JP2002259218A - 印刷データの機密保護システム,方法,データ送信装置,データ受信装置および印刷データの機密保護プログラム - Google Patents

印刷データの機密保護システム,方法,データ送信装置,データ受信装置および印刷データの機密保護プログラム

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JP2002259218A
JP2002259218A JP2001060583A JP2001060583A JP2002259218A JP 2002259218 A JP2002259218 A JP 2002259218A JP 2001060583 A JP2001060583 A JP 2001060583A JP 2001060583 A JP2001060583 A JP 2001060583A JP 2002259218 A JP2002259218 A JP 2002259218A
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JP
Japan
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transmitting
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JP2001060583A
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Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線を用いた情報処理装置間のデータ転送
時の機密保護の改善。 【解決手段】同じ乱数列を記録した記録媒体をデータ送
信装置10,データ受信装置20に装着し、データ送信
装置10は、印刷データ入力手段12と記録媒体読書き
手段13から送られるデータを順次演算し符号化したデ
ータをデータ記憶送信手段15を介してデータ受信装置
20に送り、その後記録媒体読書き手段13に対し記録
媒体の内容を、データ記憶送信手段15に対し記憶して
いた符号化データをそれぞれ消去するよう指示する。デ
ータ受信装置20は、データ入力手段21のデータを記
録媒体読書き手段23からの乱数データを元に順次復号
しデータ記憶手段25に送って受信した符号データを全
てデータ復号し、印刷手段26での印刷後、記録媒体読
書き手段23に対し記録媒体の内容を、データ記憶手段
25に対し記憶していた印刷データをそれぞれ消去する
よう指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データの機密
保護システム,方法,データ送信装置,データ受信装置
および印刷データの機密保護プログラムに関し、特に通
信回線を介して情報処理装置間でデータ転送を行う場合
の転送データの機密を保護する印刷データの機密保護シ
ステム,方法,データ送信装置,データ受信装置および
印刷データの機密保護プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送の機密保護方式システ
ムの一例が、特開平7−320064号公報に記載され
ている。この従来の符号システム,画像処理装置および
その方法においては、送信側装置で印刷データを予め記
憶された復号情報で暗号化し、復号化情報とともに通信
回線を経由して送信し、受信側画像処理装置では受信し
た復号化情報に対応して予め記憶されている復号情報を
検索し、この復号情報によって暗号化された印刷データ
を復号し画像処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムにおいては、印刷データを暗号化する
復号情報は予め記憶されており、画像を処理した後もこ
の復号情報は残っているため同じ送信データを同じ画像
処理装置に送信できることから、複製印刷の防止ができ
ないという問題がある。
【0004】本発明は、複製印刷を防止できる印刷デー
タの機密保護システム,方法,データ送信装置,データ
受信装置および印刷データの機密保護プログラムを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の印刷デー
タの機密保護システムは、印刷データを送信するデータ
送信装置と、前記印刷データを受信し印刷するデータ受
信装置とが通信回線により接続されたシステムにおい
て、同じ乱数列を複数の記録媒体に予め記録させてお
き、前記データ送信装置および前記データ受信装置に前
記記録媒体の一つをそれぞれ装着した状態で前記印刷デ
ータの送受信を行う印刷データの機密保護システムであ
って、前記印刷データを入力する手段と、前記乱数列を
記録され装置に装着された記録媒体から順次データを読
み出す手段と、前記印刷データと前記記録媒体のデータ
とを順次演算し前記印刷データを符号化する手段と、前
記符号化されたデータを前記通信回線に送信する手段
と、前記符号化されたデータの送信終了時に前記記録媒
体に記録された乱数列を消去する手段とを備えたデータ
送信装置と、前記通信回線から前記符号化されたデータ
を受信する手段と、前記乱数列を記録され装置に装着さ
れた記録媒体から順次データを読み出す手段と、受信し
た前記符号化されたデータと前記記録媒体のデータとを
順次演算し前記印刷データに復号する手段と、前記復号
された印刷データを印刷する手段と、前記印刷の終了時
に前記記録媒体に記録された乱数列を消去する手段とを
備えたデータ受信装置とを有する。
【0006】本発明の第2の印刷データの機密保護シス
テムは、印刷データを送信するデータ送信装置と、前記
印刷データを受信し印刷するデータ受信装置とが通信回
線により接続されたシステムにおいて、乱数列を固定長
に区切り、区切られた複数の乱数列をそれぞれ識別する
ID番号とともに複数の記録媒体に予め記録させてお
き、前記データ送信装置および前記データ受信装置に前
記記録媒体の一つをそれぞれ装着した状態で前記印刷デ
ータの送受信を行う印刷データの機密保護システムであ
って、前記印刷データを入力する手段と、前記乱数列を
記録され装置に装着された記録媒体から一つのID番号
を選択し、このID番号に対応して記録されたデータを
順次読み出す手段と、前記印刷データと前記記録媒体の
