JP2002261772A - 無線パケット通信装置及び方法 - Google Patents

無線パケット通信装置及び方法

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JP2002261772A
JP2002261772A JP2001060340A JP2001060340A JP2002261772A JP 2002261772 A JP2002261772 A JP 2002261772A JP 2001060340 A JP2001060340 A JP 2001060340A JP 2001060340 A JP2001060340 A JP 2001060340A JP 2002261772 A JP2002261772 A JP 2002261772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる無線伝送速度を使用してパケットを送
信する無線局が同一の無線チャネルに混在した場合で
も、システム全体の伝送効率を良好に維持する。 【解決手段】 複数の無線局が同一の無線回線を共有し
複数の無線伝送速度群を使用して通信を行う無線通信シ
ステムにおいて、当該システムにおけるトラヒックの状
況を検出する手段(ステップ43)と、検出されたトラ
ヒックの状況に応じて、使用される複数の無線伝送速度
群を区分する手段(ステップ44)と、送信バッファ内
のパケットを同一の区分枝に属する無線伝送速度毎にグ
ループ化する手段(ステップ45)と、グループ化され
た送信バッファ内のパケットをグループ毎に異なる無線
チャネルに割当てる手段(ステップ46)とを備えた無
線パケット通信装置を、各無線局に搭載した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線局が同
一の無線回線を共有し複数の無線伝送速度群を使用して
通信を行う無線通信システムにおいて用いられる無線パ
ケット通信装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のIEEE802.11で規定される無線LAN
では、2.4GHz帯と、5.2GHz帯の2つの周波数帯におけ
るシステムがある。このうち2.4GHz帯の無線LANでは無
線伝送方式としてスペクトラム拡散方式を採用している
が、その中に直接拡散方式(DS−SS方式)を使用す
るシステムと周波数ホッピング方式(FH−SS方式)
を使用するシステムの2種類のシステムが存在する。
【0003】2.4GHz帯周波数ホッピング方式の無線LAN
では1Mbps、2Mbpsの2種類の無線伝送速度を採用し、
2.4GHz帯直接拡散方式の無線LANでは1Mbps、2Mbps、
5.5Mbps、11Mbpsの4種類の無線伝送速度を採用し、ま
た同標準規定の5.2GHz帯無線LANでは、オプションの規
定を含めて6Mbps、9Mbps、12Mbps、18Mbps、24Mbps、36
Mbps、48Mbps、54Mbpsの8種類の無線伝送速度を採用し
ている。
【0004】これらの無線LAN機器は1つのシステムで
無線伝送速度の異なる複数の無線伝送方式をサポートし
ており、各無線局は送受間の伝搬路におけるフェ−ジン
グ変動等によって生じる無線回線の品質の変化に応じ
て、使用する無線伝送方式を変更することが可能であ
る。
【0005】複数の無線局が無線チャネルを共有して無
線パケット通信を行う場合、各無線局間の伝搬状況はそ
れぞれ異なるため無線回線の品質に差異が生じ、各無線
局は異なる無線伝送方式を用いてパケットを送信する場
合がある。
【0006】このため、速い無線伝送速度で送信された
パケットと遅い無線伝送速度で送信されたパケットが同
一のチャネルに混在する現象が発生する。
【0007】一方、従来のIEEE802.11で規定される無線
LANシステムのパケット送信方法では、図18に示すよ
うに、周期的に送信されるビーコンにより分割されてい
る無線回線において、パケット送信に使用される無線伝
送速度に関わらず、送信バッファの先頭にあるパケット
から順次送信している。即ち、無線伝送速度1で送信さ
れるパケットP1、無線伝送速度2で送信されるパケッ
トP2及び無線伝送速度3で送信されるパケットP3が
特にグループ化されることなく、送信バッファの先頭側
から順に送信される。
