立
て及び製品検査、または分解しながら部品検査を行って
再利用できる部品を分別する作業を選択的に実行する方
法が提案されている。
【0006】ところで、特開平11−239926号公
報に開示のシステムにおいては、使用済みの製品を分解
して使用済みの部品を取り出すための分解ラインと、新
たな製品を組み立てるための組立ラインが各々専用に必
要となる。具体的には分解のための、投入ロボット、搬
送手段、分解ロボット、検査装置、収納手段と、組立の
ための投入ロボット、搬送手段、分解ロボット、検査装
置、収納手段が必要である。
報に開示のシステムにおいては、使用済みの製品を分解
して使用済みの部品を取り出すための分解ラインと、新
たな製品を組み立てるための組立ラインが各々専用に必
要となる。具体的には分解のための、投入ロボット、搬
送手段、分解ロボット、検査装置、収納手段と、組立の
ための投入ロボット、搬送手段、分解ロボット、検査装
置、収納手段が必要である。
【0007】また特開平11−291135号公報に開
示の技術においては、通常組立て手順がa部品→b部品
→c部品であれば分解手順はその逆のc部品→b部品→
a部品となる場合がほとんどで、この場合a部品の組立
て作業とc部品分解作業を行わねばならず、組立て及び
分解のためのツーリングが煩雑にならざるを得ず、さら
に組立て分解をラインに部品搬入後に判断するため、組
立てのための部品供給手段と分解後の部品回収手段を常
時用意しておく必要があり、ライン構成としたは極めて
煩雑になり、それぞれの稼働率も低下することは避けら
れない。
示の技術においては、通常組立て手順がa部品→b部品
→c部品であれば分解手順はその逆のc部品→b部品→
a部品となる場合がほとんどで、この場合a部品の組立
て作業とc部品分解作業を行わねばならず、組立て及び
分解のためのツーリングが煩雑にならざるを得ず、さら
に組立て分解をラインに部品搬入後に判断するため、組
立てのための部品供給手段と分解後の部品回収手段を常
時用意しておく必要があり、ライン構成としたは極めて
煩雑になり、それぞれの稼働率も低下することは避けら
れない。
【0008】生産を行う各工程と処理を行う各工程との
間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行う工程の
両方の実行で共用する設備を備え、この設備は互いに可
逆的な動作を行うことにより上記可逆的な工程または同
種の作業を行う工程を遂行することにより、同様の複数
の設備を不要にし、システム全体をコンパクトにして製
品の製造コストを低減する方法も提案されている。しか
い、生産と処理を行う各工程を切替える際に各工程内で
の仕掛りを全て完了した後に生産→処理または処理→生
産の切替えを行わざるをえず、ラインが長い場合や切替
え回数が頻繁の場合、大きな稼動時間のロスが生じ非効
率的である。
間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行う工程の
両方の実行で共用する設備を備え、この設備は互いに可
逆的な動作を行うことにより上記可逆的な工程または同
種の作業を行う工程を遂行することにより、同様の複数
の設備を不要にし、システム全体をコンパクトにして製
品の製造コストを低減する方法も提案されている。しか
い、生産と処理を行う各工程を切替える際に各工程内で
の仕掛りを全て完了した後に生産→処理または処理→生
産の切替えを行わざるをえず、ラインが長い場合や切替
え回数が頻繁の場合、大きな稼動時間のロスが生じ非効
率的である。
【0009】一方、社会的には将来、製品の回収と再利
用が製造者責任として義務化の方向にある。使用済み製
品を100%回収し分解し、再利用するとなると、その
量は膨大になり現在の新品組立工場に匹敵する分解のた
めの専用工場が必要になることが予想され、新たな設備
投資等大きな経済的負担が発生する。また使用済み製品
の回収量は時の経済状況、市場動向等に大きく左右され
る。回収量が大きく変動するということは前述の分解専
用ラインの稼動状況も大きく変動することになって非効
率的であり、上記経済的負担と併せて再製造機のコスト
上昇は免れない。ひいてはリサイクルの拡大、省資源化
が大きく阻害される危険がある。
用が製造者責任として義務化の方向にある。使用済み製
品を100%回収し分解し、再利用するとなると、その
量は膨大になり現在の新品組立工場に匹敵する分解のた
めの専用工場が必要になることが予想され、新たな設備
投資等大きな経済的負担が発生する。また使用済み製品
の回収量は時の経済状況、市場動向等に大きく左右され
る。回収量が大きく変動するということは前述の分解専
用ラインの稼動状況も大きく変動することになって非効
率的であり、上記経済的負担と併せて再製造機のコスト
上昇は免れない。ひいてはリサイクルの拡大、省資源化
が大きく阻害される危険がある。
【0010】本発明は上記従来の問題点にかんがみてな
したものであり、使用済みの部品を取り出すための分解
工程と、新たな製品を組立てるための組立工程におい
て、その構成要素を可能な限り互いに共用にし、かつ組
立・分解を逐次交互に行うための循環型生産システムを
提供し、分解のための新たな設備投資等の経済的負担を
抑制、回収量/分解量の変動を吸収、ラインを効率的に
稼動させることにより、再製造部品、再製造機のコスト
ダウンを可能とし、製品リサイクルの拡大と省資源化に
貢献することを目的とするものである。
したものであり、使用済みの部品を取り出すための分解
工程と、新たな製品を組立てるための組立工程におい
て、その構成要素を可能な限り互いに共用にし、かつ組
立・分解を逐次交互に行うための循環型生産システムを
提供し、分解のための新たな設備投資等の経済的負担を
抑制、回収量/分解量の変動を吸収、ラインを効率的に
稼動させることにより、再製造部品、再製造機のコスト
ダウンを可能とし、製品リサイクルの拡大と省資源化に
貢献することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
製品の分解・組立システムは、上記目的を達成するため
に、製品を生産する設備と、使用済みの上記製品を分解
して上記生産に使用するユニットまたは部品として供す
るために処理する設備とを備え、上記処理後のユニット
または部品を上記生産に提供することが可能な製品の分
解・組立システムであって、上記生産を行う各工程と上
記処理を行う各工程との間で互いに可逆的な工程または
同種の作業を行う工程の両方の実行で共用する設備を備
え、この設備は互いに可逆的な動作または同種の動作を
行うことにより上記可逆的な工程または同種の作業を行
う製品の分解・組立システムにおいて、上記可逆的な工
程または同種の作業を逐次交互に遂行することを特徴と
する。
製品の分解・組立システムは、上記目的を達成するため
に、製品を生産する設備と、使用済みの上記製品を分解
して上記生産に使用するユニットまたは部品として供す
るために処理する設備とを備え、上記処理後のユニット
または部品を上記生産に提供することが可能な製品の分
解・組立システムであって、上記生産を行う各工程と上
記処理を行う各工程との間で互いに可逆的な工程または
同種の作業を行う工程の両方の実行で共用する設備を備
え、この設備は互いに可逆的な動作または同種の動作を
行うことにより上記可逆的な工程または同種の作業を行
う製品の分解・組立システムにおいて、上記可逆的な工
程または同種の作業を逐次交互に遂行することを特徴と
する。
【0012】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備のうち少なくとも一種類
はコンピュータにより管理されるものであり、上記生産
を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュータ
