JP2002259020A - 光学的情報、携帯端末、携帯端末の使用方法 - Google Patents

光学的情報、携帯端末、携帯端末の使用方法

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JP2002259020A
JP2002259020A JP2001054003A JP2001054003A JP2002259020A JP 2002259020 A JP2002259020 A JP 2002259020A JP 2001054003 A JP2001054003 A JP 2001054003A JP 2001054003 A JP2001054003 A JP 2001054003A JP 2002259020 A JP2002259020 A JP 2002259020A
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optical
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portable terminal
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JP2001054003A
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Kazuhiro Higuchi
和広 樋口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器と外部機器に接続して光学的情報が
表すコードを外部機器に入力する携帯端末からなるシス
テムにおいて、従来のシステムでは使用者は携帯端末と
外部機器の両方を操作する必要があった。このため使用
者の熟練レベルにおいてはシステムの利用が困難であ
る。また使用者の教育のための期間、費用が大きくなる
などの問題があった。 【解決手段】 外部機器の操作手順を情報として含む光
学的情報を提供し、携帯端末にて検知することで、必要
なキー操作及びデータの入力を自動的に行うことを可能
とする。また本人認証情報とその入力操作手順を光学的
情報として、携帯端末にて検知することで、自動的に本
人認証が可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学的情報に基づく
情報が入力または送信される機器に表示される画面の所
定部分を指定する情報及び、位置指定部を特定位置に移
動させる情報、位置指定表示部を発生させるための情報
を含むことを特徴とする光学的情報、及び前記機器に適
合する命令信号に変換する携帯端末に関するものであ
る。
【0002】また光学的情報が入力される機器にユーザ
のID、パスワード等の本人識別情報を入力する画面を
呼び出す情報と、前記ユーザのID、パスワード等の本
人識別情報とを含むことを特徴とする光学的情報及び、
本光学的情報を前記機器に適合する命令信号に変換する
携帯端末に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来よりインターネット等のネットワー
ク接続・閲覧機能付き携帯電話に代表される携帯端末が
接続される機器を用いて、倉庫在庫の管理、受発注業務
に利用することが行われている。この時携帯電話を用い
て接続するサーバは、接続したユーザの認証及び、携帯
電話に対して現在の在庫情報や、発注情報等を表示する
機能を有する。この携帯電話とサーバを用いたシステム
では入力作業を省力化する目的で、携帯電話にデータ入
力用の携帯端末を接続することもある。例えばデータ入
力用の携帯端末にてバーコード等の光学的情報を読み取
ることで、携帯電話に商品コードのデータを入力する。
携帯電話はインターネットを経由してサーバ内部に格納
された商品コードに関する在庫情報、商品関連データ等
を取得して画面に表示する。またサーバは携帯電話を経
由して送信されてきた商品コードを売上データとしてデ
ータベースに登録する機能等を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
ては、システムの使用者は携帯電話とデータ入力用の携
帯端末の両方を手に持ち、それぞれを操作する必要があ
った。
【0005】まず携帯電話でサーバに接続するための操
作を行い、所定の操作を行った後にデータ入力用携帯端
末を操作し、データを入力する必要があった。
【0006】この為、システムの使用者は携帯電話の複
雑な操作に熟練する必要があり、使用者の交代がある場
合や、操作を修得していない使用者がシステムを使用す