【0008】近年の無線パケット通信機器は、1つの無
線機器を用いて広いエリアで高速に通信を可能にするた
め、各無線局が通信品質や無線伝送速度の異なる複数の
無線伝送方式を使用する無線回線の品質に応じて切り替
えて通信を行う機能を有している。
【0009】これらのシステムは、使用する無線回線の
品質が異なる複数の無線局が同一チャネルに混在する環
境下においてパケットを送信する場合、無線回線の品質
が良好な無線局は高速の無線伝送速度を有する無線伝送
方式を、無線回線品質が劣悪な無線局は低速の無線伝送
速度を有する無線伝送方式を選択する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記無
線パケット通信機器を用いたシステムでは、同一のデー
タ量を有するパケットを送信する場合、使用する無線伝
送速度により1パケットを送信するために占有する時間
に差異が生じることとなる。つまり、高速の無線伝送速
度でパケットを送信する無線局は短い時間でパケットの
送信処理を終了するが、低速の無線伝送速度でパケット
を送信する無線局はパケットの送信処理を終了するまで
に、高速の無線伝送速度を使用する無線局に比べて長い
時間が必要となる。
【0011】このため、異なる無線伝送速度を使用して
パケットを送信する無線局が同一の無線チャネルに混在
した場合、無線回線に送出されたパケットのトラヒック
の状態により低速の無線伝送速度を使用する無線局が帯
域の大半を占有し、システム全体の伝送効率を劣化させ
る問題がある。
【0012】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、異なる無線伝送速度を使用してパケッ
トを送信する無線局が同一の無線チャネルに混在した場
合でも、システム全体の伝送効率を良好に維持すること
ができる無線パケット通信装置及び方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る無線パケット通信装置は、無線でパケ
ットを送受信する機能と、パケット毎に使用する無線伝
送速度を選択する機能と、送信を予定しているパケット
を送信バッファに蓄積する機能とを備えた複数の無線局
の各々に設けられ、前記複数の無線局が同一の無線回線
を共有し複数の無線伝送速度群を使用して通信を行う無
線通信システムにおけるトラヒックの状況を検出する検
出手段と、検出されたトラヒックの状況に応じて、前記
使用される複数の無線伝送速度群を区分する区分手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る無線パケット通信装置
は、検出手段が、無線伝送速度毎に分類され無線局が送
信した各パケットが有するデータ量、無線伝送速度毎に
分類され無線局が受信した各パケットが有するデータ
量、及び無線伝送速度毎に分類され無線局の送信バッフ
ァ内の各パケットが有するデータ量のうち、少なくとも
1つに基づいて、トラヒックの状況を検出することを特
徴とする。また、本発明に係る無線パケット通信装置
は、送信バッファ内のパケットを、同一の区分枝に属す
る無線伝送速度毎にグループ化するグループ化手段をさ
らに備えたことを特徴とする。また、本発明に係る無線
パケット通信装置は、グループ化された送信バッファ内
のパケットを、グループ毎に異なる無線チャネルに割当
てる割当手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】一方、本発明に係る無線パケット通信方法
は、無線でパケットを送受信する機能と、パケット毎に
使用する無線伝送速度を選択する機能と、送信を予定し
ているパケットを送信バッファに蓄積する機能とを備え
た複数の無線局が、同一の無線回線を共有し複数の無線
伝送速度群を使用して通信を行う無線通信システムにお
ける無線パケット通信方法であって、前記無線通信シス
テムにおけるトラヒックの状況を検出する検出工程と、
検出されたトラヒックの状況に応じて、前記使用される
複数の無線伝送速度群を区分する区分工程と、を備えた
ことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る無線パケット通信方法
は、検出工程では、無線伝送速度毎に分類され無線局が
送信した各パケットが有するデータ量、無線伝送速度毎
に分類され無線局が受信した各パケットが有するデータ