で使用するプログラム及び該プログラムで使用するデー
タを切り替える切替え手段を備えることを特徴とする。
するために、上記共用する設備のうち少なくとも一種類
はコンピュータにより管理されるものであり、上記生産
を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュータ
で使用するプログラム及び該プログラムで使用するデー
タを切り替える切替え手段を備えることを特徴とする。
【0013】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備の複数種類が上記コンピ
ュータで管理されるものであり、上記切替え手段は、上
記複数の共有設備についての上記切替えを一括して行え
るものであることを特徴する。
するために、上記共用する設備の複数種類が上記コンピ
ュータで管理されるものであり、上記切替え手段は、上
記複数の共有設備についての上記切替えを一括して行え
るものであることを特徴する。
【0014】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上記
生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットまた
は部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設備
であることを特徴とする。
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上記
生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットまた
は部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設備
であることを特徴とする。
【0015】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成する部品を組立てて上記製品本体または該
本体を構成するユニットの生産を行う工程と上記使用済
み製品を構成する上記ユニットを部品に分解する工程と
で共用するユニット組立・分解設備であることを特徴と
する。
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成する部品を組立てて上記製品本体または該
本体を構成するユニットの生産を行う工程と上記使用済
み製品を構成する上記ユニットを部品に分解する工程と
で共用するユニット組立・分解設備であることを特徴と
する。
【0016】同請求項6に係る製品の分解・組立方法
は、上記目的を達成するために、製品を生産する工程
と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する工程と
を含んでなり、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供する製品の分解・組立方法において、上記生
産を行う各工程と上記処理を行う各工程の間で互いに可
逆的な工程または同種の作業を行う工程の両方の実行で
使用する設備を共用し、この設備は互いに可逆的な動作
または同種の動作を行うことにより上記可逆的な工程ま
たは同種の作業を逐次交互に遂行することを特徴とす
る。
は、上記目的を達成するために、製品を生産する工程
と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する工程と
を含んでなり、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供する製品の分解・組立方法において、上記生
産を行う各工程と上記処理を行う各工程の間で互いに可
逆的な工程または同種の作業を行う工程の両方の実行で
使用する設備を共用し、この設備は互いに可逆的な動作
または同種の動作を行うことにより上記可逆的な工程ま
たは同種の作業を逐次交互に遂行することを特徴とす
る。
【0017】同請求項7に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備のうち少なくとも一種類
をコンピュータにより管理されるものとして、上記生産
を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュータ
で使用するプログラム及び該プログラムで使用するデー
タを切り替える工程を含んでなることを特徴とする。
するために、上記共用する設備のうち少なくとも一種類
をコンピュータにより管理されるものとして、上記生産
を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュータ
で使用するプログラム及び該プログラムで使用するデー
タを切り替える工程を含んでなることを特徴とする。
【0018】同請求項8に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備の複数種類を上記コンピ
ュータで管理されるものとして、上記切替え工程は、上
記複数の共用設備についての上記切替えを一括して行え
るものであることを特徴とする。
するために、上記共用する設備の複数種類を上記コンピ
ュータで管理されるものとして、上記切替え工程は、上
記複数の共用設備についての上記切替えを一括して行え
るものであることを特徴とする。
【0019】同請求項9に係るものは、上記目的を達成
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上記
生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットまた
は部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設備
であることを特徴とする。
するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記製
品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上記
生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットまた
は部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設備
であることを特徴とする。
【0020】同請求項10に係るものは、上記目的を達
成するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記
製品本体を構成する部品を組み立てて上記製品本体また
は該製品本体を構成するユニットの生産を行う工程と上
記使用済み製品を構成している上記ユニットまたは上記
製品本体を部品に分解する工程とで共用するユニット組
立・分解設備であることを特徴とする。
成するために、上記共用する設備のうち一種類は、上記
製品本体を構成する部品を組み立てて上記製品本体また
は該製品本体を構成するユニットの生産を行う工程と上
記使用済み製品を構成している上記ユニットまたは上記
製品本体を部品に分解する工程とで共用するユニット組
立・分解設備であることを特徴とする。
【0021】同請求項11に係るものは、上記目的を達
成するために、上記可逆的な工程または同種の作業を逐
次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上記
生産と上記処理の両方が存在する場合は上記生産と上記
処理を交互に行い、上記生産と上記処理のどちらか一方
のみの場合はその工程または作業のみを連続して行うこ
とを特徴とする。
成するために、上記可逆的な工程または同種の作業を逐
