JP2002255284A - 液体の充填弁装置および液体の充填方法 - Google Patents
液体の充填弁装置および液体の充填方法Info
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Abstract
洗浄を効率よく行うことの出来る液体の充填弁装置およ
び充填方法を提供する。 【解決手段】 一本の柔軟性を有する液体供給パイプ1
と、パイプ1の供給口4付近に取り付けた複数の開閉弁
2、3とからなり、少なくとも上方に位置する開閉弁2
で液体の流量調節を行い、全ての開閉弁2、3で液体の
停止を行う。液体の停止後、下方に位置する開閉弁3を
開いてパイプ1の供給口4内に負圧現象を生じさせる。
Description
填し、かつ、内部の洗浄が容易な液体の充填弁装置およ
び液体の充填方法に関するものである。
広い分野では各種の液体が製品の製造や加工の原料とし
て、また、洗浄液として使用されている。これらの液体
は、各別に大型のタンクに収容されており、必要に応じ
て決められた量が充填弁を介して他の容器に移し替えら
れる。このように液体を他の容器に移し替え、充填する
には充填速度が速いこと、充填精度が高いこと、充填後
に液垂れを生じないことが要求される。更には、内容成
分を異にする複数種類の液体を同じ容器に所定量ずつ充
填する場合、液体どうしによる汚染を防止するために充
填弁の内部を完全に洗浄することが要求される。
2−98592号および特開平9−286493号とし
て液体の充填装置を提供している。この装置においては
大充填弁機構および小充填弁機構を使用することにより
充填速度を速く、最後には小充填弁機構に切り替えるこ
とにより充填精度を高めることができ、液体の充填後は
負圧発生機構により液垂れが生じないようになってい
る。
装置では液体の流通路が真っ直ぐではなく屈曲している
ので、内部に液体の溜まり現象を生じ、液体充填後に内
部の洗浄を行った時、洗浄液が完全に排出されず内部に
残るという問題点を有していた。しかも、装置全体が複
雑な構造となっており、単位価格が高くなっていた。
に鑑み、簡易な構造で液体を速やかに精度よく充填し、
洗浄を完全にして液溜まりを生じない液体の充填弁装置
および液体の充填方法を提供することを目的とするもの
である。
ために本発明充填弁装置は、一本の柔軟性を有する液体
供給パイプ1と、複数の開閉弁2、3とからなり、開閉
弁2、3はパイプ1の供給口4付近に取り付けたもので
ある。
有する液体供給パイプ1と、このパイプ1の供給口4付
近に取り付けた複数の開閉弁2、3とからなり、開閉弁
2、3を全開状態で液体供給を行うとともに、少なくと
も上方の開閉弁2で液体流通量の調節を行い、供給量が
設定値に達した時、両開閉弁2、3を閉じて、液体供給
を停止し、かつ、下方の開閉弁3を開放してパイプ1の
供給口4内を負圧状態とするものである。
有する液体供給パイプ1と、このパイプ1の供給口4付
近に取り付けた複数の開閉弁2、2aおよび3とからな
り、開閉弁2、2aおよび3を全開状態で液体供給を行
うとともに、少なくとも上方の開閉弁2で液体流通量の
調節を行い、供給量が設定値に達した時、開閉弁2a、
3を閉じて、液体供給を停止し、かつ、下方の開閉弁3
を開放してパイプ1の供給口4内を負圧状態とするもの
である。
施の形態を詳細に説明する。図1、図2は本発明充填弁
装置を示すものであり、この装置は、軟質性を有する合
成樹脂製の液体供給パイプ1と一対の開閉弁2、3とか
ら成っている。供給パイプ1の供給口4に近い位置で上
下に取り付けた各開閉弁2、3は、パイプ1を両側から
挟むことのできる一対の押圧板5、6とシリンダ7とか
らなり、一方の押圧板5は図示しない基台あるいは機枠
等に取り付け、また、押圧板6を有するシリンダ7も同
じ基台あるいは機枠に取り付ける。
ド7aの伸縮操作によって押圧板6を押圧板5間に往復
移動させることにより、パイプ1を拡げたり圧縮し、こ
れによってパイプ1内を通る液体の流通量を調節し、あ
るいは、液体の流通を停止するようになっている。
ンクから容器に移し替え、充填する作業について説明す
る。図3において符号8は液体を貯蔵する大型なタン
ク、9はタンク8から液体を移し替える容器、10はタ
ンク8から容器9へ液体を送るためのポンプ、11は計
量器である。
9内に差し込み、パイプ1の他端側をポンプ10に接続
する。この場合、パイプ1を直接にポンプ10に接続し
てもよく、あるいは、他の配管12を介してパイプ1と
ポンプ10とを接続するようにしてもよい。即ち、パイ
プ1と開閉弁2、3とは配管12に対して独立した存在
としてもよい。そして、一対の開閉弁2、3は、図2
(A)の実線に示すようにパイプ1を全開の状態にして
大容量の液体を移送すればよく、ポンプ10を介してタ
ンク8内の液体は容器9に移送され、充填されることに
なる。
り、設定重量に対してある程度の量、例えば、100%
に対して70〜80%の量が供給されると、図2(A)
の鎖線に示すように押圧板6を押圧板5方向に前進させ
てパイプ1を圧縮し、供給量を小容量に調節する。更
に、パイプ1を圧縮して容量を調節しつつ供給量が設定
値に達した時、上下一対の開閉弁2、3を同時に操作し
て図2(B)に示すように、パイプ1を閉じ、液体の供
給を停止する。尚、液体の流量を調節する場合、開閉弁
2のみで流量調節行い、開閉弁3は全開状態であっても