データとを順次演算し前記印刷データを符号化する手段
と、前記符号化されたデータと前記選択されたID番号
とを前記通信回線に送信する手段と、前記符号化された
データおよび前記ID番号の送信終了時に、前記記録媒
体に記録された前記ID番号と前記ID番号に対応して
記録された乱数列とを消去する手段とを備えたデータ送
信装置と、前記通信回線から前記符号化されたデータお
よび前記ID番号を受信する手段と、前記乱数列を記録
され装置に装着された記録媒体から前記ID番号に対応
して記録されたデータを順次読み出す手段と、受信した
前記符号化されたデータと前記記録媒体のデータとを順
次演算し前記印刷データに復号する手段と、前記復号さ
れた印刷データを印刷する手段と、前記印刷の終了時
に、前記記録媒体に記録された前記ID番号と前記ID
番号に対応して記録された乱数列とを消去する手段とを
備えたデータ受信装置とを有する。
【0007】本発明の第3の印刷データの機密保護シス
テムは、本発明の第1または第2の印刷データの機密保
護システムにおいて、前記データ送信装置は、前記符号
化されたデータの送信終了時に装置内に記憶されている
前記符号化されたデータを消去する手段をさらに有し、
前記データ受信装置は、前記印刷の終了時に装置内に記
憶されている前記印刷データを消去する手段をさらに有
する。
【0008】本発明の第1の印刷データの機密保護方法
は、印刷データをデータ送信装置から通信回線を介して
データ受信装置に送信するシステムにおける印刷データ
の機密保護方法であって、同じ乱数列を記録した記録媒
体を、印刷データの送信時に前記データ送信装置および
前記データ受信装置にそれぞれ装着するステップと、前
記データ送信装置において前記印刷データを入力するス
テップと、前記乱数列を記録した記録媒体から順次デー
タを読み出すステップと、前記データ送信装置が前記印
刷データと前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印
刷データを符号化するステップと、前記データ送信装置
が前記符号化されたデータを前記通信回線に送信するス
テップと、前記データ送信装置が前記符号化されたデー
タの送信終了時に前記記録媒体に記録された乱数列を消
去するステップと、前記データ受信装置が前記通信回線
から前記符号化されたデータを受信するステップと、前
記データ受信装置が前記乱数列を記録した記録媒体から
順次データを読み出すステップと、前記データ受信装置
が受信した前記符号化されたデータと前記記録媒体のデ
ータとを順次演算し前記印刷データに復号するステップ
と、前記データ受信装置が前記復号された印刷データを
印刷するステップと、前記データ受信装置が前記印刷の
終了時に前記記録媒体に記録された乱数列を消去するス
テップとを有する。
【0009】本発明の第2の印刷データの機密保護方法
は、本発明の第1の印刷データの機密保護方法におい
て、前記データ送信装置が前記符号化されたデータの送
信終了時に装置内に記憶されている前記符号化されたデ
ータを消去するステップと、前記データ受信装置が前記
印刷の終了時に装置内に記憶されている前記印刷データ
を消去するステップとを、さらに有する。
【0010】本発明の第1のデータ送信装置は、データ
送信装置から符号化された印刷データを通信回線を介し
てデータ受信装置に送信するシステムにおけるデータ送
信装置であって、前記印刷データを入力する手段と、予
め乱数列を記録され装置に装着された記録媒体から順次
データを読み出す手段と、前記印刷データと前記記録媒
体のデータとを順次演算し前記印刷データを符号化する
手段と、前記符号化されたデータを前記通信回線に送信
する手段と、前記符号化されたデータの送信終了時に前
記記録媒体に記録された乱数列を消去するとともに、装
置内に記憶されている前記符号化されたデータを消去す
る手段とを有する。
【0011】本発明の第1のデータ受信装置は、データ
送信装置から符号化された印刷データを通信回線を介し
てデータ受信装置に送信するシステムにおけるデータ受
信装置であって、前記データ送信装置から符号化された
データを受信する手段と、予め乱数列を記録され装置に
装着された記録媒体から順次データを読み出す手段と、
受信した前記符号化されたデータと前記記録媒体のデー
タとを順次演算し前記印刷データに復号する手段と、前
記復号された印刷データを印刷する手段と、前記印刷の
終了時に前記記録媒体に記録された乱数列を消去すると
ともに、装置内に記憶されている前記印刷データを消去
する手段とを有する。
【0012】本発明の第2のデータ送信装置は、データ
送信装置から符号化された印刷データを通信回線を介し
てデータ受信装置に送信するシステムにおけるデータ送
信装置であって、前記印刷データを入力する手段と、予
め各ID番号に対応した乱数列を記録され装置に装着さ
れた記録媒体から一つのID番号を選択し、このID番
号に対応して記録されたデータを順次読み出す手段と、
前記印刷データと前記記録媒体のデータとを順次演算し
前記印刷データを符号化する手段と、前記符号化された
データと前記選択されたID番号とを前記通信回線に送
信する手段と、前記符号化されたデータおよび前記選択
されたID番号の送信終了時に、前記記録媒体に記録さ
れた前記選択ID番号と前記選択ID番号に対応して記
録された乱数列とを消去するとともに、装置内に記憶さ
れている前記符号化されたデータを消去する手段とを有
する。
【0013】本発明の第2のデータ受信装置は、データ
送信装置から符号化された印刷データを通信回線を介し
てデータ受信装置に送信するシステムにおけるデータ受
信装置であって、前記データ送信装置から前記符号化さ
れたデータおよびID番号を受信する手段と、予め各I
D番号に対応した乱数列を記録され装置に装着された記
録媒体から前記受信ID番号に対応して記録されたデー
タを順次読み出す手段と、受信した前記符号化されたデ
ータと前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印刷デ
ータに復号する手段と、前記復号された印刷データを印
刷する手段と、前記印刷の終了時に、前記記録媒体に記
録された前記受信ID番号と前記受信ID番号に対応し
て記録された乱数列とを消去するとともに、装置内に記