次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上記
生産と上記処理の両方が存在する場合は上記生産と上記
処理を交互に行い、上記生産と上記処理のどちらか一方
のみの場合はその工程または作業のみを連続して行うこ
とを特徴とする。
【0022】同請求項12に係るものは、上記目的を達
成するために、上記可逆的な工程または同種の作業を逐
次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上記
生産と上記処理を行う相互の作業エリアの遮断手段を備
えたことを特徴とする。
成するために、上記可逆的な工程または同種の作業を逐
次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上記
生産と上記処理を行う相互の作業エリアの遮断手段を備
えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1に循環型生産システムの工程フ
ロー、図2に同全体フローを示す。また図3に本発明の
実施形態に係るシステム本体組立分解例、図4にユニッ
ト組立・分解例、図5に部品組立分解例、図6に本シス
テム全体管理例を示す。
参照して説明する。図1に循環型生産システムの工程フ
ロー、図2に同全体フローを示す。また図3に本発明の
実施形態に係るシステム本体組立分解例、図4にユニッ
ト組立・分解例、図5に部品組立分解例、図6に本シス
テム全体管理例を示す。
【0024】図1に示す循環型生産システムの工程フロ
ーは、新品製作側では、部品製作N1、部品検査N2を
経た部品a、b、c、dを貯蔵し(N3)、ユニット組
立N4、ユニット検査N5を経て新品A/Bユニットを
貯蔵し(N6)、本体組立N7、本体検査N8を経て出
荷する(N9)。また再生側では、製品回収R1、本体
洗浄R2、本体検査R3、本体分解R4、ユニット洗浄
R5、ユニットリペアR6、ユニット検査R7を経て、
そのまま新品の製造に回せるものは貯蔵し(R8)、そ
れ以外はユニット分解R9を経て回収した製品を部品に
分解し、部品洗浄R10、部品リペアR11、部品検査
R12を経て再生部品として貯蔵し(R13)、必要に
応じて新品貯蔵側へ回し、新品の製造に使用する。
ーは、新品製作側では、部品製作N1、部品検査N2を
経た部品a、b、c、dを貯蔵し(N3)、ユニット組
立N4、ユニット検査N5を経て新品A/Bユニットを
貯蔵し(N6)、本体組立N7、本体検査N8を経て出
荷する(N9)。また再生側では、製品回収R1、本体
洗浄R2、本体検査R3、本体分解R4、ユニット洗浄
R5、ユニットリペアR6、ユニット検査R7を経て、
そのまま新品の製造に回せるものは貯蔵し(R8)、そ
れ以外はユニット分解R9を経て回収した製品を部品に
分解し、部品洗浄R10、部品リペアR11、部品検査
R12を経て再生部品として貯蔵し(R13)、必要に
応じて新品貯蔵側へ回し、新品の製造に使用する。
【0025】図2に示す循環型生産システムの全体フロ
ーは、図1の生産システムに、外部会社等からのマテリ
アルM、部品P、ユニットU、生産品の販売会社SC、
ユーザーUS、回収センターCC、リサイクルセンター
RC等の関係を示している。
ーは、図1の生産システムに、外部会社等からのマテリ
アルM、部品P、ユニットU、生産品の販売会社SC、
ユーザーUS、回収センターCC、リサイクルセンター
RC等の関係を示している。
【0026】図3、図4、図5をもとに本発明に係る分
解・組立交互逐次遂行型生産システムの一実施形態を説
明する。図示のシステムは、使用済みの製品31を分解
して使用済みのユニット24を取り出すための本体分解
工程70と、使用済みのユニット24を分解して使用済
み部品51aを取り出すためのユニット分解工程50
と、分解のために使用済み製品31を搬送する本体分解
搬送手段4と、使用済みユニット24を搬送するユニッ
ト分解搬送手段3と、新たな製品30を組立てるための
本体組立工程60と、新たなユニット11を組み立てる
ためのユニット組立工程40と、ユニット組立のために
新品部品9、10を搬送する部品供給手段41と、本体
組立のために新品ユニット11を搬送する新ユニット供
給手段61と、ユニット組立工程40に必要な部品9、
10を貯蔵する新品貯蔵手段1、及び本体組立工程60
に必要なユニットを貯蔵しておくためのユニット貯蔵手
段2と、ユニット組立工程40に供給する部品9、10
の品質検査を行う新部品検査工程6と、本体組立工程6
0に供給する新ユニット11の品質検査を行う新ユニッ
ト検査工程14と、本体組立工程60後に製品の最終検
査を行う本体検査工程18と、使用済み部品を再使用す
るため使用済み部品51aの品質検査を行う再生部品検
査工程6と、使用済みユニットの品質検査を行う再生ユ
ニット検査工程14と、回収された使用済み製品31の
品質検査を行う回収品検査工程18と、使用済み製品本
体の使用時、輸送時、保管時等に付着、汚染した汚れを
洗浄除去する本体洗浄工程17と、使用済みユニットの
汚れを洗浄除去するユニット洗浄工程16と、使用済み
製品の使用時において低下した機能回復を行うユニット
リペア工程15と、同じく部品リペア工程7と、本体分
解工程70により取り出され洗浄、リペア、検査を行
い、再使用可能となった再生ユニットを貯蔵しておくた
めの再生ユニット貯蔵手段2(ユニット貯蔵手段に同
じ)と、同じく再生部品貯蔵手段1(新品貯蔵手段に同
じ)と、再生ユニット貯蔵手段2に再生ユニットを搬送
する再生ユニット回収手段73、再生部品51bを再生
部品貯蔵手段1に搬送する再生部品回収手段52より構
成される。図中5は部品製作工程、8は部品洗浄工程、
19は本体搬送手段、20はユニット搬送手段、23は
本体組立分解手段、28はユニット組立分解手段、53
は新品部品搬送工程、80、81はエアーカーテンであ
る。
解・組立交互逐次遂行型生産システムの一実施形態を説
明する。図示のシステムは、使用済みの製品31を分解
して使用済みのユニット24を取り出すための本体分解
工程70と、使用済みのユニット24を分解して使用済
み部品51aを取り出すためのユニット分解工程50
と、分解のために使用済み製品31を搬送する本体分解
搬送手段4と、使用済みユニット24を搬送するユニッ
ト分解搬送手段3と、新たな製品30を組立てるための
本体組立工程60と、新たなユニット11を組み立てる
ためのユニット組立工程40と、ユニット組立のために
新品部品9、10を搬送する部品供給手段41と、本体
組立のために新品ユニット11を搬送する新ユニット供
給手段61と、ユニット組立工程40に必要な部品9、
10を貯蔵する新品貯蔵手段1、及び本体組立工程60
に必要なユニットを貯蔵しておくためのユニット貯蔵手
段2と、ユニット組立工程40に供給する部品9、10
の品質検査を行う新部品検査工程6と、本体組立工程6
0に供給する新ユニット11の品質検査を行う新ユニッ
ト検査工程14と、本体組立工程60後に製品の最終検
査を行う本体検査工程18と、使用済み部品を再使用す
るため使用済み部品51aの品質検査を行う再生部品検
査工程6と、使用済みユニットの品質検査を行う再生ユ
ニット検査工程14と、回収された使用済み製品31の
品質検査を行う回収品検査工程18と、使用済み製品本
体の使用時、輸送時、保管時等に付着、汚染した汚れを
洗浄除去する本体洗浄工程17と、使用済みユニットの
汚れを洗浄除去するユニット洗浄工程16と、使用済み
製品の使用時において低下した機能回復を行うユニット
リペア工程15と、同じく部品リペア工程7と、本体分
解工程70により取り出され洗浄、リペア、検査を行
い、再使用可能となった再生ユニットを貯蔵しておくた
めの再生ユニット貯蔵手段2(ユニット貯蔵手段に同
じ)と、同じく再生部品貯蔵手段1(新品貯蔵手段に同