量、及び無線伝送速度毎に分類され無線局の送信バッフ
ァ内の各パケットが有するデータ量のうち、少なくとも
1つに基づいて、トラヒックの状況を検出することを特
徴とする。また、本発明に係る無線パケット通信方法
は、区分工程の後、送信バッファ内のパケットを、同一
の区分枝に属する無線伝送速度毎にグループ化するグル
ープ化工程をさらに備えたことを特徴とする。また、本
発明に係る無線パケット通信方法は、グループ化工程の
後、当該グループ化された送信バッファ内のパケット
を、グループ毎に異なる無線チャネルに割当てる割当工
程をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】ところで、上記本発明に係る無線パケット
通信装置及び無線パケット通信方法は同じ技術的思想に
基づくものであり、それぞれ当該技術的思想を、装置と
して捉えたもの、方法として捉えたものである。
【0018】そこで、以下では、本発明に係る無線パケ
ット通信装置による課題解決手段を説明するが、無線パ
ケット通信方法についての課題解決手段も同一思想に基
づくものである。
【0019】本発明に係る無線パケット通信装置は、無
線でパケットを送受信する機能と、パケット毎に使用す
る無線伝送速度を選択する機能と、送信を予定している
パケットを送信バッファに蓄積する機能とを備えた複数
の無線局の各々に設けられており、これら複数の無線局
は、同一の無線回線を共有し複数の無線伝送速度群を使
用して通信を行う無線通信システムを構成している。即
ち、この無線通信システムにおいて、各無線局は、送信
を予定しているパケットを送信バッファに一旦蓄積し、
送信されるパケット毎に使用する無線伝送速度を上記複
数の無線伝送速度群から選択し、共有の同一の無線回線
を用いてパケットを送信する。
【0020】このとき本発明に係る無線パケット通信装
置では、検出手段が無線通信システムにおけるトラヒッ
クの状況を検出する。ここで、検出手段は、無線伝送速
度毎に分類され無線局が送信した各パケットが有するデ
ータ量、無線伝送速度毎に分類され無線局が受信した各
パケットが有するデータ量、及び無線伝送速度毎に分類
され無線局の送信バッファ内の各パケットが有するデー
タ量、のうち少なくとも1つ(即ち、何れか1つ又は2
つ以上の組み合わせ)に基づいて、トラヒックの状況を
検出することができる。例えば、上記のうち無線局が送
信した各パケットが有するデータ量について、無線伝送
速度毎に総和し、パケットのヘッダー長等を加味して、
各無線伝送速度で送信される総データ量を求め、求めた
総データ量を無線伝送速度で除することで、各無線伝送
速度についてのパケット送信時間を求める。ここで得ら
れた各無線伝送速度についてのパケット送信時間及び総
データ量を、無線通信システムにおけるトラヒックの状
況を表す量として、検出することができる。
【0021】そして、区分手段が、上記のようにして検
出されたトラヒックの状況に応じて、使用される複数の
無線伝送速度群を区分する。これにより、システム全体
の伝送効率を良好に維持できるようなトラヒック状況に
応じた無線伝送速度群の区分が可能となる。
【0022】また、本発明に係る無線パケット通信装置
に、送信バッファ内のパケットを同一の区分枝に属する
無線伝送速度毎にグループ化するグループ化手段をさら
に設けた場合、グループ化手段は、上記のようなトラヒ
ック状況に応じた無線伝送速度群の区分の結果、同一の
区分枝に属するとされた無線伝送速度毎に、送信バッフ
ァ内のパケットをグループ化する。
【0023】さらに、グループ化された送信バッファ内
のパケットをグループ毎に異なる無線チャネルに割当て
る割当手段を、無線パケット通信装置にさらに設けた場
合、割当手段は、グループ化された送信バッファ内のパ
ケットをグループ毎に異なる無線チャネルに割当てる。
【0024】このようにして、送信バッファ内のパケッ
トは、トラヒック状況に応じた無線伝送速度群の区分の
結果、同一の区分枝に属するとされた無線伝送速度毎に
グループ化され、グループ毎に異なる無線チャネルに割
当てられるので、異なる無線伝送速度を使用してパケッ
トを送信する無線局が同一の無線チャネルに混在した場
合でも、システム全体の伝送効率を良好に維持すること
ができる
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る無線パケット