憶されている前記印刷データを消去する手段とを有す
る。
【0014】本発明の第1の印刷データの機密保護プロ
グラムは、データ送信装置から符号化された印刷データ
を通信回線を介してデータ受信装置に送信するシステム
におけるデータ送信装置の印刷データの機密保護プログ
ラムであって、前記印刷データを入力する手段、予め乱
数列を記録され装置に装着された記録媒体から順次デー
タを読み出す手段、前記印刷データと前記記録媒体のデ
ータとを順次演算し前記印刷データを符号化する手段、
前記符号化されたデータを前記通信回線に送信する手
段、前記符号化されたデータの送信終了時に前記記録媒
体に記録された乱数列を消去するとともに、装置内に記
憶されている前記符号化されたデータを消去する手段と
してコンピュータを機能させる。
【0015】本発明の第2の印刷データの機密保護プロ
グラムは、データ送信装置から符号化された印刷データ
を通信回線を介してデータ受信装置に送信するシステム
におけるデータ受信装置の印刷データの機密保護プログ
ラムであって、前記データ送信装置から符号化されたデ
ータを受信する手段、予め乱数列を記録され装置に装着
された記録媒体から順次データを読み出す手段、受信し
た前記符号化されたデータと前記記録媒体のデータとを
順次演算し前記印刷データに復号する手段、前記復号さ
れた印刷データを印刷する手段、前記印刷の終了時に前
記記録媒体に記録された乱数列を消去するとともに、装
置内に記憶されている前記印刷データを消去する手段と
してコンピュータを機能させる。
【0016】本発明の第3の印刷データの機密保護プロ
グラムは、データ送信装置から符号化された印刷データ
を通信回線を介してデータ受信装置に送信するシステム
におけるデータ送信装置の印刷データの機密保護プログ
ラムであって、前記印刷データを入力する手段、予め各
ID番号に対応した乱数列を記録され装置に装着された
記録媒体から一つのID番号を選択し、このID番号に
対応して記録されたデータを順次読み出す手段、前記印
刷データと前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印
刷データを符号化する手段、前記符号化されたデータと
前記選択されたID番号とを前記通信回線に送信する手
段、前記符号化されたデータおよび前記選択されたID
番号の送信終了時に、前記記録媒体に記録された前記選
択ID番号と前記選択ID番号に対応して記録された乱
数列とを消去するとともに、装置内に記憶されている前
記符号化されたデータを消去する手段としてコンピュー
タを機能させる。
【0017】本発明の第4の印刷データの機密保護プロ
グラムは、データ送信装置から符号化された印刷データ
を通信回線を介してデータ受信装置に送信するシステム
におけるデータ受信装置の印刷データの機密保護プログ
ラムであって、前記データ送信装置から前記符号化され
たデータおよびID番号を受信する手段、予め各ID番
号に対応した乱数列を記録され装置に装着された記録媒
体から前記受信ID番号に対応して記録されたデータを
順次読み出す手段、受信した前記符号化されたデータと
前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印刷データに
復号する手段、前記復号された印刷データを印刷する手
段、前記印刷の終了時に、前記記録媒体に記録された前
記受信ID番号と前記受信ID番号に対応して記録され
た乱数列とを消去するとともに、装置内に記憶されてい
る前記印刷データを消去する手段としてコンピュータを
機能させる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態のシステム
構成を示す図であり、データ送信装置10と、データ受
信装置20と、これらを接続する通信回線30とを備え
ている。
【0020】データ送信装置10は、印刷データを送信
するコンピュータ,ワードプロセッサ等の情報処理装置
であり、データ送信制御手段11と、印刷データ入力手
段12と、記録媒体読書き手段13と、データ演算手段
14と、データ記憶送信手段15とを備えている。デー
タ送信制御手段11は、印刷データの送信動作全体を制
御し、印刷データが全て送信されたことを確認した時点
で、乱数レコード記録媒体に記録されている符号化情報
と、データ記憶送信手段15に記憶されている送信デー
タとを消去する指令を出す。印刷データ入力手段12
は、印刷データを入力され、入力された印刷データをデ
ータ演算手段14に送信する。記録媒体読書き手段13
は、乱数レコード記録媒体を装着,格納し、乱数レコー
ド記録媒体に記録されている符号化情報を読み出してデ
ータ演算手段14に入力する。データ演算手段14は、
記録媒体読書き手段13から入力された符号化情報を用
いて、印刷データ入力手段12から入力された印刷デー
タを暗号化する。データ記憶送信手段15は、データ演
算手段14により作成された暗号化された印刷データ
を、通信回線30を介してデータ受信装置20に送信す
る。なお、データ送信装置10は、図示していない記憶
手段に記憶された印刷データの機密保護プログラムによ
り制御され、印刷データの機密保護プログラムはデータ
送信装置10の上記各手段の動作を制御する。
【0021】データ受信装置20は、通信回線30を介
してデータ送信装置10から送られてくる暗号化された
印刷データ(符号化データ)を復号し印刷する装置であ
り、データ入力手段21と、データ受信制御手段22
と、記録媒体読書き手段23と、データ復号手段24
と、データ記憶手段25と、印刷手段26とを備えてい
る。データ入力手段21は、通信回線30を介してデー
タ送信装置10から送られた暗号化された印刷データを
受信する。データ受信制御手段22は、印刷データの受
信動作全体を制御し、印刷データの印刷を確認した時点
で、乱数レコード記録媒体から使用した復号化情報(乱
数レコード)を消去させるとともに、データ記憶手段2
5に記憶されている受信データを消去する指令を出す。
記録媒体読書き手段23は、乱数レコード記録媒体を装
着,格納し、乱数レコード記録媒体に記録されている復
号化情報を読み出してデータ復号手段24に入力する。
データ復号手段24は、記録媒体読書き手段23から入
力された復号化化情報を用いて、暗号化された印刷デー
タを復号する。データ記憶手段25は、データ復号手段