じ)と、再生ユニット貯蔵手段2に再生ユニットを搬送
する再生ユニット回収手段73、再生部品51bを再生
部品貯蔵手段1に搬送する再生部品回収手段52より構
成される。図中5は部品製作工程、8は部品洗浄工程、
19は本体搬送手段、20はユニット搬送手段、23は
本体組立分解手段、28はユニット組立分解手段、53
は新品部品搬送工程、80、81はエアーカーテンであ
る。
【0027】ここで本体組立・分解工程及びユニット組
立・分解工程はそれぞれ独立した組立作業エリア、及び
分解作業エリアの双方を有し、可逆的な工程または同種
の作業を行う工程の両方の実行で共用する設備を備える
ことにより、組立と分解を交互に行う。
立・分解工程はそれぞれ独立した組立作業エリア、及び
分解作業エリアの双方を有し、可逆的な工程または同種
の作業を行う工程の両方の実行で共用する設備を備える
ことにより、組立と分解を交互に行う。
【0028】図6、図7をもとにシステム全体を管理制
御する構成、動作について説明する。製品の本体レベル
の組立分解工程では、製品本体の組立、分解時の各工程
間の自動搬送を管理する本体搬送管理コンピュータ10
6と、本体組立・本体分解作業手順及び本体搬送を管理
制御する本体工程管理コンピュータ107で構成され
る。製品のユニットレベルの組立分解工程では、使用済
みユニットの再生時各工程の自動搬送を管理するユニッ
ト再生搬送管理コンピュータ105、ユニットの組立、
分解時の各工程の自動搬送を管理するユニット搬送管理
コンピュータ102、ユニットの貯蔵を管理するユニッ
ト貯蔵管理コンピュータ104、ユニット組立・分解作
業手順及びユニット搬送を管理制御するユニット工程管
理コンピュータ103で構成される。更に部品レベルの
組立分解工程では、部品の貯蔵を管理する部品貯蔵管理
コンピュータ100、部品の組立、分解時の各工程の自
動搬送を管理する部品搬送管理コンピュータ101によ
り構成される。図中108はシステム全体を統合管理制
御するホストコンピュータであり、フロアLAN99に
より接続されている。
御する構成、動作について説明する。製品の本体レベル
の組立分解工程では、製品本体の組立、分解時の各工程
間の自動搬送を管理する本体搬送管理コンピュータ10
6と、本体組立・本体分解作業手順及び本体搬送を管理
制御する本体工程管理コンピュータ107で構成され
る。製品のユニットレベルの組立分解工程では、使用済
みユニットの再生時各工程の自動搬送を管理するユニッ
ト再生搬送管理コンピュータ105、ユニットの組立、
分解時の各工程の自動搬送を管理するユニット搬送管理
コンピュータ102、ユニットの貯蔵を管理するユニッ
ト貯蔵管理コンピュータ104、ユニット組立・分解作
業手順及びユニット搬送を管理制御するユニット工程管
理コンピュータ103で構成される。更に部品レベルの
組立分解工程では、部品の貯蔵を管理する部品貯蔵管理
コンピュータ100、部品の組立、分解時の各工程の自
動搬送を管理する部品搬送管理コンピュータ101によ
り構成される。図中108はシステム全体を統合管理制
御するホストコンピュータであり、フロアLAN99に
より接続されている。
【0029】本システムでは、組立・分解生産計画に基
づきラインの動作モードが指示される。組立又は分解の
みの場合は専用モードが選択され、本体、ユニット、部
品各工程の組立又は分解動作が選択される。一方、組立
及び分解の双方が必要な場合は本体、ユニット、部品各
工程において組立・分解動作が交互に切り替わる交互モ
ードが選択される。
づきラインの動作モードが指示される。組立又は分解の
みの場合は専用モードが選択され、本体、ユニット、部
品各工程の組立又は分解動作が選択される。一方、組立
及び分解の双方が必要な場合は本体、ユニット、部品各
工程において組立・分解動作が交互に切り替わる交互モ
ードが選択される。
【0030】組立分解共用工程においては、新たな製品
を組立てるための組立手順の逆手順が使用済みの部品を
取り出すための分解手順となり、例えば、組立手順
(1):a部品把持→(2)a:部品移載→(3):a
部品の挿入→(4):a部品位置決め→(5):a部品
ねじ締め→であれば、分解手順(5):a部品ねじ緩め
→(3):a部品の抜き取り→(2):a部品移載→
(1):a部品リリースとなる。
を組立てるための組立手順の逆手順が使用済みの部品を
取り出すための分解手順となり、例えば、組立手順
(1):a部品把持→(2)a:部品移載→(3):a
部品の挿入→(4):a部品位置決め→(5):a部品
ねじ締め→であれば、分解手順(5):a部品ねじ緩め
→(3):a部品の抜き取り→(2):a部品移載→
(1):a部品リリースとなる。
【0031】図示の例においては、一台のロボットが上
記組立作業エリア側では自動組立を行い、上記分解作業
エリア側では自動分解を行い、組立と分解の交互作業を
行うことにより生産と分解処理を逐次同時に行うことが
可能となる。
記組立作業エリア側では自動組立を行い、上記分解作業
エリア側では自動分解を行い、組立と分解の交互作業を
行うことにより生産と分解処理を逐次同時に行うことが
可能となる。
【0032】図7はホストコンピュータ108が行う処
理を説明するフローチャートである。ホストコンピュー
タ108から組立・分解生産計画に基づきラインの動作
モードが指示され(ステップ1)、組立又は分解のみで
なければ(ステップ2でN)、組立及び分解の双方が必
要な場合なので、部品各工程において組立・分解動作が
交互に切り替わる交互モードが選択され、本体工程組立
・分解交互モード指示(ステップ3)、ユニット工程組
立・分解交互モード指示(ステップ4)、部品工程組立
・分解交互モード指示(ステップが)順次行われる。一
方、ステップ2において組立又は分解のみの場合は専用
モードが選択され(ステップ2でY)、本体、ユニッ
ト、部品各工程の組立(ステップ7〜9)又は分解動作
(ステップ10〜12)が選択される(ステップ6)。
なお図8は本システムの制御系を構成する各コンピュー
タの処理を説明するフローチャートであり、各コンピュ
ータは指令の有無判断(ステップ1)に基づいてデータ
ベースの読み込み、プログラムの立ち上げ動作(ステッ
プ2)を行う。
理を説明するフローチャートである。ホストコンピュー
タ108から組立・分解生産計画に基づきラインの動作
モードが指示され(ステップ1)、組立又は分解のみで
なければ(ステップ2でN)、組立及び分解の双方が必
要な場合なので、部品各工程において組立・分解動作が
交互に切り替わる交互モードが選択され、本体工程組立
・分解交互モード指示(ステップ3)、ユニット工程組
立・分解交互モード指示(ステップ4)、部品工程組立
・分解交互モード指示(ステップが)順次行われる。一
方、ステップ2において組立又は分解のみの場合は専用
モードが選択され(ステップ2でY)、本体、ユニッ
ト、部品各工程の組立(ステップ7〜9)又は分解動作
(ステップ10〜12)が選択される(ステップ6)。
なお図8は本システムの制御系を構成する各コンピュー
タの処理を説明するフローチャートであり、各コンピュ
ータは指令の有無判断(ステップ1)に基づいてデータ
ベースの読み込み、プログラムの立ち上げ動作(ステッ
プ2)を行う。
【0033】図3に戻って、画像機器製品における本体
搬送の実例を説明する。本システムにおいて組立て・分
解共用本体搬送手段は、組立ライン側において本体組立
て時、順次各ユニットの組立てポジションに上記本体フ
レームを搬送し新ユニット11a、12a、13aを順
番に組込み、それぞれねじ・スナップフィット等の締結
手段により組立てる。分解ライン側においては本体分解
時、使用済み製品31を本体組立て時とは逆の順番にね
じ・スナップフィット等の締結を解除し、順次使用済み
ユニット24、72を本体から取り出し、ユニット供給