る場合に、システムの利用が難しいといった課題があ
る。
【0007】また携帯端末が接続される機器においてシ
ステム使用者のユーザIDやパスワード等の本人識別情
報の入力が必要な場合、システム使用者はその入力を行
うために前記機器の操作を行う必要がある。このため使
用者は携帯端末と接続される機器の両方の操作に熟練す
る必要があり、容易にシステムを使用できない。
【0008】特に携帯電話に代表される携帯端末が接続
される機器においては、利用するためのキー操作が複雑
である、データ入力を行う画面位置に位置指定表示部を
移動する必要があるなど、機器操作に熟練していない使
用者にとっては負担となる。またシステムの提供側とし
ても使用者に対する操作手順の教育期間、費用などが大
きな負担となっている。
【0009】また前記のシステムを利用したインターネ
ットショッピングや、バンキングなどの利用の高まりに
つれ、使用者の本人識別が必要となった。
【0010】一般的にはインターネット接続・閲覧機能
付き携帯電話に代表される携帯端末が接続される機器の
キーからユーザID、パスワードなどの本人識別情報を
入力する。しかし携帯電話などはキーが小さいために、
キー操作を熟練していない使用者にとっては、ユーザI
Dやパスワードなどの本人識別情報の入力が困難であ
り、システムを使用するための操作が大きな負担となっ
ている。
【0011】本発明は携帯端末及び携帯端末が接続され
る機器の操作を容易に、また正確に利用できるようにし
て、作業効率を向上することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、2以上の反射率の異なる部分を
有する光学的情報において、前記2以上の反射率の異な
る部分が、光学的情報に基づく情報が入力または送信さ
れる機器に表示される画面の所定部分を指定する情報を
含むことを特徴とする光学的情報である。
【0013】ここで光学的情報としては、バーコード、
2次元コードなどが挙げられる。
【0014】この請求項1に記載の発明では接続される
機器の画面の所定部分を指定する情報を光学的情報とす
る。例えば画面上に複数のデータ入力項目があるばあい
に、指定するデータ入力項目の位置を光学的情報に含む
ことができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、2以上の反射率
の異なる部分を有する光学的情報において、前記2以上
の反射率の異なる部分が、光学的情報に基づく情報が入
力または送信される機器の画面に表示される位置指定表
示部を特定位置に移動させる情報を含むことを特徴とす
る光学的情報である。
【0016】ここで位置指定表示部として代表的なもの
に、画面上の入力位置を示すカーソルやマウスポインタ
などが挙げられる。
【0017】この請求項2に記載の発明では、光学的情
報に基づく情報が入力または送信される機器に表示され
る画面において位置指定表示部を特定位置に移動させる
情報を光学的情報に含むことができる。例えばカーソル
を1行下げる、次のフィールドに移動するなどの情報を
光学的情報に含むことができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、2以上の反射率
の異なる部分を有する光学的情報において、前記光学的
情報に基づく情報が入力または送信される機器に表示さ
れる画面の所定部分を指定する情報と、前記所定部分に
位置指定表示部を発生させるための情報とを含むことを
特徴とする光学的情報である。
【0019】この請求項3に記載の発明では、光学的情
報に基づく情報が入力または送信される機器に表示され
る画面において画面の所定部分を指定する情報と、前記
所定部分に位置指定表示部を発生させるための情報とを
含むことができる。例えば画面上に複数のデータ入力項
目がある場合に、目的とする項目の入力が必要な時は、
その位置を光学的情報に含み、かつその位置にカーソル
等に代表される位置指定表示部を発生させるための情報
とを含むことができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、光学的情報から
の反射光を検知する検知部と、前記検知部にて検知され
た前記光学的情報を前記光学的情報が表すコードに変換
する変換部とを有し、前記変換部は前記光学的情報に含
まれる情報のうち前記光学情報に基づく入力または送信
される機器の画面の所定部分を表す情報を、前記機器に
適合する命令信号に変換する携帯端末である。
【0021】この請求項4に記載の発明では請求項1に