24により復号された印刷データを一時記憶する。印刷
手段26は、復号されてデータ記憶手段25に記憶され
た印刷データを印刷する。なお、データ受信装置20
は、図示していない記憶手段に記憶された印刷データの
機密保護プログラムにより制御され、印刷データの機密
保護プログラムはデータ受信装置20の上記各手段の動
作を制御する。
【0022】図2は、乱数レコード記録媒体作成装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【0023】乱数レコード記録媒体作成装置40は、コ
ンピュータ等の情報処理装置であり、乱数レコード記録
媒体制御手段41と、乱数生成手段42と、データ記憶
手段43と、記録媒体読書き手段44とを備えている。
乱数レコード記録媒体制御手段41は、利用者から必要
な記録媒体の作成数(印刷データの受信者数+1)を入
力され、乱数レコードを生成して記録媒体に記録させる
動作全体を制御し、必要数の記録媒体への記録が終了す
ると、データ記憶手段43が記憶しているデータの消去
を行なわせる。乱数生成手段42は、任意の時間,場所
から取得した自然界の雑音を組合せて演算しデータに変
換してデータ記憶手段43に出力する。データ記憶手段
43は、乱数生成手段42から入力されたデータを記憶
する。記録媒体読書き手段44は、記録媒体を格納する
とともに、データ記憶手段43に記憶されたデータを磁
気テープ,磁気ディスク,CD−RW等の記録媒体に記
録する。
【0024】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0025】最初に、印刷データ送信時の動作について
図1,図3,図6および図7を参照して詳細に説明す
る。図3は印刷データ送信時の動作を示すフローチャー
トであり、図6は印刷データの暗号・符号化・復号化方
法の一例を示す図であり、図7は乱数レコード記録媒体
のデータ格納の一例を示す図である。
【0026】印刷データ送信の事前準備として、送信利
用者および受信利用者は、予め乱数レコード記録媒体作
成装置40で作成した乱数レコード記録媒体を所持して
いるものとする。
【0027】開始にあたり、送信利用者は、送信したい
印刷データを印刷データ入力手段12にセットするとと
もに、乱数レコード記録媒体作成装置40で作成され目
的先受信利用者と取り決めていた同じ乱数レコード記録
媒体を、記録媒体読書き手段13に装着する。セット
後、送信利用者はデータ送信制御手段11にデータ送信
装置10の処理実行を命令する。(図3のステップ10
1)。
【0028】データ送信制御手段11は、印刷データの
入力およびデータ送信処理の実行命令を受けて、記録媒
体読書き手段13に対し順次記録されている乱数をデー
タ演算手段14に送るよう指示するが、まず、図7に示
す乱数レコード記録媒体を検索し、記録されているレコ
ードIDの中から今回使用する一つを選択する。この選
択にあたっては、予めレコードID番号の最小のものを
選択する等の選択基準が設定されているものとする(ス
テップ102)。次に、データ送信制御手段11は、内
部で管理するデータ番号Nを初期化(N=0)する(ス
テップ103)。
【0029】データ送信制御手段11は、印刷データ入
力手段12、記録媒体読書き手段13から順次データを
取り出してデータ演算手段14に送る(ステップ10
5,106)。
【0030】データ演算手段14は、印刷データ入力手
段12と記録媒体読書き手段13から送られたデータ
を、図6に示すような特定の演算方法で順次演算して符
号化し、符号化したデータをデータ記憶送信手段15に
送る。データ記憶送信手段15は、送られた符号化デー
タを一時記憶する。なお、図6は、データ演算例として 乱数・印刷データを数字の0から9に限定し、符号演算
式を、 符号化データ=(乱数+印刷データ)/10の結果の余
り とした例である(ステップ107)。
【0031】次に、データ送信制御手段11は、データ
番号を一つインクリメントし(ステップ108)、乱数
レコード長(最大符号化データ長J)になるまでステッ
プ104〜ステップ108の動作を繰り返す(ステップ
104)。
【0032】データ送信制御手段11は、ステップ10
4で乱数レコード長に達したら、データ受信装置20に
対して符号化データを送るようデータ記憶送信手段15
に指示する。なお、乱数レコード長については、データ
送信制御手段11が乱数レコード記録媒体に記録された
最大符号化データ長を検索して取得する。記憶送信手段
15は、データ送信制御手段11から符号化データ送信
指示があると、データ受信装置20に対して符号化デー
タを送り、送信が終了するとデータ送信制御手段11に
対して送信終了を伝える。なお、レコード長よりも印刷
データの方が少ない場合には、印刷データを数字の0と
見なし処理をする。乱数レコード長に達したら、乱数レ
コード記録媒体から検索したレコードIDをヘッダーデ
ータとし、ステップ107で一時記憶していたデータを
データ記憶送信手段15からデータ受信装置20に送る
(ステップ109)。
【0033】データ送信制御手段11は、データ記憶送
信手段15から送信終了を通知されると、記録媒体読書
き手段13に対して乱数レコード記録媒体の内容を消去
するよう指示し、かつ、データ記憶送信手段15に対し
て記憶していた符号化データを消去するよう指示する。
このとき、乱数レコード記録媒体の内容消去に関して
は、データ送信制御手段11は、乱数レコード記録媒体
から検索したレコードIDと、このレコードIDに対応
した乱数レコードとを消去するよう記録媒体読書き手段
13に指示する。記録媒体読書き手段13およびデータ
記憶送信手段15は、データ送信制御手段11の指示に
従いそれぞれデータを消去し(ステップ110)、処理
を終了する(ステップ111)。
【0034】次に、印刷データ受信時の動作について図
1,図4,図6および図7を参照して詳細に説明する。
図4は印刷データ受信時の動作を示すフローチャートで
ある。
【0035】データ入力手段21は、符号化データを全
て受信したことを認識するとデータ受信制御手段22に
対してデータを受信したことを知らせる。データ受信制
御手段22は、データ入力手段21から符号化データ受
信通知が来ると図示しない表示手段により受信利用者に
符号化データ受信を通知し、受信利用者は、記録媒体読
