JP2002261627A - 並列連接畳み込み符号化を用いた送信機、受信機およびデジタル通信システム - Google Patents

並列連接畳み込み符号化を用いた送信機、受信機およびデジタル通信システム

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JP2002261627A
JP2002261627A JP2001052515A JP2001052515A JP2002261627A JP 2002261627 A JP2002261627 A JP 2002261627A JP 2001052515 A JP2001052515 A JP 2001052515A JP 2001052515 A JP2001052515 A JP 2001052515A JP 2002261627 A JP2002261627 A JP 2002261627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに相関のある拡散符号を用いたマルチコ
ード多重スペクトル拡散通信において、低い誤り率を達
成する。 【解決手段】 符号系列の組織部iと、第1および第2
の符号器1,2によりそれぞれ生成されるパリティ部p
に対して、それぞれ異なる拡散符号系列を用いてマルチ
コード伝送を行う。第2の符号器2により生成されるパ
リティ部pに対して、組織部iの系列と時間的な関連を
持たせる並び替えを行うための逆インターリーバ5を備
える。逆インターリーバ5による並び替えを行った後
に、スペクトル拡散変調を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤り訂正技術を用
いるデジタル通信の分野において用いる送信機、受信機
およびデジタル通信システムに関し、特に、並列連接畳
み込み符号化を用いた送信機、受信機およびデジタル通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやデジタル携帯電
話など、デジタル通信に関する産業が急速な発展を遂げ
ている。このような技術分野では、重要な情報の通信を
行う際に、高速かつ高品質に通信を行うための基礎的な
研究が盛んに行なわれている。特に、誤り訂正技術は、
デジタル移動通信のような不安定な通信路において、高
品質な通信を行うためには不可欠な技術である。また、
誤り訂正技術において、ターボ符号は、より少ないエネ
ルギーで高品質なデータ通信を行うことを可能にする優
れた誤り訂正符号であり、近年広く注目を集めている。
【0003】以下、このターボ符号について説明する。
並列連接畳み込み符号、いわゆるターボ符号は、2つ
(あるいはそれ以上)の組織畳み込み符号を組み合わせ
て構成される(C.Berrou他、"Near Shnannon limit err
or-correcting coding:Turbo codes",Procedings of I
CC93または"NearOptimum error-correcting coding:Tur
bo codes"IEEE Transactions on Communications,Vol.
44,no.10,1996)。
【0004】ターボ符号の復号過程においては、これら
の2つの組織畳み込み符号の復号を順次繰り返して行う
ことにより、誤りを減らしていくという特徴がある。こ
こでは、ターボ符号器と復号器の構成と復号方法につい
て簡単に説明する。詳しくは、井坂他、「Shannon限界
への道標:"pralle1 concated(Turbo)coding","Turbo
(iterative)decoding"とその周辺」、電子情報通信学
会技報IT98-51や、J.Hagenauer、"Iterative Decoding
of Binary Block and Convolutional Codes",IEEE Tr
ansactions on Information Theory,Vol.42,N0.2,199
6.等に記載されている。
【0005】図6にターボ符号の符号器のブロック図を
示し、図7にターボ符号の復号器のブロック図を示す。
ターボ符号の符号器は、図6(a)に示すように、第1
および第2の再帰的組織畳み込み符号器51,52(R
SCC1,2)が並列に配置され、その間にインターリ
ーバ53が配置されている。このターボ符号器では、元
の情報ビット系列iをインターリーブして得られる系列
が、第2の符号器52に入力される。
【0006】再帰的組織畳み込み符号器51,52は、
図6(b)に示すように、シフトレジスタ54,55と
加算器(排他的論理和)56,57とからなる。この符