記載の光学的情報を、前記機器に適合する命令信号に変
換する携帯端末を提供することができる。例えば前記機
器の代表として、バーコードリーダ、2次元コードリー
ダなどが挙げられる。インターネット接続・閲覧機能付
き携帯電話に接続したバーコードリーダなどで、画面の
所定部分を表す情報含むバーコードを読み取り、画面上
の所定部分にデータを入力することできる。
【0022】請求項5に記載の発明は、光学的情報から
の反射光を検知する検知部と、前記検知部にて検知され
た前記光学的情報を前記光学的情報が表すコードに変換
する変換部とを有し、前記変換部は光学的情報に含まれ
る情報のうち前記光学的情報に基づく情報が入力または
送信される機器の画面に表示される位置指定表示部を特
定位置に移動させる情報を、前記機器に適合する命令信
号に変換する携帯端末である。
【0023】この請求項5に記載の発明では請求項2に
記載の光学的情報を、前記機器に適合する命令信号に変
換する携帯端末を提供することができる。例えばインタ
ーネット接続・閲覧機能付き携帯電話に接続したバーコ
ードリーダなどで、機器の画面に表示される位置指定表
示部を特定位置に移動させる情報を含むバーコードを読
み取り、位置指定表示部を特定位置に移動させることが
可能となる。
【0024】請求項6に記載の発明は、光学的情報から
の反射光を検知する検知部と、前記検知部にて検知され
た前記光学的情報を前記光学的情報が表すコードに変換
する変換部とを有し、前記変換部は光学的情報に含まれ
る情報のうち前記光学的情報に基づく情報が入力または
送信される機器に表示される画面の所定部分を指定する
情報と、前記所定部分に位置指定表示部を発生させるた
めの情報とを、前記機器に適合する命令信号に変換する
携帯端末である。
【0025】この請求項6に記載の発明では請求項3に
記載の光学的情報を、前記外部機器に適合する命令信号
に変換する携帯端末を提供することができる。例えばイ
ンターネット接続・閲覧機能付き携帯電話に接続したバ
ーコードリーダなどで、携帯電話の画面に表示される特
定位置を指定し、そこにカーソルなどに代表される位置
指定表示部を発生されることができる。
【0026】請求項7に記載の発明は、光学的情報から
の反射光を検知する検知部と、前記検知部にて検知され
た前記光学的情報を前記光学的情報が表すコードに変換
する変換部とを有する携帯端末によって、携帯端末が接
続される機器の画面の所定部分を指定する情報と、前記
所定部分に位置指定表示部を発生させるための情報とを
含む第1の光学的情報とを読み取りるステップと、前記
携帯端末によって商品情報を含む第2の光学的情報を読
み取るステップと、前記携帯端末に接続される機器に前
記第2の光学的情報に基づく情報を送信するステップ
と、前記携帯端末で前記位置指定表示部を特定位置に移
動させる情報を含む第3の光学的情報を読み取るステッ
プと、前記第3の光学的情報に基づく情報を前記携帯端
末に接続される機器に送信するステップとからなる携帯
端末の使用方法を提供する。
【0027】この請求項7に記載の発明では、例えばイ
ンターネット接続・閲覧機能付き携帯電話に接続したバ
ーコードリーダで携帯電話の操作手順をバーコード化し
たバーコードを読み取ることで、携帯電話の操作を行っ
たのと同様の作用を得ることができる。また商品情報を
バーコード化し、読み取ることだけで前記携帯電話に送
信することが可能となる。
【0028】請求項8に記載の発明は、2以上の反射率
の異なる部分を有する光学的情報において、前記2以上
の反射率の異なる部分が、光学的情報に基づく情報が入
力または送信される機器にユーザのID、パスワード等
の本人識別情報を入力する画面を呼び出す情報と、前記
ユーザのID、パスワード等の本人識別情報とを含むこ
とを特徴とする光学的情報である。
【0029】この請求項8に記載の発明では、前記機器
のユーザのID、パスワード等の本人識別情報を入力す
る画面を呼び出す情報と、前記ユーザのID、パスワー
ド等の本人識別情報とを含むことができる。例えばイン
ターネット接続・閲覧機能付き携帯電話においてユーザ
のID、パスワード入力の画面の呼び出しまでの手順
と、その後に入力が必要なユーザのID、パスワードを
含んだ光学的情報を提供する。
【0030】請求項9に記載の発明は、光学的情報から
の反射光を検知する検知部と、前記検知部にて検知され
た前記光学的情報を前記光学的情報が表すコードに変換
する変換部とを有し、前記変換部は、光学的情報に基づ
く情報が入力または送信される機器にユーザのID、パ
スワード等の本人識別情報を呼び出す情報を前記機器に
適合する命令信号に変換し、前記ユーザのID、パスワ
