JP2002251523A - 投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法、投資支援方法、投資支援プログラムおよびそれを記録した記録媒体 - Google Patents

投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法、投資支援方法、投資支援プログラムおよびそれを記録した記録媒体

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JP2002251523A
JP2002251523A JP2001050084A JP2001050084A JP2002251523A JP 2002251523 A JP2002251523 A JP 2002251523A JP 2001050084 A JP2001050084 A JP 2001050084A JP 2001050084 A JP2001050084 A JP 2001050084A JP 2002251523 A JP2002251523 A JP 2002251523A
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JP
Japan
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investment
computer
information
evaluation
company
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English (en)
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Sugita Nakano
杉太 中野
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MEDIA WAVE Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数人の投資家によりそれぞれ使用される複数
の投資家コンピュータと、複数人の起業家によりそれぞ
れ使用される複数の起業家コンピュータとが通信ネット
ワークを介して互いに接続されて構成されたコンピュー
タ・ネットワーク環境において投資家と起業家との少な
くとも一方にとって有効な情報を提供することにより、
投資家の掘り起こしと起業家の開拓との少なくとも一方
を促進する。 【解決手段】各起業家により経営される各企業に関する
企業情報であって各起業家により各起業家コンピュータ
20に入力されたものに基づき、かつ、予め定められた
評価規則に従い、各企業への投資に関する評価である一
般的投資評価に関する一般的投資評価情報を作成する。
さらに、その作成された一般的投資評価情報を、インタ
ーネット40を介して、そのままかまたは予め定められ
た規則に従って加工して各投資家コンピュータ10に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して複数のコンピュータが互いに接続されたコンピ
ュータ・ネットワーク環境において投資家と起業家とに
情報交流の場を提供する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークを介して複数のコンピ
ュータが互いに接続されたコンピュータ・ネットワーク
環境において投資家と起業家とに情報交流の場を提供す
る技術が既にいくつか提案されている。
【0003】この種の技術の一従来例が特開平11−0
15878号公報に記載されている。この従来技術は、
投資家の投資意欲を活用することにより、創業後間もな
いベンチャー企業や小規模企業の育成を促進すること
と、投資家に対して企業情報を迅速かつ公平に開示する
ことにより、安全性および公平性が高い投資マートを形
成することを課題として提案されている。
【0004】具体的には、この従来技術は、コンピュー
タ・ネットワークに接続されたサーバ・コンピュータを
有する投資マートシステムであって、サーバ・コンピュ
ータが、(a)投資家会員からの要求に応じて、登録企
業に関する企業情報をその投資家会員に送信し、(b)
投資家会員からの登録企業に対する公開質問をその登録
企業に転送し、(c)その公開質問に対する登録企業か
らの回答をすべての投資家会員に送信し、(d)第三者
からなる審査委員会による各登録企業の評価の内容を各
投資家会員に送信するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ベンチャー企業への投
資を活発化するには、投資家の掘り起こしが必要であ
る。
【0006】投資家の掘り起こしには、潜在的な投資先
である起業家に関する情報を広く投資家に提供すること
が大切であるのはもちろんであるが、投資家が安心して
投資できる環境作りも必要である。投資家が投資後に背
負うこととなるリスクをできる限り軽減することが必要
なのであり、そのためには、投資先の経営上の将来性を
的確に判断するための情報、すなわち、投資前に各企業
への投資について行われた評価(投資アセスメント)に
関する情報を投資家に提供することが重要である。この
ように、投資家の掘り起こしには、投資家にとって有効
な情報を提供することにより、投資をめぐる環境をハイ
リスク・ハイリターンなものからローリスク・ハイリタ
ーンなものへ転換することが重要なのである。このよう
な転換を推進することは、特に、企業の経営分析に関し
て専門的な知識を持たない投資家を掘り起こすのに効果
的である。
【0007】ベンチャー企業への投資を活発化するに
は、さらに、潜在的な投資先である企業の将来性を積極
的に伸ばすための支援活動も必要である。
【0008】ベンチャー企業の中には、新製品や新技術
の開発の面では優れた力を発揮するが、生産や販売の面
では、設備や店舗が不足するなどの理由により、十分な
力を発揮できないベンチャー企業が存在する。特に、設
立当初のベンチャー企業にそのような傾向が多く見られ
る。したがって、優れた開発力を有するベンチャー企業
の育成を実現するためには、力が不足している面を外部
から支援するための外部支援情報をベンチャー企業に提
供することが望ましい。すなわち、そのような外部支援
情報がベンチャー企業にとって有効な情報なのである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】このよ
うな事情を背景として、本発明は、投資家と起業家との
少なくとも一方にとって有効な情報を提供することによ
り、投資家の掘り起こしと起業家の開拓との少なくとも
一方を促進することを課題としてなされたものであり、
本発明によって下記各態様が得られる。各態様は、請求
項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応
じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、
本明細書に記載の技術的特徴のいくつかおよびそれらの
組合せのいくつかの理解を容易にするためであり、本明
細書に記載の技術的特徴やそれらの組合せが以下の態様
に限定されると解釈されるべきではない。
【0010】(1) 複数人の投資家によりそれぞれ使
用される複数の投資家コンピュータと、複数人の起業家
によりそれぞれ使用される複数の起業家コンピュータと
に通信ネットワークを介して接続されたサーバ・コンピ
ュータを制御し、それにより、投資家による起業家への
投資を支援する方法であって、各起業家により経営され
る各企業に関する企業情報であって各起業家により各起
業家コンピュータに入力されたものに基づき、かつ、前
記サーバ・コンピュータにおいて予め定められた評価規
則に従い、各企業への投資に関する評価である一般的投
資評価に関する一般的投資評価情報を作成する第1作成
工程と、その作成された一般的投資評価情報をそのまま
かまたは予め定められた規則に従って加工して各投資家
コンピュータに送信する第1送信工程とを含む投資支援
用サーバ・コンピュータ制御方法。この方法によれば、
各起業家により経営される各企業に関する企業情報であ
って各起業家により各起業家コンピュータに入力された
ものに基づき、かつ、サーバ・コンピュータにおいて予
め定められた評価規則に従い、各企業への投資に関する
評価である一般的投資評価に関する一般的投資評価情報
が作成される。さらに、その作成された一般的投資評価
情報がそのままかまたは予め定められた規則に従って加
工して各投資家コンピュータに送信される。したがっ
て、この方法によれば、各投資家に、投資に先立ち、投
資先を選考するための情報として、各企業への投資に関
する評価である一般的投資評価に関する一般的投資評価
情報が提供されることとなる。よって、この方法によれ
ば、各投資家は、専門的な知識を不可欠とすることな
く、投資先の将来性をある程度の精度で評価することが
可能となり、その結果、各投資家が投資後に背負うこと
となるリスクを軽減することが容易となる。本項におけ