号器51,52で生成されるパリティpにおける多項式
G(D)は、 G(D)=[1(D2+1)/(D2+D+1)] となる。再帰的組織畳み込み符号器51,52の符号化
率が1/2であると仮定すると、元の情報ビットiに対
して、それぞれの符号器から得られたパリティpを付加
して、符号化率1/3のターボ符号が得られる。
【0007】ターボ符号の復号器は、図7に示すよう
に、第1および第2の復号器61,62が直列に配置さ
れ、その間にインターリーバ63と逆インターリーバ6
4が配置されている。このターボ符号の復号器の機能を
簡単に述べると、受信系列を第1の復号器61で第1の
組織畳み込み符号の復号を行った後に、復号結果と信頼
度情報を出力する。第2の復号器62は、第1の復号器
61からの信頼度情報と受信系列を用いて第2の組織畳
み込み符号の復号を行う。さらに、この結果を用いて、
第1の復号器61が、第1の組織畳み込み符号の復号を
再度行う。このように繰返し復号を行うことにより徐々
に復号シンボルの信頼度が上昇し、誤りが減ってくる。
インターリーバ63は、第2の符号器52での処理順に
合わせて第2の復号器62で処理を行うためである。ま
た、逆インターリーバ64は、第2の復号器62を出力
した信頼度情報に対してインターリーバ63の並び替え
を元に戻して第1の復号器に入力するためである。
【0008】ターボ符号の途中で行なわれる組織畳み込
み符号の復号では、次段の復号に用いるために軟判定情
報を付加した復号結果が必要になる。RSCC1に対応
する復号器61は受信シンボルに対して、SNRに比例
した重みづけを行ったもの(Lcy)と外部情報とを入
力信号とし、対数尤度比付きの復号結果L(u)と次の
復号器に渡す外部尤度情報Le(1)(u)とを出力す
る。
【0009】軟判定結果を得るための復号方法として
は、いくつかの方法があるが、ここではMAP復号につ
いて説明する。MAP(Maximum A Posteriori Probabi
lity:最大事後確率)復号は、受信信号系列yが与えら
れた条件下で、各情報シンボルukに関して、P(uk
を最大とするukを復号結果として求めるものである。
そのために、以下の式に基づいて、LLR(Log Likeli
hood Ratio:対数尤度比)L(uk)を求める。
【0010】
【数1】
【0011】αk-1(sk-1)=p(sk-1,yj<k)は、
k−1の時点での状態がsk-1である確率を、初期状態
から再帰的に求めたものであり、βk(sk)=p(y
j>k|sk)は、同じくkの時点での状態がskである確
率を、終了状態から求めたものである。また、γk(s
k-1,sk)は、k−1時点での状態sk-1からk時点の
常態skへ遷移する確率で、
【数2】 となる。
【0012】これは、
【数3】 で求めることができる。
【0013】また、αk(sk)およびβk(sk)は、
【数4】
【数5】 によりそれぞれ再帰的に求めることができる。
【0014】これらを用いて、L(uk)は、
【数6】 で求めることができる。
【0015】ここで、分子のΣ(s+)は、uk=1と
なる場合の総和を示し、分母のΣ(s−)は、uk=−
1となる場合の総和を示す。さらに、次の組織畳み込み
符号復号器に送られる外部尤度情報Le(uk)はこの復
号結果L(uk)から重み付けされた受信信号Lc3 k
よび、この復号器に入力された外部尤度情報Le(uk
を引いて得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】誤り訂正符号は、情報
系列を符号化して冗長ビットを付加することにより訂正
能力を得るため、冗長ビットの付加により広い伝送帯域
が必要となる。一般的には、冗長度の大きい(符号化率
の小さい)符号化は伝送速度の低下を招くが、スペクト
ル拡散による符号分割多元接続(CDMA)との組合わせ
ではもともと広帯域の信号を用いているので、帯域拡散
に対してあまり考慮する必要がなかった。
【0017】しかしながら、誤り訂正技術や干渉除去技
術、あるいはアダプティブアレーアンテナなどの空間信
号処理の進歩に伴って、特定区域内に収容可能な符号の
数が増加してくると、互いに相関特性の良い拡散符号の
組み合わせが限られてくる。すなわち、ある特定数以上
のユーザを収納するには、相互相関がある程度大きな組
み合わせを用いざるをえない状況がある。
【0018】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、特定のユーザに対して相互相関のある複数の符
号を用いて多重化して送受信する方法を用い、これらの
符号間における相互相関値を用いて復号処理を行うこと