ード等の本人認識別情報に基づく情報を前記ユーザのI
D、パスワード等の本人識別情報をあらわす記号に変換
する携帯端末である。
【0031】この請求項9に記載の発明は、請求項8に
記載の光学的情報と組み合わせて使用することもでき
る。例えばインターネット接続・閲覧機能付き携帯電話
に接続したバーコードリーダなどで請求項8に記載の特
徴を有するバーコードを読み取るだけで、ユーザのI
D、パスワードの入力画面を呼び出し、ユーザID、パ
スワードの入力を携帯電話のキー操作を行うことなく、
バーコードの読み取り操作で可能となる。
【0032】ここで光学的情報からのデータを入力する
例を示したが、本人識別情報として携帯端末内部に記憶
された、ユーザIDやパスワード、携帯電話番号等を本
人識別情報として使用することも可能である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施の形態における携帯端末
の構成を示す図である。符号11で示すのは、光学的情
報で、ユーザーIDや商品コードの他、この光学情報1
1に含まれる情報をこの後述する外部機器19の表示部
17の個々の表示窓に表示する場合に、当該情報を表示
する位置(表示窓)を指定する情報、この表示窓にカー
ソルを発生させる命令情報、カーソルを所定位置に移動
させるための命令情報を含んでいる。
【0034】符号12で示されるのは、CCD等の画像
センサを取り込む検知部で、符号13で示されるのは、
2値化された画像情報をデコードし、光学的情報11が
意味するコード情報に変換する変換部である。符号14
で示されるのは、変換部13によって変換され得られた
コード情報を外部機器19に無線または有線で送信する
ための送信部である。
【0035】符号15で示されるのは、送信部からの命
令信号を受信するポートである。符号16で示されるの
は、テンキー、ファンクションキーから構成されるキー
ボード、符号17は外部機器19に設けられた、液晶等
の部材で構成される表示部であり、符号18で示される
のは、表示部17にどのような情報を表示するかや、キ
ーボードのキーの切り替え等を制御する制御手段であ
る。
【0036】携帯端末10は光学的情報11からの反射
光を検知部12で検知し、この検知部12にて検知した
光学的情報11を変換部13にて光学的情報11が表す
コードに変換し、送信部では前記変換部にて変換された
コードを命令信号として外部機器に送信する。携帯端末
から外部機器のポートを経由して外部機器に送信された
コード情報は外部機器の制御手段を経由し通信手段を経
てサーバ20に送信される。
【0037】サーバは外部機器19より送信されたコー
ド情報の蓄積及び、対応情報の提供を外部機器19に対
して行う。
【0038】ここで光学的情報としては、バーコード、
2次元コードなどが挙げられる。
【0039】また、本実施の形態では、接続される機器
の画面の所定部分を指定する情報が光学的情報に含まれ
ている。例えば表示部17に、表示窓が複数存在する場
合や、複数のデータ入力項目があるばあいに、指定する
データ入力項目の位置を光学的情報に含むことができ
る。
【0040】携帯端末の例としてバーコードリーダ、2
次元コードリーダ、外部機器の例としてインターネット
接続・閲覧機能付き携帯電話などが挙げられる。
【0041】図2は携帯端末システムの外部機器に設け
られた表示部の1実施形態を示す図である。表示部17
には前記サーバから提供された情報を表示する。この例
では、バーコード等の光学的情報に含まれるユーザI
D、商品コード、キーボード16から入力される商品の
数量、担当者名が表示されるようになっており、これら
表示部に表示された情報を確認してサーバに送信する
か、あるいは、作業の取消しをおこなうかを指示するた
めの、「送信」キーと「取消し」キーが表示されてい
る。なお、商品の数量や、担当者名も光学的情報11に
含ませて、携帯端末10から外部機器19に送信するこ
とも可能である。
【0042】図3に示すのは、ユーザーIDを意味する
バーコードの例で、本実施形態ではABCDEFで示さ
れている、ユーザーの氏名または名称あるいは識別コー
ド情報を決定させる「決定」キーで囲み、その後に表示
部17のユーザIDの入力窓の下に位置する商品コード
窓へのカーソルの移動を命令するための矢印キー情報が
含まれている。
【0043】図4に示すのは、商品コードを意味するバ
ーコードの例で、本実施形態では123で示されてい
る、商品コード情報を決定させる「決定」キーで囲み、
その後に表示部17の商品コードの入力窓の下に位置す