回収手段73に移載する。この組立て・分解共用本体搬
送手段は前述のように組立て側では新ユニット11a、
12a、13aを順次本体フレームに組込む順方向に搬
送し、分解側では上記組立て時の搬送方向とは逆方向に
使用済み本体を搬送する。
搬送の実例を説明する。本システムにおいて組立て・分
解共用本体搬送手段は、組立ライン側において本体組立
て時、順次各ユニットの組立てポジションに上記本体フ
レームを搬送し新ユニット11a、12a、13aを順
番に組込み、それぞれねじ・スナップフィット等の締結
手段により組立てる。分解ライン側においては本体分解
時、使用済み製品31を本体組立て時とは逆の順番にね
じ・スナップフィット等の締結を解除し、順次使用済み
ユニット24、72を本体から取り出し、ユニット供給
回収手段73に移載する。この組立て・分解共用本体搬
送手段は前述のように組立て側では新ユニット11a、
12a、13aを順次本体フレームに組込む順方向に搬
送し、分解側では上記組立て時の搬送方向とは逆方向に
使用済み本体を搬送する。
【0034】つまり、組立て側の搬送方向と分解側の搬
送方向とを逆方向にし、双方向搬送とすることにより、
従来のように組立て用、分解用の2種類の搬送手段を備
える必要がなく、同一の搬送手段の共用が可能であり、
且つ組立・分解の逐次交互作業が可能となる。本搬送手
段は搬送コンベアが一般的であるが、台車、無人搬送車
(AGV)でも可能である。
送方向とを逆方向にし、双方向搬送とすることにより、
従来のように組立て用、分解用の2種類の搬送手段を備
える必要がなく、同一の搬送手段の共用が可能であり、
且つ組立・分解の逐次交互作業が可能となる。本搬送手
段は搬送コンベアが一般的であるが、台車、無人搬送車
(AGV)でも可能である。
【0035】また図4に戻って、画像機器製品における
ユニット搬送の実例を説明する本システムにおいて組立
・分解共用ユニット搬送手段は、ユニット組立てライン
側は順次各部品の組立てポジションに上記ユニットフレ
ームを搬送し上記新部品9、10を順番に組込み、それ
ぞれねじ・スナップフィット等の締結手段により組立て
る。またユニット分解ライン側は上記使用済みユニット
24、72を上記ユニット組立て時とは逆の順番にねじ
・スナップフィット等の締結を解除し、順次使用済み部
品51をユニットから取り出し、部品供給回収手段42
に移載する。この組立て・分解共用ユニット搬送手段は
前述のように組立側は新部品9、10を順次ユニットフ
レームに組込む順方向に搬送し、分解側は上記組立て時
の搬送方向とは逆方向に使用済みユニットを搬送する。
つまり、組立て側の搬送方向と分解側の搬送方向とを逆
方向にし、双方向搬送とすることにより、従来のように
組立て用、分解用の2種類の搬送手段を備える必要がな
く、同一の搬送手段の共用が可能であり、且つ組立・分
解の逐次交互作業が可能となる。本搬送手段は搬送コン
ベアが一般的であるが、台車、無人搬送車AGVでも可
能である。
ユニット搬送の実例を説明する本システムにおいて組立
・分解共用ユニット搬送手段は、ユニット組立てライン
側は順次各部品の組立てポジションに上記ユニットフレ
ームを搬送し上記新部品9、10を順番に組込み、それ
ぞれねじ・スナップフィット等の締結手段により組立て
る。またユニット分解ライン側は上記使用済みユニット
24、72を上記ユニット組立て時とは逆の順番にねじ
・スナップフィット等の締結を解除し、順次使用済み部
品51をユニットから取り出し、部品供給回収手段42
に移載する。この組立て・分解共用ユニット搬送手段は
前述のように組立側は新部品9、10を順次ユニットフ
レームに組込む順方向に搬送し、分解側は上記組立て時
の搬送方向とは逆方向に使用済みユニットを搬送する。
つまり、組立て側の搬送方向と分解側の搬送方向とを逆
方向にし、双方向搬送とすることにより、従来のように
組立て用、分解用の2種類の搬送手段を備える必要がな
く、同一の搬送手段の共用が可能であり、且つ組立・分
解の逐次交互作業が可能となる。本搬送手段は搬送コン
ベアが一般的であるが、台車、無人搬送車AGVでも可
能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る製品の分解・組
立システムは、以上説明してきたように、製品を生産す
る設備と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使
用するユニットまたは部品として供するために処理する
設備とを備え、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供することが可能な製品の分解・組立システム
であって、上記生産を行う各工程と上記処理を行う各工
程との間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行う
工程の両方の実行で共用する設備を備え、この設備は互
いに可逆的な動作または同種の動作を行うことにより上
記可逆的な工程または同種の作業を行う製品の分解・組
立システムにおいて、上記可逆的な工程または同種の作
業を逐次交互に遂行することを特徴とする製品の分解・
組立システムであるので、従来、生産と処理を行う各工
程を切替える際に各工程内での仕掛りを全て完了した後
に生産→処理または処理→生産の切替えを行わざるをえ
ず、ラインが長い場合や切替え回数が頻繁の場合生じる
大きな稼動時間のロスが解消され、ラインの高効率稼動
が可能となり、結果製品の製造コストの低減が実現する
という効果がある。
立システムは、以上説明してきたように、製品を生産す
る設備と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使
用するユニットまたは部品として供するために処理する
設備とを備え、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供することが可能な製品の分解・組立システム
であって、上記生産を行う各工程と上記処理を行う各工
程との間で互いに可逆的な工程または同種の作業を行う
工程の両方の実行で共用する設備を備え、この設備は互
いに可逆的な動作または同種の動作を行うことにより上
記可逆的な工程または同種の作業を行う製品の分解・組
立システムにおいて、上記可逆的な工程または同種の作
業を逐次交互に遂行することを特徴とする製品の分解・
組立システムであるので、従来、生産と処理を行う各工
程を切替える際に各工程内での仕掛りを全て完了した後
に生産→処理または処理→生産の切替えを行わざるをえ
ず、ラインが長い場合や切替え回数が頻繁の場合生じる
大きな稼動時間のロスが解消され、ラインの高効率稼動
が可能となり、結果製品の製造コストの低減が実現する
という効果がある。
【0037】本発明の請求項2に係る製品の分解・組立
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち少なくとも一種類はコンピュータにより管理さ
れるものであり、上記生産を行う場合と上記処理を行う
場合とで上記コンピュータで使用するプログラム及び該
プログラムで使用するデータを切り替える切替え手段を
備えいるので、プログラム及び該プログラムで使用する
データの切替えだけでコンピュータにより管理される設
備を両用に使い分けることができ、製品の製造コストの
低減が実現するという効果がある。
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち少なくとも一種類はコンピュータにより管理さ
れるものであり、上記生産を行う場合と上記処理を行う
場合とで上記コンピュータで使用するプログラム及び該
プログラムで使用するデータを切り替える切替え手段を