よく、あるいは、開閉弁2、3を同時に調節、停止操作
するようにしてもよい。
停止した後、下方に位置する開閉弁3のみを開放してパ
イプ1を全開の状態に拡げれば、パイプ1の供給口4内
部には負圧現象を生ずるので、供給口4付近に残ってい
る液体はパイプ1内に吸引され、パイプ1を容器9から
引き抜いても液漏れ、液垂れを生ずることはない。
を充填する場合には、前記と同じようにしてタンク8か
ら容器9に設定量の液体を供給するが、パイプ1内には
前の液体が付着しているので、これを洗浄して洗い流す
必要があるが、パイプ1を公知の洗浄装置に接続して内
部に洗浄水を流せば、パイプ1は直線状態であるから洗
浄水はパイプ1内を通り過ぎ、液体と洗浄水がパイプ1
内に残留することはなく、完全に洗浄を行うことができ
る。
弁2、3を設けた場合であるが、これに限定するもので
はなく、図4に示すように、3個の開閉弁2、2aおよ
び3をパイプ1に取り付けてもよい。この場合には、一
番上に位置する開閉弁2によって流通量の調節を行い、
液体の停止は開閉弁2aと3で同時に行えばよく、か
つ、液体の流通停止後に最も下に位置する開閉弁3を開
いて、パイプ1内を負圧状態とし、液漏れ、液垂れを防
止するようにしてもよい。
5、6間にパイプ1を挟み、一方の押圧板5を押圧板6
に対して移動させることにより液流量の調節や停止を行
う場合について説明したが、これに限定するものではな
く、例えば、ロボットが物を掴む際に使用していた公知
のクロスローラー型平行ハンドを開閉弁として使用する
ことも可能であり、更には、公知のピンチバルブを使用
してもよい。
装置は一本の柔軟性を有するパイプ1と複数の開閉弁
2、3からなり、開閉弁2、3はパイプ1の供給口4に
近い位置に取り付けるとともに上方に位置する開閉弁2
で液体の流量調節を行い、かつ、液体の供給量が設定値
に達したとき両開閉弁2、3でパイプ1を閉じて液体供
給を停止するようにしたので、簡単な構造で液体を速や
かに、かつ、精度よくタンク8から容器9に供給、充填
することができる。しかも、開閉弁3は閉じた後に開放
することによりパイプ1は拡げられるので、供給口4内
部には負圧現象を生じ、液体は内部に吸引されて液漏
れ、液垂れを生ずることがない。更に、パイプ1は一本
の直線状態であるから、一方の開口部から洗浄水を流せ
ば、そのまま他端の開口部から流出するので、パイプ1
内は簡単に洗浄され、パイプ1内に液体や洗浄水等が付
着して残ることがない。
また、(B)はパイプを閉じ、液体の流通を停止した状
態を示す平面図である。
態の説明図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 一本の柔軟性を有する液体供給パイプ1
と、複数の開閉弁2、3とからなり、開閉弁2、3はパ
イプ1の供給口4付近に取り付けたことを特徴とする液
体の充填弁装置。 - 【請求項2】 パイプ1に取り付ける開閉弁2、3は2
個である請求項1に記載する液体の充填弁装置。 - 【請求項3】 パイプ1に取り付ける開閉弁2、3は3
個である請求項1に記載する液体の充填弁装置。 - 【請求項4】 一本の柔軟性を有する液体供給パイプ1
と、このパイプ1の供給口4付近に取り付けた複数の開
閉弁2、3とからなり、開閉弁2、3を全開状態で液体
供給を行うとともに、少なくとも上方の開閉弁2で液体
流通量の調節を行い、供給量が設定値に達した時、両開
閉弁2、3を閉じて、液体供給を停止し、かつ、下方の
開閉弁3を開放してパイプ1の供給口4内を負圧状態と
すること特徴とする液体の充填方法。 - 【請求項5】 一本の柔軟性を有する液体供給パイプ1
と、このパイプ1の供給口4付近に取り付けた複数の開
閉弁2、2aおよび3とからなり、開閉弁2、2aおよ
び3を全開状態で液体供給を行うとともに、少なくとも
上方の開閉弁2で液体流通量の調節を行い、供給量が設
定値に達した時、開閉弁2a、3を閉じて、液体供給を
停止し、かつ、下方の開閉弁3を開放してパイプ1の供
給口4内を負圧状態とすること特徴とする液体の充填方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061062A JP2002255284A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 液体の充填弁装置および液体の充填方法 |
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Publications (1)
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Family
ID=18920411
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JP2001061062A Pending JP2002255284A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 液体の充填弁装置および液体の充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2001-03-06 JP JP2001061062A patent/JP2002255284A/ja active Pending
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