により、干渉による劣化を低減することが可能な並列連
接畳み込み符号化を用いた送信機、受信機およびデジタ
ル通信システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた送信機
は、情報系列を並列連接畳み込み符号化して通信するデ
ジタル通信方式に用いる送信機であって、符号系列の組
織部と、第1および第2の符号器を含む少なくとも2以
上の符号器によりそれぞれ生成されるパリティ部に対し
て、それぞれ異なる拡散符号系列を用いてマルチコード
伝送を行い、前記第1の符号器により生成されるパリテ
ィ部以外のパリティ部に対して、前記組織部の系列と時
間的な関連を持たせる並び替えを行うための逆インター
リーバをそれぞれ備え、該逆インターリーバによる並び
替えを行った後に、スペクトル拡散変調を行うことを特
徴とするものである。
【0020】この場合、前記各パリティ部に割り当てら
れる拡散符号系列は互いに直交することが好ましい。
【0021】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた
受信機は、情報系列を並列連接畳み込み符号化して通信
するデジタル通信方式に用いる受信機であって、それぞ
れ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うための逆
拡散手段と、各拡散符号間の相互相関値を生成するため
の相互相関値生成手段と、送信機側で拡散前に行った逆
インターリーバに対応するインターリーブ処理を行うた
めのインターリーバと、逆拡散およびインターリーブ処
理を行った受信信号を入力してターボ復号処理を行うた
めのターボ復号手段とを備え、前記ターボ復号手段で
は、前記相互相関値生成手段により得られた拡散符号間
の相互相関を用いて復号処理を行うことを特徴とするも
のである。
【0022】ここで、相互相関値生成手段は、各拡散符
号間の相互相関値を計算で求めたり、あるいは予め計算
された相互相関値を記憶しておくものである。
【0023】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた
デジタル通信システムは、前記送信機および前記受信機
を用いて、前記受信機では、受信に際して、前記ターボ
復号手段において、前記相互相関値生成手段により得ら
れた拡散符号間の相互相関を用いて復号処理を行うこと
をものである。
【0024】また、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いた送信機は、情報系列を並列連接畳み込み符号化し
て通信するデジタル通信方式に用いる送信機であって、
符号系列を、組織部と、第1の符号器により生成される
第1パリティ部と、第2の符号器により生成される第2
パリティ部とに分離し、前記第2パリティ部に対して組
織部の系列と時間的な関連を持たせる並び替えを行うた
めの逆インターリーバを備えるとともに、該逆インター
リーバによる並び替えを行った後の前記第2パリティ部
と、並び替えを行っていない前記第1パリティ部とにお
けるそれぞれ1ビットずつを用いてQPSK信号点上に
マッピングを行うためのパリティ部マッピング手段と、
前記組織部の符号系列をBSPK信号点上の信号として
複素数値の拡散符号を用いて複素平面上に拡散するため
の第1の複素拡散手段と、前記QPSK信号点上にマッ
ピングされたパリティ部の信号を、組織部の系列とは異
なる複素数値または実数値の拡散符号を用いて複素平面
上に拡散するための第2の複素拡散手段2とを備え、前
記第1の複素拡散手段および前記第2の複素拡散手段に
おいて拡散変調された各信号を合成して送信することを
特徴とするものである。
【0025】また、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いた受信機は、情報系列を並列連接畳み込み符号化し
て通信するデジタル通信方式に用いる受信機であって、
それぞれ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うた
めの逆拡散手段と、パリティ部に対応する前記逆拡散手
段の出力を第1パリティ部と第2パリティ部に分離する
ための手段と、拡散符号間の相互相関値に基づいて、組
織部と前記第1パリティ部、および組織部と前記第2パ
リティ部の間の干渉量を生成するための干渉量生成手段
と、送信機側で拡散前に行った逆インターリーバに対応
するインターリーブ処理を行うためのインターリーバ
と、逆拡散およびインターリーブ処理を行った受信信号
を入力してターボ復号処理を行うためのターボ復号手段
とを備え、前記ターボ復号手段では、前記干渉量生成手