書き手段23に送信利用者と予め取り決めていた乱数レ
コード記録媒体作成装置40で作成された記録媒体を装
着する(図4のステップ201)。
【0036】データ受信制御手段22は、符号化データ
受信通知を受け、記録媒体読書き手段23に記録媒体が
装着されたことを認識すると、記録媒体読書き手段23
に対し順次記録されている乱数をデータ復号手段24に
送るよう指示するが、まず、受信した符号化データのヘ
ッダーデータであるレコードIDを認識し、図7に示す
乱数レコード記録媒体内の一意に決まる乱数レコードを
選択する(ステップ202)。次に、データ受信制御手
段22は、内部で管理するデータ番号Nを初期化(N=
0)する(ステップ203)。
【0037】次に、データ受信制御手段22は、データ
入力手段21と記録媒体読書き手段23に対して順次デ
ータ復号手段24に符号化データおよび記録されている
乱数を送るよう指示する(ステップ205,206)。
【0038】データ復号手段24は、データ入力手段2
1からの符号化データを記録媒体読書き手段23からの
乱数データを元に、特定の演算方法で順次復号し、デー
タ記憶手段25に送る。データ記憶手段25は、復号さ
れた印刷データを一時記憶する。なお、図6は、データ
演算例として、乱数・印刷データを数字の0から9に限
定し、復号演算式を、 印刷データ=(10+符号化データ−乱数)/10の結
果の余り とした例である(ステップS207)。
【0039】次に、データ受信制御手段22は、データ
番号を一つインクリメントし(ステップ208)、乱数
レコード長(最大符号化データ長J)になるまでステッ
プ204〜ステップ208の動作を繰り返す(ステップ
204)。
【0040】データ受信制御手段22は、ステップ20
4で乱数レコード長に達したら、印刷手段26に対して
印刷データを送るようデータ記憶手段25に指示する。
印刷手段26は送られた印刷データを印刷し、印刷し終
わったことをデータ受信制御手段22に通知する(ステ
ップ209)。
【0041】データ受信制御手段22は、印刷手段26
から印刷終了を通知されると、記録媒体読書き手段23
に対して乱数レコード記録媒体の内容を消去するよう指
示し、かつ、データ記憶手段25に対して記憶していた
印刷データを消去するよう指示する。このとき、乱数レ
コード記録媒体の内容消去に関しては、データ受信制御
手段22は、データ送信装置10からヘッダーデータと
して受信し乱数レコード記録媒体の検索に使用したレコ
ードIDと、このレコードIDに対応した乱数レコード
とを消去するよう記録媒体読書き手段23に指示する。
記録媒体読書き手段23およびデータ記憶手段25は、
データ受信制御手段22の指示に従いそれぞれデータを
消去し(ステップS210)、処理を終了する(ステッ
プS211)。
【0042】次に、乱数レコード記録媒体作成時の動作
について図2,図5,図6および図7を参照して詳細に
説明する。図5は乱数レコード記録媒体の作成手順の一
例を示すフローチャートである。
【0043】以上説明した印刷データ送信時および受信
時の動作においては、同じ乱数レコード記録媒体を送信
側装置,受信側装置に装着することが前提となっている
が、この乱数レコード記録媒体の作成について以下に説
明する。
【0044】まず、印刷データ送信者は、乱数レコード
記録媒体作成前に、乱数レコード記録媒体作成数K(K
=受信者数+1)と、一つの乱数レコード記録媒体を何
回のデータ送受信に使用するかの使用回数Iと、送信す
る最大符号化データ長Jとを決め(図5のステップ30
1)、乱数レコード記録媒体制御手段41にこれらのデ
ータを設定する。この最大符号化データ長Jは、実際に
通信回線30を介して送信されるデータ長であり、個々
の印刷データのデータ長に関係なく固定値である(ステ
ップ302)。設定が終わると、乱数レコード記録媒体
制御手段41は、データ記憶手段43に1レコードを開
き、レコードIDとしてIを書き込む(ステップ30
3)。
【0045】次に、乱数レコード記録媒体制御手段41
は、最大符号化データ長Jをコピーして内部に記憶し
(ステップ304)、乱数生成手段42に乱数をJ個生
成させる。この生成方法の一例として、図6に、任意の
時間の任意の場所の雑音A,雑音Bを元にした乱数生成
例を示す。この例では、印刷データを数字の0から9に
限定し、 乱数=(雑音A+雑音B)/10の結果の余り として生成している。なお、雑音Aは例えば大気放電時
の雑音等としてもよいし、また、雑音Bについては数式
で構成するようにしてもよい。
【0046】そして、乱数レコード記録媒体制御手段4
1は、データ記憶手段43で開いているレコードID対
応に、乱数生成手段42からJ個の乱数を順次書き込み
(ステップ306〜ステップ308)、書き込みが終了
するとレコードを閉じる(ステップ309)。
【0047】乱数レコード記録媒体制御手段41は、ス
テップ303〜ステップ309の処理をI回繰り返し、
図7に示すように、一つの乱数レコード記録媒体に書き
込むデータをデータ記憶手段43に記憶させる(ステッ
プ310,311)。
【0048】ステップS311でI=0であった場合
は、乱数レコード記録媒体制御手段41は、図示しない
表示手段により利用者に記録媒体読書き手段44への記
録媒体のセットを要求し、セットされるとデータ記憶手
段43の記憶しているデータを記録媒体読書き手段44
により記録媒体に記録させる(ステップ312)。
【0049】記録媒体読書き手段44は、記録媒体への
記録が終了すると乱数レコード記録媒体制御手段41に
その旨通知し、乱数レコード記録媒体制御手段41は、
利用者に設定された記録媒体作成数(K個)から1を差
し引き(ステップ313)、その結果K=0か、すなわ
ちK個の記録媒体への記録が全て終了したかをチェック
する(ステップ314)。
【0050】ステップ314においてK=0でなかった
場合、すなわち残りの記録すべき記録媒体がある場合
は、乱数レコード記録媒体制御手段41は、図示しない
表示手段により利用者に記録媒体の交換を要求し、交換
されるとデータ記憶手段43の記憶しているデータを記
録媒体読書き手段44により新たな記録媒体に記録させ
る(ステップ315→ステップ312)。
【0051】このように、K=0になるまでステップ3
12〜ステップ315の動作を繰り返す。