る「コンピュータ」は、種々の用途および形態を採用す
ることが可能であり、例えば、汎用コンピュータを意味
するものとしたり、専用コンピュータを意味するものと
したり、携帯電話機およびPHSを含む移動電話機にお
けるコンピュータを意味するものとしたり、電子メモに
通信機能が付加された携帯情報端末におけるコンピュー
タを意味するものとすることが可能である。 (2) 前記企業情報が、前記企業の資本力と、経営力
と、開発力と、生産力と、販売力と、宣伝力とのうちの
少なくとも2つの項目に関して数量化された複数の数値
により表現されるものであり、前記評価規則が、それら
複数の数値を予め定められた数式に代入することによっ
て一般的投資評価点を算出するものであり、前記一般的
投資評価が、その算出された一般的投資評価点により数
量化されて表現されるものである(1)項に記載の投資
支援用サーバ・コンピュータ制御方法。 (3) 前記サーバ・コンピュータに前記通信ネットワ
ークを介して、専門家により使用される専門家コンピュ
ータが接続されており、当該方法が、さらに、各起業家
により経営される各企業への投資に関する前記専門家に
よる評価である専門的投資評価に関する専門的投資評価
情報であって前記専門家により前記専門家コンピュータ
に入力されたものをそのままかまたは予め定められた規
則に従って加工して各投資家コンピュータに送信する第
2送信工程を含む(1)または(2)項に記載の投資支
援用サーバ・コンピュータ制御方法。この方法において
は、サーバ・コンピュータに通信ネットワークを介し
て、専門家により使用される専門家コンピュータが接続
されており、それにより、各投資家に、一般的投資評価
情報に加えて、専門家による専門的投資評価情報も提供
することが可能となる。よって、この方法によれば、各
投資家は、投資に先立ち、投資先の将来性をより多くの
情報により総合的に評価することが可能となる。 (4) さらに、前記専門的投資評価情報を作成したか
または作成する予定の専門家に関する専門家情報を各投
資家コンピュータに送信する第3送信工程を含む(3)
項に記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
一般に、投資家は、専門家による専門的投資評価情報を
検討する際には、その専門家のプロフィール、経歴等、
その本人に関する情報を参照したいと希望する場合が多
い。そこで、本項に係る方法においては、専門的投資評
価情報を作成したかまたは作成する予定の専門家に関す
る専門家情報が各投資家コンピュータに送信される。し
たがって、この方法によれば、各投資家は、専門家情報
を参照しつつ、専門家による専門的投資評価情報を検討
することが可能となり、その結果、各投資家は、その専
門的投資評価情報を自分なりに分析して利用することが
可能となる。 (5) 前記専門的投資評価が、前記企業の資本力と、
経営力と、開発力と、生産力と、販売力と、宣伝力との
うちの少なくとも2つの項目に関して行われるととも
に、その評価結果が数量化されて表現されるものである
(3)または(4)項に記載の投資支援用サーバ・コン
ピュータ制御方法。 (6) 前記専門家情報が、前記専門家のプロフィール
と、過去の執筆・投稿活動等の経歴と、評価を得意とす
る分野と、前記複数人の投資家が前記複数の投資家コン
ピュータの各画面上で前記専門家による専門的投資評価
情報を参照した回数と、その専門家による評価の信頼度
との少なくとも1つにより表現されるものである(4)
または(5)項に記載の投資支援用サーバ・コンピュー
タ制御方法。 (7) 前記専門家コンピュータが、複数人の専門家に
よりそれぞれ使用される複数の専門家コンピュータとし
て、前記通信ネットワークを介して前記サーバ・コンピ
ュータに接続されており、同じ各企業に関する前記専門
的投資評価が、それら複数人の専門家によりそれぞれ行
われるものであり、前記第2送信工程が、同じ各企業に
関する前記複数人の専門家による複数の専門的投資評価
に関する専門的投資評価情報をそのままかまたは予め定
められた規則に従って加工して各投資家コンピュータに
送信する第4送信工程を含む(3)ないし(6)項のい
ずれかに記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方
法。前記(3)ないし(6)項のいずれかに係る方法
は、専門的投資評価を唯一の専門家により行う態様で実
施することが可能である。しかし、専門的投資評価は、
前述の一般的投資評価より主観的であって、その評価に
偏りが生じる傾向がある。そこで、本項に係る方法にお
いては、専門的投資評価が複数人の専門家によりそれぞ
れ行われ、それら複数人の専門家による複数の専門的投
資評価情報が各投資家コンピュータに送信される。した
がって、この方法によれば、各投資家は、同じ各企業に
関し、複数人の専門家による複数の専門的投資評価情報
を入手して、それらについて総合的に自ら思索すること
が可能となる。 (8) さらに、同じ各企業に関する前記複数の専門的
投資評価情報を総合して1つの総合専門的投資評価情報
を作成する第2作成工程を含み、かつ、前記第4送信工
程が、その作成された総合専門的投資評価情報をそのま
まかまたは予め定められた規則に従って加工して各投資
家コンピュータに送信する工程を含む(7)項に記載の
投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。この方法に
よれば、同じ各企業に関する複数の専門的投資評価情報
を総合して1つの総合専門的評価情報が自動的に作成さ
れ、その作成された総合専門的評価情報がそのままかま
たは予め定められた規則に従って加工されて各投資家コ
ンピュータに送信される。したがって、この方法によれ
ば、各投資家は、自ら思索することなく、同じ各企業に
関する複数の専門的投資評価情報に対する統一的な見解
を自動的に入手可能となる。 (9) 前記複数の専門的投資評価情報がそれぞれ、そ
れを数量化した複数の個別専門的投資評価点により表現
されるものであり、前記総合専門的投資評価情報が、そ
れら複数の個別専門的投資評価点をそれぞれ、各専門家
ごとに設定された重みを加味して加算することにより、
その結果を数量化して表現されるものである(8)項に
記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。この
方法によれば、各専門家ごとの専門的投資評価情報であ
る個別専門的投資評価情報の、総合専門的投資評価に対
する重要度を反映しつつ、総合専門的投資評価情報を作
成することが可能となる。 (10) 前記サーバ・コンピュータに前記通信ネット
ワークを介して、専門家により使用される専門家コンピ
ュータが接続されており、当該方法が、さらに、前記企
業情報であって各起業家により各起業家コンピュータに
入力されたものに基づき、かつ、前記サーバ・コンピュ
ータにおいて予め定められた評価規則に従い、各企業へ
の投資に関する評価である一般的投資評価に関する一般
的投資評価情報を作成するとともに、その作成された一
般的投資評価情報と、各企業への投資に関する前記専門
家による評価である専門的投資評価に関する専門的投資
評価情報であって前記専門家により前記専門家コンピュ
ータに入力されたものとを各企業ごとに総合して1つの
総合投資評価情報を作成する第3作成工程を含み、か
つ、前記第1送信工程が、その作成された総合投資評価
情報をそのままかまたは予め定められた規則に従って加
工して各投資家コンピュータに送信する工程を含む
(1)ないし(9)項のいずれかに記載の投資支援用サ
ーバ・コンピュータ制御方法。前記(1)ないし(9)
項のいずれかに係る方法においては、一般的投資評価
は、過去の統計に基づいて客観的に実行される傾向を有
するため、過去における企業と同様の事業環境を有する
企業の将来性を比較的的確に評価し得る反面、いままで
にない新しい事業環境を有する企業の将来性を的確に評
価し得るとは言い難い。これに対し、専門的投資評価
は、専門家の直感に基づいて主観的に実行される傾向を
有するため、いままでにない新しい事業環境を有する企
業の将来性を比較的的確に評価し得る場合がある。そこ
で、本項に係る方法においては、それら2種類の評価の
利点を一緒に採用するために、一般的投資評価情報と専
門的投資評価情報とを各企業ごとに総合して1つの総合
投資評価情報が作成され、その作成された総合投資評価
情報がそのままかまたは予め定められた規則に従って加
工して各投資家コンピュータに送信される。したがっ
て、この方法によれば、各投資家は、現に注目している
企業の将来性を、一般的な観点と専門的な観点との双方
から、的確に評価することが容易になる。 (11) 前記一般的投資評価情報が、それを数量化し
た一般的投資評価点により表現されるものであり、前記
専門的投資評価情報が、それを数量化した専門的投資評
価点により表現されるものであり、前記総合投資評価情
報が、それら一般的投資評価点と専門的投資評価点とを
それぞれ、各評価点ごとに設定された重みを加味して加