通信装置及び方法の一実施形態について説明する。図1
に本発明に係る無線パケット通信装置10の構成例を、
図2に無線パケット通信装置10が送信する無線パケッ
トの構成例を、図3に無線パケット通信装置10の送信
バッファ15内のパケットの構成例を、それぞれ示す。
【0026】図1に示す無線パケット通信装置10にお
いて、受信した無線パケットはアンテナ部11、共用器
12を順に通過し受信部13により復調される。これに
より、受信データが取得される。無線パケット通信装置
10からの送信データは一度送信バッファ15に蓄積さ
れた後、送信制御部16からの制御信号により送信部1
4に転送され、送信部14により変調される。変調され
た送信データは共用器12、アンテナ部11を順に通過
して無線回線に送信される。
【0027】無線伝送速度群区分回路18は、本発明に
係る無線パケット通信方法に基づく後述の処理を実行
し、送信制御部16は、この無線伝送速度群区分回路1
8からの制御信号に基づいて、送信するパケットを送信
バッファ15から選択するとともに、パケット送信に使
用する無線チャネルを選択する。また、送信制御部16
は、送信パケットが有する送信先アドレスをキーにし
て、図17に例示したデータベース17に格納された当
該送信先アドレスに対応する無線伝送速度(パケット送
信に使用する無線伝送速度)の情報を読み出し、各パケ
ットが送信に使用する無線伝送速度を決定する。
【0028】なお、送信する無線パケットは、図2に示
すように、送信データ24の他に、少なくともパケット
送信に用いられる、無線伝送速度21、パケット長22
及び送信先アドレス23を示す情報が挿入されており、
送信バッファ15内に蓄積されたパケットは、図3に示
すように、送信データ24の他に、少なくともパケット
長22と送信先アドレス23とを示す情報が挿入されて
いる。
【0029】次に、本実施形態の作用として、無線伝送
速度群区分回路18により実行される本発明の無線パケ
ット通信方法に基づく処理を図4に沿って説明する。無
線伝送速度区分回路18は、まず、ステップ41にて使
用可能な無線チャネルの数を検出し、次のステップ42
では実施可能な全ての無線伝送速度群の区分方法を算出
する。
【0030】例えば、無線パケット通信装置10が使用
する無線伝送速度の数を3つとし、使用可能な無線チャ
ネルの数を3とした場合、実施可能な全ての無線伝送速
度群の区分方法として、図5に示す5つの区分方法が算
出される。
【0031】このうち区分方法1では、無線伝送速度1
と無線伝送速度2と無線伝送速度3を、それぞれ異なる
区分枝1、区分枝2、区分枝3に区分する。区分方法2
では、無線伝送速度1と無線伝送速度2を同一の区分枝
である区分枝1に、無線伝送速度3を区分枝2に区分す
る。区分方法3では、無線伝送速度1を区分枝1に、無
線伝送速度2と無線伝送速度3を同一の区分枝である区
分枝2に区分する。
【0032】また、区分方法4では、無線伝送速度1と
無線伝送速度3を同一の区分枝である区分枝1に、無線
伝送速度2を区分枝2に区分する。区分方法5では、無
線伝送速度1と無線伝送速度2と無線伝送速度3を、同
一の区分枝である区分枝1に区分する。
【0033】次のステップ43では、トラヒック状況の
検出処理のサブルーチンを実行する。このトラヒック状
況の検出処理のサブルーチンとしては、図6〜図9の各
種処理が挙げられるので、各々について概説する。
【0034】図6に示すトラヒック状況の検出処理で
は、最初に送信パケットの観測時間を設定し(ステップ
61)、設定した観測時間だけ送信パケットの観測を行
う(ステップ62)。この観測結果において送信パケッ
トが有るか否かを判定し(ステップ63)、送信パケッ
トが無ければ図6のサブルーチンからリターンし、送信
パケットが有る場合には、各パケットが使用した無線伝
送速度と、各パケットが有するデータ量を表すパケット
長とを、図2に示す各パケットの無線伝送速度情報部2
1及びパケット長情報部22より取得する(ステップ6
4)。そして、取得した各パケットのパケット長情報を
無線伝送速度毎に分類して(ステップ65)、図6のサ
ブルーチンからリターンする。このようにして図6のト
ラヒック状況の検出処理では、トラヒック状況として、
無線伝送速度毎に分類された送信パケットのデータ量が
検出される。
【0035】また、図7に示すトラヒック状況の検出処