段により得られた干渉量を用いて復号処理を行うことを
特徴とするものである。
【0026】ここで、干渉量生成手段は、前記拡散符号
間の干渉量を計算で求めたり、あるいは予め計算された
干渉量を記憶しておくものである。
【0027】また、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いたデジタル通信システムは、前記送信機および前記
受信機を用いて、前記受信機では、受信に際して、前記
第1の複素拡散手段および前記第2の複素拡散手段にお
いて拡散変調された各信号を合成し、前記受信機では、
送信に際して、前記ターボ復号手段において、前記干渉
量生成手段により得られた干渉量を用いて復号処理を行
うことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の並列連接畳み込み
符号化を用いた送信機、受信機およびデジタル通信シス
テムを、図面に示す具体的な実施例に基づいて説明す
る。
【0029】<実施例1:送信機>図1は、本発明の並
列連接畳み込み符号化を用いた送信機の具体的な実施例
1を示すブロック図である。実施例1の送信機は、図1
に示すように、ターボ符号器4と、逆インターリーバ5
と、乗算器6,7,8,10と、加算器9と、無線搬送
波発生器11とからなる。ターボ符号器4は、再帰的組
織畳み込み符号器(RSCC)1,2と、インターリー
バ3とからなる。再帰的組織畳み込み符号器は、1を第
1の符号器、2を第2の符号器とする。
【0030】この送信機1は、ターボ符号器4の出力の
うち、入力データと同じ部分を組織部(i)、第1の符
号器1(RSCC1)で付加されるパリティ(p)を第
1パリティ部、第2の符号器2(RSCC2)で付加さ
れるパリティ(p)を第2パリティ部とする。なお、入
力データの情報ビット系列をインターリーバ3によりイ
ンターリーブして得られる系列が、第2の符号器2(R
SCC2)に入力される。
【0031】第2の符号器2で符号化された第2パリテ
ィ部は、逆インターリーバ5を通過することにより並び
替えが行われる。そして、組織部、第1パリティ部およ
び第2パリティ部は、乗算器6,7,8において、それ
ぞれ異なる拡散符号系列であるPN1,PN2,PN3
との積をとって拡散変調され、加算器9により合成さ
れ、さらに乗算器10において、無線搬送波発生器11
からの搬送波が乗算されて、キャリア変調がなされて送
信される。
【0032】なお、ターボ符号器4は、上述した従来の
ターボ符号器(図5参照)と同様の構成であってもよ
い。また、さらに、第3パリティ部、第4パリティ部を
含んで構成することも可能である。
【0033】<実施例1:受信機>図2は、本発明の並
列連接畳み込み符号化を用いた受信機の具体的な実施例
1を示すブロック図である。実施例1の受信機は、乗算
器12,15,16,17と、無線搬送波発生器13
と、ローパスフィルタ(LPF)14と、逆拡散部1
8,19,20と、ターボ復号器30とからなる。ター
ボ復号器30は、第1の復号器31と、第2の復号器3
2と、インターリーバ33と、逆インターリーバ34,
35,36とからなる。
【0034】この受信機は、乗算器12において、受信
信号に対して無線搬送波発生器13からの搬送波を乗算
してキャリア変調し、ローパスフィルタ(LPF)14
を通過させた後、逆拡散部118,119,120で逆
拡散する。逆拡散部118,119,120は、乗算器
15,16,17において、受信信号にそれぞれの拡散
符号PN1,PN2,PN3を乗算して、積分ダンプフ
ィルタ18,19,20を通過させることにより逆拡散
させる。この際、それぞれの信号には、相互相関の大き
さによって干渉成分が残る。
【0035】逆拡散された信号は、それぞれ組織部、第
1パリティ部、第2パリティ部としてターボ復号器30
に送られる。ここで、組織部の送信系列をX(n)、第
1パリティ部の送信系列をY1(n)、第2パリティ部
の送信系列をY2(n)とし、PN1,PN2,PN3
のそれぞれで逆拡散した受信シンボルを、それぞr
1(n),r2(n),r3(n)とすると、 r1(n)=X(n)+θ1,2(n)Y1(n)+θ
1,3(n)Y2(n)+N1(n) r2(n)=θ1,2(n)X(n)+Y1(n)+N
2(n) r3(n)=θ1,3(n)X(n)+Y2(n)+N
3(n) となる。
【0036】ここで、N1,N2,N3は、雑音成分であ
る。また、ここでは、PN2とPN3は、互いに直交す
る系列としている。例えば、PN1を生成多項式1+x
7+x18で生成されるm系列、PN2を生成多項式1+
5+x7+x10+x18で生成されるm系列とするとき、