る数量の窓にカーソルの移動を命令するための矢印キー
情報が含まれている。
【0044】図5は光学的情報の変換表の1実施形態で
ある。光学的情報の例としてバーコードが挙げられる
が、このバーコードで表現可能なASCIIコードの0
0h〜7Fhのキャラクタにおいて、主に00h〜1F
hに外部機器のキーを割り当てる。ここでは携帯電話の
キーを割り当てた例を示す。
【0045】ここでバーコードの作成時に携帯電話上で
実現したいキー操作をバーコードとする。携帯端末の一
例であるバーコードリーダはこのバーコードを読み取っ
て携帯電話に送信する。送信された携帯電話では、バー
コードに含まれたキー操作情報が外部機器のキーボード
からの入力と同様に実現される。すなわち、上位のUppe
r digit が0下位の Lower digitが1であれば、左向き
にカーソルを移動させるための情報となる。
【0046】また図5に示す変換表の中で WAIT1
〜WAIT5と表示しているキャラクタは、送信時に直
前に送信したデータと次のデータを送信するまでの時間
待ちを行うことを示している。これは携帯電話がサーバ
にデータアクセス中にキーボード入力を禁止するために
設けている。実現するシステムにおいてこの入力禁止時
間の最大値が決定できる場合は、バーコードにWAIT
情報を含むことで、連続したデータの送信ができる。
【0047】図6は図5に示す光学的情報のキャラクタ
変換表を用いて光学的情報読み取り時の携帯端末の動作
を示すフローチャートである。図5に示したキャラクタ
は主にASCIIコードの00h〜1Fhに配置された
携帯電話の操作用コードと英数字、記号などのデータに
分けることができる。携帯端末では送信時にこれら操作
コード、データの判別を行い、操作コードであれば配置
された操作コードに変換して携帯電話に送信する。
【0048】この動作によりバーコードに含まれた操作
情報を操作コードに変換して携帯電話に送信し、操作を
携帯電話上で実現することができる。
【0049】使用者は表示部に表示された、入力項目に
従い必要なデータを入力する。ここで便宜上、画面が表
示された時の位置指定表示部は入力項目Aの先頭にある
ものとする。またデータの入力を開始するにあたっては
前記外部機器に設けられたキーボードより「決定」キー
の押下などの操作が必要である。
【0050】従来のシステムでは使用者は入力項目Aで
要求されるユーザIDをインターネット接続・閲覧機能
付き携帯電話に代表される外部機器のキーボードより入
力していた。
【0051】また入力項目Aに外部機器のキーボードに
よりユーザID等のデータ項目を入力した後、位置指定
表示部を前記キーボードにより入力項目Bに移動する必
要があった。入力項目Bで要求される商品コード等のデ
ータ項目の入力はバーコードリーダ等に代表される携帯
端末により入力する。入力後に位置指定表示部を前記キ
ーボードにより入力項目Cに移動する。このように従来
の携帯端末を用いたシステムでは使用者は携帯端末と前
記外部機器の両方を操作する必要があり、作業効率が悪
い、操作が複雑であるなどの課題があった。
【0052】ここで光学的情報では「決定」,「A」
「B」「C」「D」「E」「F」,「決定」,「↓」の
各データを情報として含む。実際にサーバに送信される
データはキャラクタ「A」「B」「C」「D」「E」
「F」であるが、その前後に外部機器を操作するための
「決定」や「↓」の情報を含んでいる。携帯端末はこの
データを外部機器に適合する命令信号に変換して、外部
機器に送信する。
【0053】これにより携帯端末により光学的情報を検
知するだけで、入力項目Aの入力が可能となる。また光
学的情報の中にカーソル等に代表される位置指定表示部
を移動させる情報も含んでいるため、データ入力後に入
力項目Bにカーソルが移動する。この例ではユーザID
を光学的情報の読み取りにより入力したが、携帯端末内
部の記憶装置にユーザID、パスワード等を記憶し、そ
のデータを外部機器に送信することも可能である。以後
同様にデータ入力とカーソル移動を、光学的情報を携帯
端末で検知することで行える。
【0054】入力項目A,B,C,Dの入力を終えると
位置指定表示部は送信ボタン上にある。使用者は入力デ
ータ内容を確認しサーバへのデータ送信を行う場合は
「決定」情報を含む光学的情報を検知することで、サー
バへのデータ送信が可能である。
【0055】また、データ入力中のいつでも、検知する
光学的情報の誤り、入力ミスを修正する目的で位置指定
表示部の移動情報を含む光学的情報を検知することで、
位置指定表示部を「取消」ボタンに移動し、「決定」す