算することにより、その結果を数量化した評価指数によ
り表現されるものである(10)項に記載の投資支援用
サーバ・コンピュータ制御方法。 (12) 複数人の投資家によりそれぞれ使用される複
数の投資家コンピュータと、複数人の起業家によりそれ
ぞれ使用される複数の起業家コンピュータとに通信ネッ
トワークを介して接続されたサーバ・コンピュータを制
御し、それにより、投資家による起業家への投資を支援
する方法であって、各起業家が企業を経営するために生
産力と販売力との少なくとも一方である企業要素が不足
する場合に、その不足する企業要素をその企業外におい
て補うことを支援するための外部支援情報を収集する収
集工程と、その収集された外部支援情報をそのままかま
たは予め定められた規則に従って加工して各起業家コン
ピュータに送信する送信工程とを含む投資支援用サーバ
・コンピュータ制御方法。この方法においては、各起業
家が企業を経営するために生産力と販売力との少なくと
も一方である企業要素が不足する場合に、その不足する
企業要素をその企業外において補うことを支援するため
の外部支援情報がサーバ・コンピュータにより収集さ
れ、さらに、その収集された外部支援情報がそのままか
または予め定められた規則に従って加工されて各起業家
コンピュータに送信される。したがって、この方法によ
れば、各起業家に、企業が不足する企業要素をその企業
外において補うことを支援するための外部支援情報が提
供され得る。よって、この方法によれば、各起業家は、
外部支援情報の提供により、不足する企業要素を容易に
補い、それにより、各企業の将来性を伸ばすことが容易
になる。その結果、この方法によれば、投資家による投
資チャンスが増大する。 (13) 前記サーバ・コンピュータに前記通信ネット
ワークを介して、他の企業を生産力と販売力との少なく
とも一方に関して支援可能である支援企業により使用さ
れる支援企業コンピュータが接続されており、前記収集
工程が、前記外部支援情報を前記支援企業から前記支援
企業コンピュータを介して受信することにより、外部支
援情報を収集する工程を含む(12)項に記載の投資支
援用サーバ・コンピュータ制御方法。この方法において
は、サーバ・コンピュータに通信ネットワークを介し
て、他の企業を生産力と販売力との少なくとも一方に関
して支援可能である支援企業により使用される支援企業
コンピュータが接続されており、その支援企業コンピュ
ータを介して外部支援情報が支援企業から受信されるこ
とにより、外部支援情報が収集される。したがって、こ
の方法によれば、各起業家は、外部支援情報を支援企業
から入手可能となり、それにより、有効な外部支援情報
を容易に入手可能となる。 (14) いずれかの起業家により経営される企業が、
製品を生産して販売することを事業内容とするものであ
り、前記外部支援情報が、その企業により生産された製
品を販売する販売ルートに関する情報を含む(13)項
に記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。こ
の方法によれば、いずれかの起業家により経営される企
業が製品を生産して販売することを事業内容とする場合
に、その企業により生産された製品を将来販売するため
の販売ルートに関する情報がそのいずれかの起業家に提
供され得る。 (15) 複数人の投資家によりそれぞれ使用される複
数の投資家コンピュータと、複数人の起業家によりそれ
ぞれ使用される複数の起業家コンピュータとに通信ネッ
トワークを介して接続されたサーバ・コンピュータを制
御し、それにより、投資家による起業家への投資を支援
する方法であって、各起業家により経営される各企業に
関する企業情報を各投資家コンピュータに送信する第1
送信工程と、各投資家に関する投資家情報を各起業家コ
ンピュータに送信する第2送信工程とを含む投資支援用
サーバ・コンピュータ制御方法。この方法によれば、各
投資家は企業情報を、各起業家は投資家情報をそれぞれ
入手可能となり、投資家による起業家への投資促進を容
易に図り得る。この方法は、前記(1)ないし(14)
項のいずれかに記載の特徴と共に実施することが可能で
ある。 (16) 複数人の投資家によりそれぞれ使用される複
数の投資家コンピュータと、複数人の起業家によりそれ
ぞれ使用される複数の起業家コンピュータとに通信ネッ
トワークを介して接続されたサーバ・コンピュータを制
御し、それにより、投資家による起業家への投資を支援
する方法であって、複数人の投資家のいずれかがいずれ
かの起業家に投資するためにそれら複数人の投資家が参
加可能な入札を案内するための入札案内情報を前記複数
の投資家コンピュータに送信する第1送信工程と、その
入札案内情報を受信した各投資家コンピュータを介した
各投資家からの入札のリクエストに応答し、その入札の
リクエストを行った投資家に関する投資家情報および入
札投資額であってその投資家によりそれの投資家コンピ
ュータに入力されたものを前記いずれかの起業家のため
の起業家コンピュータに送信する第2送信工程とを含む
投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。この方法に
よれば、同じ起業家に関心を持つ複数人の投資家間に競
争原理が導入され、その結果、起業家にとって有利な投
資家を容易に掘り出すことが可能となる。この方法は、
前記(1)ないし(15)項のいずれかに記載の特徴を
採用して実施することが可能である。 (17) 複数人の投資家によりそれぞれ使用される複
数の投資家コンピュータと、複数人の起業家によりそれ
ぞれ使用される複数の起業家コンピュータとが通信ネッ
トワークを介して互いに接続されて構成されたコンピュ
ータ・ネットワーク環境において投資家による起業家へ
の投資を支援する方法であって、各起業家により経営さ
れる各企業に関する企業情報であって各起業家により各
起業家コンピュータに入力されたものに基づき、かつ、
予め定められた評価規則に従い、各企業への投資に関す
る評価である一般的投資評価に関する一般的投資評価情
報を作成する第1作成工程と、その作成された一般的投
資評価情報をそのままかまたは予め定められた規則に従
って加工して各投資家コンピュータに送信する第1送信
工程とを含む投資支援方法。この方法によれば、前記
(1)項に係る方法におけると基本的に同じ原理に従
い、同様な作用効果が実現され得る。本項における「コ
ンピュータ・ネットワーク環境」は、前記(1)項にお
ける「サーバ・コンピュータ」が投資家コンピュータか
らも起業家コンピュータからも物理的に独立して存在す
る形式としたり、それら投資家コンピュータと起業家コ
ンピュータとの少なくとも一方が「サーバ・コンピュー
タ」としての機能も兼ねる形式とすることが可能であ
る。本項に係る方法の、前記(1)項に係る方法に対す
る関係は、前記(2)ないし(16)項のいずれかに係
る方法にも適用することが可能であり、その適用によれ
ば、それら(2)ないし(16)項のいずれかに係る方
法を、投資家コンピュータからも起業家コンピュータか
らも物理的に独立した「サーバ・コンピュータ」を使用
しない態様で実施することが可能となる。 (18) (1)ないし(17)項のいずれかに記載の
方法を実施するためにコンピュータにより実行される投
資支援プログラム。このプログラムがコンピュータによ
り実行されれば、前記(1)ないし(17)項のいずれ
かに記載の方法におけると基本的に同じ原理に従い、同
様な効果が実現され得る。このプログラムは、それの機
能を果たすためにコンピュータにより実行される指令の
組合せのみならず、各指令に従ってコンピュータにより
処理されるファイルやデータをも含むように解釈するこ
とが可能である。 (19) (18)項に記載の投資支援プログラムをコ
ンピュータ読取り可能に記録した記録媒体。この記録媒
体に記録されたプログラムがコンピュータにより実行さ
れれば、前記(1)ないし(17)項のいずれかに記載
の方法におけると基本的に同じ原理に従い、同様な効果
が実現され得る。本項における「記録媒体」は種々の形
式を採用可能であり、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク等の磁気記録媒体、CD、CD−ROM等の光
記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、ROM等のアンリ
ムーバブル・ストレージ等の少なくとも1つを採用可能
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的な実
施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1には、本発明の第1実施形態に従う投
資支援方法が実施されるコンピュータ・ネットワーク環
境がブロック図で概念的に示されている。
【0013】このコンピュータ・ネットワーク環境にお
いては、複数人の投資家によりそれぞれ使用される複数
の投資家コンピュータ10と、複数人の起業家によりそ
れぞれ使用される複数の起業家コンピュータ20と、複
数人の専門家によりそれぞれ使用される複数の専門家コ