PN3をPN2に対して1,−1,1,−1,…を乗じ
て得られる系列とすると、PN2とPN3は2の巾乗の
拡散率において直交する。
【0037】ここでは、相互相関値θ1,2(n)および
θ1,3(n)を用いて、遷移確率を求めるために、上記
式(3)を次式のように変形する。
【数7】 ただし、θとして、RSCC1の復号の際はθ1,2を用
い、RSCC2の復号の際はθ1,3を用いる。
【0038】r1(n)は第1の復号器31と逆インタ
ーリーバ35に入力され、r2(n)は第1の復号器3
1に入力され、r3(n)は逆インターリーバ36に入
力される。第1の復号器31は、r1(n)、r2(n)
及び相互相関値から、外部尤度情報Le(1)(u)と復
号結果L(u)を出力する。ここで、相互相関値は、r
1(n)とr2(n)との相互相関を取ったもので、図示
していない相互相関生成部により求められたものであ
る。外部尤度情報Le(1)(u)はインターリーブ33
により並べ替えられて第2の復号器に入力される。第2
の復号器32は、外部尤度情報Le(1)(u)、及び逆
インターリーブされたr1(n)とr3(n)により、外
部尤度情報Le(2)(u)と復号結果L(u)を出力す
る。外部尤度情報Le(2)(u)は、逆インターリーバ
34により逆インターリーブされて再び第1の復号器3
1に入力される。
【0039】ここでは、PN2とPN3が直交するよう
に拡散符号を生成したが、これは必ずしも必要条件では
なく、PN1,PN2,PN3に対して、それぞれが異
なるランダムな系列であってもかまわない。
【0040】<実施例2:送信機>第1パリティ部と第
2パリティ部を直交させる方法としては、QPSK変調
を用いて、それぞれをI層、Q層に割り当てる方法を採
用することもできる。この際、組織部は情報変調をBP
SKとして、複素拡数系列を用いたQPSK拡散変調を
行うことによって、第1パリティ部と第2パリティ部に
対して均等に相互相関が生じるようになる。
【0041】図3は、本発明の並列連接畳み込み符号化
を用いた送信機の具体的な実施例2を示すブロック図で
ある。なお、上述した実施例1の送信機と同様の機能を
有する部分には、同一の符号を付して説明を行う。実施
例2の送信機は、図3に示すように、データ系列をター
ボ符号化して組織部、第1パリティ部、第2パリティ部
に分離し、第2パリティ部を逆インターリーバ5に通す
ところまでは、上述した実施例1と同様である。
【0042】その後、組織部は、拡散変調部6におい
て、複素拡散符号PN1で拡散変調され、第1パリティ
部および第2パリティ部は、マッピング部21において
複素平面上にマッピングされた後、乗算器7において、
異なる複素拡散符号PN2で拡散変調され、加算器9に
おいて組織部の信号と合成される。さらに、乗算器10
において、無線搬送波発生器11からの無線搬送波が乗
算されてキャリア変調がなされ、送信される。
【0043】<実施例2:受信機>図4は、本発明の並
列連接畳み込み符号化を用いた受信機の具体的な実施例
1を示すブロック図である。なお、上述した実施例1の
受信機と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付
して説明を行う。
【0044】実施例2の受信機は、図4に示すように、
乗算器12において、受信信号に対して無線搬送波発生
器13からの搬送波を乗算してキャリア変調し、ローパ
スフィルタ(LPF)14を通過させた後、逆拡散部1
22,123で逆拡散する。逆拡散部122,123
は、乗算器15,16において、それぞれの拡散符号P
N1,PN2を乗算して、積分ダンプフィルタ22,2
3を通過させることにより逆拡散させる。このように受
信信号はそれぞれの拡散符号を用いて逆拡散される。
【0045】この際、組織部の成分は、PN1で逆拡散
した後、実数抽出部24により実数部として抽出する。
また、第1パリティ部は、PN2で逆拡散した信号から
実数抽出部25により実数部として取り出す。また、第
2パリティ部は、PN2で逆拡散した信号から虚数抽出
部26から虚数部成分として取り出す。ここで、完全な
同期検波を仮定すると、第1パリティ部と第2パリティ
部の間には干渉成分は生じない。しかし、組織部との間
には、それぞれ、PN1とPN2の相互相関に対応して
干渉が生じる。
【0046】PN1(u+jv)とし、PN2を(r+
js)で表すと、系列間の相互相関は以下のように求ま
る。ただし、jは、虚数単位(j=(−1)1/2)であ
る。 (u+jv)(r−js)=(ur+vs)+j(vr
−us) すなわち、組織部と第1パリティ部の間の干渉量は、u
r+vsとなり、組織部と第2パリティ部の間の干渉量