理では、最初に受信パケットの観測時間を設定し(ステ
ップ71)、設定した観測時間だけ受信パケットの観測
を行う(ステップ72)。この観測結果において受信パ
ケットが有るか否かを判定し(ステップ73)、受信パ
ケットが無ければ図7のサブルーチンからリターンし、
受信パケットが有る場合には、各パケットが使用した無
線伝送速度と、各パケットが有するデータ量を表すパケ
ット長とを、図2に示す各パケットの無線伝送速度情報
部21及びパケット長情報部22より取得する(ステッ
プ74)。そして、取得した各パケットのパケット長情
報を無線伝送速度毎に分類して(ステップ75)、図7
のサブルーチンからリターンする。このようにして図7
のトラヒック状況の検出処理では、トラヒック状況とし
て、無線伝送速度毎に分類された受信パケットのデータ
量が検出される。
【0036】また、図8に示すトラヒック状況の検出処
理では、最初に観測対象とするパケット数を設定する
(ステップ81)。次に、送信バッファ15内に送信待
ちパケットが有るか否かを判定し(ステップ82)、送
信待ちパケットが無ければ図8のサブルーチンからリタ
ーンし、送信待ちパケットが有る場合には、送信バッフ
ァ15内の送信待ちパケットを先頭から、設定されたパ
ケット数だけ観測する(ステップ83)。そして、観測
した各パケットについて、図3のパケット長情報部22
及び送付先アドレス情報部23より、パケット長と送付
先アドレスとを取得し(ステップ84)、取得した送付
先に使用する無線伝送速度の情報をデータベースより取
得する(ステップ85)。さらに、取得した無線伝送速
度毎に各パケットのパケット長情報を分類して(ステッ
プ86)、図8のサブルーチンからリターンする。この
ようにして図8のトラヒック状況の検出処理では、トラ
ヒック状況として、無線伝送速度毎に分類された送信バ
ッファ内のパケットのデータ量が検出される。
【0037】さらに、図9に示すトラヒック状況の検出
処理では、まず、使用するトラヒックの状況の検出方法
を上記図6の処理、図7の処理、図8の処理のうちか
ら、2つ以上選択する(ステップ91)。次に、選択し
た全てのトラヒックの状況の検出方法より得られる、パ
ケットが無線伝送速度毎に分類された各パケットのパケ
ット長を全て取得する(ステップ92)。この場合、選
択された2つ以上のトラヒック状況の検出方法より得ら
れる無線伝送速度毎に分類されたパケットのデータ量が
検出される。
【0038】以上のようなトラヒック状況の検出処理
(図4のステップ43)を終え、次のステップ44で
は、トラヒック状況として取得された無線伝送速度毎に
分類されたパケットのデータ量より、以下のようにして
各無線伝送速度についてのパケット送信時間を求める。
即ち、無線伝送速度毎に分類されたパケットのデータ量
を無線伝送速度毎に総和し、パケットのヘッダー長等を
加味して、各無線伝送速度で送信される総データ量を求
め、求めた総データ量を無線伝送速度で除することで、
各無線伝送速度についてのパケット送信時間を求める。
そして、上記求められた各無線伝送速度についてのパケ
ット送信時間及び総データ量の情報を用いて、図5の5
つの無線伝送速度の区分方法の各々を使用した場合の無
線局のスループット特性を算出し、算出した無線局のス
ループット特性が最大となる無線伝送速度の区分方法を
選択する。
【0039】この無線伝送速度の区分方法の選択は、一
例として以下のように行われる。
【0040】パケットのデータ量をG、パケット送信に
必要となる時間をTとし、図5の表に示した例(すなわ
ち無線伝送速度が3種類の場合)で説明する。
【0041】まず、無線伝送速度1を使用して送信する
パケットのデータ量の総和をG1、全てのパケットを送信
するために必要となる時間をT1とする。この計算を無線
伝送速度2、無線伝送速度3に対しても同様に行いG2、
T2、G3、T3を導出する。
【0042】次に、以下の各式を用いて、各区分方法の
スループット特性を導出する。
【0043】区分方法1のスループット特性S1は以下の
式(1)で求められる。
【0044】
【数1】 区分方法2のスループット特性S2は以下の式(2)で求
められる。
【0045】
【数2】 区分方法3のスループット特性S3は以下の式(3)で求
められる。
【0046】
【数3】 区分方法4のスループット特性S4は以下の式(4)で求
められる。