ンピュータ30とが、通信ネットワークとしてのインタ
ーネット40を介してサーバ・コンピュータ50に接続
されている。そのサーバ・コンピュータ50は、この投
資支援方法を実施して投資アセスメントというサービス
をインターネット40上でクライアントとしての投資家
および起業家に提供する管理者により使用される。
【0014】図2には、そのサーバ・コンピュータ50
のハードウエア構成が概念的にブロック図で示されてい
る。このサーバ・コンピュータ50は、よく知られてい
るように、プロセシング・ユニット(同図において「P
U」で表す)52とストレージ53としての主記憶装置
54および補助記憶装置56とがバス58により互いに
接続されて構成されている。
【0015】主記憶装置54には、この投資アセスメン
ト・サービスを提供するためのメインプログラム、アク
セス回数カウントプログラムおよび評価指数計算プログ
ラムを始めとし、各種アプリケーション・ソフトが予め
記憶されている。これに対して、補助記憶装置56に
は、投資家情報、企業情報、専門化情報および評価情報
を始めとし、各種情報が随時記憶される。
【0016】図3には、図2におけるメインプログラム
の内容が概念的にフローチャートで表されている。ただ
し、同図には、そのメインプログラムのうち本発明との
関連が特に深い部分が取り出されて示されている。
【0017】このメインプログラムは、クライアントか
らのアクセスがサーバ・コンピュータ50に対して行わ
れることに応答してそのサーバ・コンピュータ50によ
り実行される。
【0018】このメインプログラムにおいては、まず、
ステップS1(以下、単に「S1」で表す。他のステッ
プについても同じとする)において、この投資アセスメ
ント・サービスのためのトップページをクライアントの
ためのクライアント・コンピュータ(投資家コンピュー
タ10または起業家コンピュータ20)のモニターの画
面上に表示するための表示データがインターネット40
を介してそのクライアント・コンピュータに送信され
る。その表示データを受信したクライアント・コンピュ
ータは、それのブラウザにより、その受信した表示デー
タを可視化して自身の画面上に表示する。
【0019】このように、このS1においては、サーバ
・コンピュータ50からクライアント・コンピュータへ
の表示データの送信と、その表示データのそのクライア
ント・コンピュータによるブラウジングとが行われ、そ
れらにより、クライアントがトップページを閲覧するこ
とが可能となるのであるが、以下、説明を簡単にするた
めに、それらの一連の手続きを単に、「トップページが
クライアント・コンピュータの画面上に表示される」と
表現する。このような便宜的な表現は、他のデータまた
は情報をサーバ・コンピュータ50がクライアント・コ
ンピュータにそれの画面上で表示させる場合にも使用す
る。
【0020】図4には、そのトップページが画面イメー
ジで示されている。このトップページにおいては、「投
資アセスメント」というサービスの名称およびそれの簡
単な説明文と共に、「メニュー」という項目と、「投資
家の方へ」という項目と、「起業家の方へ」という項目
と、「メール」という項目とが表示されている。それら
複数の項目は、例えばクライアントがクライアント・コ
ンピュータの入力装置としてのマウスをクリックする操
作により、クライアントによって選択されるために表示
されている。
【0021】その後、図3のS2において、それら複数
の項目のいずれかがクライアントにより選択されるのが
待たれる。今回は、クライアントにより「メニュー」と
いう項目が選択されたと仮定すれば、S3において、
「投資アセスメント」というサービスのメニューがクラ
イアント・コンピュータの画面上に表示される。
【0022】図5には、その「投資アセスメント」のメ
ニューのためのページが画面イメージで示されている。
このページにおいては、このページの名称およびこの投
資アセスメント・サービスの簡単な説明文と共に、「詳
細説明」という項目と、「登録済みの方へ」という項目
と、「ニューフェイス」という項目と、「トップページ
へ戻る」という項目とが、クライアントにより選択可能
な項目として表示されている。
【0023】その後、図3のS4において、それら複数
の項目のいずれかがクライアントにより選択されるのが
待たれる。今回は、クライアントにより「トップページ
へ戻る」という項目が選択されたと仮定すれば、直ちに
S1に戻る。
【0024】これに対して、クライアントにより「詳細
説明」という項目が選択された場合には、この投資アセ
スメント・サービスの内容の詳細を説明するためのペー
ジ(図示しない)がクライアント・コンピュータの画面
上に表示される。また、「登録済みの方へ」という項目
が選択された場合には、このサービスの提供を受け得る
会員として既に登録が済んでいるクライアントのための
ページ(図示しない)がクライアント・コンピュータの
画面上に表示される。また、「ニューフェイス」という
項目が選択された場合には、このサービスの提供を受け
得る会員として新たに登録されたクライアントを紹介す
るのためのページ(図示しない)がクライアント・コン
ピュータの画面上に表示される。
【0025】以上、クライアントが図4のトップページ
において「メニュー」という項目を選択した場合を説明
したが、「投資家の方へ」という項目を選択した場合に
は、図3のS5において、投資家のためのページがクラ
イアント・コンピュータの画面上に表示される。
【0026】図6には、その投資家のためのページが画
面イメージで示されている。このページにおいては、こ
のページの名称およびこの投資アセスメント・サービス
の簡単な説明文と共に、「登録画面」という項目と、
「メンバーの方へ」という項目と、「ニューフェイス」
という項目と、「トップページへ戻る」という項目と
が、クライアントにより選択可能な項目として表示され
ている。
【0027】その後、図3のS6において、それら複数
の項目のいずれかがクライアント(今回は投資家)によ
り選択されるのが待たれる。今回は、クライアントによ
り「登録画面」という項目が選択されたと仮定すれば、
S7において、投資家情報の登録というページがクライ
アント・コンピュータの画面上に表示される。
【0028】図7には、その投資家情報の登録というペ
ージが画面イメージで示されている。このページにおい
ては、このページの名称と共に、クライアントが投資家
会員として登録されるためにそのクライアントが記入す
べき内容が項目ごとに表示されている。このページにお
いては、さらに、「送信」という項目が、クライアント
により選択可能な項目として表示されている。
【0029】その後、図3のS8において、クライアン
トにより上記ページに対してデータ入力が行われる。続
いて、S9において、そのクライアントにより「送信」
という項目が選択されたか否かが判定される。選択され
た場合には、判定がYESとなり、S10において、ク
ライアントにより入力されたデータが投資家情報として
サーバ・コンピュータ50に送信される。その投資家情
報を受信したサーバ・コンピュータ50は、その投資家
情報を補助記憶装置56に保存する。その後、S5に戻
る。
【0030】なお付言すれば、クライアントが投資家会
員として登録された場合には、例えば、この投資アセス
メント・サービスの管理者により、そのクライアントに
固有のパスワードが設定されてそのクライアントに連絡
される。その連絡は、インターネット40を利用して簡
易に行ったり、機密性を重視し、書面で郵送により行わ
れる。
【0031】さらに付言すれば、管理者がクライアント
としての投資家のためにパスワードを設定する際には、
管理者は、起業家に関する情報をその投資家が閲覧する
際にその投資家に対して開示されることが許可される情
報の機密性に関するレベルも設定する。本実施形態にお
いては、3つの開示許可レベルが用意されている。この
開示許可レベルの設定は、基本的には投資家の依頼に応
じて行われるが、起業家が個々の投資家に対して開示許
可レベルの設定を許可することが条件とされる場合もあ
る。
【0032】そのようにして設定される開示許可レベル
が高いほど、機密性の高い情報が起業家から投資家に対
して開示されることになる。したがって、投資家に対す
る課金が条件とされる場合があり、この場合には、例え
ば、投資家から徴収した費用が起業家と管理者とにより
分配される場合がある。
【0033】以上、図4に示すページにおいて「投資家
の方へ」という項目がクライアントにより選択され、か
つ、図6に示すページにおいて「登録画面」という項目
がクライアントにより選択された場合を説明したが、次
に、図4に示すページにおいて「起業家の方へ」という
項目が選択された場合を説明する。
【0034】この場合、図3のS11において、起業家
のためのページがクライアント・コンピュータの画面上
に表示される。
【0035】図8には、その起業家のためのページが画
面イメージで示されている。このページにおいては、こ
のページの名称と共に、「登録画面」という項目と、