備えいるので、プログラム及び該プログラムで使用する
データの切替えだけでコンピュータにより管理される設
備を両用に使い分けることができ、製品の製造コストの
低減が実現するという効果がある。
【0038】請求項3に係る製品の分解・組立システム
は、以上説明してきたように、上記共用する設備の複数
種類が上記コンピュータで管理されるものであり、上記
切替え手段は、上記複数の共有設備についての上記切替
えを一括して行えるものであるので、コンピュータによ
り管理される複数の設備の使い分けを一括して行え、製
品の製造コストの低減が実現するという効果がある。
は、以上説明してきたように、上記共用する設備の複数
種類が上記コンピュータで管理されるものであり、上記
切替え手段は、上記複数の共有設備についての上記切替
えを一括して行えるものであるので、コンピュータによ
り管理される複数の設備の使い分けを一括して行え、製
品の製造コストの低減が実現するという効果がある。
【0039】本発明の請求項4に係る製品の分解・組立
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち一種類は、上記製品本体を構成するユニットま
たは部品を組立てて上記生産を行う工程と上記使用済み
製品を上記ユニットまたは部品に分解する工程とで共用
する本体組立・分解設備であるので、可逆的な作業であ
るユニットまたは部品の組立作業と、使用済み製品のユ
ニットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行っ
て、製品の製造コストの低減が実現するという効果があ
る。
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち一種類は、上記製品本体を構成するユニットま
たは部品を組立てて上記生産を行う工程と上記使用済み
製品を上記ユニットまたは部品に分解する工程とで共用
する本体組立・分解設備であるので、可逆的な作業であ
るユニットまたは部品の組立作業と、使用済み製品のユ
ニットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行っ
て、製品の製造コストの低減が実現するという効果があ
る。
【0040】本発明の請求項5に係る製品の分解・組立
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち一種類は、上記製品本体を構成する部品を組立
てて上記製品本体または該本体を構成するユニットの生
産を行う工程と上記使用済み製品を構成している上記ユ
ニットを部品に分解する工程とで共用するユニット組立
・分解設備であるので、可逆的な作業である部品からユ
ニットを生産する作業と、使用済み製品をユニットから
部品への分解作業とを同一の設備で行って、製品の製造
コストの低減が実現するという効果がある。
システムは、以上説明してきたように、上記共用する設
備のうち一種類は、上記製品本体を構成する部品を組立
てて上記製品本体または該本体を構成するユニットの生
産を行う工程と上記使用済み製品を構成している上記ユ
ニットを部品に分解する工程とで共用するユニット組立
・分解設備であるので、可逆的な作業である部品からユ
ニットを生産する作業と、使用済み製品をユニットから
部品への分解作業とを同一の設備で行って、製品の製造
コストの低減が実現するという効果がある。
【0041】本発明の請求項6に係る製品の分解・組立
方法は、以上説明してきたように、製品を生産する工程
と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する工程と
を含んでなり、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供する製品の分解・組立方法において、上記生
産を行う各工程と上記処理を行う各工程の間で互いに可
逆的な工程または同種の作業を行う工程の両方の実行で
使用する設備を共用し、この設備は互いに可逆的な動作
または同種の動作を行うことにより上記可逆的な工程ま
たは同種の作業を逐次交互に遂行するので、製品の生産
を行う作業と、使用済み製品を分解して生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する作業と
の間で、可逆的な作業や同種の作業については使用する
設備を共用し、しかもこれらの設備を互いに可逆的な動
作を行うことにより、上記可逆的な作業または同種の作
業を遂行するので、同様の複数の設備を不要にし、シス
テム全体をコンパクトにして、製品の製造コストを低減
させ得るという効果がある。
方法は、以上説明してきたように、製品を生産する工程
と、使用済みの上記製品を分解して上記生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する工程と
を含んでなり、上記処理後のユニットまたは部品を上記
生産に提供する製品の分解・組立方法において、上記生
産を行う各工程と上記処理を行う各工程の間で互いに可
逆的な工程または同種の作業を行う工程の両方の実行で
使用する設備を共用し、この設備は互いに可逆的な動作
または同種の動作を行うことにより上記可逆的な工程ま
たは同種の作業を逐次交互に遂行するので、製品の生産
を行う作業と、使用済み製品を分解して生産に使用する
ユニットまたは部品として供するために処理する作業と
の間で、可逆的な作業や同種の作業については使用する
設備を共用し、しかもこれらの設備を互いに可逆的な動
作を行うことにより、上記可逆的な作業または同種の作
業を遂行するので、同様の複数の設備を不要にし、シス
テム全体をコンパクトにして、製品の製造コストを低減
させ得るという効果がある。
【0042】本発明の請求項7に係る製品の分解・組立
方法は、以上説明してきたように、請求項6の製品の分
解・組立方法において、上記共用する設備のうち少なく
とも一種類をコンピュータにより管理されるものとし
て、上記生産を行う場合と上記処理を行う場合とで上記
コンピュータで使用するプログラム及び該プログラムで
使用するデータを切り替える工程を含んでなるので、プ
ログラム及び該プログラムで使用するデータの切替えだ
けでコンピュータにより管理される設備を両用に使い分
けることができ、製品の製造コストを低減させ得るとい
う効果がある。
方法は、以上説明してきたように、請求項6の製品の分
解・組立方法において、上記共用する設備のうち少なく
とも一種類をコンピュータにより管理されるものとし
て、上記生産を行う場合と上記処理を行う場合とで上記
コンピュータで使用するプログラム及び該プログラムで
使用するデータを切り替える工程を含んでなるので、プ
ログラム及び該プログラムで使用するデータの切替えだ
けでコンピュータにより管理される設備を両用に使い分
けることができ、製品の製造コストを低減させ得るとい
う効果がある。
【0043】本発明の請求項8に係る製品の分解・組立
方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備の
複数種類を上記コンピュータで管理されるものとして、
上記切替え工程は、上記複数の共用設備についての上記
切替えを一括して行えるので、コンピュータにより管理
される複数の設備の使い分けを一括して行えるので、製
品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備の
複数種類を上記コンピュータで管理されるものとして、
上記切替え工程は、上記複数の共用設備についての上記
切替えを一括して行えるので、コンピュータにより管理
される複数の設備の使い分けを一括して行えるので、製
品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