【0052】そして、ステップ314においてK=0、
すなわちK個の記録媒体への記録が全て終了した場合、
乱数レコード記録媒体制御手段41は、データ記憶手段
43が記憶しているレコードIDおよび乱数データの消
去を行い(ステップ316)、処理を終了する(ステッ
プ317)。
【0053】以上説明したように、本発明の一実施の形
態においては、第三者が印刷データを知るには、符号化
データと未使用の乱数レコード記録媒体とデータ受信装
置20を揃えなければならない構成にしているので、デ
ータの機密性を高くすることができる。また、印刷デー
タ長によらず固定の最大符号化データ長分のデータを送
信しているので、第三者に対しては印刷内容の長さや符
号化における緻密性が推測できない。
【0054】次に、本発明の他の実施の形態について図
8を参照して説明する。図8は乱数レコード記録媒体の
データ格納の他の例を示す図である。
【0055】本実施の形態の基本的構成は上述した一実
施の形態と同じであるが、本実施の形態においては、乱
数レコード記録媒体についてさらに工夫している。図8
を参照すると、乱数レコード記録媒体には1つしか乱数
列が無く、乱数レコード記録媒体を1度しか使えないよ
うにしている。また、乱数レコード記録媒体を1対(2
つ)しか作成せず、個々の受信者に別々の乱数レコード
記録媒体を提供するようにすることもできる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、印刷データを符号化,
復号化する情報をデータ送信装置およびデータ受信装置
とは別に生成するため、乱数レコード記録媒体を所持し
ている関係者しか暗号化または復号化できず、第三者が
通信回線中のデータを取得しても、意味を持たないデー
タであり第三者に内容を知られることはない。また、乱
数レコード記録媒体に記録され一度使用した符号化,復
号化情報と、データ送信装置における送信済み符号化デ
ータ,データ受信装置における印刷済み印刷データとを
直ぐに消去するようにしたため、符号化されたデータは
一度しか印刷できず、複製印刷を防止することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成を示す図
である。
【図2】乱数レコード記録媒体作成装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図3】印刷データ送信時の動作を示すフローチャート
である。
【図4】印刷データ受信時の動作を示すフローチャート
である。
【図5】乱数レコード記録媒体の作成手順の一例を示す
フローチャートである。
【図6】印刷データの暗号・符号化・復号化方法の一例
を示す図である。
【図7】乱数レコード記録媒体のデータ格納の一例を示
す図である。
【図8】乱数レコード記録媒体のデータ格納の他の例を
示す図である。
【符号の説明】
10 データ送信装置 11 データ送信制御手段 12 印刷データ入力手段 14 データ演算手段 13 記録媒体読書き手段 15 データ記憶送信手段 20 データ受信装置 21 データ入力手段 22 データ受信制御手段 23 記録媒体読書き手段 24 データ復号手段 25 データ記憶手段 26 印刷手段 30 通信回線 40 乱数レコード記録媒体作成装置 41 乱数レコード記録媒体制御手段 42 乱数生成手段 43 データ記憶手段 44 記録媒体読書き手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 5J104 Fターム(参考) 2C087 AB05 BA03 BA05 BC04 BC07 BD46 DA13 DA14 2C187 GD01 GD02 5B017 AA03 BA07 5C075 EE03 5C076 AA12 BA06 5J104 AA01 JA04 NA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを送信するデータ送信装置
    と、前記印刷データを受信し印刷するデータ受信装置と
    が通信回線により接続されたシステムにおいて、同じ乱
    数列を複数の記録媒体に予め記録させておき、前記デー
    タ送信装置および前記データ受信装置に前記記録媒体の
    一つをそれぞれ装着した状態で前記印刷データの送受信
    を行う印刷データの機密保護システムであって、 前記印刷データを入力する手段と、前記乱数列を記録さ
    れ装置に装着された記録媒体から順次データを読み出す
    手段と、前記印刷データと前記記録媒体のデータとを順
    次演算し前記印刷データを符号化する手段と、前記符号
    化されたデータを前記通信回線に送信する手段と、前記
    符号化されたデータの送信終了時に前記記録媒体に記録
    された乱数列を消去する手段とを備えたデータ送信装置
    と、 前記通信回線から前記符号化されたデータを受信する手
    段と、前記乱数列を記録され装置に装着された記録媒体
    から順次データを読み出す手段と、受信した前記符号化
    されたデータと前記記録媒体のデータとを順次演算し前
    記印刷データに復号する手段と、前記復号された印刷デ
    ータを印刷する手段と、前記印刷の終了時に前記記録媒
    体に記録された乱数列を消去する手段とを備えたデータ
    受信装置とを有することを特徴とする印刷データの機密
    保護システム。
  2. 【請求項2】 印刷データを送信するデータ送信装置
    と、前記印刷データを受信し印刷するデータ受信装置と
    が通信回線により接続されたシステムにおいて、乱数列
    を固定長に区切り、区切られた複数の乱数列をそれぞれ
    識別するID番号とともに複数の記録媒体に予め記録さ
    せておき、前記データ送信装置および前記データ受信装
    置に前記記録媒体の一つをそれぞれ装着した状態で前記
    印刷データの送受信を行う印刷データの機密保護システ
    ムであって、 前記印刷データを入力する手段と、前記乱数列を記録さ
    れ装置に装着された記録媒体から一つのID番号を選択
    し、このID番号に対応して記録されたデータを順次読
    み出す手段と、前記印刷データと前記記録媒体のデータ
    とを順次演算し前記印刷データを符号化する手段と、前