【0047】
【数4】 区分方法5のスループット特性S5は以下の式(5)で求
められる。
【0048】
【数5】 そして、最後に上記S1からS5のうち最も大きい値を示す
区分方法を選択する。
【0049】次のステップ45では、同一の区分枝に属
する無線伝送速度を使用するパケット毎に送信バッファ
15内パケットをグループ化し、次のステップ46で
は、各グループに属するパケットをグループ毎に異なる
無線チャネルへ割当てる。
【0050】これらステップ45、46の処理を、図5
の5つの例で説明すると、最適な無線伝送速度群の区分
方法として図5に示した区分方法1を検出した場合、図
10に示すように、無線伝送速度1で送信されるパケッ
トP1をグループ1、無線伝送速度2で送信されるパケ
ットP2をグループ2、無線伝送速度3で送信されるパ
ケットP3をグループ3とすることにより送信バッファ
15内のパケットをグループ化する。そして、グループ
1に属するパケットを無線チャネル1に、グループ2に
属するパケットを無線チャネル2に、グループ3に属す
るパケットを無線チャネル3に、それぞれ割当てる。
【0051】また、最適な無線伝送速度群の区分方法と
して図5に示した区分方法2を検出した場合、図11に
示すように、無線伝送速度1で送信されるパケットP1
及び無線伝送速度2で送信されるパケットP2をグルー
プ1とし、無線伝送速度3で送信されるパケットP3を
グループ2とすることにより送信バッファ内のパケット
をグループ化する。そして、グループ1に属するパケッ
トを無線チャネル1に、グループ2に属するパケットを
無線チャネル2に、それぞれ割当てる。
【0052】また、最適な無線伝送速度群の区分方法と
して図5に示した区分方法3を検出した場合、図12に
示すように、無線伝送速度1で送信されるパケットP1
をグループ1とし、無線伝送速度2で送信されるパケッ
トP2及び無線伝送速度3で送信されるパケットP3を
グループ2とすることにより送信バッファ内のパケット
をグループ化する。そして、グループ1に属するパケッ
トを無線チャネル1に、グループ2に属するパケットを
無線チャネル2に、それぞれ割当てる。
【0053】また、最適な無線伝送速度群の区分方法と
して図5に示した区分方法4を検出した場合、図13に
示すように、無線伝送速度1で送信されるパケットP1
及び無線伝送速度3で送信されるパケットP3をグルー
プ1とし、無線伝送速度2で送信されるパケットP2を
グループ2とすることにより送信バッファ内のパケット
をグループ化する。そして、グループ1に属するパケッ
トを無線チャネル1に、グループ2に属するパケットを
無線チャネル2に、それぞれ割当てる。
【0054】また、最適な無線伝送速度群の区分方法と
して図5に示した区分方法5を検出した場合、図14に
示すように、無線伝送速度1で送信されるパケットP
1、無線伝送速度2で送信されるパケットP2及び無線
伝送速度3で送信されるパケットP3を、同一のグルー
プであるグループ1として扱うことにより送信バッファ
内のパケットをグループ化する。そして、グループ1に
属するパケットを無線チャネル1に割当てる。
【0055】ここで、パケット送信状況の変化に応じ
て、送信バッファ内パケットの割り当てが動的に変動す
る例を示す。
【0056】図15はチャネルとして周波数分割方式を
採用した場合を示す。この図15(a)では、送信バッ
ファ内パケットを、伝送速度が3Mbpsのパケット
と、伝送速度が1Mbpsのパケット(斜線を施したパ
ケット)とにグループ化し、周波数分割方式で分割され
た2つのチャネルに対し、チャネル1には3Mbpsの
パケットを、チャネル2には1Mbpsのパケットを、
それぞれ割当てる。
【0057】その後、トラヒック状況が変動し、最適な
区分方法が変更され、例えば、1Mbpsのパケットと
3Mbpsのパケットとが同一のグループになり、チャ
ネルが1つになったとする。この場合、図15(b)に
示すように、送信バッファ内パケットをFIFOで順に
1つずつ取り出し、周波数分割された2つの周波数帯域
での伝送に割当てる。
【0058】図16はチャネルとして時分割方式を採用
した場合を示す。この図16(a)では、送信バッファ
内パケットを、伝送速度が3Mbpsのパケットと、伝
送速度が1Mbpsのパケット(斜線を施したパケッ
ト)とにグループ化し、時分割方式で分割された2つの