ることで、入力項目A,B,C,Dの入力データの取消
が可能である。
【0056】さらに、前記の例に代表されるように、シ
ステムの使用者は携帯端末で光学的情報を検知すること
だけでシステムの利用が可能となる。ここでは画面にお
けるデータ入力の例を示したが、サーバへの接続手順、
入力文字種の切替、外部機器の操作などの情報を光学的
情報として含み、携帯端末にて検知することで外部機器
のキー操作を行うのと同様の作用を得ることができる。
【0057】また本実施の形態はプログラムによって実
現し、これをフロッピー(登録商標)ディスク等の記録
媒体に記録して移送することにより、独立した他のコン
ピュータシステムで容易に実施することができる。図7
は、これをフロッピーディスクで実施する場合を説明す
る図である。
【0058】図7(a)は、記録媒体であるフロッピー
ディスクの物理フォーマットの例を示す図である。同心
円状に外周から内周に向かってトラックを作成し、角度
方向に16のセクタに分割している。このように割り当
てられた領域に従って、プログラムを記録する。
【0059】図7(b)は、このフロッピーディスクを
収納するケースを説明する図である。左からフロッピー
ディスクケースの正面図、およびこの断面図、そしてフ
ロッピーディスクをそれぞれ示す。このようにフロッピ
ーディスクをフロッピーディスクケースに収納すること
により、フロッピーディスクを埃や外部からの衝撃から
守り、安全に移送することができる。
【0060】図7(c)は、フロッピーディスクにプロ
グラムの記録再生を行うことを説明する図である。図示
のようにコンピュータシステムにフロッピーディスクド
ライブを接続することにより、フロッピーディスクに対
してプログラムを記録再生することが可能となる。フロ
ッピーディスクはフロッピーディスクドライブにフロッ
ピー挿入口を介して組み込み、および取り出しがなされ
る。記録する場合は、コンピュータシステムからプログ
ラムをフロッピーディスクドライブによってフロッピー
ディスクに記録する。再生する場合は、フロッピーディ
スクドライブがプログラムをフロッピーディスクから読
み出し、コンピュータシステムに転送する。
【0061】なお、この実施の形態においては、記録媒
体としてフロッピーディスクを用いて説明を行ったが、
光ディスクを用いても同様に行うことができる。また記
録媒体はこれらに限らず、ICカード、ROMカセット
等、プログラムを記録できるものであれば、同様に実施
することができる。さらに、このプログラムはインター
ネット等により提供されるものも含まれる。
【0062】
【発明の効果】請求項1〜7の発明により外部機器のキ
ー入力操作を携帯端末による光学的情報の検知により自
動化することができる。またシステムの使用者に対して
外部機器の操作手順の教育が不要となる。操作手順が変
更となる場合は、光学的情報に含む情報の変更のみで対
応できるため、使用者の操作手順教育の期間などに縛ら
れない、柔軟なシステム構成を実現できる。また外部機
器の操作に熟練していない使用者においてもインターネ
ット技術を含む本システムの使用が可能である。
【0063】請求項8,9の発明によりインターネット
ショッピング等での使用時にセキュリティを確保し、且
つ容易に利用可能な携帯端末を提供可能である。
【0064】この発明により従来の使用者の手作業によ
る入力に比較して大幅に入力速度、正確性が向上する。
また使用者は外部機器側のキーボードを操作する必要が
なくなり作業効率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯端末システムの1実施形態を
示す図であり、概略全体構成を示すブロック図
【図2】携帯端末システムの外部機器に設けられた表示
部の1実施形態を示す図
【図3】ユーザIDを示す光学的情報の1実施形態を示
す説明図
【図4】商品情報を示す光学的情報の1実施形態を示す
説明図
【図5】光学的情報のキャラクタ変換表の1実施形態を
示す説明図
【図6】図5に示す光学的情報のキャラクタ変換表を用
いた光学的情報を読み取り時の携帯端末の動作を示すフ
ローチャート
【図7】(a)記録媒体本体であるフロッピーディスク
の物理フォーマットの例を示す図 (b)フロッピーディスクを収納するケースを説明する
図 (c)フロッピーディスクにプログラムの記録再生を行
うことを説明する図
【符号の説明】
10 携帯端末 11 光学的情報 12 検知部 13 変換部 14 送信部 15 外部機器のポート 16 外部機器のキーボード 17 外部機器の表示部 18 外部機器の制御手段 19 外部機器 20 サーバ(外部機器から参照・書込される)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の反射率の異なる部分を有する光学