【0044】本発明の請求項9に係る製品の分解・組立
方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備の
うち一種類は、上記製品本体を構成するユニットまたは
部品を組み立てて上記生産を行う工程と上記使用済み製
品を上記ユニットまたは部品に分解する工程とで共用す
る本体組立・分解設備であるので、可逆的な作業である
ユニットまたは部品の組立作業と、使用済み製品のユニ
ットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行って、
製品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備の
うち一種類は、上記製品本体を構成するユニットまたは
部品を組み立てて上記生産を行う工程と上記使用済み製
品を上記ユニットまたは部品に分解する工程とで共用す
る本体組立・分解設備であるので、可逆的な作業である
ユニットまたは部品の組立作業と、使用済み製品のユニ
ットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行って、
製品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
【0045】本発明の請求項10に係る製品の分解・組
立方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備
のうち一種類は、上記製品本体を構成する部品を組み立
てて上記製品本体または該製品本体を構成するユニット
の生産を行う工程と上記使用済み製品を構成している上
記ユニットまたは上記製品本体を部品に分解する工程と
で共用するので、可逆的な作業である部品から製品本体
またはユニットを生産する作業と、使用済み製品のユニ
ットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行って、
製品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
立方法は、以上説明してきたように、上記共用する設備
のうち一種類は、上記製品本体を構成する部品を組み立
てて上記製品本体または該製品本体を構成するユニット
の生産を行う工程と上記使用済み製品を構成している上
記ユニットまたは上記製品本体を部品に分解する工程と
で共用するので、可逆的な作業である部品から製品本体
またはユニットを生産する作業と、使用済み製品のユニ
ットまたは部品への分解作業とを同一の設備で行って、
製品の製造コストを低減させ得るという効果がある。
【0046】本発明の請求項11に係る製品の分解・組
立方法は、以上説明してきたように、上記可逆的な工程
または同種の作業を逐次交互に遂行する組立・分解方法
において、製品の上記生産と上記処理の両方が存在する
場合は上記生産と上記処理を交互に行い、上記生産と上
記処理のどちらか一方のみの場合はその工程または作業
のみを連続して行うので、従来、生産と処理を行う各工
程を切替える際に各工程内での仕掛りを全て完了した後
に生産→処理または処理→生産の切替えを行わざるをえ
ず、ラインが長い場合や切替え回数が頻繁な場合に生じ
る大きな稼動時間のロスが解消され、その結果ラインの
高効率稼動が可能とり、製品の製造コストを低減させ得
るという効果がある。
立方法は、以上説明してきたように、上記可逆的な工程
または同種の作業を逐次交互に遂行する組立・分解方法
において、製品の上記生産と上記処理の両方が存在する
場合は上記生産と上記処理を交互に行い、上記生産と上
記処理のどちらか一方のみの場合はその工程または作業
のみを連続して行うので、従来、生産と処理を行う各工
程を切替える際に各工程内での仕掛りを全て完了した後
に生産→処理または処理→生産の切替えを行わざるをえ
ず、ラインが長い場合や切替え回数が頻繁な場合に生じ
る大きな稼動時間のロスが解消され、その結果ラインの
高効率稼動が可能とり、製品の製造コストを低減させ得
るという効果がある。
【0047】本発明の請求項12に係る製品の分解・組
立方法は、以上説明してきたように、上記可逆的な工程
または同種の作業を逐次交互に遂行する組立・分解方法
において、製品の上記生産と上記処理(分解)を行う作
業エリアを相互に遮断する手段を備えたので、上記使用
済み製品の本体またはユニットを分解する際に発生する
種々の塵埃を上記製品の生産作業エリアへの侵入を防止
でき高品質の製品生産が実現するという効果がある。
立方法は、以上説明してきたように、上記可逆的な工程
または同種の作業を逐次交互に遂行する組立・分解方法
において、製品の上記生産と上記処理(分解)を行う作
業エリアを相互に遮断する手段を備えたので、上記使用
済み製品の本体またはユニットを分解する際に発生する
種々の塵埃を上記製品の生産作業エリアへの侵入を防止
でき高品質の製品生産が実現するという効果がある。
【図1】循環型生産システムの工程フロー図である。
【図2】同全体フロー図である。
【図3】本発明の実施形態に係るシステム本体組立分解
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】同ユニット組立・分解例を示す図である。
【図5】同部品組立分解例を示す図である。
【図6】同システム全体管理例を示す図である。
【図7】同システム全体の動作のフローチャートであ
る。
る。
【図8】同制御系を構成する各コンピュータの処理を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
1 部品貯蔵手段 2 ユニット貯蔵手段 3 ユニット搬送手段 4 本体搬送手段 5 部品製作工程 6 部品検査工程 7 部品リペア工程 8 部品洗浄工程 9 部品 11 新ユニット 12 新ユニット 13 新ユニット 14 ユニット検査工程 15 ユニットリペア工程 16 ユニット洗浄工程 17 本体洗浄工程 18 本体検査工程 19 本体搬送手段 20 ユニット搬送手段 23 本体組立分解手段 24 使用済みユニット 28 ユニット組立分解手段 30 新品製品 31 使用済み製品 40 ユニット組立工程 42 部品供給回収手段 50 ユニット分解工程 51 使用済み部品 52 再生部品回収手段 53 新品部品搬送工程 60 本体組立工程 70 本体分解工程 80、81 エアーカーテン 99 フロアLAN 100 部品貯蔵管理PC 101 部品搬送管理PC 102 ユニット組立分解工程管理PC 103 ユニット組立分解工程管理PC 104 ユニット貯蔵管理PC 105 ユニット再生搬送管理PC 106 本体組立分解搬送管理PC 107 本体組立分解工程管理PC 108 ホストPC
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23P 21/00 307 B23P 21/00 307Z G03G 15/00 550 G03G 15/00 550 G06F 17/60 108 G06F 17/60 108 124 124 B09B 5/00 ZABZ
Claims (12)
- 【請求項1】 製品を生産する設備と、使用済みの上記
製品を分解して上記生産に使用するユニットまたは部品
として供するために処理する設備とを備え、上記処理後
のユニットまたは部品を上記生産に提供することが可能
な製品の分解・組立システムであって、上記生産を行う
各工程と上記処理を行う各工程との間で互いに可逆的な
工程または同種の作業を行う工程の両方の実行で共用す
る設備を備え、この設備は互いに可逆的な動作または同
種の動作を行うことにより上記可逆的な工程または同種
の作業を行う製品の分解・組立システムにおいて、上記
可逆的な工程または同種の作業を逐次交互に遂行するこ