は、vr−usとなる。この値は図示しない干渉量生成
部により求められる。
【0047】そして、逆拡散され、分離されたそれぞれ
の成分はターボ復号器30に送られる。ここで得られた
干渉量を、上述した実施例1における相互相関値の代り
に用いて復号を行う。ここで、PN2は、複素数値系列
であるとしたが、これは実数値系列であってもかまわな
い。
【0048】<誤り特性>次に、上述した実施例1の構
成における誤り率特性を説明する。なお、ターボ符号
は、拘束長を「3」、ブロック長を「1000」とす
る。また、繰返し復号の回数は、「6」とする。また、
変調方式は、情報変調、拡散変調ともにBPSKで行
い、拡散率は「4」、拡散符号は「218−1」の周期の
M系列をフレーム長でトランケートしている。また、通
信路は、スタティックである。
【0049】図5に、誤り率特性の比較結果を示す。比
較対象は、実施例1の構成と同様な符号化と符号多重を
行った信号に対して、従来のMAPによる復号処理を行
った場合の特性である。図5から明らかなように、実施
例1の構成によれば、従来の復号方式と比較して、より
誤り率特性が改善することがわかる。
【0050】
【発明の効果】本発明の並列連接畳み込み符号化を用い
た送信機、受信機およびデジタル通信システムは、上述
した構成を備えているため、以下の効果を奏することが
できる。すなわち、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いた送信機では、畳み込み符号化処理を行う第1の畳
み込み符号器と、第2の畳み込み符号器とを、所定規則
に基づいて入力データの並び替え操作を行うインターリ
ーバを介して並列に接続した連接畳み込み符号器によ
り、情報信号をターボ符号化した後に、第2の畳み込み
符号器から得られる第2のパリティ系列を前記インター
リーバの逆操作を行う逆インターリーバを用いて並び替
えを行い、入力データと同一系列となる組織部、第1の
畳み込み符号器から出力される第1のパリティ部、逆イ
ンターリーバから出力される第2のパリティ部をそれぞ
れ第1の拡散符号系列、第2の拡散符号系列、および第
3の拡散符号系列で拡散処理し、多重化して送信する。
【0051】また、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いた受信機では、前記それぞれの拡散符号系列を用い
て逆拡散処理を行うことにより得られる、干渉成分を含
む受信シンボルに対して、干渉成分の大きさを表す各拡
散符号間の相互相関値を用いて繰り返し復号処理を行
う。
【0052】また、本発明の並列連接畳み込み符号化を
用いたデジタル通信システムは、前記送信機および前記
受信機を用いてデジタル通信を行う。したがって、干渉
による誤りの発生を低減することができ、高速かつ高品
質に通信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた送信
機の具体的な実施例1を示すブロック図である。
【図2】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた受信
機の具体的な実施例1を示すブロック図である。
【図3】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた送信
機の具体的な実施例2を示すブロック図である。
【図4】本発明の並列連接畳み込み符号化を用いた受信
機の具体的な実施例2を示すブロック図である。
【図5】実施例1の送信機および受信機を用いた場合の
誤り率特性の説明図である。
【図6】従来のターボ符号の符号器のブロック図であ
る。
【図7】従来のターボ符号の復号器のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の符号器(RSCC1) 2 第2の符号器(RSCC2) 3 インターリーバ 4 ターボ符号器 5 逆インターリーバ 6,7,8 拡散変調部 9 合成部 10,12 キャリア変調部 11,13 無線搬送波発生器 14 ローパスフィルタ(LPF) 15,16,17 逆拡散部 18,20 ターボ復号器 19 マッピング部 51 第1の符号器(RSCC1) 52 第2の符号器(RSCC2) 53 インターリーバ 61 第1の符号器(RSCC1) 62 第2の符号器(RSCC2) 63 インターリーバ 64 逆インターリーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 1/00 H04J 13/00 D Fターム(参考) 5B001 AA02 AA10 AB02 AC01 AC05 AD06 AE02 AE04 AE07 5J065 AA01 AA03 AB01 AC02 AD01 AD10 AE06 AF02 AG06 AH02 AH03 5K014 AA01 BA10 FA16 HA06 HA10 5K022 EE02 EE11 EE21 EE31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信方式に用いる送信機であって、 符号系列の組織部と、第1および第2の符号器を含む少