    記符号化されたデータと前記選択されたID番号とを前
    記通信回線に送信する手段と、前記符号化されたデータ
    および前記ID番号の送信終了時に、前記記録媒体に記
    録された前記ID番号と前記ID番号に対応して記録さ
    れた乱数列とを消去する手段とを備えたデータ送信装置
    と、 前記通信回線から前記符号化されたデータおよび前記I
    D番号を受信する手段と、前記乱数列を記録され装置に
    装着された記録媒体から前記ID番号に対応して記録さ
    れたデータを順次読み出す手段と、受信した前記符号化
    されたデータと前記記録媒体のデータとを順次演算し前
    記印刷データに復号する手段と、前記復号された印刷デ
    ータを印刷する手段と、前記印刷の終了時に、前記記録
    媒体に記録された前記ID番号と前記ID番号に対応し
    て記録された乱数列とを消去する手段とを備えたデータ
    受信装置とを有することを特徴とする印刷データの機密
    保護システム。
  3. 【請求項3】 前記データ送信装置は、前記符号化され
    たデータの送信終了時に装置内に記憶されている前記符
    号化されたデータを消去する手段をさらに有し、前記デ
    ータ受信装置は、前記印刷の終了時に装置内に記憶され
    ている前記印刷データを消去する手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の印刷データの機
    密保護システム。
  4. 【請求項4】 印刷データをデータ送信装置から通信回
    線を介してデータ受信装置に送信するシステムにおける
    印刷データの機密保護方法であって、 同じ乱数列を記録した記録媒体を、印刷データの送信時
    に前記データ送信装置および前記データ受信装置にそれ
    ぞれ装着するステップと、前記データ送信装置において
    前記印刷データを入力するステップと、前記乱数列を記
    録した記録媒体から順次データを読み出すステップと、
    前記データ送信装置が前記印刷データと前記記録媒体の
    データとを順次演算し前記印刷データを符号化するステ
    ップと、前記データ送信装置が前記符号化されたデータ
    を前記通信回線に送信するステップと、前記データ送信
    装置が前記符号化されたデータの送信終了時に前記記録
    媒体に記録された乱数列を消去するステップと、前記デ
    ータ受信装置が前記通信回線から前記符号化されたデー
    タを受信するステップと、前記データ受信装置が前記乱
    数列を記録した記録媒体から順次データを読み出すステ
    ップと、前記データ受信装置が受信した前記符号化され
    たデータと前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印
    刷データに復号するステップと、前記データ受信装置が
    前記復号された印刷データを印刷するステップと、前記
    データ受信装置が前記印刷の終了時に前記記録媒体に記
    録された乱数列を消去するステップとを有することを特
    徴とする印刷データの機密保護方法。
  5. 【請求項5】 前記データ送信装置が前記符号化された
    データの送信終了時に装置内に記憶されている前記符号
    化されたデータを消去するステップと、前記データ受信
    装置が前記印刷の終了時に装置内に記憶されている前記
    印刷データを消去するステップとを、さらに有すること
    を特徴とする請求項4記載の印刷データの機密保護方
    法。
  6. 【請求項6】 データ送信装置から符号化された印刷デ
    ータを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシス
    テムにおけるデータ送信装置であって、 前記印刷データを入力する手段と、予め乱数列を記録さ
    れ装置に装着された記録媒体から順次データを読み出す
    手段と、前記印刷データと前記記録媒体のデータとを順
    次演算し前記印刷データを符号化する手段と、前記符号
    化されたデータを前記通信回線に送信する手段と、前記
    符号化されたデータの送信終了時に前記記録媒体に記録
    された乱数列を消去するとともに、装置内に記憶されて
    いる前記符号化されたデータを消去する手段とを有する
    ことを特徴とするデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 データ送信装置から符号化された印刷デ
    ータを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシス
    テムにおけるデータ受信装置であって、 前記データ送信装置から符号化されたデータを受信する
    手段と、予め乱数列を記録され装置に装着された記録媒
    体から順次データを読み出す手段と、受信した前記符号
    化されたデータと前記記録媒体のデータとを順次演算し
    前記印刷データに復号する手段と、前記復号された印刷
    データを印刷する手段と、前記印刷の終了時に前記記録
    媒体に記録された乱数列を消去するとともに、装置内に
    記憶されている前記印刷データを消去する手段とを有す
    ることを特徴とするデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 データ送信装置から符号化された印刷デ
    ータを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシス
    テムにおけるデータ送信装置であって、 前記印刷データを入力する手段と、予め各ID番号に対
    応した乱数列を記録され装置に装着された記録媒体から
    一つのID番号を選択し、このID番号に対応して記録
    されたデータを順次読み出す手段と、前記印刷データと
    前記記録媒体のデータとを順次演算し前記印刷データを
    符号化する手段と、前記符号化されたデータと前記選択
    されたID番号とを前記通信回線に送信する手段と、前
    記符号化されたデータおよび前記選択されたID番号の