「投資家情報」という項目と、「ニューフェイス」とい
う項目と、「トップページへ戻る」という項目とが、ク
ライアントにより選択可能な項目として表示されてい
る。
【0036】その後、図3のS12において、それら複
数の項目のいずれかがクライアント(今回は起業家)に
より選択されるのが待たれる。今回は、クライアントに
より「登録画面」という項目が選択されたと仮定すれ
ば、S13において、企業情報の登録というページがク
ライアント・コンピュータの画面上に表示される。
【0037】図9には、その企業情報の登録というペー
ジが画面イメージで示されている。このページにおいて
は、このページの名称と共に、クライアント(今回は起
業家)が起業家会員として登録されるためにそのクライ
アントが記入すべき内容が項目ごとに表示されている。
クライアントが記入すべき項目としては、そのクライア
ントが経営する企業の所在地、電話番号、事業内容等、
形式的な項目や、その企業の資本力、経営力、開発力、
生産力、販売力、宣伝力等、その企業の将来性を評価す
るために参照される実体的な項目がある。このページに
おいては、さらに、「送信」という項目が、クライアン
トにより選択可能な項目として表示されている。
【0038】その後、図3のS14において、クライア
ントにより上記ページに対してデータ入力が行われる。
続いて、S15において、そのクライアントにより「送
信」という項目が選択されたか否かが判定される。選択
された場合には、判定がYESとなり、S16におい
て、クライアントにより入力されたデータが企業情報と
してサーバ・コンピュータ50に送信される。その企業
情報を受信したサーバ・コンピュータ50は、その企業
情報を補助記憶装置56に保存する。その後、S11に
戻る。
【0039】図8に示すページにおいてクライアント
(今回は起業家)が今回は、「投資家情報」という項目
を選択したと仮定すると、S17において、補助記憶装
置56に保存されている投資家情報が読み出され、それ
がクライアント・コンピュータの画面上に表示される。
これにより、クライアントは、自分の企業に投資する可
能性のある投資家に関して知識を得ることが可能とな
る。その後、S11に戻る。
【0040】以上、図4に示すページにおいて「起業家
の方へ」という項目がクライアントにより選択され、か
つ、図8に示すページにおいて「投資家情報」という項
目がクライアントにより選択された場合を説明したが、
次に、図4に示すページにおいてクライアント(今回は
投資家または起業家)により「メール」という項目が選
択された場合を説明する。
【0041】この場合、図3のS18において、クライ
アントが送信先とメッセージとを記入するためのページ
(図示しない)がクライアント・コンピュータの画面上
に表示される。その後、S19において、そのクライア
ントによるデータ入力が今回ページに対して行われる。
続いて、S20において、クライアントにより「送信」
という項目が選択されたか否かが判定される。選択され
た場合には、判定がYESとなり、S21において、ク
ライアントにより記入されたメッセージが、指定された
送信先に直接に、すなわち、サーバ・コンピュータ50
を経由せずに送信される。その後、S1に戻る。
【0042】次に、クライアントが、図4に示すページ
において「投資家の方へ」という項目を選択し、続い
て、図6に示すページにおいて「メンバーの方へ」とい
う項目を選択した場合を説明する。ここに「メンバーの
方へ」という表現は、「投資家会員の方へ」という意味
である。
【0043】この場合、図3のS22において、クライ
アント(今回は投資家)の名前とパスワードとをクライ
アント・コンピュータに入力することを指示するための
表示がそのクライアント・コンピュータの画面上に表示
される。図10には、その表示が画面イメージで示され
ている。
【0044】その後、図3のS23において、クライア
ントによりそれの名前とパスワードとが入力されるとと
もに、画面上において「チェック実行」という項目(図
10参照)が選択される。
【0045】続いて、S24において、それら入力され
た名前とパスワードとの照合が行われることにより、個
人認証が行われる。その後、S25において、今回のク
ライアントが投資家会員本人であるか否か、すなわち、
個人認証が成立したか否かが判定される。個人認証が成
立しなかった場合には、S22に戻り、名前とパスワー
ドとを再度入力することが促される。これに対して、個
人認証が成立した場合には、S26に移行する。
【0046】このS26においては、今回のクライアン
トに設定されている開示許可レベルが「1」(最も低い
開示許可レベル)であるか、「2」(中程度の開示許可
レベル)であるか、「3」(最も高い開示許可レベル)
であるかが判定される。
【0047】今回は、開示許可レベルが「1」であると
仮定すれば、S27において、複数の起業家に関する情
報がクライアント・コンピュータの画面上に一覧表示さ
れるのであるが、それに先立ち、図2におけるアクセス
回数カウントプログラムと評価指数計算プログラムとが
実行される。
【0048】アクセス回数カウントプログラムによれ
ば、後述の一覧表示において投資家がさらに詳しい情報
を閲覧すべく、投資家により、各起業家により経営され
る各企業(会社ともいう)がこの投資アセスメント・サ
ービス上でこれまでに選択された回数がアクセス回数と
してカウントされる。
【0049】図11には、評価指数計算プログラムの内
容がフローチャートにより概念的に表されている。
【0050】この評価指数計算プログラムが実行されれ
ば、まず、S101において、評価指数を計算するため
に参照することが必要な企業情報が補助記憶装置56か
ら読み出される。
【0051】次に、その読み出された企業情報に基づ
き、各企業ごとに一般的投資評価点が計算される。この
一般的投資評価点は、図12に示すように、企業の資本
力と、経営力と、開発力と、生産力と、販売力と、宣伝
力とを複数の項目とし、かつ、それら複数の項目に関し
て企業を5段階で評価するものである。企業の特性を各
項目ごとに、5段階で変化する数値Xにより数量化して
評価するものなのである。各項目ごとの数値は、予め定
められた式に代入され、それにより、各企業ごとに一般
的投資評価点PGが計算される。
【0052】その計算式は、例えば、 PG=X・K+X・K+X・K+X・K
+X・K+X・K とすることが可能である。ただし、 XないしX:資本力ないし宣伝力を数量化した数値 KないしK:各項目ごとに設定された重み
【0053】その後、図11のS103において、各企
業ごとに個別専門的投資評価点が補助記憶装置56から
読み出される。
【0054】ところで、この投資アセスメント・サービ
スにおいては、同じ各企業に関し、複数人の専門家によ
る専門的評価が個別に行われ、その結果が随時、各専門
家コンピュータ30からサーバ・コンピュータ50に送
信されて補助記憶装置56に評価情報(図2参照)とし
て保存されるようになっている。
【0055】この際、各専門家は、上述の一般的投資評
価におけるに準じて、企業の資本力と、経営力と、開発
力と、生産力と、販売力と、宣伝力とを複数の項目と
し、かつ、それら複数の項目に関して企業を5段階で評
価する。企業の特性を各項目ごとに、5段階で変化する
数値Yにより数量化して評価するものなのである。さら
に、各専門家は、各企業ごとに、総合的に評価し、その
結果を、5段階で変化する個別専門的投資評価点として
決定する。さらにまた、各専門家は、各企業ごとに、投
資家が注目すべき事項等をコメントとして文章により作
成する。そして、それら評価の内容やコメントが、各専
門家に関連付けて、評価情報として補助記憶装置56に
保存される。
【0056】続いて、S104において、各企業ごとに
総合専門的投資評価点PEOが計算される。各企業ごと
に、上述の複数人の専門家による複数の個別専門的投資
評価点PEI(専門家の番号i:1〜n)が、予め定
められた式に代入され、それにより、各企業ごとに総合
専門的投資評価点PEOが計算される。
【0057】その計算式は、例えば、 PEO=PEI・κ+・・・+PEI・κ とすることが可能である。ただし、 κないしκ:各専門家ごとに設定された重み
【0058】その後、S105において、前述の一般的
投資評価点PGと、上述の総合専門的投資評価点PEO
とが、予め定められた式に代入され、それにより、各企
業ごとに評価指数IAが計算される。
【0059】その計算式は、例えば、 IA=PG・k+PEO・k とすることが可能である。ただし、 k:一般的投資評価点PGに対して設定された重み k:総合専門的投資評価点PEOに対して設定された
重み
【0060】このようにして計算された評価指数等は補
助記憶装置56に評価情報として保存される。以上で、
この評価指数計算プログラムの実行が終了する。
【0061】その後、図3のS27において、補助記憶
装置56に保存されている企業情報に基づき、複数人の
起業家により経営される複数の企業が、会社名と事業内
容とアクセス回数(上記アクセス回数カウントプログラ
ムの実行により取得されたもの)と評価指数(上記評価
