JP2002247927A - ケナガチビコハナバチを用いた作物の採種方法 - Google Patents

ケナガチビコハナバチを用いた作物の採種方法

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ケナガチビコハナバチを利用することを
特徴とするキク科タンポポ亜科に属する作物の採種方
法。 【効果】 セイヨウミツバチを使わなくてもレタス以外
のキク科タンポポ亜科作物の交配・採種を行うことが可
能になる。また、有効な送粉昆虫が存在しなかったレタ
スにおいては、F1品種の経済的採種を行うことまでも
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケナガチビコハナ
バチLasioglossum villosulumを用いた作物の採種方法
に関し、ケナガチビコハナバチをキク科タンポポ亜科作
物の交配に利用することによって採種量を向上させると
いう方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キク科タンポポ亜科の作物のうち経済的
に重要なものとしてチコリ、エンダイブ、レタスの3種
類の野菜が挙げられる。キク科タンポポ亜科にはこれら
以外にもキクゴボウ、バラモンジンなどの野菜類やカタ
ナンケ(ルリニガナ)、モモイロタンポポなどの花卉類
が含まれる。これらの作物の多くは自家不和合性を示
し、交配・採種するためには何らかの花粉媒介手段が必
要となる。一方、自家和合性を示すレタスでは基本的に
花粉媒介手段は必要とされない。しかし、レタスでも雄
性不稔性を利用したF1採種を想定した場合には花粉媒
介手段が不可欠となる。
【0003】これらの作物の花粉媒介手段としては、手
交配又は送粉昆虫の利用が考えられる。交配・採種コス
トを考慮すると送粉昆虫の利用が好ましく、実際にチコ
リ、エンダイブなどでは送粉昆虫としてセイヨウミツバ
チApis melliferaが利用されている。キク科タンポポ亜
科作物では多数の訪花昆虫が記録されているが、交配・
採種するためにセイヨウミツバチ以外の送粉昆虫を積極
的に導入・利用したという報告は見つからない。更に、
現在までに主要な野菜類の大半ではF1品種化が進んで
いるが、レタスの場合、有効な送粉昆虫が開発されてい
ないことが原因で、未だにF1品種化が遅れている。
【0004】ケナガチビコハナバチはユーラシア大陸に
広く分布する体長約6mmの小型の野生ハナバチであ
る。日本ではその東アジア産亜種となるLasioglossum v
illosulum trichopseが北海道から南西諸島にまで分布
することが確認されている。しかし、生息数が比較的少
ない小型のハナバチであり、その詳細な生態は最近まで
未知であった。最近になってようやくキク科タンポポ亜
科植物の狭食性ハナバチとしての訪花性を示す報告があ
り(郷原匡史・土屋由紀・堀越英夫、東北昆虫No.3
4、14頁(1996))、他の多くの本邦産ハナバチ
類とは顕著に異なる訪花日周性を有することが明らかに
された(郷原匡史・前田泰生、日本昆虫学会第60回大
会講演要旨51頁(2000))。これらの報告で明ら
かなようにケナガチビコハナバチは、その特異的な訪花
習性が原因で自然状態での捕獲さえ稀な部類に入るハナ
バチである。上述の理由で、ケナガチビコハナバチを送
粉昆虫として利用することは、全く考慮されていなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】送粉昆虫をタンポポ亜
科作物の交配・採種に利用する場合に限って起こる特有
の問題点として植物(開花習性)側では次のことが挙げ
られる。タンポポ亜科植物が午前中早い時間帯に開花
し、数時間後には閉花する開花習性をもつため、送粉可
能な時間が短く限定されている。タンポポ亜科植物は
曇天や小雨のような天候の日にも開花しやすい。このよ
うな日には柱頭の伸長が不十分で、花粉放出量も減少す
る。特に、1日花をつけるタイプのチコリ、エンダイ
ブ、レタスなどではこのような悪天候日に開花した場合
には受粉率が激減する。
【0006】上述の植物側の問題点と対応した送粉昆虫
側の問題点として、次のことが挙げられる。送粉昆虫
の多くは日中に長時間にわたって採餌活動を行うタイプ
の訪花日周性をもち、午前中の短時間だけに集中して採
餌活動させることは困難である。ほとんどの送粉昆虫
では、曇天や小雨のような天候の日には採餌活動量が激
減する。これらの理由からタンポポ亜科作物の交配・採
種では、他の他家受粉性作物で送粉昆虫を利用した場合
と比べて、送粉効果が劣りやすい。
【0007】レタスの雄性不稔性を利用したF1採種を
想定した場合には次のような問題点も挙げられる。花