チャネルに対し、チャネル1には3Mbpsのパケット
を、チャネル2には1Mbpsのパケットを、それぞれ
割当てる。
【0059】その後、トラヒック状況が変動し、最適な
区分方法が変更され、例えば、1Mbpsのパケットと
3Mbpsのパケットとが同一のグループになり、チャ
ネルが1つになったとする。この場合、図16(b)に
示すように、送信バッファ内パケットをFIFOで順に
1つずつ取り出し、時分割された2つのタイムスロット
での伝送に割当てる。
【0060】このように、本実施形態は、トラヒック状
況の変動に応じて動的に送信バッファ内パケットの割り
当てを変化させることを特徴とする。
【0061】以上説明した図4に示す無線パケット通信
方法に基づく処理により、トラヒック状況の検出結果に
基づき無線局のスループット特性が最大となる無線伝送
速度の区分方法が選択され、当該区分の結果、同一の区
分枝に属するとされた無線伝送速度毎に、送信バッファ
内パケットがグループ化され、グループ毎に異なる無線
チャネルに割当てられる。このため、異なる無線伝送速
度を使用してパケットを送信する無線局が同一の無線チ
ャネルに混在した場合でも、無線通信システム全体の伝
送効率を良好に維持することができる。
【0062】なお、上記実施形態では、図5に示すよう
に、無線伝送速度が3種類で、区分方法が5つ存在する
ケースについて説明したが、本発明はこれ以外のケース
に適用しうることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信バッファ内のパケットは、トラヒック状況に応じた
無線伝送速度群の区分の結果、同一の区分枝に属すると
された無線伝送速度毎にグループ化され、グループ毎に
異なる無線チャネルに割当てられるので、異なる無線伝
送速度を使用してパケットを送信する無線局が同一の無
線チャネルに混在した場合でも、システム全体の伝送効
率を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の無線パケット通信装置の構成例を
示すブロック図である。
【図2】無線パケット通信装置が使用する送信パケット
の構成例を示す概念図である。
【図3】無線パケット通信装置の送信バッファ内のパケ
ットの構成例を示す概念図である。
【図4】無線伝送速度群区分回路により実行される無線
パケット通信方法に基づく処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】実施可能な全ての無線伝送速度群の区分方法の
算出例を示す図である。
【図6】送信パケットからトラヒック状況を検出する検
出処理を示すフローチャートである。
【図7】受信パケットからトラヒック状況を検出する検
出処理を示すフローチャートである。
【図8】送信待ちパケットからトラヒック状況を検出す
る検出処理を示すフローチャートである。
【図9】図6〜図8の方法を2つ以上組み合わせてトラ
ヒック状況を検出する検出処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】区分方法1を用いたパケットのグループ化方
法及びグループ化されたパケット群の無線チャネル割当
の例を示す概念図である。
【図11】区分方法2を用いたパケットのグループ化方
法及びグループ化されたパケット群の無線チャネル割当
の例を示す概念図である。
【図12】区分方法3を用いたパケットのグループ化方
法及びグループ化されたパケット群の無線チャネル割当
の例を示す概念図である。
【図13】区分方法4を用いたパケットのグループ化方
法及びグループ化されたパケット群の無線チャネル割当
の例を示す概念図である。
【図14】区分方法5を用いたパケットのグループ化方
法及びグループ化されたパケット群の無線チャネル割当
の例を示す概念図である。
【図15】(a)は周波数分割方式で分割された2つの
チャネルに、速度毎にグループ化された送信バッファ内
パケットを割り当てた例を示す概念図であり、(b)は
チャネルを1つにした場合の送信バッファ内パケットの
割り当て例を示す概念図である。
【図16】(a)は時分割方式で分割された2つのチャ
ネルに、速度毎にグループ化された送信バッファ内パケ
ットを割り当てた例を示す概念図であり、(b)はチャ
ネルを1つにした場合の送信バッファ内パケットの割り
当て例を示す概念図である。
【図17】データベースに格納された情報の一例を示す