    なくとも2以上の符号器によりそれぞれ生成されるパリ
    ティ部に対して、それぞれ異なる拡散符号系列を用いて
    マルチコード伝送を行い、 前記第1の符号器により生成されるパリティ部以外のパ
    リティ部に対して、前記組織部の系列と時間的な関連を
    持たせる並び替えを行うための逆インターリーバをそれ
    ぞれ備え、 該逆インターリーバによる並び替えを行った後に、スペ
    クトル拡散変調を行うことを特徴とする並列連接畳み込
    み符号化を用いた送信機。
  2. 【請求項2】 前記各パリティ部に割り当てられる拡散
    符号系列は互いに直交することを特徴とする請求項1記
    載の並列連接畳み込み符号化を用いた送信機。
  3. 【請求項3】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信方式に用いる受信機であって、 それぞれ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うた
    めの逆拡散手段と、 各拡散符号間の相互相関値を生成するための相互相関値
    生成手段と、 送信機側で拡散前に行った逆インターリーバに対応する
    インターリーブ処理を行うためのインターリーバと、 逆拡散およびインターリーブ処理を行った受信信号を入
    力してターボ復号処理を行うためのターボ復号手段とを
    備え、 前記ターボ復号手段では、前記相互相関値生成手段によ
    り得られた拡散符号間の相互相関を用いて復号処理を行
    うことを特徴とする並列連接畳み込み符号化を用いた受
    信機。
  4. 【請求項4】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信システムであって、 符号系列の組織部と、第1および第2の符号器を含む少
    なくとも2以上の符号器によりそれぞれ生成されるパリ
    ティ部に対して、それぞれ異なる拡散符号系列を用いて
    マルチコード伝送を行い、前記第1の符号器により生成
    されるパリティ部以外のパリティ部に対して、前記組織
    部の系列と時間的な関連を持たせる並び替えを行うため
    の逆インターリーバをそれぞれ備えた送信機と、 それぞれ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うた
    めの逆拡散手段と、各拡散符号間の相互相関値を生成す
    るための相互相関値生成手段と、送信機側で拡散前に行
    った逆インターリーバに対応するインターリーブ処理を
    行うためのインターリーバと、逆拡散およびインターリ
    ーブ処理を行った受信信号を入力してターボ復号処理を
    行うためのターボ復号手段を備えた受信機とを用いて、 前記送信機では、送信に際して、前記逆インターリーバ
    による並び替えを行った後に、スペクトル拡散変調を行
    い、 前記受信機では、受信に際して、前記ターボ復号手段に
    おいて、前記相互相関値生成手段により得られた拡散符
    号間の相互相関を用いて復号処理を行うことを特徴とす
    る並列連接畳み込み符号化を用いたデジタル通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信方式に用いる送信機であって、 符号系列を、組織部と、第1の符号器により生成される
    第1パリティ部と、第2の符号器により生成される第2
    パリティ部とに分離し、 前記第2パリティ部に対して組織部の系列と時間的な関
    連を持たせる並び替えを行うための逆インターリーバを
    備えるとともに、 該逆インターリーバによる並び替えを行った後の前記第
    2パリティ部と、並び替えを行っていない前記第1パリ
    ティ部とにおけるそれぞれ1ビットずつを用いてQPS
    K信号点上にマッピングを行うためのパリティ部マッピ
    ング手段と、 前記組織部の符号系列をBSPK信号点上の信号として
    複素数値の拡散符号を用いて複素平面上に拡散するため