指数計算プログラムの実行により取得されたもの)とに
関して、クライアント・コンピュータの画面上に表示さ
れる。図13には、その一覧表示のためのページが画面
イメージで示されている。
【0062】続いて、クライアントによりいずれかの会
社名においてマウスがクリックされるか、または検索キ
ーとして会社名が入力されて検索実行という項目が選択
されることに応答し、図3のS28において、そのよう
にしてクライアントにより指定された会社に関する企業
情報であってそのクライアントに設定されている開示許
可レベル(今回は「1」)に応じたものが補助記憶装置
56において検索される。
【0063】その後、S29において、その検索結果が
表示される。図14には、クライアントにより会社Aが
選択された場合を例にとり、その検索結果が画面イメー
ジで示されている。
【0064】続いて、S30において、クライアントに
より「トップページへ戻る」という項目が選択されたか
否かが判定される。選択された場合には、S1に戻る
が、選択されなかった場合には、S28に戻る。
【0065】以上、クライアントに設定されている開示
許可レベルが「1」である場合を説明したが、「2」で
ある場合には、S31に移行する。このS31の実行に
先立ち、S27の場合と同様にして、アクセス回数カウ
ントプログラムと評価指数計算プログラムとが実行され
る。
【0066】このS31においては、S27におけると
同じ内容がクライアント・コンピュータの画面上に表示
される。その後、クライアントの操作に応答し、S32
において企業情報の検索が行われるが、今回は、開示許
可レベルが「2」であるため、「1」である場合より詳
細な企業情報が検索されることとなる。続いて、S33
において、その検索結果が表示される。図15には、ク
ライアントによりA会社が選択された場合を例にとり、
その検索結果が画面イメージで示されている。
【0067】続いて、S34において、クライアントに
より「トップページへ戻る」という項目が選択されたか
否かが判定される。選択された場合には、S1に戻る
が、選択されなかった場合には、S32に戻る。
【0068】以上、クライアントに設定されている開示
許可レベルが「1」である場合と「2」である場合とを
説明したが、「3」である場合には、S35に移行す
る。このS35の実行に先立ち、S27およびS31の
場合と同様にして、アクセス回数カウントプログラムと
評価指数計算プログラムとが実行される。
【0069】このS35においては、S27およびS3
1におけると同じ内容がクライアント・コンピュータの
画面上に表示される。その後、クライアントの操作に応
答し、S36において企業情報の検索が行われるが、今
回は、開示許可レベルが「3」であるため、「1」であ
る場合よりも「2」である場合よりも詳細な企業情報が
検索されることとなる。続いて、S37において、その
検索結果が表示される。図16には、クライアントによ
り会社Aが選択された場合を例にとり、その検索結果が
画面イメージで示されている。
【0070】図16に示すページにおいては、その検索
結果の他に、「専門家による評価」という項目と、「ト
ップページへ戻る」という項目とが、クライアントによ
り選択可能な項目として表示されている。
【0071】今回は、クライアントにより「専門家によ
る評価」という項目が選択されなかったと仮定すれば、
図3におけるS38の判定がNOとなり、S39におい
て、クライアントにより「トップページへ戻る」という
項目が選択されたか否かが判定される。選択された場合
には、S1に戻るが、選択されなかった場合には、S3
6に戻る。
【0072】これに対して、今回は、クライアントによ
り「専門家による評価」という項目が選択されたと仮定
すれば、S38の判定がYESとなり、S40におい
て、クライアントにより現に選択されている会社に関し
て複数人の専門家が行った専門的投資評価の内容が補助
記憶装置56から読み出されてクライアント・コンピュ
ータの画面上に表示される。図17には、クライアント
により会社Aが選択された場合を例にとり、その専門的
投資評価の内容が画面イメージで示されている。
【0073】その後、クライアントによりいずれかの専
門家名においてマウスがクリックされるか、または検索
キーとして専門家名が入力されて検索実行という項目が
選択されると、S41の判定がYESとなる。
【0074】この場合には、S42において、クライア
ントにより選択された専門家に関する情報が補助記憶装
置56(その情報は予め記憶されている)において検索
されるとともに、その検索結果がクライアント・コンピ
ュータの画面上に表示される。図18には、クライアン
トにより専門家Aが選択された場合を例にとり、専門家
情報の検索結果が画面イメージで示されている。
【0075】この検索結果においては、専門家Aに関
し、プロフィールと、執筆歴・投稿歴と、評価を得意と
する分野と、アクセス回数と、信頼度とが表示される。
【0076】アクセス回数は、前記アクセス回数カウン
トプログラムに準じたプログラム(主記憶装置54に予
め記憶されている)がサーバ・コンピュータ50により
実行されることにより、投資家が専門家情報を閲覧すべ
く、投資家により上述の一覧表示(図17参照)におい
て各専門家が選択された回数が各専門家ごとにカウント
された値である。
【0077】信頼度は、専門家の評価に対する投資家に
よる評価を反映するものである。本実施形態において
は、投資家による評価の高さは専門家に対するアクセス
回数に応じて増加するとの仮定のもと、アクセス回数が
5段階で変化する数値により数量化される。
【0078】その後、図3におけるS43において、ク
ライアントにより「トップページへ戻る」という項目が
選択されたか否かが判定される。選択された場合には、
S1に戻るが、選択されなかった場合には、S40に戻
る。
【0079】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、S101とS102とが互いに共同して
前記(1)項における「第1作成工程」の一例を構成
し、S27とS31とS35とがそれぞれ、同項におけ
る「第1送信工程」の一例を構成しているのである。
【0080】さらに、本実施形態においては、S27と
S31とS35とS40とがそれぞれ前記(3)項にお
ける「第2送信工程」の一例を構成し、S42が前記
(4)項における「第3送信工程」の一例を構成し、S
27とS31とS35とS40とがそれぞれ前記(7)
項における「第4送信工程」の一例を構成し、S103
とS104とが互いに共同して前記(8)項における
「第2作成工程」の一例を構成し、S101ないしS1
05が互いに共同して前記(10)項における「第3作
成工程」の一例を構成しているのである。
【0081】さらに、本実施形態においては、S27と
S29とS31とS33とS35とS37とがそれぞれ
前記(15)項における「第1送信工程」の一例を構成
し、S17が同項における「第2送信工程」の一例を構
成しているのである。
【0082】さらに、本実施形態においては、S101
とS102とが互いに共同して前記(17)項における
「第1作成工程」の一例を構成し、S27とS31とS
35とがそれぞれ、同項における「第1送信工程」の一
例を構成しているのである。
【0083】さらに、本実施形態においては、図3に示
すメインプログラムと、図11に示す評価指数計算プロ
グラムとがそれぞれ、前記(18)項における「投資支
援プログラム」の一例を構成し、ストレージ53が前記
(19)項における「記録媒体」の一例を構成している
のである。
【0084】次に、本発明の第2実施形態に従う投資支
援方法を説明する。ただし、本実施形態は、第1実施形
態と共通する要素が多く、異なるのは、起業家が支援企
業としての支援販売店から外部支援情報としての販売ル
ート情報を入手可能となっている点に関する要素のみで
ある。したがって、第1実施形態と共通する要素につい
ては、同一の符号および名称を付して引用することによ
って詳細な説明を省略し、異なる要素についてのみ詳細
に説明する。
【0085】図19には、本実施形態におけるコンピュ
ータ・ネットワーク環境が概念的に示されている。この
コンピュータ・ネットワーク環境においては、複数の投
資家コンピュータ10、複数の起業家コンピュータ20
および複数の専門家コンピュータ30に加えて複数の支
援販売店コンピュータ80も、クライアント・コンピュ
ータとして、インターネット40に接続されている。
【0086】それら複数の支援販売店コンピュータ80
はそれぞれ支援販売店により使用される。支援販売店
は、起業家により経営される企業であって販売力が不足
しているもののその販売力を強化することを支援するた
めに、販売ルートに関する情報を起業家に提供すること
を意図している。
【0087】図20には、本実施形態におけるサーバ・
コンピュータ50のハードウエア構成が概念的に示され
ている。このサーバ・コンピュータ50は、第1実施形
態におけるサーバ・コンピュータ50に対して、さらに