とを特徴とする製品の分解・組立システム。 - 【請求項2】 上記共用する設備のうち少なくとも一種
類はコンピュータにより管理されるものであり、上記生
産を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュー
タで使用するプログラム及び該プログラムで使用するデ
ータを切り替える切替え手段を備えることを特徴とする
請求項1の製品の分解・組立システム。 - 【請求項3】 上記共用する設備の複数種類が上記コン
ピュータで管理されるものであり、上記切替え手段は、
上記複数の共有設備についての上記切替えを一括して行
えるものであることを特徴する請求項2の製品の分解・
組立システム。 - 【請求項4】 上記共用する設備のうち一種類は、上記
製品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上
記生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットま
たは部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設
備であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
の製品の分解・組立システム。 - 【請求項5】 上記共用する設備のうち一種類は、上記
製品本体を構成する部品を組立てて上記製品本体または
該本体を構成するユニットの生産を行う工程と上記使用
済み製品を構成する上記ユニットを部品に分解する工程
とで共用するユニット組立・分解設備であることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかの製品の分解・組立
システム。 - 【請求項6】 製品を生産する工程と、使用済みの上記
製品を分解して上記生産に使用するユニットまたは部品
として供するために処理する工程とを含んでなり、上記
処理後のユニットまたは部品を上記生産に提供する製品
の分解・組立方法において、上記生産を行う各工程と上
記処理を行う各工程の間で互いに可逆的な工程または同
種の作業を行う工程の両方の実行で使用する設備を共用
し、この設備は互いに可逆的な動作または同種の動作を
行うことにより上記可逆的な工程または同種の作業を逐
次交互に遂行することを特徴とする製品の分解・組立方
法。 - 【請求項7】 上記共用する設備のうち少なくとも一種
類をコンピュータにより管理されるものとして、上記生
産を行う場合と上記処理を行う場合とで上記コンピュー
タで使用するプログラム及び該プログラムで使用するデ
ータを切り替える工程を含んでなることを特徴とする請
求項6の製品の分解・組立方法。 - 【請求項8】 上記共用する設備の複数種類を上記コン
ピュータで管理されるものとして、上記切替え工程は、
上記複数の共用設備についての上記切替えを一括して行
えるものであることを特徴とする請求項7の製品の分解
・組立方法。 - 【請求項9】 上記共用する設備のうち一種類は、上記
製品本体を構成するユニットまたは部品を組み立てて上
記生産を行う工程と上記使用済み製品を上記ユニットま
たは部品に分解する工程とで共用する本体組立・分解設
備であることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか
の製品の分解・組立方法。 - 【請求項10】 上記共用する設備のうち一種類は、上
記製品本体を構成する部品を組み立てて上記製品本体ま
たは該製品本体を構成するユニットの生産を行う工程と
上記使用済み製品を構成している上記ユニットまたは上
記製品本体を部品に分解する工程とで共用するユニット
組立・分解設備であることを特徴とする請求項6ないし
9のいずれかの製品の分解・組立方法。 - 【請求項11】 上記可逆的な工程または同種の作業を
逐次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上
記生産と上記処理の両方が存在する場合は上記生産と上
記処理を交互に行い、上記生産と上記処理のどちらか一
方のみの場合はその工程または作業のみを連続して行う
ことを特徴とする請求項6ないし10のいずれかの製品
の分解・組立方法。 - 【請求項12】 上記可逆的な工程または同種の作業を
逐次交互に遂行する組立・分解方法において、製品の上
記生産と上記処理を行う相互の作業エリアの遮断手段を
備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか
の製品の分解・組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067454A JP2002263631A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 製品の分解・組立システム、同方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067454A JP2002263631A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 製品の分解・組立システム、同方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002263631A true JP2002263631A (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18925802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001067454A Pending JP2002263631A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 製品の分解・組立システム、同方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002263631A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8372510B2 (en) | 2004-10-21 | 2013-02-12 | Graftech International Holdings Inc. | High strength monolithic carbon foam |
CN113458763A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-10-01 | 深圳明京环境科技有限公司 | 一种安卓手机自动化拆解设备及方法 |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001067454A patent/JP2002263631A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8372510B2 (en) | 2004-10-21 | 2013-02-12 | Graftech International Holdings Inc. | High strength monolithic carbon foam |
CN113458763A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-10-01 | 深圳明京环境科技有限公司 | 一种安卓手机自动化拆解设备及方法 |
CN113458763B (zh) * | 2021-08-16 | 2024-05-03 | 深圳明京环境科技有限公司 | 一种安卓手机自动化拆解设备及方法 |
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