    的情報において、前記2以上の反射率の異なる部分が、
    光学的情報に基づく情報が入力または送信される機器に
    表示される画面の所定部分を指定する情報を含むことを
    特徴とする光学的情報。
  2. 【請求項2】2以上の反射率の異なる部分を有する光学
    的情報において、前記2以上の反射率の異なる部分が、
    光学的情報に基づく情報が入力または送信される機器の
    画面に表示される位置指定表示部を特定位置に移動させ
    る情報を含むことを特徴とする光学的情報。
  3. 【請求項3】2以上の反射率の異なる部分を有する光学
    的情報において、前記光学的情報に基づく情報が入力ま
    たは送信される機器に表示される画面の所定部分を指定
    する情報と、前記所定部分に位置指定表示部を発生させ
    るための情報とを含むことを特徴とする光学的情報。
  4. 【請求項4】光学的情報からの反射光を検知する検知部
    と、前記検知部にて検知された前記光学的情報を前記光
    学的情報が表すコードに変換する変換部とを有し、前記
    変換部は前記光学的情報に含まれる情報のうち前記光学
    情報に基づく入力または送信される機器の画面の所定部
    分を表す情報を、前記機器に適合する命令信号に変換す
    る携帯端末。
  5. 【請求項5】光学的情報からの反射光を検知する検知部
    と、前記検知部にて検知された前記光学的情報を前記光
    学的情報が表すコードに変換する変換部とを有し、前記
    変換部は光学的情報に含まれる情報のうち前記光学的情
    報に基づく情報が入力または送信される機器の画面に表
    示される位置指定表示部を特定位置に移動させる情報
    を、前記機器に適合する命令信号に変換する携帯端末。
  6. 【請求項6】光学的情報からの反射光を検知する検知部
    と、前記検知部にて検知された前記光学的情報を前記光
    学的情報が表すコードに変換する変換部とを有し、前記
    変換部は光学的情報に含まれる情報のうち前記光学的情
    報に基づく情報が入力または送信される機器に表示され
    る画面の所定部分を指定する情報と、前記所定部分に位
    置指定表示部を発生させるための情報とを、前記機器に
    適合する命令信号に変換する携帯端末。
  7. 【請求項7】光学的情報からの反射光を検知する検知部
    と、前記検知部にて検知された前記光学的情報を前記光
    学的情報が表すコードに変換する変換部とを有する携帯
    端末によって、携帯端末が接続される機器の所定部分を
    指定する情報と、前記所定部分に位置指定表示部を発生
    させるための情報とを含む第1の光学的情報とを読み取
    りるステップと、前記携帯端末によって商品情報を含む
    第2の光学的情報を読み取るステップと、前記携帯端末
    に接続される機器に前記第2の光学的情報に基づく情報
    を送信するステップと、前記携帯端末で前記位置指定表
    示部を特定位置に移動させる情報を含む第3の光学的情
    報を読み取るステップと、前記第3の光学的情報に基づ
    く情報を前記携帯端末に接続される機器に送信するステ
    ップとからなる携帯端末の使用方法。
  8. 【請求項8】2以上の反射率の異なる部分を有する光学
    的情報において、前記2以上の反射率の異なる部分が、
    光学的情報に基づく情報が入力または送信される機器に
    ユーザのID、パスワード等の本人識別情報を入力する
    画面を呼び出す情報と、前記ユーザのID、パスワード
    等の本人識別情報とを含むことを特徴とする光学的情
    報。
  9. 【請求項9】光学的情報からの反射光を検知する検知部
    と、前記検知部にて検知された前記光学的情報を前記光
    学的情報が表すコードに変換する変換部とを有し、前記
    変換部は、光学的情報に基づく情報が入力または送信さ
    れる機器にユーザのID、パスワード等の本人識別情報
    を呼び出す情報を前記機器に適合する命令信号に変換
    し、前記ユーザのID、パスワード等の本認識別情報に
    基づく情報を前記ユーザのID、パスワード等の本人識
    別情報をあらわす記号に変換する携帯端末。
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