    送信終了時に、前記記録媒体に記録された前記選択ID
    番号と前記選択ID番号に対応して記録された乱数列と
    を消去するとともに、装置内に記憶されている前記符号
    化されたデータを消去する手段とを有することを特徴と
    するデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 データ送信装置から符号化された印刷デ
    ータを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシス
    テムにおけるデータ受信装置であって、 前記データ送信装置から前記符号化されたデータおよび
    ID番号を受信する手段と、予め各ID番号に対応した
    乱数列を記録され装置に装着された記録媒体から前記受
    信ID番号に対応して記録されたデータを順次読み出す
    手段と、受信した前記符号化されたデータと前記記録媒
    体のデータとを順次演算し前記印刷データに復号する手
    段と、前記復号された印刷データを印刷する手段と、前
    記印刷の終了時に、前記記録媒体に記録された前記受信
    ID番号と前記受信ID番号に対応して記録された乱数
    列とを消去するとともに、装置内に記憶されている前記
    印刷データを消去する手段とを有することを特徴とする
    データ受信装置。
  10. 【請求項10】 データ送信装置から符号化された印刷
    データを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシ
    ステムにおけるデータ送信装置の印刷データの機密保護
    プログラムであって、 前記印刷データを入力する手段、予め乱数列を記録され
    装置に装着された記録媒体から順次データを読み出す手
    段、前記印刷データと前記記録媒体のデータとを順次演
    算し前記印刷データを符号化する手段、前記符号化され
    たデータを前記通信回線に送信する手段、前記符号化さ
    れたデータの送信終了時に前記記録媒体に記録された乱
    数列を消去するとともに、装置内に記憶されている前記
    符号化されたデータを消去する手段としてコンピュータ
    を機能させるための印刷データの機密保護プログラム。
  11. 【請求項11】 データ送信装置から符号化された印刷
    データを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシ
    ステムにおけるデータ受信装置の印刷データの機密保護
    プログラムであって、 前記データ送信装置から符号化されたデータを受信する
    手段、予め乱数列を記録され装置に装着された記録媒体
    から順次データを読み出す手段、受信した前記符号化さ
    れたデータと前記記録媒体のデータとを順次演算し前記
    印刷データに復号する手段、前記復号された印刷データ
    を印刷する手段、前記印刷の終了時に前記記録媒体に記
    録された乱数列を消去するとともに、装置内に記憶され
    ている前記印刷データを消去する手段としてコンピュー
    タを機能させるための印刷データの機密保護プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 データ送信装置から符号化された印刷
    データを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシ
    ステムにおけるデータ送信装置の印刷データの機密保護
    プログラムであって、 前記印刷データを入力する手段、予め各ID番号に対応
    した乱数列を記録され装置に装着された記録媒体から一
    つのID番号を選択し、このID番号に対応して記録さ
    れたデータを順次読み出す手段、前記印刷データと前記
    記録媒体のデータとを順次演算し前記印刷データを符号
    化する手段、前記符号化されたデータと前記選択された
    ID番号とを前記通信回線に送信する手段、前記符号化
    されたデータおよび前記選択されたID番号の送信終了
    時に、前記記録媒体に記録された前記選択ID番号と前
    記選択ID番号に対応して記録された乱数列とを消去す
    るとともに、装置内に記憶されている前記符号化された
    データを消去する手段としてコンピュータを機能させる
    ための印刷データの機密保護プログラム。
  13. 【請求項13】 データ送信装置から符号化された印刷
    データを通信回線を介してデータ受信装置に送信するシ
    ステムにおけるデータ受信装置の印刷データの機密保護
    プログラムであって、 前記データ送信装置から前記符号化されたデータおよび
    ID番号を受信する手段、予め各ID番号に対応した乱
    数列を記録され装置に装着された記録媒体から前記受信
    ID番号に対応して記録されたデータを順次読み出す手
    段、受信した前記符号化されたデータと前記記録媒体の
    データとを順次演算し前記印刷データに復号する手段、
    前記復号された印刷データを印刷する手段、前記印刷の
    終了時に、前記記録媒体に記録された前記受信ID番号
    と前記受信ID番号に対応して記録された乱数列とを消
    去するとともに、装置内に記憶されている前記印刷デー
    タを消去する手段としてコンピュータを機能させるため
    の印刷データの機密保護プログラム。
JP2001060583A 2001-03-05 2001-03-05 印刷データの機密保護システム,方法,データ送信装置,データ受信装置および印刷データの機密保護プログラム Withdrawn JP2002259218A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5575248B2 (ja) * 2010-08-24 2014-08-20 三菱電機株式会社 通信端末、通信システム、通信方法及び通信プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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