冠サイズが小さすぎるため、中型の送粉昆虫では花上に
止まることができたとしても正常な採餌活動を行えない
こと。雄性不稔株に対する訪花頻度が低いため、F1
採種量が少なくなること。については、セイヨウミツ
バチでは体長約13mmであるのに対してレタス(タマ
チシャ)の花冠サイズは約11mmと小さいため、セイ
ヨウミツバチはレタスを餌資源植物としてほとんど認識
しない。については雄性不稔性利用F1採種を行って
いる作物の多くで認められている現象で、これは社会性
昆虫であるセイヨウミツバチの採餌分業システム(採餌
蜂が採蜜バチ・採花粉バチに分けられること)とも関係
している。
【0008】キク科タンポポ亜科作物で使われる唯一の
送粉昆虫であるセイヨウミツバチには送粉昆虫としての
一般的問題点として次のことが挙げられる。採餌行動
が自家受粉や同系交配を助長すること(特に異系交配を
必要とする場合に問題となる)。環境条件や送粉対象
作物の種類によって訪花しない場合があること。飛翔
能力が高いため、開放系では雑交防止作業の労力が多大
となる場合があること。巣群によって送粉効果のばら
つきがあること。刺害や糞害を引き起こすこと。
【0009】キク科タンポポ亜科作物を効率的に交配・
採種するためには、前記の、の問題点に対応できる
送粉昆虫を探索・育成する必要がある。またレタスの雄
性不稔性を利用したF1採種を可能にするためには、前
記の、の問題点にも対応していることが必要であ
る。更にセイヨウミツバチ利用時にみられる〜の問
題点についても、解消できる、あるいは軽減できること
が好ましい。しかし、これまでに実用化されてきた送粉
昆虫のなかには、これらの条件を兼ね備えたものは皆無
であった。従って本発明の目的は、これまでに実用化さ
れている送粉昆虫とは訪花特性を異にする新たな送粉昆
虫を探索・育成し、キク科タンポポ亜科作物の効率的な
交配・採種を可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために、従来から利用されている送粉昆虫
の利用技術を改良するのではなく、課題を解決できそう
な新たな送粉昆虫の探索を行った。このときミツバチ類
のような社会性ハナバチではなく単独性ハナバチを探索
対象とすることによって、前記の問題点とセイヨウミ
ツバチ利用時にみられる前記〜の問題点に対処しよ
うとした。更に、タンポポ亜科作物の交配・採種に限っ
て起こる特有の問題点、を解消するために、タンポ
ポ亜科に対して狭食性を示すハナバチ類が存在すること
に着目し、探索対象を絞り込んだ。それと同時にレタス
の雄性不稔性を利用したF1採種も可能にするために、
レタスの花冠サイズより体長が小さいことを最も重要な
探索条件とした。また、送粉昆虫として実用化するため
には飼育・増殖が容易でなければならない。この点も考
慮して、探索・収集した送粉昆虫の飼育・増殖試験と放
飼・採種試験を繰り返し行い、タンポポ亜科作物におけ
る送粉能力を評価してきた。そして8年間の長期にわた
って、探索・選抜を重ねてきた結果、本発明を完成する
に至った。
【0011】即ち、本発明は、ケナガチビコハナバチを
利用することを特徴とするキク科タンポポ亜科に属する
作物の採種方法である。本発明の対象は、キク科タンポ
ポ亜科に属し、交配・採種が行われる作物であり、例え
ば、野菜類としては、チコリ、エンダイブ、レタス、キ
クゴボウ、バラモンジンなどが挙げられ、花卉類として
は、カタナンケ(ルリニガナ)、モモイロタンポポなど
が挙げられる。
【0012】本発明において、「ケナガチビコハナバ
チ」とは日本に分布する東アジア産亜種Lasioglossum v
illosulum trichopseだけでなく、ユーラシア大陸に広
く分布するLasioglossum villosulum全体を指す。villo
sulumという種のなかには訪花性に若干の変異がみられ
るものの、キク科タンポポ亜科に対して非常に強い選好
性を示すことがvillosulum種群としての基本的性質であ
る。したがって、タンポポ亜科作物の交配・採種に利用
する時に亜種、地域個体群が違ったとしても同等の効果
が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態の好まし
い一例を示す。ケナガチビコハナバチの生息環境におい
て交配・採種対象となるキク科タンポポ亜科作物を栽培
する、あるいは交配・採種対象となるキク科タンポポ亜
科作物を栽培している場所にケナガチビコハナバチを導
入する。このとき、高い送粉効果を得るためにはタンポ
ポ亜科作物の株数、又はケナガチビコハナバチの個体数
を交配時期、作物の種類、採種方法、生育状況、栽培環
境(又は周辺環境)によって任意に調整する。例えば、