図である。
【図18】従来方式のパケット送信方法の例を示す概念
図である。
【符号の説明】
10…無線パケット通信装置、11…アンテナ、12…
共用器、13…受信部、14…送信部、15…送信バッ
ファ、16…送信制御部、17…データベース、18…
無線伝送速度群区分回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古野 辰男 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K033 AA01 CB06 CC01 DA17 DB13 5K034 AA01 DD03 EE03 HH21 MM08 5K067 AA13 BB21 CC08 FF16 GG01 GG11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線でパケットを送受信する機能と、パ
    ケット毎に使用する無線伝送速度を選択する機能と、送
    信を予定しているパケットを送信バッファに蓄積する機
    能とを備えた複数の無線局の各々に設けられ、 前記複数の無線局が同一の無線回線を共有し複数の無線
    伝送速度群を使用して通信を行う無線通信システムにお
    けるトラヒックの状況を検出する検出手段と、 検出されたトラヒックの状況に応じて、前記使用される
    複数の無線伝送速度群を区分する区分手段と、 を備えた無線パケット通信装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、無線伝送速度毎に分類
    され無線局が送信した各パケットが有するデータ量、無
    線伝送速度毎に分類され無線局が受信した各パケットが
    有するデータ量、及び無線伝送速度毎に分類され無線局
    の送信バッファ内の各パケットが有するデータ量のう
    ち、少なくとも1つに基づいて、トラヒックの状況を検
    出することを特徴とする請求項1記載の無線パケット通
    信装置。
  3. 【請求項3】 送信バッファ内のパケットを、同一の区
    分枝に属する無線伝送速度毎にグループ化するグループ
    化手段をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の無
    線パケット通信装置。
  4. 【請求項4】 グループ化された送信バッファ内のパケ
    ットを、グループ毎に異なる無線チャネルに割当てる割
    当手段をさらに備えた請求項3記載の無線パケット通信
    装置。
  5. 【請求項5】 無線でパケットを送受信する機能と、パ
    ケット毎に使用する無線伝送速度を選択する機能と、送
    信を予定しているパケットを送信バッファに蓄積する機
    能とを備えた複数の無線局が、同一の無線回線を共有し
    複数の無線伝送速度群を使用して通信を行う無線通信シ
    ステムにおける無線パケット通信方法であって、 前記無線通信システムにおけるトラヒックの状況を検出
    する検出工程と、 検出されたトラヒックの状況に応じて、前記使用される
    複数の無線伝送速度群を区分する区分工程と、 を備えた無線パケット通信方法。
  6. 【請求項6】 前記検出工程では、 無線伝送速度毎に分類され無線局が送信した各パケット
    が有するデータ量、無線伝送速度毎に分類され無線局が
    受信した各パケットが有するデータ量、及び無線伝送速
    度毎に分類され無線局の送信バッファ内の各パケットが
    有するデータ量のうち、少なくとも1つに基づいて、ト
    ラヒックの状況を検出することを特徴とする請求項5記
    載の無線パケット通信方法。
  7. 【請求項7】 前記区分工程の後、送信バッファ内のパ
    ケットを、同一の区分枝に属する無線伝送速度毎にグル
    ープ化するグループ化工程をさらに備えた請求項5又は
    請求項6に記載の無線パケット通信方法。
  8. 【請求項8】 前記グループ化工程の後、当該グループ
    化された送信バッファ内のパケットを、グループ毎に異
    なる無線チャネルに割当てる割当工程をさらに備えた請
    求項7記載の無線パケット通信方法。
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