    の第1の複素拡散手段と、 前記QPSK信号点上にマッピングされたパリティ部の
    信号を、組織部の系列とは異なる複素数値または実数値
    の拡散符号を用いて複素平面上に拡散するための第2の
    複素拡散手段2とを備え、 前記第1の複素拡散手段および前記第2の複素拡散手段
    において拡散変調された各信号を合成して送信すること
    を特徴とする並列連接畳み込み符号化を用いた送信機。
  6. 【請求項6】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信方式に用いる受信機であって、 それぞれ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うた
    めの逆拡散手段と、 パリティ部に対応する前記逆拡散手段の出力を第1パリ
    ティ部と第2パリティ部に分離するための手段と、 拡散符号間の相互相関値に基づいて、組織部と前記第1
    パリティ部、および組織部と前記第2パリティ部の間の
    干渉量を生成するための干渉量生成手段と、 送信機側で拡散前に行った逆インターリーバに対応する
    インターリーブ処理を行うためのインターリーバと、 逆拡散およびインターリーブ処理を行った受信信号を入
    力してターボ復号処理を行うためのターボ復号手段とを
    備え、 前記ターボ復号手段では、前記干渉量生成手段により得
    られた干渉量を用いて復号処理を行うことを特徴とする
    並列連接畳み込み符号化を用いた受信機。
  7. 【請求項7】 情報系列を並列連接畳み込み符号化して
    通信するデジタル通信システムであって、 符号系列を、組織部と、第1の符号器により生成される
    第1パリティ部と、第2の符号器により生成される第2
    パリティ部とに分離し、前記第2パリティ部に対して組
    織部の系列と時間的な関連を持たせる並び替えを行うた
    めの逆インターリーバを備えるとともに、 該逆インターリーバによる並び替えを行った後の前記第
    2パリティ部と、並び替えを行っていない前記第1パリ
    ティ部とにおけるそれぞれ1ビットずつを用いてQPS
    K信号点上にマッピングを行うためのパリティ部マッピ
    ング手段と、前記組織部の符号系列をBSPK信号点上
    の信号として複素数値の拡散符号を用いて複素平面上に
    拡散するための第1の複素拡散手段と、前記QPSK信
    号点上にマッピングされたパリティ部の信号を、組織部
    の系列とは異なる複素数値または実数値の拡散符号を用
    いて複素平面上に拡散するための第2の複素拡散手段2
    とを備えた送信機と、 それぞれ異なる複数の拡散符号を用いて逆拡散を行うた
    めの逆拡散手段と、パリティ部に対応する前記逆拡散手
    段の出力を第1パリティ部と第2パリティ部に分離する
    ための手段と、拡散符号間の相互相関値に基づいて、組
    織部と前記第1パリティ部、および組織部と前記第2パ
    リティ部の間の干渉量を生成するための干渉量生成手段
    と、送信機側で拡散前に行った逆インターリーバに対応
    するインターリーブ処理を行うためのインターリーバ
    と、逆拡散およびインターリーブ処理を行った受信信号
    を入力してターボ復号処理を行うためのターボ復号手段
    とを備えた受信機とを用いて、 前記受信機では、受信に際して、前記第1の複素拡散手
    段および前記第2の複素拡散手段において拡散変調され
    た各信号を合成し、 前記受信機では、送信に際して、前記ターボ復号手段に
    おいて、前記干渉量生成手段により得られた干渉量を用
    いて復号処理を行うことを特徴とする並列連接畳み込み
    符号化を用いたデジタル通信システム。
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JP2010093611A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujitsu Ltd 通信システム
JP2013070422A (ja) * 2007-09-28 2013-04-18 Panasonic Corp 送信装置及び受信装置

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JP2013070422A (ja) * 2007-09-28 2013-04-18 Panasonic Corp 送信装置及び受信装置
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