以下のような場合には対象作物の株数を減らしたり、ケ
ナガチビコハナバチの個体数を増やして放飼密度を高く
調節する必要がある。即ち、交配時期の天候が悪い場
合、レタスのように対象作物の花冠サイズが小型の場
合、雄性不稔性を利用した採種ではない場合、対象作物
の生育が旺盛な場合、栽培環境に対象作物以外のタンポ
ポ亜科植物が多く生育している場合などである。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。実施例としてキク科タンポポ亜科作物のなかで
最も送粉昆虫の利用が困難とされるレタス(タマチシ
ャ)を対象とした例を示す。しかし、本発明の範囲はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
【0015】(実施例1)ケナガチビコハナバチを飼養
している網室(ハチ放飼区:A)と訪花昆虫が存在しな
い網室(無放飼区:C)にそれぞれレタスの可稔系統株
を導入した。試験期間中のハチが訪花活動を行った日に
開花した頭花について全小花数と稔実種子数を調査し、
稔実(小花)率を求めた。結果を図1に示した。
【0016】試験に用いたレタスはポット栽培した小株
で、さらに試験を行った時期の天候不良も影響して採種
量は通常よりかなり少なくなった。それでも図1に示し
たように、ケナガチビコハナバチが送粉活動を行うこと
で採種量が少なくなる条件であっても稔実率(採種量)
が約3倍向上していた。ただし、レタスは本来、自動自
家受粉を行うタイプの植物であり、固定品種の採種を行
う場合は送粉昆虫を必要としない。この試験の結果は、
たとえ固定品種の場合であっても、ケナガチビコハナバ
チを利用することによって採種量が向上することを示し
ている。
【0017】(実施例2)レタスの雄性不稔株と可稔株
を栽培している2つの網室にそれぞれケナガチビコハナ
バチとセイヨウミツバチを導入し、F1採種試験を行っ
た。ケナガチビコハナバチの場合、雌成虫を10頭導入
し、網室内に定着した5頭のうち3頭が採餌活動を行っ
た。導入から試験開始までの28日間のうちに採餌バチ
数は1頭に減少したが、試験開始後13日間採餌活動を
行った。セイヨウミツバチの場合、女王が存在し、働き
バチ数4200頭の巣箱を導入し、18日間試験を行っ
た。試験の結果を表1に示した。
【0018】
【表1】
【0019】交配試験期間中、レタスへの訪花はケナガ
チビコハナバチでは確認できた。しかし、セイヨウミツ
バチではほとんど確認できなかった。ケナガチビコハナ
バチでは可稔株だけでなく雄性不稔株への訪花も確認で
きた。実際に表1に示したように、ケナガチビコハナバ
チを放飼した網室ではF1種子が採れたが、セイヨウミ
ツバチを放飼した網室ではF1種子はまったく採れなか
った。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、セイヨウミツバチを使
わなくてもレタス以外のキク科タンポポ亜科作物の交配
・採種を行うことが可能になる。そして、セイヨウミツ
バチ利用時にみられた各種の問題点を解消もしくは軽減
できる。また、有効な送粉昆虫が存在しなかったレタス
においては、F1品種の経済的採種を行うことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レタスの可稔株においてケナガチビコハナバチ
が訪花することによって稔実率が高くなったこと、即ち
採種量が向上したことを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 由紀 群馬県佐波郡赤堀町市場1211 カネコ種苗 株式会社くにさだ育種農場内 (72)発明者 郷右近 勝夫 宮城県宮城郡利府町しらかし台5−9−18 Fターム(参考) 2B030 AA02 AB03 AD20 CA01 CA28 HA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケナガチビコハナバチを利用することを
    特徴とするキク科タンポポ亜科に属する作物の採種方
    法。
  2. 【請求項2】 キク科タンポポ亜科に属する作物が野菜
    類及び花卉類からなる群から選ばれる少なくとも1種で
    ある請求項1記載の採種方法。
  3. 【請求項3】 キク科タンポポ亜科に属する作物がチコ
    リ、エンダイブ、レタス、キクゴボウ、バラモンジン、
    カタナンケ(ルリニガナ)及びモモイロタンポポからな
    る群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の
    採種方法。
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