販売ルート情報収集プログラムと販売ルート情報提供プ
ログラムとを主記憶装置54において予め記憶している
点と、さらに販売ルート情報を補助記憶装置56におい
て随時記憶する点とにおいては異なっているが、それら
以外の点においては共通している。
【0088】図21には、その販売ルート情報収集プロ
グラムの内容がフローチャートにより概念的に表されて
いる。このプログラムは、いずれかの支援販売店がサー
バ・コンピュータ50にアクセスすることに応答して、
実行を開始される。
【0089】この販売ルート情報収集プログラムにおい
ては、まず、S201において、支援販売店コンピュー
タ80からの販売ルート情報が受信される。次に、S2
02において、その受信された販売ルート情報が補助記
憶装置56に保存される。以上で、このプログラムの一
回の実行が終了する。
【0090】本実施形態においては、図4に示すトップ
ページにおいてクライアントとしての起業家が「起業家
の方へ」という項目を選択すると、図22に示すよう
に、起業家のためのページがクライアント・コンピュー
タの画面上に表示される。この起業家のためのページに
おいては、「登録画面」という項目と、「投資家情報」
という項目と、「ニューフェイス」という項目と、「ト
ップページへ戻る」という項目が第1実施形態における
と同様に表示されるのに加えて、「販売ルート情報」と
いう項目も表示される。
【0091】そして、起業家がその「販売ルート情報」
という項目を選択すると、前記販売ルート情報提供プロ
グラムがサーバ・コンピュータ50により実行される。
【0092】図23には、この販売ルート情報提供プロ
グラムの内容がフローチャートにより概念的に示されて
いる。この販売ルート情報提供プログラムにおいては、
まず、S301において、今回の起業家の業種を特定す
るために、複数の業種がクライアント・コンピュータの
画面上に一覧表示される。
【0093】次に、S302において、今回の起業家に
よりいずれかの業種が画面上で選択されるのが待たれ
る。選択されたならば、S303において、この投資ア
セスメント・サービスに登録している複数の支援販売店
のうち、その選択された業種に該当するものが、クライ
アント・コンピュータの画面上に一覧表示される。
【0094】続いて、S304において、今回の起業家
によりいずれかの支援販売店が画面上で選択されるのが
待たれる。選択されたならば、その選択された支援販売
店に関連付けて補助記憶装置56に保存されている販売
ルート情報が検索され、その検索された販売ルート情報
が、今回の起業家に適合する情報として、クライアント
・コンピュータの画面上に表示される。
【0095】その画面上には、それと一緒に、「再選
択」という項目と、「メール」という項目とが、起業家
により選択可能な項目として表示される。今回は、起業
家が「再選択」という項目を選択したと仮定すると、S
303に戻るが、「メール」という項目を選択したと仮
定すると、S307に移行する。このS307において
は、今回の起業家と、その起業家により選択された支援
販売店とがインターネット40上で電子メールにより、
直接に交渉が行われる。
【0096】その後、S308において、今回の起業家
により「トップページへ戻る」という項目が選択される
のが待たれる。選択された場合には、S1に戻るが、選
択されなかった場合には、S307に戻る。
【0097】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、図21に示す販売ルート情報収集プログ
ラムが前記(12)項における「収集工程」の一例を構
成し、図23に示す販売ルート情報提供プログラムが同
項における「送信工程」の一例を構成しているのであ
る。
【0098】以上、本発明のいくつかの実施形態を図面
に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前
記[課題を解決するための手段および発明の効果]の欄
に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種
々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に従う投資支援方法が実
施されるコンピュータ・ネットワーク環境を概念的に示
す系統図である。
【図2】図1におけるサーバ・コンピュータ50のハー
ドウエア構成を概念的に示すブロック図である。
【図3】図2におけるメインプログラムの内容を概念的
に表すフローチャートである。
【図4】図3におけるS1の実行により投資家コンピュ
ータ10と起業家コンピュータ20との各画面上に表示
されるトップページを画面イメージで示す図である。
【図5】図3におけるS3の実行により投資家コンピュ
ータ10と起業家コンピュータ20との各画面上に表示
される投資アセスメントのメニューのページを画面イメ
ージで示す図である。
【図6】図3におけるS5の実行により投資家コンピュ
ータ10の画面上に表示される投資家のためのページを
画面イメージで示す図である。
【図7】図3におけるS7の実行により投資家コンピュ
ータ10の画面上に表示される投資家情報の登録のため
のページを画面イメージで示す図である。
【図8】図3におけるS11の実行により起業家コンピ
ュータ20の画面上に表示される起業家のためのページ
を画面イメージで示す図である。
【図9】図3におけるS13の実行により起業家コンピ
ュータ20の画面上に表示される企業情報の登録のため
のページを画面イメージで示す図である。
【図10】図3におけるS22の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される名前とパスワードと
の入力を指示するためのページを画面イメージで示す図
である。
【図11】図2における評価指数計算プログラムの内容
を概念的に表すフローチャートである。
【図12】図11の評価指数計算プログラムにおけるS
102の内容を説明するための図である。
【図13】図3におけるS27の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に一覧表示される企業情報を画面
イメージで示す図である。
【図14】図3におけるS29の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される、企業情報の検索結
果を画面イメージで示す図である。
【図15】図3におけるS33の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される、企業情報の検索結
果を画面イメージで示す図である。
【図16】図3におけるS37の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される、企業情報の検索結
果を画面イメージで示す図である。
【図17】図3におけるS40の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される、専門家による評価
を画面イメージで示す図である。
【図18】図3におけるS42の実行により投資家コン
ピュータ10の画面上に表示される、専門家情報の検索
結果を画面イメージで示す図である。
【図19】本発明の第2実施形態に従う投資支援方法が
実施されるコンピュータ・ネットワーク環境を概念的に
示す系統図である。
【図20】図19におけるサーバ・コンピュータ50の
ハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。
【図21】図20における販売ルート情報収集プログラ
ムの内容を概念的に表すフローチャートである。
【図22】図20のサーバ・コンピュータ50により起
業家コンピュータ20の画面上に表示される起業家のた
めのページを画面イメージで示す図である。
【図23】図20における販売ルート情報提供プログラ
ムの内容を概念的に表すフローチャートである。
【符号の説明】
10 投資家コンピュータ 20 起業家コンピュータ 30 専門家コンピュータ 40 インターネット 50 サーバ・コンピュータ 53 ストレージ 80 支援販売店コンピュータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数人の投資家によりそれぞれ使用され
    る複数の投資家コンピュータと、複数人の起業家により
    それぞれ使用される複数の起業家コンピュータとに通信
    ネットワークを介して接続されたサーバ・コンピュータ
    を制御し、それにより、投資家による起業家への投資を
    支援する方法であって、 各起業家により経営される各企業に関する企業情報であ
    って各起業家により各起業家コンピュータに入力された
    ものに基づき、かつ、前記サーバ・コンピュータにおい
    て予め定められた評価規則に従い、各企業への投資に関
    する評価である一般的投資評価に関する一般的投資評価
    情報を作成する第1作成工程と、 その作成された一般的投資評価情報をそのままかまたは
    予め定められた規則に従って加工して各投資家コンピュ
    ータに送信する第1送信工程とを含む投資支援用サーバ
    ・コンピュータ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記企業情報が、前記企業の資本力と、
    経営力と、開発力と、生産力と、販売力と、宣伝力との
    うちの少なくとも2つの項目に関して数量化された複数
    の数値により表現されるものであり、 前記評価規則が、それら複数の数値を予め定められた数
    式に代入することによって一般的投資評価点を算出する
    ものであり、 前記一般的投資評価が、その算出された一般的投資評価
    点により数量化されて表現されるものである請求項1に
    記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバ・コンピュータに前記通信ネ
    ットワークを介して、専門家により使用される専門家コ
    ンピュータが接続されており、 当該方法が、さらに、 各起業家により経営される各企業への投資に関する前記
    専門家による評価である専門的投資評価に関する専門的
    投資評価情報であって前記専門家により前記専門家コン
    ピュータに入力されたものをそのままかまたは予め定め
    られた規則に従って加工して各投資家コンピュータに送
    信する第2送信工程を含む請求項1または2に記載の投
    資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記専門的投資評価情報を作成
    したかまたは作成する予定の専門家に関する専門家情報
    を各投資家コンピュータに送信する第3送信工程を含む
    請求項3に記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記専門家コンピュータが、複数人の専
    門家によりそれぞれ使用される複数の専門家コンピュー
    タとして、前記通信ネットワークを介して前記サーバ・
    コンピュータに接続されており、 同じ各企業に関する前記専門的投資評価が、それら複数
    人の専門家によりそれぞれ行われるものであり、 前記第2送信工程が、同じ各企業に関する前記複数人の
    専門家による複数の専門的投資評価に関する専門的投資
    評価情報をそのままかまたは予め定められた規則に従っ
    て加工して各投資家コンピュータに送信する第4送信工
    程を含む請求項3または4に記載の投資支援用サーバ・
    コンピュータ制御方法。
  6. 【請求項6】 さらに、同じ各企業に関する前記複数の
    専門的投資評価情報を総合して1つの総合専門的投資評
    価情報を作成する第2作成工程を含み、かつ、前記第4
    送信工程が、その作成された総合専門的投資評価情報を
    そのままかまたは予め定められた規則に従って加工して
    各投資家コンピュータに送信する工程を含む請求項5に
    記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記サーバ・コンピュータに前記通信ネ
    ットワークを介して、専門家により使用される専門家コ
    ンピュータが接続されており、 当該方法が、さらに、前記企業情報であって各起業家に
    より各起業家コンピュータに入力されたものに基づき、
    かつ、前記サーバ・コンピュータにおいて予め定められ
    た評価規則に従い、各企業への投資に関する評価である
    一般的投資評価に関する一般的投資評価情報を作成する
    とともに、その作成された一般的投資評価情報と、各企
    業への投資に関する前記専門家による評価である専門的
    投資評価に関する専門的投資評価情報であって前記専門
    家により前記専門家コンピュータに入力されたものとを
    各企業ごとに総合して1つの総合投資評価情報を作成す
    る第3作成工程を含み、かつ、前記第1送信工程が、そ
    の作成された総合投資評価情報をそのままかまたは予め
    定められた規則に従って加工して各投資家コンピュータ
    に送信する工程を含む請求項1ないし6のいずれかに記
    載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記一般的投資評価情報が、それを数量
    化した一般的投資評価点により表現されるものであり、 前記専門的投資評価情報が、それを数量化した専門的投
    資評価点により表現されるものであり、 前記総合投資評価情報が、それら一般的投資評価点と専
    門的投資評価点とをそれぞれ、各評価点ごとに設定され
    た重みを加味して加算することにより、その結果を数量
    化した評価指数により表現されるものである請求項7に
    記載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  9. 【請求項9】 複数人の投資家によりそれぞれ使用され
    る複数の投資家コンピュータと、複数人の起業家により
    それぞれ使用される複数の起業家コンピュータとに通信
    ネットワークを介して接続されたサーバ・コンピュータ
    を制御し、それにより、投資家による起業家への投資を
    支援する方法であって、 各起業家が企業を経営するために生産力と販売力との少
    なくとも一方である企業要素が不足する場合に、その不
    足する企業要素をその企業外において補うことを支援す
    るための外部支援情報を収集する収集工程と、 その収集された外部支援情報をそのままかまたは予め定
    められた規則に従って加工して各起業家コンピュータに
    送信する送信工程とを含む投資支援用サーバ・コンピュ
    ータ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記サーバ・コンピュータに前記通信
    ネットワークを介して、他の企業を生産力と販売力との
    少なくとも一方に関して支援可能である支援企業により
    使用される支援企業コンピュータが接続されており、 前記収集工程が、前記外部支援情報を前記支援企業から
    前記支援企業コンピュータを介して受信することによ
    り、外部支援情報を収集する工程を含む請求項9に記載
    の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  11. 【請求項11】 いずれかの起業家により経営される企
    業が、製品を生産して販売することを事業内容とするも
    のであり、 前記外部支援情報が、その企業により生産された製品を
    販売する販売ルートに関する情報を含む請求項10に記
    載の投資支援用サーバ・コンピュータ制御方法。
  12. 【請求項12】 複数人の投資家によりそれぞれ使用さ
    れる複数の投資家コンピュータと、複数人の起業家によ
    りそれぞれ使用される複数の起業家コンピュータとが通
    信ネットワークを介して互いに接続されて構成されたコ
    ンピュータ・ネットワーク環境において投資家による起
    業家への投資を支援する方法であって、 各起業家により経営される各企業に関する企業情報であ
    って各起業家により各起業家コンピュータに入力された
    ものに基づき、かつ、予め定められた評価規則に従い、
    各企業への投資に関する評価である一般的投資評価に関
    する一般的投資評価情報を作成する第1作成工程と、 その作成された一般的投資評価情報をそのままかまたは
    予め定められた規則に従って加工して各投資家コンピュ
    ータに送信する第1送信工程とを含む投資支援方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の方法を実施するためにコンピュータにより実行される
    投資支援プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の投資支援プログラ
    ムをコンピュータ読取り可能に記録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121880A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 株式会社日本総合研究所 森林復興育成支援システム及びその支援方法
JP2016509721A (ja) * 2013-01-28 2016-03-31 オープントレード カンパニー,リミテッド オープンプラットフォームを用いたファンディング運営及び事後管理システムとその方法
WO2023121249A1 (ko) * 2021-12-20 2023-06-29 김주원 블록체인을 이용한 미디어콘텐츠 제작 시스템

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